スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

購入履歴(6月後半~7月序盤 Ver.2012)

2012年6月後半~7月序盤の
メディアワークス文庫・MF文庫J・ファミ通文庫・角川スニーカー文庫+αの新刊

<メディアワークス文庫>

ビブリア古書堂の事件手帖 3

biburia3.jpg

ビブリア古書堂の事件手帖の3巻
この作品好きなんですけどね・・・感想を挟む暇が・・・
どうにかせにゃ・・・

<MF文庫J>

僕は友達が少ない 8
この中に1人、妹がいる!7
詠う少女の創楽譜 4
俺が彼女に迫られて、妹が怒ってる? 2


haganai8.jpgnakaimo7.jpg
fullscore4.jpgoregakanozyoni2.jpg

僕は友達が少ないの8巻

感想はすでにアップ済みなので詳しくはそちらで・・・
それにしても表紙がいい・・・

この中に1人、妹がいる!の7巻

もうちょっとでアニメも始まるこのシリーズ・・・
色々と・・・問題が山積みだけど・・・どうなっていくのかな?

詠う少女の創楽譜の4巻

こちらの感想は明日アップ予定
すでに完成しているので・・・詳しくは明日!

俺が彼女に迫られて、妹が怒ってる?の2巻

不死鳥とか・・・色々と伏線があった前回
今回ははたしてどうなるのか・・・
っていうかこのタイトルだとメインヒロインは彼女なのか
妹なのか判断が難しいな・・・

<ファミ通文庫>

ココロコネクト ステップタイム
犬とハサミは使いよう 5


cocoroconectsteptime.jpginuhasa5.jpg

ココロコネクトの短編集2巻

カップルも2つできて・・・今回はどんな感じになるのかな?
考えてみると・・・短編集くらいしか安心して読めない気がするな・・・

もうちょっとで始まるアニメ共々・・・期待したい所です。

犬とハサミは使いようの5巻

前回が結構気になる引きだったので楽しみにしていた1冊
さて・・・どうなるのか・・・

<角川スニーカー文庫>

問題児たちが異世界から来るそうですよ? 5 降臨、蒼海の覇者

mondaiji5.jpg

問題児たちが異世界から来るそうですよ?の5巻

これも楽しみにしていたシリーズの新刊
さて・・・すぐに読んでしまおう・・・アップは明後日を予定
書き終われば・・・

<単行本>

まおゆう魔王勇者 エピソード0 砂丘の国の弓使い

maoyuu0.jpg

まおゆう魔王勇者の外伝ですね。
アニメかも決定したし・・・まだまだこのシリーズの息は長そうです。

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
スポンサーサイト

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

エスケヱプ・スピヰド 弐

あらすじ

自国の今を知るため、帝都・東京にやってきた九曜と叶葉。
復興の進む街で、九曜は機械兵を連れた不遜な少女に襲われる。
『第三皇女・鴇子』だと名乗る少女は、九曜に自らを守るように命令する。

誰から何故追われているのか記憶がないと言う鴇子。
そんな彼女を九曜は訝しむが、叶葉は彼女を放っておけないと言う。
叶葉の懇願により、九曜は鴇子の情報を求めて軍の地下施設を訪れる。

そこで彼を待ち受けていたのは、
全滅したはずの《鬼虫》シリーズの一人で──!?

最強の兵器《鬼虫》たちが繰り広げる神速アクション、
第18回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作、第2弾!

感想

エスケヱプ・スピヰドの2巻

予定を変えてここでアップ・・・
7月前半は結構いれられそうだけど同じ月に更新したほうがいい気がしたので・・・

『鬼虫』と呼ばれる最強の兵器だった九曜
彼に人間らしい感情を蘇らせた少女、叶葉

この2人が前回の舞台であった尽天を離れ、現在の日本の状況を知るために旅にでたのが
前回の話の最後

九曜『鬼虫』の兵器としての部分・・・『蜂』を失い
人間と同じ姿の(人間を改造したもの)兵器でしかなく
戦闘能力は大分落ちているけど・・・さて戦闘とかあるのかな?
と思っていたんですが・・・

これは・・・続きが楽しみになってきた・・・


1巻はこれで終わり・・・彼らの今後は読者にお任せ・・・という形で終わっても
決して無理があるものじゃなかったんですが今回は”先”を期待させてくれますね・・・

今回の舞台は『帝都・東京』
他の街とは隔絶されていた尽天と比べればかなり復興している街

そこで『鬼虫』を知る自称『第三皇女・鴇子』とその護衛の戦闘兵器である菊丸
と出会い、何者かに襲われているらしい彼女と行動を共にする事に・・・

記憶ない・・・怪しい・・・めっちゃ怪しい・・・

記憶喪失である事が怪しいんじゃなくてそんな身分の人間が
その状況でここにいるって状況が怪しい・・・
まぁ九曜もそう思っていたんですが叶葉は彼女を助ける事に。

まぁ困っている人間を見捨てられるようなキャラじゃないですからね・・・
そして叶葉が望むなら・・・そして怪しいとはいえ・・・叶葉に危険が迫る可能性があっても
彼自身も見捨てられないから・・・

九曜が・・・めっちゃ人間らしくなってる!

前回の後半で自分が兵器だ・・・という拘りを捨てて
感情とかを大切にするようになったけど、ここまでこれれば大丈夫かな?
って感じですね・・・

ただ事態は一気に・・・きな臭い方向に発展する事に・・・

鬼虫二番式『蜘蛛』・羅刹の巴
鬼虫三番式『蟷螂』・夜叉の剣菱


そして

量産型・甲虫式

前者の2人は九曜のかつての仲間・・・同じ『鬼虫』であり
前回九曜が戦い、勝利した鬼虫壱番式『蜻蛉』・四天の竜胆
もっとも長く一緒に戦った2人

といっても九曜竜胆を倒した事についてわだかまりはなく
彼が望む死を得られた事を喜んでいた感じ

最初は敵になるのかも・・・とか思ったけど最後まで味方でしたね・・・

2人とも大戦で死んだと思われていたけどは敵国で自分の本体・・・
生体部品である部分をどうにか修理し幼女の姿になったけど生き延び潜伏

剣菱の方は戦場で瀕死状態だったところをに助けられ
以後ずっと『蟷螂』の調整と自分の修理の為に潜伏していたみたい。

2人は自分達を元にしたであろう『甲虫式』の存在を知り
それを調べるために動いていて、その過程で九曜の生存を知って
接触って流れだったみたい。

剣菱には弟というか息子というか弟子というか・・・そんな風に思われているようで
2人とも九曜叶葉と出会ったことで笑うようになった事を喜んでいたので
『鬼虫』同士の絆はかなり深い感じですね・・・

九曜が・・・『鬼虫』である事に・・・戦闘兵器である事に拘っていたからこそ
前は気づかなかっただけだったのかもしれませんがね・・・

そして共通の敵・・・九曜『鬼虫』とは認めないと怒りをあらわにした『甲虫式』

彼らの狙いは鴇子であり・・・『鬼虫』の生き残りである九曜であり
そして九曜を変えた叶葉・・・

虎の尾を踏む・・・ってか『鬼虫』強っ!?

前回の竜胆もめっちゃ強かったけど・・・も・・・そして剣菱も・・・めっちゃ強い
確かに2人には竜胆九曜の機体のような空戦能力はないけど
それでも圧倒的・・・といえる力がありましたね・・・

最初の戦いでは『蜘蛛』を操りワイヤーロープとその脚で圧倒
これで元は技官で『鬼虫』開発者・・・修理などが得意な機体ってんだから凄い

次の戦いでは九曜叶葉鴇子鴇子の過去と敵の狙いを調べるために
関係あると思われる施設に潜入していたときに現れた『甲虫式』の大群とは剣菱が対応
剣の達人である彼が操る『蟷螂』は・・・竜胆の速さを目指して磨かれた斬撃は
竜胆と比べたら鈍すぎる敵を圧倒・・・やっぱり強い・・・

さすがワンオフの機体・・・量産型とは違う・・・

ただこの2人が圧倒的だからこそ・・・機体を・・・『蜂』を失った九曜の悩みが
ピックアップされた感じがありますね・・・
最初の戦いのときも、ついつい『蜂』の武装を使おうとしてあるわけもなく
隙が生まれてしまったりしてましたから・・・

ただ今現在のメインの武装である軍刀の扱い方を剣菱かアドバイス
自分のものではなく九曜自身の剣を見つけろと言われ考え・・・
そして基地内での戦いにおいて菊丸が見せた奥の手を参考に
ついに至る事に・・・
         イ ナ ズ マ
電瞬・・・戦術電刃

電磁制御能力を精密に操作し電磁を纏い、そして刀に圧縮する事で
切り裂いた相手の内部でプラズマが発生して吹き飛ばす・・・

これは燃える・・・めっちゃ燃える・・・

放射して使うには効果が薄いものを纏ったり、
圧縮して一撃に込めたり・・・こういう発想は大好きだ!!

こういう戦い方を見せられると・・・次回以降の戦いもかなり楽しみですね・・・
一応エピローグで『蜂』の機体が回収されるフラグがあったので
再び完全な『鬼虫』としての能力を手に入れられる可能性があるけど・・・
今回手に入れた技が無駄にならないと良いなぁ・・・

そして鴇子菊丸

鴇子の方は正体がクローン・・・複製人間であり
第三皇女本人でない事・・・そして彼女の失われた記憶に
『甲虫式』を操る組織が望む情報があるらしく狙われていたみたい。

彼女は真実をしってアイデンティティーが崩壊
自分なんてもう・・・という感じになってしまったんですが・・・

叶葉の想い

これが全てを解決しましたね・・・
彼女にとって鴇子は目の前にいる鴇子だけで
オリジナルの『鴇子』なんてあった事はない。

彼女とは基地に来る前に一緒に鍋を食べる約束をしていること
そして・・・友達だから・・・

その言葉で鴇子叶葉九曜と出会ってからの記憶は自分だけのものだと
オリジナルにもない・・・自分だけのものだという事を理解して
一緒に逃げる事に・・・叶葉は天然で本当に大事な事を理解している感じですね。
そして鴇子は・・・とても強い娘・・・

そしてオリジナルから鴇子を託され・・・複製人間としりながらも
彼女をずっと心配して守ってきた菊丸

鴇子の事を叶葉に託し九曜と共に『甲虫式』と戦ったんですが・・・

格好良い!めっちゃ格好良い・・・ってかロマンわかってる!!

操行をパージして圧縮空気を利用した超高速戦闘
そして切り札・・・相手に拳を叩き込み・・・その後、移動に使っていた圧縮空気を
全てその拳の肘から先を射出するのに使用・・・そうです・・・これぞまさしく・・・

零距離ロケットパンチ!!

いやぁ・・・わかってますね・・・作者さんはわかってます・・・
中・長距離を飛ばせる武装をあえて零距離で叩き込む・・・
しかもロケットパンチです・・・・これが漢のロマンです!

読んでいて思わず『うぉぉぉぉ!!』となってしまいました・・・

鴇子菊丸も無事だったし今後も行動を共にする気がするし
今後の活躍に期待・・・ってかロケットパンチまたでるといいなぁ・・・

鴇子菊丸の関係が鴇子が自分の正体を知っても変わらなかった事や
叶葉菊丸九曜の戦いを止めるために『甲種指令』を使い
叶葉がその後に九曜に謝るシーンとかもいい感じだった。

エピローグでは九曜叶葉鴇子菊丸は中央政府に接触して
保護を受けた模様・・・ただし『鬼虫』が万全な状態で生存していると
知られたくないと剣菱は姿をくらましたので2人のことは内緒って感じ

は大事な仲間である『鬼虫』を愛していて・・・何かしそうな予感・・・
もしかしたら他の『鬼虫』も復活とか・・・そういう展開になるのかも

だけど彼女の愛は・・・ちょっと怖いものを含んでいそうで
敵になりそうで怖い・・・剣菱はどうなんだろうか・・・今後が気になる所。

最後に一文。

叶葉のセリフ

菊丸のロケットパンチや九曜戦術電刃もよかったんだけど
やっぱりコレでしたね・・・

自分の正体を知り、自分の存在そのものを無意味だと感じ
死を選ぼうとしていた鴇子

だけど彼女のこの言葉が・・・鴇子に自分が自分であると・・・
『鴇子』のクローンなのかもしれないけど、オリジナルとは別の・・・
叶葉九曜との思い出を持つ自分なのだと思えるようになる切欠になった
なのでこれで・・・

「あたしは、」

「『鴇子さま』は一人しかしりませんから。
 九曜と菊丸さんと、あなたと一緒に帰りたいです」


にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
エスケヱプ・スピヰド 2 (電撃文庫 く 9-2)エスケヱプ・スピヰド 2
(電撃文庫 く 9-2)

(2012/06/08)
九岡 望

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

僕は友達が少ない 8

あらすじ

聖クロニカ学園学園祭本番、前座のような体育祭はつつがなく終わり、
いよいよ文化祭当日となった。

自主製作映画を上映する予定の隣人部だったが、
映画の仕上げを担当していた理科が倒れてしまい、
映画は未完成となり上映は中止に。

残念な結果となった学園祭ののち、
これまでの馬鹿馬鹿しいけど賑やかで楽しい活動の日々へと戻っていく隣人部。

互いに絆を深めていく隣人部の面々と過ごしながら、
小鷹は隣人部への思いをいっそう強くする。

そんなおり、星奈を敵視する生徒会の遊佐葵が隣人部に対して不穏な動きを見せ、
小鷹、夜空、星奈、理科、幸村の関係にも大きな転機が訪れる――。

残念系コメディ、ついに終幕・・・!?

感想

僕は友達が少ないの8巻

表紙は髪を下ろして眼鏡を手に持った状態の理科

これが正統派美少女だ!!!

わかってはいましたが・・・ええ・・・わかってはいたんですが・・・
この娘、めっちゃ可愛いですよね・・・

性格や嗜好がちょっとアレですけど・・・それを補って余りあるほどの才能と
この作品の主要キャラらしからぬ気遣いとコミュ能力の持ち主
ただし友達は・・・いない?

そんな彼女が今回は大活躍でしたね・・・最後の場面はあのセリフじゃなくて
ガチで告っても良かった気がするくらい・・・格好よかった・・・
いや・・・あれだね・・・今回で好感度ゲージが振り切れてしまった感じです・・・

さて、前回の話で主人公である小鷹は決して鈍感ではなく
今の隣人部の状況がとても望ましい・・・自分にとっては奇跡のような居場所になっているからこそ
その関係を変えたくなく、それゆえに変化が起きそうな事態には
鈍感なフリをして対応しているという事がわかったんですが
理科はそれをきちんと変えようと思っているのか小鷹に自分達の関係についてを
言葉で言い表そうとしたけど、やっぱり小鷹は聞こえないフリ・・・

今回の最初・・・文化祭で上映予定だった隣人部の映画の編集作業で無理をした
理科が倒れてしまい彼女のお見舞いに行ったときにその事について話をして
理科小鷹の気持ちがわかるからかそれ以上は追求しなかったんですが
・・・前回登場の新キャラ達・・・

星奈をライバル視するクラスメイトで生徒会会計の
夜空が彼女こそリア充と嫌う生徒会長で3年の日向

特にの行動を契機に事態は一気に動いてしまう事に・・・
すでに小鷹が鈍感とかそういうレベルでは済まされないレベルで・・・

星奈・・・小鷹に告白・・・え?その流れで!?

が出会えば話をするくらい小鷹とは仲良くなっており、隣人部についても
星奈が所属するという事で気になっていたらしく調べた・・・でも遊んでるだけ。
優秀な人材が無為に過ごすなんて・・・という考え方の隣人部を潰すべく動き出し
最初は校則から責めるけど夜空に撃退(友達がいなくて暇なので生徒手帳を読み込んだ結果)
次はマリアがシスターではない・・・という点を突き顧問がいないからと宣言

だよねー、無理あるよね・・・

みんなが普通に受け入れていたマリアが準教師扱いのシスターである事が否定され
ちょっと・・・っていうかかなりマリアがアイデンティティーを喪失しそうになってたけど
そこは星奈が・・・理事長の娘としてのコネを使って彼女を非常勤扱いにして
さらにを退学させると脅しをかけて撃退する事に

夜空星奈・・・2人とも隣人部を守るために頑張ってましたね・・・

夜空の方は小鷹との昔の思い出を大切にして他をないがしろに・・・って感じでしたが
今回の話では理科が倒れたときに、このメンバーで見なきゃ意味がないと
上映会を中止にしたりと仲間に対する思いもちゃんと生まれてきてますしね。

でもさ・・・星奈は・・・星奈は・・・仲間を守るためとはいえさ・・・

駄目だよね!?それ権力をかさに・・って奴だよね!?

やってる事は客観的に見ると最低ですよね・・・オイオイって感じで・・・
他の人ならともかく彼女の場合は実際にできそうだから逆に怖いですし・・・

そしてこの流れで・・・廃部を免れて安堵していた一同を前にして
エロゲーをやりながら星奈は世間話みたいな感覚で一言・・・

「あんたやっぱりあたしと結婚しなさい」


その後も小鷹の事を好きだからと言ったり、顔を赤くしたりとえらく可愛い仕草・・・
あいもかわらずシチュエーションが残念だったけど・・・ごまかしようがない・・・

というわけで小鷹、逃走

チキンだ・・・めっさチキンだ・・・
しかもその後・・・部活には顔をだしずらくどうしたもんか・・・と悩んでいたら
生徒会の仕事が忙しそうなの仕事を手伝ってやり
それが原因で生徒会長である日向に気に入られ、
さらに日向小鷹の外見をまったく気にせず対応してくれたので
彼女の心意気に惚れ、男手がないという生徒会の手伝いをする事になり
残り2人のメンバーにも徐々に認められる事に・・・

ここにきて別の場所でフラグ・・・だと・・・!?

幸村が様子を見に来たけど彼女は友達はいらない
ただ小鷹の舎弟として・・・男らしくなれればいいという
なんとも潔い考え方をしているので今の状況も気にならない模様。

ただ彼女のその格好いいとまで言える潔さに小鷹
逆に自分が幸村の兄貴分としてふさわしくない・・・と考えるまでに

幸村はマジで揺るがないですね・・・素直すぎてちょっと残念ですけど・・・
彼女は小鷹幸村が考えるような不良や男らしい人間ではない事に
とっくに気づいている・・・だけどそんな事もはや関係なくて・・・
隣人部がなくなっても関係ない・・・それが彼女・・・

完全に小鷹に尽くすが全てになりつつありますね・・・
しかも美少女・・・小鷹爆発しろ・・・

そして彼女から隣人部の現状・・・星奈幸村くらいしく部活に現れないというのを聞き
さらに理科から呼び出しを受ける事に・・・

呼び出しの脅し文句がお見舞いの時に小鷹にさせたBL本の朗読の録音を
校内放送で流すという・・・実現されたら色々とまずいものだったので
小鷹はマジ必死で理科の元に向かいましたけどね・・・

そして学校の屋上・・・小鷹理科がやった事は・・・

ガチタイマン

まぁ殴り合いではなく理科は自作の遠隔操作型の砲弾を使ってましたけどね・・・
さすが天才・・・変なところで超技術を使うな・・・おい・・・

隣人部という居場所を壊したくないといっておきながら逃げ出した小鷹の根性を
叩き直すのが目的だったみたいだけど、生徒会で他の女の子とフラグ立てたり
生徒会でラッキースケベイベント発生させたりした小鷹に対する怒りもあったみたいで
結構過激でしたね・・・

星奈に対してもそんなに色々と恵まれていて、さらに小鷹との婚約話やら
赤ん坊の頃に会っているやら、親同士が親しいやら・・・チートだ!と思っていたり
夜空に対しては昔の思い出に縋ってるな!今のほうが大事だろ!とか
思ったりしているみたいで、現状・・・もっともみんなの事を考えているのは理科だったみたい。

まぁ今現在進行形で生徒会メンバーと仲良くなってるのはいいのか?
という小鷹の問いにそれはそれ・・・と答えていたので個人的な嫉妬もあるみたいですけどね。

でも理科のハーレムラブコメの主人公か!というセリフには小鷹は反論
主人公に・・・鈍感でも最終的にみんな笑顔にできるような存在ならなってみたい!
自分にはなれないと反論・・・だからこそ我慢せずにすごせる居場所を維持したかった・・・と

だけど理科はそんなの小鷹が我慢していて自己犠牲になってる・・・そんなの駄目だと反論
それに対して理科もそうだと反論・・・という形に・・・

結局お前ら・・・同じだよね・・・

小鷹はその中で理科の本当にやりたい事・・・彼女の本心を聞きだしたけど
勝負は理科の勝ち・・・小鷹は砲弾を止められず地に伏せる事に。
ただ理科も体力の限界で座り込み・・・やるじゃねーかコイツ・・・みたいな雰囲気に

お前ら男女ですけどね!?

いや、まじで・・・この2人・・・なにしてるんだろ・・・
特に小鷹・・・後輩の女の子相手に攻撃はせずに無力化を狙っていたとはいえ
負けましたよ・・・まぁ超技術でしたけど・・・

ただここまで理科にされて・・・変化を望まないなんて駄目だ・・・という事で
ついに小鷹は変化する事を受け入れて・・・そして彼のほうから言葉を発した・・・

『俺と友達になってくれ』

最初はふざけて『え?なんだって』小鷹を皮肉って答えた理科だけど返答は

『だって理科たちは、もう友達じゃないですか』

というもの・・・だよねー・・・
っていうか隣人部の部員同士の関係で友達じゃない・・・なんて言っても
誰も信じないんですけどね・・・わかってないのは本人達だけ・・・

あくまでこの作品のタイトルは『友達が少ない』ですからね・・・
いないって状況はそもそもおかしかったんですからね・・・

小鷹は友達として理科に助けてくれるように頼み理科は受諾
まずは星奈の告白の返事をしようというところで今回は終了

今回で長い・・・残念な滑稽劇(コメディ)のプロローグは終わり
次回から残念な恋と笑顔の物語(ラブコメディ)が始まる・・・って事らしい

長かったなオイ!?

でも次回からは今回の巻の最後のサブタイトル

『プロローグの終わり/羽瀬川小鷹が主人公になるとき』

なので小鷹が本格的に・・・傍観せずに隣人部の人間関係に大きく関わっていくって
事になりそう・・・大きな転機にもなっていたし・・・今回の話はかなりよかったです。

っていうか理科に対して小鷹

結婚してくれ!

でも良かった気がする・・・

友達とかいいからさ・・・とりあえずその娘を捕まえろ!
絶対お前に好意持ってるから・・・気遣いもできるから・・・
趣味とか行動とかちょっとアレだけど見た目も超可愛いから・・・ってかお前の好みど真ん中だろ?
って思わずツッコミ入れたくなるくらい理科が格好よかった・・・

幸村にしろ、理科にしろ・・・今回は後輩組が凄かったなぁ・・・
次回以降・・・残念ぞろいの先輩達がどうなるのか・・・楽しみだ。

最後に一文。

理科のセリフ

タイマン勝負の最中に小鷹に本当は何がしたいのか?
と問われた時に理科が叫んだ言葉

なるほど・・・この作品の真の主人公は理科だったのか・・・
と思ってしまうほど印象に残った作品

だって・・・この作品のタイトルってそういう事でしょ?
そしてまさかまさかの・・・理科がボクっ子だったという・・・
ここに来て色々な発見があったな・・・

「僕は友達がほしいんだよ!!」

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
僕は友達が少ない 8 (文庫J)僕は友達が少ない 8
(MF文庫J)

(2012/06/22)
平坂読

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

不完全神性機関イリス 2 100億の時めぐる聖女

あらすじ

『イリスを私に預けなさい。結局、あなたが不完全神性機関を支えることはできない。
 できるのは世界で私しかいないのよ』

宝条軍学校の傭兵科に通う貧乏生徒の俺・凪は、
機械工学科への転科に悩む機械マニアだ。

夏休み前の定期テストをどうにか乗り切った俺は、
クラスの連中に誘われて強制的に海に行くことになってしまう
(もちろんダメ家政婦のイリスも一緒だ)。

海を満喫していた俺たちは、サラと名乗る一人の少女と出会う。

みんなに可愛がられるサラだったが、俺と二人きりになった途端、

「黙りなさい、愚民」

と本性を現して―。

イリスを手に入れようとする少女の正体、そして真の目的とは!?

感想

不完全神性機関イリスの2巻

前回・・・廃材の中で見つけた家政婦ロボを家に持って帰り修理した主人公・
目覚めたそのロボ・・・イリスを主人としてメイドとして頑張る・・・つもりが
とんだ駄目メイド(駄メイドw)で色々とに苦労をかけたけど

世界を襲う危機・・・幽幻種を察知する能力を持っていたり
実は軍の戦闘用のアンドロイドだったり・・・
最後には『禁断水晶』と呼ばれる上位存在から洗礼を受けたアンドロイド『機神』すら凌駕する
『禁断水晶』からその権利を代執行する力を与えられた『不完全神性機関』となり
数千の幽幻種を数分で撃破と・・・トンでもパワーを手に入れたイリス

でもメイド・・・駄メイドである事には変わらないけどね・・・
物理的にもかなりパワーアップした・・・

という訳で今回・・・新たな登場人物が現れて事態を引っ掻き回す事に・・・

紗砂・エンデンス・凛・ケーン

この世界に残り3つの大国・・・その1つであるエルマリア神教界
その大司教にして聖女・・・『禁断水晶』からの洗礼をもっとも強く受けた人間

彼女は『不完全神性機関』となったイリスのことを察知し
彼女に自分の計画を手伝わせるために連れ去りにきた・・・

まぁ実際に2人がであったのは山ばかりのエルマリア神教界出身で
海が珍しいからと泳いでいたら溺れた紗砂が助けて
明らかに紗砂が計画していた出会いにはならなかったんですがね・・・ドジ娘

最初はサラと名乗り可愛い感じで油断させていたんだけど
と行動を共にしているうちに限界が来たのかを駄犬呼ばわりし
かなり過激な行動も・・・

聖女だよね!?ってかあんた未来のあの人ですよね!?

なんともまぁ・・・聖女と呼ばれていても中身・・・ではないけど
女の子である事には変わりは無い・・・そんな娘

彼女こそが『氷結鏡界のエデン』シリーズで浮遊大陸で結界を張り続ける
皇姫サラなんですよね・・・昔はこんなんだったんだ・・・
最近あっちのシリーズでも結構歩き回ってますけどね・・・ここまで過激じゃない・・・
やっぱり若いから・・・

彼女はイリスを狙い、から16億で買い取ろうとしたり

イリス幽幻種との戦いと
イリスを手助けできる紗砂の力を見せて
の無力さを感じさせたり

色々な手段でイリスを自分の元に渡すように要求するけどは拒絶
なぜなら・・・

イリスがそれを望んでいないから

『不完全神性機関』とかまったく関係なく・・・ただイリスの望みを優先して
彼女の生活を守ろうとする

聖女として扱われる自分にも困惑しつつ・・・
とのやりとりが楽しそうに感じる紗砂って構図がちょっといい感じ

自身にもイリスから間接的な『禁断水晶』からの加護・・・
『傷だらけの世界(エリス・エルマ)』が与えられていて
たとえばついうっかりお茶をこぼしたや好意からくるツッコミなど・・・
それらは感知できないけれど、敵意や悪意・害意であるならそれが機械から
発生するものであっても感知して・・・そして遮断
さらには相手に直接”痛み”だけを与えると言う凄く限定的な結界があり
それについても興味を持っていた模様

だけど時間が無いし埒が明かないからと、に自ら筋弛緩剤入りのクッキーを食べさせ
行動を奪い、幽幻種との戦いで休んでいたイリスを無理やり強奪する行動に出る紗砂

だから聖女ですよね!?聖女だから問題ないって!?

なんかもう・・・キャラが凄い事になってます・・・この娘・・・
イリスは彼女が今の状況を楽しんでいる事・・・普通の女のこのように振舞う事が
楽しいと紗砂が感じていて友達になってあげて欲しいとか思い
それをに話していたのに・・・これかよ・・・

まぁ色々と・・・世界の事を考えてはいるんでしょうが・・・極端ですね・・・
それだけこの世界の状況がまずいのかもしれませんけどね。

移動中に『眠らざる者』・・・『機神』魔笛に汚染され狂ってしまった存在2体に襲われ
イリスは喋る事はできてもまともに動けず紗砂は一人戦う事に・・・
でも彼女一人では対応できず・・・もう駄目だと思ったときに・・・

凪、登場!

うーん・・・主人公してますね・・・誰かのピンチに・・・本当に絶体絶命のときに現れる
それがヒーローの条件ってやつですよね・・・こういう展開は王道でも燃える

そしてに宿る『傷だらけの世界(エリス・エルマ)』は戦闘でも活躍
誰かの為にその身を投げ出す人間の為にあるかのようなその結界は
『眠らざる者』の攻撃を完全に無効化して防ぎ、そして機械であるはずの相手に
の攻撃によって相手に傷ひとつつけられないけど”痛み”だけは認識させる・・・

イリスが強すぎてがいなくてもいいんじゃね?って感じだった前回なんですが
この力のおかげで今後もイリスのそばで戦う事ができそうな感じ。
さすがに援護とか・・・アドバイスだけじゃ味気ないですしね・・・

ちなみにもう1体の『眠らざる者』イリスを捕獲しようとしたんですが
が駆けつけてくれて嬉しい・・・という愛の力でシステムダウンを瞬時に復旧したイリス
一撃の元に撃滅される事に・・・

愛で直るんだ・・・凄いな・・・愛・・・

イリスは自分に自我が芽生え始めているらしいけど、まだまだわからないとか言ってたけど
ことへの感情に関してはもう十分すぎるほど人間レベルだよね・・・これ・・・
まぁ怒られたけどね・・・紗砂に・・・
そんなあっさり直るなら最初からそうしろって・・・
色々と苦労したのに唐突に『愛』の力で解決されたら確かにイラッとするかもしれないけどね・・・
ってか対象であるにまで怒られるってのはどうなんだろうね・・・

この一件で紗砂イリスがフルパフォーマンスを発揮するにはの存在が必要で
もし連れ帰るならも一緒じゃないと・・・って事で今回は諦める事に。
格好つけて帰ろうとしていたけど・・・にオシオキとしてイリス特性のご飯を食べさせられ
悲鳴を上げてましたけどね・・・そのあと、それをちらつかせると妙に素直になってたから
どれほど恐ろしい味だったかは・・・よかったなシェルティス・・・機械水晶の状態で・・・

最後は彼女から意味深な事を言われ・・・その結果は
3つの大国が代表者をだして戦い、勝った国が今後幽幻種に対して
他の二国を導いて戦う事になる『覇権戦争』

その帝国の代表がイリスに決まったというもの・・・
もう1国である武宮唐那国の代表はツァリで彼女はたちを
気にしていつも見ていると紗砂から伝えられる事に。

次回はついにツァリが登場しそうな予感・・・さて・・・どうなる・・・
『氷結鏡界のエデン』では幼女モードがある彼女だが・・・果たして・・・
そこんところも気になる所。

さて・・・この他にも気になる所といえばまず恋愛面

前回から引き続きに気がある感じのクラスメイトの2人

元軍用アンドロイドであるミカエル
気弱な感じだけどスタイル抜群なシィ

この2人はあいも変らずわかりやすいくらいに好意を寄せていたし
今回の一件で紗砂ともフラグが立ったぽい気がする・・・
紗砂イリスの3人でベットで寝たりしてたし・・・爆発しろ・・・

そういえばこの人の作品の主人公って1作目は1人
2作目は2人の女性に好意を寄せられていたけど
この作品ではどうなるんだろうか・・・すでに3人は越えてる・・・

設定に関してはに機械いじりとか教えた女性こそがイリスの製作者であるヨミ
彼女を含めた優秀な人材で『エデン』と呼ばれる計画を・・・エルマリア神教界にも内緒で
国の境無く人材を集めて進めているらしい紗砂

帝国の暗部や『眠らざる者』を生み出している存在など
敵も多いみたいだけど・・・彼女の考えるこの計画が
最終的に浮遊大陸と氷結鏡界に繋がっていくんだろうか・・・

この作品は前2作と比べると全体的に明るい雰囲気で
前2作がガンガン追い詰められながらもそれを退け希望を掴んでいくのに対し
こちらも追い詰められて・・・希望もあるんだけど・・・すでに結果が提示されている作品
これからどんどん暗くなっていくのか・・・それとも最後まで希望を信じ
未来に希望を託すって形になるのか・・・気になる所です

イリス紗砂は姿を変えたり、立場が違ったりしても『氷結鏡界のエデン』で生きていて
おそらくだけど・・・ツァリも同一人物
でもは・・・彼だけは生きていない気がするんですよね・・・
だからこそ・・・この作品の最後がどう締めくくられるのかが・・・今から気になります。

それと1つ書いておかないと・・・

水着回、ひゃっほーい!!

でした。

最後に一文・・・ではなく・・・セリフ集?

将来の皇女・・・そして現在の大司教にして聖女
そんな紗砂に言った一連のセリフ

強調しておきますが彼女は人間の中でもっとも『禁断水晶』の力を授かり
さらに祈りによって魔笛を浄化する沁力を使う聖女です・・・

これ録音しておいて『氷結鏡界のエデン』の時の彼女に聞かせたら
大変な事になるんじゃないだろうか・・・若気の至りとはいえ・・・

「もう、完っっ全完っっ璧の力ずくでいくんだから」

「ふ、ふふ、うふふふふふふ・・・・・・そうよ。
 私は聖女なんだから。
 聖女が駄犬ごときに遠慮する必要なんて最初からなかったのよ」


「そうよ、私が間違ってた!
 私は聖女なんだから何をしても許されるの!
 偉大なる目的のために、
 駄犬なんか尊い犠牲になってもらえばしれで万事解決よ!」


「気にしないで。私は気にしない」

「イリスが駄犬の言うことしか聞かないなら、
 駄犬を誘拐してちょこっと脅して無理やりにでも
 イリスに命令させればいいのよ!
 コレだわ!」


にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
不完全神性機関イリス2  100億の時めぐる聖女 (富士見ファンタジア文庫)不完全神性機関イリス2
100億の時めぐる聖女
(富士見ファンタジア文庫)

(2012/06/20)
細音 啓

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

ⅩⅢ番の魔符詠姫 2

あらすじ

夜な夜な街を徘徊しては悪人から血を奪い、
魔符詠姫の紅葉やマコトとイタチごっこを続けるキリク。

日中は紅葉たちと比較的平和な学園生活を送っていた。

ある日、いつものように夜の街を徘徊していたキリクは、
見知らぬ魔符詠姫から襲撃される。

紅葉よりも果敢で、マコトよりも攻撃的な魔符詠姫の執拗な追撃に
逃走もできず追い込まれたキリクだが、別の“ヴァンパイア”によって助けられる。

キリクを助けたヴァンパイアの名は良人。
こちらの世界へ来る前にキリクの友人だった少年だった。

その頃、敵であるはずのキリクと良好な関係を築く紅葉の姿を見て、
マコトは自分の正義は本当に間違っていないのか、
かつて自分の両親を殺したヴァンパイアの姿を思い起こしながら、深く悩むのだが・・・。

感想

XⅢ番の魔符詠姫の2巻

前回の話で元々住んでいた世界で戦争の結果死亡し、
気が付いたら平衡世界と思われる世界で自分自身として存在していたけど
他者から血を奪い吸わなければ消滅してしまう『吸血鬼』となってしまっていたキリク

『吸血鬼』に関わる事件に巻き込まれた事で縁が生まれ
そして不思議な力を持った『タロットカード』に選ばれた存在・・・『13番目の魔符詠姫』である紅葉

この2人がお互いの正体を知らぬまま出会い、キリクが先に正体を知る事になっても
それを隠し・・・一緒にいたためにお互いを想いあう気持ちが生まれ
『魔符詠姫』『吸血鬼』のために・・・同胞のために殺そうとしていた
前の世界での恩師にあたる相手と交戦してまで紅葉を守ったキリク
そしてそんなキリクに自分の血を吸わせた紅葉

1巻終了時点ですでに友達以上恋人未満を地でいく関係にまで発展した
主人公とメインヒロインの二人・・・さて・・・今回はというと・・・

別の魔符詠姫とフラグが立ちました・・・

相手は『正義』『魔符詠姫』であるマコト
彼女は家族を『吸血鬼』に殺され、それゆえに『吸血鬼』を憎み
そして人間を襲う彼らを『正義』にそって狩っている少女なんですが
彼女とも人間同士・・・という前提で知り合い後から『吸血鬼』とバレ
さらにキリクが悪人からしか血を摂取しない『ダムピール』と名乗って
血を集めている現状では見つけたら攻撃を仕掛けはするけど
日常生活でであっても襲い掛かりはしない・・・というなんとも中途半端な関係に

もちろん戦うときは殺す気で攻撃しているんですけど妙に真剣みが薄い感じがあり
それはまぁ・・・キリクの態度や行動が気になっていたマコト側の問題だったんですが
攻撃に夢中で電車の前に飛び出してしまい、キリクが庇って無事・・・
だけどキリクの足が・・・とかキリクマコトを敵として見ずに普通に助けたり
普通に話しかけていくものだから・・・マコトはどんどん『吸血鬼』という
存在そのものに対する疑問を持ち始めてしまう事に・・・

ってか最初からすでに気がありますよね・・・これ・・・

そかも紅葉はすでに前回の話で聞いていたキリク達が・・・『吸血鬼』
異世界からこちらの世界に生まれ変わった人間である事を説明される段階まで来て
ついにマコトの困惑はMAXに・・・

ただ単純に『人類の敵』として・・・『正義』の名のもとに戦う相手として
思えなくなってしまう事に・・・まぁ根底にあるのはキリクと戦いたくないって感じですが・・・

その状況下で新しい『魔符詠姫』・・・そして『吸血鬼』が登場

14番目・・・『節制』の『魔符詠姫』・いろり

爆弾を使う『魔符詠姫』で建物の被害とかおかまいなしに攻撃してくる過激な少女で
キリクに襲い掛かってきて戦う事になり苦戦

それを助けてくれたのがキリクの前の世界の友人・・・同じように『吸血鬼』として
こちらの世界に来てしまった良人

この2人の出会いから物語りは加速して・・・キリクの妹・シエラの友人である夜鷹と
いろりの共通点・・・目に眼帯をつけている事や
紅葉が彼女から『魔符詠姫』の気配を感じた事で最初は彼女がいろり?と
キリクは考える事になるけど、シエラは彼女も自分達と同じようにこちらの世界に来た
『吸血鬼』であるといい・・・困惑する事に

そして良人いろりと戦い行方知れずになり
色々と事件を調べている中で再びいろりと遭遇

だけど彼女の目的は黒鷹を守ることであり、良人こそが黒鷹を狙った相手
そしてその目的は・・・

復讐

良人には好きだった相手が・・・元の世界ではキリクとも知り合いだった琴音がいて・・
彼女も一緒にこの世界に来たけど彼女は人間に捕まり・・・
『吸血鬼』をどうすれば殺せるのかの実験に使われ苦しんだ末に死んだ

だからこそ良人はその実験に関わった人間やその家族を皆殺しにし
さらに夜鷹も・・・ある意味で『吸血鬼』の苦難の元凶でもあった彼女を
殺すためにこの街に訪れ、いろりはそんな彼女を守るために戦っていたみたい

なんて過激なツンデレ!?

キリクを襲ったのも黒鷹と一緒にいたので危険を感じたことや
彼女がかつて助け・・・そして自分と同じ『魔符詠姫』が苦戦している相手と
知った上での行動だったみたいで根は凄く優しい女の子みたい。
口は悪いし攻撃は過激なんだけどね・・・

ここにきてキリクにとっての味方と敵が逆転して・・・困惑することになり
黒鷹を見捨てるわけにも行かず良人と戦うことになるけど
人間の血を多く吸った良人の力はかなり強力で苦戦

そして・・・

マコトの家族の仇は良人・・・

マコトの父親こそが琴音に行われた実験に参加した研究者の一人であり
だからこそ良人に殺された・・・
お互いにとってお互いが復讐相手の出会いであり・・・
そして強い激情がマコトの意識をタロットに飲み込ませ暴走を引き起こすことに

そして良人良人キリクが最初から気づいていたように・・・
全ての復讐を終えた後に憎む対象が・・・今ですらも・・・一番憎んでいる相手は
琴音を助けられなかった自分自身であり
マコトの暴走による圧倒的力を前に彼はついに諦め・・・
本当の望み・・・死んで琴音のもとに・・・という境地に達してしまうことに・・・

まぁ・・・どっちも許しませんけどね!

キリクマコトを助けるために、そして良人を助けるために
マコトの暴走を止めるために行動し、自分の復讐の意味を考え立ち止まり
全てを終わらせようとしていた良人に活を入れ自分の援護を頼み・・・
さらに紅葉の力も借りて、キリクマコトの元へ近づき・・・

血を吸いました・・・

またか!?ってか前回からそれで大体なんとかなってるな!?
吸血のショックでマコトの暴走は止まり事態は無事収束

良人は姿を消したけど・・・無意味な復讐はもうやらない感じかな?

マコトは目を覚ました後、良人にも事情があったこと、
そして自分が力に呑まれてしまった事を悔いることに。

わだかまりは消えないけど・・・良人に何が何でも復讐を・・・って感じじゃないし
『吸血鬼』だから狩るって事も今後はなくなりそう。
ただ自分を助けたのがキリクだった事を知り
さらに空音から・・・最強の・・・『愚者』『魔符詠姫』から『魔符詠姫』をやめる方法を・・・
条件である『吸血鬼との関連』『処女であること』のどちらかが満たせなくなればいいと聞き
後者のほうを想像・・・しかも相手として思い浮かんだのがキリクという段階になって
ようやく自分がキリクに感じていたもやもやが『吸血鬼』のくせに・・・というものだけではなく
キリク個人のことが気にかかっていた事に気づき、さらに見舞いにきたキリクから
止めるために血を吸ったことを謝られ、その時の感触を思い出して真っ赤に

落ちた・・・もう完全に落ちた・・・

素直じゃないからそう簡単に口にはしないだろうけど・・・完全に惚れてます・・これ・・・
状況的に明らかだったけどキリクは気づかず・・・紅葉も天然で気づかず・・・
気づいたのはシエラだけだったけど・・・これからこの恋模様がどうなっていくか楽しみ

最強の『魔符詠姫』である空音・・・彼女と同じ存在でありながら人格が違う・・・
それこそがシエラの友人である黒鷹であり2人はお互いを区別している模様
ただし記憶は同一なので・・・色々とややこしい模様。

『魔符詠姫』でありながら『吸血鬼』でもあるがゆえに
2つの勢力から裏切り者と思われることもあり、そんな彼女が可哀想だから・・・
というのがいろりが彼女を守る理由らしいので・・・口のわりに本当に優しい娘だったり
するんですが・・・今後彼女ともなんかあったりするんだろうか・・・

シエラ『魔符詠姫』の事とか空音の状態とか・・・すでに知っていたみたいだけど・・・
さてさて・・・彼女も今後は活躍したりするんだろうか・・・

そして最後・・・今まであまり触れていないキリク紅葉

お前らとっとと付き合っちまえ!!

って感じでした・・・いや、本当に友達以上恋人未満で・・・お互いを意識しすぎてる・・・
紅葉キリクにお弁当を作ってきたり、自分の血を(正確には自分の血だけを)吸えと強要するし
めっちゃ意識してるんですけどね・・・その一方で『魔符詠姫』になるまでは病弱だったので
保健体育の知識が箱入りの中学生レベルで『魔符詠姫』をよめる方法に関しても
『処女を失う』という行為の意味がわかってなかったし・・・色々と難儀しそう

キリクキリクで血を吸うとそれだけではすまない・・・理性が吹っ飛んで
なにをするかわからないってのがあるせいで、基本真面目なせいか
なかなか血を吸えない模様・・・・・・・爆発しろ・・・

ただこの2人の・・・『魔符詠姫』『吸血鬼』という天敵同士の関係でありながら
手を取り合い共に入るこの2人の姿こそ、空音が別の世界から『吸血鬼』を呼んだ理由・・・

キリクがいた世界が平行世界と衝突し、それによって生まれた『灰色の影』との戦いで滅びた
そしてキリク達が生まれ変わったこの世界にもいずれその『灰色の影』は現れる
空音はそれがわかっているからこそ戦力を・・・『魔符詠姫』『吸血鬼』の手を結ばせたいと
考えているらしくキリク紅葉の関係はその先駆けになるかもしれない模様

紅葉がメインヒロインであることはおそらくぶれないだろうけど・・・さて今後どうなるのかな?

良人の話を聞く限りは人間側にもろくでなしはいるし
前回の最後に逃げたキリクの恩師・・・『吸血鬼』の為に『魔符詠姫』を倒すといっていた逆井

色々と問題はあるわけだけどね・・・

最後に一文。

キリクのセリフ

いろり『魔符詠姫』『吸血鬼』の手を結ばせるという
できもしない事をするのは可哀想だという言葉に対してのキリクの言葉

キリクはそうは思えない・・・なぜなら自分達という実例が確かにあるから・・・

「独りじゃないから。
 力尽くでも、解りあおうとしてくれる人はいる」


           ヴァンパイア  タロットソーサレス
「少なくとも 俺 と、 紅葉 はそうして手を取りあえたよ」


にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
XIII番の魔符詠姫2 (一迅社文庫)XIII番の魔符詠姫2
(一迅社文庫)

(2012/06/20)
手島 史詞

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

鳩子さんとラブコメ 2

あらすじ

僕こと平和島隼人は、平和島財閥の跡継ぎ候補。
いずれ財閥のトップに立つべく、メイドの鳩子さんから帝王学を学ぶ日々なんだけど―

「今日もいい天気でいい朝ですね。誰かさんの顔を見ないで済むならもっとよかったのですが」

「あんたがこの世に存在さえしなければ、
 戦争をなくすよりはるかに手っ取り早く世界は平和になるでしょうに」

・・・犬猿の仲である鳩子さんと、元お嬢さまの杏奈の二人は、
今日も僕を間に挟んでバトルを繰り返している。

おまけに「実は杏奈は僕の将来の婚約者」なんて、鳩子さんが言うもんだから、
鳩子さんに一世一代のプロポーズをした身としては立つ瀬がないわけで―─。

感想

鳩子さんとラブコメの2巻

前回の最後・・・ラブコメの・・・ラノベの主人公としてはかなり珍しく
自分の気持ちがはっきりしているからとヒロインに告白・・・しかも結婚を申し込んだ

主人公・・・隼人のその行動はいつも冷静で完璧に見えるヒロイン・・・鳩子を驚かせたけど
返答は予想外のもの・・・

隼人の婚約者は杏奈

というとんでもない返し・・・

隼人はその状況に困惑・・・今回の告白は分が悪いと
戦略的撤退する事に・・・

諦めては全然ないけどね!

という事で今回の話の本編に突入・・・

前回と同じく隼人鳩子から平和島財閥の後継者候補として
色々と試されたりしつつも生徒会の仕事などに励み
杏奈隼人にツンデレ発言・・・彼の財産を手に入れるために政略結婚を・・・
とか言いつつも明らかに気がある彼女を鳩子が弄ったり・・・といった感じで
杏奈が明らかに鳩子に遊ばれている感じで色々と残念な娘なんだけど
実は婚約者・・・だけど本人も知らない模様・・・で実はめっちゃアドバンテージあるのに
本人は・・・ってやっぱり残念

可愛いんだけどね・・・弄りがいがあって・・・

隼人が生徒会役員の足りない・・・会計を募集しようといったら反対
理由は・・・これ以上人数を増やして隼人との時間を邪魔して欲しくないから。
でもなんだかんだと鳩子に言い含められ・・・最終的な結果は
杏奈が頑張ればいいという事で仕事をガンガン振り分けられる事に・・・
本人は自分が頑張れば増えない・・・とやる気だけど・・・謀られてるよ!?

隼人の試練の為に・・・女の子くらいナンパできなくてはと・・・
(実際は彼の趣味であるナンパものを体験たせるってのもあったけど)
杏奈を相手に練習と鳩子が提案

それナンパじゃないよ!?最初からデレてるもん・・・

って感じでしたけどね・・・
そして隼人はあいもかわらず・・・女性を褒めるときに容赦が無い
しかもお世辞ではなく本気で言ってるから性質が悪いよね・・・

そして次は制服問題

いつもメイド服な鳩子・・・それはどうなの?と杏奈が言い
隼人の提案で鳩子杏奈がお互いの制服を交換して試す事に。

鳩子は・・・まぁ問題なく似合っていて・・・隼人もべた褒め
そして杏奈も・・・もちろん似合っていて・・・
だけど鳩子が胸の部分・・・杏奈のほうが多少大きいそこに仕掛けをしていたらしく
交換した状態で校内をあるって生徒の反応を・・・という鳩子がした提案にのったら
生徒の前で前ボタンが吹き飛び・・・・

鳩子さん・・・なんて恐ろしい子!?

最後は隼人の母親から送られてきた昔のビデオに
まだ子供で隼人に『お嫁さんにして』というくらい素直だった鳩子
それに対して普通にOKをだしていた隼人の映像が映っていて
杏奈は最初かなり不機嫌に・・・隼人の母親は結婚すると言い出した
幼い頃の隼人鳩子に性教育をしようとしたりと・・・かなりぶっ飛んでたけどね・・・

ってか駄目だよ!?色々駄目だよ・・・この母親!!

ただ昔の鳩子の言動をネタに杏奈鳩子より優位に立ち
さすがの鳩子もいつものキレがなく・・・ついに杏奈の勝利か!?と思ったんですが

うん・・・まぁ・・・無理だよねー

鳩子杏奈の昔の思い出・・・イタズラしようとして反撃され
鳩子さま』と呼ばせた挙句、恥ずかしい秘密を暴露させた思い出の・・・
携帯電話に保存されていたその録画映像を見せられて立場逆転・・・
しかも最終的に映像を配信した・・・と失敗を鳩子が演じて
杏奈はショックのあまり逃げ出す事に・・・まぁ嘘だったみたいですけど・・・

えげつねー・・・鳩子さん、まじパネェ・・・

相変わらず無敵な鳩子だったけど・・・やっぱりこの話での反応はちょっと変で
彼女は彼女で・・・子供のころの思い出については色々と思うところあるみたい。

鳩子に関しては・・・現状はっきりと嫉妬とかの感情を見せてないけど・・・
実際どうなんだろうね・・・隼人の事が好きっぽいんだが・・・

でもそんな彼女の些細な反応が今回登場の新キャラによっても
引き出された感じ・・・

新ヒロイン 佐藤 千鶴  登場!


隼人の元クラスメイトであり、風紀委員長である千鶴
風紀委員長だけど厳格な生徒ではなく、どちらかというと引っ込み思案な性格

だけど仕事は堅実なタイプで・・・そして・・・

明らかに隼人に気がある・・・!

ちくしょう・・・明らかにモテモテだこの野郎・・・
しかも財閥関係ない頃からっぽいからお金目当てじゃないし・・・

まぁ千鶴は良い意味で普通の女の子で鳩子杏奈の有能さに比べたら
コツコツ堅実にやるって感じの女の子なんだけど・・・美少女

今回の話では章の合間にちょっと話をする程度だったけど
最終的に鳩子が募集する事になった生徒会会計に立候補する事にした模様。

ただその一連の流れで隼人がまたしてもラブコメものの主人公にあるまじき・・・
凄い聡い反応と対応をする事に・・・簡潔に言うと、・・・

隼人は千鶴の想いに気づいてる

しかもそれを本人に確認してます・・・どんだけ!?
杏奈隼人に本格的に惚れた頃に、彼女にも同じ確認をしたらしく
杏奈はいつもの政略結婚が・・・とごまかしたみたいだけど
千鶴は仮定の話って事で・・・話を進める事に。

しかも隼人は自分が鳩子が好きで、将来は結婚したい事も千鶴に伝えたんだけど
千鶴の想いは変らない・・・そんな事では変らない・・・

あきらめない!

というのが彼女の答え
なんだかんだ言っても・・・強い娘です。

そしてこの一件でますます千鶴は会計に立候補する気を高めた模様。
好きな人に別の好きな人がいるなら近くにいて振り向いてもらうって事かな?
いじらしい・・・めっちゃいじらしい良い娘です・・・

ただこの会話を気づかれないように聞いていた鳩子
千鶴が去った後に隼人の前に現れることに・・・

鳩子はまず隼人が意外とモテる・・・という事を褒める・・・
だけど隼人千鶴が生徒会に入ってくれれば・・・というセリフに
意外な反応を見せることに・・・

彼女の立候補は受理しない

彼女は風紀委員長であり、そんな人材を生徒会に入れるわけには行かない・・・
というのが理由だけど有能な人間が好きで手元におきたいと考える
彼女からすると・・・結構違和感がある言葉

その行動に隼人鳩子の真意が別の場所に・・・
端的に言えば嫉妬による反応だったのではと思い
隼人的には・・・鳩子と添い遂げたいと願う彼的には嬉しい事みたい。
まぁ確信はないんだけどね・・・

なんとなく・・・なんとなくだけど千鶴鳩子は苦手としそうな気がする
杏奈鳩子が苦手で・・・千鶴杏奈が苦手だから
そうなると三すくみになってバランスが良くなる気がする。

さて・・・これでとりあえず鳩子攻略の手がかりができたかなって思ったんだけど
鳩子が言い出したのは帝王学のレッスンを次の段階に進める事。
その内容は・・・

杏奈と交際すること

えっと・・・どうしてこうなった・・・!?
っていうか隼人の言動も結構凄いものがあるけど、鳩子の返しも毎回爆弾だ・・・

この状況からさて・・・次の展開はどうなっていくんだろうか・・・
そもそもこんな理由で杏奈と付き合うのも失礼って感じでもあるし・・・
隼人の気持ちは変らなそうだし・・・鳩子の本心も怪しいし・・・
そして千鶴がどう動くのかも気になる所

主人公の気持ちはぶれない上に聡い・・・
ヒロインの真意が凄まじくわかりにくい・・・
他のヒロインの気持ちは主人公が理解している・・・

さて・・・このラブコメ・・・どう展開していくんだろうか・・・

最後に一文。

隼人のセリフ

千鶴と話をしていて、彼女の有能さとか優しさとか・・・
そういうのをちゃんと認めて評価して・・・その上でなかなか良い雰囲気だった所で
このセリフ・・・

ラノベの・・・ラブコメの主人公なのか疑うレベルのセリフなので印象に残った。
なにせ最近の主人公は・・・少数の例外を除けばみんな典型的な鈍感だからなぁ・・・

「佐藤さんって、僕のこと好き?」

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
鳩子さんとラブコメ 2 (富士見ファンタジア文庫)鳩子さんとラブコメ 2
(富士見ファンタジア文庫)

(2012/06/20)
鈴木 大輔

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

ささみさん@がんばらない 8

あらすじ

子供のころと同じ歩幅でいつまでも歩いていたら、
大人の世界では置き去りにされてしまう――。

現実は私を優しく待ってくれはせずに、いつだって大事な者を奪っていく。

新しい家族・るるなちゃんとともに、
ささみさんが過ごすつかの間の日常は、あっという間に終わりを告げる。

日本の神々に迫る「世界の終末」と、その対抗策とは。

がんばらず、大人になりたくない(?)ささみさんを襲う「世代交代」。

人が祈りを捧げれば、科学でさえも神話になる──今度の神々は「宇宙人」!?

アニメ化も決定し、勢いを増すシリーズ第8弾。

感想

ささみさん@がんばらないの8巻

今回の表紙はこの作品における数少ない常識人である希美
スサノオに惚れられたり、イザナミを叱ったりと・・・なんか凄い娘ではあるけどね・・・
それに次世代神であるたまとも友達だし・・・

って何があった!?その姿は!?


と言うわけで表紙の時点で色々とツッコミどころ満載
そして前回言われていた最新の科学神話と言えるものが今回は中心・・・

宇宙人や科学が神話・・・イヤイヤ・・・ってあれ?

なんかこの本に書いてあるように

具体的な仕組みは知らなくてもそういうものだと使っている
宇宙からくる超越者って考え方は神と同じ
高度な科学技術は魔法と・・・奇跡と見分けが付かない
宇宙人が地球や世界を作ったって話は創世神話
土偶などは宇宙人がモデル
宇宙人の侵略は終末神話
宇宙にある理想郷は天国
アブダクションは神隠し
連れされれ・・・そこで過ごすという体験は臨死体験
宇宙人による未来予知や情報の提供は預言や託宣
宇宙人との交信は巫女と神の交信


ってのを並べてみると・・・まじだ!?めっちゃ神話と似てる!?

いや、詭弁やこじつけとも言えるんでしょうけど・・・それでも似てる・・・
そしてこの物語の世界で・・・ここまで類似してればそりゃ力を持つよね・・・
まぁ・・・重みも歴史も確証も無い・・・神話以上に曖昧なものなんですが・・・
その点が・・・違和感を与えて疑う原因にもなったんですけどね。

今回は最初から・・・いきなり鎖々美の妹・るるなを母である呪々が出産

彼女は前回の最後・・・完全に侵食され悪に染まった日留女に対抗するために・・・
世界中の神々を捕食し始め、いずれ最強の『唯一神』となるであろう
彼女を倒すために・・・世界中の神々が会議をして決めた対抗兵器の1人

それぞれの神話が彼女達を用意し・・・そして自らの意志で喰われ
力となり・・・相手がそれ以上捕食して強くならないように・・・
そしていずれそれらを1つに統合する事で日留女を倒し
その後に内側の神々を解放すると言う・・・
なんとも非人道的っぽい方法の結果生まれた少女

まぁ・・・神様なんで人道的もなにもないんだが・・・

しかも日本でそれを主導したのはお気楽で優しい最高神であるつるぎでもなく
次世代の最高神であるたまでもなく・・・アマテラスの父親・・・
日本神話における『創造神』イザナギ

でたーー!?って駄目だコイツ・・・

なんていうか・・・根本的に『違う』感じです・・・
考え方の根底が全然違う・・・

かがみの・・・娘であるアマテラスの意志や優しさは認めているし
これまでの頑張り・・・失敗が多いとはいえそれも含めて認めている
でも『違う』・・・彼は完全に神としての視点と立ち位置しかないために
るるなの事も・・・兵器として生み出され使われる彼女の幸せや
それによる人間達への被害についての考えが一切無い。

自分がやろうとしている事が唾棄すべき事だと理解できているくせに
いざとなったら創り直せはいいから・・・という考え・・・

さすが『創造神』ですけど・・・ねぇ?って感じ。
妻であるイザナミに・・・呪いとして1日1000の命を奪うと言われたときに
それなら1500の命を新しく生み出そうと答えたのは神話でも語られていますけど
考えようによっては命を数字でしか見ていないって事でもありますからね・・・
怖いっていうかなんていうか・・・完全にズレてますよね・・・
これが『神』か・・・って感じが逆にしましたけどね・・・

だからこそ・・・邪神三姉妹は・・・人間っぽい『神様』って感じがしますね・・・
その当のイザナギ『アラハバキ』の残党であるマサカドに襲われ
神々を回収されるのを防ぐためにあっさり逃亡・・・色々と・・・マジ駄目だ・・・

弥火『アラハバキ』『首領』がそんな想定されうる対抗手段を
彼が考えていなかったとは思えないって言っても聞く耳もたなかったし・・・
どうなんだろうね・・・

そしてそんな状況で世界が『改変』

人間が科学を手にいれなかったら・・・

宇宙人は・・・人々の願いによって・・・わからない事を・・・未知の事に遭遇した時に
まず頼る『科学』・・・そして願う・・・
それによって生まれた曖昧な存在だけど・・・現状もっとも望まれ
そして宗教が信じられることで力を得るというなら
『科学』という・・・もっとも人類に信じられる宗教であり
それゆえにもっとも新しく強い力を持った『神々』

彼らは

『自分達が人間に知識を授けた』
『子供に負けるくらい弱い』
『噂どおりの姿かたち』


といった感じでアマテラスであるつるぎや他の神々のように
伝承とは違った性格をしていたり、行動が斜め上だったり・・・
そんな感じだった神々に比べて噂どおりの・・・
違和感を感じるくらい忠実に噂話や証言された内容をトレースしていて
行動にいちいち違和感を感じる存在

それでも強力である事に変わりなくどうにか『改変』を逃れた
鎖々美希美情雨玉藻前(ついでに科学が無い世界に適応した月臣)が抵抗
途中捕まったり(るるなも)・・・宇宙生物やUFO満載だったり・・・色々とあり
さらに『改変』をキャンセルする力を持つ鎖々美にとっての『嫁』・・・かがみ
まっさきに捕獲されて・・・操られちゃう始末・・・どうするんだこれ・・・と思ったら・・・

魔法少女 → 変身ヒーロー

な、何を言ってるのか、わからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった・・・
前々回・・・魔法少女となり『徳』を集めていた鎖々美

その能力は健在だったんだけど今回はそれが進化・・・進化・・・でいいのか?

鎖々美と同じく変身できる情雨の力で上乗せ
玉藻前が力を込めたゴーレムによる装甲を装着
正気に戻ったかがみつるぎから預かっていたアメノムラクモ
さらにかがみの本体であるヤタノカガミを装備

そして・・・

最後までがんばること

鎖々美の力で宇宙人が集めた強大な力・・・
『首領』が考えていた対抗兵器を逆に取り込み悪となす作戦は
この彼女の行動によって防がれ・・・るるなは無事助け出す事に成功。

るるなの・・・魂が無い彼女を操縦する役割を持ち
黄泉帰りをやめ改めて死んだ呪々も魂だけでるるなの中から
鎖々美の・・・娘の頑張りを見た・・・このシーンは色々といい感じだった。

この母子ってすれ違ったり愛情表現が不器用だったりしたけど
本当はお互い大好き同士で・・・鎖々美呪々の役目に否定的ではあったけど
最後に娘として恥ずかしくない姿を母親に見せられたのではないかと思う。

基本的に百合百合しい作品で今回もあいもかわらず鎖々美かがみ情雨にデレデレ
かがみは口でなんと言いつつも鎖々美に甘く、情雨もめっちゃツンデレっぽく鎖々美と話して
お前らみんなちょっといい加減にしろよ・・・って感じだったけど
あいもかわらず・・・母と娘の関係性についてはいい感じだった・・・

鎖々美呪々も・・・情雨玉藻前も・・・いい母娘関係ですよね・・・

エピローグでは希美は宇宙人にかぶれてしまった幼馴染を叱り
帰り際にキュピちゃん・・・かつてたまが助けた宇宙人の王子様が登場

彼女をたまの元へ車で送り届けた・・・

何故いる!?ってかマジもん登場だよ!?

前回の最後に登場したUFO郡はたまの為に現れた本物で
今回の・・・『アラハバキ』の企てと人々の願いによって現れた宇宙人は偽者
って事らしい・・・

流石に純粋な悪である『首領』はそんな絵空事を信じられなかったゆえに・・・
本物の存在を・・・介入を予測できず・・・キュピちゃんはそこを付いて
色々と干渉して今回裏でたま達を手助けしていたみたい

宇宙人の実在を信じ、宇宙人の友達とただ純粋に会いたいと願う
次世代の最高神はまだまだ未熟だけど・・・その優しさはきっといずれ役に立つと思われる。
正直、たまイザナギのようになられるのは・・・かなり嫌だし
かといってアマテラス・・・かがみっぽくても嫌だからな・・・

そして日留女は世界で同時に引き起こしていた今回の事件で得た成功・・・
別の神話の対抗兵器を汚染する作戦で得た汚染された対抗兵器・・・
日留女『破壊神』と呼んだ少女4人

そのうちの一人を次の話では鎖々美達に差し向ける様子

そしておそらく・・・差し向けられるのは鎖々美に色々と試練を課し
その一方で色々と協力してくれた太陽神ヴィシュヌ

彼女が末世において・・・世界の終わりにおいて変化すると言う
破壊神シヴァになりそうな予感・・・

さてどうなる・・・なにせこの作品・・・ずっとシリアスとかぶっちゃけ無理だしね・・・
なにはともあれ・・・次も楽しみだ

なにせ鎖々美が頑張る事を決めた・・・タイトルに逆らったとも言える
話の転機が今回だったし・・・続きどうなるのか楽しみ

まぁ・・・次は日常に重きを置いた短編集らしいんですけどね・・

最後に一文。

今回の巻ではカラーイラストの部分が鎖々美が国語の授業で書いた
母親に関する作文になっていたんだけどその最後の部分

最初に読んだときになんとなく・・・この巻で呪々がどうなるのか予感し
実際にそうだったんだけど・・・それを知ってから読むと
なんかうるっときてしまった・・・

でも最初の頃と比べたら・・・お互いの気持ちがちゃんと伝わった上での
別れだし・・・それはそれでよかったのかなぁ・・・

お母さんは、

厳しい人だったけど。

わたしは、

不器用だけど本当は優しい、

お母さんが大好きだった。


にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
ささみさん@がんばらない 8 (ガガガ文庫)ささみさん@がんばらない 8
(ガガガ文庫)

(2012/06/19)
日日日

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

購入履歴(6月中盤 Ver.2012)

2012年6月のGA文庫&ガガガ文庫&一迅社文庫&富士見ファンタジア文庫の新刊

<GA文庫>

EX! 14
EX! 15
お前のご奉仕はその程度か? 4


EX14.jpgEX15.jpgomaenogohoushi4.jpg

EX!の14・15巻の連続刊行
そして・・・

最終巻です!!

ついに決着が付くのか・・・この話にも・・・
特撮好きなので凄い好きな作品なので残念のような・・・嬉しいような・・・
そんな感じです・・・

それにしても15巻ですか・・・続きましたね~
作者さんにはお疲れ様と言いたい気分です。

感想のアップは・・・随分止まってるからなぁ・・・どうしたもんか・・・

お前のご奉仕はその程度か?の4巻

感想はすでにアップ済みなので詳しくはそちらで
表紙をめくると表紙と同じ構図でちょっと別のイラストが・・・笑った・・・

<ガガガ文庫>

ささみさん@がんばらない 8

sasamisan8.jpg

ささみさん@がんばらないの8巻
表紙は数少ない常識人な希美・・・子供なのに・・・ウゥ・・・

そして最新の神話である・・・宇宙人
えっと・・・あいかわらず予想不能だ・・・この作品・・・

<一迅社文庫>

千の魔剣と盾の乙女 7
XⅢ番の魔符詠姫 2


sennomaken7.jpg13banmenotalot2.jpg

千の魔剣と盾の乙女の7巻

表紙はいつも通りのエリシアに戻る事に
やっぱり前回は短編集だったから・・・ちょっと残念

さて・・・今回はどうなるのかな?

XⅢ番の魔符詠姫の2巻

1巻がいい感じだったので楽しみだったこの2巻
1巻の時点で主人公とヒロインの関係が大体決まってしまった感じだが
果たして今回はどうなるのか・・・期待です

<富士見ファンタジア文庫>

魔法戦士リウイ ファーラムの剣 魔法の国の魔法戦士
H+P (12) -ひめぱら-
真伝勇伝・革命編 堕ちた黒い勇者の伝説 7
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!4
鳩子さんとラブコメ 2
不完全神性機関イリス 2 100億の時めぐる聖女
デーゲンメイデン 1.台場、両断


mahounokuninomahousenshi.jpghimepara12.jpgochitakuroiyusya7.jpg
omaewootakuni4.jpghatokosantorabukome2.jpghukanzenshinsei2.jpg
degenmeiden.jpg

魔法戦士リウイの最終巻

ついに完結です・・・この作品も長いシリーズでしたよね・・・
読むのが楽しみです。

っていうか表紙が凄い良い!!
パーンとディードリットもいるーーーー!!!

H+P-ひめぱら-の12巻

前回、まさかの姉の威厳でヒロイン達を裏切る事に・・・
いや・・・どんだけ姉に弱いんだよって感じですけどね・・・

真伝勇伝・革命編 堕ちた黒い勇者の伝説の7巻

ついに父親と対峙するシオンの話
この話もずっと気になっていたので楽しみです。

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!の4巻

主人公とヒロインの喧嘩って感じかな・・・?
どうまとまるのか楽しみ。

鳩子さんとラブコメの2巻

ラノベ主人公にあるまじくメインヒロインに1巻にして告白したら
幼馴染が貴方の婚約者ですと言われる事に・・・
いや・・・この状況からどうなるの・・・と言う事で
かなり気になっていたので楽しみ。

不完全神性機関イリスの2巻

登場するサラって・・・あの人だよな・・・
昔のこの人の性格とか・・・ちょっとおもしろそう
ってか凪とフラグ立ったら笑うな・・・

新シリーズは

デーゲンメイデン

伝説の武器とか大好きなので購入・・・さてどんな感じかな?

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

エスケヱプ・スピヰド

あらすじ

昭和一〇一年夏、廃墟の町“尽天”。

暴走した戦闘兵器に襲われた叶葉は、棺で眠る不思議な少年に出会う。

命令無しに動けないという少年に、叶葉は自分を助けるよう頼む。
それは、少女と少年が“主従の契約”を結んだ瞬間だった。

少年は、軍最強の兵器“鬼虫”の“蜂”九曜と名乗った。

兵器ゆえに人としての感情が欠落している九曜だが、
叶葉はそんな彼を一人の人間として扱い交流していく。

徐々に心を通わせていく二人。
しかし平穏な日々は、同じ鬼虫である“蜻蛉”竜胆の飛来によって打ち砕かれ―!?

閉じられた町を舞台に、最強の兵器たちが繰り広げるノンストップ・アクション。

第18回電撃小説大賞“大賞”受賞作。

感想

2012年2月の新刊
2巻も発売したので感想をUP

あらすじを見るとわかるように昭和一〇一年という・・・架空戦記ものになるのかな?

『鬼虫』と呼ばれる戦闘兵器の本体・・・生体であり頭脳を司る人と同じ姿をした少年と
戦闘兵器の暴走によって滅んだ街の地下で・・・冷凍睡眠から目覚めた人々と一緒に
懸命に生きる少女が出会う事で始まる物語。

少女・・・叶葉は色々な意味で優しい女の子
元女中であり人の役に立とうと健気に頑張るんだけど
そんな彼女が暴走する機械兵士に教われる中、重大な破損で修理・休眠状態だった
『鬼虫』・・・その9番目の・・・『蜂』を操る個体・・・

鬼虫九番式『蜂』・金翅の九曜

を発見し彼を目覚めさせ・・・そして完治していない彼の暫定指揮官という事になり
彼の力で無事危機を乗り越える事に。

最初は兵器・・・という事で合理性を重視したり、指令である叶葉を守る事だけを
優先する・・・機械的だった九曜なんだけど徐々に・・・叶葉や周りの人々・・・
その触れ合いの中で徐々に人間味を獲得していく過程がなんかよかったですね・・・

ただ人間に近づくからこそ・・・兵器である自分の存在理由を・・・
今この状況が終わったら自分は・・・とか考えちゃってたんですけどね・・・
でもその中でも・・・叶葉と共にいたいと思うようになっていたあたり
彼はすでに兵器でも個体でもなく1人の人間になっていた感じ

元々『鬼虫』の本体は生体であり・・・そして元となった人間がいる
そして九曜はその中で唯一、調整なしで『鬼虫』との適正を果たした存在
ただし調整されていない分だけムラッ気があったみたいで
本来の彼は・・・とても少年らしい少年だったみたい。

だけど物語の舞台・・・尽天と呼ばれる街では他に無事な町があるか
わからない中で無線装置の復旧を目指し、それがついに成功して
首都であった『東京』と連絡も付き、支援を受けられるようになって
町中の人に希望が見えてきたんだけど・・・

鬼虫壱番式『蜻蛉』・四天の竜胆

彼は戦後・・・役目が無くなった状況で九曜に戦いを挑み
彼に重大なダメージを与えた後も尽天から他の都市に繋がる道上にある
砦に滞在し挑みかかってきた相手を倒してきた最強の『鬼虫』

狂っているわけではなく・・・ただ最強であり・・・
そして消える時は自分以上の相手と戦いその結果・・・と考えていて
その相手として九曜に期待していた様子。

他の・・・全部で9機いた『鬼虫』も彼ら2機だけみたいですしね・・・

その彼が『東京』からの支援の機体を撃破
九曜は彼の出現に対して出遅れた事に愕然・・・彼と再戦しようと思っていたはずなのに・・・
自分が油断していた・・・
そして『蜂』の機能が回復した事も重なって彼は人間から再び兵器に・・・
戦闘に不必要だと思われる、叶葉との生活で得た感情を封印
1機の兵器に立ち戻り・・・再戦・・・

今の九曜は戦士と呼ぶに値しない、叶葉の方が強靭だ

戦いの結果、地に付し・・・死すら恐れないと・・・
死んでもいいという気持ちで戦っていた九曜
圧倒的な・・・話にならない戦力差があるとわかっていながら
それでもなお九曜を庇うために竜胆の前に立ちはだかった叶葉の方が強い

それが竜胆のだした結論であり、叶葉の意志を認めたからこそ
竜胆九曜を傷つけたら許さないと自分に言い切った彼女に免じて
九曜を見逃す事に・・・

九曜は間違えた

九曜は自分は死んでも・・・兵器としてもはや役目の無い自分は死んでも良いと
そして相手が自分がよく知る最強の相手なら悔いは無いと思い戦った
だけど見逃された・・・それは許せない、何故邪魔をした!
叶葉を怒ったんですけど・・・

そんなの当たり前だよね・・・

叶葉にとってそんなのは認められるわけが無い・・・
ただでさえ彼女は仕えていた主人と死に別れているし
九曜の事も大事な家族だと思っている。

九曜が自分を大切にしないから・・・その事について泣いた叶葉の姿に
ついに九曜は自分がなにか決定的に間違えたのだと・・・
兵器だから・・・と自分に言い聞かせて不要だと断じたけど
それこそが間違いだったと気づく事に・・・

九曜には”理由”がない・・・”手段”があるだけ・・・

そんな九曜だけど・・・尽天の秘密・・・まだ多くの人が冷凍睡眠で眠っている事
このまま支援が受けられなければこの人々も目覚められず死ぬ事
その為に竜胆を倒す事ができる可能性があるのが自分だけである事
最後は叶葉と話し・・・そして彼女が自分をどう思っているか聞き
そして九曜は・・・自らの意志で何をするかを選択する・・・

ここにきてようやく九曜竜胆と戦う資格を得て
そしてかつて散っていった仲間達の思いも理解できたってのがいいですね・・・

そして戦いは10分にも満たない・・・高速の空中戦
お互いのだせる全ての手と力を出し合い・・・最後は『鬼虫』としての機体を捨て
本体で最後の攻撃を行った九曜の勝ち

竜胆は最後に笑い・・・そして九曜に生きろと残した・・・

最後まで・・・竜胆は不器用だったって事ですね・・・
戦いの中でしか生きられず・・・でも決定的に狂う事はできず
今まで倒してきた者達のためにも最強であらねばならず・・・
だからこそ戦いに負けて終わる事を願っていた・・・
しかも全力全快の手加減なしの状態で・・・

能力的には明らかに竜胆が上だったけど
叶葉との約束が・・・そして自分で選んだ選択が・・・そして生きる意志が
九曜に勝機を引き寄せたわけで・・・ここら辺はちょっと切ないですね・・・

竜胆もある意味では・・・心が弱かったって感じもありますから・・・
臨機応変に・・・生きる理由を見つけられなかったわけですから・・・
なんとも・・・奇妙な関係の2人でしたね・・・

最後は九曜が無事(『蜂』は失ったけど)回収
どうにか蘇生もできて、再び叶葉が暫定指令となり
2人は叶葉の望みである八州を・・・今自分たちの国がどうなっているか知りたいという
彼女の望みを叶えるために旅に出るところで終了

1巻にして・・・『鬼虫』でありながらその最大戦力を失った九曜
さて・・・彼が今後どうなるのか・・・そして叶葉がどうなるのか・・・
2人の関係の進展は・・・
色々と気になる所だけど・・・それは2巻以降に続く・・・

2巻はすでに読了済みなんですが・・・さて・・・どこに感想を入れようか・・・
現状で7/2までの予定は埋まっているんだが・・・さて・・・

最後に一文。

間違いを認め・・・そして自分で”考えて”だした九曜の結論からでた言葉と
それを聞いた叶葉の返事

いや・・・・うん・・・九曜はきっと気づいていないんだろうけどね・・・
それってほとんど・・・告白だからね・・・

ただ自分がこれから何をすればいいのか・・・同じように悩んでもいた
叶葉にとってもとても大切な言葉になった事は間違いない

「・・・いいや。君は間違っていない。
 小生もまた、君がいてくれた方がいい。
 君が教えてくれたあらゆることは
 不要と断じてはいけないことだったのだ。
 ・・・そして、まだ、知りたい事は多い。
 だから。こう考えるのだ」


「小生は君の為に戦う。
 君のもとに帰還する。
 だから君は、これから小生の為に生きろ」


「───はい」

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
エスケヱプ・スピヰド (電撃文庫)エスケヱプ・スピヰド
(電撃文庫)

(2012/02/10)
九岡 望

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

お前のご奉仕はその程度か? 4

あらすじ

「冬倉良太と両想い!?ありえませんわ!どっちも想ってません!」

最近、良太のことを意識してしまうことが多くなったササラに、
急なお見合い話がやってくる。

お見合いを中止したいなら、ほかの相手を連れてこいというササラ父。

お見合いを嫌がるササラを見かね、ササラの彼氏役で、良太が立候補!

そんな彼をジト目で見つめる詩憐と王花に、良太は気がつかない。

「へ?決闘?」

しかし、ササラの彼氏として良太は、武人と名高いお見合い相手と、
決闘をしなければいけないことに!?

勝てそう?うん、無理!

ボーイ・ミーツ・ヴァンパイア・ラブコメディ第4弾!

感想

お前のご奉仕はその程度か?の4巻

表紙は王花至上主義のササラ・・・格好いいのに・・・めっちゃ格好いいのに・・・

その人形はイタいよ!?

という訳で今回は・・・

ササラのターン!!

となります。

さてこの作品・・・メインヒロインが皇帝の妹である王族で
その皇帝自身も主人公の幼馴染でお互い初恋の相手であるという作品

こういう設定だとよくあると言うか王道というか・・・
お見合い話や政略結婚が決まって主人公が助けに行く話があるわけなんですが
その話の相手がまさかまさかの・・・ササラでした・・・

彼女が貴族の令嬢であるという設定はでていたし
皇帝の近衛兵をやるくらいだし信頼も厚い騎士ではあるんですが・・・

変態だからね!?こいつ変態だから!?←大事なので2回言った

もう妄信というか狂信というか・・・それほど皇帝である王花の事が大好きで
本当に色々と妄想して鼻血を吹いたり、発言もちょっと危ない感じのする
真性の百合っ娘・・・ただの百合ならまだしも・・・本当にちょっとアレな感じで
色々と残念な娘さんなんですが・・・

実はすでに1巻の時点でフラグが立ち、ちょっとずつ好感度上がっていっていて
今回の話の冒頭ではついつい主人公の・・・良太の事を考えちゃうくらいになっており
自分のお見合い話がでて・・・それで行動がおかしかったのを王花達が問い詰めて
相談に乗り・・・良太が恋人役を引き受けてお見合いを乗り切る事に。

近衛兵として下級とはいえ貴族の位を持つ良太(明らかに王花がごり押しだけど)
王花もメインヒロインである詩憐良太が恋人役をすればとりあえずは・・・と気づいていたけど
2人ともなんやかんやでササラの事を警戒しているというか・・・
仲が進展する事を恐れているのか言い出さなかったんだけど
ササラの縋る様な視線を感じ、さらに困っている人を助けろという詩憐の言葉もあって
自分から立候補・・・

良太に視線を送った時点で気がありますよね!?

そして今回・・・結構重大なことが判明・・・

ササラ・・・めっちゃお嬢様・・・めっちゃ可愛い・・・だと・・・!?

なんていうか・・・近衛兵じゃないうえに良太を意識してしまっているせいで
王花への狂信が薄れているせいか普通になっているササラ

その状況の彼女は普通に良家の令嬢・・・って感じの女の子
まぁ実際貴族なわけですけどね・・・

そして『綺麗』と『可愛い』の中間・・・両方のいいとこどりのようなササラ
良太も結構意識してしまう事に。

まぁラノベ主人公らしい鈍感さで、ササラが自分に好意を寄せているとは
思ってないんですけどね・・・

ただお見合いのほうは相手・・・ササラの従弟にあたる雅綱と決闘って話になったんだけど
ササラが最後の手段として1巻で良太の血を舐めて命を繋いだ事を・・・
血族にとっては既成事実に近いその出来事を暴露する事で良太を婚約者として認めさせ
雅綱とのお見合いは無かった事になり・・・めでたしめでたし・・・

って駄目だよ!?良太と婚約者になっちゃうよ!?

もちろん詩憐は怒るし、王花も怒る
その上、王花の場合は皇帝として・・・自分の近衛であるササラの問題が・・・
皇帝よりも大切な相手が・・・婚約者や恋人ができたなら
近衛兵はやめなければいけないという事をササラに伝える事にもなり
ササラササラで・・・王花にその事を言われても・・・婚約をやめるとは・・・
良太と縁を切るとは言えず悩むという状況

えっと・・・めっちゃ本気なのね・・・

ササラの両親を納得させるためにデートをする事になり・・・
そっちもなんだかんだでいい雰囲気に・・・途中キスしそうになってましたしね・・・

えっと、どんだけ!?どんだけ急に接近してんの!?

デートでは城(王花の城とは別、日本の城)を見たり、
架け梯子を降りるときに良太ササラの下着を見てしまったり
バランスを崩して落ちそうになって思わず掴んだら下着脱がせちゃったり
ラーメンを食べたり(ササラ、ラーメン評論家・龍々説浮上)
クレーンゲームをやったり(ササラ、2回連続2個取り・・・明らかに上級者)

って感じでデート・・・まじデート・・・
お約束の他ヒロインが邪魔・・・っていうのもデート先を読み間違えたために
清水アルフォンシーナは全然別の場所

ただデートした血族帝国の領地内のある日本のお城は
雅綱の家でもあり、良太ササラの会話から恋人・・・というのが芝居だとばれ
雅綱は結構考え方が古風な少年のため、ササラを愛すると口にだしていう覚悟があるなら・・・
ササラを気絶させ連れ去り良太の覚悟を試す事に・・・

雅綱・・・まじでササラ好き・・・そして真面目

いい奴なんですけどね・・・ササラが好きすぎて目視できないとか
名前を呼ぶのもおこがましいとか・・・微妙にササラと同じような
好きな相手への妄信みたいなのがあるんですが・・・
なにより強い・・・

暗黒武術競技大会
武士界の扉
武士界統一トーナメント


といった大会に出場して何度か世界も救った事があるらしいしね・・・

ってそれ幽○白書の・・・

まぁ・・・細かい事は置いておいて・・・
そういえば・・・この作品では稀に見る・・・名前付きで
キャラが立っている男キャラですね・・・今回限りではもったいない気もします。

最終的に良太詩憐が家をでる前にかけてくれた言葉
そして姉であるの・・・体調崩して生霊化して良太の前に現れるという
お前どんだけだよって感じ(、曰く良太も死に近づいているからこそだったみたいだけど・・・)
の彼女の助言もあって自分の考えをまとめササラを助けるために・・・雅綱の元へ・・・

愛しているとは言えない・・・ただの友達・・・だけど・・・

良太がだした結論はこれ・・・婚約なんて無し・・・ただし雅綱の話もなし
何故ならササラが・・・自分の友達がそんな事を望んではいないし
この場合、自分はお姫様を助ける王子様の役柄なのかもしれないし
王子役としてお姫様の幸せを考えるべきなのかもしれない
だけど戦いながらも・・・雅綱に斬られながらも良太が言った言葉は
確かにササラに・・・そして雅綱に届き・・・雅綱は負けを認める事に。

斬っても・・・そして致命傷だと思われる攻撃を受けても
なおササラの為に・・・アルフォンシーナがかつて血を吸ったことで
彼女のミニオンにちょっとなっていて彼女が遠距離から死ぬなと命じた
ブーストがあったとは言え・・・立ち上がった彼は・・・格好よかったですね。

雅綱は傷の状態からもう駄目かも・・・と思ったみたいだけど
ササラ良太のしぶとさを信じ彼を抱えて病院へ・・・
当たり前ですが助かりましたけどね・・・死んだら終わっちゃうし・・・

それにしても・・・毎回凄いツッコミ所が多いギャグパートと
戦闘パートのギャップが凄いな・・・

最後は病院で・・・心配してずっと付いていてくれたササラといい感じになったり
詩憐や他のみんなもお見舞いに来てくれたりといつもの雰囲気

ササラはそこを離れ一人王花の下へ赴き
婚約は無かった事にしたこと、そしてもう少し近衛兵を続ける事を伝え
自分だけじゃ不公平と自分の姿をしたぬいぐるみを王花にプレゼント

体毛・体液入りで・・・そして痛めつけられると喋るぬいぐるみですけどね・・・

戻った!?この娘・・・戻ったよ・・・ってあれ?

いつもの王花至上主義に戻った感じだったササラですが
王花も彼女の態度や言葉に・・・別の人物の影を・・・
ササラが想うだれかの存在に気づき、ササラササラ
まるで宣戦布告のような態度をとっていましたし・・・

お互い・・・良太を譲る気はないって感じでしたね・・・
王花からしたら詩憐以上の強敵が誕生したって感じみたい・・・

これは・・・次回からが楽しみです・・・
ササラもね・・・普通にしてたらめっちゃ可愛いんですけどね・・・
だからこそ自分の気持ちを強く自覚した感じの彼女の今後に期待

ちなみに3巻で詩憐王花?誰それおいしいの?
ってくらい絶賛した我らのさん・・・今回は・・・

めっちゃ出番が少なかったよ!?

3巻の反動なんでしょうかね・・・ちょっと残念
多少はポジティブになってましたけど・・・多少ですしね・・・

次はアルフォンシーナか・・・それとも清水か・・・はたまた姉であるか・・・
それともまだ見ぬ新キャラか・・・次回も期待しておこうかと

最後に一文。

良太のセリフ

良太が今回選択したのはササラの婚約を無かった事にする事。
雅綱にとってはササラに想いを告げるでもなく、あいまいな回答だと思われたけど
彼の真意はこのセリフに・・・

確かに雅綱ササラが好きで・・・幸せにすると明言するくらいはっきりしてる
だけど結婚は1人の問題じゃないし・・・ササラの意見も蔑ろにしていいわけが無い

だからこそ・・・その為に、怪我を負ってまでササラの想いを優先させようとした
迷って答えがまだだせないササラに時間を・・・色々と考えて
その末で自分の幸せについて考える時間を作るために・・・友達として頑張った
そんな良太の行動に雅綱は負けを認めたわけで・・・ちくしょう・・・格好いいじゃないか・・・

「お姫様の幸せは、お姫様が決めるんだよ!
 王子様が決めるんじゃないんだ!」


にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
お前のご奉仕はその程度か?4 (GA文庫)お前のご奉仕はその程度か?4
(GA文庫)

(2012/06/16)
森田 季節

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

ストライク・ザ・ブラッド 4 蒼き魔女の迷宮

あらすじ

間近に控えた魔族特区の祭典“波朧院フェスタ”の準備で盛り上がる絃神市。

祭りにあわせて小学生時代の古城の親友、仙都木優麻が絃神島を訪れる。

古城が旧友との再会を喜ぶ一方で、担任教師の南宮那月が失踪。

さらには謎の時空の歪みが、魔族特区を脱出不可能の迷宮へと変えていく。

そして優麻との接触によって、“第四真祖”暁古城の肉体に起きた異変とは──!?

常夏の人工島で繰り広げられる学園アクションファンタジー、待望の第4弾!!

感想

ストライク・ザ・ブラッドの4巻

表紙はあいも変らず雪菜

浅葱さんのアドバンテージが!?那月ちゃんは・・・次か!?

と言うわけで今回の話・・・古城の担任である那月の話か・・・と
思っていたんですが今回は次巻に続く話

物語としては古城の小学生の頃の友人である優麻が絃神市を訪れる事から始まり
最後はかなり気になる部分で終わっていて・・・続きが凄い気になる・・・めっちゃ気になる・・・
ってか続きを早く・・・プリーズ・・・

さて・・・本編の話・・・

上で書いたように古城の友人である優麻が絃神市を訪れ
浅葱雪菜はアルバムの写真や古城の態度から相手が男の子だと思っていたのに
ボーイッシュではあるけど美少女といっても差し支えない女の子だった事で
一波乱・・・ただでさえ前日に古城がせっかくのお祭りで・・・『波朧院フェスタ』
自分達になんの話も無く優麻の案内をするつもりだと聞いて
2人でちょっとやさぐれてたのにね・・・

そして彼女が来たあたりから絃神市では空間に異常が起きはじめ
強い魔力を持った人間の周りで空間がめちゃくちゃに・・・
ドアを開けたら別の場所だった・・・といった事態が多発

古城がお風呂のドアを開けたら隣の部屋で入浴中だった
夏音アスタルテ・・・といった事態すら発生

再生前提で爆発してしまえ!!

って感じですが帰国するはずだった前回登場のラ・フォリア
彼女の護衛をしていた紗矢華の2人も巻き込まれ帰国できず事件に首を突っ込む事に。
まぁ・・・ラ・フォリアは前回もそうでしたけど・・・我が道を行くというか・・・
全然心配しなくてもいいって感じでしたが・・・

実際、急いでいて足止めされていた古城達の前に2人で現れ
さらに色々と交渉して街の騒ぎの沈静化に備え
さらには敵の『魔女』を2人で一蹴したりと・・・なんか圧倒的でしたしね・・・

敵の『魔女』、強い・・・って感じだったのに相手の魔術の仕組みを理解した瞬間に
2人がタネがわかった手品みたいなものだ・・・ってあっさり片付けちゃいましたからね・・・
怖いよ・・・この2人・・・戦闘力が半端ない・・・

そして『魔女』と呼ばれる悪魔と契約して力を手に入れた存在が
密かになにかをたくらむ中・・・古城優麻と2人で会話中にキスをされ意識を失い
眼を覚ましたら・・・

優麻になってました・・・

どういうこった!?
まぁ・・・優麻『魔女』であり体を入れ替えられた・・・
正確には感覚を錯覚させられて出入力が入れ替わっているだけで
実際に入れ替わっているわけではないんですけどね・・・

その後、雪菜に事情を説明しに行ったけど
信じてもらう前に雪菜夏音アスタルテの着替えを目撃

やっぱり爆発しろ・・・

そして『第四真祖』である古城の魔力と優麻『魔女』としての
空間を操る力を駆使して『監獄結界』と呼ばれる魔族や『魔女』などの
犯罪者を収容している異空間をこじ開けるのが彼女の目的

その中に居る自分の母親・・・『書記の魔女』と呼ばれる阿夜
連れ出す・・・その為だけに存在し育てられた・・・それが優麻

本来ならただそれだけだったはずの彼女が
子供のころに偶然、古城とその妹である凪沙と出会い仲良くなった
だからこそその出会いは・・・彼女にとって自分自身のものと言える
大切なものであり・・・古城を利用しようとしたけどそれでも・・・
彼女の古城への想いは変らなかった

本当なら街の住人の魂を魔力に変えて結界を破ろうとしていたみたいで
優麻古城と親しく、古城『第四真祖』になったからこそ
彼を利用するという作戦に変更になったらしいので
ある意味で古城は存在だけで街を救っていたんですけどね・・・
優麻にとっては大切な友人を裏切らなければならないという・・・
なんとも切ない結果になったわけで・・・どっちが良かったんだろうね・・・

そんな状況でも古城優麻の心配をするし・・・友情が変らないのがなんともいい感じでしたけど。
優麻も用が済んだら体はすぐに返す気だったみたいだしね・・・
彼女にとって阿夜の復活は悪魔との契約の代償として組み込まれたプログラムで
本人がどう思おうと・・・やらずにはいられなかったみたいだし・・・

最終的に雪菜の魔力を無効化する槍を優麻が操る古城の体にぶっ刺して
入れ替えの魔術を阻害して元に戻る事に成功

『監獄結界』は実体化させられたけど最後の一線・・・

古城の担任である『空隙の魔女』那月の本体・・・鍵となる部分は死守
どうやら彼女・・・いつも授業とかしているのは分身みたいなもので
本体はずっと異空間で『監獄結界』を封印していた様子

でも作戦が失敗し、古城に運命から解放されたと言われ
さらに那月からどうするか聞かれて優麻ももうこれ以上は・・・となって
一件落着・・・と思ったら・・・

那月・・・胸を貫かれる・・・

優麻が連れていた『蒼(ル・ブルー)』と呼ばれる守護者が急に制御を離れ
優麻を串刺しに・・・だけどその攻撃は空間を越えて那月を貫いた・・・
那月が安心して気を緩めるその一瞬をずっと待っていた・・・
封印されている阿夜の手によって・・・

今回はこれで終了・・・いや、まじで・・・これどうなるの・・・気になってしょうがない・・・
早くても次は9月以降だから・・・これはかなりやきもきしそうだ・・・

優麻とは完全にフラグ立ってるし、那月とも・・・次回色々とありそう
どっちかの血を吸って新しい眷獣が覚醒したりするんだろうか・・・

うーあー・・・めっちゃ気になる・・・

それに今まで稀に本人ではない・・・別人格というか別人というか・・・
そんな感じの状態になっていた古城の妹である凪沙

犯罪者達が解放されて楽しくなりそうだとワクワクしていた
第一真祖直系の純潔の吸血鬼であるヴァトラー

失敗した優麻の代わりに結界を破壊しようとした所を
凪沙が呼び出した『第四真祖』の12番目の眷獣『妖姫の蒼氷(アルレシヤ・グラキエス)』に一蹴
なんだそれ・・・めっちゃ強いやん・・・マジで何者なんだろう・・・
先代の『第四真祖』であるアヴローラかと思ってたんだけど・・・セリフとか聞くと
なんか違うっぽいし、ヴァトラーは彼女を見て古城がどうやって『第四真祖』になったのか
めぼしが付いたみたいだし・・・まだまだ謎が多い感じ

それにしてもヴァトラー・・・こいつ序章ではラ・フォリアとアニメを見て
その戦術的有用性とかの話をしてたのに・・・やっぱり根っからのバトルマニアだな・・・

そして最後に・・・コレ大事だから大文字で書いておく

夏音ちゃん、マジ天使!

いや、擬似天使じゃん・・・とかいうツッコミは置いておいてさ・・・
この娘、めっちゃいい娘や・・・

自分を助けてくれた古城に凄く感謝してるし、古城が困ってたら素直に心配するし
夜中にお礼を言いに訪れて、那月から聞いた古城が改造人間だって話も信じちゃってるし
凪沙から夏音を隠そうと布団の中に引きずりこまれても全然気にしないし
空間が歪んだせいでお風呂に入ってきた古城に対してもあまり気にせず
『お、お粗末さまでした』って反応で理不尽な暴力などは無い・・・

めっちゃ天使だ・・・この娘、めっちゃ天使だ・・・

ちなみに紗矢華は今回あまり古城とは絡めなかったけど
相変わらずちょろいというか・・・わかりやすいというか・・・古城に対する想いが透けて見えた
携帯の”お気に入り”の古城の番号とか・・・わかりやすすぎる・・・

ラ・フォリア古城優麻の姿になったときは、子作りができない!とか騒ぐし・・・
何気に将来のことまで本気で考えているし・・・

今回は完全に裏方に回り、古城の手助けにはなっていたけど
本人に自覚は無いキスまでした浅葱さんはなんか色々とスルーされるし

雪菜雪菜で・・・いまだ『第四真祖』の監視って建前が抜けず
古城もそれを信じてるし・・・前途多難

後から出てきたキャラとフラグが立って、
メインや最初から好意を示している幼馴染とかがなかなか進展しない・・・
どうなるよこれ・・・

最後に一文。

優麻古城のセリフ

作戦に失敗し古城に体を取り戻された優麻
生きる目的を失い空虚な声をだす彼女に対して
怒りながら言った古城の言葉

怒っている理由が優麻の行動ではなく
優麻を思うが故って感じが古城らしいっていうか・・・
そんなだからフラグが立つんだよ・・・

「失敗・・・したのか、ボクは・・・」

「違う、そうじゃない。解放されたんだよ、おまえは」

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
ストライク・ザ・ブラッド 4 (電撃文庫 み 3-34)ストライク・ザ・ブラッド 4
(電撃文庫 み 3-34)

(2012/06/08)
三雲 岳斗

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

トカゲの王Ⅲ-復讐のパーソナリティ(下)-

あらすじ

生きている間に関わることなど無いはずのカルトな闇社会。
その『会場』から、俺はどうにか逃げ出すことができた。

しかし、俺の受難はまだ続く。
再び監禁され、今度は謎の金髪少女と共に脱出経路を探る羽目に。

相変わらず俺の能力『リペイント』は全く役に立ちやしねぇ。

そんな俺の知らぬ間に、最強の能力者カワセミは巣鴨とコンビを組み、
美人殺し屋のナメクジは鹿川成美と行動を共にする。
白ヤギまで動きだし、復讐というパーソナリティは、螺旋を描いて中心点へと落ちていく。

この中で、生き残るのは誰か。
それはもちろん、俺──であって欲しい。 

俺の願いを巻き込んだその渦が行き着いた先は、
俺や巣鴨が通う学校の文化祭会場だった。

カルトな闇社会を牛耳る教祖による『儀式』が開かれる場所。 

教祖様を『神』とあがめ奉る空間で、
俺は、一生忘れられない経験をする。

『神』すら騙し、『王』となる。
その第一歩を踏み出した。

感想

トカゲの王の3巻

表紙は石竜子と前回から描写はされていた海亀 産太郎

産太郎・・・女の子だよ!ハンドルネームだよ!?

とりあえず書いておかないとね・・・うん・・・

さて前回、凄い超能力者であると相手を騙して賭けオセロの代打ちになった石竜子
だけど巣鴨石竜子をペットにしたいと思って白ヤギが行動を起こしたり
石竜子が敵と認識する『教団』のトップ・・・シラサギもそこにいたり
最強の殺し屋・カワセミもそこにいたり・・・
巣鴨を憎む殺し屋・ナメクジこと麻衣が暴走して暴れたり
代打ちの相手が石竜子がファンだったAV女優の友梨乃
彼女が相手の心を読む超能力者でクラスメイトの成実の姉である事を知ったりと・・・

なんか眼の色を変えるだけという能力しかない石竜子には
なんかもう色々と・・・無理じゃね?って状況だったわけですが・・・

巣鴨が怖い・・・この娘の全てが・・・怖い・・・

今回の・・・3巻で石竜子に降りかかった災難・・・
そのほとんど・・・っていうか全てが巣鴨が裏から手を回した結果

友梨乃と一緒に行動していたけど『ニュートラル友の会』という
組織の倉科が雇ったミミズと呼ばれる殺し屋(本名・清水)に捕まり
彼の『人差し指を操る』という・・・なんか凄まじく地味だけど
拷問には便利な能力で激痛を味わい・・・

牢で眼を覚ましたら近くには金髪の少女
名前は海亀 産太郎・・・石竜子が知っているオセロの強い少女
実は彼女も超能力者『摘んだものを伸ばす』でその能力で
痛んだ指を伸ばして感覚を鈍らせ一緒に脱出

完全に彼女の能力だよりで石竜子は彼女の能力を利用して
追っ手を無力化する作戦を考えるという・・・
相変わらずの機転を見せ、最終的にはミミズと取引して脱出

もうなんか色々と限界だから最後の手段・・・巣鴨の保護を得ようと
自分達の街に戻ってきて学校の学園祭に潜り込んだら
そこでも大騒ぎ・・・

最強の殺し屋(しかも全員能力者)と名高い
カワセミ白ヤギミミズの三人に囲まれ・・・プロデュースを受ける事に。

プロデュースってなんぞ・・・?

って思っていたら・・・なんと石竜子『王』になる為に・・・
『教団』『神様』へ・・・シラサギ対抗するための力を与えるための・・・
彼の『超能力』によって恐れ敬らせて組織を与えるようとする。

その為に白ヤギが彼の事前に録音した声を周りの人間の内側から響かせ
ミミズ石竜子に近づく人間の人差し指を捻り
さらにカワセミがその能力で照明を落として演出し
それに合せて『眼の色を変える』というだけの彼の力を使うことで
多種多様な力を持っているように周りに思わせた・・・

結果的に倉科の持つ『ニュートラル友の会』を媒体に
自分の組織を・・・という所まで持っていったんだけど・・・

これ、全部が巣鴨の作戦通り・・・((((;゚Д゚)))ガクブル

ミミズには石竜子が好きそうな展開・・・
危機に陥ったときに秘められた力が・・・って展開を与えるために
少々痛めつけさせたし、痛がったり必死な石竜子の写真も何気に撮影させてた。

さらにカワセミ白ヤギミミズを全員集めて石竜子のフォローにまわして
彼の目的を・・・まだまだ勇気が持てていなかった彼を後押しした・・・

完全に手のひらの上で踊らされてますね・・・石竜子・・・

なんか彼を囲んだときの殺し屋3人の態度も面白そうではあったけど
なんとなく優しかった感じ・・・同情だよね・・・きっと・・・

なんかこう・・・巣鴨をよく知っている人間からすると
石竜子はこう・・・優しくしてあげなきゃ・・・どうせ苦しむんだから・・・
ってキャラになりつつあるのかもしれない・・・

石竜子石竜子巣鴨の影を感じつつも・・・巣鴨を怖がりつつも・・・
エピローグでは彼女に抱きつかれて胸に顔をうずめてあたふたしてたし
色々な意味で特別に思っているみたいなんだけどね・・・
なんかもうコイツ・・・駄目なんじゃないだろうか・・・
一生、巣鴨のおもちゃなんじゃ・・・そう思えてくるな・・・頑張れ

石竜子も巣鴨だけは敵にまわしたくないと思っているみたいだし・・・
この2人の関係はどうなっていくんだろうね・・・

ちなみに一緒に脱出した産太郎とはいずれ自分がシラサギと戦うときに
仲間になってくれと勧誘したりしてたけど・・・今後も接点があるのかな?
表紙の2人や今回の行動を見ると結構いいコンビだったけど・・・

そして前回に続き、もう1人の主人公ともいえる殺し屋・ナメクジこと麻衣

彼女の場合は石竜子と違って完全に超能力がない人間
ただし殺しの技術だけは凄まじいものがある女性

そんな彼女が前回巣鴨を見て暴走した騒ぎで恨みを買って
殺し屋を差し向けられたり・・・シラサギから逃げてきたを連れて行くことになり
さらには友梨乃の妹で石竜子の友人でもある成実と知り合い
彼女が姉に対する人質にと連れ去られそうになるのを助けたいと大活躍

まぁ・・・人殺しだけどね!

実際、追ってきた殺し屋・トンボと戦い、成実の前で別の殺し屋を殺したりと
相変わらず凄まじい技量を見せていた彼女。

トンボ超能力を持っておらず、その代わり凄まじい腕力で襲い掛かってきたんだけど
バイトのたこ焼屋の仕事&その場所が巣鴨の通っている学校の文化祭だったことで
学校に現れ、彼女を追ってきたトンボと対決

途中合流した友梨乃『心を読む力』を借りて彼女に口にださずに作戦を伝え
その手伝いによってトンボを撃破と結構な大金星っぽいです。

まぁ作中で白ヤギトンボと別の殺し屋とお互いの目的について語るシーンがあって
その場面ではあっさりと白ヤギの力にやられてを連れて行かれたんですけどね・・・
超能力が絡まなきゃ強い・・・だけど超能力者には勝てない・・・そんなレベルっぽい。

巣鴨・・・殺せるんだろうか・・・彼女を標的にしているかぎり不幸になりそうな予感しかない・・・

何気に最終的に友梨乃と暮らす事になっていたから・・・面倒見はいいし
成実とかの事も何気に心配してたから・・・根っから悪い娘ではないんだけどね・・・・

最後にはミミズに彼女への殺人の依頼が舞い込んできて・・・さてどうなるか・・・
残った右腕の人差し指さえ切り落としてしまえばミミズに勝てるとは思うが・・・

彼女の行く末も・・・このシリーズの気になる点の1つですね。

友梨乃麻衣巣鴨への復讐を手伝うといい
石竜子『ニュートラル友の会』を母体に組織を作り上げると言って
それぞれ1歩(?)を踏み出したわけですが・・・さて次はどうなるんだろうか・・・

この作品の場合は1歩踏み出した瞬間に穴に落ちるって展開があっても
おかしくないくらい悲惨だからなぁ・・・特に巣鴨が怖いし・・・
なによりこの娘・・・

悪気が欠片もない!

それが怖い・・・笑顔で色々命令してますからね・・・
それに自分に復讐心を燃やす麻衣の事なんか眼中にない感じだし・・・
本当にもう・・・マジで『考えない』娘ですね・・・色々な事を・・・

読んでいて彼女に不幸になってもらいたいのか・・・幸福になってもらいたいのか
まともになってもらいたいのか、もっと壊れてもらいたいのか・・・
イマイチ自分がどう思っているかがわからないですね・・・

なんか巣鴨が普通の行動をしだしたら・・・それはもう巣鴨じゃないって感じ?
なにはともあれ・・・不思議ちゃんです・・・恐怖の・・・

さてここからはこの作品とはちょっと関係ないんですが
作者である入間 人間さんの新プロジェクト・・・『アラタなるセカイ』についても触れておこうかと

滅びかけている現代がメインで
滅びの原因があるであろう過去
滅びを回避した?・・・未来


過去と未来・・・そして現代に残ったキャラ達による物語で

過去は漫画
現代は小説
未来はアニメ


といった形で展開するらしくかなり楽しみ

さらに入間 人間さんの作品のキャラがクロスオーバーする

ハイパーイルマ大戦

なんか・・・すごい事になってきたぞ・・・この作者さんの作品・・・

最後に一文。

今回はセリフじゃなくてあとがきの一文

石竜子は今回結構ピンチだったけど・・・結局、真なる力は目覚めなかった。
でも最後に巣鴨が超能力の研究所で1巻で奪った石竜子の右目を・・・
他に能力が隠されていないか調べて欲しいと頼んだシーンがあって
まだ一応は希望があるのか・・・と思っていた矢先にあとがきでコレ・・・ひでぇ・・・

そのうえ、石竜子が自分の組織の母体にしようとしている『ニュートラル友の会』
そのトップだった倉科石竜子の演説の後に白ヤギがあっさり始末したんですが
実は構成員のほとんどもビルごとすでに彼女が始末済み

つまり彼が基盤にしようとしている団体はほとんど壊滅状態
もちろん石竜子はその事を知らないわけで・・・不憫すぎる・・・

この子は最後までハッタリと根性だけでやってくんだろうか・・・
根性っていうほど根性ないのに・・・

では石竜子が聞いたら絶望しかねない・・・あとがきの一文です・・・

”はたしてトカゲくんに真の能力が目覚めるときはくるのか!
 →きません。”


”今作の主人公は最初から最後まで、
 これ以上の能力は芽生えません”


にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
トカゲの王 3 (電撃文庫 い 9-24)トカゲの王 3
(電撃文庫 い 9-24)

(2012/06/08)
入間 人間

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

ゴールデンタイム外伝 二次元くんスペシャル

あらすじ

三次元に絶望した男──その名も二次元くん。

本名は佐藤。
大学一年生。

大学でも三次元の女は完全スルー、
脳内嫁(名前はVJ。セーラー服で日本刀を持って戦う14歳。好きな食べ物はチョイス)との対話や
自作小説の執筆に明け暮れていた。 

そんな彼へ三次元からの刺客が現れる。 

中学時代の後輩──魔性の秋。
雰囲気のある美少女で、思わせぶりな微妙すぎる距離感をもって接してくる。 

大学の同級生──同人戦士・愛可。
二次元に生きる者同士の共感を武器に二次元くんに迫りくる。 

はたして二次元くんは二次元への想いを貫けるのか!? 

心の彷徨を鮮やかに描く二次元叙情巨編!

感想

ゴールデンタイムの外伝

表紙はこの作品の主人公である二次元くんの脳内嫁であるVJ

痛い・・・コレは・・・痛い!?

そこまで三次元に絶望してるのか己は・・・そんなくらい痛い・・・
でもまぁ・・・これ小説なんでそもそも読者からしたらどっちも二次元なんですけどね・・・

それに二次元くんの妄想の中で普通に登場キャラとして登場してるし
表紙を飾っても・・・別にいいのかな・・・?

まぁこんな感じで・・・三次元は糞だ・・・二次元に俺は生きる・・・という
主人公・二次元くんが中心の物語

ぶっちゃけ『ゴールデンタイム』の主人公である万里
ヒロインである香子はモブです。

さて・・・二次元を愛して自分だけの脳内嫁であるVJ・・・ブリジット・ジェオミリアを生み出し
さらにそれを友人である万里光央に語っちゃうくらい悟っちゃってる二次元くん

その二次元への愛がどんな感じに物語を楽しませてくれるのか・・・と思っていたんですが・・・

えっと・・・二次元くん・・・・・・爆発しろぉぉぉぉぉ!!

あれ?なんだこれ・・・なんかコイツ・・・幸せじゃね?

まずは・・・二次元くんの姉であるの後輩で彼にとっても後輩である
彼女は男性を引き寄せる魔性の女・・・って感じの美少女

中学の卒業時に彼女から告白っぽい事を言われた二次元くんだけど
姉のが恋人と同性を始めたことでイライラしていてからの縁で知り合い
その頃、徐々に美少女っぽくなっていった彼女に気後れした事もあって
その告白っぽいものもそっけなく対応

でもそれからも気に放っていて他の男と歩いているのとか
そういうのを見るとあの告白っぽいものはなんだったんだ・・・
俺の自意識過剰だったのか・・・というなんとも身勝手な思いを抱いていた模様

一回、死ね・・・この野郎・・・

今回の話で再会してからも彼女の好意を寄せるような行動の真意を
測りきれず・・・うまく対応できてなく・・・色々と駄目駄目・・・
でも気にしてる・・・なんだこいつ・・・面倒くせぇ・・・って感じです。

まぁ・・・告白っぽいとか好意を寄せるような・・・と書きましたけど・・・

めっさ本気

なんでしょけどね・・・

一度そっけなくされて、今も対応が遠慮がち・・・そりゃも困るよね・・・

次が大学で同学年である愛可

彼女は二次元くんと同じく『オタク』である彼とは違い頭のだけの妄想だけじゃなく
それをちゃんと現実のものとして・・・漫画として残す同人作家

同じ『オタク』という事で意気投合し、彼女の執筆を手伝ったりと
同類という事で彼女に関しては特に問題なく友達づきあいができている感じ。

漫画(BL)の資料のためと二次元くんを夜中に自宅に招待し
上半身を脱がせたり・・・押し倒したり・・・跨ったり・・・して写真を撮って資料に

まぁ・・・何もなかったけどね!

ただ気さくだし二次元くんにとっては一緒にいて楽な相手
彼女の漫画で自分の想像を表現する姿を見て二次元くんは自分も・・・と
小説の執筆を始めたのである意味で彼の道しるべのような存在でもある。

でもまぁ・・・恋愛に発展するかって言われたらちょっとわからんけどね・・・
愛可の態度がイマイチわからなかったので・・・

さらに恋愛関係ないけど元ヤンで横暴で暴力的だけどブラコンっぽい姉の

すでに同性相手がいたりするし、言動は乱暴だったり理不尽だったりして
二次元くんが三次元の女性に失望する原因の一旦となっている彼の姉

だけど二次元くん・・・何気にシスコン・・・めっちゃシスコン

今回の話の後半・・・結婚と妊娠の話を聞かされた時はショックで飛び出しちゃったくらい。
嫌だとか言っていたけど・・・実は姉を取られるのも嫌だし、結婚するのも嫌だったみたい。
完全にシスコンだコイツ・・・

って感じでまわりに女の子が一杯・・・
そんな中でVJを一時的に封じたりした事もあったけど・・・脳内嫁がいつつ
現実の女性問題や将来のことに悩んだりと・・・なんだコイツは・・・という感じでした。

途中でVJを封印というか・・・現実で青春を謳歌しようと合コンに参加してたけど
うまく適応できず・・・やっぱり俺は俺らしく小説で・・・と執筆に戻り
かなり都合のいいサクセスロードを妄想しつつ作品を完成
あとは新人賞に応募・・・って段階で部屋が火事で焼失
作品はもちろんおじゃんになって心が折れることに

怖い!?この作品、怖い!?

なんか色々と生き方が不器用で・・・色々と考えちゃって・・・
そして色々と悩んで・・・その中で自分ができる事を見つけて初めて
その最初の第一歩を踏み出そうとしたら・・・台無し

そりゃ折れる・・・心が折れる・・・

その後、姉であるとその恋人である次郎の部屋で大学にも行かずにだらだらへこみ
結婚と妊娠の事を聞かされて部屋を飛び出し、
万里の元へ行けば、手料理を食べさせる約束をしていて
人数が増える不測の事態に不器用な自分では対処できないから
でていってくれと香子に追い出され、合コンに一緒に行っていた知り合いを頼れば
彼の部屋の前で彼が手を出した女性二人がキャットファイト・・・
最後の頼りと光央の下へいけば食事をおごってもらったけど・・・部屋が汚すぎて逃げ出し
最終的に愛可の部屋へ・・・

ホテル、泊まれよ!?ってか野宿しろ!?

恋人でもない女の子の部屋は・・・ないわー・・・

でもそこで漫画を描き続ける愛可の・・・自分の同類だと思っていた彼女に
自分が心折れたこと、小説をもう書く気が出てこない事などを話して
優しい言葉をかけて貰おうとしたけど・・・返ってきたのは冷や水・・・

またチャレンジすればいい・・・

自分はもう駄目だ・・・と勝手に思い込んでいた二次元くんにとっては
結構厳しい言葉だったみたい・・・自分の辛さをわかってくれない・・・って感じで。
でも自分の全てをかけて漫画を描いている愛可からしたら
たった1作品無駄になったくらいで諦めるなんて理解できない・・・って事らしい。

まぁ・・・愛可が正しいよね・・・二次元くんは色々と・・・甘えすぎ
自分を過小評価したり、かと思えば都合のいい想像をして
それが裏切られるとテンパって・・・いじけて・・・

本人はそんな『普通』じゃない自分が嫌って感じなんだけど・・・
うーん・・・私的にはあれですね・・・二次元くん『普通』の大学生だと思う。

脳内嫁とかは流石に変っていると思うけど・・・悩んだり失敗したり挫折したり
そんな時の反応は別に変ったものじゃない・・・ちょっと自虐がすぎる感じ

ただ愛可に言われて怒りを感じたことを、当の愛可に指摘され
その怒りがあるならまだ大丈夫・・・

戦友だと思っているから

と言われた二次元くん

愛可、まじかっけー

って感じですがなにか思う所はあったみたい。
まぁそれでもへこんではいたんですがここで事態は急変

最後の最後に・・・ずっと避けて近づかないようにしていたにメールしたら
彼女の母親から行方不明だと知らされ即行動

姉であるに相談し、最近の彼女の様子や怪しい相手について話
次郎のヤンキー時代の仲間を招集してを家に帰さないようにしていると
思われる相手の家に殴りこみに行く事に。

がピンチって聞いた瞬間にへこんでいた事を忘れたかのように即時に行動し
荒事に参加しようとしていたを押しとどめ、は妊娠しているんだし
は自分が助けないと駄目なんだと言いくるめて次郎と共に外へ・・・

徐々に仲間が増え・・・ここからは荒事パートか・・・と思っていたら・・・

あれ・・・秋、普通に歩ってる・・・

えー・・・って感じですね・・・
なんとを浚った相手・・・次郎がTwitterで仲間の招集をかけたのを知って
ヤバイと思ったらしくを解放した模様。

荒事ないわー・・・格好いいシーンとかないわーって思っていたら・・・

二次元くん、秋を叱り・・・まさかの求婚!?

展開速いよ!?ってか色々と飛ばしすぎだよ!?

帰ってきたはいつも通りの口調でいつも通りの雰囲気で二次元くんに話しかけたけど
二次元くんは彼女の事が本当に心配だったし、今回は大丈夫だったけど
もし駄目だったら・・・が傷つくような事があったらとが心配だからと
心の内を激白

心配だから自分の目の届く範囲にいろと・・・自分が護るからと・・・結婚してくれと・・・

二次元くん・・・凄ぇよ・・・ってか遅い!?

これってあれだよね・・・なんかもう最初から・・・もうずっと前からの事が好きだったんだよね
の同棲で姉を取られた感じになって男女交際そのものにイライラしていた時期に
告白されたんでさらっと流しちゃったけど・・・実はずっと気にしていたわけだし・・・

二次元くん・・・面倒くせぇ・・・

この求婚も、本当にもう勘弁してくださいって感じでかなり格好悪いものだったけど
にとっては十分すぎるものであり、夜の街を・・・飄々と歩いていた感じの彼女も
そんな自分をずっと助けて欲しいと思っていたらしく、号泣

エピローグでは次郎の結婚式
二次元くんは小説をまた書き始め、はそれに付き合いつつ受験勉強している模様

2人の関係がちゃんと恋人同士になったのかとか・・・明確な描写はないんだけど
前のように避けつつも気にするといった感じじゃなくなっていていい感じでした。

まぁ・・・VJは相変わらず脳内嫁として一緒にいるんですけどね・・・
まだまだ二次元くんは・・・完全に二次元から脱却できているわけではない模様

美少女に好かれてもまだ二次元嫁必要なのか?

とは思いますけどね・・・爆発しろ・・・

このシリーズ・・・続きあるのかなぁ・・・
これで終わりでも十分すっきりした終わり方なんだけどね・・・

愛可を会わせた時の反応とかを見てみたいと思ったり思わなかったり・・・
本編と比べて記憶喪失だの幽霊だの・・・そんなSFチックなものはなかったし
主人公である二次元くんは色々と駄目で・・・それゆえに『普通』なキャラだったけど
それでも悩みながら・・・泥臭く生きているって感じがなんか良かったです。

さて・・・問題はあれですね・・・万里光央二次元くんの三人組
一番格好よくて、一番モテるスペックを持つ我らがやなっさんこと光央

彼女的存在がいないのは君だけだ・・・頑張れやなっさん・・・強く生きろ!

最後に一文。

光央二次元くんの会話

感動的な言葉や格好いいセリフ・・・情けない求婚のセリフ
色々とあったけど・・・一番印象に残ったのはこれ

結構序盤で・・・読んだ瞬間にこれにしようと決めていた・・・

うん・・・笑ったよ・・・
確かにそうだよね・・・これ書くときもVじゃなくてBでローマ字変換したし・・・

「ブリジット・ジェオミリアでVJ、って二次元くんは言っただろ?」

「言ったよ」

「BJじゃないかな、と俺は思うのよ」

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
ゴールデンタイム外伝―二次元くんスペシャル (電撃文庫 た 20-20)ゴールデンタイム外伝
二次元くんスペシャル
(電撃文庫 た 20-20)

(2012/06/08)
竹宮 ゆゆこ

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

はたらく魔王さま! 5

あらすじ

修理の終わった魔王城(築60年・六畳一間のアパート)がまさかの地デジ対応に!

テレビなど贅沢品と思っていた魔王だが、
芦屋に反対を言いくるめ、ついに薄型テレビ購入に踏み切る。

とはいえ家電に詳しくない魔王たちは、
日本の社会人代表として、恵美の会社の同僚・梨香を誘い、
大型電気店に向かうことに。

なぜだか異世界の聖職者・鈴乃もそれに便乗し、
魔王一行の“お買い物ツアー”がスタートする。 

そんな中、魔王に恋する女子高生・千穂に危機が迫っていた──!

フリーター魔王さまが繰り広げる庶民派ファンタジー、緊迫の第5弾登場です。

感想

はたらく魔王さま!の5巻

表紙は鈴乃がメインっぽい感じですね・・・

いや、全然メインじゃなかったけどね!

どちらかと言うと今回はちーちゃん無双・・・千穂が大活躍の話でしたから・・・
まぁその活躍するまでの間は昏睡状態でしたけどね・・・

そして今回の話は・・・

色々わかってきた!盛り上がってきた!!

って感じで続きが凄く気になる転機となる話でもあった感じ

今回の話では貞夫達が修理が完了したアパートに帰ってきたら
地デジに対応していて、家賃に受信料が含まれるという事で
色々な情報を得るための手段としてTVを購入しようとした事から始まる話

それでいいのか!?魔王サタン!?

うん・・・まぁ・・・このシリーズでここら辺を気にしてたら駄目なんだけどね・・・

そしてTVを買うのになるべく節約したい四郎恵美の友人である梨香を誘い
貞夫四郎鈴乃梨香の4人で電気屋へ・・・

悪魔元帥・・・聖職者・・・お前らも・・・

まぁこの一軒に関しては・・・特に四郎とフラグが立っていた感じの梨香
めっちゃ四郎を意識してさらにそれを貞夫に気づかれて真っ赤になったりと
にやにやしながら読んでいられたんですが、この買い物の最後には
ちょっとした事件が起き・・・

さらにこの買い物の前日・・・千穂の身の上に何かが起き
この買い物当日に母親であるライラを探そうとしていた恵美
千穂が昏睡して入院している事を知ることに・・・

一気に話がきな臭くなってきたな・・・

巻き込まれたり人質にされたりしたけど実質的な被害を受けていなかった千穂
謎の昏睡・・・原因は魔力による中毒・・・原因は天使・・・

天使なのに!?またコイツらなの!?

貞夫が天使を崇めるエンテ・イスラの大法神教会を邪教として糾弾しろというセリフに
返す言葉もないと答えることになった鈴乃

もうアレだよね・・・人間にとっては悪魔天使も同じくらいはた迷惑な存在になってるよね・・・

千穂のピンチという事で貞夫四郎半蔵恵美鈴乃が共同戦線をはる事に・・・
魔王悪魔元帥堕天使勇者聖職者の共同戦線・・・それどんなパーティーだ・・・
もちろん貞夫を父、恵美を母と認識するアラス・ラムス千穂の為に頑張る事に

かーわーいーいー・・・

今回の天使は恋に破れて黄昏ているサリエルでもなく
前々回・・・貞夫達を追い詰めたガブリエルでもなく
天使に堕天の宣告を下す監視者と呼ばれるラグエル

彼は恵美の母親で貞夫の恩人でもある大天使・ライラを探すために術を
TV放送を利用して発動していたらしく、かなり無差別に・・・
人間がどうなろうが関係ないってスタンスだったみたい。

ガブリエルも流石にそれは知らなかったみたいで多少は罪悪感を感じていたから
もしかしたらコイツは多少ましなのかもしれない・・・

天界は基本的に天界が危機にならないなら、人間がどうなろうとどうでもいい
だけど彼らは異常なほど地球に・・・貞夫の周りに現れちょっかいをかけてくる。

前々回は貞夫『大魔王サタン』について知っている事を知って殺そうとしたし
今の天使側の最大の目的は貞夫・・・ですらなく恵美

生物的に異なる存在同士なら生まれるはずのない混血の・・・
天使と人間の間に生まれた彼女の存在は天界の天使の存在そのものに
疑念を抱かせるから・・・というのが理由みたい

基本ニートで・・・自己防衛だけは躍起になる

それが天使みたい・・・なんだそれ・・・なんかもう・・・駄目じゃね?

そんな天界が嫌で天界を去って堕天したのがルシフェル・・・半蔵らしいけど
彼は彼で・・・現在もニートだけどね。

それでも今回は千穂には色々助けられているからと、今までにないくらい
色々と考えて色々と手伝っていたけど・・・

お前が頑張るとなんか不安だ・・・


とか思ったり・・・
半蔵・・・ルシフェルは面白そうだから貞夫・・・サタンの手伝いをしていたらしく
さらには『他の魔王サタン』とも繋がりがあり、天使側の情報も元天使なので知っていて
ある意味で仲間内では一番事情を知ってそうなのは彼なんだけどね・・・
コイツが色々と情報を開示してくれる事はあるんだろうか・・・
聞かれなかったから・・・とか言い出しそうだ・・・

最終的にみんなで協力して行動するけど
別行動中に恵美ガブリエルを発見

彼から父親が生きている事・・・そして自分の存在が天使に危機感を覚えさせている事を
知らされるんだけど恵美にとって後者よりも前者が問題だったみたい・・・

普通の娘だった彼女が執拗に力を求め勇者として立ったのは
父親を殺されたという怒りと悪魔に対する憎しみのため

これまでも何度もその事を口にだして貞夫を責めたりしたわけだけど
生きていると知らされて彼女にとって最大の悪魔に対する攻撃理由がなくなってしまった感じ。

アラス・ラムスの励ましと千穂の為になんとか持ち直したけど
問題を先送りにしただけだから・・・この一件の決着はどうなるのか・・・今後が期待

そしてここで真打登場・・・

千穂、参戦!!

ついに戦闘にまで介入してきました、この健気な娘・・・
今まではみんなを支えるというかサポートというか・・・精神的支えになっていた彼女
だけど今回は謎の女性(明らかにライラだけど)から力を借りて昏睡状態から目覚め
さらに力を授かって登場

貞夫四郎に魔力を供給して本来の・・・魔王サタン悪魔元帥アルシエルの姿に戻し
それでもガブリエルの圧倒的な力に苦戦する2人の前に登場したと思えば
天使の力を無効化したりと・・・なんかもう・・・凄かった・・・

弓道の心得があるからと銀色の弓を使ってたんだけど・・・凄いなオイ・・・
まぁ今回限りのチートみたいなものみたいですけどね・・・

それによって天使組は撤退・・・ラグエルは納得してなかったけどガブリエルのほうは
今の世界のありさまや地球の事について思う所があるみたいで
ラグエルに今後手出しさせないようにする・・・と言って去っていった・・・

ガブリエルについては明らかに手を抜いていたし・・・底が見えないんですよね・・・
貞夫はあくまで”今の”魔王サタンである『大魔王サタン』と呼ばれて伝説の存在と比べれば
若造レベルらしくガブリエル級には敵わない模様・・・うーん・・・パワーアップとかあるのかな?

恵美の方はアラス・ラムスと融合すればガブリエルすら凌駕するんだが・・・
頑張れお父さんとしか言えないな・・・

エピローグではライラが与えた力によって千穂の中に彼女の記憶の一部が・・・
貞夫の・・・サタンの子供の頃の記憶などが残り
さらに残留思念によって自分が何を目的にしているかなどを貞夫に語ったんだけど・・・

地球がエンテ・イスラと隣の世界で・・・聖と魔が奇跡的なバランスを保った世界であり
エンテ・イスラではそのバランスが崩れた・・・でも天界は動かず
だからこそライラは行動を起こした様子

その他にも貞夫に謝ったり、世界の真実に繋がる鍵を恵美と・・・彼の父親が持っていること
さらにエンテ・イスラ『ダァト』を見つけるように伝言を残して終了

日常生活を・・・随分と人間くさい日常を描きつつも
徐々に彼らが元いた世界の真実に繋がっていく・・・とてもいい感じ

この作品から日常パートがなくなると色々な意味で残念ですし
だからといってずっと日常パートでも駄目っぽい・・・
やっぱりバランスなんでしょうね・・・読んでいて楽しいです。

鈴乃が天界や天使そのものに対して疑問を抱いたり
恵美の存在こそが天使と人間の相似性を証明していたり
さらにかつてアラス・ラムスが言った『うそをついてかみさまになった』という言葉
『大魔王サタン』の事
恵美の父親・・・そして母親であるライラの事
エンテ・イスラで起きようとしている人間同士の戦争の事
梨香自身がはっきりと自覚した四郎への恋心
そして恵美が父親の仇という最大の動機を失ったこと
それによる関係の変化について・・・

まだまだ気になる事はあるけど・・・少しずつ前には進んでいるし
ガッ!と盛り上がるって感じじゃないけど・・・徐々にって感じで面白い

それにしても・・・問題起こしてるの男ばかりだなこの作品・・・
それに反比例して・・・女性はみんな結構凄い・・・

戦闘能力ではエンテ・イスラ組はみんな強いけど
千穂が怒ったら全員正座しそうな感じがありますしね・・・
物理的な力=強さではないって事なんでしょうが・・・

そういう意味ではその事をわかっていなかった貞夫
それを学びなおすという点において彼女はとても重要な存在ですよね・・・

王としての心を千穂から学んでいる感じがあります
彼女自身にそんな意図はないんですけどね・・・

そんな彼女だからこそ、彼女のピンチにはみんな動くわけだから
彼女の強さは・・・ある意味メンバー中、最強なんでしょうね・・・

恵美恵美で・・・貞夫達に対して普通に心配したりしだしているし
変ってきてはいるんですけど・・・ヒロイン力では明らかに千穂には敵わないしね・・・

さて次はいつ頃かな・・・楽しみです。

最後に一文。

鈴乃梨香のセリフ

梨香のこのセリフは鈴乃に色々と考えさせる事になった言葉であり
さらに・・・天使に関する核心を付いているような気がする・・・

そして・・・凄まじい説得力を私自身が感じてしまったので、このセリフで
あー・・・・そうだよねー・・・って思っちゃったんで・・・

「『自分の言うことを聞かない奴はぶっ殺しちゃえなんて言う神』
 が神でないのだとしたら、それはなんだ?」


「あ、あー、さっきの話!?
 自分で言っておいて忘れてたよ・・・。
 でも、まぁ決まってんじゃん。
 神様の名前出して悪さするのなんて」


「人間しかいないよ」

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
はたらく魔王さま! 5 (電撃文庫 わ 6-5)はたらく魔王さま! 5
(電撃文庫 わ 6-5)

(2012/06/08)
和ヶ原 聡司

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

ヘヴィーオブジェクト 第三世代への道

あらすじ

不良兵士クウェンサーとヘイヴィアは、不真面目な態度の功績(?)が認められ、
晴れて戦場から『左遷』された! 

その赴任先は『クック追加諸島』。
一年中常夏の青い海。

オブジェクトの天才設計者の住まう人工の『楽園』で、
周囲は第二世代オブジェクトが四機体制で守ってくださっている、
世界で一番安全な地域だった。

戦地留学生と没落貴族の少年二人は、
いよいよ俺たちにも幸運の女神が抱きついてきやがったぜ!と喜んだ・・・のだが、

「・・・ちくしょう。何で俺達はいつもこんなのばっかり見つけてしまうんだ!?」

その『楽園』は、目的のためなら手段を選ばない
非情の独立部隊『ユニコーン』に支配されていたらしい。

その片鱗を発見してしまったクウェンサーとヘイヴィアは、
戦地の最前線よりも過酷な作戦に挑み・・・! 

不運な二人に、今後ラッキーエロ展開が来ることはあるのか!?

感想

ヘヴィーオブジェクトの6巻

話の中心はクウェンサーヘイヴィアに戻りいつも通りの展開です・・・
つまり安全な所で楽してー・・・って2人が生身で死線を乗り越える話。

ってか・・・よく死なないよな・・・この2人・・・

ちょっと普通の兵士に比べると明らかに遭遇する事態のレベルがおかしい・・・
不真面目なのに・・・不真面目なのに・・・やる時はやっちゃうからなんでしょうけどね・・・

さて・・・今回の話はとても単純・・・書いてみるととてもわかりやすい・・・

① 

今までのあれやこれやで左遷・・・場所は軍を自主除隊させるための
安全で快適な島・・・オブジェクトの研究者もいて、クウェンサー的にもおいしい

クウェンサー達とは別の理由(結婚詐欺)で左遷されていたジェーニリアと知り合いになり
さらにクウェンサーは憧れていた研究者であるクレアオブジェクトについての会話
と出会いもあっていい感じ・・・と思ったら

でも研究者の1人が他の国に内通し、さらに怪しげな特殊部隊・ユニコーンを使って
機密情報を漏洩させている可能性に気づき抵抗

実は囮捜査で軍の高官の黒幕的存在をおびき出すためのものだったと判明

研究者のクレアからは軽いオシオキは受けたものの特に問題なし

ただし別の場所に左遷!



左遷された先は軍的には存在していない事になっている、機密作戦を遂行する部隊
極寒の環境の中、味方に打ち落とされたステルス機から機密物資を運び出す任務

完璧アイドルと呼ばれるパワードスーツに乗った女の子が登場
なんか色々と干されて派遣されてきたらしい・・・

パワードスーツって・・・オイオイ・・・


その後、物資を狙った他国に襲撃されさらにはオブジェクト同士の戦闘に巻き込まれるも
機密物資が自分達の国である『正統王国』の高官が敵国に賄賂として渡すつもりだった・・・
つまり奪われる事前提のものだった事に気づいたクウェンサーが機転をきかせて
その物資を違う形にして運び出す事に成功
軍の高官は裏切ったとして敵のオブジェクトに乗っていた機体を撃墜でめでたしめでたし

でもクウェンサー達がいた部隊は基本壊滅
完璧アイドルは無事・・・これもフラグなんだろうか・・・

そしてやっぱりこの一件の裏にはユニコーンの存在が・・・



またまた左遷されたクウェンサーヘイヴィア

いい加減にしろ!?

って感じだが厳重な監視の下、もうお前ら戦うなって感じで過ごしていたけど
彼らがいた基地が敵の襲撃にあい応戦

クウェンサーヘイヴィアはいつもどおり相手の兵器とその特性を
すぐさま理解して対抗策を考えて抵抗

さらに『正統王国』に属する『王族』ステイビア(美少女)が
継承争いのいざこざで敵対候補に襲われている事が判明。

彼女にかつて付いていた護衛部隊を全滅させた部隊こそが・・・ユニコーンというオマケ付き

クウェンサーヘイヴィアは彼女を助けに行き、彼女付きのメイドであるミクファ
嬉々として助け・・・まじで嬉々として助けて・・・

パワードスーツ再び・・・

ミクファの安全を守るために彼女を乗せたんですけどね・・・
なんだろう・・・パワードスーツに美少女を乗せるのがマイブームなんでしょうか・・・
おいおいどうなるんだ・・・と思っていたら・・・

かっけー!?ユニコーン、まじかっけー!?

かつて壊滅したステイビアの護衛部隊・・・だけどそれは全滅を装い
隊員全員が整形し5年前から進められていた今回の・・・
『王族』同士によるオブジェクトを使った決闘という名の
ステイビアを合法的に殺すこの作戦を止めるための作戦

そしてユニコーンこそがその部隊・・・
彼らは5年間、手を血に染めながら・・・非道な事に手を染めながらも
色々な人脈をつくり、全てはこの時の為に・・・
ステイビアを泣かせないために・・・彼女を護る時のためだった・・・

orz orz ← クウェンサーヘイヴィア

あれー?俺達ってピエロじぇね・・・・って感じですね・・・
ステイビアを助けに来たのはいいけど・・・ユニコーンの決意に比べたら・・・
となってしまう2人・・・まぁうん・・・フラグ立ちそうにないしね・・・

それでも敵側のオブジェクトは今まで戦場にでていた
『第一世代』『第二世代』を超える・・・『第三世代』
今までとは一線を隔した設計思想による産物なんですが・・・

クウェンサー・・・やはり対抗策を見つける・・・

敵のオブジェクトはエネルギーを宇宙に送り、宇宙空間にある砲台から
攻撃するという・・・なんともチートくさい化物機体

だけどクウェンサーはその仕組み・・・自分の安全を得るために
自分の位置情報を砲台の方に知らせる方法に気づき
さらにユニコーンの協力を得て、自分達もその方法に便乗

さらに相手が調子に乗りすぎたせいで相手のその位置情報を送信する装置が
故障(これもクウェンサーは予想)し、空白地点を生み出して
自らの砲撃で敵にダメージを与える事に成功

ってか・・・あいかわらずパネェな・・・


そして①の時点で伏線が張られていたパイロットが意識を失った際などに
使う予定だったオブジェクトの遠隔操作の機能が搭載されている
ステイビアの乗った機体を製作者であるクレアがゆっくりと操作して
ダメージで動きが鈍っていた敵のオブジェクトを破壊して戦闘終了

ユニコーンの行動は確かに正義で・・ステイビアも護れたけど
彼らが人脈を得るためにして来た行為は懲罰ものであり
最後は護衛部隊だったころの上官が彼らを逮捕・・・

でもその前にその上官の計らいで部隊のみんなはステイビアと再会
ユニコーンに今回の話で色々と煮え湯を飲まされてきたクウェンサーヘイヴィアによって
何かを吹き込まれたのか・・・部隊長にマジキックで金的をかましてましたけどね

痛いよ!?それ女の子に絶対わからないけど・・・痛いよ!?

相変わらずクウェンサーヘイヴィアは頑張っていたしこの話では
何故か①で出会ったジェーニリアや②で出会った完璧アイドルからメールを受け取ってたし
相変わらず・・・変な所でフラグは立てているんだよね・・・

今回は『王族』オブジェクトの研究者であるクレアとも繋がりができたし
人脈という点でも・・・凄い事になってきたな・・・

最後は左遷されたけど、正直激務から解放されて
多少なりとも休息が取れれば・・・とクウェンサーヘイヴィアの事について
考えていたフローレイティアの元に上官に当たる女性からある情報が・・・

『王族』の継承問題にまで首を突っ込んだので
 引き取ってくれる部隊がいない・・・古巣に押し付けよう・・・

ですよねー

って事で次回からいつもの部隊での行動になるのかな?
それはそれで楽しみです。
それとも・・・また全然別視点とか入るのかな・・・

最後に一文。

泣き虫のステイビアを励ます護衛部隊隊長の言葉・・・ではなく
オブジェクト研究者であるクレアクウェンサーに対する評価

クウェンサーが自分と同じオブジェクトの設計士になりたい事は彼女は知ってる
だけど①の段階でクウェンサーと色々話し、さらに誤解とはいえ彼の行動を見て
その上で彼女がクウェンサーに下した評価

隊長のセリフはいいセリフで印象に残ってるんですが
①における最後の彼女のこの呟きが・・・それ以上に印象に残っているのでこれで。

「あれは設計士には向いてないなあ」

「・・・あんなヤバい思想でオブジェクトを組み始めたら、
第三世代どころか第七世代ぐらいまで時代が一気に進んじゃうよ」


にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
ヘヴィーオブジェクト第三世代への道 (電撃文庫 か 12-35)ヘヴィーオブジェクト
第三世代への道
(電撃文庫 か 12-35)

(2012/06/08)
鎌池 和馬

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

購入履歴(6月序盤 Ver.2012) (修正)

2012年6月の電撃文庫の新刊

<電撃文庫>

烙印の紋章XI あかつきの空を竜は翔ける(上)
ヘヴィーオブジェクト 第三世代への道
スイート☆ライン 5 メモリアル卒業編
はたらく魔王さま!5
ゴールデンタイム外伝 二次元くんスペシャル
ストライク・ザ・ブラッド 4 蒼き魔女の迷宮
トカゲの王Ⅲ-復讐のパーソナリティ<下>-
エスケヱプ・スピヰド 弐
あなたの街の都市伝鬼! 2
天使の3P!《スリーピース!》
ハレルヤ・ヴァンプ
朝岡ひよりのドキドキカルテ


rakuin11.jpgheavyobject6.jpgsuiteline5.jpg
hatarakumaoh5.jpggoldentime Astriketheblood4.jpg
tokagenooh3.jpgescapespeed2.jpgtoshidenki2.jpg
angel3p.jpghareruyavanp.jpgasaokahiyori.jpg

烙印の紋章の11巻

色々と盛り上がってきたこの作品・・・
クライマックスも近いのかなぁ・・・と思う今日この頃・・・
終わりが近づくと盛り上がるけど・・・寂しくもなるんだよなぁ・・・

ヘヴィーオブジェクトの6巻

今回はいつもの2人が主人公に戻り・・・
そしていつものようにオブジェクトと対峙する事になりそう・・・

前回の戦闘機もよかったけど・・・やっぱり生身勝負の
こっちがこのシリーズの醍醐味だよね・・・

スイート☆ラインの5巻

ついに完結・・・前回のひきが意味深だったので
どうなるのか・・・楽しみ。

っていうかこの1巻だけで色々と片付くのかなぁ・・・
特に女性関係・・・

はたらく魔王さま!の5巻

ついに魔王がTVを購入するらしい・・・
それがネタになるほど厳しい生活をしてるのか・・・魔王サタン・・・

ゴールデンタイムの外伝

二次元くんが主人公・・・いや、元々読者からしたら
登場人物全て二次元だよねーってツッコミは駄目なんだろうな・・・

ストライク・ザ・ブラッドの4巻

主人公の幼馴染とか・・・新ヒロイン候補か!?って感じもあるけど
やっぱり一番気になるのは那月ちゃんだな・・・

ついに年上に対する吸血くるのか!?
期待です・・・

トカゲの王の3巻

眼の色を変えるだけの異能を持つ主人公が
色々とぶっ壊れてるヒロインの手のひらの上で踊っている感じがする
今日この頃・・・さてどうなるのか・・・ってか頑張れ・・・

エスケヱプ・スピヰドの2巻

でてくれて嬉しい第二巻・・・
でも九曜に鬼虫はない・・・どうするんだろうか・・・

1巻の感想は折を見てアップして連続で2巻のアップしようかな・・・
まずは感想をねじ込み日付を考えなくては・・・

あなたの街の都市伝鬼!の2巻

こちらも2巻・・・さて今回はどうなる?
都市伝説とか結構好きなんで楽しみなんですよね・・・

新作は3冊

天使の3P!《スリーピース!》
ハレルヤ・ヴァンプ
朝岡ひよりのドキドキカルテ


天使の3P!は帯の推薦文がツボで買ってしまった・・・

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

東京レイヴンズ 7 DARKNESS EMERGE

あらすじ

『D』による陰陽塾襲撃事件からしばらく。

その傷跡は大きく、陰陽塾は一時閉鎖に追い込まれ、退塾する生徒も続出していた。
そんな中、『D』と大友の熾烈な呪術戦に心を奪われたままの春虎は、
夏目とともに訪れた陰陽塾屋上の祭壇で、一人の少女と出会う。

「君たち二人のことはよく知ってる。初めまして―ぼくは相馬多岐子」

その出会いが、のちにもたらす意味を知らないままに。

時同じくして、呪捜部公安課による双角会掃討作戦が密かに始動。
陰陽庁内部に潜む“敵”の炙り出しが行われるのだが!?

感想

東京レイヴンズの7巻

これは・・・盛り上がってきたぁーー

というべき話でしたね・・・いや・・・色々と熱かったし・・・そして色々と重かった・・・

熱い展開・・・の方は今回もバトル・・・しかも前回・・・道満による
トンデモバトルであまり活躍できたとは言いづらかった主人公・春虎が大活躍

成長・・・そして覚醒・・・

って感じでしたね・・・

春虎は元々、術などを『視る』才能・・・見鬼の才能が無かった少年
それを夏目が式神とする事でそれを補っていた・・・と思われたんですが
今回の話でそれも怪しい事に・・・

夏目春虎に施した術はかなり特別なものだったらしく
なんか秘密がありそうな感じがあるんですよね・・・

実際に今回の話では前回の・・・道満の戦いの影響で
今まで力任せに使っていた霊力をきちんと制御して・・・術として発動させる事に
拘ってみたり、が見せた術同士の連携なども考慮した使い方など・・・
今までの春虎からしたら考えられない術の運用を色々と実践しており
めきめきと腕を上げている感じがあり、優等生である京子ですら
今の春虎より術の精度などでは負ける事は無いけど、戦闘では勝てないと
思わせるほどの成長を見せてました

ただ彼の『視る』力は彼が思うように術を視る事ができず
さらには彼が想像する術に関しても自分の技術では再現できないと
理想と現実の狭間で悩む事になり、さらに夏目達は共感してくれなかったけど
道満が使っていた数々の術に関する感じ方もちょっと違ったりと
色々と悩む事に・・・

ただ今回の話の終盤に起きた事件の中・・・『十二神将』である伶路
使役するシェイバが半ば暴走状態で襲い掛かってきて・・・
その中で必死に戦い・・・それでも力及ばず・・・夏目に危機が陥った時に
春虎は自分の『殻』を・・・自分が世界を『視る』フィルターになっていたそれを
自らの力で打ち砕き・・・

覚醒

今までと比べると遥かに強大な知覚能力・・・そして霊力の細かい運用もできるようになり
術の精度も一気に上昇・・・まだまだが見せた術に比べれば・・・理想に比べれば
拙いって感想だったみたいだけどそれでもシェイバに効果を見せ
最後は夏目の力、コンの力、そして周りの状況・・・全てを利用して術を発動して
シェイバを撃破する事に成功する事に・・・

うーん・・・これは・・・やっぱり『春虎=夜光』なのかな?

春虎だけが感じた術に関する感性とか・・
覚醒したときに春虎が感じた色々な気配
そして覚醒後の今までを遥かに上回る霊力運用や術の行使

彼自身になにか秘密があるって事なんでしょうけど・・・さて・・・

夜光の式神であった飛車丸
夜光の生まれ変わり


どっちかっぽいんだけど・・・うーん・・・どうだろね・・・

夏目夏目北斗を召喚して活躍はしていたけど・・・やっぱちょっと影が・・・
まぁ敵にしろ味方にしろ・・・夏目夜光の生まれ変わりだ・・・とみんな思ってるんですけどね・・・
うーん・・・現状では春虎の方が怪しいんだよなぁ・・・

とりあえず主人公にようやく大幅なパワーアップが来たので今後が楽しみ
バトルのほうも最後は持てる全てを結集して・・・って感じで熱い展開だったのでよかった。

まぁ・・・仲間6人中4人がちょっと目立たなかったけどね・・・
冬児とか鬼の力で結構活躍したし、鈴鹿も力の封印がありながら援護してたけど・・・
シェイバにはあんまり意味なかったですしね・・・鈴鹿なんか眼中になかったし・・・

仲間達の活躍も・・・今後あるといいなぁ・・・
不安なのが1名・・・いるんですけどね・・・

さて熱い展開はここまでで重い展開について・・・

今回の話ではこのシリーズでたびたび事件を起こしていた
夜光信者の組織である『双角会』

それに対して陰陽庁がついに本格的に動き出した・・・という展開になり
物語が一気に動く・・・一大決戦に向けて話が・・・とか思ってたんですが・・・

マッチポンプ!?相馬氏!?って倉橋!?

ええっと・・・大人って汚い・・・政治家って・・・そんな感じになりました・・・
いやいやこれは・・・思っていた以上に陰陽師の世界の闇は深いみたいです・・・

『双角会』を掃討する今回の作品は陰陽師に関する法律を改正するという話の
背中を押すための実績作りであり、『双角会』を裏から操ってテロを起こさせていたのは
本当の意味での『夜光信者』・・・夜光の意志を継ぐ者と呼ばれる者達、
そして陰陽庁の長官で『十二神将』の筆頭、そして京子の父親でもある源司
それに協力しており、自分達で事件を起こさせそれを解決して手柄に・・・
という完全なマッチポンプ

しか『双角会』のメンバーは完全に使い捨て状態
夜光に縋るだけの奴らなんていらない・・・というかなり徹底ぷり。

彼らからしたら夜光の意志を継いで・・・って感じでなんか誇りがあるっぽい。
やってる事が完全に犯罪なんですけどね・・・

呪術部の捜査部長で『十二神将』でもある天海はそれを知らされたけど・・・
彼はおそらく仲間にならないでしょうね・・・彼がどう処理されたのかは謎・・・生死も不明

源司は陰陽塾の塾長で自身の母親である美代『倉橋ではない・・・と断言していたから
彼女は敵ではないみたいだけど・・・さてこの複雑な関係・・・どうなるのか・・・

さらに相馬 多軌子と名乗る夏目春虎に親しく話しかけてきた赤毛の少女
彼女も協力者であり・・・怪しい動きを見せ『双角会』に内通していた比良多
彼女が源司の術で変身していた姿であり、前回の話で道満の口を封じようとしたのも彼女

かなり熱心な夜光信者でさらに自身も『姫』と呼ばれる特殊な家系みたい。
たぶん苗字や皇室や宮内庁の話がでてきたし桓武平氏関係かな?

夏目を同士に・・・とかなり熱烈に源司に言ったりと・・・ちょっと危ない感じ
ちなみに表紙、一番手前のキャラが彼女。

陰陽庁にどれくらい夏目春虎の味方をしてくれる人がいるかわからないし
これは・・・どうなるんだろうか・・・

角行鬼も動き出して伶路と接触してたし・・・さてさて・・・

そしてなにより・・・今回の事件で夏目の正体が女性だと塾生にバレ・・・
もちろん夏目の事が好き・・・と言っていた京子もそれを知ることに。

彼女は前回の戦い・・・そして今回目の前で起きた人死にがでるほどの実戦
それらを前に自分の力の限界を感じた上に恐怖によって心が折られかけていて
シェイバが暴れまわっていた時も気弱な天馬ですら囮になってシェイバを引き付けた
春虎夏目を助けに行こうとしていたのに、彼女はその状況に安堵を覚えてしまい
自分から助けにいく行動をする事ができず天馬に言われて動き出した感じ

自分の考えと仲間達の考えの乖離に悩み
前回の戦いから怪しんでいたらしい夏目の事に悩み・・・
そして真実を知って・・・自分がかつて出会った土御門の少年が・・・
約束をした少年が夏目ではなく春虎である事を理解し、
春虎夏目がその秘密を自分達にすら黙っていたのには事情があり、
本人達も心苦しく思っていた・・・そこまで理解できていたのに
口にだしてしまった言葉は2人を責める言葉だった・・・

彼女の場合はさらに事件の黒幕が父親だったり・・・
祖母が父親と対立する立場になりそうだったりと
今後どんどん追い詰められていきそうな感じがしてならない・・・
いやまじで・・・どうなるんだろうか・・・結構好きなんですよね・・・この娘・・・
なんとかなってほしいものです・・・

道満の方は前回の終盤で少し描写されたみたいにすでに体を用意していて復活
今度は少年の姿みたい・・・そして弟子である『先輩』・・・
春虎がそう呼び、本名が『すず』というらしい彼女の正体も判明した感じ。

夜光を研究していた人間での同期だった早乙女 涼

という名前の読みは『りょう』ではなく『すず』と今回判明して
彼女がそうである可能性がかなり大きい・・・

色々な事がわかりつつも・・・謎も深まり・・・
さらに陰陽師に関する闇はさらに深まった感じで・・・重い・・・まじ重い・・・

この状況で・・・次はどんな話しの展開になるのか・・・楽しみです。

そういえば人気投票の結果に付いてた書下ろしの短編が
京子のリボンの話の続きになってていい感じでしたね・・・

最後に一文。

京子のセリフ

事情はわからないけど・・・理由があったとは頭ではわかってる・・・

夏目春虎の事も友人としてよく知っているから、自分に秘密を持っていた事を
2人が心苦しく思っていた事もわかる・・・

だから自分は大丈夫・・・いつも通りに対応できる・・・
そう思っていたのに・・・真実を知った彼女の口から出たのは責める言葉

呪いとも呪詛ともいえる言葉だった・・・

京子もいっぱいいっぱいだったって事ですね・・・
でも彼女がこの言葉を言う前に思い起こした記憶は”春虎と”約束した時の事

裏を返せばそれほど彼女にとって大事な約束と想いだったって事に・・・

「うそつき」

「──うそつき」

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
東京レイヴンズ7_DARKNESS_EMERGE_ (富士見ファンタジア文庫)東京レイヴンズ7_
DARKNESS_EMERGE_
(富士見ファンタジア文庫)

(2012/05/19)
あざの 耕平

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

らぶなどーる!

あらすじ

入学式早々、なぜか生徒会の女子寮で居候することになった主人公・トラ。

しかし翌日、不可抗力で生徒会長の裸を見てしまう! 

女子寮からの退去を覚悟するトラだったが、
セリスからここに住み続ける『ある条件』を提示される。

それは、微妙な可愛さな着ぐるみ『ラブらん』を着て、
学校で奉仕活動をすることだった。

必死に『ラブらん』として活動するトラだが、
クラスメイトである美少女・雛姫の秘密──彼女が『ぼっち』であることを偶然知ってしまう。

『校内の人気者』となっていた『ラブらん』ことトラは、彼女のために奮闘をはじめる──!

『れでぃ×ばと!』の上月司と、期待の絵師が贈る、
“着ぐるみ”で女子と密着ラブコメ開幕!

感想

電撃文庫2012年5月の新刊
『れでぃ×ばと!』の作者さんによる新シリーズ

前作では主人公があれよあれよというまに女の子に好意を寄せまくられたわけで・・・
今回もそうなるのかなぁ・・・と思っていたんですが・・・

あれ?ほとんど相手が決まってる感じ?

という予想外の展開に・・・これはちょっとビックリ。
まぁでも・・・これからどうなるのかはわかりませんけどね・・・

とりあえず今回は主人公とヒロイン達の紹介と状況の説明って感じで
まだ本格的に話が動く感じではなかったんだけど
これからどうなっていくか期待です。

とりあえず主要メンバーについて・・・

○ 雪村 虎太郎

主人公で・・・微妙に存在感が薄い少年
そのせいか3年間同じクラスの相手だったり、現在同じクラスの相手にすら
『誰だっけ?』『えっと・・・名前は・・・』といった感じの反応をされる事がある模様

いや・・・それイジメじゃね?

とか思ったけど本当に・・・素で忘れられている感じ。

ただし覚えてもらえないわけでもなく友人もいるので孤独というわけではない。
クラスメイトも普通に話しかけてくれるみたいだし・・・名前間違い多いみたいだけど・・・

基本的にヘタレみたいだけど男子高校生らしい妄想とかもするし
まぁなんというか・・・ムッツリでもある・・・

本作冒頭で一人暮らししていたアパートが家事で全焼
家具とかも色々全焼してしまい幼馴染であるの紹介で
生徒会長のセリスの管理する家(買い取ってリフォームした元社宅)に住むことに。

ただあらすじにあるように、不注意でセレスの裸を見てしまい
人間性を審査するとして二学期前に住人全員が再び賛成ならok
駄目なら追い出すという事になり、さらい生徒会の雑用の手伝いという名目で
生徒会の高感度アップ目的の着ぐるみ『ラブらん』の中の人をやる事に

色々と幸薄い感じだけど全国区の柔道選手である幼馴染の
練習相手を中学の頃に2年間務め、練習にも付き合わせられていたため
身体的スペックはそこそこあると思われる。

実際に作中で5kmのマラソン大会を着ぐるみを着た状態&肋骨に罅という状況で
完走するくらいの諦めの悪さと根性はあるみたいだし・・・

ってか凄ぇよ!?ってか無理だよ!?

イマイチスペックの底が見えない・・・そんな主人公・・・ヘタレだけどね。
なにせ両親と妹がいる海外に行きたくない理由が『飛行機が怖いから』ですからね・・・

高校時代に友人に同じ考えの人がいたんですがね・・・
ああいう人って何故か力説するんですよね・・・『落ちたらどうする』って・・・
いや・・・うん・・・乗らなければ確かにその心配はないけど・・・車や電車だって同じだよ
って説得しても駄目なんですよね・・・どうしてだろ・・・

修学旅行ではその友人はアイマスクと耳栓、睡眠導入剤を完備してたな・・・
あいつは一体どれほどの覚悟で飛行機に乗ったんだろうか・・・

完全な理系で物理とかにも強かったから飛ぶ原理自体はわかってる
でもそういう問題じゃないと言っていたが・・・どうなんだろ・・・

まぁ私自身、修学旅行の行き帰りの2回しか乗った事がないし
落ちたらどうしよう・・・って考える人間なんですけどね・・・ヘタレですから。

○ 百合川 雛姫

このシリーズのおそらくメインヒロイン
『孤高の百合姫』とか呼ばれる学園でも人気の美少女

生徒会副会長でもあり、事務仕事は彼女がいないと回らない感じ。

ただし・・・

ぼっち です・・・

成績優秀・容姿端麗・性格良好と周りは彼女に尊敬の眼差しを向けるんですが
そのせいで気さくに振舞えず、友達が1人もいないという事態に・・・

しかも友達がいないせいで話しかけられてもテンパってしまって生真面目な対応しかできず
そのせいでやっぱり人が寄ってこないという・・・嫌われていないのにぼっちという不遇な子

でも・・・

残念だ・・・この娘・・・この凄く残念だ・・・

本人は友達がいない事を気にしていて、クラスメイトの会話とかもちゃっかり聞いていて
遊びにいく予定とかも把握していても、自分も・・・と言い出せず
休日には少女漫画(内容は過激っぽい)を読んで色々と先の展開を予想して過ごしたりと
なんかもう・・・色々と残念な娘

その秘密を虎太郎が偶然知ってしまい、彼も自分と同じ友達がいないと当たりをつけていたのに
普通に友達がいて、一緒に買い物に行っているとしってショックを受けたりと・・・
なんかもう・・・色々と泣きたくなってくる娘

虎太郎はそんな彼女と『友達』になろうとし、彼女は大喜び・・・まぁ最初は疑っていたし
自分に友達なんて・・・というネガティブ思考がでてきたりもしたんですが・・・交流はスタート
2人のときは『孤高の百合姫』ってなにそれ?って感じで表情が豊かで可愛い反応を示すし

虎太郎、爆発してしまえ・・・

って感じですが・・・まぁ色々と波乱が・・・って感じ

○ 玖臥 セレスティア


学園の生徒会長でファッションモデルもしている女の子
通称セレス

目立つから嫌だ・・・とか口で言う割りにめっちゃ目立ちたがり
虎太郎を住まわせる代わりに『ラブらん』にした張本人

雛姫とは”はとこ”であり、セレスの両親から彼女を一人暮らしさせるのは・・・
という事で雛姫は彼女と同居している

まぁこの事から判るように・・・色々と残念な人でもある
ちなみに虎太郎達の先輩であり、彼が1年の時に2年で生徒会長に就任
この物語は虎太郎達が2年になってから始まっているんだけど・・・彼女は2年

留年!?しかも・・・成績不良かよ!?

っていうかこの娘・・・なんで今期も生徒会長でいられたんだろう・・・
いくら投票で決まるとはいえ・・・学校側は許可したんだよな・・・留年した生徒を・・・

モデルの仕事が忙しくて出席日数が・・・じゃなくて単純に成績が悪くて・・・
補習につぐ補習の結果・・・それでも駄目だった残念な娘

あれ・・・この表向きは凄く見えるんだけど・・・実は気を抜くとアウトって・・・血筋?
雛姫もそんな感じだけど・・・彼女の場合は成績問題ないけど・・・ねぇ?

血筋といえばセレスも・・・そして雛姫も後述の2人と比べたらスレンダーという
評価にならざるをえない・・・まぁモデル体型ではあるんですけどね・・・

彼女のほぼ裸シーンを虎太郎は目撃していて
彼女は彼女で・・・そっち系の妄想がちょっとアレだったりするんだが・・・
さて・・・フラグは立つんだろうか・・・

○ 相羽 空

虎太郎の幼馴染で生徒会役員
セレスの同級生(セレスが留年したから)でもある。

柔道部員であり、かなり凄いスポーツ少女
上で書いたように中学時代は柔道の練習に虎太郎を付き合わせていた。

スタイルは・・・胸が豊かで前述の2人のヒロインと真逆

性格のほうはカラッとしていて、思ったことは気を読まずに口にしてしまうタイプ
細かい事に気にしないとも言える

ただ何も考えていないわけではなく、虎太郎への信頼はかなり厚い

ただしパンツを見せたり、胸を強調したりと虎太郎にとっては色々とやりにくい相手
自身は全然気にしていないけど美少女なので虎太郎も意識してしまうみたい。

制限時間ありなら胸を触らせても・・・と虎太郎に言っていたし
なんだかんだで付き合いが長いので・・・フラグとかに関してはこれからに期待

○ 相羽 蒼海(うみ)

の妹で1年生・・・もちろん虎太郎の幼馴染でもある生徒会役員
スタイルのほうも姉同様結構凄い様子

性格のほうはと違って内気で刺々しい感じ

セレスのセリフから察するに男子相手の態度はかなり厳しいっぽくて
セレスは男子に慣れさせる為に虎太郎を・・・と考えていたみたいだけど
蒼海にとっては『虎兄(トラにぃ)』と呼ぶ相手なのであまり意味はなかったみたい。

の大雑把さによって引き起こされた現象に蒼海が巻き込まれて
今回の話の中で起きた最大の問題が発生したわけだけど
この時、虎太郎は身を挺して蒼海を庇っているわけだし
フラグは立ちそうな予感・・・彼女の他の男子への態度がまだわからないので
なんとも言えないですが・・・

-----------------------------------------

基本的にこのメンバーが中心ですね・・・あとは虎太郎の友人である佑樹とかが
少し関わるくらいでしょうか・・・

虎太郎雛姫と友達になろうとし、みんなに秘密にしながらもいい感じだったんだけど
雛姫と一緒にでかける約束をした日にアクシデントで・・・階段から落ちそうになった
蒼海を庇って気を失い約束の時間に行けず、小学校の頃に友人と疎遠になってしまった
事がある雛姫は裏切られたと感じてショックを受け・・・事情を話す事もできずに
2人の関係は微妙なものになってしまうんだけど、虎太郎は諦めず
雛姫虎太郎を拒絶するためにだした着ぐるみを着たままマラソン大会で上位入賞の
条件を呑む事に。

変なところで・・・男らしいな・・・おい・・・

自分を助けた事で・・・と心配していた蒼海には事故の時に肋骨に罅が入った事は隠し
その状況で着ぐるみでマラソン・・・どんだけ根性あるんだか・・・

大会では困っている人を見かけたら『ラブらん』らしく助けつつ走り
結構限界を感じていたんだけど、から事情を聞いて真実を知った雛姫が駆けつけ
止めようとするけど、虎太郎はそれを振り切って完走

最終的に2人は仲直りして友達に・・・

良かった・・・って良くねぇ!?

さて・・・ここからが恐らくこの作品の今後を決める大事な場面・・・

最初に雛姫虎太郎から友達に・・・と言われた時にだした条件は

『自分の事を好きにならない事』

これは小学生の時の友達と疎遠になった原因が恋愛関係のもつれだったから・・・
まぁ友人の好きな人をフッた・・・っていうものだったんですが・・・

そして今回の事件を経て再び友人になろうと言った虎太郎雛姫がだした条件は

『名前で呼んでください』

というもの・・・新密度はアップしてます・・・

さて・・・ここまで来て起きた最大の問題・・・それは・・・

雛姫が虎太郎の事を好きになってしまった!?

という事・・・

自分との関係の為にあれだけ頑張られれば・・・って事らしく
雛姫は自分でもまずいと思うくらい虎太郎の事が好きになっているみたい。

だけど前述の自分がだした『好きにならないで』という条件が
ここにきて自分の首を絞める事になり困ることに・・・

駄目だ!?やっぱりこの娘、残念だ!?


虎太郎雛姫に惹かれているんだけど条件があるから意識しないように・・・と考えてるし

雛姫は条件をだしたのが自分だから自分から告白はできない。
こうなったら友達づきあいしつつアピールして虎太郎から告白を・・・

とか考えていて・・・明らかにすでに両想いなんだけど・・・なんとも複雑な状況に

1巻の時点でお互いに明確に相手への恋愛感情を意識している主人公とヒロイン
さて・・・今後どうなっていくんだろうか・・・楽しみ。

最後に一文。

虎太郎のセリフ

この物語の始まりとなるセリフ・・・かな?
この一言があったからこそ動き出した物語だし・・・

なのでこれで・・・

「あのさ──僕と友達にならない?」

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
らぶなどーる! (電撃文庫)らぶなどーる! (電撃文庫)
(2012/05/10)
上月司

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

チェンライ・エクスプレス

あらすじ

アジアの辺境、常夏の小国チェンライ。

人造人間の少年は、事故で失った人間の心を取り戻したかった・・・・・・。

出来損ないの魔法少女は、恋の魔法を覚えて少年の心を奪いたかった・・・。

これは奇妙で愉快で半熟な人外たちが、自らの願いを叶えようと駆ける欲望物語。

死神は自慢のカマを奪い返したかった。

狼男は大金と宝石を手に入れたかった。

人魚は黒歴史を闇に葬り去りたかった。

吸血鬼は好きな女の血を吸いたかった。

化け兎は元恋人を殺してやりたかった。

アンデッドはどうしても死にたかった。

謎の男はみんなの願いを叶えたかった。

──誰かの願いが叶う満月の夜、切ない感動がドミノ倒しのごとく連鎖する。

第18回電撃小説大賞<最終選考作>の極東ファンタジックアクション、必読!

感想

電撃文庫2012年5月の新刊

多くの登場キャラの視点に切り替わる群像劇って奴ですね・・・
群像劇の性質ゆえにというか・・・登場キャラは多いです。

基本的には登場キャラが目的を持った人間ではない・・・『人外』であるという点が
他の作品と違うかな?

登場キャラクター達が自分の目的を叶えるために行動して
それが他のキャラクターと関わり、交わり、最後の1つに収束していく感じです、

『人造人間』の少年・トウア・・・彼は『人造人間』ゆえに心を持たず
『いい事』をしようとするけど、それに感情や想いが伴わない

だからこそ心が欲しいと思っている・・・トウア
まぁ・・・心が欲しくてもその心がどんなものかわかってないんだけどね・・・

彼は元々人間であり、3年前の電車事故で体がボロボロになり
その体を錬金術師であった彼の祖父タントラ博士が作ったもの
魂は本人のものだから、体との歯車が合えば・・・という事らしい

そして彼に恋する『魔女』の少女・マナ
彼女は見習いでまともに『魔法』も使えないけど、3年前の事故のときに
トウアに助けられた時からずっと彼が好き。
だけど今の彼が『人造人間』である事を知らないし、記憶を失ってもいるので
色々と空回りしている子

相手の心を奪う『魔法』を使った弁当を作ってはトウアに食べさせるけど
なにせトウアには奪うべき心がなく、嘘は駄目・・・という思いやりもないトウア
『普通』という・・・なんとも残酷な感想を言う

って感じでこの2人はすれ違っている感じ

心がないゆえにどこかズレているせいか学校でいじめられるトウア
彼を庇うけど・・・同じくいじめられるマナ

2人のすれ違いは続くけど・・・トウアにとって自分に優しくしてくれるマナは特別で
この話の中で彼女がピンチに陥った時は助けに言ったし、
彼が求めていた心を得る事ができる・・・願いを叶える石を手に入れた時も
事件に巻き込まれて死んでしまったマナの蘇生をトウアは願った

この時のトウアは決して心がない『人造人間』ではなかったし
彼は心を願いが叶う石で手に入れる事よりも大事なものを手に入れた感じ。

エピローグではマナがいじめられた時に、暴力はいけないと思っていながらも
いじめっ子に殴りかかり・・・最後はいつも通りにマナの弁当を食べて
『普通』だと返事をしようとした瞬間に『魔法』が・・・マナが弁当に込めた
『心を奪う魔法』ではなく『心を込めた魔法』が・・・マナの想いが詰まった普通の弁当によって
トウアの心は動き出し・・・『美味しい』と・・・そして『嬉しい』と涙を流した

この2人の関係は結構殺伐としたこの物語ではいい感じに清涼剤になっててよかった。

残りのメンバーは愛情・策略・殺人・暴力上等のキャラ達ばかり

『死神』でありながらカマを失くしてしまい・・・それを探すケイ
『狼男』でイカサマで大金と宝石を手に入れようとしたギャンブラー・ジェリコ
『人魚』で黒歴史(笑)を闇に葬り去りたかったリ・リ・メイ
『吸血鬼』で好きな相手の血を吸いたいと願ったシウ
『化け兎』で元恋人の『アンデッド』を殺してやりたかった
『アンデッド』ゆえに死ねず、どうしても死にたかったディーラー・イアン
そして正体すら謎の・・・全て彼の手の上と思わせられたジンノ

彼らがそれぞれの目的の為に動き

ジェリコイアンと協力してイカサマを仕掛けるけどジンノの策略と
リ・リ・メイ、そしてイアンの裏切りによってその作戦はご破算

イアンジンノへの協力の引き換えに殺してもらおうとするけどそれは果たされず
彼が『アンデッド』である事を目撃したマナが彼によって連れ去られ

ジェリコは逃げつつ暴れ街は大パニック

『吸血鬼』であるシウに自分の血を全て渡す代わりにイアンを殺してくれるように頼んだ
は自分の主人でもあったイアンの望みを・・・死にたいという願いを叶えようと奔走し
偶然見つけた『死神』のカマを・・・探していたケイに渡す事で『死神』の力で
魂そのものを狩ってもらうことでイアンの命を終わらせる事に成功。

はそこで自分も自ら命を絶ち・・・血はシウに・・・
愛するものの血を全て吸い尽くして殺す事で初めてまともな『吸血鬼』になれる
呪いを受けた彼に捧げ、最後にカメラマンでもある彼に自分とイアンの2人の写真を撮ってもらい
穏やかに死ぬ。

この過程でジンノからトウアに願いをかなえる石が・・・『賢者の石』と呼ばれる
人の命を蘇生させる力を持つ石が渡り上記の状況に

最後はジンノジェリコが賭けに使用した彼の宝石を返還し
紛失していた『神の眼』と呼ばれる瞳を取り戻し
そして協力したリ・リ・メイの黒歴史の・・・隠したい過去の権利を譲渡

全ては彼の計画どうり・・・という終わり方
それぞれがそれぞれ・・・個性的で破天荒で面白いキャラで面白かったですね。

ただツッコミどころが何点かありますけど・・・

1つはケイが探していた自分の・・・『死神』のカマの事・・・

死神のカマ・・・って”釜”!?

釜でした・・・ええ・・・自前のナイフをその釜の中に入れて煙を纏わせる事で
ナイフに体から魂を引き離す力を付与するってものらしいんですけどね・・・

鎌でいいじゃん!?なんで・・・なんで”釜”?

思わずツッコミしてしまったよ・・・予想外というか・・・
作中でずっとカタカナでカマと表記されていた理由はこの為だったのね・・・と・・・

何気に3年前に死に掛けていたトウアの魂をボロボロの体から引き剥がし
タントラ博士が作った体に移し変えたのは彼みたい。
だからケイトウアの事情を知ってる数少ない知人って感じ

それにしても・・・トウアの体はトウアの母親の・・・
タントラ博士の娘の肉体からできてるんですよね・・・

自分も死にかけて・・・それでも息子を助けて欲しいと・・・
自分の肉体を使ってでもそうして欲しいと自分の父親に・・・
タントラ博士に頼んだ・・・それが結果的にトウアを救ったわけだし
タントラ博士タントラ博士トウアに心が戻るようにと色々行動してたし
愛されているんですよね・・・トウア・・・

だからこそ彼の心が動き出したのは・・・ハッピーエンドだったですね・・・
まぁ・・・その時も釜を使っていたと考えるとちょっと笑いそうになりますが。

2つ目はリ・リ・メイジンノに協力した理由・・・
彼女の黒歴史を・・・封じたい過去を隠したいが為・・・

彼女の封じたい過去・・それは魔法少女もののTV番組に出演していて
魔法少女(『人魚』に変身する)役をしていたというもの

オオーイ!?ってマジ黒歴史!?

いや、確かに黒歴史だよ・・・封じたい過去だよ・・・
でもなんか違うよ・・・考えていたのと違うよ・・・
黒歴史は黒歴史だけど・・・なんかめっちゃ浅いよ!?

しかもここまで協力して・・・ジンノが与えたのは初代の放映権
どうやら何回かシリーズが続き、劇場版まであるらしく
それら全ての放映権を手に入れ、誰の眼に留まらなくなるまで
リ・リ・メイの安息はなさそうな予感・・・

直前にイアン『アンデッド』になったのは彼女が『人魚』で・・・
かつてイアンが彼女の肉を食べたせいではないかと・・・
昔の恋人だったのでは?とジンノが推理してリ・リ・メイが意味深なしぐさをして
シリアス風味の雰囲気だったのに・・・台無しだよ!?
爆笑したよ・・・ビックリだ!

3つ目はこの作品のタイトルの由来っていうか意味というか・・・
作中で終盤ようやくでてくるんだけど・・・

ん?これだけ?

って感じがツッコミどころでしたね・・・ただの配達の特急便の名前って・・・
ううん・・・なんかちょっと納得いかないけど・・・この作品らしいちゃらしいかも・・・

さて・・・作品を読む限りは1巻完結でも違和感はない終わり方になってます
続くかどうかはわからないけど雰囲気がいい感じだったので続編とかでるといいなぁ・・・

最後に一文。

トウアのセリフ

彼が手に入れたかった心・・・それがあれば本当に手に入れる事ができた。
だけど彼は・・・心がないと思っているのにそれは違うと・・・
今ここで叶えるべき願いは自分が心を得る事ではなく
こんな自分にいつも優しくしてくれるマナを助ける事だと彼は思った

この時点ですでに・・・彼の心は動き出していた・・・
そんな感じがしますね・・・あとは最後のマナの込めた心が
本格的に彼の心を目覚めさせたって感じでしょうかね・・・

「良いんだよ。
 今、彼女を犠牲にして手に入れた心なんて、間違ってる。
 わからないけど──そう思うんだ」


にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
チェンライ・エクスプレス (電撃文庫)チェンライ・エクスプレス
(電撃文庫)

(2012/05/10)
百波 秋丸

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

東雲侑子は全ての小説をあいしつづける

あらすじ

3年生になり、卒業後の進路の事を考えなくてはならない英太。
東雲はやはり進学するという。

特別優れているわけでも劣っているわけでもない自分も、
ひとまずそう考えるべきなのだろうと思いながら、
自分のやりたい事が分からずに迷う。

小説家という夢を既に実現してしまっている東雲と自分を比べて、
漠然とした焦燥に駆られる英太だが、
東雲と過ごしてきた時間が、彼の望む未来をほのかに照らし始める・・・。

もどかしく苦いラブストーリー、決心の先へ。

感想

東雲侑子シリーズの3巻

完結です・・・!

短編小説をあいしている
恋愛小説をあいしはじめる


に続く今回は

全ての小説をあいしつづける

どんどん種類が増えてますね・・・1巻では短編小説だけを・・・・
そして独特の世界観で執筆する作家だった彼女が
主人公である英太に恋し、恋人になり、そして付き合いの中で色々なものを得て
どんどん変わっていき・・・そしてその影響で作品のほうも変っていく

侑子の成長がそのまま小説家としての作品の幅の拡大に繋がってるんですね・・・

作中で英太が独特な感覚が薄れたけど、決して悪い事ではなくむしろ読みやすい
と言っていたけど・・・まぁこれに関しては受け手の感覚ですからね。
英太自身も兄である景介は不満かも・・・と考えていましたしね。

さて・・・今回は完結という事でどんな物語が展開するのかと楽しみにしていたんですが
英太侑子の恋愛事情に関しての波乱は前回やったので今回は大丈夫かな?
親子関係とか仕事との兼ね合いとかが問題に・・・とか思っていたんですが・・・

そう来たか・・・ぐぅの音もでない・・・

英太侑子からの手紙を読むシーン
英太はカナダに住んでる
英太侑子の為になるからと離れる事にした
今2人は一緒にいない・・・

って感じでこの3巻の作中時間よりちょっと先の時間の英太を冒頭部分に
持ってきて読者の不安を煽っている感じ・・・

え?まさか・・・別れたの?

って一瞬、心配になりますね・・・あの状況からなぜ?
侑子の為って事は仕事関係のトラブル?
と色々考えつつ本編に入るんですが・・・

イチャイチャだな・・・おい・・・

まさにこれの一言です・・・こいつ等・・・前回の一件で絆が深まり
さらにキスもしちゃったせいかちょっと歯止めが聞かなくなってる・・・

お互いの想いへの信頼も深まっているから相手に気を使いすぎてた前回よりも
もっと気軽な・・・ちょっとした不満とかも口に出せる状況になっていて
不満以上に・・・相手への好意が全快に現されている感じ

甘いよ・・・めっちゃ甘いよ・・・

そして・・・そんな恋人がいて幸せそうだからなのか・・・2人には恋愛相談の話が
舞い込む事に・・・

この恋愛相談がちょっと先の未来で侑子が執筆して
手紙とともに英太に送った新刊の小説の内容とリンクしていて
作中で恋愛小説のネタにする許可を相談してきた相手に取ってるって形になっていて
ちょっと面白いかも・・・

先に小説の文が章の間にあって・・・その後に相談って形や
先に相談があって・・・その後にそれを小説にしたもの

って感じで2通りあっていい感じでした。

前回、英太に失恋した絵夢は教育実習生から告白され・・・
自分の英太への気持ちが残っているかを確認し、
残っていないと・・・彼への想いが芽生えていると確信して彼の気持ちを受け入れる事に

司書である椎名は最近お気に入りのパン屋があって・・・
最終的にそれがパン屋の店主への恋心だと気づいた様子

後輩であるユカについては英太が友人から好きな人を聞いてくれと頼まれたが
彼女からは後輩の男の子が気になると相談され・・・結局そっちとうまくいく事に。
まぁ・・・全てがうまくいくわけじゃないからな・・・

英太の友人である有賀は前回の話で交流するようになった律子と付き合うようになってたけど
もう1人の友人である上田も進路が似ている事などから最近一緒に行動した事で
律子に想いを寄せるようになり、律子も彼と有賀の間に揺れ動いていたんだけど
結果は・・・

友情・・・だと・・・!?

律子は有賀と別れる事にしたんだけど、上田は付き合うことはできないと・・・
律子の事は好きだけど、それ以上に有賀とは昔からの友人であり
その関係を壊したくないからと・・・

なんじゃそりゃ!?

いや・・・律子に責任がないわけじゃないけどさ・・・
素で友情を取っちゃうとか・・・ある意味で凄いな・・・おい・・・

って感じでちょっと予想外の結果

そして最後・・・終盤にユカから侑子が小説のネタを探していて
ユカにその恋愛の体験談を小説にする許可を取っていると聞いた友人の子の・・・
女の子なのに女の子が好き・・・いずれ変るかもしれないけど
今この時のこの想いは確かなものだから残して欲しいという話

この5つの恋愛の話と英太侑子の話
それらが掲載された短編連作という1つの本が侑子英太に送った本の内容

一番気になる2人の話は

離れる決意と約束

ですね・・・

英太は進路に悩み・・・何がしたいかを考え・・・そして結論をだした。
その上で侑子を誘って2人きりでの大阪旅行へ・・・

何もしない・・・何もしない・・・

必死に自分に言い聞かせる事で自制していた英太はある意味凄いですけどね・・・
ホテルもツインだったし・・・押さえ切れなくてキスまではしちゃったけど・・・
それでも英太は一線を越える事はなかった・・・侑子が拒まなくても・・・

なぜならそうしてしまったら・・・離れる事ができなくなるから・・・

英太が決めた進路はアメリカに行くこと・・・そこで英語を学び
侑子の本を翻訳して世界中の人に見てもらう事。

この決意は英太が劣等感を抱いていた兄・景介すら羨ましいと思える決意であり
景介にそう言ってもらえた事も英太には自身になったかも。

でもその為には最低でも4年は・・・離れ離れになる
だからこそ一線を越えてしまえば決意が鈍る

ってのが真相だったみたい・・・

やりたい事 = 侑子の為になる事

しか思い浮かばなかったという英太の想いの強さも・・・凄いな・・・

侑子も話を聞かされた時は動揺し・・・悲しみ・・・涙を見せていたけど
その理由が自分のためだと聞かされ、このまま一緒にいても甘えてしまうからと
胸を張って彼女の隣にいるためだと聞かされ納得する事に。

でもそれまでの間は・・・ずっと一緒にいてという約束をして・・・

うーわー・・・これは・・・なんていったらいいか・・・

お互いどんだけ好きなんだよ・・・ってかこんだけ想いあってて
よく英太は同じ部屋で2人きりでいて自制できたな・・・って感じです。
それくらい覚悟が強いんだろうけど・・・それでも凄いな・・・

英太は留学する際に戻ったら・・・とある約束をして
アメリカに留学する前に語学学校に入るためにカナダへ行き
二人は離れ離れに・・・でも想いは・・・今まで以上に深くなった感じ。

約束の言葉はまさにお約束って感じですけど・・・

『大学卒業して、日本に戻ったら、さ・・・』

『結婚しよう』

うーん・・・王道だ・・・だがこの場面にはこれだよね・・・って言葉でもある
ちゃんと先も見据えているし・・・いい感じ

プロローグで離れ離れになったと提示し不安にさせ
本編でイチャイチャぶりと・・・離れ離れになった理由を描き
そしてエピローグでその後の2人を描く

なんか完全に乗せられた感じだけど・・・良かったです。

エピローグでの手紙から伝わる侑子が今感じている想い
それを英太がどう感じているか
そして2人の絆が今も確かである感じ・・・それを読んで凄く安心しましたしね。

やっぱりハッピーエンドですよね・・・

好きなシリーズだったので終わるのは残念なんですけど・・・
この終わり方では・・・文句のつけようがない・・・面白かった・・・それだけです。

最後に二文。

この作品の冒頭と終盤
そして侑子英太に送った新刊の冒頭と終わりに記されていた言葉

この言葉が誰に向けられたものなのかは・・・まぁ書くのは無粋ですね。

”私の一番大切な人に、この本を捧げます。”

”──出会ってくれて、ありがとう。”


にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
東雲侑子は全ての小説をあいしつづける (ファミ通文庫)東雲侑子は全ての小説を
あいしつづける
(ファミ通文庫)

(2012/05/30)
森橋ビンゴ

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

ノーゲーム・ノーライフ ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです

あらすじ

ニートでヒキコモリ、
だがネット上では都市伝説とまで囁かれる天才ゲーマー兄妹・空と白。

世界を「クソゲー」と呼ぶそんな二人は、
ある日“神”を名乗る少年に異世界へと召喚される。

そこは神により戦争が禁じられ、“全てがゲームで決まる”世界だった―そう、国境線さえも。

他種族に追い詰められ、最後の都市を残すのみの『人類種』。
空と白、二人のダメ人間兄妹は、異世界では『人類の救世主』となりえるのか?

―“さぁ、ゲームをはじめよう”。

感想

MF文庫Jの2012年4月の新刊
ちょっと遅くなりましたが感想をアップ

ちなみにこの作品・・・作家とイラスト・・・全部1人でやってます・・・
絵もかけるのに物語も・・・結構凄いですよね。

まぁ・・・漫画家はみんなそうなんですが・・・

さてこの作品なんですが・・・主人公2人はひきこもり&ニートです・・・

ってそんなレベルじゃねぇ!?

○ 空

18歳で無職、コミュ障、ゲーム廃人
得意なのは相手の手を読んで仕掛けるイカサマやブラフ

○ 白

11歳で不登校、友達いない、いじめられっこ
対人恐怖症、ゲーム廃人
得意なものはその天才的頭脳を生かしたゲームの知識や技術

----------------------------------------

駄目だ!?この兄妹!?

の方は絶世の美少女なんですけどね・・・兄であるとと二人でオンラインゲーム
延々と・・・徹夜で4日もプレイしてたりするくらいゲーム廃人

の方は生まれつき出来が悪く、それゆえに人の言葉や真意がわかり過ぎてしまい
の方は生まれつき頭が良すぎて、白髪赤眼で理解者がいなかった

両親にも見放されたまま他界され・・・生まれる世界を間違えたと・・・
現実の世界なんて攻略不可能なクソゲーだと思っていた2人

そんな2人が『神様』を名乗る存在によって全てが・・・国の国境や人の人生すら
ゲームで決まる世界・・・『盤上の世界・ディスボード』に召還される話

まさに・・・彼らが住まうべき世界!!

って感じの世界ですね・・・
2人が・・・が・・・『 』(くうはく)が組んでゲームをすれば決して負けない
そんな2人が全てがゲームで決まる世界に来たんですから・・・そりゃ強い・・・

ゲームといってもがやっていたオンラインゲームではなく
戦略性のあるものや、人間同士の駆け引きが必要なものなど色々・・・
だけどこの2人は・・・揃ってさえいれば『神』にすら勝利する2人

ゲームが得意なを心理戦が得意なが支えるという・・・
まさに2人で1人って感じでお互いを保管している感じ

実際に彼らが呼ばれたのは『神様』を名乗る存在からのメールで
その相手とチェスで勝負して勝ったからですしね・・・

2人は情報収集をし、さらにこの世界において『人類種』に残された最後の国で
国王を決めるゲームが行われているのを知り、
その過程で王族の血を引くステファニーと出会い、彼女がイカサマで負ける事を指摘

彼女はそれが気になって追いかけてきて・・・と勝負する事になり
は当然彼女に勝利・・・が彼女に望んだ事は・・・

俺に惚れろっ!

うわぁ・・・最悪だコイツ・・・そして抜けてる・・・
もっと直接効力のある事を言えばよかったのに惚れろ・・・ですからね。

って惚れた!?

強制力は凄いものらしく・・・これ以来、ステファニーを強く意識してしまう事に。
これは勝負に負けたせいだ・・・という意思はあるのに褒められたりやさしくされたり・・・
視線が自然とを追ってしまったりと・・・そこまで強制力がある模様・・・

まぁ・・・2人ともステファニーの屋敷で身だしなみを整えた結果
は美少女・・・も整った顔立ちだったんですけどね・・・

そんな状況下では今の王を決める為のゲームの穴を・・・
他の種族が介入して傀儡の王を建てる可能性を指摘し
勝利を重ねていたステファニーに勝った少女・・・クラミーにも後ろ盾がいる事を看破

『魔法』
が存在するけど、人間には察知する事ができないそれこそが
イカサマの種だと見破り、『魔法』そのものがどんなものなのかまったく知らないのに
ブラフで・・・こちらには対抗策があり、自分達にも後ろ盾がいる・・・
相手にそう思わせることで疑心暗鬼にし、それを付いてゲームを有利に進め

相手が用意したゲームでありながらも・・・ルールに乗っ取って・・・
今回の場合は自分の意思を持つ駒でやるチェスだったんですが
駒に・・・騎士や兵士の役割を持つ駒を説得するというとんでもない発想の元
ついには相手の女王に反乱を起こさせクラミーを困惑させ・・・

彼女に裏切り者は排除しなさいという非道な命令を出させる事で
王の駒に対する暗殺を誘発させて相手の王を倒して勝利

えっと・・・出来が悪い?天才じゃね、コイツ・・・

まさにデタラメです・・・発想の着眼点が凄まじいです・・・
相手が『魔法』を利用して有利な状況だったのに・・・相手が用意したゲームだったのに・・・
それでも相手の想定しないルール内のモノを使って勝利・・・半端ありません・・・

それ以外にもは十数分でこの世界で人類が使っている文字を習得
言葉は共通だったけど、文字は独特だったそれを十数分・・・天才です

でも出来が悪いとかかれているですらが習得してから
1時間ほどで習得できると言っていたので・・・十分天才だよね?
ゲームをやるのに必要だからと・・・現実でも6ヶ国語できたらしいし・・・
コイツが出来が悪いなら、世界の人のほとんどが・・・ねぇ?

ここまで来て・・・そして・・・2人で同時に王位に付き
世界中に宣戦布告する事で、逆に周りの国々を疑心暗鬼にして
その間に内政を整えるという段まで来るとステファニーに惚れない理由が
見当たらなくなるほど信頼してしまうように・・・

絶望的な状況から・・・ここまでされればね・・・

まぁステファニーの想いが本物になったとしても
にはが・・・血の繋がらない義妹である彼女がつねに付いていて・・・

常に一緒にいないとコミュ障&対人恐怖症でパニックになるがゆえに
が18歳になるまでは18禁的状況は禁止としている(妹同伴前提!?)

そんな状況下ではあと7年・・・と呟いていたから
明らかにに恋愛感情を抱いてますね・・・は気づいてないけど・・・
さて・・・こっちは今後どうなるかな?
楽しみです

王の仕事はゲームで勝つ事で2人にとっては天職のようなものだし
シュミレーションゲームの経験&現代の知識で内政でも
内務大臣たちに『人類史上最高の賢王』と讃えられるようになったし・・・
弱者だからこそ・・・勝てると宣言して国民も熱狂させた
さらにはこの世界の唯一神である2人をこの世界に呼んだ存在・・・
遊戯の神テトが現れ2人を賞賛

は彼の目的が自分自身に挑戦するチャレンジャーを・・・
唯一神の座を賭けて勝負するに相応しい相手を欲していて・・・
は・・・『 』(くうはく)はその候補に選ばれ
世界を制覇するという神への挑戦権を彼らなら取りに来て・・・
そして自分に挑んでくれると思ったみたい。

それ以外にもネットチェスで敗北した悔しさもあるから
リベンジを望んでいるってのもあるみたいだけどね・・・

それにしてもも・・・そしてテトも・・・
ゲームに関してどれだけ本気だよ!?ってくらいぶっ飛んでる・・・
ここまでかけられる事があるのは・・・それはそれで・・・凄いよな・・・

人類種も含めて16種いる種族・・・その別種族との直接対決は
次巻から始まるみたいで相手は『獣人種』『天翼種』

なんか予告のイラストを見る限りだとヒロインが増えるとしか思えないんだが・・・
これは楽しみ・・・特にどんな内容のゲームがどう勝つのかが楽しみ

最後に一文。

・・・『 』(くうはく)の2人と遊戯の神・テトのセリフ

異世界に呼ばれても動じず・・・それどころか適応した
そしてそんな2人だからこそ自分の相手になりえると呼んだテト

この3人・・・正直異常者と言ってもいい思考回路なんですけど・・・
だからこそ常識にとらわれないから強いって感じですね・・・

彼らはゲームに命賭けてる感じですからね・・・

という訳で3人の・・・再戦の約束のセリフになるのかな?

「「「・・・また、近いうちに。──今度は、チェス盤で」」」

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
ノーゲーム・ノーライフ1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです (MF文庫J)ノーゲーム・ノーライフ1
ゲーマー兄妹がファンタジー世界を
征服するそうです
(MF文庫J)

(2012/04/23)
榎宮祐

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

カレンダー(月別)
05 ≪│2012/06│≫ 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
FC2カウンター
カテゴリー
<< 全タイトルを表示 >>
最近の記事+コメント
最新トラックバック
その他
にほんブログ村 小説ブログへ にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
応援バナー
アオイハルノスベテ応援バナー02

BaseSon最新作『真・恋姫†英雄譚』応援中!

プロフィール

kenkenMk2

Author:kenkenMk2
FC2ブログへようこそ!

生活費を削ってでもライトノベルを買いあさる読書中毒者です。 リンクフリーです!
うりゅー
リンク
グリムス
その他
あわせ読みたい
RSSリンクの表示
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。