スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

黒の夜刀神 1.キミのために僕ができること

あらすじ

「シラキ、仕事か?お前出席日数危ないんじゃなかったか?」

ストーンリバー学園に通う白毀廻は、悩んでいた。

今日も伝聞社イーストウッド社から仕事を押しつけられ、
授業を欠席しなければならない事態に陥っていたのだ。

断ればいいだけの話だが、ヘタレな彼には到底無理な話。
仕方なく仕事に出かけたのだが、そこで昔なじみの少女・月皎柊と運命の再会をする。

美しく成長した柊にドキドキのカイ。
しかし彼女は“契約者”たちに狙われていた。

ピンチの少女を救うため、少年は勇気を奮い立たせる!
異能者たちが暗躍する大陸を舞台に繰り広げられる、ボーイ・ミーツ・ガール・アドベンチャー開幕!

感想

富士見ファンタジア文庫の12月の新刊
『影執事マルク』シリーズの作者さんの新シリーズ

前シリーズとは同じ世界の話であるんだけどあとがきによると
世界観が(片方では精霊の存在が信じられ、片方では存在が否定されている)違う

まぁそんな事は置いておいて・・・とりあえず・・・

カナメキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

ええ、はい・・・『影執事マルク』シリーズのもう1人のヒロインと言ってもいいキャラ
私が一番お気に入りだったキャラ・・・それが彼女

この物語は前作と同じ世界だけど時系列的には過去になり
まだ彼女が契約者・・・『東方不敗』として・・・『契約者狩り』として生きていた頃の話。

代価である『体の液状化』の影響を抑えるための髪の毛を織り込んだ呪布を体中に巻いていた頃
『影執事マルク』でちらっと語られたジェノバとの戦いと彼女の左目を斬った顛末
そして後半で登場したカナメの知り合いであるシュウ・・・

彼女こそがこの物語のヒロインとなる少女・であり、
そしてこの1巻の出来事がカナメの出会いの話だったと言う事に

こういう繋げ方は大好きだ!!

そしてなによりタイトルが発表された時から期待していた事・・・
マルクシリーズの時間軸でその代で最強と噂される四人の契約者『四強』

『黒衣』:マルク
『東方不敗』:カナメ
『凰』:アイシャ


とその内の3人が仲間という凄まじいパワーバランスをしていた前作で
唯一登場しなかった最後の一人・・・『最恐』とも呼ばれた契約者・・・それが『夜刀神』

そしてタイトルにその名がある・・・という事でこの物語ではその契約者『夜刀神』
すでにこの時から『四強』に列せられていた彼・・・白毀 廻が主人公となる物語

基本的にヘタレでビビりな彼が久しぶりに・・・しかも異国の地で幼馴染であると再会し
そして彼女が追われ、脅かされている事を知り怖がりながらも・・・彼女の為に頑張ろうとする

その過程で彼女を捕らえようと追ってきた契約者・・・カナメジェノバ、リチャードなどと出会い
胸を貫かれたり、ビビッたり・・・とお前本当に『夜刀神』か?って感じで進んでいきます。

彼は苦学生で通う学園はイーストウッド社という伝聞社が経営していて
その手伝いをする事で生活費を賄っていて、臆病なのに色々な事に巻き込まれている模様
マフィアの溜まり場に放り込まれて泣きだし、マフィア達になぐさめられるという事すらあった模様

ヘタレ・・・というか驚異的なまでの臆病・・・それが彼

だけどそんな彼がの為に・・・かつて人形師の家系であるの家・・・月皎家
の・・・月皎家の分家で格闘技を伝承する白毀家との交流戦で出会い
一度も勝てなかったに・・・いつしか魅せられていた彼女の為に頑張る事に。

まぁ途中、目覚めたら肉体が人形化したうえに契約者・・・
しかも『マルクシリーズ』では最強の精霊として登場した『アルス・マグナ』契約者になっており
対峙する契約者の能力をそのまま模倣する力を持っていた
を傷つけた事で彼女と交戦する事になったけど、戦いの中で何か感じる事があったのか
和解したカナメが協力してくれていたのでの出番はぶっちゃけなくね?
って感じで

オイオイ主人公・・・頑張れよ!

と言いたくなりますね。

でもやっぱり主人公は伊達じゃない・・・という事に・・・
巻き込まれ、を襲った自動人形を見て勝手に動く人形は気持ち悪いと
ある意味で同じ境遇の彼女に言って傷つけてしまい、頑張ろうにも臆病なために覚悟しきれない
でも最近仲良くなった留学生のイーシャの励ましと言葉から自分ができる事に気づき
そこから一気に・・・・そこから一気に・・・

って真っ黒だー!?コイツ・・・真っ黒だー!?

駄目だ!コイツ・・・頑張っちゃ駄目だ!?

イーシャから

『これ以上進むと”破滅するとわかっていたから”引き換えしたんでしょ?』

と言われ自分が”破滅する事に気づいていた”・・・という事実に改めて気づき、
そこから自分が嫌な事を・・・最悪の事態をつねに想像するような臆病者で
だからこそ考え付く事が・・・という発想に至ったわけなんですが・・・真っ黒でした・・・

自分に起きたら嫌な事・・・を臆病であるがゆえに常に想像し妄想してしまう彼
そんな彼だからこそ他者が・・・他人がされたら最悪な事・・・に気づく事ができ
そしてを守るために・・・彼女を害する相手にそれを適用しようとする事に対しての
良心の呵責とかは一切ない・・・思わず周りがもう許してあげて・・・と言いたくなる位の
鬼畜で外道で致命的な一撃を相手の精神に負わせようとします・・・

どんな主人公だ!?

そして臆病でヘタレなんだけどどうやら彼は白毀家において・・・
朝廷に仇なすものに対して人の形を模した人形を操る事で抑止力となっていた月皎にたいし
それでもなお抵抗するものを直接粛清する役割をもった白毀において
歴代最高傑作と呼ばれ恐れられたほどの才能を持っていたらしく実はかなり強い

月皎家が人形としての・・・夜刀神を生み出す家系なら
白毀家は自身を鍛える・・・白毀式<夜刀神>という古流格闘術を修める家系

どちらも『夜刀神』であるけど・・・『夜刀神使い』であって
は自身がそれを使う・・・という事で彼こそが『夜刀神』という事らしい。

の持つ、一族のものでも持っているものがほとんどいないと言われる月帝眼を・・・
時間が鈍化した世界に術者を至らせるその能力を使わなければ勝てなかったと言わしめた
の本当の力・・・さらに契約者・・・『夜刀神』としての・・・『朱砂皇』の力が加わって
とんでもない事に・・・

固有振動数の共振による崩壊・・・一撃必殺。能力にも効きます

なんじゃそりゃ・・・ってくらいに反則な能力です・・・
全てを液化して能力も封じる事が出来るカナメですけどの場合は
相手のその能力に直接ダメージを与えて契約者にもダメージを与える
より攻撃性が高い能力

基本は『音』なんですけどそれをきちんと使いこなして戦闘に生かしていて
さらに元々肉体の性能を規格外だからトンでもない事に・・・

カナメの能力無力化でを守ってもらいながらを追っていて自動人形達を破壊
雑念を捨てるために付けていた仮面を取られる事になっても
今回の戦いではカナメが守ってくれると信じていたからこそ戦い続け
相手を撤退に追い込むことに・・・

の臆病はその能力を得てしまったから・・・全てを破壊できる『音』の能力
そしてそれを利用する事で見える相手の脆い部分と
それを確実に破壊するための能力を持っている自分の肉体
ありとあらゆるものを破壊できてしまう・・・だからこそは臆病になった
確かに・・・何を壊してしまうかわからないなら・・・怖くもなるわな・・・

まぁ根っこの部分から臆病になってしまっているらしく今回は勇気をだして戦ったけど
最終的に気絶・・・彼の『最怖』の由来は自身の臆病さから来ていた模様

今回の一件も・・・そして噂される『夜刀神』の行動も全部恐怖が限界突破して
キレてしまったがゆえの行動だったみたいで安定はしていないみたいだけどね・・・

こういう・・・強いけどどこか抜けてる・・・マルクとも通じるところがある
なかなかいい感じの主人公です。

俺なんかが力任せに暴れても・・・とか何の力もない・・・とか
自動人形の顔を掴んで股間部分までそのまま押しつぶした奴がいうセリフじゃないような事や

相手の研究成果を相手以上の才能を持つ人間に・・・
しかも標的として襲っていた相手に奪われればきっと心が折れて
もう二度と襲ってこないからそうしよう・・・という発想を実行に移しちゃう黒さとか

色々と笑わせてくれるようなトンでもさがありますね。
まぁマルクとは違って色々と駄目駄目ですけど・・・

マルクシリーズの方では『四強』の一角ではあったけど登場しなかった
彼が今後どういう道をたどっていくのか・・・そしては・・・と先がとても気になるシリーズ
続きもとても楽しみ

2年前に白毀家に起こったなにかしらの事件
イーシャを人形の体にした彼女の兄・志刃と繋がりがあるっぽい事
イーシャがこの時点での四強の1人・・・『朧』であるらしい事
イーシャが何だかんだ言いながらもを意識してるっぽい事
の体内にあた鏡とその中に写っていた彼女の肉体の事
志刃の目的との体の事
人形であるゆえに感情が生身だった頃の模倣であるの今後
そしての未だにわからない代価

色々と伏線もあるし・・・次が本当に楽しみだ・・・

カナメジェノバの因縁の話は消化されたし
カナメは今回の話で分かれた後、おそらくマルクシリーズで再会するまでとは会ってない
だからおそらく再登場はないっぽいけど・・・そこは残念

それと凄く気になるところなんだが・・・イラストレーターが違うと同じキャラでもこんなに違うんだな・・・
マルクシリーズでは小柄で美少女・・・って感じだったカナメだけど
このシリーズではすらっとしていてでるとこがでていて・・・美人って感じ

マルクは彼女を振ったのか・・・そうか・・・・・・爆発しろてめぇ!って感じです。

カナメジェノバ以外にも関係するキャラが登場するのかとか・・・色々な期待もできそう

ちなみに・・・ヴィジュアルを見た時から思っていたんですけど
作者本人がそう思っているのを知ってさらに気になった事・・・

『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』の主人公の黒にそっくりだよね・・・
『夜刀神』モードのって・・・

あとは恋愛面・・・はなんだかんだで昔から意識しあっていて
の方はずっと惚れていたっぽいけど、柊は今回の一件でフラグが立った感じ。
ただし生身だった頃に未経験だった感情は人形の体としては誤作動と認識されるらしく
テレながら手からに銃弾を発射してたのには笑った・・・

をテレさせるたびに殺されかけるんじゃないか・・・コレ・・・

最後に一文。

と・・・そしての言葉

自己暗示によって集中するための言葉らしいけど
さすが本家と分家・・・似た感じの言葉なんですね・・・

なんとなくよかったのでコレで・・・

月と夜はお互いの家の事を示してるのかな?

の真っ黒外道発想の部分でもよかったんですけど・・・あれはちょっとひどいからね・・・
                               やとのかみ
「──我は月──夜を束ねし <夜刀神> ──」
                             やとのかみ
「──我は夜──月に傅く <夜刀神> ──」

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
黒の夜刀神  1.キミのために僕ができること (富士見ファンタジア文庫)黒の夜刀神
1.キミのために僕ができること
(富士見ファンタジア文庫)

(2011/12/20)
手島 史詞

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

カレンダー(月別)
06 ≪│2017/07│≫ 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
FC2カウンター
カテゴリー
<< 全タイトルを表示 >>
最近の記事+コメント
最新トラックバック
その他
にほんブログ村 小説ブログへ にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
応援バナー
アオイハルノスベテ応援バナー02

BaseSon最新作『真・恋姫†英雄譚』応援中!

プロフィール

kenkenMk2

Author:kenkenMk2
FC2ブログへようこそ!

生活費を削ってでもライトノベルを買いあさる読書中毒者です。 リンクフリーです!
うりゅー
リンク
グリムス
その他
あわせ読みたい
RSSリンクの表示
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。