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僕と姉妹と幽霊(カノジョ)の再会(コンタクト)

あらすじ

無意識に幽霊を引き寄せる桃果の能力のせいで、
再び生霊として目覚めた紫音。

紫音は桃果を「よりしろ」にしてしまったため、二人は四六時中行動を共にすることになり、
紫音・桃果・クロの間に微妙な空気の三角関係が構築される。

そんな最中、桃果が部長を務めるオカルト研究部に訪問者が。

高津浅葱と名乗ったその少女は

「兄の幽霊を成仏させたい」

と相談を持ちかけてきて・・・。

第2回『このライトノベルがすごい!』大賞・優秀賞受賞作第3弾。

感想

僕と姉妹と・・・シリーズの3巻
なんていうか・・・シリーズ名をどうしたらいいかわからん・・・
2巻は僕と彼女だったし・・

表紙は主人公・クロの姉である緋色
何気にどのヒロインよりも実はヒロインっぽい主人公の実姉

いや、マジで・・・この娘でよくね!?血の繋がりがなきゃ・・・

って感じなんですけどね・・・

さて今回は彼女が表紙なので彼女中心の話・・・かと思ったら・・・

メインヒロイン、復活キタ━━━━(゜∀゜)━━━━

という事で紫音が復活します・・・

ただし生霊で・・・

またか!?って感じですけど・・・原因は前回登場のヒロインである桃果
幽霊『声』を届ける事ができる彼女が想い人であるクロの想い人である紫音
目覚めさせたいと定期的にお見舞いに行き話しかけていた結果
その『声』で眠り続けていた彼女の魂といえる部分がゆり起こされ
生霊として再び目覚め、そして桃果をよりしろとして定着してしまったという・・・
なんとも微妙な状況に・・・なにせ恋敵同士ですからね・・・

最初は桃果幽霊が自分についてきている・・・と気配しか感じられず
紫音だとは気づかなかったけどクロの姉でオカルト研の顧問でもある藍子から
それを知らされて驚愕・・・さらに紫音の存在が薄れ始めていると聞いて
それを解決できるであろうと藍子に言われてクロを探しに行き
彼の『接触』の力で霊力を送ってもらい紫音を回復・・・という結果に

ちなみに・・・クロ紫音との再会を喜ぶ暇もなく
霊力を消耗して気絶する事に・・・
異性と触れると霊力が自動で相手に流れちゃうって・・・不便だよね・・・
ってか再会が!?再会が感動的とかそういうレベルじゃなかった!?
それでいいのかクロ&紫音

さてこの状況で幽霊が見えて紫音とコミュニケーションがとれるようになった桃果
呼び覚ました事を謝ったり、それに対して紫音が感謝してると返したり・・・
そしてお互い相手の気持ちを知ってるがゆえに色々と思うところはあるんだけど
なんだかんだと・・・仲良くなっていくんですよね・・・
クロ紫音が好きで・・・紫音クロが好き
その前提がわかっていながらなおクロが好きである桃果
生身の体でクロと触れ合える・・・しかも今回の場合は紫音のために
定期的に『接触』しなきゃいけない大義名分まであって気になる紫音
って感じで・・・お互いの想いは揺らぎはしないんですけどね・・・
互いに・・・問題点がある感じがなんともせつない・・・

だからこそこの2人の仲がいいのは・・・ある意味で救いかな?
クロに至っては桃果の気持ちに気づいていないし、
『接触』のせいで気絶したり・・・今回の話の中心・・・
1年の浅葱が自分に憑いている兄の蘇芳を成仏させて欲しいという
以来もあってなかなか紫音との時間を作れないといった感じで・・・
甲斐性なしでした・・・いやまぁ・・・仕方ないっちゃ仕方ないんだけどね・・・

さて・・・本題である事件のほう・・・
浅葱蘇芳・・・兄と妹の物語

うわぁ・・・これまたせつないな・・・

そして・・・

そう・・・来たか・・・騙された・・・

って感じですね・・・

蘇芳紫音と同じ病気で同じ病院
それゆえに顔見知りで蘇芳は結構彼女をからかって遊んでいたみたい。
だけど今彼は幽霊・・・つまり死んでしまったって事・・・

紫音からしたら・・・複雑ですよね・・・自分は一応生きてるわけで・・・

そんな蘇芳が現世に留まっている心残りを解消させて成仏させようと
クロ紫音桃果は頑張る事になり、超絶シスコンである蘇芳の願いが
妹である浅葱と遊園地でデート・・・と言うことでみんなで遊園地に行く事に。

クロ・(紫音)・桃果・浅葱・(蘇芳)

メンバーはこうなるんですが・・・()内は一般人には見えない
つまり普通の人から見ると

クロ・桃果・浅葱

リア充、爆発しろ・・・そう言われてもおかしくない状況です・・・
そういえばクロってモテて告白とか受ける人間だったなそういえば・・・爆発しろ

まぁこのデートにはクロを心配した結城三姉妹+オマケが付いてきたんですけどね・・・
ちなみにオマケは1巻の件で未だに良いように結城姉妹に使われる教師の松本

それは置いておいて・・・っていうかさ・・・行動が完全に・・・

それストーカーだよ緋色姉さん・・・

あいかわらずのブラコンっぷりです・・いや、姉妹3人ともそうですけど
緋色は何気に群を抜いてますからね・・・しかも前回の話で
クロに弱みをみせちゃったあげく大切に思われえいるって知ってテンション上がったりと
思いっきりデレを見せてましたけどね・・・

そんな前で妹に愛を囁く実の兄の幽霊という・・・
なんとも精神的負荷になるものを見せられる事になったんですけどね・・・

ただ・・・この作品は1巻・2巻もそうでしたけど・・・
決してほのぼのとした雰囲気は続かない・・・

途中『接触』によって気絶したクロを連れて藍子緋色は帰宅
が残って残りのメンバーと一緒に遊ぶ事になり
蘇芳は最後に観覧車を望み・・・そしてが樹をきかせて
蘇芳『憑依』させたあたりから・・・一気に展開は暗い方向に・・・

蘇芳の目的は・・・浅葱を殺す事・・・

彼の目的は浅葱と一緒に死ぬ事で、そのために・・・
の体を借りて浅葱の首を絞めるという凶行に・・・

蘇芳の態度に怪しさを感じた紫音が一瞬だけ現世に干渉できる力で
を殴り飛ばしてやめさせたんだけど・・・
にとっては自分の体で人の首を・・・って事でかなりのショックを受ける事に

どうやらずっと病気で苦しくて・・・生きてこれたのは妹のおかげ
だから死ぬときも・・・って感じなんですけどね・・・

この一件で緋色は激怒・・・クロ『接触』を使わせて浅葱から蘇芳を引き離し
彼の執念を増大させて怨霊にし・・・そして緋色の力で『退魔』するという・・・
かなり強引でぶっちゃけオイオイって手を使う事に・・・

いや!?強引すぎだよね!?


クロも自分の力が幽霊を無理やり消滅させたりするのに利用できると気づいていたけど
だからこそ使いたくなかったみたい。
だけど緋色は怒っていて、そして幽霊のために生きている人間が死んでは駄目だと言われ
クロは迷いながら・・・その計画に手を貸すことにして・・・
蘇芳浅葱から引き離す事に。

でも真実は・・・逆・・・・

正直読んでいて間章の話で蘇芳の死の直前の話があったんだけど
蘇芳浅葱を・・・って感じにミスリードされていましたね・・・
後から考えるとどっちの主観かわからないようになってました・・・
真実は逆・・・

浅葱が蘇芳と一緒に死のうとした

これが真実・・・
浅葱蘇芳が大好きで・・・だから死ぬ時は一緒にと・・・
そうすれば大好きな蘇芳の妹であるという関係からも抜け出せる・・・
それほどまでに兄を愛してしまっていたから・・・

そして蘇芳はそんな浅葱の意を一度は汲んだけど・・・結局は彼女を助け
死んでしまった・・・病気が原因ではなく・・・
そして幽霊になり浅葱に自分の後を追わせないようにと
自分に未練があって幽霊になり彼女の傍にいると知らせる事で
浅葱が死んで幽霊である蘇芳を置き去りにしないように・・・と考えさせる事で
彼女の自殺を食い止めようとしていた

だからこそ彼は成仏を望んでおらず、でも浅葱が殺して欲しがっていたから・・・
彼女のために遊園地では彼女の首を絞めた・・・
紫音が自分を止めてくれる事を信じて・・・

これは・・・キツイわー・・・

これらの事情を桃果紫音はもう1人の知り合い・・・
紫音蘇芳と同じ病気で・・・より重い症状で一度も病院から出た事がないという
から蘇芳が死んだ顛末を知った事で気づき急いだけど・・・
その時にはクロ蘇芳を引き離しており、怨霊になった蘇芳が来るであろう
浅葱の所にいた緋色は彼女を安心させるためにすでに蘇芳は成仏したと
伝えてしまい・・・浅葱は安心して・・・遮断機の下りた線路へ身を投げる・・・

ってかもうここまでくると凄いね・・・

浅葱『憑依』蘇芳の気持ちに気づいていたが人の首を絞めてしまった
ショックから回復して駆けつけてくれたおかげで無事救う事ができ
浅葱自身も桃果『声』紫音が言葉を乗せて話すという合体技で
自分の気持ちを・・・『生きたい』と『死にたくない』と
そして蘇芳の想いを浅葱に伝えて説得し・・・蘇芳の元へ・・・

蘇芳は自分が怨霊になればたとえ『退魔』されれば
成仏せずに怨霊の塊として永遠に救われない状態になれば
浅葱が後を追う事もないと思っていて彼にとっては好都合だったみたい。

クロは真相はわからなかったけど自分達の行動が間違っていたと気づき
途中からは怨霊になった彼を必死で食い止めていた模様

そしてそこに緋色が来て蘇芳『退魔』しようとするんだけど・・・
自分の選択や考えが間違っていた事もあって迷い悲しんでいたけど
クロはそんな緋色の様子に・・・泣いている事に気づいて彼女を止め・・・

ちょっとマテ・・・お前ら何してる・・・

クロにとって緋色の弱い面を見れるのは嬉しい、強がらなくていい
緋色、強がってないとクロがいないと立っていられず、弱くなり駄目になる
クロにとって緋色が泣くくらいなら無理するほうがいい
クロ緋色にも誰にも辛い思いをしてもらいたくない
クロ緋色が立てないならずっと一緒にいるし、甘えられないなら甘やかしてやる

緋色・・・フリーズしました・・・

あまりにもクロのセリフがクリティカルヒットだったらしく
この娘・・・蘇芳の一件が解決するまで動かなくなってましたからね・・・
いやまぁ・・・好きな人にあんな殺し文句言われたらねぇ・・・

しかも目の前でマジ愛し合っちゃって後追いまでしちゃうような兄妹を見て
弟大好きな緋色さん・・・いっぱいいっぱいだったんでしょうね・・・

ここでクロ蘇芳を止めるために霊力全開で『接触』を使い
怨霊となった彼を殴ることで止めたんですが、
クロが殴るごとに彼に纏わり憑いてた怨念が消えていき・・・
さらにクロの霊力が注がれ目視できるように・・・

最終的に現場に到着した浅葱を殺す・・・と人の姿に戻っても言っていたけど
それはやっぱり演技で・・・浅葱が1人でも大丈夫だからと
精一杯生きるからと伝えられ無事成仏・・・
それでも心配だった浅葱のことは紫音に託して・・・

よかったわー・・・マジよかったわー・・・

このまま怨霊として・・・とかだったら辛すぎて
凹んでたよ・・・うん・・・

ただこの時点で浅葱にも霊力を分けていたクロはダウン
気づいたら・・・桃果のひざまくら・・・

爆発すればいいのに・・・コイツ・・・

まぁ紫音が薦めて・・・紫音の為の『接触』による霊力の増強という
理由もあったんですが・・・桃果は無茶をしたクロをとても心配して
涙をポロポロ流すほど・・・さらに霊力も吸われて再び気を失うクロだけど
桃果の姿にようやく・・・緋色から釘を刺されていた事の意味を・・・
『気が付かないまま傷つける事は許さない』ってセリフの意味を理解し
桃果の想いに気づく事に・・・これ・・・どうなるんだろうな・・・

クロ本人は紫音への想いは変わらない・・・だけど会えなくて・・・
それがいつまで続くのか・・・と悩んでいたのに
さらに桃果の想いまで知ってしまった・・・

いつ紫音が目覚めるかわからない現状で・・・色々と大変そう

エピローグでは引き続き浅葱はオカルト研で部員としてやっていくらしく
正直・・・蘇芳の件さえなければかなり真っ当な子なので
頼りない部長である桃果よりは部を引っ張っていけそう。

桃果桃果で連日の『接触』で霊力が底上げされたのか
紫音は消えることなく、彼女の霊視もそのままって状況みたい。
定期的にクロ『接触』するとこうなるんだろうか・・・
それとも一定期間なのかはまだ謎だけどね・・・

ラストは蘇芳浅葱を見て自分も少しは素直に・・・と思ったのか
紫音にはっきりとクロとの仲を邪魔すると宣言
いや・・・それ姉として?それとも・・・

そしてようやく最後の最後・・・蘇芳との戦いで入院していたクロ紫音
2人きりの時間が作れお互いに想いを・・・再会できて嬉しいという気持ちを伝えて
紫音を生き返らせるという1巻でした約束を再び口にして今回は終わり・・・
こういう最後に希望が残るっていうのも・・・
この作品ですね・・・

次は・・・どうなるのかな?
緋色が本格的に動き出しそうな気がするけど・・・実姉だしなぁ・・・
藍子の話とかも見てみたいし・・・どうなるんだろうか・・・気になります。

最後に一文。

クロのセリフ

彼が最後に・・・ようやく口にした本心
彼は涙を流すくらい・・・こう思っていた・・・
ただ状況が状況だけに事件が解決してようやく・・・伝えられた
って事でこのセリフ

「俺は、紫音にもう一度会えた事が本当に嬉しいんだ」

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僕と姉妹と幽霊(カノジョ)の再会(コンタクト) (このライトノベルがすごい! 文庫)僕と姉妹と幽霊の再会
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僕と彼女と幽霊(カノジョ)の秘密(メモリー)

あらすじ

二年前、目の前で発生した交通事故で、親友・瑠璃失った小谷桃果。

それ以来桃果は、幽霊となった親友が常にそばにいて、
自分を守ってくれている気配を感じるようになった。

存在は感じるのに、目には見えない親友。
彼女にもう一度会いたい、言葉を交わしたい。

そんな想いを抱きながら高等部へ進学した桃果は、
幽霊を見ることができる男子生徒・結城クロと出会う・・・・・・。

第2回『このライトノベルがすごい!』大賞・優秀賞受賞作第2弾!

感想

このライトノベルがすごい!文庫での2個目の感想
っていうか前回感想書いた作品の続編なんだけどね・・・

今回もまた・・・せつないな・・・

今回の話は前回とは違って主人公がクロの後輩・・・
新一年生として入学してきた桃果

彼女は中学時代に緋色が可愛がっていた後輩の一人であり
結城家の人間ほどではないけど霊能力を持った少女

まぁ霊視はできないんですけどね・・・彼女の場合は気配を感じる事と
『声』を届ける事ができるだけ。

ただしこの『声』に関しては眠っている幽霊を呼び覚ましたりするくらい
特別なものな様子・・・まぁ見えないから無自覚に危ない霊も呼び寄せてしまう体質でもある。

そんな彼女の視点が主となり、彼女を大切な後輩だと思っている緋色の話でもあった今回

桃果緋色が卒業後に親友を交通事故で失い、彼女を復活させるために
オカルト趣味に没頭するようになっており、高校でもオカルト部を自分で作ろうと決意
そこで自分ともう一人を・・・事故の後に呼びかけ続け、それ以来ずっと一緒にいてくれている幽霊
ルリを見たクロと出会い物語は進んでいく感じ

ルリの願いが自分が笑う事だと知っているから頑なまでに笑顔を見せず
ただただルリを生き返らせることにのみ執念を燃やす桃果の姿はかなり悲しい感じで

幽霊がはっきり見える結城家の人間への羨望や妬み・・・
そして結城家の人間の優しさや、クロに対して生まれた恋慕の情によって
自分が笑いそうになっていた事に気づいた時は吐き気を感じてしまうなど
本当に頑なまでに・・・ルリを成仏させまいと・・・生き返らせようと思っているみたいで
読んでいてかなり切なかったです。

隣の芝は青いというか・・・自分が渇望する力を・・・ルリを見る力を持っていて
優しい家族がいて・・・そしてクロには想い人である紫音がいる。
なのにクロは自分にルリを復活させようとするのをやめさせようとするし
ルリが実際にいるのかどうかすら話してくれない・・・というジレンマもあり
鬱屈とした感情もあり、さらにクロの女性恐怖症・・・
女性に触れると気絶してしまうという体質が実は結城家の男子に共通したもの
触れた女性に霊力を渡してしまう・・・という事実を知った事で
彼に力を・・・と求めてしまったりした桃果

でもそんな羨望も嫉妬もクロの事情を・・・

能力があったからこそ両親を2度失ったこと。
紫音がずっと昏睡状態で、そして親友を成仏させた事

を知った事で全てが自己嫌悪に変換されてしまい・・・彼女に無理をさせる事に。

持っていない人間、欲しがっている人間には、元々持っている人間の苦労は理解しづらく、
そして持っている人間には・・・持っていない人間の気持ちが理解しづらい
って事なんだろうけど・・・ままならないもんですね・・・

そしてそれと平行して緋色の気持ちも色々とせつないものが・・・

両親の一件から幽霊との関わりをやめた結城家の姉妹
クロはそれに加えて、自分と緋色が姉弟である事も秘密にと提案していて
その事が緋色にとっては思いのほかショックだった模様

まぁ思いのほかって言うか彼女は重度のツンデレなブラコンなんで当然なんですが
表に出さなくても色々と溜め込んでいて、その頃に出会ったのが桃果
幽霊を呼び寄せる体質の彼女を助けたり、彼女達に頼られたりして
多少は調子を戻していたみたいなのに、中学卒業後から桃果と再会するまで
彼女の身の上に起きた事も知らなかった自分を責めてしまっている感じでした。

緋色の場合は結城家の中で直接家族をを守るという点においては
最大の力である悪霊などを倒す『退魔』を持つがゆえに
自分が家族を(特にクロ)を守る・・・という意思が強く無理してしまう部分があったみたい。

でもまぁ・・・料理上手で家事全般もやっていて・・・家族思いで真面目
でも雷が怖かったり、クロ大好きだったりと・・・

もうヒロイン、緋色よくね?

ってくらい可愛い娘ではあるんですけどね・・・実姉ですけど。

まぁ彼女が無理をしても家族が気づいてフォローするし
今回の桃果の一件も最後の最後・・・桃果と妹である悪霊に襲われた時に
助けに行こうとしたけど雷のせいで動けなくなってクロに抱きついてしまったんだけど(←気絶のピンチ)
その時に緋色にも弱みがあった事を知って、自分が彼女にコンプレックスを感じていた事、
そして姉弟だと隠そうとしたのは緋色が自分と姉弟で変な風に言われないように・・・
という理由もあったと聞いた事でテンションは全開に・・・

これってアレだよね・・・クロが自分を嫌っていないとはっきりとわかった上に
ちゃんと姉として想ってくれているって事がわかったんで喜びが原因だよね・・・

どんだけ弟好きなんだよ!?

そして緋色桃果の元に駆けつけ、他の霊を食べて強力になった悪霊と対峙
苦戦したけどクロが彼女を抱きしめる事で霊力を送りパワーアップさせ勝利

それって本当に霊力だけが原因か?と穿った考え方をするのは・・・だめだろうか・・・

そして今回の事件の顛末・・・

ルリは瑠璃じゃない!

ずっと桃果と一緒にいた幽霊ルリ・・・クロにははっきりと見えていたその女性は
桃果を庇い死んだ彼女の親友である瑠璃ではなく
瑠璃をひき殺した車を運転し、自身も死んだ女性・・・

緋色桃果の心が壊れてしまうのが怖くて言えなかったその事を伝え
桃果はパニックに・・・これは・・・きつい・・・

ルリ自身は自分の事を断片的に思い出していて、ずっと罪悪感を持っていて
だからこそ自分が奪ってしまった笑顔を見たいというのが願いだったみたい。

でもルリは助けを呼ぶために無理をしたせいで消滅しかかっていて
このまま分かれるなんてと緋色クロ桃果を説得

桃果からしたら加害者の女性はずっと恨んできた相手
そしてなにより彼女にはルリの姿も見えないし聞こえない
でも瑠璃が死んで落ち込んでいた彼女をずっと支えてくれていた相手

そんな彼女にクロは最後の力を振り絞って霊力を分け与えて
ルリの姿と声を桃果に見えるように・・・

桃果はようやくルリの存在を実感する事ができ、
彼女が嫌いだと・・・憎いと伝え・・・だけど『ありがとう』と・・・
自分とずっと一緒にいてくれて救われた、うれしかったと・・・笑顔を見せ
ルリはそれを見て桃果『大好き』と伝えて成仏

これは・・・せつないなぁ・・・

怒りや憎しみが消えるわけでもなくなるわけでもない・・・
だけどルリを・・・彼女を完全に否定する事はできない・・・ずっと一緒にいてくれた大切な存在だから

前回もそうだったけど最後の最後に明かされる事実が重いしせつないな・・・このシリーズ

それでもルリに笑顔を見せれた事で桃果を縛っていた呪縛も取れたようで
エピローグでは普通に微笑を見せていたしよかったのかな?

今回の話は桃果が眠り続ける紫音に聞かせるって形で語られ
最後に自分のクロへの想いと、自分の『声』の力で紫音を目覚めさせる手伝いを・・・
という決意を語って終了

最後に彼女を応援するように何かが桃果の肩を押した描写があったけど・・・
それは紫音だったのかな・・・?

せつなくて微笑ましくて、何か余韻が残る・・・今回もそんな話でした。
シリーズとしてもっと続いてくれるなら嬉しいかな?

長女である藍子や妹であるが深くかかわる話とかも読んでみたいかも。
まぁこの2人も間違いなく・・・重度のブラコンだけどね・・・緋色ほどじゃない・・・
でもはさらっと姉弟の恋愛モノの漫画を読んでたから・・・将来的にはわからんな・・・

最後に一文。

緋色のセリフ

読んでいて、これにしよう・・・と思ったのでコレで
思わず、オイオイってツッコミを入れてしまったので・・・

高校三年生が言うセリフじゃねー

桃果クロをオカルト研究部に勧誘
現状、桃果クロの2人きりだと聞いた緋色は猛反対

クロ桃果が1人で危ない事するよりは見える自分が見張っていたほうが・・・
となったけど緋色は頑として認めない

その理由がこのセリフ

「と、と、とにかくクーはダメ!ダメなの!」

「だってクーは、えーと・・・クーは・・・」

「わっ私のものだからよ!!」


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僕と姉妹と幽霊(カノジョ)の約束(ルール)

あらすじ

霊感体質の高校生・結城クロ。
ある日の放課後、彼は教室で、同級生だった長谷川紫音の幽霊と出会う。

紫音を成仏させるため、彼女の心残りを解決しようとするクロ。
だが、紫音はその提案を一蹴し、命令口調で

「私を生き返らせなさい」

と言い放った。

マイペースな紫音の行動は、クロやクロの3人の姉妹、
他の幽霊たちも巻き込み、様々な事件を引き起こす。

しかし、やがて紫音の記憶と存在が薄れ始めて・・・。

第2回『このライトノベルがすごい!』大賞・優秀賞受賞作。

感想

このライトノベルがすごい!文庫での初感想
なんていうか・・・長いレーベル名ですよね・・・

なんとなく読んだ試し読みがいい感じだったので発売を待って購入
すぐに読んだんだけど・・・感想のアップは随分遅くなったな・・・

実際のところ、記事自体は9月には書き終わっていたのに
なかなか挟む機会が無くてここまで・・・(この2行だけアップ前日追加)

この物語は幽霊を見る事ができる血筋の人間であるクロ
そして彼が教室で『再会』したクラスメイト・・・幽霊である紫音を中心に
同じく幽霊を見る事ができるクロの2人の姉と1人の妹も巻き込んだ物語

せつないな・・・これは・・・

クロは姉妹達からのスキンシップが激しくて女性が苦手な少年
ただしルックスがいい為にとてもモテる存在でもある。

でも彼にも想いを寄せる相手がいて・・・その相手が・・・紫音

物語の始まりの時点ですでに幽霊である彼女
クロ紫音と・・・そして紫音の幼馴染である志郎

その関係がなんともせつない物語でした。
基本的にクロ紫音『心残り』を知り、それを叶える事で成仏させようとしてる訳ですし・・・

1話ごとに色々あったので1話ごとの感想って形で書いていこうかと

第一話 届かない想いは、黒い闇の中に


クロが家族とした幽霊と関わらないという約束を破ったと
学校では関わらないように約束していた姉・緋色と妹・クロの元を訪れるようになり、
さらに長女である藍子は臨時の教師として叔父が経営する学校だという事で赴任してくる。

藍子は教師という立場だろうとおかまいなくクロを可愛がり
緋色は毒舌を吐きながらも、明らかにクロを心配し
は兄であるクロに懐いている様子・・・

この3人の過剰なスキンシップが原因でクロは女性恐怖症になったんだな・・・
特に姉である藍子は猫かわいがりって感じ・・・

なんて贅沢な・・・

紫音は自分が幽霊である事をすぐに納得した様子だけど
クロ『自分を生き返らせろ』と頼むんだけど・・・彼は『心残り』を探す事に拘る

幽霊とはいえ会える彼女を殊更成仏させようとするクロの心境が色々とせつない
その理由は後々明かされていく訳ですけど・・・

その過程で学校にいる別の幽霊の少女を見つけ
紫音が気にしているからとクロは彼女の『心残り』を解決するために
『接触』という夕方の時間帯だけ霊に触れられるその力を利用して
その女子生徒の霊の『心残り』を解決して成仏させる

何年も誰とも触れ合えず、ずっと同じ場所にいなければならない彼女の様な存在は哀しいから
そして同じようにクロ紫音『心残り』を知りたいと願う。

それが親友である志郎との約束でもあるから。

最初の方でクロ紫音への想いがわかるだけに、志郎との約束・・・ってのがまたせつない

そしてそれ以上に女性恐怖症で長時間触れられると気絶してしまうクロでも
幽霊が相手なら触れても大丈夫だと・・・だからクロと触れられると・・・
だから死んでよかったと思えたと言った紫音のセリフもまたせつない・・・

でもそれは・・・本当にいい事なのか・・・?

第二話 奏でるは、金の旋律


紫音が音楽室で知り合った幽霊の為にの力を借りる事になる話。

紫音幽霊を成仏させる事を嫌がるから覚えたばかりの一瞬だけ物体に触れられる力で
バスケのボールをゴールに入れられたら・・・という条件で協力を取り付ける。

紫音が音楽室の幽霊の為に動くのが

『一瞬とはいえクロと触れられる方法を教えてくれたから』

であったり、

『紫音が好きだったのか?』

という問いかけにきっぱりとある答えを言ったクロも・・・
なんていうか・・・お互いへの想いがよくわかるだけにせつない・・・

最終的に紫音は条件を満たせなかったけど頑張りを認めたが協力してくれて
彼女の能力・・・『憑依』によって音楽室の幽霊の体に取り付かせ
彼の『心残り』であったみんなと演奏がしたい・・・という願いを叶えて成仏

ただしのトラウマを刺激したらしくて彼女は泣く事に・・・

それは・・・キツイ・・・

の・・・いや藍子緋色クロを含めた家族全員の心の傷・・・

事故で亡くなった両親が子供達を心配して幽霊として現れ、
幽霊が見える子供達は・・・特にまだ幼かったはただただ喜んだけど
最終的に両親共に成仏してしまい、結果的に2度両親を失う事に

それがクロ達が幽霊に関わる事をやめた原因であった模様・・・
いや・・・それは・・・厳しいな・・・

第三話 あなたに捧げる、赤いハート


緋色紫音・・・ブラコンな姉が弟の想い人に辛くあたるけど失敗する話・・・かな?

クロが生前の紫音に告白してフラれたという話を聞いて怒り心頭な緋色
でも紫音にはその記憶が無い。

それでも緋色は弟の事を好きじゃないならこれ以上関わるな・・・と言うけど
紫音は偶然から・・・彼女が落とした生徒手帳を見てしまい・・・緋色は彼女に脅される事に

そりゃ弟の隠し撮り写真を生徒手帳に挟んでりゃね・・・

色々とキツイ事をいう娘ですけど・・・ここまで読んでれば大体わかりきっていた事ですけど・・・
ブラコンだよね・・・この娘も・・・
他の2人は周りを気にせずクロに纏わり付くけど、彼女は気の無い振りしながらも常に気にしてるタイプ
ってかこの娘・・・しょっちゅう話を盗み聞きしてる印象が・・・
実は姉妹で一番ブラコンなのは彼女だったりしてね・・・

そしてクロが通う学園内で女の子が手作りのお菓子を作って男の子に渡し
完食してもらうと愛が成就するという独自のイベントの日

藍子は愛の告白をしながら大勢の生徒がいる前で弟のクロ
手作りケーキ(ワンホール)を渡すというとんでもない事をしでかしたり、
クロクロでモテるのでお菓子を大量に貰ったりする中で
紫音は料理が得意な緋色の協力との体を借りてお菓子作り・・・

いや・・・なんかさ・・・この日にお菓子を作るって事はある意味で証明になるよね・・・
誰が・・・誰を好きかっていう・・・

途中、お菓子をもらえない男の子達の無念が悪霊となってクロ達を襲ったりしたけど
それは緋色の・・・『退魔』の力で無事撃退

クロ紫音からお菓子を貰い必ず食べる事を誓い、
そして彼女に自分が生前の紫音に告白した事も告げる。

ここでようやく紫音は何度かクロから聞いていた
幽霊は記憶をなくしている・・・という話を実感し始めた様子。
自分が今も徐々に記憶を失っている・・・という事も含めて・・・

なんかもう・・・せつないやら哀しいやら・・・散々って感じな状況ですね・・・

ちゃっかり緋色もお菓子を作ってたとかは・・・微笑ましかったんですけど・・・
それ以上に彼らの状況が・・・ねぇ・・・

第四話 藍空の下で、君は何を待つ


ここまでくると章の終わりにある志郎の追憶から紫音が重病を抱えていた事、
志郎が幼馴染である彼女をとても大切に思っていたこと、
そしてクロとの出会いがかけがえの無いものであった事がわかるんだけど
それ以上に志郎が今どういう状況であるかが薄っすらとわかりはじめる

さらにこの話の中での行動でさらに疑惑が深まり
最後の彼の追想部分でほぼ確定的に・・・

せつないな・・・本当に・・・

クロの想い
志郎の想い
紫音の想い

誰が誰の事を想っているのか、
それでいてこの3人が全員お互いを大切に思っているって所もせつない・・・

この章では藍子の能力が焦点となって、記憶を失い『なにかを待っている』としかわからない
少年の幽霊紫音が関わることに。

クロはその少年に自分の姉なら『心残り』を思い出させる事ができると伝え、
それを又聞きした紫音はその能力を『心残り』を当てるものと勘違い・・・
さらに自分の記憶が失われつつあるのも悟ってクロの元を去ろうとする・・・

覚悟はしていたと言っても本心では消えたくない、忘れたくないと
悲痛の叫びを上げ続ける紫音

いつか別れがくるとわかっていても紫音と・・・
好きな女の子とまた一緒にいられる時間を過ごしたいと思ってしまっていたクロ

ここで物語は最後に向けて収束していく感じ。

藍子の能力は『降霊』
対象の相手の意識に強く残った相手の幽霊を呼び出す事ができる能力

クロ藍子に頼んで紫音『降霊』してもらっていて、
そしてそれが原因で紫音の記憶が失われるのは通常の幽霊より早いという事もわかる。

さらに最後の志郎の追想である事実が浮かび上がり・・・

正直クロを取り巻く状況がせつないどころか悲しいってレベルですら言い表せない
状況って感じになってきてます・・・

最終話 紫の霧の先に、見えるもの


そして最後・・・クロが中心となる話

両親の一件から幽霊から目を逸らして生活していたクロが高校に入って
周囲に壁を作っていたけど志郎と出会い、さらに志郎を通して紫音とも出会い
生涯で一番大切な出会いと思えるほどに2人を大切に思うようになり、
それと同時に紫音に惹かれはじめ、紫音志郎・・・幼馴染の2人の関係にやきもきするという
状況でひょんな事から彼女に告白し、フラれたクロ

そしてその後、紫音クロに隠していた自身の病気の事を志郎クロに伝え
クロ紫音の本心を聞いてやってくれと・・・自分では無理だからと頼んだ

紫音が告白を断ったのが明らかに自分の病気が原因である事が推測できたり
(実際に、その後の紫音の回想で事実とわかりますが)
クロ志郎の事をとても大切な友人と思っているからこそ、
紫音への思いに色々と枷をつけちゃっている感じとか
志郎紫音への献身的ともいえる行動とか・・・

3人が3人とも本当にいい奴すぎるからこそ・・・この状況が本当にせつない・・・

それでもクロは最後の責任を果たすために・・そして紫音へ想いを伝えるために
校内放送で彼女への告白をするという最終手段へ・・・

うん・・・まぁ・・・後先考えてない感じだけどね・・・

それはほとんど記憶を失い去ってしまった紫音に記憶を呼び覚まさせ、
そして紫音を大切に想う志郎に対する宣戦布告でもあったんだけど・・・

その放送を聞いて現れた志郎クロは謝り、そして彼に告げる・・・

志郎もすでに死んでいるって事を・・・

そしてようやく志郎紫音の再会・・・
幽霊は自分が死んでいると認識できていないと他の幽霊が見えない・・・という
この物語の初期から語られている伏線がここでようやく生きることに・・・

紫音の手術で傍についているために病院に向かう途中で事故・・・とか悲劇としか言えず
さらに紫音は手術は無事終了したけど目覚める事は無かった・・・

クロにとっては悲劇の相乗って感じで・・・これはもう悲惨としか言いようがない・・・
高校に入って、これ以上なんてないって思える大切な出会いと感じた2人を
ほぼ同時期に連続で失うことになるとか・・・キツイってレベルじゃない・・・

それでもクロ幽霊として学校に現れた志郎を成仏させる為には
紫音と再会させる事だと推測して藍子に頼んで『降霊』してもらい、
その前に志郎との約束である紫音の本心を知り叶える為に
彼女が感じている『心残り』を知ろうとした。

幽霊が見えるゆえに大切な人達と再会する事ができるけど
幽霊が悲しい存在だと誰よりも理解しているがゆえにその2人と
完全に別れる為に行動しなくてはならなかったってのも・・・せつないなぁ・・・

まぁ完全に2人の為・・・とはいけずに自分の・・・紫音と一緒にいたいって思いも
確かにあった訳ですけどね・・・・

志郎に関して言えば死んだ事実を伝えて
紫音と再会させるだけど解決しそうだったわけですし。

2人はその事を謝るクロを許し成仏する事に・・・

とここで終わってしまうと綺麗だけど救いが無い・・・

緋色にはっぱをかけられクロ紫音志郎に渡したくないと・・・
逝ってほしくないと彼女を呼び止めることに・・・

なぜな紫音は・・・意識不明なだけでまだ生きているから・・・

志郎が死んでいる事に関しては途中で薄々気づいたんですけど
紫音についてはここで初めてわかりましたね・・・

うーん・・・うまく騙された感じ・・・

志郎にはっきりと自分の紫音への想いを伝えたクロ
そしてそれを応援すると涙を流しながら騒ぐ

志郎はそんなクロの想いと彼の家族の願い
そしてなにより・・・『紫音が生きていて嬉しい』という自分の想いゆえに
親友に・・・クロ紫音の事を託して1人で成仏する事に・・・

志郎クロ紫音を、そして紫音クロに想いを寄せている事に気づいていて
だからこそクロ『紫音の本心を・・・』って頼みをしたみたい。

『紫音に会うこと』ではなく『紫音が無事に生きていること』・・・
それが志郎『心残り』でそれが確認できた事で彼は満足できたみたい。

紫音『死にたくない、生きていたい』という本心を聞けたことも
大きかったのかな?

子供の頃からいつ死んでも・・・と覚悟はしていたと言っても
やっぱり本心では・・・生きたいって願っていたんですね・・・当たり前の事ですけど

最後はクロ『紫音を泣かせたら戻ってきて殴る』と言いつつ志郎は成仏

゚゚。(>□<)゚。゚゚

志郎がいい奴すぎて・・・格好よすぎて・・・彼が死んでしまっているって事実がキツすぎる・・・
なんていうか・・・そういう設定の物語だとはわかっていても・・・なんて理不尽なんだって思いは
拭いきれないな・・・せつなすぎるよ・・・

そして『降霊』されていた紫音ももう1つの本心を・・・
『クロが好き』という気持ちをクロに告白

プロローグでクロに言った『自分を生き返らせなさい』という命令をもう一度彼に伝え
生霊であった紫音は消える事に・・・

エピローグ



紫音の生霊は肉体に戻ったけど未だ目を覚まさずに眠り続けていて
めでたしめでたしって感じではない状態

でもクロ藍子緋色も過去のトラウマから幽霊に関わらないようにしていたけど
今回の一件を通して目に見える彼らの事を見て見ぬフリをせずに
関わっていこうと思うように心変わりした場面も描かれていて
完全なハッピーエンドってわけではないけどキャラクター達の成長と
希望が残る終わり方でした・・・

紫音が目覚めなかった事に対して思うところはあるけれど
これはこれでいい終りかただったと思えました。

せつなさとかこの物語の雰囲気とか・・・いい感じに余韻が残る感じで・・・

設定からすると続編とかは可能だと思えるんですが・・・さて・・・どうなるのかな?
なければないで納得できる感じでもあるんですけどね・・・

とりあえず続編でも新作でもこの作者さんの次の作品はチェックしておこうかと。
こういう雰囲気の作品は好きなので・・・こういう感じの作品なら次も購入すると思うし。

まぁ・・・まったく雰囲気が違っても興味を持ったらきっと買っちゃうんですけどね・・・

最後に一文。

クロのセリフ

紫音の事が好きだったのかと聞かれた時の彼の返答
なにこれ・・・めっちゃ格好いいんですけど・・・

女の子にモテモテなクロ・・・ルックスはいいんだろうけど・・・
それでこのセリフを言われたら・・・凄いんだろうな・・・

も思わず大騒ぎしてしまっていたし・・・

「だったじゃなくて──俺は今でも、長谷川紫音が好きなんだよ」

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(2011/09/10)
喜多 南

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ジャンル : 小説・文学

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