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ツァラトゥストラへの階段

あらすじ

「大昔の神と崇められる存在や、歴史上の英雄などは、パルスをコントロールしていた存在なのよ」
得体の知れない“存在”-パルス。パルスは人の精神に寄生する。
パルスに寄生されると宿主となった人間の知力・体力があがり、
また特殊な力が生まれる場合もあるという。
そんなパルスに感染していることが発覚した高校生・福原駿介の運命は一気に動きはじめた。
パルスを制御しようとする組織の存在。
そして、同じくパルスに寄生されている少女との出会いが-。
緊迫のストーリー、開幕。

感想

ゲーム小説ですね。この本にでてくるゲームは総じて『囚人ゲーム』と呼ばれます。
今回でてくるゲームは2つ。

『Split Game』

・カードを持っている者をプレイヤーと呼ぶ。
・プレイヤーは常にカードを持っていることが条件。1人1枚で交換可。
・ドアを起動させるには過半数の支持が必要
・出口の扉は2つ
  扉A-プレイヤー要素の1/4の人間が所持金を全額持って外に出ること
     ができる。
  扉B-プレイヤー要素の1/2の人間は所持金を半額持って外に出ること
     ができる。

・残されたプレイヤーの内一人は首を吊られてしまう
・部屋の中にいる人間の数は11人。


実際に人間がプレイヤーになりさらにそこに凶器やお金、恐怖が絡まると人は協調することが
できなくなる。主人公はゲームを冷静に考えながらも他人を心配する甘さによって
窮地に陥ります。

最初から結構エグいゲームですね。基本的にプレイヤーを裏切りに誘導し争わせるゲームです。
実際はとても単純なゲームなんですけど。

『Interest Game』

・仮想世界『バベル』を舞台としたマネーゲーム。
・『バベル』のキャラクター、持ち物には全て株価が設定されている。
・株価の上下によってキャラや持ち物の強さが変動する。
・キャラの51%を以上の株を手に入れれば行動を操作できる。



これがバーチャルでなく囚人ゲームに敗北したプレイヤーを実際に使い、さらにバトルがあるところ
いやらしい。実際戦うのではなくダメージに連動して痛みだけを与えるシステムを外道ですね。

こういうゲーム自体は好きなのですが実際に人間を使ってやるのは正直・・・って感じですね。
まぁフィクションなんですけど。

これに寄生した者の知力・体力を上げ特殊能力を与えるパルスがあいまって結構手に汗握る展開になりますね。

キャラクターはみんな結構いい感じです。

主人公の福原駿介は上にも書いたとおり目的があって非情にならなくてはいけない状況でも
甘さが邪魔をしてツメをあやまってしまう少年。
でもこの甘さが彼のいいところだと私は思う。ヘタレだけど。

福原の囚人ゲームをサポートするエージェント・深見舞
福原に甘さが身を滅ぼすと言いながらもちゃんと心配してます。彼女も何気にエージェントに徹しきれていないように思います。そこがいいのですが。

そして舞がサポートするもう一人のプレイヤーで福原のクラスメイト・立花飛鳥
彼女と福原はお互いに気にしながらもこの巻ではあまり接点がないです。
それでも彼女は一番お気に入りのキャラになりました。これからの活躍に期待です。

『Interest Game』で福原が行動を操作することになる"オリビア"
福原の幼馴染でクラスメイトの青山由紀
この2人もいいかんじです。

福原、なにげにモテモテだな。さらに美人な担任ともデートしたりしてるらしい。
いっぱい女の子が出てくるけどメインヒロインっぽい飛鳥が出番少ないのはちょっと残念。

最後に一文。飛鳥のセリフ。彼女にとっての日常。学園生活への想い。

「私にとっては大切なものだもの」

ツァラトゥストラへの階段 (電撃文庫 と 8-4)

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(電撃文庫 と 8-4)
(2007/11)
土橋 真二郎

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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

奏でる少女の道行きは─黄昏色の詠使い 2

あらすじ

わたしは逃げた。世界から目を背けて。大切な人を救わずに、逃げろと言われて、ただ怯えて。
…でも。それからずっと心の中で、声が響いている。
―本当に何も、できなかったの?―心に想い描いた世界を招き寄せる召喚術・名詠式。
その専修学校トレミア・アカデミーの夏期移動教室で、原因不明の石化事件が発生した。
類希な名詠式の力を持つクルーエルは、強すぎる己の力を使うのをためらっていた。
しかし、彼女は級友たちの危機に直面し、ある選択を迫られる。
そして、もうひとり。
名詠式を学びながら、名詠士ならざる才能を秘めたエイダ。
彼女もまた、事件を通じて自分の生い立ちと向き合うことになる…。
自分の進むべき道を探す、召喚ファンタジー第2弾。

感想

黄昏色の詠使いの2巻です。1巻に続き本当におすすめの1冊です。

今回の話で中心になるのはクルーエルネイトのクラスメイトである
エイダ・ユン・ジルシュヴェッサーです。

彼女は名詠式の""を学ぶトレミア・アカデミーの生徒。
彼女は"祓名民"と呼ばれる名詠生物を武器を使い送り返す一族で天才と謳われる存在。

詠ぶ者と還す者、相反する2つの道の狭間で迷う彼女の話です。

祓名民(ジルシエ)に伝わる祀歌(まつりうた)セラフェノ音語(名詠に使われる言語)に隠されたその歌詞に意味。そして祓名民の名前の由来。

どれもとても綺麗で素晴らしいものだと思います。

そしてクルーエルとネイト。2人のまだ"恋愛"とは呼べないような初々しいやりとりは見ていて
とても優しい気持ちになります。

この巻から1巻、2巻で起きる事件の黒幕の存在が確認され始めます。
この先彼らがどうなるか続きが楽しみになる1冊です。

最後に一文。祓名民に伝わる詠。そしてエイダの決意。今回はセリフ?と一緒に詠もつけて。


──大いなる畏敬と尊厳を以て我が名を刻む
O toga Wem millmo ,
            HIr shoul da ora peg ilmeri giris ende zorm


夢も望みも、全て遙か過去に捨ててきた
ole shan ilis , peg loar , peg kei , Hir et univa sm hid


その道、もはや振り返ることすら叶わず
Hir be qusi Gillisu xshao ele sm thes , neckt ele


送還(みおく)る者の始にして頂
Lor be se Gillisu feo olfey cori ende olte


生涯ただ鎗とともに歌い、踊り、生きる定めなればこそ
lipps hypne cooka, fifsia-c-ect-c-ele peg Gill ,jes qusi giris


私の葬送に花は無く、私の墓石に名は無用
leide neckt ele sm Yem hypne ,
                   reive zayxuy lostasia Yem nehhe


朽ち錆びた我が戈のみ、私の躯に突き立てよ
O la Laspha , Wem shel zo hearsa lipps sm cley


いざ謳え、数多の色たち、数多の詠ばれし子らよ
Isa O ora , sterei Ies , sterei da cooka doremren


今ここに 全ての名前を解き放ちて唯一つ──
Jes nehhe qusi Ies , arsei spil , Seo la miqvy virgia


もはや わたしの鎗を縛めるものは、そこに無い
bekwist Yem nehhe olfey besti Gillshuvesher


(──エイダ・ユン・ジルシュヴェッサー、参ります。)



奏でる少女の道行きは (富士見ファンタジア文庫 さ 2-1-2 黄昏色の詠使い 2)

奏でる少女の道行きは

(富士見ファンタジア文庫 さ 2-1-2 黄昏色の詠使い 2)
(2007/05)
細音 啓

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ジャンル : 小説・文学

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