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さくら荘のペットな彼女 6

あらすじ

今年度限りでさくら荘がなくなる
―理事会の決定に納得できない俺たち寮生は、学内で撤回の署名活動を行うことに。

その最中、寮がなくなる本当の理由がましろにあることが分かる。
ましろが寮から出て行けば、さくら荘は存続するのだ。

だけど、それでいい訳ないだろ!?

必死に署名を集める俺たちだが、龍之介は「絶対に集まらない」と手伝わないし、
俺のゲーム企画の最終審査結果と七海のオーディション結果もついに発表になる。

そして近付く卒業式、
果たして俺たちは、美咲先輩と仁さんを笑顔で送り出すことは出来るのか―!?

変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメ、波乱必至の第6弾。

感想

さくら荘のペットな彼女の6巻

卒業式の話しだし、さくら荘そのもののピンチの話でもあるようなので
もしかして最終巻?って感じのあらすじでしたが
無事に・・・というかなんていうか・・・続くようなので安心

まぁましろとの関係とか全然定まっていないのでここで終わられても困るところでしたが。

さて・・・本編のほうは前回の最後に知らされた

『さくら荘が取り壊される』

という問題に住民達が抵抗するための行動を起こす・・というもの

ただし

空太のゲームの審議会
七海のオーディションの結果
美咲の卒業

というイベントが重なった上に

取り壊しの本当の理由がましろの才能

という事がわかったりと色々とギリギリの状況での抵抗になる事に。

さくら荘の・・・みんなの絆

なんていうか・・・今回の話は今まで以上にさくら荘の住人達の・・・
空太・ましろ・七海・美咲・仁・龍之介・千尋
7人の絆の強さがよくわかる話でした

まぁ千尋は唯一の大人として生徒達の意思を尊重する感じで見守っていましたけど。

さくら荘が取り壊される事になった原因は表向きは老朽化であったんだけど
龍之介が理事会の議事録をハッキングしてわかった本当の目的は別にあり
それがましろ・・・であるという事。

世界的に有名な画家である彼女が漫画なんて低俗なものを書き始めたのは
さくら荘に住んでいる影響であり、それがのちのち学校の評判に・・・

という大人達の勝手に考えた妄想が原因
なにより一番どうしようもないのは彼らがましろに直接確認したわけではなく
それなのに自分達がやろうとしている事が間違っていないと思っている感じの所。

せめて本人確認とかしろよ・・・大人なんだから・・・

その状況下でさくら荘を存続させるために生徒の3分の2の署名を集める事にする空太
ましろに責任を感じさせないためにも・・・と頑張るメンバー達

最初は合理的に・・・などと言って署名活動を断った龍之介
空太の言葉を聞いて合理的ではなく・・・感情の面でさくら荘がなくなるのは嫌だと
署名活動に協力してくれるようになり、

ましろましろでいつも通りあまり表情を変えない様子ではありながらも
いつも以上に真剣に署名活動に参加して署名を集めていた

こういう風に一致団結していくって展開は王道だけど・・・やっぱりいい感じ
なんだかんだ言いながらもみんなさくら荘を大事に思っている・・・そんな感じがよかった

そんな感じでさくら荘のメンバーが団結していく中で
でも悪い事には悪い事が重なっていくという展開に・・・

七海は最後のチャンスであったオーディションに不合格
それでもましろや、そしてさくら荘の為に悲しみをこらえて署名活動
だけど署名活動が芳しくなく、最終的に署名活動最終日には
授業中に涙が止まらなくなり、色々と精神的に限界を迎えてしまう事に。

空太はタイトル審議会まで進んだ自分のゲーム企画が不合格
しかもその理由が『より利益がでそうな同じジャンルのゲーム』があった為
という今までと違い自分ではどうにもならない部分が理由の挫折

オイオイ・・・どこまで追い詰めるんだよ・・・

特に七海に関しては描写的にかなり危険な域にまで精神的ダメージを受けていた感じ。
目に何も映ってない・・・とかどんだけ無理を重ねてんだよ・・・って感じ

空太はようやく自分がやりたい事に関しての努力が報われてきた矢先のできごとで
さらに対処法が思いつかないという状況ではあったけど

それ以上に家をでて、自分で生活費を稼ぎ、
2年間頑張ってきた努力が全部駄目になった七海は確かに・・・キツイなぁ・・・

この状況下で唯一よかったと思える事は空太が企画が駄目だった事で
努力が報われなかった時のショックを改めて受けたおかげで
七海に無理をさせているという事に改めて考えが言った事で
彼が七海を慰める切欠になったって事かな?

これで空太が未来は順風満帆・・・って感じだったら・・・
慰めるに慰められなかっただろうし・・・

でも2人とも署名活動とそれによる心労、さらに挫折が重なって
署名最終日・・・卒業式前日の活動はダウン
結局、さくら荘尊属のために必要な数の署名は集まることなく
美咲・・・2人のさくら荘住人も参加する卒業式の日を迎える事に・・・

ましろの成長

もう署名活動をする時間がなく、そしてそれではさくら荘は無くなってしまう・・・
そしてその原因が自分にあると知っていたましろ

彼女は七海が空元気で署名活動をしているのに気づいて優しくしたり
空太に胸が痛いと相談したりと彼女なりに思うところがあったみたいだけど
これ以上どうしようもない・・・その状況下で選んだのはさくら荘を出て行くこと。

自分がいなくなればさくら荘は無くならない・・・ただそれだけを考えて
ずっと書いていた・・・さくら荘とその住人達の・・・自分だけいないその絵を残して
卒業式当日にさくら荘から姿を消す・・・

まぁもちろん姿を消したといっても自分だけではろくに移動も出来ない為に
卒業式に参加する美咲の2人以外で手分けして探し
空太が駅のホームで発見した彼女は・・・

表情を変えず・・・でもただただ涙を流していた・・・

なんていうか・・・感慨深いというかなんていうか・・・
比較的情動が薄い感じのましろが涙をポロポロ流しているというのは
決していいことでないけど・・・それでも彼女の心が成長した証であると思える。

そもそもみんなの為に、さくら荘の為に自分が・・・という考え方自体が
当初の彼女からすれば考えられない行動であり。
だからこそ彼女がどれだけさくら荘を大切に思っているかがわかって良かった。

頭では自分がでていけば・・・と考えつつも『行きたくない』という思いが消えず
電車に乗れなかったましろ
それでも自分を責め、自分が悪いと言う彼女だったけど
後から駆けつけた七海の言葉と感謝、そして空太の言葉でようやく吹っ切れ
みんなと一緒に卒業式へ・・・

そして・・・

美咲・・・あんた最高だ!

やっぱりというかなんていうか・・・やってくれました・・・
膠着した状況とか常識的な行動とか・・・一切考えずにひっくり返す・・・
それがこの人・・・美咲先輩

先輩らしく・・・最後の最後にやらかしてくれました・・・
学年主席として答辞を読む場面で自分がどんな気持ちで入学し
どういう夢を持って過ごして来たか、
そして自分にとってさくら荘とそこに住むみんながどれだけ大事なのかを語り
最後にさくら荘の現状を話す事で生徒達の心を自分達に惹き付け
さらにそれに協力するようにが教師側の落ち度を指摘したり
の友人である前生徒会長の総一郎が自分達の・・・さくら荘の住人に対する想い
常識に縛られず楽しそうに過ごす彼らが羨ましいと感じていた事を告げ
それに同調して美咲への感謝を告げた空太七海
壇上の美咲を取り押さえようと動いた教師達に対する周りの不信感を龍之介が指摘
教師達が手を出せないましろも自分の思いを・・・『さくら荘が好き』という気持ちを告げ
最後は千尋が署名ではなく生徒達の総意をここで集計しようと校長に進言するという・・・
さくら荘メンバー+αの超連携プレイが炸裂・・・結果は言うまでもない事に。

そりゃこの状況だったら生徒達はみんなさくら荘側の味方するよな・・・
美咲さくら荘の事についても語ったけど生徒同士の交流は普通の寮でもあるし
それぞれが思い出を持っている・・・それを一方的に教師サイドが潰そうとしていて
さらに卒業式という感傷的になるイベントの最中・・・
教師側は教師側で力で空太達を取り押さえたりするという・・・ちょっとマテ的な対応
学校側が勝てるわけがなかったですね・・・

そこまで考えて保険として手を打っていたとか流石・・・って感じです。

最後の最後・・・さくら荘を救ったのはさくら荘を去る事になる卒業生の2人だったってのが
2人のさくら荘への思いの強さを物語っている感じがしてとても良かった。

っていうかみんな本当にさくら荘好きだな・・・

エピローグではなんていうかいつも通りの・・・だけど少し成長した彼らの姿が見られた感じ。

みんなで騒ぎ、そして一緒に写真を取ったりと騒がしいさくら荘
でも別れの日は近づいて・・・

は大阪に旅たつ前に不安がる美咲にかつて彼女から渡された婚姻届を託し
4年後に・・・大学を卒業したらだしに行こうと約束して大阪へ

なんていうか・・・・色々と吹っ切れて大人になった感じの
この人はこの人で・・・美咲について色々と吹っ切れた時に一気に安定しましたよね。
今回も終始、冷静に行動していた感じで・・・

次が七海
無理をしていた事を空太に言われて思いっきり悲しみ
だけど時間がたって前以上に声優という仕事に対する意欲がわいたので
また頑張るという決意をした彼女

千尋からこの2年は無駄でないと・・・得たものはちゃんとあると言われ
そしてそれ以上に自分の問題・・・親の反対にきちんと向きあえと言われ
今度は親の許可を得て再び声優の道を目指すと決意
まぁこれはどうなるかわかりませんけど・・・多分大丈夫だろうなぁ・・・

結局、空太への告白は不合格だったのでせずじまい
だけど写真を撮るときに空太の袖をちゃっかり握っていたり、と想いは変わらぬ様子

ある意味で色々な事を空太と共有できるのは彼女ですからね・・・どうなる事か・・・

そしてましろは・・・まぁいつも通り
漫画についてもキャラ同士の心の機微がわかるようになったりと成長が見られ
ただ突き進むのみって感じ・・・

でもその姿に空太はなにをするにしても自分との戦いが終わった後は
競争相手との戦いが待っており、それが終わっても再び自分との・・・
という感じで自分が目指そうとしている世界の大変さと
今まではまったくわからなかった彼女が見ている世界との差を
体感できるくらいにまではなった様子なのでこれはこれでいい感じ

空太は企画だけでなく自身で実際にゲームを作り、プレイしてもらおうという
新たな試みにもチャレンジするみたいだし先が楽しみ

ただ色々と聡くなった影響なのか写真の七海の行動(空太の袖をつかんでいる)を
ずっと気にして最後の最後でようやくその理由に・・・七海が自分と同じであると
彼女が空太の事が好きであるという事に気づいた模様

まぁ・・・聡くなってって言っても・・・見てれば誰でもわかるような事が
ようやく長々と考えてわかるようになったんですが・・・それでも成長したよね・・・

これを知った上でのましろの今後の対応なんかも気になるところ
ただし今回の一件でましろ七海の友情はかなり強固に結びついた感じなので
それがどう影響するかも気になるところです。

そして最後は・・・美咲

付属の大学だから会おうと思えばいつでも会える・・・と言い残して
いつも通り元気に去っていった彼女。

それでも今までどおりには・・・会おうと思わないと会えないと寂しさを感じていた一堂
でも・・・やっぱり・・・予想とかそういうのを超えて動くのが彼女・・・

『お隣に引っ越してきた三鷹 美咲です。』

そう来たかーー!?

ああ・・・うん・・・これなら寂しくないよね・・・普通にお腹すいたってさくら荘に突入していったし・・・
でもさらっと家を・・・一軒家を購入・・・
しかもアニメを製作するためのスタジオ付きという・・・いったいいくらだよ・・・という立派なもの
そして何より凄いのは表札が『三鷹』・・・つまりのものであり、
自身もすでに三鷹姓を名乗っているところ。

どうやら渡された婚姻届は無くしたら嫌だからとさっさと市役所に提出してしまった模様
流石にそれを知らされたは言葉もなかったらしい・・・

そりゃ4年後に・・・って覚悟してたらいつのまにか結婚していた事になり
その奥さんは自腹で一軒家を購入・・・そりゃ言葉もでないわな・・・

結局あれですね・・・最強はこの人なのかもしれない・・・
誰一人その行動を測れない脅威の存在・・・それが美咲先輩・・・

いやぁ・・・でも格好いいなこの人・・・
4・5巻でテンション下がっていた反動+との両想いが判明で
色々とタガが外れてしまっている感じもあるけど・・・元気いっぱいでいい感じ

次からは空太達の最後の1年・・・3年生編に突入
どんな展開になっていくのか楽しみだ。

あとがきによると次は・・・春かな?
発売するらしいドラマCDの方も気になるし・・・まだまだ続くと嬉しいな・・・

最後に2文

今回は1つに絞れなかったので2つで・・・

1つはましろのセリフ

さくら荘を出て行こうとした彼女に空太が建物そのものが大事なのではなく
そこにましろを含めたみんながいるからこそさくら荘・・・
そう彼女に伝えた時に彼女が理解して言葉にした事。

なんていうか・・・メンバーの絆というか・・・そういうのがわかるセリフ
ましろ自身も『ああ、そうなのか・・・』と納得した感じが良かったので・・・

「うん・・・さくら荘は、みんながいるからさくら荘。
 みんながさくら荘」


2つめは美咲の卒業式でのセリフ

友達を作るためにこの学園にやってきて・・・
そして一般寮を追い出されてさくら荘に来て、最初は千尋と2人で寂しかった
だからこそ寮の部屋が埋まり、楽しい生活を夢見た美咲
それが龍之介空太ましろ七海と増えて部屋を全て埋め
みんなで一緒に楽しく過ごせた。

それは彼女にとって本当に幸せな時間であり
だからこそこの言葉は彼女のなんの偽りもない仲間達への感謝の言葉

「今日まで一緒にいてくれてありがとう!
 ありがとうよりも、ありがとう」


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