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銀煌の騎士勲章(ライタークロイス) 3

あらすじ

賊との戦い、そして超人的な怪物ぶりを発揮した謎の男との戦いを潜り抜け、
ついに皇女ファリア=アステルともに隣国インフェリアへと到着したカインたち。

インフェリアの王宮で帝国の使節として、友好条約の再締結の務めをはたすファリア。
一方、カインは王都ヴェルギルでかつて騎士登用試験で共闘し、
そして道をたがえたかつての友人オルガーと、
彼をそそのかした将軍アリキーノと再会を果たしていた。

インフェリア宮廷に渦巻く陰謀と人類の脅威たる魔物との戦い、
そして謎が深まる騎士勲章の存在。騎士を目指す少年たちの物語、
緊迫の第三巻。

感想

銀煌の騎士勲章の3巻
感想は短めで。

旧作は2巻までしか感想書いてないのでここからは
普通の感想として書こうかと。

とりあえずアレだ

クローディアさん、めっちゃ美人!?

ってのを2巻の感想に続いてもう1回書いておきたい・・・いや、マジで
なんだろぶっちゃけフィリアより好きかもしれん・・・

さて、今回は前回の旅・・・隣国であるインフェリア王国への好条約の再締結のため
皇女であるフィリアと共に向かったカインたち。

2巻で色々あったけど無事インフェリアに到着したわけなんですが・・・

フィリアの姫様モード・・・猫被りスゲー!?

って事で皇女らしく振舞うフィリアカインやいつも色々いうレイクすら唖然

まぁ素はいつものアレなんで全然変わらんのですが

何はともあれ病弱設定で面倒くさい誘いは全部カットして
やるべき事・・・友好条約の再締結はさっさと済ませて
フィリアカインレイクと共に城下にくりだす事に・・・

クローディアさん・・・苦労するな・・・

そして・・・このおでかけが・・・色々と波乱を呼ぶ事になり
さらに・・・ついでにフラグも強化してましたね・・・

フラグのほうはフィリアとのもので・・・カインイングリドなどに頼まれた
お土産をそろえるためにフィリアに協力してもらうわけですが
その見返りに何か1つ買ってくれ・・・と言われて
露天で売っていた指輪をねだられるわけですが・・・

帝国では男が愛する女性に指輪を贈る

って習慣があるみたいでカインは2巻での出来事や
今回の話でレイクに言われていたせいでフィリアを色々と意識してしまい
それでも・・・フィリアがからかってるんだろう・・・と思ってプレゼントするわけですが
フィリアは素で嬉しそうだし・・・何気に祝宴でも他の装飾品に比べて
みすぼらしいそれを付けていくくらい気に入ったみたいで・・・

いや、めっちゃ喜んでるよね!?

ってくらいです・・・フィリア側もかなり本気な気が・・・
何気に正妻がいないところで順調に好感度を稼いでしまっているカイン
いや、マジで大丈夫か・・・

波乱のほうは1巻で騎士登用試験で不正を唆し最終的に
『騎士勲章』を手に入れるのに利用していたアリキーノ
彼に協力していたバルトとの再会

カインは当然つっかかるんだけどアリキーノは知らないふり
しかも別の国の将軍に食って掛かったって事でちょっと問題になりそうに

まぁアリキーノは個人的にカインを気に入っていてからかっただけなんだけど
フィリアレイクは彼を調べようとして・・・
アリキーノアリキーノカインを勧誘したい・・・力を見てみたいと
槍での模擬戦を提案したりと・・・相手とこっちで温度差・・・というか
変に噛み合ってない感じだったんですが・・・

魔物の襲撃

それで全部うやむやになってしまった感じですね・・・
レイクは調べようとしたのはバルドに邪魔され
槍の模擬戦の最中に前回の話のラストで帝国の騎士に多大な被害をだした
魔物の新種のうちの3体がインフェリアに現れお城を襲撃

狙いはインフェリアが極秘に集めた『騎士勲章』の破壊だったみたいだけど
普通に対抗できるのがクローディアだけであり・・・彼女は一番強そうな
人間型の魔物と・・・残りの蟹型、蜘蛛型の魔物は残りのメンバーで・・・

ただ・・・蜘蛛型の魔物カインアリキーノバルトが相手をして
なんとかなったんだけど・・・カインの一瞬の油断から
死んだと思っていた魔物からの攻撃をアリキーノが庇い負傷

アリキーノは客人を守るのは当然と言い、カインに自分の槍を託して
フィリアたちの援護に行くように言って・・・

その後はカインフィリア達と蟹方魔物と交戦・・・さらに空の魔物を撃退と
とりあえずなんとかなったんだけど・・・

アリキーノ、傷口から熱がでてその夜に死亡

という・・・なんとも後味が悪い結果に・・・
アリキーノは自分なりに祖国を守ろうと色々考えて行動していて
さらに身分についても気にせず・・・という自国民からしたらめっちゃいい人であり
カインも槍の扱いに関しては見てるだけでも参考になる・・・と言うくらいであり
そしてちゃんとした大人としてカインを戒めた人でもある・・・

一方で帝国の人間としてはスパイにようなものであり
カインからしたら大事な試験に水を差した相手・・・という思いがあるわけで
その上で

自分を庇った時の怪我が原因で死んだ

って事実がカインに重くのしかかっちゃう感じですね。
嫌いな相手であり敵でもあった・・・だけど自分の命の恩人になってしまい
そしてお礼も恨み言も言えずに死んでしまった・・・確かにこれは複雑ですね・・・

それにアリキーノから

騎士になってから何をするのか

を問われ騎士になってからの事を考えてなかった事に気づき
そしてアリキーノが死んで槍を直接彼の家族に・・・彼の妹に返し
アリキーノが自分を庇って死んだ事を伝えた後に
妹からアリキーノカインと同じように騎士に憧れていた事
そしてカインを恨むから・・・どうかアリキーノがそうであったように
カインが望む騎士になってと想いを託される事になり・・・
帝国への帰りはずっとそれについて悩んでいたみたい。

ただその答えは・・・

イングリドとの会話の中に・・・

帰国してイングリドと再会して・・・彼女にどんな侍女になりたいかを聞いて
彼女の生活を守ろう・・・と思いそれが
かつてカインが憧れた騎士が・・・そしてアリキーノが国の威信やカインを守ったように

守りたいものを守れる騎士になりたい

という思いに繋がって迷いは晴れたみたい・・・
再会した直後に主人公の悩みを無自覚に解決するイングリド・・・

まじ正妻

ただうん・・・色々とフラグを重ねたフィリアイングリドが顔を合わせたら
一体どんな修羅場が・・・とか色々と怖いところがあるんですけどね
ぶっちゃけ旧作読んでるんで何が起こるかわかってはいるんですが
それでも・・・おう・・・修羅場が来る・・・って思いが・・・

なにはともあれ次の4巻は再び帝国内での内容に戻るわけで
さてさて・・・どんな加筆修正が加えられるのか今から楽しみです。

それと何気に今回はヒロインの肌色シーン・・・というか浴槽シーンが
それぞれ1回ずつ・・・イングリドのほうはふざけた雰囲気ではないんですが
まぁあれですね・・・両方とも挿絵ありってところがなんとも狙ってきてますね

この他にも騎士になって頑張るカインをライバル視するアヴァルの悩みとか
魔物との遭遇、新人騎士としての動き、上官とのアレコレなど
何気にこいつが主人公視点でもそこそこ面白いんじゃないだろうかって
感じの話が展開していて騎士の日常とか悩みがわかって面白かったですね。

最後に一文。

イングリドのセリフ

感想には書いてないけど本編の他に収録されている
雑誌掲載分の短編の話の彼女のセリフ

ネズミ講っぽい商売で幸せになれる鏡を売っていたやつがいて
イングリドの行きつけのお茶屋のおばあさんが被害者となり
イングリドが主であるアウレリアに相談して被害者の会を設立して追い詰め
前回までの話でフィリアレイクが動いて犯人は逮捕されたんだけど
おばあさんは借金の為にお店を閉めて・・・でも遠くにいた息子が呼んでくれたからと
助けられなかったと悲しむイングリドを慰めてくれたんだけど
アウレリアから犯人に会わせてもらえることになりなり・・・
その犯人がまったく反省を見せなかった事にキレたイングリド
殴り飛ばした上に気絶した犯人に言い捨てたセリフ

こ・・・怖い・・・犯人の自業自得だけど・・・怒らせるとここまで怖いのか・・・
って事でこのセリフ

「──死ね」

「お前なんか、死んじゃえ」


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聖煉の剣姫(ソーディア)と墜ちた竜の帝国 2

あらすじ

アリシアに連れられて賢者の学院に入学したグレイだが、
生物学や薬草学など狩猟以外の座学ではまったくの役立たずであることが判明する。

実母の故郷であり、かつて地上に墜落し地下迷宮と化した竜の帝国の廃墟へ向かうのだが、
そこには意外な人物が待ち受けていた・・・。

感想

聖煉の剣姫と墜ちた竜の帝国の2巻

最終巻です!

って・・・

早いよ!?

終わり方も

俺達の冒険はこれからだ!

っていう典型的なアレだし・・・せっかく面白くなってきたのに残念・・・
いや、これから先に出る新作とかに繋がるのかもしれんし
そこんところを期待したいところです。

60年ごとに『魔王』が月から来る世界で『竜』と人が協力して撃退していたんだけど
60年前に『魔王』は降臨せず・・・平和で牙を抜かれた人類と
何故か墜落してしまいダンジョン化した『竜』の帝国・・・そんな世界で
今年ついに『魔王』が・・・って時に実は60年前にも『魔王』は降臨していて
万全を期すために6つに肉体を裂いて封印して新しい『魔王』を待っていたと判明
母親が『竜』だった主人公グレイと妹フィーネ、その友人で『魔王』に対する切り札たる
『聖女』アリシアと、爆発系小人族のウェンディが協力してその欠片の1つを倒したんだけど
ついに今代の『魔王』が・・・ってのが前回であり
今回はフィーネが通っていた『賢者の学院』グレイが赴き自身の・・・
『半竜』である自分の事や『竜』であった母の事を調べる・・・って感じだったのですが・・・

グレイ、狩人知識以外がちょっと・・・

と思ったけど飲み込みはよかった・・・問題は

天才≠教えるのもうまい

つまりアリシアに問題があったみたいで・・・
天才肌である彼女の教育がいまいちグレイには通じず
調べ物をする最低限・・・図書館に入る許可すら得られない状況だったわけですが
そこに新ヒロインが追加・・・

イルミナ

グレイの対人コミュ能力の欠如・・・というか素直すぎる言葉で

イルミナじゃなきゃ駄目なんだ

大切な人


などのセリフをいいまくった結果、速攻で落ちた

ちょ・・・ちょろい・・・

才女ではあるみたいだけど秀才ってレベルであり
天才であるアリシアフィーネ・・・特に似た性格であるアリシアとは
仲が悪い感じなんですが・・・そんなの関係ないとばかりにグレイにくびったけに・・・

その後、図書館でそこに住むグレイの母親であるエルシオーネと友人だった
妖精に出会い、彼女が『竜』の皇女であったこと・・・今はダンジョンになっている
『竜』の宮殿の彼女の部屋に何かが残されていると聞いてダンジョン探索に向かい
先に来て罠にはまってピンチになっていたイルミナを助けたことで・・・
なんかさらに好感度アップしてましたしね・・・

って皇女!?グレイも王族!?

とさらっと凄いことも判明したんですけどね・・・
どうやらエルシオーネは巫女のような存在だったらしく未来がある程度わかり
自分の父親・・・『竜』の皇帝が6つに別れた『魔王の欠片』の一つに支配され
最終的に『竜』の帝国を滅ぼしてしまうことを察知
知ったときにはもうほとんど手遅れであり、彼女は逃げることしか出来ず
予知していた希望・・・

最強クラスの力を持って生まれてくる息子

に全てを託すために外の世界にでて・・・そして結婚して生まれたのがグレイだったみたい。
エルシオーネの部屋には逃げる前に自分の精神をコピーして残してあって
魔力で具現化できる存在として若い頃のエルシオーネが存在していて
彼女から色々聞く事ができたのも大きいかも

まぁ見ず知らずの息子・・・グレイをすぐ受け入れて・・・何気にグレイが知る母親よりも
天真爛漫というかアグレッシブというか・・・本人曰く、親としてのキャラ作りで
清楚な感じにしていたのでは・・・という事らしいが・・・

なんかこういう形で母親が登場すると前作である『銀閃の戦乙女と封門の姫』
エリカを思い出すというか・・・普通に若いしヒロイン化あるか!?と思ったけど
特にそういうのはなく母親としてグレイを導いていた感じ。

グレイもなんか普通に息子として頼っていた感じだったしね・・・
まぁごく普通に部屋から出て同行する事になるとは思わなかったけど・・・
すげーな・・・自分の意識を完全に別個体として残す事ができるのか・・・

ちょっと凄すぎね!?

この後、エルシオーネに導かれ『魔王の欠片』と・・・彼女の父親
グレイの祖父にあたる『竜』の皇帝に取り付いたやつと戦う事になり

アリシアイルミナがピンチ・・・

主に触手的な!!

になって・・・イルミナが切り札であるアリシアのために盾になって・・・
何だかんだいって似たもの同士であるがゆえに認め合った感じになったり
ウェンディが作った魔力が強いほど切れ味が上がる剣のリミッターを
エルシオーネが勝手に外してグレイ『竜』の力の制御方を教えつつ使わせたりと

ちょっと待って、リミッターは大切だよ!

と小人族アイテムになんてことを!?ってツッコミがありつつも
最後はアリシア『聖女』の力とグレイ『竜』の力で無事『魔王の欠片』を消滅に成功

さらにその時に戦った異空間で別の人工世界の気配をエルシオーネが察知
もしかしたら『竜』が逃げ延びているかもしれない・・・となり
みんなで準備してそこに向かおう・・・って感じで終了

完!

うん・・・清々しいまでの

俺達の冒険はこれからだ!

だね・・・グレイフィーネが何故1人で戦うのか・・・アリシア達と一緒に
戦ってみて頼もしく感じて仲間っていいって感じるからこそ何故妹は・・・って疑問に対して
実はフィーネフィーネで別パーティーを作ってるっぽい事とか
アリシアイルミナを見てグレイのお嫁さん候補だと喜ぶ中で

俺はフィーネ一筋だ!

と実の妹への想いを叫ぶ息子に困惑するエルシオーネとか・・・
フィーネの事が好きらしい新キャラがでてきてグレイが速攻で排除しようとしたりとか
展開的には色々あってこれから・・・って感じだっただけに終わりなのは残念って感じです。

やっぱりいつか別作品でなんらかのリンクがあると嬉しい・・・かな?
降臨したっぽい新『魔王』とか欠片も描写なくて可哀想な気もするし
何気に封印されていた前『魔王の欠片』とかこの時点で5/6が撃破されてるわけで
もう作戦的には崩壊してるんじゃ?って感じとか思う所はあるんだけどね・・・
グレイ1人じゃ『魔王』にはどうあがいても無理ってのもわかるんですけどね

さて・・・いつか続きが明かされることを期待しながら別作品を楽しもうかと。

あ、ちなみに・・・グレイの相手役で一番いいのは

スキーミー

だと思う・・・いい相棒すぎるくらいだし・・・まぁサイズの問題があるけど。

最後に一文。

グレイのセリフ

息子が母親に力説・・・どんだけ妹が好きなのか・・・
母親はこれにどう対応すればいいんだろうな・・・うん・・・

「おれはフィーネ一筋だ」

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赫竜王〈イグニス〉の盟約騎士 2

あらすじ

学園の新たな理事長に就任したベルクマンは、
アルキミア王家の裏の顔を知り、王国の庇護を離れることを決意する。

王国との同盟を破棄したいま、新たな勢力、種族との同盟なくしては、
今後の竜たちとの戦い、王国からの圧力に抗せない。

そう判断したベルクマンにより、ジルたちは竜の骸を鍛え、
盾や剣に加工できる水棲種族と接触をはかるべく隣国へと派遣されることに。

長老竜の手がかりが見つかるかもしれないと考えたジルは、
ティナと咲夜、フルフルらを伴いその種族が住む巨大湖へと向かったのだが、
そこには特殊な竜が待ち構えていて―。

本格竜殺しファンタジー、第二巻登場!

感想

赫竜王〈イグニス〉の盟約騎士の2巻

表紙はメインヒロインであるティナ

残念可愛い

そんな感じの彼女ですね・・・性格的には至極まっとう・・・
物語の設定的に『竜狩り』は基本的に『竜』に対する復讐心を抱えていて
どこか・・・狂気というか歪みがあるんですけど・・・彼女はその中にいるのに
彼らとは根本的な部分で違うんですけどね

さて、家族を殺した『竜』と・・・王族への復讐のために力をつけ
復讐に邁進する主人公のジルとパートナーである咲夜

王女である事を知って殺そうとしたティナが実は自分の幼馴染であった
『ジル』という・・・同じ愛称を持った少年だと思っていた親友であると判明し
それでも王族だからと殺そうとしたんだけど、
彼女の目的が

竜と人の共存

という・・・この世界ではもう一笑されるくらいの無謀なものであり
だけど・・・それはかつてジルの父親が夢見て実現させようとしていたものであり
ティナジルの父親の事を知り、そして自分の父親がそれに対して何をしたかを知り
本来ならジルが継ぐべきその遺志を継ごうと考えていて・・・ってのを知って
ついに剣を収めることに・・・

もちろん彼女を殺す・・・って気持ちが0になったわけではなく
ただ殺しても駄目だと・・・夢が破れて絶望したときじゃないと・・・って事で
ジルが他の王族を全て殺すまで・・・もしくはティナの信念が折れるまでは
殺さず・・・逆に護ると決めたわけであり
ティナの異母兄であり6人しかいない最強の『竜狩り』である『剣聖』の1人であった
カスパルについては協力して倒したりしたのが前回の話

ジルも何気に『剣聖』の1人であったり、もぐりこんだ学園の理事長がカスパルだったけど
担任のソフィア『剣聖』だったり・・・って事もあったんだけど
今回はそのソフィアからの依頼で他の小隊も連れて『デルピーヌス』と呼ばれる
人魚の一族が隠れ住んでいるらしい湖に赴いて竜の素材を加工するのを
手伝ってくれるように頼みに行く事になるわけなんですが・・・

フルフル可愛い・・・だけど・・・

咲夜さん、えっちぃ

ジル・・・やっぱり護る人

ティナ・・・残念キャラ・・・でも最強の敵


って感じでしょうか・・・フルフルは前回の一件で一族と自分の翼を捥いだ仇である
カスパルが死んだことで復讐が終わり・・・だけどその後を何も考えておらず
生きる理由すらなくし・・・自暴自棄になっている感じであり
ティナとかジルが不安を感じていたんですが・・・今回の任務中に色々無茶して
どうしたもんか・・・となっていたわけなんですが・・・

生きる理由=ジル


と制定したことで落ち着く事ができたもよう・・・最初はジル
彼女を復讐に使う道具として考えていて、フルフルもそれを望んでいたのに
今ではジルは無意識に彼女を仲間として・・・かつて妹にしていたように
心配していたりと・・・道具扱いすることができず
それはそれでフルフルにとっては不安だった見たいだけど
ジルが不器用だけど・・・フルフルが必要だと伝えた結果
ジルのために生きようと思えたみたいで・・・問題は解決

さらにそんな風に自分の問題を乗り越えた事がよかったのか
『デルピーヌス』たちを守っていた『水竜リーヴス』に認められ
彼の力で翼を再び得る事ができ・・・さらに最終的には彼の『盟約騎士』に選ばれ
ジルたちの『竜剣』が赫い光を纏っているようにリーヴスの色である
紺碧色の光を纏うようになり強化・・・と通常戦闘能力がただでさえ高かったのに
さらに上乗せ&飛行能力ってことで一気に強くなった感じでした

今回は挿絵も結構あったり制服姿のお出かけモードのやつとか
なんかめっちゃ可愛かったんですけど・・・
それにジルの上着をかけられてつい匂い嗅いじゃったり赤くなったりと
完全にヒロイン入りしてるしね・・・ってか今回はどっちかというと
彼女がメインでしたしね・・・これからの彼女とジルの関係にも期待したいところ。

咲夜に関しては・・・ジルの復讐以外に対する変化に対して不安はあるけど
それはそれでジルにとっていいものならいい・・・というスタンスであり
ぶっちゃけこの娘は

ジルがそばにいるなら幸せ

ってくらいもうジルがいないと生きてけない感じのヒロインであり
ジルも最初は妹に似ていたからだけど今はちゃんと女の子として意識しているみたい。
ぶっちゃけ

咲夜 >> 越えられない壁 >> ティナ

ってくらい特別・・・呪いで血を吸わないと駄目な咲夜だけど
今回の吸血時のは一瞬だけどジルの理性がふっとんで危うく襲いそうになってましたしね

逆に抑えられたのが凄いよ

ってくらい普通ならそのまま続行しちゃいそうな感じだったからね・・・
ただ自分に対する特別さが他の人に・・・って感じだと
不安を覚えたりするみたいで・・・

あー、もう可愛いなオイ

って部分もあって・・・ヒロインとして完璧すぎる・・・
強さのほうも今回は彼女も本当の『竜剣』を抜刀

ジル『カエルム・イグニス』咲夜の体内に収納されているように
咲夜の本来の『竜剣』である『赫灼天下』ジルの体内に収納されていて
影を斬り、発動後はその斬った部分の実体をどこまでも追尾して切り裂くという
多数の敵を相手取るのに特化している剣みたいで

今回の話の冒頭でソフィアジル以外の3人の『剣聖』を集めた時に
その1人が『剣聖イグニス』は女だ・・・と言っていたんだけど
咲夜が戦う姿を見た事がある・・・って事なのかも。
二人揃って本物の『剣聖イグニス』と言えるのかもしれないですね
基本的に常に一緒だしね・・・

そしてジル・・・彼は前回の戦いの時に老竜から本質は

”誰かを護ること”

と言われたわけだけど・・その通りに・・・今回は一緒に行動した
2つの小隊のメンバーの事もつねに気にかけ・・・自分の小隊のメンバーについては
さらに特に気にかけて・・・って感じで復讐のための手段であるとか
道具にすぎないとか・・・そんな感じだった当初とは大分変化が感じられましたね。

まぁそれでもなお彼の中には『竜』と王族への暗い復讐心があって
それは未だに変わらず存在するわけなんですけどね・・・
ティナが復讐が終わって生きる意味を失い絶望しているフルフルを見て
ジルに復讐の後の事を聞いたときも

何故考える必要が?

とか答えていて・・・やっぱりどこか壊れている感じがするんですが
それでもなお・・・本質は護る事なんだなぁ・・・ってのが今回のでよくわかりましたね。
そしてだからこそ前回、自分が無警戒に提案して事で死なせてしまった
フィーネの事を未だに後悔していて・・・仲間の死を後悔して悲しめるジルを見たからこそ
他の小隊の隊長・・・今回一緒に行動したアルベンハイムディーツェルからの
信頼を得られて・・・ジルの下でなら戦ってもいいとまで言わせたんでしょうね・・・

ただ『竜』に関して『水竜リーヴス』から聞かされた話

今の『竜』による人間への攻撃は元々この世界に存在した『竜』
それを統べる・・・かつてジルの父親が共存することを目指した相手
『赫灼の竜王イグニス』の意思ではなく、空に空いた穴からでてきた
『白銀の竜王アルゲントゥム』とその眷属がやっている事であり
リーヴスは彼らとの戦いで傷つき湖でなんとか静かに暮らしていて
イグニスも姿を消してしまった事が今のこの世界の状況らしく
ジルからしたら

竜 = 敵

って構図が・・・いや、ジルだけじゃなくて『竜狩り』の意義にも関わってくる
事実を知ったわけで・・・色々と複雑そう

そして一番の問題となるのがティナ

彼女の夢である竜と人の共存というのは今この世界を生きる人間にとっては
異端・・・下手したら癇に障るどころか殺され兼ねない意見であり
『水竜リーヴス』『白銀の竜王アルゲントゥム』が統べる今の状況じゃ
彼女が『白銀の竜王アルゲントゥム』を倒さない限り変わらないと
対話ではなく力による押さえつけでのみ戦いを終わらせられるだろうと言われて
それでもなお・・・ティナは心を折らずに夢を信じ続けていた

『赫灼の竜王イグニス』『水竜リーヴス』の存在は
ある意味で彼女の夢が不可能なものではないと
証明しているものでもありましたしね・・・

そしてジルにとっては仇であると同時に最悪の適でもあるティナ
今なら力で簡単に殺せる相手・・・だけど彼女の意見を認めたくないからと
力を振るったならそれはそれでしか否定できなかっただけっていう・・・
ジルの敗北であり・・・そして言葉や行動ではもはやティナを折れないと感じた
ジルにとってはいまや単純に殺せばいいだけの『竜』や王族よりやっかいな敵といて
立っている感じですからね・・・

『竜狩り』『竜』を滅ぼした後に来る絶望・・・復讐を果たした後の無気力についても
全員は助けられないかもしれないときちんと現実を見た上で
まずは一番近くのジル咲夜を救って見せると宣言して・・・ジルを戦慄させていたし
色々な意味で

ラスボス

って感じでした・・・『白銀の竜王アルゲントゥム』よりもある意味で
ジルにとってはこっちがラスボスっぽいですね・・・メインヒロインなのに・・・

彼女もどうやらジル咲夜と同じ『イグニスの盟約騎士』であるらしく
剣が赫くなったりしていたし相変わらず彼女の予知能力は便利だし
単純な力も強くなってきているわけで・・・ジルとしては戦々恐々って感じみたい。
まぁ負けないように・・・と上を目指す切欠にもなってますけどね

今回はこんな感じで色々な変化と・・・世界の秘密の一端がわかる感じでした。

ソフィアの提案で学園・・・そして『剣聖』たちが王国から距離を置いて
独自の戦力を集めることにしたこと、
『水竜リーヴス』がもし『竜』を滅ぼしたいなら白い剣を捨てろと言ったことなど
色々と・・・考えさせられる部分もありますし
ジルに敵意を向け、重要なことを言おうとした『水竜リーヴス』を殺した
学園の生徒・・・ジークリットの存在も気になるところ

ジル咲夜『イグニス』の牙と爪をティナが息吹
フルフル『リーヴス』の鱗の力を得て『盟約騎士』となっていて
それぞれが力をくれた『竜』の力と色を宿してるわけだから
ノーマルの『竜剣』・・・その源である『星竜石』が白いのは・・・
やっぱりその大元が『白銀の竜王アルゲントゥム』であり
その力で『白銀の竜王アルゲントゥム』を倒すのは無理・・・って事だったりするのかな?
そうなると戦うには『イグニス』側の『竜』に力を授かる『盟約騎士』
増やさないと駄目なわけだけど・・・この世界の今の状況だと
やっぱり厳しいわけで・・・さてさてどうなるのかな?

次回も楽しみです。

最後に一文。

ティナのセリフ

ジル咲夜を救うと宣言したティナ
もちろん二人の未来を案じての事だけど、恩人を殺そうとはしないだろう
って思惑もきっちりあるみたいでジルはその挑戦に乗り
変わらない・・・と言った所でティナに視線を誘導されて頬にキスされることに

ジル・・・お前・・・

どんだけ油断してんだよって感じでした・・・そしてそのうえでティナの一言
これはあれだ・・・尻にしかれるとかそんな感じだよね・・・すでに・・・

「先手、取ったわよ?」

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世紀末救世主伝説-魔王- ~勇者の少女を育てるために、魔王の俺が人間界の世直し始めました~

あらすじ

圧倒的な力で魔界を平定した魔王・ヘメロカリスは、
暇をもてあましていた。

敵はいない。雑務は退屈。仕事をさぼれば参謀のシャルから説教される。

そんな中、彼は自分と互角に闘える可能性を秘めた「勇者」の一族がいることを耳にし、
期待を胸に人間界を訪れる。

・・・だが、人間界はモヒカンが跋扈する世紀末と化していた!

人間社会が荒廃しているため、勇者の血を引く少女・グランディスは生活を送るのに手一杯。
冒険に出るどころではない。

業を煮やした魔王は、勇者を立派に育てるため、一つの決断をくだした!

「俺は―人間界をたてなおす!」

感想

一迅社文庫の8月の新刊

感想は短めで。

基本的にザックリ内容を書くと強すぎて暇をしている魔王が暇つぶしに読んだ
勇者の物語を描いた絵本を読んで

勇者カッケー!!

となって自分も勇者と戦って伝説になる・・・と意気込んで勇者の末裔が
現れたって事で急いで見に行ったら・・・

勇者グランディスちゃん(女性) 3歳2ヶ月

幼女かよ!?

そしてなにより問題だったのが

モヒカン、ヒャッハー!

という事で・・・某救世主伝説ばりに・・・人間の世界が世紀末状態で
治安はあれ暴力が支配する荒廃した世界に・・・

何故に!?

という事に・・・魔界では魔王が・・・ヘメロカリスが強すぎるくらい強くて王となり
その補佐であるシャルが有能なこともあってきっちり法整備されて
魔王軍も軍規はきっちりしていて・・・ぶっちゃけ

魔界、超平和

という・・・なんかおかしい状況になっていて・・・問題とか
四天王同士の喧嘩とかダンジョンの管理(大掃除)とかって平和な世界なのに
人間界は

某○斗の拳の世界みたい

な感じでモヒカンした暴徒が暴れて弱い人々からお金などを巻き上げていて
為政者や国王すら政治的に腐敗しているためか彼らからお金を貰って黙認って感じで

どっちが魔界だよ!?

って感じになってる世界・・・だけどそんな世界でもグランディス
3歳にして病弱な母親に自分の食料を分け、内職でお金を稼ぐという
涙ぐましい努力をしている心優しい女の子であったわけで・・・
ヘメロカリス

俺、この娘のあしながおじさんになる!

とか

俺が人間界を立て直す!

とか言い出しちゃうのも・・・わかるような気が・・・

しないよ!?あんた魔王だよ!?

とまぁ・・・こんな世界の物語・・・

この後、ヘメロカリスは秘密裏に援助を続けて、グランディスは16歳に成長
だけど文通だけの関係になっていたので知らなかったことだけど
また人間界が乱れ始めていてグランディス勇者育成の学校の寮を
お金払えず追い出されて

橋の下で生活

という・・・

もういいよ・・・勇者・・・もういいから・・・

と思わず言いたくなる生活レベルでありながらも心根はまっすぐ育っていて
仲のいい友人であるミルと共に冒険者になり

世界を救う!

と今の人間界の状況をどうにかしようと・・・頑張ろうとしていて

思わず魔王はパーティーに仲間入り(ついでにシャルも)

と・・・なんか凄いことに・・・

ってか何してんだよあんたら

当然、ヘメロカリスシャルも正体は隠しているわけなんだけど

初心者勇者・初心者僧侶・魔王・魔王軍最高参謀

という恐ろしいバランスが悪いパーティーが出来上がることに
ちなみにヘメロカリスは戦士でシャルは魔導士役・・・
それだけならバランスはいいのにね・・・うん・・・

しかも熱烈に

君と戦いたいんだ!

と想いのたけを伝えたせいでグランディスには明らかに違う風に
勘違いさせちゃってますしね・・・
これ実際は

勇者と魔王として戦いたい

っていう交戦欲ともいうべきものだしね・・・その後も運命だのなんだの
言って勘違いを積み重ねちゃって・・・

魔王、マジなにしてる

って感じなんですよね・・・グランディスとかもう普通に顔赤くしたり
嫉妬したりしはじめてて・・・すげー信頼を得たりもしてるし・・・

ただヘメロカリスも的にはなんていうか・・・まだ子供なんですよね・・・
勇者として期待はしていてもそっち方面では自分が面倒を見てきた女の子
って意識が強い感じで恋愛方面の感情は薄い感じであり
可愛いなぁ・・・とは言っていてもなんかこう・・・

娘を見守る父親

って感じが・・・逆にシャルとは・・・最終的にいい雰囲気を作ったりしていて

こっちがヒロインか!?

ってなりましたけどね・・・まぁ考えてみたら年齢からして凄い差があるしね・・・

物語はグランディス

モヒカンの奴隷工場の奴隷たちの意識改革

を彼女が放つ光の力が無意識に作用して世直しを行い
国王から魔界から闇の力が漏れ出してるから魔王退治を・・・と頼まれて
魔界に突入

四天王の3人はヘメロカリスが撃破

となにしてんだコイツは・・・って感じになり最後の1人はグランディスが倒した
といってもこの娘・・・

魔族であっても殺すのは嫌

という優しすぎるくらい優しい女の子であり・・・大丈夫か心配になるレベル
ヘメロカリスが正体を明かして、さぁ戦おう・・・って時にも

ショックで泣き出して走り去る

という・・・ヘメロカリスからしたらあれ?って感じなくらい素直で優しい子であり
思わず謝りにいこうとしてミルから騙すならきちんと騙せ
敵なら敵の役割をきちんとしろ、中途半端に優しくするな・・・と
小柄な僧侶に怒られて諭されてましたからね・・・

それでいいのか魔王

ただこの後は覚悟を決め、危害を加える気は明らかになさそうだったけど
ミルを人質にし世界を滅ぼすと宣言しグランディスに戦う決意をさせ
彼女がついに光の力を覚醒させ自分を上回った時はかなり嬉しがり・・・
そして

それでも止めがさせない

そんなグランディスの優しさを認めたうえで自ら剣を受け入れた・・・と

なんだろ・・・色々間違ってるよねコイツラ

そんな感じがします・・・ってか魔王がそもそも世界を乱す原因に
まったくなってないしね・・・どっちかというと人が良いくらいだし
勇者勇者で優しくて素直で騙されやすい・・・でも人々をいい方向に
自然と導く女の子であり・・・闘う必要なんてなかったわけで・・・

ほとんどヘメロカリスの絵本から影響をうけたゆえの我侭だしねぇ・・・
ヘメロカリスも結局最後まで非道になれなかったし
剣に突き刺されてグランディスが気にしていると気づくと
対したダメージじゃなかったと装って姿をくらまし1人で死に掛けるという
最後までグランディスの心のケアまでしようとしてたし・・・

普通に世直しの旅しとけよ!?

って感じの魔王勇者でしたね・・・ええ・・・
最終的になんだかんだとグランディスヘメロカリスの嘘を受け入れた上で
話し合ってちゃんとしたいと思ったみたいだし

なにこの勇者、いい娘すぎる

って感じでした・・・あしながおじさんの件までばれた場合
どうなるのかとか・・・色々気になるところですが・・・ラストはグランディス
あしながおじさんへの手紙で終わり・・・何気にグランディスを自分の元に
招待する返事をだしたっぽいんだけど・・・これ続くんだろうか・・・

それならそれで楽しみに待つんですが・・・続きをどう展開させるのかとか
全然予想付かないな・・・さてどうだろうか?

全体的にモヒカン相手の戦いとかはパロディって感じで
面白かったですね・・・ネタ知ってると余計に

グランディスヘメロカリスの交流もいい感じだったし
シャルヘメロカリスの関係についても色々と面白かったので
続くようなら楽しみです。

最後に2文。

魔王のセリフを2つ

いいですか・・・

魔王のセリフ

です。

「あしながおじさんに、俺はなるっ!」

「俺は人間界を立て直す!」


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(2014/08/20)
松山 剛

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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

深き迷宮と蒼の勇者 銀閃の戦乙女と封門の姫 外伝

あらすじ

異世界クァント=タンで繰り広げられたすべてを滅ぼす凶生物ゼノとの死闘。
ゼノとの戦いはもっと前から始まっていた。

エアリア界の魔法を操る少年、法鷹和馬は勇者の血統をもつ青髪の少女あかり・クラインと出会い、
迷宮の中で発見された和馬の記憶喪失の妹エーリエとともに深き迷宮、
その最深部を目指し攻略に 挑んでいた。

数多の魔物が闊歩する迷宮の奥底に潜む陰謀と、世界を滅ぼす災厄の正体とは?!

『銀閃の戦乙女と封門の姫』の前日譚『放課後ランダムダンジョ ン』が、
加筆のうえ装いも新たに再登場!

瀬尾つかさ書き下ろし、『銀閃の戦乙女と封門の姫』の後日談となる物語も収録!

感想

前に刊行されていた『放課後ランダムダンジョン』の復刊

世界観としては同作者が最近までやっていた『銀閃の戦乙女と封門の姫』と同じで
時間的には数年前の話。
感想は短めで

この作品の主要人物はシンプルというかなんていうか

和馬・あかり・エーリエ・ケン

という4人だけであり、さらにケンはサポート要員って感じでダンジョン探索には
深く関わったりはしないので実質3人の物語

『銀閃の戦乙女と封門の姫』で登場した梨花の母親であるエリカ
かつて所属していた『英雄部隊』
それに子供でありながら所属していてエリカに可愛がられていたのが和馬であり
『英雄部隊』の中心の1人であったドルーダ界の勇者・アーサーがあかりの父親

エーリエは7年前に母親の故郷の世界に行っていて5年前の
『ゲートブレイク現象』・・・異世界との妖精門が急に閉じた事件で会えなくなった
和馬の腹違いの妹

って感じで話もばっちり繋がってます・・・というかこっちが先なので
あっちが繋がっていたわけなんですけどね。

ただ・・・うん・・・『銀閃の戦乙女と封門の姫』を先に読んでいた事があるせいか
和馬の葛藤というか心の傷が真実暴露の前からわかりましたね・・・

『ゲートブレイク現象』は異世界を壊滅させた侵略者である『ゼノ』から
地球を守るための最後の手段で『英雄部隊』が行った自爆による
門を閉じることでの『ゼノ』への防衛手段

和馬は未だに異世界への帰還を・・・世界によって分かたれた家族との再会や
故郷への帰還を目指す人々を見て・・・知っていながら
その願いがもはや叶わないことを知っていて・・・
そしてなにより第二世代の混血種として最初から強力な魔術が使えるように
”造られた”和馬にとって家族とも言えた『英雄部隊』の仲間達は
数人を残してその作戦で散り・・・残った仲間・・・エリカにしても
自分が見た未来のために消滅・・・・自分は怪我のせいで作戦に参加できなかった
という負い目で事件から5年間、ずっと一般人として暮らしていたみたい

時間経過によるケア・・・もしくは逃避

ってやつですね・・・ただそれがもう異世界ごと消えたはずの妹・・・エーリエ
最深部に異世界に通じる門があると公表されているダンジョン内の最深部で
発見されたという知らせを『英雄部隊』の生き残りであるケンから知らされ
混血種や異世界人が暮らす特区・・・とくに学生が学んでいる『学園』と呼ばれる
場所へ赴き再び異世界や亜世界・・・魔法に関わることになり
アーサーの娘であるあかり・・・そして記憶はおかしいけど確かに
自分の妹の面影を・・・そしてその内面を宿すエーリエと出会い
徐々に前向きになっていく・・・って過程はとてもいい感じでした。

後衛の魔術師であるけどその圧倒的な力から主力戦力でもあった事もあって
和馬はどっちかというとポジティブというか・・・前向きな感じのキャラであり
仲間をとても大事にするってのがポリシーのような男の子なので

父親の背中を目指していたけど仲間の死で心が折れかけていたあかり

自分自身の記憶すら信用できない状況になってる妹のエーリエ


二人を前にヘタレているわけにもいかず二人のために頑張ることで
徐々に過去の傷に向かい合って自分自身を取り戻していった感じでしたし
それに伴いあかり和馬エーリエと共にダンジョンへのトラウマを払拭し
エーリエはこの二人を信頼し・・・そしてどっちもちょっと天然っぽい部分があるので
放っておけないがゆえにしっかりしなきゃとなって・・・と言った感じで

お互いの足りない部分をフォローできる

ある意味で理想的なパーティーになってましたね・・・

前衛・あかり
後衛・和馬
補助・エーリエ


とバランスもばっちりでしたし・・・後方支援はケンがばっちり色々用意してくれて
少数ながらも精鋭って感じのメンバーでした・・・

まぁ地球人との混血は魔法や特殊能力の源であるエーテル回路が強大になり
純粋な異世界人より圧倒的に強いわけなんですけどね・・・この世界
だからこそ和馬は幼いながらも出撃していたわけだし
この頃には最年長で20歳くらいだったみたいだけど
徐々に混血種で戦えるメンバーも増えて戦力的には増加していて
あとは経験・・・ってことでダンジョンに潜らせている感じなのかな?

異世界が滅んでいることを知っていて戦力を上げるために
裏からやってると考えると・・・あくどいですね・・・まぁこれもまた
ケーアライトラがやってたんでしょうけどね

流石だ裏世界の女王

まぁ世界を救うためなら犠牲は厭わないって割り切りすぎちゃって頑張る
おばあちゃんだったわけですし・・・結局普通に生き残って
色々なことから解き放たれて逆に生き生きとしていた黒幕でしたけど

そしてラストは・・・エーリエの秘密についても明らかになり
数年後の戦いの前哨戦・・・『銀閃の戦乙女と封門の姫』あかり
『ゼノ/クイーン』と戦った経験があるかのようなセリフを言っていたけど
その戦いが勃発・・・『ゼノ』の脅威が再び近づいている事が判明し
そしてそれに対抗する準備がさらにここから加速した・・・って事みたい。

エーリエは故郷の世界でサンプルとして囚われ、地球を発見するための
ビーコンを埋め込まれてダンジョンの最深部に置かれた罠であり
記憶は失っているけど和馬の実妹である事は間違いないわけで
『ゼノ』の侵攻が再び近づいていること・・・エーリエが無事だったことは
不幸中の幸いだった感じですね。

まぁエーリエの口調とかは昔と大分変わってしまっているけど
内面はほとんど変わってないみたいで・・・だけど兄妹としての記憶が
一切ないせいで・・・微妙に・・・本当に微妙に・・・
その枠を超えた想いが和馬に対してあるみたいなんですよね・・・

それ以上にあかり和馬の関係を応援したいって気持ちもあるんだけど
あかりの方がエーリエの事が大好きだから一緒に・・・って感じで
和馬だけが1人恋愛感情に気づかずに・・・

アホかこいつは

って感じでしたが面白い3人組でした。

後半に収録されていた『銀閃の戦乙女と封門の姫』のその後で
和馬あかりエーリエ梨花たちが住む島に発生したダンジョンの探索に
協力するために呼ばれ・・・『ゼノ』との決戦の時に、和馬『ゼノ/クイーン』と戦い
山が吹き飛んだりしたこと・・・今までの戦いで多くの犠牲をだしたことで
色々とくよくよ悩んで・・・

繊細だなこの主人公

って感じで他人にはポジティブなのに自分の事だとネガティブっていう
あかりと結婚したみたいだけど告白はあかりが勇気をだして
結婚式もその直後にケンが用意していて・・・って感じみたいだけど
そうやってぐちぐち悩んでいたせいでまだ初夜は済ませてないとか・・・
気にしすぎだろエリカとしての梨花に怒られてましたからね。

そして梨花エリカの記憶の継承についてなのですが・・・

旦那とのアレコレの記憶も・・・・・・

という・・・何娘に見せてんだこの親は・・・って状況みたい・・・
エリカと融合したことでなんかもう世界最凶の魔法使いになっちゃった感があり
さらにいつのまにか世界を裏から牛耳ってそうな部分が怖かったりするんだけど
あいかわらず兄であるカイトの事は大切に思っているみたい
まだまだ素直じゃないけど・・・その分、エリカの部分が猛アピールしてるみたいだし
カイトはもう・・・逃げられんよね・・・きっと・・・

ちなみに後半の3年後の話の事件の犯人は1層ずつ攻略していかなきゃならない
ダンジョンに対して空間を掘削して縦に移動するという
冒涜的で画期的なアイテムを開発して使ってみたくなった

 ヤ   ツ   ラ
妖精族

のせいでした・・・作品の枠を超えて複数でとか・・・悪夢でしかない・・・
ちなみにダンジョン最深部にいたラスボスっぽい相手は

和馬&梨花

というチート魔術師がわりかしあっさり片付けて調査終了
お前らちょっと自重しろ・・・いや、それでも某王女さまたちに比べれば控えめ
なんだろうけど・・・いや、普通のマナがある世界なら
この二人の方が・・・どっちなんだろうか・・・

なにはともあれ・・・なんかもうこの世界に関しては安全なんじゃなかろうか・・・
守り手がちょっと凄すぎるし・・・いつのまにか世界を支配してそうで怖いけど・・・
そしてとりあえずアレだ・・・エーリエが異世界なら重婚&近親婚ありだって聞いて
顔を赤くしたりしてたんだが・・・

和馬、爆発しろ!

それと登場はしなかったけど嫁4人内定してる

カイトはもっと爆発しろ!

って感じだな・・・うん・・・ところでソーニャ様が暴れていて鎮圧に向かったらしいカイト
それはそれで・・・大変な気がする・・・何があったんだ・・・?

まぁあの人は暴れてたり拗ねたりしてても可愛いからな・・・コンチクショウめ!

最後に一文。

エーリエのセリフ

自分の記憶が怪しいと言われ・・・それを受け入れた上で
家族で・・・兄であるという和馬を受け入れようと努力していた彼女のセリフ

かつて異母兄妹として出会った時も似たような事を言われた和馬
これで彼女が自分の妹である・・・と確信できたみたい

ってかいい女すぎるぞエーリエ・・・
ぶっちゃけ彼女がいないと和馬あかりの関係が進展する未来が見えない・・・

「時間なんて関係ないわ。

 あたしはただ、家族のことを心から理解しようと思った。

 それだけ」


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