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アンチリテラルの数秘術師(アルケニスト) 4

あらすじ

東京内戦の跡地に肝だめしにやって来た俺たちは、“零”の災厄の数、カラスと出会う。
彼を見て、安藤照子さん―アンデレは動揺していた。

その晩、俺の家を突然訪ねてくるアンデレ。

「・・・一緒に行ってくれたら、1つだけ何でも言う事聞くって言った・・・?」

アンデレは俺が向かった地下には、あるはずのない電車が走っていた。
中から現れたのは執行官ディエゴと、雪名。

「誠一君は、どうしてアンデレさんと一緒に来たのかな?」

なぜかモジモジする雪名と共に、俺は地下奥深くである秘密を手に入れる―。

“数”の異能力バトル、第4弾開幕。

感想

アンチリテラルの数秘術師の4巻

今回は色々な事情を誠一が・・・そして雪名が知る事になる話でした。

流れとしては弘樹が主催した肝試しに旅行の時のメンバー・・・
なぜか弘樹に誘われてきたアンデレも含めたメンバーが集まり開催

そこで『背徳の救世団(クリフォト)』のメンバーである殺刺と遭遇
憲剛が怪我を負い、加苗が気絶・・・そしてさらにアンデレの宿敵・・・
前任の執行官アンデレを殺害した教団殺し』・・・『カラス』も登場して
ピンチに陥るけど、彼らを追っていた執行官ディエゴを現れて助けてもらう事に

なんか今回は日常から一気にきな臭い状態に飛んだ感じです
今までは日常の裏でじわじわと・・・とか
気づかなかったけどいつのまにか・・・って感じが多かったので
いきなりでしたね。

そして敵の事を知り・・・そして事件から外されたアンデレの頼みで
一緒に『背徳の救世団(クリフォト)』が狙う『ロムルスの槍』を守る事に

だけど向かった先ではディエゴと・・・そして雪名と遭遇
4人で行動する事に・・・

アンデレがやっぱり他の執行官と違ってかなり人間味があって
普通の女の子っぽい面が良い感じだったり、
雪名の態度(詳しくは後半で)がちょっと面白かったり・・・いい感じ

それ以上に誠一自身が調査に向かった先に・・・かつて『東京内戦』の原因となった地に
雪名が育った地に・・・そして今まで得た情報や刑事である杏子の話す『先輩』が姿を消した地
誠一自身がおそらく父であるではないかと推測する彼が最後に訪れた地に行く事を
望んでいたのでようやく・・・って感じでした。

そしてそこで再び殺刺『カラス』に襲われ
誠一雪名は他の2人とはぐれ、雪名が暮らしていたという施設に・・・
現実とは異なる次元に存在する空間で色々な事実を知る事に・・・

誠一の父、戦争の原因となりうる『ロムルスの槍』を破壊するために侵入した事
再び実験を再開させないために研究者を・・・雪名の父や母を殺す覚悟をしていた事
それが奥さんを彼らの実験によって失った復讐である事も理解していた事
そしてなにより・・・残す事になる息子と娘の・・・誠一愛架を愛していた事

これらを彼が残したデジタルレコーダーで聞き、誠一は父の意思を知る事に。

ようやく・・・って感じですけど・・・格好良い親父だな・・・

自分がやろうとしている事が絶対に正しいとは思っていなかった
それでも・・・大勢の人が犠牲になりかねない要因を取り除こうとした
たとえそこに私心が・・・復讐心が混ざっていたとしても
そしてこの人は最終的に仇の娘を・・・雪名を自分の妻が材料となって作られた
『変革の石(アルベド)』を使ってまで助けた

最後まで一線を越える事がなかった・・・そんな人なんだと思う
やっぱり格好いいよね・・・
杏子によると誠一は彼に似ているらしいから・・・さすが父子だ・・・

この展開なら誠一雪名を恨むって展開にはならなそうだし一安心
あとは雪名が自分を助けた相手こそが誠一の父、であると気づくか・・・だな・・・

自分が、そして両親が誠一の両親の死に関わっているとか
思いっきり気にしそうだけど・・・今回のレコーダーの内容だと
直接的な内容はわからなかったので雪名はショックを受けていない感じ。

誠一の母親が『変革の石(アルベド)』の材料にされた事とか
それが今、自分を『災厄の数(アルヘスト)』にしているとか
が・・・誠一の父が自分を助けて死んだこと・・・

これらを知った時の雪名の反応がちょっと怖いですね・・・
ただでさえちょっと自虐ぎみな娘ですから・・・

そしてもう一方はアンデレの話

『カラス』アンデレにとって先代の『アンデレ』に引き取られた孤児同士の・・・
兄妹ともいえる家族だった・・・だけど『人殺しの天才(パーフェクト・マーダー)』と呼ばれた彼は
教会のほかの子供達を殺し、そして『災厄の数(アルヘスト)』として覚醒した彼を殺そうとした
先代の『アンデレ』も殺害した事がわかるんだけど・・・

誠一愛架とは別のもう一つの兄妹・・・でも哀しい・・・

『カラス』にとって教会での生活は・・・アンデレ・・・本名はリズという少女とのひと時は
笑みを浮かべるくらい大事なものだったようだけど、彼が教会に来る前の所業・・・
戦場での圧倒的な殺戮の中には教会にいた他の子供達の家族も含まれていて
彼はその復讐にあい応戦・・・という形だった模様

アンデレアンデレで先代の遺言を・・・『彼女だけはカラスを許してあげろ』という言葉と
自分自身の彼を慕う・・・兄を慕う気持ちを抱えたまま・・・
そして何よりも彼が・・・『零』『災厄の数(アルヘスト)』である彼が『零』になりたがっているとわかるからこそ
彼を殺そうとし、そしてそれが無理だとわかれば殺される事を受け入れようとした・・・

敵味方に分かれて・・・憎しみと愛情の二重背反を持ちながらも・・・
やっぱりこの2人の間にはまだ絆が残っている感じがあって逆に哀しい感じだった。

『カラス』も最後まで意味がないからと言って、
彼女が立ちふさがらないなら逃がそうとしていたし・・・なんとかならんもんかね・・・

何気に誠一がそこに割って入って説教かましたあげく、アンデレを身を挺して守ったりしたせいで
彼女との間にフラグが立ってしまったあげく、『カラス』に心臓を貫かれる誠一

フラグも立った・・・そして主人公・・・ついに覚醒!

『ロムルスの槍』によって貫かれた事が関係あるのか
そしてこの巻の序盤から誠一が感じていた自身の身体能力の異常な向上

これらが全て収束し覚醒に至った感じ・・・
まぁこの彼の覚醒すら『背徳の救世団(クリフォト)』の目的であり
『ロムルスの槍』or『誠一の覚醒』というのが今回の作戦だったらしいので
敵の目的は果たされてしまっているともいえる状況みたいだから
安易に喜ぶべき事態ではないんでしょうけどね・・・

ア ン チ リ テ ラ ル
法 則 無 視

今までの誠一『数の支配を打ち破るもの(アンチリテラル)』と呼ばれ
実質的な力ではなく意思で・・・他者が強いる数の支配を打ち破るって感じだった
でも今回彼が覚醒したのは同じ呼び方でもまったく意味が違う

この世の数の法則・・・それから完全に解き放たれ自由な存在

『カラス』の・・・殺刺を瞬殺したディエゴすら圧倒した『零』の能力・・・
全ての数を『零』にして心拍数を止めたり、体温を無くしたりする能力も
全てその前では無意味となる・・・

この世界設定の中の異能者達にとっては天敵というかどうしようもないというか・・・
トンでもない能力を発揮してました・・・

まぁ本人の意識はトンでましたけどね・・・

誠一が気を失っているときに聞いたの言葉・・・人で在り続けろという言葉・・・
なにかしらの代償とか副作用とかがありそうで怖いですね・・・
ってかない方が逆に不自然なくらいの能力ですしね・・・
これについては今後どうなるかかなり気になるところ。

何気に『カラス』をかなり追い詰めた結果、彼に『自分を『零』にしてくれる最強の敵』
って認識されてたので今後は彼からも色々と強烈なアプローチを受けそうな予感
アプローチといっても殺す殺される的なアレですけどね・・・

今回は本当に色々な事実をキャラクター達が知り、
さらに暗躍していた敵が本格的に動き始め・・・
それ以上にさらなる伏線が増えたって感じでした・・・

さて・・・そしてここからは本筋とは関係ないんですが・・・
雪名が・・・雪名が・・・

なんかめっちゃ可愛いかった!?

ようやくというか・・・なんていうか・・・自分の誠一に対する気持ちがどういうものなのかを
感づき始めたせいなのか誠一が話しかけたらパニックにおちいったり
誠一が他の女の子と一緒にいるのをみると剥れたり問いただして嫉妬したりと・・・
なんかえらく初々しい反応が・・・そこまで純粋培養だったか・・・雪名・・・

なんていうか雪名誠一への想いは順調に成長しているようで良い感じ
やっぱり本を読むことで手に入る知識ではなく
こういう実践が大切な感情の部分はどれだけ博識になっても
どうにもならんもんなんだな・・・

誠一誠一で彼女を守れるように、そして彼女の不死の事についても考えていて
なんやかんやでこの2人は相思相愛なんだろうね・・・
まぁ2人とも告白とかはっきりした訳じゃないから・・・どうなるかわからないけど・・・

何気に誠一の妹である愛架が結構本気で兄である誠一の事が好きっぽかったり
クラスメイトで雪名と一番仲がいい加苗誠一に想いを寄せている感じがあるので
こっち方面はまだまだ波乱がありそう・・・

何気に今回の一件で誠一アンデレと思いっきりフラグを立ててしまったので
彼女もヒロイン候補だし・・・一体どうなるんだろうね・・・

今回登場した大き目の伏線・・・

誠一自身の・・・『法則無視(アンチリテラル)』としての覚醒
『背徳の救世団(クリフォト)』の暗躍と狙い
教団執行官『観察』の執行を行うマティアが最後に言った言葉の意味

他にも伏線が張られているので次回も楽しみだ。

最後に一文。

誠一アンデレに言ったセリフ

目的のためなら妹ともいえるアンデレさえ殺そうとした
『カラス』に怒り心頭の誠一

同じ妹を持つ身として・・・そしてかなりのシスコンであるがゆえに
兄が妹を害そうとする・・・それは許しがたい行動だったんでしょうね・・・

それに泣いている奴には助けが必要なんだという彼の考え・・・

なんていうかこう・・・は一緒にいてやれなくてすまないって謝っていたけど
正義感とか家族を大事にする心とか・・・本当に大事な部分は
父から子へ・・・ちゃんと伝わってるんだなぁ・・・と感じたのでこのセリフで・・・

まぁ・・・目の前で男の子にこんな事されたらどうなのよ・・・って感じの
シーンでもありましたけどね・・・いや、惚れるって・・・コレ・・・

「お前・・・泣いてるじゃないか」

「泣いてる奴には、助けが必要なんだ。
 小学生にだってわかるだろ。」


「泣いてる奴は、必ず救われなきゃいけないんだよ!」

「ゴチャゴチャ理屈こねてまで死のうとするな!
 良いから黙って、お前は俺の後ろにいろ!
 妹を泣かせるようなクソ野郎なんかに、
 俺は絶対に負けないからな!」


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No title

今回のアンチリテラルの数秘術師面白かったですね
やっと主人公が覚醒しましたし、今後の展開に期待ですね♪

25日には101番目の百物語、機巧少女、魔弾の王と戦姫がでます
楽しみです(とくに機巧少女が・・・

No title

すみませんまだ読んでないんですが訂正だけ…
「アルケニスト」です。錬金術師違います。

流浪さん、MFは今月22だと思いますよ?
機巧少女、アリア、戦姫、百物語、創楽譜、オーバーイメージ、キャットテイル…赤字確定です。

Re: No title

コメントありがとうございます

> 今回のアンチリテラルの数秘術師面白かったですね
> やっと主人公が覚醒しましたし、今後の展開に期待ですね♪

同意。
なんか無敵っぽいけど・・・それをあっさり覆されそうで怖い・・・

> 25日には101番目の百物語、機巧少女、魔弾の王と戦姫がでます
> 楽しみです(とくに機巧少女が・・・

いやぁ・・・ぶっちゃけどれから読むか悩みどころですよ・・・

Re: No title

コメント&指摘ありがとうございます

> すみませんまだ読んでないんですが訂正だけ…
> 「アルケニスト」です。錬金術師違います。

ええ、そうですね・・・普通に誤字です・・・orz
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