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バカが全裸でやってくる

あらすじ

僕の夢は小説家だ。

そのための努力もしてるし、誰よりもその思いは強い。

お話をつくることを覚えた子供の頃のあの日から、僕には小説しかなかった。

けれど僕は天才じゃなかった。

小説家になりたくて、でも夢が迷子になりそうで。

苦悩する僕のもとにやってきたのは、全裸のバカだった。

大学の新歓コンパ。

そこにバカが全裸でやってきた。

そしてこれが僕の夢を叶えるきっかけになった。

こんなこと、誰が想像できた?

現実は、僕の夢である『小説家』が描く物語よりも奇妙だった。

感想

メディアワークス文庫8月の新刊。
入間人間さんの新作です・・・

ライトノベルじゃなくね?って言うのは言わない約束・・・

まぁ途中、幽霊が普通に登場してるし・・・ラノベでも問題ないよね・・・
ライトノベルの新人賞に関係する登場人物達の話だしね!!

なんていうか・・・色々な小説家小説家を目指す者達が登場する群像劇。
ばらばらの関係に見えて徐々にそれぞれの関係が見えてくる・・・面白いです。
本当にこの作家さんが書くこういう話は面白い・・・
何気にこの人の作品全部買ってるよな・・・これはファンなんだろうか?

一章 『バカが全裸でやってくる』

そのまんま・・・小説家を目指しもがく『僕』の前に

バカが全裸でやってくる

話です・・・
ええ、そのままの意味で・・・

小説家になる事を目指し努力を続ける『僕』『バカ』と出会い、
彼の言葉を切欠に同じ大学・同じ学年ですでに小説家としてデビューしている
『甲斐 抄子』とコミュニケーションをとる(批判や自信を折らたり・・・)

なんだろう・・・これ? 面白い・・・

展開がぶっ飛びすぎてて、それでいて妙な所がリアルで・・・こういうのいいなぁ・・・
この章の主人公である『僕』『甲斐 抄子』に才能がないとか言われたり、
自分の今までの結果から自信を失いそうになったりするんだけど
決して自分が小説家になれないとは思わない・・・

必ず小説家になってみせるという意気込みがとても感じられる・・・
『バカ』に薦められてライトノベルの新人賞に応募する事になり、

『甲斐 抄子』から小説は著者の全裸を読者に見せるものだと言われた影響なのか
それとも全裸でやってきた『バカ』の影響なのか・・・
まぁおそらく両方の影響と自身の色々なアレのせいで・・・

全裸で執筆を開始

本当になんなんだ・・・コイツら・・・
まともな奴がいない・・・まさか現実の小説家小説家志望者
皆こんな・・・わけないよね?

さらに↓のようなセリフも・・・

『僕が全裸で書いた僕の全裸を是非、きみにも全裸で鑑賞してほしい』

・・・前二つはまぁ置いておいて・・・最後は関係ないよね!?
全裸で読む必要性が・・・全裸で書いた自分の全裸(小説)だから、
礼儀として全裸で読めと言いたいんだろうか・・・相手が女の子なんだから
セクハラで訴えられてもおかしくない発言だ。

『僕』『甲斐 抄子』の掛け合いや『僕』『バカ』の話もいい感じだった。
何気にちょっといい感じになってる『僕』『甲斐 抄子』の関係も面白い。
恋愛方面に発展・・・しそうにない感じもあるけどね。

とりあえず応募して話は終了・・・この後の幕間にある短編は
『僕』の作品の選考されているシーンなのかな?
はっきりと書かれていないけど。

あらすじを読むと『僕の夢を叶えるきっかけになった』とあるから
彼は夢を叶えた=小説家になれたって事なんだろうか・・・色々と想像してしまった。

二章 『ぼくだけの星の歩き方』

『町高幸喜』という、現在小説を書いていない小説家の話。

それははたして小説家なのか?

メディアミックスの為に無理やり続刊させられたりして嫌気が差していて、
あとがきでちょっと過激な事を書いたら干されたけど、
時間がたってそれも収まったので復帰したいけど劇的な復活劇を望んでる・・・

この人は・・・大人・・・なんだろうか・・・

まぁ色々とぶっちゃけすぎていて面白い人ではあるんですが。
結局ファンレター・・・
というか彼の本を読んで書いた読書感想文(コンクールで銀賞)を読ませてもらい
それを利用して返り咲く事にした彼・・・

でもこの章を読んでいると大好きな・・・本当に好きな小説を書くという行為を
再び始める為の切欠がなんでもいいから欲しいだけに見えた。

なんていうか本当に小説を書く事が好きだ!!!という思いが伝わってきた。

三章 『エデンの孤独』

主人公は小説家(賞をとるほど人気作家)・・・そして幽霊

交通事故でミンチ・・・死体は轢き逃げ犯が持っていった為に失踪扱いに・・・
そして本人は幽霊に・・・何故か一緒に壊れたノートパソコンも幽霊状態に付属

生きている事にして小説家続けよう!ヾ(゚ロ゚ )オオォィ

なんだ?この発想は・・・凄すぎる・・・
どんだけ小説書くの好きなんだよこの人は・・・

人と関わるよりも小説を書く事に全てを捧げ、同級生達からは『小説バカ』と呼ばれ、
結婚して子供ができたら、今度はその子供から『小説バカ』と呼ばれた女性。

メールが何故か繋がる幽霊ノートパソコンを使って、覆面小説家として活動し
事故から5年間それを続けている彼女・・・『伊香 亜紀』

彼女の書いた作品が賞を貰う事になった事が切欠で色々と考える。

彼女が存在し続ける理由や家族・・・そして小説

メールの返信もほとんど途絶え、様子を見に行く事もしていない息子に、
賞の事を伝えたのは、彼女が彼女なりに息子の事を愛していたって事なのかな?

そして授賞式。
決して誰にも発見されず、触れる事も出来ない彼女・・・

それをいい事に全裸で登場!!ヾ(゚ロ゚ )オオォィ Part2

最初の発想からわかっていたけど・・・オマエもか・・・

最後の最後、授賞式に訪れていた彼女の息子が、彼女に反応したかのような発言を・・・
このシーンがとてもいい感じ。

小説を生きがいに消滅するまで書き続けようと決意した矢先に、
息子が無意識にとはいえ、彼女に気づいてくれたかもしれない・・・
彼女の喜びはどれくらいだったんだろう・・・
ちょっとグッときた。

四章 『ブロイラー、旅にでる』

この話から今までの登場人物の繋がりが少しずつ見えてくる。

こうなってくると面白く・・・そして楽しい。

やっぱり小説家の話・・・

従兄弟の読書感想文を手伝うように言われて従兄弟の元へ行く彼。
小説ブロイラーであると自分を認識してるみたいで
ブロイラーって言葉がいっぱいでてくる。

ブロイラー(肉鶏)は食べられる為に生きている。
彼は小説しか書く以外なにもできない、だから小説を書くために生きている。
だから小説ブロイラー・・・

ブロイラーって最初に打った時、ボロイラーになって自分で笑ってしまったww
うん、全然関係ない話だけどね。

従兄弟の母親・・・つまり彼の叔母が小説家という設定で、
さらに従兄弟の少年がが読書感想文に選んだ本の作者は『町高幸喜』
そして完成した読書感想文は銀賞を受賞・・・
1章の『甲斐 抄子』が小学四年生の時に同い年の子に銅賞で破れた・・・
そしてこの話の時の銅賞の子の名前が『甲斐 抄子』・・・

ここにきてようやくはっきりと時系列すらもバラバラだとわかりますが、
それと同時にそれが繋がっていく・・・

こんな感じに今までバラバラだった話が繋がってくると
一気に作品に引き込まれる感じがします。

夢を持って、それを叶えた。
だけどその場所は想像していたのと違った。
そのせいで悩みはしたけど、彼と同じ場所にすでに何年も居続ける人が居る。
だから今いるこの場所は想像とは違っていても確かに自分の求めた場所。
夢の到達点

主人公が『町高幸喜』の本を読み、それに気づいていく過程もいい感じ。

自分の真っ裸な気持ちを読書感想文に書いている彼だけど作中の主人公で唯一

全裸になってない!!

いや・・・それが普通なんだけどね・・・ちょっと残念・・・
って俺が大丈夫じゃなくなってきてるような・・・

五章 『バカが全裸でやってくる』

そして全ての『始まり』・・・

『伊香 亜紀』の息子
4章の主人公・PN『葦原時計』の従兄弟
小学4年の時に『甲斐 抄子』を読書感想コンクールで破り(実際は時計執筆だけど)
この感想文が『町高幸喜』を復活させる要因となった
そして全裸『僕』の前に現れた『バカ』

『バカ』=『オレ』の物語。

ここにきてようやく全ての繋がりが明らかに。

『甲斐 抄子』『オレ』に敗れた事が切欠で小説家を目指し、見事に小説家に。
そんな事も知らない『オレ』は高校時代に母親や従兄弟、
そして『町高幸喜』が審査員のライトノベルの新人賞に応募して落選。

付き合っていた彼女にも振られてさんざんっていう話なんだけど、
やっぱり『オレ』も今までのキャラと一緒で小説が一番。

彼女に振られたりする事よりも小説が選考に残るか、
そして自分が小説家になれるかという事のほうに興味のほとんどが向いています。

血は争えないというか・・・彼も立派な『小説バカ』みたいです。
彼が『伊香 亜紀』の息子で母親と同じ小説家を目指しているという事がわかった時は
結構感慨深いものが・・・ぶっちゃけちょっと感動しました。

なんていうか母親の事を、彼は彼なりに理解できてしまっているんだなと・・・
彼自身が『小説バカ』になったからこそ、彼には母親の行動がなんとなく理解できるものになり
姿を現さなくなっても小説を書いているなら、それは母親なんだろう・・・
なんていうか信頼っていうかなんていうか母子の絆を感じてしまいました。

結局、付き合っている彼女に才能がない、諦めろと言われても諦めず、
結局別れる事になってしまうがそんなにショックを受けず・・・
一緒にお酒を飲んでいい具合に酔っ払ってしまい紆余曲折あって全裸になって
自分と同い年で自分の夢である小説家になった『甲斐 抄子』のいるであろう
居酒屋に向かう事に・・・

これが全ての『始まり』・・・バカが全裸でやってくる

うーん面白い・・・こう繋がるのか・・・
『オレ』はこの後、『僕』の小説を目にし、
自分がかつて落ちた新人賞に応募するように勧め、
さらに『甲斐 抄子』に接触し、そして勝つ様に言うわけだから・・・
なんていうか本当に綿密に計算された読ませ方ですね・・・
面白いとしか言えない・・・まぁ人それぞれですが私は・・・面白い。

4章の『オレ』全裸の小説バカになるまでなにがあったかとか凄い気になるけど・・・
いや、どんな紆余曲折があったんでしょうね・・・本当に・・・

結局、登場人物のほぼ全員が小説を書く事が大好きな『小説バカ』
でも悲壮感とかとは無縁でただひたすらに小説を書く・・・
なんていうか元気で前向き(すぎ)な人達でした。

『甲斐 抄子』の師匠がおそらく『町高幸喜』なんだろうなぁとか、
『僕』の小説は結局どうなったのかなぁとか色々と想像できて読み終わった後も楽しい。
特にあとがきが意味深な事を言っているせいで何度か読み返して
それでも面白かった。

こういう作品はやっぱり好きだし、この作者の作風も好き。
今後もきっとこの人の作品は買ってしまうんだろうな・・・と思えた。
何気に絶賛だな・・・

何気に調べてみると登場人物のアレやコレやが作者である
入間 人間さんの当てはまるらしいが・・・そういうのを知らなくても十分楽しめた。
本当に完全なフィクションであるのかノンフィクションの部分もあるのか・・・
それを想像しながら読むのすら面白いかも。

まったくこの本の感想と関係ないんだが、
考えてみたらこの感想も私の全裸って事になるんだろうか?
ほとんど全て自分が読んで感じた事をそのまま書いているわけだし・・・
全裸を不特定多数に晒す・・・なるほど・・・ふむ・・・

最後に一文。

バカが全裸でやってきて最初の一言。
なんていうか定番過ぎたんだけどいきなり笑ってしまって印象深いのでコレを

「どーも、バカでーす!」

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バカが全裸でやってくる (メディアワークス文庫)バカが全裸でやってくる
(メディアワークス文庫)

(2010/08/25)
入間 人間

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幻想譚グリモアリス 6 かくてアダムに祝福を

あらすじ

キモいシスコン野郎の桃原誓護は困惑していた。

アコニットを王座につけ戦乱を鎮め、
その上リンド=リヤナにもモテて大満足―のはずだったのに・・・。

「いのりお茶しよう?僕が焼いたお菓子もあるんだ」

「いやっ!」

そんな誓護に、妹の祈祝は怯えた瞳を向け、はっきり彼を拒絶する!

ショックのあまり王宮に引きこもる誓護。
兄思いだった妹の身に、いったい何が起きているのか!?

焦燥で誓護が身を焦がしそうな間も、“始源の書”を持つ敵たちは蠢いていた!
やがて冥府界の、さらには人間界の存亡をかけた最後の闘いが始まる―。

スリリングな猛毒のネオ幻想奇譚に、いま美しきフィナーレを。

感想

幻想譚グリモアリスの6巻

ついに・・・最終巻!!

前回の話で冥府の問題は大方片付いたので最後に残った問題・・・

『”穢れ”の顕現インベルサス』『光の王』と呼ばれる存在、
そして誓護が持つ『アイギス』天狼が持つ『イグニス』の2つの魔導書の問題

そしてなにより誓護を巡る女の戦い・・・ではなく・・・

妹であるいのりの問題

とりあえず今回もその頭脳を生かして、光の王と戦いを繰り広げた誓護

友人である千秋とその仲間達と共に、人間の世界で彼等と戦い、
犠牲を払いながらも最後は千秋と二人で光の王を地獄へ強制送還

もう修正不能かと思えた千秋との仲も、鈴蘭の真の狙いを千秋達が知った事で
本当の意味で誓護千秋達は仲間に。

千秋達の死が前提の・・・そしてそれを狙った行動が明かされたんですから
当然と言えるかもしれませんが・・・

それでもあの状況、あの別れかただったので敵対すると思っていたので
予想外でしたが。

そして誓護の頭脳を得た、千秋達も凄かった。
グリモアリスも苦戦した地獄人達をそれぞれの能力で追い詰め、集め、消す。
なんていうか・・・鈴蘭も、千秋達自身も力を使いこなせてなかったって事なのかな?

最後は千秋以外の仲間がやられながらも、抜群のコンビネーションで光の王を倒す。
なんていうか・・・本当に直接的な力ではなく、彼の頭脳こそが
この作品で最強といっても過言ではない力のような気もしました。

そして最後には人間である事を捨て、『魔刃の書・アイギス』の真の主になる事で
その力を全て解放し地獄人(インベルサス)を地獄へ送還。

『天国』への門を守っていた天使『冥府』の番人であるグリモアリスに挟撃されても
まだまだ残っていた地獄人の軍勢・・・それを誓護は・・・

一振り・・・

もう頭脳とか関係なく最強っぽい・・・

なんていうか相手の力を無力化するという力を彼の頭脳で補い戦ってきた最後の最後。
解放されたアイギスの真の力はまさに問答無用でした。
一撃ってなんだよ・・・一撃って・・・相手は”軍勢”だったのに・・・
ずっと言われ続けてきた誓護がアイギスの真の主になれば・・・
って発言はこれを表してたんですね。確かにこれは最強だ・・・

そして戦いの合間で決着を付けた者達も・・・

伶人鈴蘭、そしてアコニット

かつて婚約者だった2人。
ようやく再会し話し合う事ができた2人。
伶人にとって愛する女性はマリエだけだけど、
アコニットと同じく彼女も彼にとっては大事な人である事は変わりない。
だからこそ、伶人が彼女が変わってしまった原因が自分である事を理解しているし、
彼女の罪を引き受けようとした。

そしてアコニット

今までの戦いで王として成長してきた結果が・・・
素直に鈴蘭を今でも友達だと思っている事を伝え、全力で彼女と戦い抗う事で
ようやく2人とも素直に・・・

結構あくどい事を色々としてきた鈴蘭なんですが・・・これはこれでよかったのかな?
最後は自らの意思で煉獄に繋がれたわけですが・・・

そしてもう1つの決着

伶人天狼

同じ女性を愛し、伶人は彼女といるために家も家族も捨てた。
天狼伶人マリエの間に入れない事を理解していながら近くに居た。

そして彼女が死んだ後に天狼が行った事はイグニスを盗み、
それと光の王を利用する事で『天国』への道を開き、彼女と再会する事。

ある意味でこのシリーズの事件の全ての始まりに関わる女性マリエ
いつの間にかどんな人とでも仲良くなり、でも短い生でその人生を終えてしまった人。

伶人天狼の行動を彼女が喜ばない事を理解していたからこそ全力で止めようとした。
それが最後の最後・・・彼等の決着に影響した感じがしました。

会おうとしていた天狼は会う事はできず、
彼に想いを寄せていたらしい星(ステラ)に見取られ、
それでも伶人から聞かされた希望を胸に消滅。

伶人は意図せず『天国』へ至り、そこでマリエと再会。
彼女に記憶はなかったけど、その短い時間と交わした言葉だけでも
伶人がこれから生きていく希望になった・・・

なんていうか本当に最初から最後まで悪人って感じだったのは光の王だけだった。
彼以外は皆、誰かを愛して、でもそれが報われなかったり、裏切られてしまったせいで
道を間違えてしまった・・・なんかやりきれないです。

天狼イグニスから得た力は白い雷霆・・・彼は伶人の立場に・・・
マリエから愛される立場になりたかったという彼の本心から生まれた力なのかも。
何から何まで悲しい人だったかも。

そして世界の真実

全ては『天国』へ行く為の試練・・・

全ての生き物は幸せになる権利がある、けど善人でなければ『天国』には招かれない。
だから『現世』で善行を重ねれば、いずれその魂は『天国』へ行き幸せに
悪行を重ねれば『地獄』へ送られその罪を贖う。

誓護は最初、自分達の世界が『天国』へ行く為の試験場みたいに感じてショックを受けたけど
『神』の言葉と星(ステラ)の言葉でその真実の意味に気づく・・・
人は・・・グリモアリスも・・・そして光の王地獄人達ですらも、ただしく罪を償い
そこに至る事が出来れば『天国』に招かれて幸せになる事が出来る。

全てに平等に幸せになる権利がある・・・これはなんていうか・・・
本当にそうであるならいいなぁ・・・って思いました。

そして・・・

自分が犯した罪を知り、そのせいで兄である誓護にばかり頼っているのは駄目だと考え、
最近は誓護を避けていたいのりだけど、今回登場した水仙のセリフで
自分の素直な想いを叫び、『天国』から帰ってきてから
アイギスの力で閉じこもっていた誓護を中から出させる。

やっぱり・・・妹か・・・お前は・・・

その後はハッピーエンド(?)

誓護アイギスの真の主となり人間ではなくなった(閻界(エンデ)の民になったのかな?)
でも色々と悩んだ割りに決定的になにかが変わったわけではなさそう。
これからもいのりと会えるし、アコニット達とも会える・・・
そこらへんの詳しい説明がなかったのが残念かな?
寿命が延びたりしたのかな・・・グリモアリス並にとか・・・

そして彼を巡る女の戦い。

アコニットとリヤナ

アコニットがようやく自分の気持ちに自覚を持ったりしてきて、
リヤナ誓護にならなにをされてもってくらいアピールしてます。

さらにアコニットの保護者であるドラセナ
リヤナの父親であるストリクノス誓護婿候補として見てる・・・

凄まじいモテっぷり・・・

まぁこれまでの功績を考えてみると当然なのかもしれませんが・・・

最後の最後はメインヒロインらしくアコニットと2人っきりになり

『幸せになろう。一緒に』

プロポーズらしきセリフを・・・アコニットもそれを受けようとしたんですけど・・・

最後はいのりに持っていかれました・・・

うん・・・駄目だ・・・このシスコン野郎・・・色々な意味で・・・

まぁそれでも誓護の大切な存在にアコニットはなっているし、いつか『天国』に至れるように
これからも一緒にいると誓い合った2人・・・これはこれでよかったのかな・・・
いのりも一緒だったけどww

好きなシリーズだったので最終巻で残念だけど面白かったからよかった。

上にも書いた誓護の変化をもう少し詳しく知りたいのと、
結局アコニット麗血開花(アーマメント)の出番がなかったのが残念。
せっかく前回覚醒したのに・・・結局使う機会がなかったな・・・

イグニスによって力を与えられたものが麗王で・・・グリモアリスも最初は
全て人間だったって話ももうちょっと突っ込んで知りたかったかも。
アイギスグリモアリスを人間にする事ができるんだろうか?

最後に一文。

『神』誓護に言ったセリフ。
誰にでもその権利はある・・・だからこそ罪があるならそれを償い
精一杯生きる事が必要って事かな・・・

「人間は、幸せになってよい」

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幻想譚グリモアリスVI  かくてアダムに祝福を (富士見ファンタジア文庫)幻想譚グリモアリスVI
かくてアダムに祝福を
(富士見ファンタジア文庫)

(2010/08/20)
海冬 レイジ

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幻想譚グリモアリス 5 天の座に咲け叛逆者

あらすじ

キモいシスコン野郎の桃原誓護は、
最愛の妹・祈祝を奪還した後も、アコニットのもとに留まっていた。
いのりの様子は気になるが、冥府での戦いが、未だ予断を許さないものであったからだった。

ほどなくして、敵である霊廟側から使者が訪れる。
現めた使者は、アコニットが最も信頼していた一三星樹の元太守・ドラセナ!?

彼女は、霊廟側が講和を望んでいると告げた。
しかしその条件は―。

「アコニット姫は、生涯お独りで、煉獄につながれていただきたく」

このままではアコニットは永久に囚われの身!
事実上の宣戦布告に、誓護たちは申し出を拒否するが・・・・・・

急展開の猛毒のネオ幻想奇譚。
決戦を覚悟した誓護たちの策は―!?

感想

幻想譚グリモアリスの5巻

アコニットを裏切ったドラセナの宣戦布告

そこから誓護が導き出した、アコニットを無事に冥府の王にする為の手段
それは・・・

冥府を2分する戦い!!

そして・・・ついに・・・

リヤナ再登場!!!

といった感じで燃える展開+萌える展開の話・・・面白かった。

前回、浚われていた妹のいのりを取り戻し後顧の憂いがなくなった誓護
アコニットを裏切り、園丁会議の議長・・・リヤナの父であるストリクノスの元へ行き、
今回、彼の使者として宣戦布告ともとれる発言をして去っていったドラセナの登場から
一気に話は軍と軍のぶつかる戦争の様相を呈してきます。

考えると誓護はこの時点で色々気づいていたことに・・・

相変わらず半端ない頭脳です・・・女心はまったくわからないけど。

オドラの出身である麗王六花の1つアロカシア家の力を借りる事で6つの王家が
半々になり冥府は真っ二つ。

そんな大きな戦いも誓護が考えたとおりに進んでいく・・・本当に凄いな・・・

アロカシアがすんなり仲間になったのは彼女もなんとなく気づいていたからなのか、
それとも言っていた通りにストリクノスの行動に疑問をもっていたからなのかはわからないけど
この一族は・・・なんていうか面白い。

オドラも完全力任せな能力なんだけど頭も切れる・・・
従姉であるアロカシアは王でオドラよりもさらに強力・・・ちょっと加減が効かないほどに・・・
手加減してるつもりなのに相手が瀕死になるってどんだけだよ・・・

そして七剣花者(セプトアリス)と呼ばれる園丁会議の守護者達。

まぁ何人かはすでに登場してるんですがね・・・

○ ロビニアの王弟・カスク=ルージュ

かつてアコニット誓護を襲い、軋軋に撃退された相手。
彼は誓護を襲うが、駆けつけた軋軋と再戦を望み、
修行によって才能を開花させた彼によって再び敗れる・・・

っていうか軋軋・・・強くなった・・・

王族とは比べるまでもないくらいに力に差があったのに、
今回は真正面から戦ってカスク=ルージュに勝利。
しかも今回はカスク=ルージュグリモアリスが力を最大限に発揮し能力も変異する
『麗血開花(アーマメント)』した状態だったのにも関わらず・・・

彼を鍛えた水仙と呼ばれる存在はそれほど凄いって事でしょうか・・・
まぁそれでも軋軋の力そのものはカスク=ルージュに劣ってるみたい。
彼が勝てたのは力がないから・・・知恵を・・・
誓護が今まで見せてきた戦いを見てきたからこそできる戦い方をしてきたから・・・

○ 覇王樹(カクタス)

七剣花者(セプトアリス)の序列は2位であるオドラの1つ下の3位。
それでも麗王であるアザレアを追い詰め、助けに来た元2位であるエクレールをも倒した戦士。
相手の力を『反射』するという能力が、『麗血開花』する事で『蓄えて』『反射』と変質。
何気に無敵っぽい能力です・・・これで3位とか・・・

彼はオドラが最終的に相手をし、能力の秘密を見破ったオドラ『麗血開花』して勝利。
この2人の戦いはお互い楽しんでいた感じで憎しみとかそういうのがなくていい感じ。
なんていうか頑丈さと力まかせの超強引な方法で彼以外できなそうな倒し方だったけど・・・

彼も勝つ為に知恵を使い勝利に・・・彼もやっぱり誓護の影響を受けている1人。
軋軋オドラ・・・2人の戦士に認められている誓護は本当に半端ない。
この2人が誓護が落とすと決めたなら、必ずそれが叶うと信じてるし・・・
それほどの信頼関係が生まれていたって事ですね・・・

○ ローザ=ダマスセナ

七剣花者(セプトアリス)の1人でアコニットの叔母。
アコニットを生んだ事で寿命を縮め亡くなった姉の事でアコニットを憎み彼女と戦う。
アネモネの眷属らしく能力は炎・・・アネモネは属性能力系って事かな?

アコニットも健闘・・・でも『麗血開花』ができない彼女では荷が重そうでしたが
ついに・・・ついに・・・

『亡失せし麗王』クリソピルムが助けに!!

シリーズ8巻目にしてようやく兄妹の再会です。
この場面は楽しみにしていたので結構テンション上がりました。

母親の死の事で父親からも憎まれ、兄は自分や家を捨て別の女性の所へ
そして叔母からも憎しみを向けられている最中に自分を捨てた兄が助けに・・・

今までの経験や誓護との出会いで彼の気持ちも理解できるようになっていたアコニット
出会ってしまえば結構すぐに確執は溶けて消えてしまった感じ。

クリソピルム”一番大切な相手”ができてしまい姿を消した。
でもそれはアコニット達の事が大事でなくなったわけではない・・・

ずっと影でアコニットを助け見守ってくれていた・・・誓護に出会い、色々と経験したからこそ
その気持ちをアコニットも理解し和解することができたんだと思う。

そして兄が自分を未だ大事に思っていてくれる事、
そして彼から聞いた2人の母親がどれだけアコニットを愛していたか・・・
それを聞いたアコニットはついに『麗血開花』する事が・・・
アネモネを象徴する黒い雷霆と正反対の純白の姿・・・

ただ残念なのはその姿を見てダマスセナが負けを認めてしまったため
力を見ることが出来なかった。
どんな風に力が変化するか見たかったのに・・・残念。
最近は物語のメインヒロインなのに周りが凄すぎて戦闘では活躍できず、
ただの人間である誓護は前線でガンガン戦って活躍。

ついに!!と思ったんですが・・・残念。

○ リンド=リヤナ

園丁会議の議長ストリクノスの娘
『夜想譚』3巻でアコニットを襲った女の子。
そして誓護が思いっきりフラグを立てた2人目の女の子。

七剣花者(セプトアリス)の序列は5位だけど『絶対防御』『絶対攻撃』を持つ
最強の戦士と言っても過言ではない能力を持っている・・・
誓護は最初から彼女の相手をする気で彼女の前へ・・・

どうなるか・・・と思っていたら・・・

戦いになりませんでした・・・

相手にならなかったとかではなく戦闘に発展しなかった・・・
リヤナは最初から『会いたかった』とか口を滑らせますし、
いざ戦おうとしても誓護は戦う気がない・・・

そして根が優しく、誓護に好意を寄せる彼女が攻撃できるはずもなく・・・

こんなところでフラグの効果が・・・

あっさりと彼女を説得し無力化。
なんていうか・・・麗王六花の姫君の両極端なキャラに好かれてるな・・・誓護
まぁ同じ姫君でもアロカシアアザレアは・・・

アコニットとは違いスタイルもいい絶世の美少女でさらに素直に気持ちを伝えてくるリヤナ
それでも誓護は友情とか友達とか見当違いの事を言ってますがね・・・

○ オピウム

今までの事件の裏で動いていた麗王六花ソムニフェルムの王子で
七剣花者(セプトアリス)

この冥府を2分する戦争を利用して彼の目的を果たそうとしていて、
誓護リヤナの前に現れて自分の計画や最終目的をべらべら話してくれます・・・
典型的な敵キャラ・・・

全てを語り、最後の仕上げと思ったところで全てをひっくり返される所まで典型的。

彼の計画も・・・
そして実はそれを止めるために動いていたストリクノスの計画も・・・

全てに気づいていた誓護の手のひらの上

ストリクノスがやろうとした”真の叛逆者”のあぶりだし・・・
それに気づき、その計画に乗っかるように今回の出来事を計画した誓護

本当に・・・おまえ・・・どんだけだよ!!

あっさりオピウムを捕縛され、ドラセナストリクノスから事情の説明を受けて戦争は終了。
ドラセナが宣戦布告とも取れるような発言をしに使者として来た事、
そしておそらくストリクノスリヤナの父親であると言う事も考慮に入れて
彼等が味方であるという事をすでに確信していたところが凄い。

正直な所、4巻まではストリクノスが敵の親玉って感じで考えてました・・・
これはちょっと驚き・・・でも考えてみると素直で優しいリヤナの父親が
冷たいとか噂されていても、それだけの男であるはずがないんだよね・・・

アコニットも叛逆者の汚名が晴れ、兄妹にわだかまりも消えて冥府の問題は解決。
残る問題は・・・

オピウムの友人である天狼(シリウス)
アコニットの最初の友人にして今や宿敵・鈴蘭
そしてちらほらでてきている『”穢れ”の顕現インベルサス』または 『光の王』

誓護達の住む人間の世界
グリモアリス達の住まう冥府

それ以外の『天国』『地獄』がこれから関わってくる事に。
冥府も1つになり、ストリクノスからも色々話が聞けそうなので
一気に色々な事情がわかりそう・・・あとはクライマックスへ一直線って感じです。

そして・・・何気に始まるもう一つの戦い・・・

アコニット VS リヤナ

ストリクノスからも認めらた誓護・・・冥府の実質的支配者すら彼を認めてます。
そしてその娘・リヤナはどこからどうみても誓護に想いを寄せている。
そしてヒロインであるアコニットももちろん・・・本人は認めないけど
誓護に好意を寄せているので何気に争奪戦が始まりそうな気配が・・・

美少女2人に想いを寄せられている状況だけど・・・本人は気づかず。
世界の危機に立ち向かう前に女心を理解した方がいいかも・・・

まぁ誓護にとっては2人の女の子より、避けられている妹のいのりの事が気になるんだろうけど。

最後に一文。

クリソピルムアコニットに伝えた言葉。
彼等の母親・・・ローザ=センティフォーリアが自らの死期を・・・
アコニットを生めば寿命が縮む事を知っていながら彼女を生んだ理由。
アコニットの命を全肯定する圧倒的な愛情。

「君を愛していたからさ」

「君が生まれる前から、母さんは君を愛していたんだよ」

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幻想譚グリモアリスV  天の座に咲け叛逆者 (富士見ファンタジア文庫)幻想譚グリモアリスV
天の座に咲け叛逆者
(富士見ファンタジア文庫)

(2010/01/20)
海冬 レイジ

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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

幻想譚グリモアリス 4 罪と祈りとほほえみと

あらすじ

キモいシスコン野郎の桃原誓護と冥府の姫君・アコニットは、
なんとか麗王六花のひとつ、ロードデンドロンの当主・アザレアを懐柔し、
一三星樹の権力を奪回した!
しかし―。

「千秋、僕は・・・君たちに、従う」

最愛の妹・祈祝に対する誓護の思いは激しく強い。
未だ鈴蘭と千秋刀真らによって、妹が拉致されたままの誓護は、
冥府に忍び寄る陰謀を感じながらも再び人界に舞い戻る。
そしていのりの身と引き替えに、誓護は彼らの軍門に降ることを誓うが・・・。

心を読む異能を持つ鈴蘭に対して、
誓護は最愛の妹を救い出すことができるのか?

ますます先が読めない猛毒のネオ幻想奇譚。

感想

幻想譚グリモアリスの4巻。
今月6巻がでて完結したので一気に残ってる感想を書いてしまおうかと。

前回の話で鈴蘭の配下になり、麗王と同等の力を得た友人・・・千秋の仲間達に
妹であるいのりを誘拐されながらも、アコニットを助ける事を優先し、
その救出をアコニットの兄である伶人・・・クリソピルムに託した誓護

だけどそれも間に合わなかったようで、千秋に仲間になるように勧誘される・・・
いのりの安全を引き換えに・・・

シスコンである誓護、最大のピンチ!!

その知略で戦う誓護にとって、相手の心を読む鈴蘭は最も苦手とする相手。
それでも相手にいのりの命が握られている限り従わなくてはいけない。
でも彼のアイギスが敵の手に渡れば、大変な事になり
アコニット達にも危険が及ぶ・・・

そんな中で誓護がとった手は・・・

コイツは・・・おかしい・・・

相手が心を読むのがわかっていながらもそれを騙しきろうとする・・・
本当にトンデモないです・・・

周りの仲間達がどう動くかも予想し、さらに何人かには事前に話を・・・
そして自分は自分の作戦が鈴蘭の読心能力に読まれないように
表層にでないようにしつつ、さらにあえて表層を読ませてミスリードする・・・

前からそうだけど・・・本当にとんでもない策士

自分のグリモワールであるアイギスが偽者を用意し、それをわざと心を読ませ教え、
本物の場所に行く為に、相手に道を開かせる。
さらに渡す物は本当に魔力を持つグリモワール・・・ただしアイギスではない・・・
そして絶妙のタイミングで相手が開いた道を利用して本物を自分の元に呼び寄せ、
さらにその道を使って、アコニットをも越える伶人アネモネの雷霆を呼び寄せる・・・

心を読む事すらも相手を騙す1手とする・・・その発想そのものが
彼の最大の武器・・・本当にしゃれにならない・・・

彼の最大の武器は全ての魔性を打ち消す魔刃の書・アイギスではなく
彼の頭脳そのもの!!

彼自身が強いわけではない・・・自分の仲間、できること全てを使い勝つ・・・

燃える展開です!!

そして誓護の友人・・・千秋とその仲間達・・・

彼等は彼等なりの正義・・・そして仲間を想う心がある。
でも彼等自身は力を与えてくれた鈴蘭を疑う事無く、誓護がそれを訴えても通じない。

なんかやるせないです・・・

正しく悪が罰せられる世界を作る・・・ある意味で間違ってはいない
でもどうしようもなく間違ってしまっている方法と状況

鈴蘭くらい悪人らしければいいのに、彼等が皆それぞれ事情を持った”正義”
であるだけに彼等との戦いはやるせないものがあります。
さらに千秋は過去に伶人と彼が深く関わった女性”マリエ”とも付き合いがあった模様。
彼女の歩んだ人生・・・そして最後は・・・確かにやるせない。

そして今回も・・・鈴蘭が密かに狙っている事態が・・・

千秋の仲間で唯一、いのり誓護の状況を案じ、彼らを逃がそうとした由宇
最後の最後まで優しい子でそして千秋達を守ろうとその力を使いきり消滅。
1巻の時も同じように魔力の暴走で消えていった”彼女”と同じ状況。

この時に空に現れる”門”こそが鈴蘭とその裏で手を引いている者の狙いっぽいですね。

完全な悪って訳でもなく、もしかしたら分かり合えたかも・・・
いや、必ず分かり合えたはずの相手が戦いの末、消えていく・・・切ないです。

この事が千秋誓護の仲を決定的なモノにしてしまった気も・・・

今回の事で誓護アコニットだけが知る秘密が・・・
いのりに関わる重大な秘密をかいのり自身が知り事で大きなショックを。
由宇のお陰で最悪の事態にはならなかったけど、これからは彼女も苦しむ事になりそう。
この異常に仲のいい兄妹の仲がこれからどうなっていくかも気になる場面です。

そしてアコニット

本当に・・・どんどん可愛くなる・・・

今回は不確定要素を排除する為にアコニットにも詳しい事を話さずに単身で
千秋達の下へ赴いた誓護

アコニットは彼が無理をしないか・・・
無理をするのがわかっているからこそ彼を助けようと動き出す。

これで・・・いつまで友情って言い張るんだろう・・・

そして地上に赴いた彼女の協力する夜想譚1巻から登場の姫沙に協力を求め・・・
(人間に頼るとか彼女からしたら本当に凄い事なんですが・・・)

そして鈴蘭に挑み、いのりを助けようとする彼女を彼女の友人・アザレアが助ける。
誓護アコニット・・・いつのまにか2人の周りには彼らを助ける仲間達が
本当に増えた事が実感できた。

アコニットがデレてきているのに、誓護がそれにまったく気づかない・・・
なんていうか段々アコニットが可哀想になってきた。
アコニット自身も自分の想いを自覚してないのもアレなんですが・・・

そして最後・・・

鈴蘭を裏で操る黒幕・・・オウピムとその友人・・・天狼(シリウス)の登場。
そして誓護は自分に今まで何度も協力してくれたのが
アコニットの兄・クリソピルムである事を伝える。

色々と秘密も明かされ面白くなってきたこのシリーズ。
続きが楽しみになる話でした。

最後に一文。

気位が高いグリモアリスの中でも最高位の血統に連なるアネモネの女王である
アコニットがつい言ってしまった一言・・・
なんていうか・・・微笑ましい・・・っていうか本当に・・・
そこまで気を許していてなんでまだ友情とか言ってるんだろう・・・本当に・・・

「ナメた口をきかないで。このアコニットの命令するなんて

 ・・・・・・誓護でもないくせに」

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幻想譚グリモアリスIV  罪と祈りとほほえみと (富士見ファンタジア文庫)幻想譚グリモアリスIV
罪と祈りとほほえみと
(富士見ファンタジア文庫)

(2009/07/18)
海冬 レイジ

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ジャンル : 小説・文学

本日の騎士ミロク 5

あらすじ

「じゃ、行ってくるね」

なんでもないことのように言い、ミーヤー姫は戻っていった。

一度はなんとか脱出できそうだった王宮 ―動く死者の群れと、
邪悪なベトの魔導士が待つ地獄の中へ。

「ミーヤー、俺も行く!」

走り寄ろうとした俺、ミロクの腕をディアートがつかむ。

わかってる。
人質の命を救うためのギリギリの決断だって。

ミーヤーの背中は凛としていた。
でも、俺は聞いたんだ。祈るような声を。

「・・・必ず、助けに来てよ」

ゾンビVS赤目隊、反撃ターン開始。
ベト編クライマックス。

感想

本日の騎士ミロクの5巻。

今回は前回のベト神聖国編の後編。
敵の魔導士が生み出したゾンビの軍団に追われながら逃げる
ミロクミーヤー王女の前に新たに赤目隊に加わったディアートが合流。
ミロクジュジュの剣を届けた所から・・・

ディアートが・・・馴染んでる・・・

なんていうか軟派で女性によくちょっかいをかけていたために、
その亭主や彼氏から逃げ回っていたせいなのか逃げるのがとてもうまいという設定が・・・

しかも器用なので今回の事件でも色々と活躍・・・
性格や能力など・・・考えてみると明らかに騎士を取り締まる黒鎖隊よりも
ミロク達・・・ジュジュの護衛とわがままを叶える赤目隊に相応しい感じ。

今回の騒動でミロクも彼に対するわだかまりが薄くなったみたいだし、
いい仲間になっていきそうな感じ。
ただし明らかに彼はミロクと同じように苦労するタイプのメンバーだが・・・

そしてミーヤー王女ヴィジャ

2人の絆が・・・凄い・・・

ミーヤー王女・・・彼女はジュジュの友人らしく、本当に強い娘。
不安や恐怖があっても、命を救う為なら危険を顧みない。

今回も魔導士が怪我人を人質にした事でミロク達と別れ、彼に付いて行ってしまう。
救える命を見捨てない為に・・・そしてヴィジャ達が助けに来てくれる事を信じて

ヴィジャ・・・ミーヤー王女の治癒魔法を強化していた”種”魔導士に奪われ
その事から彼女からの治癒能力が衰え不死身の戦士ではなくなったせいで
死への恐怖から剣が鈍ってしまった・・・

ミロクと死線を越えるような剣の稽古をしたりするけど恐怖は振り切れない・・・
だけどミロクジュジュのやり取り、そしてミーヤーが死に掛けた時に
彼は本当の恐怖を知り、自身の死の恐怖を乗り越える・・・

この過程はいい感じでした。
ミーヤー王女の力で不死身ゆえに敵の攻撃を受けても死ぬ事無く戦ってきたヴィジャ
彼がその不死性を失い恐怖するのは当然。
でも人間がその恐怖を感じるのは当たり前。
それでも不死身でないミロク達が戦えるのは、
その恐怖を押し殺しても守りたい大切な物があるから・・・
その事に気づいたヴィジャはこれからもっと強くなりそう。

今でも一騎当千のミロクと互角なのにね・・・
ミーヤー王女ヴィジャの関係も今回の事件で一歩進んだ感じだし
読んでて微笑ましかった。

何気にこの2人も身分違いっぽいけど、
気さくな感じの国王は2人の仲を認めてるっぽい。
なんていうか・・・この作品の王族ってみんなどっか・・・軽い。
権威や自分を誇って他者を見下すって感じの人が全然いない感じがする・・・
まぁそっちの方がいいんだが。

そして今回また少しだけわかったアーニィの事。
1対1だとミロクよりも強いというとんでもな女の子なんだが
彼女にもなんと2つ名が・・・

二代目”跳魚(タツプフィッシュ)”

どうやらちょくちょく話にでてきていた格闘家であったらしい
彼女の2つ名と格闘技を継いだために2代目らしい・・・
アーニィ・・・というよりも彼女の母親の方に色々と物語がありそうで気になる。

っていうかミロクより強いって・・・ぶっちゃけ強すぎだよね・・・

アーニィの母親の話もそうだけど、
今回、最後の最後にいい所を持っていったファリサ
彼女の過去の詳しい話や藍山同盟の話。

トーラットの奥さんの話とか色々と知りたい事は結構多い。

次からは全世界を巻き込んだ話になっていくみたいだし
そこら辺もわかると嬉しいかも。

魔導士が死に際に叫んだ”第八国(エイスランド)”
彼等には彼等の組織があるみたい・・・
完全にオウガン=敵って図式ではなくなってきた感じだ・・・
ミロクの兄・ゴウトがどんな状況なのかかなり気になるな・・・

次回は短編集みたいだけど・・・それはそれで楽しみだな・・・
このメンバーの日常ってそれだけで楽しそうだしね。

最後に一文。

ヴィジャのセリフ。
魔導士によって怪我を負わされ死にかけたミーヤー王女を見て
彼は自らの死の恐怖を・・・死線を越える・・・
何故ならばそんなものよりもっと恐れる事があるから・・・

「俺はようやく理解しました。真の恐怖、真の死線というものを」

「怖いです・・・自分が死ぬのは」

「だが、大切な人が死ぬのは、もっと怖い───!」


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本日の騎士ミロク5 (富士見ファンタジア文庫)本日の騎士ミロク5
(富士見ファンタジア文庫)

(2010/08/20)
田口 仙年堂

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イヅナさんと! 世界でいちばん強い

あらすじ

「孝史、生きてたか!」

「石神、七瀬さんは?」

「えーと・・・」

“大祭”戦闘中に意識を失ったオレ、石神孝史は、
気づくとイヅナさんと離ればなれになり、現実世界に戻っていた。
絶対守るつもりだったPTメンバーを守れなかった・・・。

しょぼくれたオレを見かねてか、クラスメイトの陽菜は弁当を作ってくれたり、
“エクス・レジェンド”をやろうと誘ってくれる。

皆もイヅナさんのことを心配していた。
今どこにいるのか、無事なのか、戻ってこれるのか―?

鎮守の森に現れたサキによると「ウチ」の人格はサキの中で消えつつあるという。
そしてサキは“大祭”での優勝を宣言するが。

イヅナさんを取り戻すため、仲間たちとオレはある決意を固める。

感想

イヅナさんと!の3巻
何気に最終巻。

イヅナさんもついにゲームデビュー!!・・・エピローグでね

前回の最後・・・孝史を守りきれず怪我をさせてしまったショックで、
内に眠る地の頂点と呼ばれる祟り神サキを覚醒させてしまい、孝史の元から去ったイヅナさん

最強戦士・ゼインとしてゲームの中では言われている孝史だけど、
結局イヅナさんと共に戦う事が出来ず、そして彼女が去ってしまった事で
呆然として落ち込んでしまう孝史

なんていうかゲーム内の自分、そしてイヅナさんが信じた最強戦士としての彼が
完全に打ち砕かれてしまった感じ

友人達が心配する中、元気のない彼が再び立ち上がる物語

すでに参加資格を失ったと思っていた”大祭”への参加資格が残っていたり、
ゲーム中に転移されると最強戦士ゼインとしての力を持ったまま
”大祭”へ参加できたりと色々な事に気づき、仲間達の励ましもあり、
イヅナさんを救う為に・・・彼女の本体とも言えるサキを倒す事を決意。
まぁサキイヅナさんである事は変わらないんですが・・・

燃える展開・・・

ここからは一気に燃える展開・・・
孝史サキと・・・そして全ての黒幕である天牙と戦う為に、
命の危機がある事をわかっていながらも友人達に・・・仲間達に協力を頼む。

こういう展開は結構好きです・・・
普通は簡単に信じられないような話だけど孝史の話だから、
そして記憶を消されただけで、1巻の事件を目撃していたから・・・
協力を約束してくれる友人達と孝史の絆が感じられてかなりいい。

イヅナさんでもあるサキ孝史の事を常に気にして、
契約も解除しようとしてなかったし・・・

最強戦士とゲーム内で呼ばれ、イヅナさんにはそれで勘違いされて契約、
それでも精一杯戦ってきたけど、やっぱり限界があった孝史

イヅナさんとの契約で多少強化され、さらにキスによって一時的に力を強化できるけど
やっぱり元々は普通の高校生・・・

でも最強戦士ゼインとしての力を使う事が出来る事に気づいた彼が選択したのは
その力だけで戦う事ではなく、PTとして戦う事。
ある意味でゼインの最強の力と呼べる力を選択したのではないかと。

『騎士』:グラハム 友人の妙香寺
『吟遊詩人』:グレーテル 前回、孝史に告白した陽菜
『守り手』:レイミィ 天の神であるひかり

そして孝史の従姉である恵那と彼に懐く妖狐であるヤコ

彼等の協力で得た力・・・そして彼等の力を借りてサキと戦い
イヅナさんを取り戻し、最後は皆の力とイヅナさんとの契約の力の上乗せで
天牙を倒した・・・

決して個人の力ではなく結束の力で・・・これがPTの醍醐味・・・
燃える展開でした・・・

天の神が開催する地の神を戦わせ、地の王を決める儀式”大祭”
天の神地の神の確執や不平等など色々な問題はあったみたいだけど、
イヅナさんが勝利し、敗北した天牙も彼女の政治顧問に・・・
そして天の神の女王・・・アマテラスであるひかりの協力も有り
神のいざこざもなんとかなりそうな感じに・・・

まぁ地の王がイヅナさんで本当にいいのかは疑問だが・・・

ひかりの正体が日本神話の最高神であるアマテラス
そして天牙ツクヨミである事は予想通りだったんですけど、
2人が普通に兄妹の関係だった事にはちょっと驚いた。

兄妹って割りにはお互いへの態度が厳しめだったし・・・
まぁ最後の方は結構打ち解けてたけど・・・

でもツクヨミってアマテラスの弟だった気もするが・・・まぁいいか・・・

天牙に仕え、彼の為に戦った”大祭”終了後はちょっといい感じ。
は否定してるけど周りから見たら十分カップルなんだよねこの2人・・・
どうなるかは定かではないけど。

そして主人公の孝史・・・

こいつは・・・ハーレムでも作る気か・・・?

2巻で彼に告白した陽菜(なんか保留されたままスルー)
彼に懐くヤコ妖狐
ゲーム仲間で、クラスメイトなひかり最高神アマテラス
契約して、同棲中でもあるイヅナさん(今回、地の王に)

なんか普通なのが陽菜しかいない・・・

天と地・・・その両方の神の頂点から好かれるとか、お前何様だよって感じです。
イヅナさんもゲームを始めてPT組んで遊んだりしてるみたいだけど、
その前にこの混沌とした状況をどうにかしろと言いたい・・・
この状況は最強戦士でもどうにもならない気もしますが。
まぁ孝史の想いはイヅナさんに向いているのが確実なんですがね。

彼女達の他にも従姉である恵那の態度も家族愛なのか恋愛感情なのか微妙な感じ。
孝史の事を本当に大切に思っているのは確かなんですが・・・

まぁとりあえず話の方はハッピーエンドで終わったので満足。
でももうちょっと彼等の日常も読んでみたかったかも。

最後に一文。

最終巻なのに・・・思わず笑ってしまったセリフがあるのでそれを・・・
地の王となり天の司祭神達に謁見する事になったイヅナさん
彼女は景品としてゲームをやるためのPCを貰おうとテンション高い。
地の王の補佐にツクヨミが、さらに協力者としてアマテラスが付き、
世界の不均衡を正そうという話をする中でまったく空気を読まない彼女。
その理由がコレ・・・なるほど・・・そりゃそうだ・・・

「空気なんて読めるかー!どこに字が書いてあるんだ!」

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イヅナさんと!  世界でいちばん強いキス (富士見ファンタジア文庫)イヅナさんと!
世界でいちばん強いキス
(富士見ファンタジア文庫)

(2010/08/20)
高瀬 ユウヤ

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氷結鏡界のエデン 4 天上旋律

あらすじ

「守るんじゃなく、一緒に戦う。・・・それが僕の新しい戦い方だから」

仲間と挑んだ選抜戦で、シェルティスは新たな決意を迫られる。

統政庁との会合に赴く巫女・ユミィの護衛任務。
それを勝ち取るため、モニカと華宮、そして「四人目」の仲間と部隊戦に参加したシェルティスは、
一人で戦ってきた己の弱点と向き合うことになる。

時を同じくして、シェルティスに宿る魔笛を浄化するため沁力の修行を重ねるユミィの前に、
ツァリと名乗る女性が現れた。

「沁力が開花するキッカケ―お前の知らない旋律を与えてやろう」

そう告げる彼女は、ユミィを『ある場所』へ誘うのだが・・・。
変革する世界で、少年を想い少女が歌う、重層世界ファンタジー。

感想

氷結鏡界のエデンの4巻
ドラマCD化が決定したみたい・・・楽しみかも

黄昏色の詠使い関連の言葉がちらほらと・・・

作者の前作に当たる『黄昏色の詠使い』の用語やそれに関係ある名前が
ちらほらと見受けられる今回の話。
やっぱりこの世界は『黄昏色の詠使い』の世界となにか関わりがあるのかな?

シェルティスがかつて千年獅に最も近い錬護士だった時に、
何度も戦ったという現在の錬護士筆頭である女性は『ジルシュヴェッサー』って
言うらしく、さらに最近交流があったイーシャが彼女の妹であるらしく、
シェルティスレオンも彼女が苦手というらしいから登場が楽しみ。

『ジルシュヴェッサー』って『黄昏色の詠使い』での祓戈の到極者という意味。
やっぱり槍を使うんだろうか・・・

さらに1巻から稀に姿を現していた謎の女性『主天』ツァリ
塔のマスコットキャラである『黄昏竜(アーマ)』の硝子細工に反応したり
ユミィ氷結鏡界が結ばれる前の世界を見せたり・・・

そして彼女がそれを見せる時に使った詠唱・・・
       赤の歌
──『Keinez』──

そのまんま・・・『黄昏色の詠使い』名詠式ですね・・・

そしてユミィ”体験”した1000年前の世界

巫女であるユミィすら圧倒する魔笛を放出する幽幻種
そしてそれを苦もなく一掃した紗砂と呼ばれる少女。

何気に現代でシェルティスの友人であるエリエが友達になったという少女と同じ名前で
さらに彼女は普段は”サラ”と呼ばれてるらしい・・・
それって皇妃の名前と同じ・・・かなり気になる伏線です。
1000年以上生きてるって事なんでしょうか・・・

さらにエリエの妹でシェルティスにも懐いているユト
彼女の名前も1000年前の世界で登場・・・

しかも現在でツァリが持っていたマスコットは本編中にユトが
今回登場の新キャラ:ヴァイエルにお菓子と一緒に買ってもらったもの・・・

ユトも前から変な動きをしたりしてたから・・・やっぱり秘密があるっぽい。
ユト=ツァリで彼女も1000年前と関係ありそうだ。

そして1000年前に紗砂と共に戦っていた『ミクヴァの機神』と呼ばれていた存在
機械を纏った存在である彼女の名前は・・・”イリス

シェルティスに助言をする相棒の機械水晶と同じ名前・・・
そういえば皇妃に貰ったという設定があったような・・・
エリエが友人になった紗砂の事を管理者(マスター)って口を滑らしてたし・・・機械ですけど。

色々と気になる伏線がちらほらと現れてこれからどうなっていくかかなり気になる展開
ここまで色々とちらつかされると先が気になってしょうがないです。

そして本編。
ユミィの護衛の任務を受ける為に4人目のメンバーと選抜戦に勝たなければいけない話。

昔はレオンと二人で・・・その後も援護を必要としないほど強い錬護士として戦っていた
シェルティスにとって援護前提の集団戦が結構難しいみたい。

それでも戦闘中に冷静に戦況を見極められるのは余裕がある彼だけなので
華宮から部隊の指揮を任され奮闘する事に。

部隊長であるモニカの役目は交渉や調整など、明らかに他のメンバーが苦手な部分って事で
役割分担としてはいいのかな?

モニカが過去に巫女見習いだった時の後輩がユミィであったり、
華宮が新しく推薦した4人目のメンバー・・・ヴァイエルの登場など色々あった。

憧れの先輩であったモニカとの再会に喜ぶ一方で、彼女とシェルティスが同じ部隊なため
嫉妬心を抱くユミィは面白かった。
セリフがまるでツンデレみたいになってたし・・・

そしてヴァイエル・・・

コイツこそが究極のツンデレ・・・

訓練もサボり、言葉も色々と汚く、選抜戦でもろくに戦わない・・・
それでも華宮は彼の『いい人』の部分を・・・かつて自分を助けてくれた事を知っているので
彼を仲間に。

人として絶対に外せない道がある・・・

これが彼の信念・・・皆がただ巫女千年獅になる事に邁進する中、
武器庫の点検や整備を一人でやり、誰かが本当に困っているならば手を差し伸べる・・・
本当に当たり前で大切な事・・・それができるのがヴァイエル

こういう奴・・・好きだな・・・

恩を売ったと思われたくないから、自分がやったことを人に誇ったりもせず、
ついついキツイ口調になってしまうけど本当に華宮が言う通りの『いい人』っぽいです。
普段はともかく、本当に大事な時には命をかけてでも仲間を守る・・・いい感じです。
これから部隊仲間になる4人がどうなっていくかもかなり気になります。
特にヴァイエルの場合は華宮との関係がどうなっていくか楽しみ。

華宮が彼を部隊に引き入れる脅迫のネタが小猫を秘密で飼ってるというのは笑った。
そこの不良だよ!?って感じで・・・
さらに部隊で唯一の料理技能の持ち主という事で彼の役割は料理長に・・・
なんだか面白いキャラだ・・・

色々な伏線、『黄昏色の詠使い』との関連がありそうな言葉
色々と気になる事が増えたせいで5巻が凄く楽しみ。
どんな展開になっていくんだろう。

最後に一文。

ヴァイエルのセリフ。
脅迫されて部隊に入れられたヴァイエル
でも一度仲間になった彼は嫌がりながらも、
約束した選抜戦には必ず参加。
そして仲間が危機に陥った時はその全てを賭けて
ただの護士では荷の重い幽幻種へと挑んだ。
そんな彼が幽幻種に言ったセリフ。
ユミィが見た1000年前の世界・・・そこで紗砂が言っていた言葉と
奇しくも同じ意味の言葉・・・
っていうかヴァイエル格好よすぎです・・・

「人間の本気をなめるなよ?」

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氷結鏡界のエデン4  天上旋律 (富士見ファンタジア文庫)氷結鏡界のエデン4
天上旋律
(富士見ファンタジア文庫)

(2010/08/20)
細音 啓

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ジャンル : 小説・文学

購入履歴(8月中盤 Ver.2010)

ガガガ文庫&富士見ファンタジア文庫&一迅社文庫の新刊

<ガガガ文庫>

とある飛空士への恋歌 4
ささみさん@がんばらない 3


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とある飛空士への恋歌の4巻

このシリーズもこれで5巻目か・・・
色々と動きもあるし読むのが楽しみ。

ささみさん@がんばらないの3巻

1巻でひきこもり・・・
2巻でひきこもりから脱出・・・
3巻で再びひきこもり状態と交互にきてるな・・・
今回の一件でまた立ち上がる事はできるんだろうか・・・ささみさん

<富士見ファンタジア文庫>

フルメタル・パニック! 12 ずっと、スタンド・バイ・ミー (下) 
ぼくと彼女に降る夜 スピリッツサクセサー~後継者たち
幻想譚グリモアリス Ⅵ かくてアダムに祝福を
H+P 7 ―ひめぱら―
本日の騎士ミロク 5 
氷結鏡界のエデン 4 天上旋律
イヅナさんと! 世界でいちばん強い
レジェンド・オブ・レギオス Ⅲ レギオス顕現


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フルメタル・パニック!の最終巻

ついに・・・最後・・・どうなるのか・・・
さっそく読まねば・・・

ぼくと彼女に降る夜の最終巻

これも今回で終わりか・・・
ヨルと騎士がどうなるのか・・・これも早く読みたいなぁ・・・

幻想譚グリモアリスの6巻

あらすじに最後の戦いってあるが・・・
とりあえず早々に読んでみよう・・・
ってこれで早く読みたいが3冊目・・・

H+P―ひめぱら―の7巻

どうやら今回は日常編・・・やっぱり色々と・・・アレなんだろうか?

本日の騎士ミロクの5巻

前回の続きが気になってるのでこれも早く読みたい・・・4冊目・・・

氷結鏡界のエデンの4巻

色々と進展がありそうなあらすじ・・・気になるな・・・

イヅナさんと!の3巻

前回のあの状態から主人公がどう立ち上がるのか・・・楽しみだ。

レジェンド・オブ・レギオスの3巻

最終巻・・・同じ内容の本がサイズ違いに2冊って状態にも慣れてきたな・・・

<一迅社文庫>

真剣で私の恋しなさい!!

mazikoi3.jpg

真剣で私の恋しなさい!!の3巻

今回の表紙は百代と京か・・・
どんな内容なのか楽しみだ。


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ジャンル : 小説・文学

偽りのドラグーン Ⅳ

あらすじ

レガリオン帝国がセーロフ王国に侵攻を開始する。

ヴィクトルの不気味な宣告が現実のものとなり、
騎士学院の面々もついに戦場へと赴くのだった。

すでにセーロフ王国は持久戦に持ち込むため、国土の半分から撤退をしていた。
その際、取り残されている民間人がいることを知ったジャンは密かに救出を目論む。
だが、それは敵占領地深くから縦横に移動するという無茶なものだった。

検問を突破するため、クリスやティアナは修道女に変装し、
ジャンは農夫に化けるが、敵も馬鹿ではない。

行く先々で予想もしない事態に陥り!?

大人気、学園ファンタジー第4弾。

感想

偽りのドラグーンの4巻。

ついに・・・この時が・・・

今回の話ではジャンに関わる重大な出来事は2つ発生。

1つはジャン達の前に何度も現れ、その度に戦いになったレガリオン帝国の仮面のスパイ
その彼がついにジャンに正体を明かす・・・

死んだはずの双子の兄・ヴィクトル

祖国を滅ぼされた復讐を、彼の仇を討つためにヴィクトルの名を偽り戦い続けていたジャン
だけど実際は彼がレガリオン帝国の皇女・グロリアと協力してアバディーン王国を滅ぼし、
竜のいない世界を作る為に、今もレガリオン帝国グロリアの部下として行動している・・・

今回の話の終盤でついにその事実を知り、そして兄の裏切りを理解しながらも
結局は彼に銃を向ける事が出来なかったジャン・・・

色々と無謀だったり、
性格も荒っぽいところがあるけど実際はとても優しい彼らしいですが・・・

この事実を3巻の終わりに知り、ずっとジャンに話すかどうか悩み続け、
結局言う事が出来なかったティアナ

彼女は自分の苦しみを理解し、パートナーになってくれたジャンだからこそ
彼が目的を失い、自分の前から消える事を恐れ言えなかった・・・

なんていうか・・・本当にいい感じに・・・

2人に築かれ始めた信頼関係なんですが、今回の出来事でどうなるか・・・

そして2つめの出来事・・・

ついにジャンの嘘がバレる・・・

神童と言われた双子の兄であるヴィクトルの名を偽って、騎士学院に通っているジャン
ジャンにとっては祖国や兄の仇をとるための手段として、
そしてティアナにとっては才能がなさそうであった彼をパートナーにする事で、
戦場に送られる事がないようにするためのもの。

ジャンの潜在能力が明らかになったり、ジャンティアナの苦しみを理解したせいで
ティアナの思惑はすでに意味をなさないものになっていたけど、
ジャンにとってはどうあっても隠さなくてはいけないもの。

それがよりによって兄の生存と裏切りを知った直後に教官であるマグノリア
ばれている事が判明。
ジャン自身は兄の事、そして双子を判別する為にマグノリアが連れてきた、
2人の家庭教師であったブレロの登場など驚きの連続で反応はイマイチ・・・

でもこのシリーズの重要な転機になる事は間違いなさそう。
マグノリアが学院長にこの事を話してしまっているのか・・・とか、
兄の事を知ったジャンがこのまま竜騎士を目指せるのか・・・そもそも許されるのか・・・
そしてヴィクトルの事を話せなかった事に罪悪感を感じるティアナ

さらに真実を知った仲間達の反応もかなり気になる・・・

元々ジャンに好意を寄せてるクリスは・・・大丈夫だろう
今回の一件で仲良くなったラシードも・・・多分大丈夫

でも最近色々と暴走ぎみのアダマスは問題がありそう。
部下であったギルまでもがジャンクリスの事を認めて、
アダマスの異常なまでの2人への疑念に離れていってしまい
それを2人の責任に転化したりと・・・ちょっと危ない方向に・・・

彼の存在がジャン達にとって大きな問題になりそうな感じもするな・・・

恋愛方面はティアナジャンに抱きついたり、
クリスが色々とドッキリする様な事を言ったり、
態度が完全に恋する女の子のようで面白い事に・・・

前回登場のサラはまったくと言っていいほど登場しなかったのが残念だったけど、
この緊迫した状況下ではヒロインは2人ぐらいの方がいいかな・・・

なにはともあれ次の話がかなり気になる終わり方でした。
あとがきによると次回は本格的な『戦争』になる模様。
嘘がばれたジャンは参戦できるのか・・・
できたとしてヴィクトルがでてきたら戦う事が出来るのか・・・
めちゃめちゃ気になる・・・

最後に一文。

今回登場した嘘を付く事を嫌っていながらも、嘘を自然に付く事ができたニール
嘘を嫌い、いずれむ報いを受けると言っていた彼の登場はなかなかいい感じだった。
ジャン達の事を嘘を付いてはいるが正しい道を歩む子達と言いながら、
笑って死んでいった彼は凄い人だと思う。
だからこそ彼の最後のセリフ・・・

ヴィクトルに捕らえられ、その才覚から部下に誘われるが彼等の行いを
正しいと思えないニールは自分が面倒を見ていた孤児達をジャン達
守ってくれると信じながら彼に撃たれる

ヴィクトルニールなら死んで神の国へ行ける・・・
その資格があると言った言葉に対しての彼のセリフ。

「そのような資格など不要です」

「もとから期待しておりません」


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(2010/08/10)
三上 延

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ジャンル : 小説・文学

さくら荘のペットな彼女 3

あらすじ

2学期初日。
学園の変人たちの集まり『さくら荘』に、謎の金髪美少女が現れた。

彼女の正体はイギリス時代のましろのルームメイト・リタで、
ましろを連れ戻すためにやってきたという。

焦る俺をよそに、ましろは帰らないと突っぱねるが、
どうやらリタは目的を達成するまでイギリスに戻るつもりはないらしい。

しかもその夜、なぜかリタを俺の部屋に泊めることになってしまい・・・
って、みんなそんな目で俺を見ないで!

さらに、騒動の最中、美咲先輩が文化祭に向けて寮のメンバーで作品作りをしたいと言い出して!?

変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメ第3弾登場。

感想

さくら荘のペットな彼女の3巻。

名前だけ登場していた・・・

ましろの友人・リタ登場!

今回はさくら荘全員で一つの事を成そうとする話と平行しつつ、
ましろリタ・・・2人の話。

リタの気持ち・・・

ましろと共にずっと絵を描いてきて・・・
でも圧倒的な才能を持つましろに追いつく事などできず、
彼女が漫画家を目指そうとした時、協力する事で彼女を遠ざけようと・・・
でもやはり自分を圧倒的に打ち負かした才能を持つ彼女に画家を続けて欲しいという・・・

”ましろ”という圧倒的才能に潰されてしまった娘

その才能を疎みながらも、圧倒的なその才能を無駄にするのが許せないという二重背反
そんな想いを抱いたまま今回登場した彼女。

つねに笑顔を浮かべながらも、空太七海ましろの絵を見せて、その才能を理解させたりと
彼女を連れ帰るための手段を色々とうってきます。

空太も前回、努力したけど失敗という結果にはなったけど前向きにはなった。
でもましろの誰もが認める才能を埋もれさせて良いのかと悩み始めてしまい
色々と話がややこしく。

ましろは天才で誰をも凌駕するほどの絵の才能を持っているけど、
だからこそ”普通”である事を理解できない。

彼女にはリタが何故彼女を嫌うかが理解できない。
誰かが誰かを羨む気持ちが理解できない。
だから自分が怒られる理由も理解できない。

本人がそれを嫌だと思っていても・・・

ある意味でましろも圧倒的な才能ゆえに孤独にならざるをえない・・・
こう考えると天才というのも考え物かもしれない・・・
知る知らない以前に理解できないというのはかなりの問題のような気がする。
ただでさえ普通のコミュニケーション能力や一般常識が欠けてるましろではなおさら。

それでも彼女は彼女なりにリタと一緒に居る事を嬉しく想っていて、
リタも本当は彼女と一緒に絵を描く事は好き・・・

お互いにそれを口にだして言わなかった

だからましろリタの気持ちが理解できない故に・・・

だからリタましろが自分をどう思っているか不安に・・・

こういうすれ違いが起きてしまったみたい。
今回、顔をあわせて、言いたい事を全部言った2人は今まで以上に仲良くなれた気がするから
雨降って地固まるって感じかな?

実際にその場面は雨降ってたしwww

そしてもう1人の登場人物・・・

赤坂龍之介・・・ついに顔見せ!

さくら荘の住人で空太のクラスメイトだけど、今までひきこもっていて
登場してもチャット会話のみだった彼がついに登場。

特に理由もなく、出席日数の関係ででてきたみたい・・・

彼もさくら荘”天才側”の人間らしくプログラミングの才能においては凄いみたい。
実際に1巻から自分の代わりにAIに対応させたりととんでもなかったからな・・・

我関せず

基本的にほとんどの物事に感心がなく、自分以外の諸々に興味がない。
まぁさくら荘のメンバーの頼み事とかは無理でなければ聞いてくれるけど・・・

濃いなぁ・・・さすがさくら荘・・・
効率重視だったり、授業を無視したりと色々と問題児。

そんな彼だからこそ、リタの仮初の笑顔に気づいたし
彼女の言葉をなんの感情もまみえずに客観的に聞いて、問題点を指摘した。

悪口を言われてもまったく動じない為に一方的に相手が詰られるという、無敵状態の彼。
なのに何故かリタが自分が感じていた思いに気づくきっかけになったり、
その事で彼女に好意を持たれてしまったりと・・・あれ?

何故、そこからリタフラグが立った!?

彼からしたらまったくリタに興味がないみたいだったけど、
リタは去り際に頬にキスしていったから冗談ではなさそう・・・

女性が苦手な龍之介は失神したけど・・・
なんか色々とコイツも残念なキャラっぽい。

そして主人公であり空太とヒロインであるましろ

今回、さくら荘のメンバー全員で文化祭の出し物を企画して
作成する事になるわけだけど、リタの登場やましろの帰国騒動で
色々と悩みながら空太は関わっていく事に・・・

リタに連れられてましろの絵を見て、彼女の才能の片鱗を見せられ、
彼女の才能を惜しいと感じ、彼女を美術の世界に戻そうと決意する空太

でもリタましろの問題や何気ないましろとのやり取り、
そしてましろの父親の来日~ましろが去ってしまう・・・

色々な事が起きて、そして空港でましろに追いついた時に
空太が紡いだ言葉は・・・決意していた彼女を送り出そうという言葉なんかではなく
彼女を引き止める言葉。

そこまできてようやく素直な思いを口にできたみたい・・・

まぁここまで空太が頑張ったけど、実際はリタの帰国の見送りというオチだった訳だが・・・
それでも素直な言葉を口にした空太の言葉はましろの心にきっちりと届いたみたい。
これは大きな一歩のような気もします。

この一件でましろに生まれた新しい”想い”
そして文化祭の企画がどういう結果を迎えるのか・・・
そして美咲の事とか色々と伏線を残して終了。

ましろの父親がましろが漫画家を目指している事をすでに知っていたり、
その事について反対していなかったりと大きな問題があっさり解決。
娘の才能を知り、それを生かして欲しいという思いはあるけれど、
娘がそれを望んでいないなら無理強いはしない・・・いい父親。

まぁましろの圧倒的過ぎる才能を惜しむ人間は色々と多そうだし、
それがこれからの問題になる事もあるような気もするけど・・・なんとかなりそう。
さくら荘ってそんな感じのコミュニティだし・・・

ある意味で本当に”普通”ではない人達が集まる寮・・・楽しそうです。
美咲ましろ龍之介などと普通にコミュニケーションが取れてしまってる時点で
空太七海も十分普通ではないという事に気づくべきかも・・・

最後に一文。

今回、ましろが帰国してしまうと勘違いした空太に抱きしめられ、
『どこにもいくな』と言われたましろ
この行動はましろの心にとても深く届いたみたいで、
今まで彼女自身もうまく理解できていなかった気持ちに自覚が・・・
そんな彼女がその自分の気持ちを口にしたセリフ。
実際、口がそう動いたように見えたって表現だけど多分間違いなさそうだし・・・
これは・・・次の話が楽しみになる・・・
2巻の『恋を教えて』がここに繋がるとは・・・
彼女が空太に感じ始めた思い・・・それは・・・

「これって・・・」

「もしかして・・・」

”──コイ”


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(2010/08/10)
鴨志田 一

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竜と勇者(あいつ)と可愛げのない私 2 

あらすじ

ヘタレ勇者レックスの従者として、魔王退治の旅を続ける魔法少女のアンジュ。

学術都市フルブライトにやってきた彼女が出会ったのは、
エルフ族の美しい少女ウェルチだった。

レックスの婚約者だと名乗り、やたらとアンジュに対抗心を燃やすウェルチ。

そんな彼女にあおられて、アンジュはレックスの同行者の座をかけ
ウェルチと一戦交えることに!?

これはラブコメ的な展開か、と思いきや、
今度は二人の前に、敵対するフェブロニアが生み出したソウルイーターが現れて・・・。

ただいま人気上昇中!新感覚ファンタジー第2弾!!
これは泣けます。

感想

竜と勇者(あいつ)と可愛げのない私の2巻。

ちくしょう・・・orz

あらすじを読み、さらに最初の方を読んでいる時点であらすじの最後の部分・・・
”これは泣ける”の意味に疑問を感じていたんですがね・・・

うるってきちゃったじゃないかぁぁぁぁぁ

レックスの婚約者を自称するアンジュと同じ魔法使いの少女・ウェルチが登場し、
アンジュレックスを意識しての恋愛方面の動きがあるのかと思っていたんですが
まったく全然・・・凄く悲しくて・・・そしていい感じの話に・・・
これはまったく予想できなかったせいか結構ガツンときましたね・・・
マジで涙腺が刺激されて(┬_┬)感じに・・・

油断していたというかなんというか・・・そういえばこの作品の作者って
『月と貴方に花束を』『麒麟は一途に恋をする』『きみと歩くひだまりを』の人だったよね・・・
なんていうかこの3作品に比べたらかなり設定が安全というか・・・
キツクない感じがしてたので失念していた・・・

結構普通に主要キャラっぽい人がぽんぽん死んだりするんだった・・・
これからがちょっと不安になるな・・・希望が残るEDになる事が多いとはいえ・・・

物語は勇者魔法使い魔王を倒すという王道ファンタジーだったんですけど
レックスアンジュの住まう剣の国ランドールと敵対する
帝政国家フェブロニアの影が見え初めてちょっときな臭い感じに・・・

ランドールフェブロニア・・・魔王は共通する敵であるけど、
両国にとっては互いも敵であるという・・・
なんかややこしい事になってきたみたいです・・・

今回立ち寄った学術都市フルブライトレックスの姉・レムリアと出会い、
さらに彼女の弟子でレックスの幼馴染でもあるウェルチも登場。

婚約者を自称するウェルチレックスを支える魔法使いの座を賭けた
勝負をする事になるアンジュ・・・

最初はお互いを気に入らない相手だと認識していたアンジュウェルチ
でも互角の魔法勝負を繰り広げ、互いの過去を話し合ったお陰で
互いの似た境遇に気づき・・・徐々に心を開きいいライバル関係に・・・

今まで友達を作る事ができなかった2人にとって
この出会いはとてもいいものなんだと感動・・・

そして恋敵だけど親友同士みたいな感じになるのかな?
・・・と思ってたんですけどね

ウェルチも忘却していた彼女の秘密

フェブロニア『恒久平和の実現者(ピースメーカー)』と呼ばれる
4人の1人・・・ソーマの登場

彼に付き従うメイドでゴーレムなトモエと同じ顔をしたヒナギク

そしてフェブロニアの実験の失敗作から生まれた死者の魂を喰らい、
全ての”攻撃”が効かない怪物・ソウルイーター

話が進むに連れてウェルチの状態が酷くなっていき、
そして語られる彼女の秘密・・・

( ̄◇ ̄)

ウェルチが最後に決意したのは、自分が本当に望んだ事。
かつて自分を絶望から救ってくれたレックスの為に戦う事。
それが自分の存在を消滅させる事に繋がっても・・・

そして自分が力を認めたライバル・・・そして初めて出来た友達であるアンジュ
レックスの事を頼み消滅・・・

ちょっと呆然としましたね・・・これから主要キャラになってもいいくらいの
キャラだったのに・・・

短い時間だったけど確かに心を通わせたアンジュウェルチ
せめてもうちょっと早く・・・とか色々と考えてしまう話でした・・・
やっぱりこういう展開は嫌いじゃないけど・・・辛いなぁ・・・

敵国の暗躍や、トモエの出自についてのヒント、次の四天竜の居場所・・・
色々と伏線がある状態で次の巻へ・・・

レックスがやる時はやる男で、今回も必死に戦っていてカッコいいけど
基本はヘタレな感じなのでもうちょっとゆるい感じで話が進んでいくと思ってたんですけど・・・
今回のような事を考えると油断はできないな・・・
そういう意味でも次がどんな感じになるか楽しみ。

最後に一文。

アンジュウェルチの最後の会話シーンをそのまま・・・
銀がアンジュでピンクがウェルチ
やっぱり今でもグッとくるなぁ・・・
この後のアンジュレックスの事をアンジュに託すシーンもグッときた・・・

「最後に一つだけお願いがあるの」

「ライバルもいいけど・・・やっぱり、最後は友だちがいいなって。

 ・・・・・・だめかな?」


「なにを、言ってるんですか。今更・・・・・・」

「そっか・・・・・・」

「とっくに友だちですよ、私たちは」

「あなたは私の最高のライバルで、最高の友だちです」


「ありがとう」

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(2010/08/10)
志村 一矢

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ご主人さん&メイドさま 2 父さん母さん、ロボットメイドはしまぱんです

あらすじ

「・・・」(ジト目)

ある日、オタク高校生・五秋陣の家に届いた大きな荷物の中には
・・・ジト目でしまぱんのロボメイド(しかもロリっ娘)が、体育座りで入っていた!?

「貴様、何奴!!」(メイドさま)

びよん(ロボメイドのアンテナの揺れ)

ピポパ(メイドさまがケータイを開く音)

「ワタシはストライプパンツ式ロボットメイド・タイプ露リ“smp‐001”。
 
 よろしくねぇ~。ターゲットを全裸化するためにお荷物に入ってたの。

 あっ、任務内容しゃべっちゃった!」

…ていうか、ロボメイドの任務である全裸化って何!?

傲岸不遜なメイドさまもびっくりの、シリーズ第2弾出陣。

感想

ご主人さん&メイドさまの2巻・・・

あいかわらず深く考えずに読むととても楽しい1冊でした。
色々なとこにネタがあってちょっと色々と危なかったけど・・・

ってぶっ飛びすぎだよ・・・!?

今回はサブタイトルにあるとおり縞パンを履いたロボットメイドが登場。
その名も・・・

ぐぐる

グーグルでぐぐる事から命名されたわけですが・・・そのまんますぎる・・・

しかも頭の両脇についているのは・・・

『ツインテールドライブ』

えっと・・・形とかが・・・00?
ビームサーベルとか使っちゃってるあたりでもう何でも有りって感じ。
二乗されたその能力は量産型のロボメイドを遥かに凌駕して、
メイドさまや前回も登場した日本の巫女メイドである詠子
同時に相手取るほど強さを・・・とにかく強い

たとえどんなにふざけている様に見えても・・・

でも基本的には無表情・・・でも内面は色々とドジでテンションが高い女の子。

可愛いです・・・たとえ性能や装備がガンダムぽくっても・・・

しかもそれだけの技術力が有りながら、攻撃によって起きるのは脱衣・・・
なんていうか本当にこのシリーズは・・・楽しいなぁ・・・

そしてメインヒロインであるメイドさま・・・

今回もまた・・・可愛いすぎる!!!

基本的に偉そうで家事手伝いなどはなにもしない女の子なんですけど、
主人公であるに対する想いは本物。
稀にみせるその想いゆえの行動が・・・もうなんていうか可愛い。

今回は作中で2回・・・キスをねだってます・・・

可愛いなぁ・・・もう・・・

基本的にメイド服着てる彼女に触ると『ちょんっぱ』されちゃんですけどね・・・
今回は前回にも増して色々と可愛いメイドさまが見れていい感じだった。

自分と似ている所があるぐぐるの事情に感づき、彼女を励ましたり
彼女と一緒に遊んだりと、いい感じの場面も見れて微笑ましかった。

そして・・・敵・・・

えっと・・・なんか色々と残念なヤツ・・・

一言で言うと・・・変態科学者?
ぐぐる達、ロボットメイドを作り、今回はさらに巨大メイドロボまで繰り出して大暴れ

ただし顔に縞パン装着・・・

素顔はイケメンで実家は大会社の社長一族・・・しかも妹は巫女メイドである詠子・・・

ただし顔に縞パン装着・・・

なんか色々と台無しだな・・・
まぁ天才ではあるんだろうけど・・・色々と駄目なヤツ

自ら作ったロボットメイドをただのモノ扱いして、ただ縞ぱんを愛し、
自分を認めない社会に復讐をしようとした敵・ラスプー・チンチコ(偽名 本名:終人)
まぁ確かに人として終わっちゃってるかも・・・

たとえロボットでもメイドである以上・・・そして心を感じれる以上は
女の子として扱う

2人の戦いは必然だったのかもしれませんが・・・とか真面目に書こうとしても

パンツ被ってメイド姿の巨大ロボに乗った変態とパンツ一丁で
ドラゴンボールみたいな力(あくまで”みたいな”)を発動させて
メイドの為に戦う変態の戦いなんですけどね・・・

しかもと一緒に戦うのは

サングラスをかけた肥満な親友(メイド好き)
一度メイドロボによって脱がされたけど奥義で再び着衣したメイドさま
詠子とその部下達

ぐぐるを救う為に戦っているとわかってはいるんですけどね・・・・
彼等が必死で・・・ボロボロになりながらも戦っているのはわかるんだけど・・・

シリアスシーン・・・ではないよな・・・

前回の感想でも書いたけど、これこそがこの作品っぽさなので
この感じをこのまま続けていってほしいかも。

の両親の秘密や日本の天帝、総理将軍、ロシアの女王(ウサミミ)など
大人の事情っぽい話までできたし、怪しい動きをみせる世界一のメイド大国など
なんか色々と動きがありそうだけど・・・この調子で行ってほしい。

ぐぐるメイドさまの妹みたいなポジション(彼女からしたら友達)に収まり、
ぐぐる”萌え”を感じたみたい・・・恋愛感情っぽいが・・・・
さらに最後には詠子の家に・・・次がどうなるか楽しだ。

あとがきで3巻も決まったようだし・・・もっと続いてくれるといいなぁ・・・

最後に一文。

メイドさまのセリフ。
ジョジョの奇妙な冒険やDBのパロとか色々あったけど、
場面を想像した時に一番グッときたのがこのセリフだったので・・・

が他のメイドと一緒にいたり、気にしていたりするのを見て
嫉妬したメイドさまのセリフ。
なに?この可愛い生き物・・・

「うむっ。ぷんぷかぷんである!!」

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(2010/08/10)
榎木津 無代

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司書とハサミと短い鉛筆 7

あらすじ

赤い戦闘司書・ルーエットを操る男は文人のよく知る、意外な人物だった。

フィフの先代マイスターでもあった彼は、
フィフと彼女の一部で作られたルーエットを《合本》することを提案する。

しかし文人はその提案に納得し切れない。
フィフに対する言葉にできない感情を自覚した彼は・・・・・・?

また仲間を燃やされ怒り心頭のクレオパトラは崎田姉妹に復讐をすべく、
彼女たちの両親の本を手に入れる──!

新たな仲間、ルーエットを加え賑やかに(?)なりつつも、
ついに物語はクライマックスへ一直線! 

果たして決戦の行方は!?

文人とフィフは!?

感想

司書とハサミと短い鉛筆の7巻。
最終巻です。

き・・・きわどい・・・・

あいかわらず表紙がきわどい・・・最後まできわどかったなこのシリーズ。
最後の最後までパンツを『履いてない』ヒロインが表紙・・・危なすぎるシリーズだったな・・・

前回の最後・・・敵のマイスターである二季の正体が操られた文人の父・春夏であり
彼がフィフの先代のマイスター、そして彼の戦闘司書ルーエット
フィフの奪われた部分から彼が作り出したもう1人のフィフと呼ぶべき存在だったと判明。

なんか一気に色々な事実がわかった・・・

父である春夏から色々と事情を聞きつつも、いい感情を抱いていない文人はぶっきらぼうな対応に。
それでもちょっとした行動に自分そっくりな行動を見つけてドギマギしてましたが・・・

今回、フィフの先代のマイスターとして春夏が出てきた事で、
自分が必要ないのではという不安に駆られる文人
さらに春夏フィフルーエットの本を合本にして本来に近い力を取り戻すという案も
今のフィフの存在にどんな影響があるかわからないからと反対したりと
ちょっとニヤニヤしました。

これって嫉妬、そして独占欲だよね・・・

最早、文人にとってのフィフは最初にであった時の大人の姿の彼女ではなく、
今の姿のフィフこそが彼にとってのフィフ
そういう気持ちが生まれているって事ですね。
6巻の感想の最後の一文も同じような文人のセリフでしたし。

フィフの方も自分の想いに気づいているっぽいしなんかいい感じ。
でもフィフは紙だからキスすらできないという・・・

そして『奴』との決着を付け、全てが終わった後に待っていたのは別れ。
色々な事を元に戻す為に関係者全ての記憶を消さなければならない・・・

しかも文人崎田姉妹のものまで・・・そしてフィフは役目を終えたので
『虚ろの図書館』に戻らなければいけない・・・

最後の最後でコレか・・・

事故で重症を負い、フィフの先々代のマイスターに救われ、臓器を紙で代用して生きながらえ
現実世界にいると本化が始まってしまう為に『虚ろの図書館』で過ごすしかなく、
そして最後はフィフマイスターとして戦い、『奴』に敗れ
操られて息子である文人と戦わされ、解放されたけれども、
フィフルーエットの合本とルーエットマイスターの権利と後の事を文人に託して
ただの本と化した春夏の事もあったし結構ハードな最終巻だった。

春夏の本を読み、彼の事情と思いを知った文人・・・頑張って戦った結果が別れ。
記憶も消される事に・・・結構キツイ・・・
しかもようやく自分がフィフに寄せる想いがなんなのかを理解したのに・・・

フィフは本化しかかっていた文人だったからこそする事ができたキス
文人は彼女の事を忘れない事を誓って分かれる事に・・・

それでもフィフマイスターの資格は残したまま、
そしてエピローグで文人がめぐり合った”仕掛け絵本”とそれに伴って蘇った記憶
希望が残るエンディングだったと思います。

私としてはもうちょっとドタバタした笑いが絶えないような
ハッピーエンドの方好きですがこれはこれでいいかな?
崎田姉妹との再会フラグも立ってたし・・・

そして最終巻にしてようやく喋ったルーエット
フィフとの合体で感情と言葉を得て・・・現れたのは・・・

ツンデレ娘?

あまりにも予想外の性格にちょっとびっくり。
クールなタイプだと思ってたけど、フィフとの合体で彼女の想いに影響を受けたせいなのか
何気に文人にはデレデレ・・・表面上の言葉はツンだけど・・・
後半ではもうほとんど文人に対してのツンがなくなっていた気もしますが・・・

フィフルーエットの合体した本来の姿に近いフィフ・ルーエット・デグリース

ちょっと強すぎ・・・

『奴』配下の”禁書”はその圧倒的な力で歯牙にもかけず、
さらに『奴』文人が力の秘密を見抜いてからは圧倒した・・・強すぎ。
ちょっと強すぎで戦闘が物足りないと思っていたら、
最後の最後・・・ラストバトルは分離状態での戦闘だったのでいい感じでした。
最後は圧倒的物量によるフルボッコ作戦でしたが・・・

さして両親の本を探し続けていた焚書鬼である崎田姉妹

クレオパトラは彼女達に仲間を燃やされた事に怒り、全ての力を使って
2人の両親が変化した本を探し出して彼女達に絶望を与えようとするが
2人の覚悟と機転によって追い詰められ消滅させられそうに・・・
普通に燃やされるんだろうな・・・と思っていたら・・・

許しました・・・( ̄◇ ̄)

子供のように助けてくれと懇願するクレオパトラクレオパトラの姿と、
どんな理由であれ彼女達の両親の本を見つけ出してくれた事へのお礼らしいですけど
2巻初登場時のルカからしたら考えられない選択。

彼女達も文人フィフとの触れ合いで変わっていたとわかり感慨深いものが・・・

登場キャラクター皆がそれぞれ成長して、きっちり終わったのでよかった・・・かな?
は色々と悩んだけど、エピローグで文人にきちんと告白し、
の方は・・・アピールしてるみたいだけど気づいてもらえてないみたい・・・
彼女が自分を好きだという記憶もなくなってる訳だから仕方ないけど・・・

前回、溝が出来てしまった感じの八代とも
記憶がなくなったせいか普通の友人になってるけど
その部分はちょっと・・・って感じで不満が・・・
せめて記憶がなくなる前にきちんと仲直りするシーンがあってほしかったかも。

なにはともあれ1~7巻までメインヒロインがずっと『履いてない』状態だったけど
とても面白いシリーズでした。

それとこの最終巻の表紙のフィフがなんかすごく気に入ってしまった・・・
今までで一番可愛く感じるかも。

最後に一文。

本当にこのシリーズの最後の一文。
”仕掛け絵本”であるフィフ自信の本に記されている書名。
今まで明かされる事なかったけど・・・なるほど・・・
まるで彼女そのものがこの物語を綴った本みたいだ・・・

”──『司書ハサミ短い鉛筆』、だって。”

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司書とハサミと短い鉛筆 7 (電撃文庫 ゆ 1-24)司書とハサミと短い鉛筆 7
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(2010/08/10)
ゆうき りん

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ソードアート・オンライン 5 ファントム・バレット

あらすじ

《SAO》事件から一年が経った。

ある日。
キリトは、総務省《仮想課》の菊岡誠二郎から奇妙な依頼を受ける。

銃と鋼鉄のVRMMO《ガンゲイル・オンライン》で突如発生した怪現象《死銃》事件。
漆黒の銃を持つ謎のアバターに撃たれたプレイヤーは、実際に現実世界でも《死》に至る・・・。

その不気味な事件の捜査を断り切れなかったキリトは、
《仮想世界》が《現実世界》へ物理的に影響を及ぼすことに疑いを抱きつつも、
《GGO》へとログインする。

《死銃》の手懸かりを掴むべく、不慣れなゲーム内を彷徨うキリト。
そんな彼に救いの手をさしのべたのは、
長大なライフル《へカートⅡ》を愛用するスナイパーの少女・シノンだった。

彼女の力を借りたキリトは、自らが《死銃》のターゲットとなるべく、
全ガンナーの頂点たる対人トーナメント《バレットオブバレッツ》に挑む・・・・・・!! 

新エピソード突入!

感想

ソードアート・オンラインの5巻

SAO(ソードアート・オンライン)ALO(アルヴヘイム・オンライン)に続く
第3のゲームGGO(ガンゲイル・オンライン)が舞台。

剣ってタイトルにあるのに銃が中心のゲームが舞台って・・・

しかも・・・

どっからどうみても女だよ・・・そのキャラデータ・・・

とまぁ新しいステージに新しい姿のこの作品。
あいかわらず・・・というかなんていうか・・・

キリト無双・・・かな?

他のSAOプレイヤーと比べて新しく作ったキャラの為に
パラメーターはSAO時代ほどではないけど、彼の真骨頂はその反射神経。
今回の今までとは違う”銃”をメインとした世界でもそれが十分に発揮されてます。
まぁそれでも今までほど圧倒的というほどではないですが・・・
誰もクリアできなかったミニゲームっぽいものを初ダイブ後すぐにクリアし、
さらに大会の予選では参加ブロックをトップ通過でしたがね・・・

そもそも戦いからしておかしかった・・・

避けられないなら斬ればいい・・・

GGO唯一の”剣”である”光剣”
ライトセーバーみたいなものをメインに使って戦うのは・・・まぁいいとして
敵の銃撃をそれで斬り落としていくのはどういうことだろう・・・

反射神経にもほどがある・・・

予測線という指針と相手の目を見て開いての行動を読むという
破格の戦闘を成し遂げたキリト・・・やっぱり強い。

そしてそういう強さと引き換えに彼の心の方はやっぱり繊細。
SAO時代ALOの時も精神的に辛い事があると結構キツそうだったが
今回もそういう状況が・・・

なんかそれがフラグ立ての切欠になってる気もするけど・・・

たまに見せるキリトのこの”弱い”部分が女の子達を引き寄せている気がしないでもない。
まぁなにはともあれ戦闘面でも・・・女の子方面でもいつも通りのキリトでした。

そしてファントム・バレットの本当の意味での主人公であるシノン

キャラデータはともかくリアルの姿が・・・誰かに似てる(笑)

この物語は基本的に彼女の物語といってもいい。
SAOALOと一切関わりなく、ただひたすらにGGOの世界でのみ活動している彼女。

彼女がGGOをプレイする動機・彼女の凄惨な過去など結構キツイものがあります。
リアルでもほとんど他人を信じず、GGO内では少しは緩和されるとはいえ
基本的に孤独な彼女にある意味で同じ傷を抱えるキリトが出会ったのが全ての発端。

キリトが最初に出会ったのが彼女でなければ大会参加や武器の調達など
これほどスムーズにいかなかったかもしれません・・・

まだ互いに抱える傷の事を知らない2人だけど、シノンは徐々にキリトの影響を受けているし、
キリトも今回の事件で再び自分の前に現れたSAO時代の事情に落ち込んでいたけど
シノンのおかげで立ち直る事が出来た・・・

なかなかにいい関係です・・・

っていうかキリトってどのゲームも最初に会うキャラに恵まれてるよなぁ・・・

SAOクライン

最後まで友人として共に戦ってくれた

ALOリーファ

色々と教えてくれ最後まで付き合ってくれた、しかもリアル妹

そしてGGOシノン

女のふりで事実上騙したみたいになってしまったけど、
なんだかんだいっていい感じに収まった。

なんか基本的に集まってくる人間がいい奴ばっかな気がする・・・
まぁ色々と巻き込まれ体質なので悪人も寄ってくるけど・・・

今回はGGOのチャンピオンを決める大会の予選ブロックで終了。
決勝は次の巻・・・そしてゲーム内で撃った相手が現実でも死ぬという
”死銃”の事についても次回にもちこし。

”死銃”キリトの因縁。
SAO時代キリトのやった事。
そしてシノンキリトの再戦

色々と次回も楽しみ。
web版に比べて色々と加筆され、
予選ブロックでのキリトVSシノンはとてもいい感じだったので
次の巻もどんな感じになるか楽しみ。

キリトの恋人であるアスナの出番もweb版に比べれば多少あった・・・
本当に多少だけど・・・まぁそれがデートシーンっていうのが2人らしいけど・・・
このシリーズのメインヒロインは彼女のはずなんだが・・・

web版の展開を考えるに出番はやっぱり全てが終わった後になってしまうが・・・
どうなんだろう・・・

最後に一文。

シノンのセリフ。
リアルの彼女の姿からは想像できないセリフ。
でもリアルでも基本的に性格は一緒みたいなんだよね・・・
大人しい眼鏡っ娘って印象なのに・・・
まぁ度が入っていない防弾レンズ使用の眼鏡らしいけどね・・・
まぁとりあえず・・・シノンはカッコイイ事は確か

「せめてゲームの中でくらい、銃口に向かって死んでみせろ!」

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ソードアート・オンライン 5 (電撃文庫 か 16-10)ソードアート・オンライン 5
(電撃文庫 か 16-10)

(2010/08/10)
川原 礫

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ジャンル : 小説・文学

購入履歴(8月序盤 Ver.2010)

2010年8月の電撃文庫の新刊+α

<電撃文庫>(新刊)

とある魔術の禁書目録 21
新フォーチュン・クエスト 16 いざ、聖騎士の塔へ!?<上>
司書とハサミと短い鉛筆 7
ソードアート・オンライン 5 ファントム・バレット
偽りのドラグーン Ⅳ
さくら荘のペットな彼女 3
ヴァルプルギスの後悔 Fire3.
ご主人さん&メイドさま 2 父さん母さん、ロボットメイドはしまぱんです
竜と勇者(あいつ)と可愛げのない私 2
煉獄姫
官能小説を書く女の子はキライですか?


toaru21.jpgfoetune16.jpgsisyotohasamito7.jpg
sao5.jpgdoragone4.jpgsakura3.jpg
valpuru3.jpggosyuzinsan2.jpgryuutoaitu2.jpg
rengouhime.jpgkannousyousetu.jpg

とある魔術の禁書目録の21巻

21・・・なんか凄い長いシリーズになったよな・・・
アニメ2期も決定したけどどう考えても2期だけでは原作を消化できないと思うんだが・・・

新フォーチュン・クエストの16巻

このシリーズも無印から数えればかなり長いよな・・・
忘れた頃にこうやって発売するし・・・面白いんだけどね。

司書とハサミと短い鉛筆の7巻
最終巻です。

あいかわらず履いていないフィフの表紙はきわどすぎるよね・・・

ソードアート・オンラインの5巻。

SAO・ALOに続く第三のゲーム・GGOが登場。
表紙は我らが主人公キリト君・・・って女じゃね!?
今度は美少女なキリトの活躍が・・・これで男とかどんなグラフィックなんだろ?
このゲーム・・・

偽りのドラグーンの4巻

前回の終わりが終わりだっただけに今回の話も気になる。
そろそろ仮面の男の正体やジャンの秘密とか危なそうだな・・・

さくら荘のペットな彼女の3巻。

あいかわらずこの絵の感じが好きだ。
内容はどうなるんだろう・・・

ヴァルプルギスの後悔の3巻

現在絶賛積本中のシリーズだな・・・
1回ブギーポップシリーズも読み返したいし・・・どうしたもんか・・・

ご主人さん&メイドさまの2巻

今度はどんなはっちゃけた内容なのか怖いような楽しみなような・・・
今度はメイドロボか・・・どうなる・・・

竜と勇者(あいつ)と可愛げのない私の2巻。

これも続きが楽しみ。さてどうなる・・・

そして新シリーズは2冊
煉獄姫官能小説を書く女の子はキライですか?

完全に表紙買い&衝動買いなので・・・一体どんな内容なのか・・・

<電撃文庫>(既刊)

とらドラ! 8

toradora8.jpg


とらドラ!の8巻

探そうと思っていたのにすっかり忘れていた一冊。
スピンオフの1と3も買わなきゃな・・・

でもこの1冊のお陰で電撃文庫総合目録2010をGET。

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ジャンル : 小説・文学

幻想譚グリモアリス 3 誓えその名が朽ちるまで

あらすじ

先の戦いに勝利し、冥府の戦士・オドラの協力を取りつけた誓護。
しかし、彼を待っていたのは、あまりに衝撃的な事態だった!

誓護の愛する妹・祈祝が、星の下から敵に誘拐されてしまった。

「なん・・・だって・・・!?」

愕然とする誓護の口から、独り言のような言葉がこぼれる・・・。

しかも、誓護の動揺に責任を感じたアコニットが、
彼抜きでオドラとともに冥府へ帰還し、囚われの身となってしまう!!

どちらも大事な存在で、板挟みとなって苦悩する誓護。
彼はついに決断する。
友達を―アコニットを救わなければならないと―。

急展開な猛毒のネオ幻想奇譚。
冥府で少年を待つものとは。

感想

幻想譚グリモアリスの3巻
そろそろ感想の続きを書いて新刊に備えようかなと・・・

2巻で”叛逆者”とされたアコニットを追って刺客として現れたオドラを仲間にし
アコニット冥府の王にするという考えを明かしたんですが、
最後の最後・・・最愛の妹であるいのりを友人であり、
アコニットの宿敵である鈴蘭を信奉する千秋達にさらわれてしまう

完全パニック

基本的に超絶的なシスコンである誓護
信頼して預けた星(ステラ)にきつく当たったり、オドラが怒りを感じるほどうろたえたりと散々。
まぁ夜想譚シリーズから読んできた身としては気持ちはわかりますが・・・

基本的にアコニット達の行動、指針の全ては誓護が中心なので、彼がいないと色々とキツイ
今回も思い悩む彼に頼らないようにと先走ったアコニット達はピンチに陥りますし・・・
っていうか冥府に乗り込み速攻で捕まったし・・・

こうしてみるとコイツら誓護がいないと駄目駄目だな・・・

誓護は自分の為に無茶をしたアコニットを救う為に、
いのりの事を伶人・・・アコニットの兄であるクリソピルムに託し、
星(ステラ)から預かった自立型グリモワール『魔道全書』イノセンシアと共に冥府へ。
いのりを他人に託してアコニットを救いに行く・・・

いのりを誰よりも大切にする誓護がこの選択をするという事そのものが
彼がアコニットをどれだけ大事に想っているかの証明になる気がする。

イノセンシア可愛い・・・

自立型ということで小さな少女(人形サイズ)の姿のグリモワール
『魔道全書』というだけあって魔術の知識が凄い。
知略で戦う誓護にとって彼女以上に心強いパートナーもいませんね。
少し自虐が過ぎる所がありますが・・・。

舞台が冥府に移った事でキャラも一気に増えた感じです。

アコニットを捉えた麗王六花の1人・アザレア
アザレアの衛士であるエクレールスプニール
そしてアコニットが治める十三星樹の将軍・ヒササキ

冥府が舞台になって戦いも激化。
グリモアリス達の種族の関係などもわかり世界設定がわかるようになった。

アザレアアコニットと、オドラがエクレールとちょっとした因縁が
あるみたいで、舞台が冥府になるとこういう関係性も色々と面白そう。

アザレアが・・・実はアコニット大好きだったり・・・

微妙にこの2人は芯の部分が弱い所が似ていたせいか、今回の事件で立場とかを気にしない
本当の意味での友人になった2人。
アコニット誓護を支えにしているように、アザレアアコニットをって感じだろうか?

一気にアコニットでデレたアザレア
ある意味で誓護の凶悪な敵が誕生したわけですが・・・どうなるんだろう・・・

そしてグリモアリスでも人間でもない存在・・・

『”穢れ”の顕現インベルサス』 『光の王』

閻界(エンデ)の民と呼ばれる星(ステラ)伶人達とも違う、謎の存在。
彼の目的
星(ステラ)誓護に期待している事。
そして”グリモアリス達にとっての”現実世界である冥府
人類が建造したとイノセンシアが漏らしたマナを生み出す星樹の心臓部

世界そのものの謎や冥府だけじゃなくて人間の世界をも巻き込む
”何か”が起きようとしているみたい。

グリモアリス毎の特殊な能力による戦いも面白いしこれからが楽しみに思える話

それにしても・・・

アコニットはどんどん可愛くなるな・・・

どんどん誓護にデレていっているんだが、やっぱり2人ともそれは”友情”だって言うわけだ・・・
駄目だコイツら・・・なにか決定的なことがないと恋愛関係での発展がなさそうだ・・・

最後に一文。

ヒササキ将軍のセリフ。
この話のところどころにでてくるセリフ。
この”姫さま”が誰であるか途中までわからないようになっているのが面白い。
昔の約束をずっと果たそうとしていたヒササキ将軍・・・今回の彼の行動を考えると
彼の忠義は本当に”彼女”と共にあったみたい。
たとえそれが彼女と敵対する道でも、彼女が幸福になる結果を得られるならと・・・
本当にいい人だな・・・この人・・・強いし。

「我が忠義は、永久に、姫さまとともに──」

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幻想譚グリモアリスIII  誓えその名が朽ちるまで (富士見ファンタジア文庫)幻想譚グリモアリスIII
誓えその名が朽ちるまで
(富士見ファンタジア文庫)

(2009/03/19)
海冬 レイジ

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殺戮ゲームの館(下)

あらすじ

ネットで得た情報をもとに集団自殺の廃墟を探していた
福永祐樹含むオカルトサークルメンバー11名は、
気が付くと密室に閉じ込められていた。

そこで待ち受けていたのは、一方的に提示される不可解な“ルール”と、
夜を迎える度に一人、また一人と殺されていく悪夢のような現実―

やがて祐樹たちの前に“警告者”が現れ、
密室の中で行われる死を賭けたゲームの存在と
どこかに“殺人犯”がいることを告げるが・・・!?

疑心渦巻く密室サスペンス、下巻

感想

殺戮ゲームの館の下巻。
前日に続いて下巻の感想をUP

推理小説は上下巻だと一緒に読まないと駄目だな・・・やっぱり・・・

やっぱ面白いな・・・ゲーム小説・・・

こういうゲーム要素がある作品は好き。
実際に起きたらかなり嫌ですけどね・・・えげつないし・・・

密室で仲間の中に魔物(犯人)が存在し、
その魔物によって1日1人殺されていく・・・

そんな状況下でさらに色々な要素や仲間達のそれぞれの考えなどが絡み合い
だんだんと殺伐としていく感じが凄く怖い。

特に冷静に事件の解決を試みようとする主人公・福永と
彼の後輩で福永以上に冷静な判断をする高校生のが中心となって話が展開するが、
冷静な行動を試みているせいで他の仲間達からは逆に疑われ、追い詰められていくという
悪循環・・・

やっぱり人間は怖いって事かな・・・

下巻は最初の11人から3人減った8人の状態から開始。

下巻になって本格的に疑心暗鬼が深まった。
そんな中で恋人だけでも守ろうと冷静に思考を進める福永だけど・・・

それは・・・間違ってはいないけど・・・

思考や推理に没頭して恋人である亜実の側にいられず、徐々に溝は深まるばかり。
間違っていないけど感情は納得できないって事ですね。

確かに心細い時にはただ近くにいてくれるだけで力になる事もある訳ですし・・・
そういう意味で合理的に考えて行動してしまった福永は恋人失格かも。

でも最後の最後まで・・・関係が決定的に壊れてしまったと思える状況でも
亜実を守ろうとした福永も彼なりに彼女を大切にしていたんだと思う。

そして上巻の感想でも言ったけど・・・

藍が可愛いすぎる・・・

薄々気づいていたんですが、福永に想いを寄せていた
どちらも冷静に物事を考えたり、合理的に推し進めたりと似ている2人。
このゲームでも話し合いの中心はつねにこの2人だった。
相性は・・・いいのかな?

お互いに相手が「魔物では?」という疑念を抱きながらも、
相手を信頼していた感じもあるし、そういう関係だったからこそ
事件後に壊れてしまった関係も彼女とのものだけは残った。

冷静に物事を進めていたの数少ないミスは福永に告白した時に起こったし、
裏技のような方法で生き残った彼女の行動はつねに自分の生き残りと、
福永が犯人でも犯人でもなくても自分との関係が壊れないという
とんでもない考えがあったわけで・・・

冷静すぎる高校生・・・

魔物役の人間が断るに断れない状況下にある事
福永魔物でもお互いに生き残れば罪を分かち合えるから・・・
そして福永が基本的に正義感を持っている事

それらを全て信じた上での行動だったんでしょうけど・・・凄いの一言。
少しだけとはいえ彼女だけはこのゲームを仕組んだ者の上を行った感じがします。

ゲーム自体の進行はゲームルールの提示、の提案などが混ざり、
だんだんと凄惨なものになり、魔物の疑いがあるものを見捨てる形になっていく。

そしてプレイヤーが覚悟を決めてしまったがために、魔物のほうも後には引けなくなり
さらなる悲劇が・・・という悪循環に。

魔物役に選ばれ、どうしようもない状況下で犠牲を少なくするという
その場その場の最善を選択し、最終的にどうにもならなくなってしまった人物。

最後の最後・・・福永とその魔物の2人のどちらを助けるかの選択
福永の恋人で魔物の想い人であった亜実に託した魔物の選択も
気持ちを考えると凄くツライもの

そして事件後に福永が気づいた魔物の行動。
事件を推理する鍵の一つだった個室に向かう順番と
それによる魔物の殺せる相手の選択

福永も最悪な状況下で魔物が安全に殺せる相手を選べる状況。悪意について考えていた
でも魔物はつねに大切な相手を守るための配置を心がけていたという事実。

その部分を読んでで正直ぐっときた・・・
表と照らし合わせると一目瞭然・・・魔物が苦渋の選択をしながらも
つねに大切な者達を守ろうと行動していた。

そして冷静に思考をしていたはずなのに、
その行動に気づく事が出来なかっ福永
彼等も異常な状況下でそれに気づく事が出来なかった・・・
なんていうかやりきれない話でした。

そんな状況下を作ったこのゲームの主催者こそが責められるべきですが・・・
どうしようもないことなんでしょうが・・・やりきれん・・・

9月にもメディアワークス文庫で新刊が出るみたいだし楽しみ。
でもやっぱり・・・『ツァラトゥストラへの階段』の続きが読みたい・・・
主人公とヒロインの名前が近かった事もあってよけいに読みたくなった。

最後に一文。

福永の恋人である亜実のセリフ。
福永魔物と彼女。
最後に残ったのは3人。
そして最後の選択は彼女に委ねられた。
事件中に福永との間に決定的な隔たりがある事に気づいた彼女。
だからこのセリフを言った訳ですが・・・選んだのはやっぱり福永
でもそれは愛情とか恋心ではなく・・・恋人としての責任。

福永魔物なら無実の人間を見捨てた事にな
最後は恋人に殺されその罪を償う
魔物でないなら恋人を信じたという上辺を手に入れられる。
それを考えるとこのセリフはどうしようもない決別の言葉だった・・・

「君は私の王子様にはなれないよ

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殺戮ゲームの館〈下〉 (メディアワークス文庫)殺戮ゲームの館〈下〉
(メディアワークス文庫)

(2010/03)
土橋 真二郎

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殺戮ゲームの館(上)

あらすじ

―─誰かが言った。
この二つには共通点があるのではないか。

一つは時折マスメディアをにぎわす集団自殺のニュース。
そしてもう一つは人間が殺し合う娯楽ビデオが存在するという都市伝説。

出会いや遊びが目的のオカルトサークルに所属する福永祐樹は、
ネットで偶然見つけた自殺サイトに興味を持ち、
集団自殺の現場となったというある廃墟にたどり着く。

だが祐樹が目覚めた時、彼を含むサークルメンバー11名は密室に閉じ込められていた・・・。

戦慄の密室サスペンス、上巻。

感想

電撃文庫『扉の外』『ツァラトゥストラへの階段』『ラプンツェルの翼』などの
土橋 真二郎さんの新作。
上記3作品同様に『ゲーム』を題材とした物語。

電撃文庫の作品より怖い・・・

『扉の外』『ツァラトゥストラへの階段』などは直接命がかかったゲームはありませんでしたが
この作品は1日最低1人は死ぬ事が前提という『ゲーム』
なんていうか・・・こういう作品を考えるの本当にうまいって感じです。

事件に巻き込まれるのは大学のサークルの仲間11人。

主人公である福永
彼の後輩でまだ高校生だけどサークルの仲間であるの2人が中心。

がカワイイ・・・

命を賭けた残酷なゲームの中でつねに冷静な判断を下し、生き残るための最善を選択する
凄く頭のいい女の子。

主人公である福永も他のメンバーに比べれば思考・推理をして状況を解決に導こうとしたけど
あまりにも疑心暗鬼を誘うゲームのルールと頭が回ってしまうが故に考えてしまう
最悪の事態のせいでほど冷静ではいられない感じ・・

恋人である亜実を守ろうとするけど、あくまで合理的にという思考のせいか
彼女との溝が開く一方になっていた感じ。

最悪な状況下でお互いが疑わしい時に、冷静な判断をする人間って言うのは疑われる・・・
なんとなくわかる気がします。

冷静な人間は考えなくては事態を打開できないと思うから、話し合いや推理を展開。
冷静ではいられないほうは感情による自己防衛にはいるせいか、冷静さが
冷たさに見えてしまうって事みたい。

ゲームのルールはシンプルといえばシンプル

○メンバーの中に魔物がいる。

○夜、部屋の外にいたら魔物に殺される

○外に誰もいない場合、魔物は家に侵入し誰か1人を殺す。

○魔物を倒す為のアイテムは1人が所有できる。

○夜はメンバーはそれぞれ1人ずつ個室に入る


これが大体のルール。

個室に向かう順番や、アイテムを誰が持つかなど色々巻がえさせられるゲーム。
しかも1日に1人は確実に死ぬという・・・

残酷なゲーム・・・

冷静に行動して事態の収拾を図ろうとする福永に対して、
周りは彼らほど冷静になれず、状況を理解する事を放棄するものも・・・
さらに部屋決めの為の投票システムまで用意されていて、
さらにあくどい感じになって上巻は終了。

福永はいい感じにお互いの意見を言い合って相談できているけど、
やっぱりお互い、相手への疑いを捨てきれない。

さらにはメンバーで一番冷静に自分が生き残る為に皆を誘導、
福永だけはそれに気づいてしまうという・・・かなり嫌な展開

そして冷静な2人と他のメンバーの間にも溝が出来始め、
恋人である亜実とも徐々にすれ違いが・・・

この時点ではまったく犯人がわからなかった・・・
考えてみたらこの土橋さんの作品で明確に犯人がいるゲームって始めてかも。

脳内補完でイラスト展開・・・
『ツァラトゥストラへの階段』のキャラが名前繋がりで思い浮か

福永福原


『ツァラトゥストラへの階段』の続き・・・でないかなぁ・・・

最後に一文。

プロローグの最初の部分。

集団自殺事件と殺し合いを録画したビデオが存在するという都市伝

ある意味でこのプロローグがこの事件の真相をすでに明かしている
っていうか推理小説風なんでセリフから選ぶのが難しい・・・

”誰かが言った”

”このふたつは共通点があるんじゃないか、と”

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殺戮ゲームの館〈上〉 (メディアワークス文庫)殺戮ゲームの館〈上〉
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(2010/03)
土橋 真二郎

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101番目(ハンドレッドワン)の百物語

あらすじ

一文字疾風、通称モンジは元気な普通の高校生。

親友のキリカと他愛のない会話をしたり、
憧れの先輩と一緒に帰ったりと、平和な日々を過ごす―はずだった。

だが、ある日出会った謎の少女から、突然Dフォンというケータイを手渡される。
それは、“実際にある”都市伝説を集めたサイト、『8番目のセカイ』に繋がるものだった。

彼はそこで「百物語の主人公」に選ばれてしまったらしい。
そんな彼の前に現れた転入生、一之江瑞江は囁く―

「どうして、電話に出なかったのですか?」

サイトウケンジ×涼香という最強コンビが贈る、
ノンストップ学園アクションラブコメ開幕。

感想

MF文庫Jの7月の新刊
都市伝説を題材とした学園アクションラブコメ。

何気に作者がエロゲライター・・・
しかも『祝福のカンパネラ』とかアニメ化してるヤツのシナリオ書いてるみたいだ・・・
ともあれ内容は・・・

これは・・・面白い!!

タイトルに百物語とあるから、妖怪幽霊がでてくるかと思ったのだけど
中心となるのは怪談というよりは

都市伝説

信じるか信じないかは・・・貴方しだいです・・・の都市伝説
まぁ都市伝説の中でも怪談チックなものですけどね。

主人公である一文字 疾風都市伝説・・・『フォークロア』と呼ばれる物語を手に入れられる
『101番目の百物語』の主人公

『ロア』と呼ばれる百物語の登場人物に・・・物語そのものになってしまった存在を
収集し自分の物にできる力みたいです。

冒頭で彼がハーレムを築き伝説になったという事が語られてるんですが・・・

それは『ロア』に綺麗な女の子が多いからか?

つまり彼の力は『ロア』を収集しその力を自らの物とするという強大な物。
手に入れた『ロア』の力の影響を受け、手に入れ『ロア』を召喚できる。
百物語だから『ロア』を100個集めるのが最終目標

『ロア』が女性が多いという設定上・・・ハーレムになっていくのか・・・

羨ましいかぎりだ・・・

ただし『都市伝説』の・・・しかも怪談チックな物語だけに致死性もかなり高そう。

今回の話ででてきたのは2人。

ヒロイン1である一之江 瑞江

『月隠れのメリードール』と呼ばれる『ロア』である彼女。
人間から『ロア』に変化した『ハーフロア』という存在みたい。

彼女の物語はよくある都市伝説・・・怪談の1つかな?

メリーさんから電話が・・・
彼女の場所は徐々に自分に近付いてきて、最後には背後に・・・
そして振り返ると・・・

というもの。
そのまんまの能力で

振り向いた相手を殺します

ええ、それは問答無用に・・・
そして振り向かせる為の誘導や誘惑、演技まで多彩です・・・

どうしろっていうんだ?

ちなみに電話の電源が切れたとかの不測の事態で無い限りは防ぎようがないらしいのだが、
疾風は相手を見ないように振り向きざまに抱きしめ、
そうしなければならない少女の悲しみを嘆いた・・・

これは・・・主人公補正というものか?

とりあえず助かって彼女も彼の物語の1つに。

まぁ瑞江の方もこの対応は不測の事態だったのでしょう。
思いっきりフラグを立てたとも言えますが・・・

2人目はクラスメイトである仁藤 キリカ

『魔女喰いの魔女ニトゥレスト』という都市伝説『ロア』

蟲を使役して、人や『ロア』、物語、記憶すら食べてしまう『ロア喰い』

認識を操作して疾風のクラスメイトをしていたけど、
彼が『主人公』に選ばれた事で彼を襲う。

基本的に明るくていい娘みたいなのに・・・
でもやっぱりというかなんていうか・・・疾風の事は気に入っていて
躊躇を見せていた・・・まぁ最終的に普通に襲ったけど。

でも瑞江の助けと『自分の予測を超える相手に弱い』魔女の性質をついて見事勝利(?)

殺そうとする相手にプロポーズと同義の事を言えば驚くよね・・・

というわけで2人目の美少女とも無事にフラグが立ちというかすでに自分の物語にした疾風
これはハーレムへの一歩なんでしょうか・・・先が気になる。

2人とも『ロア』であるが故に、自分の物語が語られなくなると消滅してしまう。
それゆえ瑞江は振り返った相手を殺さなければいけないし、
キリカも食べなくてはならない・・・

そしてどちらも今までそうしていた・・・という事例があるのになんか明るい。
やっぱり『ロア』を悪用する相手を・・・って感じで相手を選んでたのかな?
普通に一般人を殺してたなら、ちょっと殺伐とした感じになりそう・・・どうなんだろう?

そして瑞江キリカも苗字に数字があり、瑞江『1』キリカ『2』
疾風が想いを寄せる先輩であり、終盤で『ロア』と関係があるような場面が有った
七里 詩穂『7』疾風『ロア』の証でもある『Dフォン』を渡した
ヤシロは・・・『8』かな?
それと『ロア』の噂を各地で流すという『三枝さん』『3』なのかな?

もしかして順番通りに手に入れていくって展開なんだろうか・・・?
まぁ普通に100人集めるのにどんだけかかるのかって話だけど
続きが楽しみ。

最後の一文。

疾風のセリフを2つ。
物語である『ロア』にとってこのセリフはプロポーズに近いもの。
それを知らないとはいえ、2人の女の子に言っちゃったんだよな・・・
上が瑞江に・・・下がキリカに言った言葉。
ザクザクとモシャモシャという怖い擬音を良く使う2人だけど・・・
美少女だから・・・いいのかな?

「お前も、ちゃんと俺の大事な物語に出来るよう頑張るからな、俺」

「これで嘘じゃない記録が出来ただろ?
 お前はもう俺の大事な物語だ」


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101番目(ハンドレッドワン)の百物語 (MF文庫J)101番目(ハンドレッドワン)の百物語
(MF文庫J)

(2010/07/21)
サイトウケンジ

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おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その1 ごく個人的な世界の終わり

あらすじ

荒谷学園第三旧校舎、古い木造建ての一階にあるゲーム同好会部室。

白崎宗司は孤高の美少女、森塚一乃と放課後のときを過ごす。
ちょっぴり電波ちゃんな一乃との出会いは約一月前、宗司は一乃の秘密を握った。

「契約をしましょう。あなたには私をあげるわ―だから」

だから、一緒にゲーム同好会を立ち上げたのだった。

何が起こるでもない平和な日々(しかもゲームしてない)。
いや、何も起きていないというのはただの勘違いで、
とんでもないことが起こっているのかも!

冷たい外見とは裏腹に、心は苛烈な炎のような一乃と
実は誰よりも非日常を生きる宗司。

二人の行く末は・・・・・・世界の終わり!?

葉村哲が贈る、新感覚ラブコメディ・・・・・・、のようなもの、登場!

感想

『天川天音の否定公式』葉村 哲さんの新作。

ヒロインの一乃がいい感じ!!

性格が前作のヒロイン・瑛子に似ていて、でも中身が天音って感じ。
もう一人のヒロインであるキリカも見た目がシロコに似てる。

前作のヒロイン達は全員気に入ってたのでこれはこれでいい感じ。

そしてなにより似ているのは・・・

最初から主人公に惚れてます・・・

うーん・・・なんて羨ましい状況・・・

そしてラノベ主人公の宿命というか欠点というか・・・
好かれている本人はそれに気づかない・・・

なんて勿体無い・・・

この作品の説明をすると・・・

武器も異能も二つ名もでてくる日常系

主人公達には二つ名が有り、異能を持ち、
その力を扱う武器をそれぞれが所持してるんだけど・・・

特に敵がいる訳ではない・・・

異能を持っているのに使い道がない・・・なんか切ないですね・・・
しかもそれぞれが代償のような物を抱えているのでさらに・・・

まぁとにかく人とは違う力を持ちながらも、その使い道が特にないメンバーが
駄弁ったり、ゲームしたり、コスプレしたりする話。

ヒロイン同士の仲が悪いのでその諍いに能力を使ったり、
本人も知らない能力のせいで騒ぎが起きたり・・・

確かに日常系の異能モノ・・・

でもやっぱり日常系だから特にたいした事も起きず、
主人公である宗司一乃が傍から見たらイチャイチャしているようにしか見えない
場面が続きます・・・

宗司・・・お前ってヤツは・・・

一乃異能・『煉獄(カサルテイリオ)』が七つの大罪を表す能力を持っていたり・・・

何故か『貪欲』を現す能力がもふもふした子犬だったり、
他にもペンギンがでてきたり・・・
基本的に火を操る力みたいなんだけれど↑はなんなんだろう・・・
まだまだ謎がいっぱいな能力みたいだ。
他にはどんなネタが隠されているんだろう・・・楽しみ

1巻最後で語られた、一乃宗司の出会いの話もいい感じ。
この作者さんの物語は主人公とヒロインの出会い、
そして好きになったきっかけが些細な事・・・でもとても大切な事って所が好き
出逢った瞬間に好きになる事が決まっていたかのような感じが・・・いい感じ。

キリカ異能・『道化師の栄光(バッドジョーク)』は色々と『変身』できたり・・・

彼女の能力は変身としかわからないし、宗司との出会いもまだ不明。
でも彼女もやっぱり宗司が大好き。
彼女との出会いもこれから語られるのかな?
かなり楽しみ。

そして主人公・宗司異能・『零白夜(ラスト・エテメント)』は物体を停止させる?

いつも章の頭でゲーム同好会に遅れてやってくる彼。
いつもだれかの悩み相談を聞いているらしいお人よし。
誰にでも優しいから基本的に『いい人』止まりだけど
『地雷女』には好かれる・・・優しいから。

一乃キリカはこの話をしていて胸が苦しそうだった・・・地雷だもんね・・・

そして双子で同じ名前の、彼ですら見分けの付かない姉妹であるリリスがいる。

思いっきり怪しい!!

これで彼女達がなんのへんてつもないただの妹だったら逆に感心する。
絶対なにかしら秘密がありそうな姉妹。
そして間違いなくブラコン。

主人公が最初から能力を持っていてそれに理解があるのも珍しいかも。
大体のラノベ主人公は巻き込まれ型だからなぁ・・・
この作品にはその巻き込まれる厄介事が存在しないわけだが・・・

それぞれ凄い能力を持ってるけど・・・使い道がない。
そんな世界で彼らがイチャイチャしたり喧嘩したり・・・
面白い話でした。
これは・・・かなり続きが楽しみ。

最後に一文。

基本的に使い道がないけど無駄にカッコイイ能力や、発動の為の呪文。
今回登場の3人の呪文を載せてみようかと。
上から一乃・キリカ・宗司
                          カサルティリオ
「罪を焼け───赤き贖い『煉獄』」

                         バ ッ ド ジ ョ ー ク
「空笑え───欺く影絵『道化師の栄光』」

                            ラスト・エレメント
「零に還れ──永久の永劫『零 白 夜』」

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おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その1 ごく個人的な世界の終わりおれと一乃のゲーム同好会活動日
その1 
ごく個人的な世界の終わり


(2010/07/21)
葉村哲

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ジャンル : 小説・文学

彼女(アイドル)はつっこまれるのが好き!

あらすじ

春の陽気に誘われてフラフラ街を歩いていたら、
いきなり拉致されてしまった僕。

えっ?

なに?

いやいやちょっとナニスルンデスカ!?

・・・ふと我に返ると、なぜかラジオの収録スタジオに。

呆然としていると、一人の美少女がスタジオに入ってきて―─

ま、まさか!
憧れていた人気アイドル声優の音無まどかさんじゃないかっ・・・。

えええええっ!!

なし崩し的に、そのまま二人でラジオ収録に突入してしまうのだが・・・。
果たして、僕の運命やいかにっ!?

怒涛のハイテンポハイテンション・コメディ、ここに開幕っ。

感想

電撃文庫7月の新刊
イラストが好きな感じだったので購入・・・
ってかこのイラスト凄く知ってる感じ。

タイトル・・・そして作中のヒロイン達のセリフが狙っているかのように
色々とキワドイ・・・

っていうか危ないよね!!

街中を歩いていた高校生の少年が、勘違いからラジオ番組のパーソナリティを
人気声優であるヒロインとやる事になってしまう物語。

まさにツッコミどころが満載の展開・・・

主人公である良人がヒロイン・まどかが有名俳優の娘である事も、
アイドル声優である事も気にせずにツッコミを入れてくれた事が評価に繋がったよう。

ラジオのスタッフもなぜかのりのり

なんだろ・・・これ・・・

気を使わずにツッコミを入れてくれる人が欲しかったらしいまどか
それがそのままタイトルに繋がってるみたい。

良人もヤケクソ気味でラジオ出演をOKして驚いたけど、
彼の周りの友人や家族もなんか色々と変な人ばかり。

クラスメイトはまどかが転校してくると、彼女の声優という仕事から
アニメがクラス全体に流行り、良人がラジオ出演している事を知ると
皆で応援。
ただしまどかとの関係については・・・

家族の方も良人まどか共におおらか・・・というかなんていうか・・・

母親2人は意気投合して一緒に旅行に行くくらい仲良くなり、
さらにまどかの母はその間、まどか良人の家に預けたり・・・

って大らかすぎだから!?

良人の妹である愛好は・・・なんかやっぱり変。
発言がときどきそっち方面に行ってしまう・・・

そしてまどかの父親・・・すでに死んでいる有名俳優

タ・・・・コ・・・?

とりあえずたまに登場するタコまどか良人にしか見えないらしい)が彼女の父親らしい。
幽霊だとしても何故にそんな格好なんだろう・・・
1巻では登場したけどまどかから詳しい説明はまったくなし。
これは・・・続くんだろうか?
せめてタコの事情だけでもわからんと気になってしょうがない・・・だってタコだし。

まどのかライバルで声優でもあるしぐれや学園の新聞部部長である芽愛璃なども
前者が笑い上戸で後者がパパラッチという・・・なんていうかアレです。
でもビジュアル的にはヒロインであるまどかよりはこの2人のほうが好き。

この二人中心の話も見てみたいなぁ・・・

とりあえず周りの意見を気にしすぎてテンパっていた良人が、
まどかしぐれ、友人達の励ましで自分らしくやっていく事になる過程はいい感じ。

まだ謎も残ってるし多分続きは・・・でるかな?

最後に一文。

しぐれのセリフ。
タイトルと同じくらい言葉だけだと問題があるセリフに思える。
笑い上戸の彼女がまどか良人のボケツッコミで笑いそうになるのを
公開録音でファンが見ているからと無理やり押さえ込んだ状態での一言。
そういう事情があるとわかっていてもこのセリフは・・・どうなんだろうね。

「・・・・・・良人さま、激しすぎです。わたくし、壊れてしまいそう」

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彼女(アイドル)はつっこまれるのが好き! (電撃文庫)彼女(アイドル)はつっこまれるのが好き!
(電撃文庫)

(2010/07/10)
サイトー マサト

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ジャンル : 小説・文学

購入履歴 (7月後半~8月序盤 Ver.2010)

7月の一迅社文庫とMF文庫Jの新刊+α

<一迅社文庫>

星図詠のリーナ 3
魔王と踊れ!―白翼の姫 1―


seizuyomi3.jpgmaoutoodorehakuyoku1.jpg

星図詠のリーナの3巻。
長かったな・・・
とにかくリーナの姉であるパルヴィも加わりどうなっていくか楽しみ。

魔王と踊れ!―白翼の姫 1―

そういえば原作のゲーム買ったのに積んだままだ・・・そろそろやろうかな・・・
読んでからやるとのプレイしてから読むの・・・どっちがいいだろうか・・・

<MF文庫J>

ゼロの使い魔 19 始祖の円鏡
僕は友達が少ない 4
機巧少女は傷つかない 3
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その1 ごく個人的な世界の終わり


zerotuka19.jpghaganai4.jpgmachinedall3.jpg
oretoichino1.jpgonehundread1.jpg

ゼロの使い魔の19巻

ついに次で20巻・・・長いシリーズだよな・・・
だんだんヒロインがデレデレになっていくし・・・

僕は友達が少ないの4巻

3巻が凄い終わりかただったのでかなり続きが気になってた。
早く読もう。

機巧少女は傷つかないの3巻

1巻から登場してるヒロインなのに3巻でようやく表紙のシャルロット
ようやく彼女中心の話なのかな?

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌シリーズ

1とあるし多分シリーズ。
『天川天音の否定公式』の葉村 哲さんの新作。
どんな内容だろう、楽しみ。

101番目(ハンドレッドワン)の百物語

表紙買い。
あらすじ読むと面白そうだし楽しみ。

<メディアワークス文庫>

殺戮ゲームの館<上>
殺戮ゲームの館<下>


saturikuue.jpgsaturikusita.jpg

土橋 真二郎さんの新作だったので購入。
この人のゲーム小説が結構好きなので・・・

<講談社BOX>

猫物語 黒

nekomonogatari.jpg


傷物語のアニメ化決定。
さらに来年一年間はシリーズが続く事が判明・・・まじかよ・・・
嬉しいよ!!

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