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@HOME 2 妹といちゃいちゃしたらダメですか?

あらすじ

倉須芽々子。
高校一年生、十六歳。

血の繋がらない七人きょうだいの寄せ集めであるわれらが倉須家の三女は、
きょうだいたちにココロもカラダもべったりな家族依存症。

だけどこの家に来たばかりの僕などはその病理―
つまりは無防備さと過剰な肉体的接触に翻弄されっぱなしだし、彼女の友人たちの中には、
新参の兄貴である僕に警戒心を露わにしちゃってる娘などもいるワケで・・・。

いっぷう変わった家族、倉須家を巡るハートウォーミング(?)ストーリー、待望の第二弾。

感想

@HOMEの2巻

前回は倉須家に来てまだなじんでいない感じだったが姉で次女であるリリィのおかげで
色々と吹っ切れて家族の一員になっていく所が描かれていたけど
今回はサブタイトルにあるとおり妹・・・三女である芽々子が中心となる話

家族依存症・・・そしてその理由

芽々子は前回の話でも触れられていたように家族の事が大好きな娘で
趣味やなにかを決めるにも家族が優先・・・自分の趣味すら家族に合わせている感じ
実際に今回の話でも彼女が聞く音楽は基本的に家族から借りた音楽であり
自分のコレ・・・というものはないという徹底振り

さらに前回の話ではがぬいぐるみを持っているのを見て嫉妬するような娘
まぁ倉須家は全員が血の繋がらない兄弟であり、両親のいない核なし家族
かつて存在していたであろう血の繋がった家族との関係も
兄弟姉妹によって色々なんでしょうけどね・・・

話を読んでいる限りだと血の繋がった家族となんの問題もなく長年暮らしていた・・・
と言えるのがおそらく一番新参者であるという事になりそう。

長男の高遠は11歳まで施設で過ごし
長女である礼兎も同時に倉須家に来ている
今回の話でわかった事だけどリリィは10年前にはすでに倉須家にいたし
芽々子は10年前にリリィ倉須家の招いた

耶衣は年下なので言わずもがなですしね。
これがにとってアドバンテージになるのかどうか・・・それはまぁわかりませんが。

今回の話では新キャラとして芽々子の親友である3人の女の子が登場。

一人目は

とてもポジティブな娘での事も気に入ったみたいで明るい娘
基本的に考えるよりは動くタイプで今回起きた事件に関しては
一人蚊帳の外・・・って感じではあったけど
こんな彼女だからこそ、事件後にショックを受けて塞いでいた友人を
かなり強引に・・・無理やり元気付けるということが出来たんだと思う。

仲良し4人組の中では、にぎやかし担当って事らしいけど
だからこそ真面目に・・・ガチで落ち込んでいる相手を
強制的に元気にさせるという彼女らしいやりかたであったけど
彼女にしか出来ない役目だと思う。

二人目は優菜

より1年、芽々子と早く出会って友人となり
最近、家族の話を突然するようになった芽々子が新しい家族・・・
になにか変な事をされているのではないかと考えて
に敵意を向け、さらに兄妹だとは言ってもべたべたし過ぎはよくないと
芽々子に注意した事が結果的に今回の事件を引き起こす切欠となったので
色々と空回りしていた娘

4人の中ではまとめと世話役

真面目であるがゆえに・・・そして血縁のない家族・・・に対しての警戒から
芽々子の事を心配していたんだけどそれが仇になってしまった感じ。

そもそも彼女とであった時に芽々子が家族の話をしないような状況であっただけ
と言う事を知らなかったっていう不運があったんだけどね・・・

エピローグでは落ち込んでいたけどのおかげで立ち直った模様

三人目はくるみ

物静かで冷静なツッコミと俯瞰が役割の眼鏡っ娘
とは過去に出会っていたみたい。
お互いが5・6歳の頃だったみたいだけど、運命を信じるとか
なにかと女の子っぽい部分もある様子

っていうか・・・

ちょっと重くね!?

芽々子の事に関しては彼女の意思を尊重しつつも
が彼女をどうにかしてくれると信じていたフシはある。

小学生の頃から芽々子と友人らしいから彼女が家族依存症であった事は知っていたし
中学時代にそれが静まっていた事も知っていたはず・・・
なら優菜に説明してやれよ・・・っていうのは身勝手なんだろうか・・・

彼女の存在が今後どう影を与えていくのかは色々と楽しみ
に行為を寄せているっぽい家族以外の女の子だしね。

今回の事件は芽々子に抱きついて、女の子なんだからもうちょっと慎ましく・・・
って感じで優菜の厳しい視線もあって言ってしまったことが原因で
彼女が家出をしてしまったというもの。

難しい女の子だな、オイ・・・

が義理の兄妹(または姉弟)との距離感に関して考えたりしていたので
タイミングが悪かったと言うのもあったのかもしれないけどね・・・

ただと、そして芽々子倉須の家に連れてきたリリィが迎えにいき
他の家族は彼女の大好物であるハンバーグを食べずに待つことに

こういう部分は・・・ある意味で実の家族より絆が深い

そしてくるみの家に芽々子がいる事を突き止め向かうが
彼女に連れ帰ってどうするのかと問われ考えることに・・・

一人、達に責任があるかのように猛っている感じの優菜の事は
基本的に無視ってあたりが結構酷かったけど・・・

彼女が想像する自分が何か変なことを・・・っていう意見は聞くまでもなく
本来の芽々子が自分達家族を拒絶することが・・・会いたくない状況が
おかしいことに気づいた

事前に高遠から芽々子が中学時代に家族の話をしなかったのは
『3年前に家族を亡くしたから』という事も聞いていたし
リリィから芽々子を引き取った事情を・・・
リリィの友人の妹であった彼女が家族を三人同時に亡くしたことを聞いた

それは、まだ5歳か6歳の彼女を1人で留守番させ出かけた先での事故
という事に気づいたはようやく真実に気づく・・・

そんなの普通の家族ではありえない・・・

つまり芽々子は家族から大切に扱ってもらえてなかった・・・という事。
どうやら彼女の両親は姉の事は大切にしていたみたいだけど妹の事には無関心
そして姉のほうも妹には・・・芽々子には興味を持たなかった。

芽々子は頑張って好かれようとしたけどその努力が実を結ぶことなく
そして実を結ばなかったからこそ事故から免れ一人だけ生き残った

ある意味とても残酷な生き残り方・・・ってかひでぇ・・・
だからこそ芽々子家族依存症であり、つねに家族の愛を確かめずにはいられない
そして何よりも拒絶されることを恐れてしまう・・・
それが今回の家出に繋がることに・・・

だけどはその芽々子の考え方に怒ることに
彼女が考える程度が自分達兄妹の関係だと思っているのか?と・・・
そしてそれを聞いた芽々子は泣きながらも達の前に現れ謝ることに・・・

ってかが・・・いつのまにかめっちゃ倉須家に染まってる!?

前回もそうだったけど怒っている時は遠慮がなくなっていることもあって
芽々子の事も”ちゃん”付けではなく呼び捨てで呼び
凄い啖呵をきってたし・・・なんか凄かった・・・

流石のリリィも今回の出来事については落ち込んでいた模様
本来なら自分が気づかなくてはいけない立場だった・・・
彼女が芽々子を連れてきて・・・そして救ったと思っていたから。

だからこそが気づき本当の意味で芽々子を救った事に対して
自身の不甲斐なさを感じたみたいだけど、その日の夜に芽々子
自分の境遇のことを秘密にしていた事を謝りにきて、お互い謝った結果
2人の姉妹としての仲はより一層深まった感じなので結果オーライかな?

でもリリィがその時に考えていたこと・・・

高遠から『3年前に家族が死んだ』と聞かされ倉須家の両親のどちらかが・・・
と勘違いしていたことを・・・両親はもっとまえに亡くなっており
その時に死んだのは倉須の血を引くリリィにとってのもう一人の兄
にしたら従兄弟にあたるという存在がいたことを考えていた

彼が生きていたらの代わりに芽々子の問題を・・・と・・・

結局この事実をに伝えられなかった事に対して色々と悩んではいたみたいだけど
の代わり・・・として見てしまいかねない自分達の事もあって
なかなか話せない様子・・・いつかコレが問題の種になりかねない感じです。

この作品は作者さんの他の作品に比べれば設定が重くないんですが
『現実にありえない事ではない』という点では十分重い感じですね・・・
まぁ人が死んだり殺したりって話ではないのが救いですけどね。

これからこの不思議な縁で集まった家族がどうなっていくのか・・・楽しみです。

あとがきによると本作はまた雑誌連載が開始され溜まったら刊行って感じな模様
次に出るのは『煉獄姫』の5巻らしいのでそっちはそっちで楽しみです

最後に一文。

のセリフ

最初は優菜にまだ3ヶ月しか一緒にいないくせになにが家族よ・・・と
芽々子の元へいこうとするのを止められていったセリフ

それが途中から二階の部屋に引きこもっている芽々子へのセリフに代わっていく・・・

なんていうか・・・いつのまにかコイツも倉須家の人間になったんだな・・・
って思えたのでコレで・・・

まぁ血統的な意味では倉須家の性質を最も継いでいるのは
彼なんでしょうけどね・・・

まさに啖呵って感じでした・・・

「うるせえよ!」

「日が浅いかどうかなんて、知ったことか!」

「たかが三ヶ月?それがどうした!
 大事なのはこれからだ!
 僕はもう芽々子ちゃんの兄貴で、家族なんだ。
 ・・・なあ曽我さん、家族っていうのはなんだ?
 兄貴とか妹とかって、いったいなんだと思う?
 血が繋がっているかどうかなのか?
 戸籍上そうなっているってことか?
 付き合いが長いってことか?、
 違うんだよ!そんなんじゃねぇんだよ!」


「いいか、曽我?
 きょうだいっていうのはな、僕らの関係はな、
 これから先のことなんだよ。
 日が浅いとか関係あるか。
 わからないんだったら、わかるようになればいい。
 時間はバカみたいにあるんだ。
 なにせこれから一生、ずっと、死ぬまで、
 いいや、死んだって・・・
 僕と芽々子ちゃんはもう永遠に兄妹で
 家族になっているんだから!」


「これから先の長ったらしくて間延びしきった月日に比べたら・・・
 これまでのことなんか、たいした問題じゃない。
 芽々子ちゃんの過去はもちろん、
 つい数時間前のいざこざだって些細なことだよ。
 僕は、僕らは、
 これから先の芽々子の一生と付き合っていくんだ。
 その縁はなにをどうやったって絶対に切れない絆なんだ。
 だから、いいか芽々子、よく聞け!」


「嫌いだとか好きだとか、好かれたとか嫌われたとか、
 ぬるいこと考えてんじゃねぇ!
 そんな緩い輪っかの中に僕らはいないだろ!
 僕らの輪っかは、僕らのこれから先は、
 もっと強くてきらきらして、
 いい感じにぐるぐる回って楽しいに決まってんだ!
 お前を不幸にしたい奴が、お前を愛していないような奴が、
 未来永劫僕らの輪っかに入ってこれる訳ねえんだよ!」


「礼兎姉さんが作ったハンバーグ、みんな食わずに待ってんだ。
 誰でもない、お前を待ってんだ。
 だってあれはお前の好きな食べ物だから。
 たとえ冷めたって腐ったって、
 お前と一緒に食べるのが一番美味しいからだ!
 お前はそれがわからないような奴じゃ、」


「バカ妹」

「僕にあんなこと言われたくらいでめげる奴があるか。
 いちゃいちゃしたかったら遠慮なく
 いちゃいちゃしてくればいいんだ。
 僕を困らせればいいんだ。
 僕をどんなに困らせたって、
 お前はもうずっと、僕の妹なんだよ。」


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(電撃文庫 ふ)

(2012/01/07)
藤原 祐

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