スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

金は彼女の回りもの

あらすじ

突如、母の残した借金2千万円を背負うことになった高校生・中村透。
そんな夜逃げ寸前のピンチを救ったのは、同じ学園に通う美人お嬢様・家宝茜だった。

透は恩人である茜に

「僕を担保に、いや下僕にしてください!!」

と恩返し大作戦を敢行するが、
ある事件のせいで人間不信に陥っていた茜は透を信じることができず・・・。

さらに、お嬢様に急接近した透を不審に思ったお兄ちゃん大好きの妹と、
ほのかな恋心を抱く幼馴染みの少女から徹底的にマークされるハメに。

そんな折、茜の誕生日パーティ会場に潜入した一同は、
彼女の思い出を踏みにじる心ない出来事を目の当たりにし―。

下僕の真心がお嬢様の冷めた心を温めるほんわか主従ラブコメ。

感想

電撃文庫1月の新刊

『恋敵(ライバル)はお嬢様☆』の作者さんの新シリーズ
そういえば↑の3巻の感想はまだアップしてないな・・・書き終わってるのに・・・
隙を見てストック分からアップしないとなぁ・・・

これは死んだ母親の借金2000万(どんだけ!?)を翌日までに返済しなければ
家と家財道具、自身と妹の身柄まで取り立てられてしまい事になった主人公・
金策に走り回ったけどうまくいかず、
過労で倒れたのを発見したクラスメイトのお嬢様・に助けられ
さらに2000万を返済しなくていいと渡してくれるけど、はそれを拒絶

真面目すぎるくらい真面目な彼はそんなのはダメ・・・と・・・
自分達の身が危なくてもそれは認められないという・・・

結局、恩を返す為に彼女の下僕になる事から始まる物語

自分から恩を返すために下僕になり、逆に相手を困惑させるという
ちょっとめずらしい展開かも。

設定的には週刊少年サンデーで連載中の『ハヤテのごとく!』に似てるけど
細部は結構違う感じかな?

下僕となった主人公が妙に有能って部分は似てるけど・・・
流石にチートなみの身体能力は持ってないな・・・
お嬢様のほうもわがままでもひきこもりでもなく真面目だし・・・

両親が死んでから遺産配分をめぐる親族とのイザコザで人間不信である
最初はがなにかを企んでいるのでは?と疑っていて
彼がお金に飛びつくように色々と画策するんだけど、彼はひたすらに恩を返すために
献身的に色々と行動を起こすのでの方が困惑する事に。

最初の時点で返済しなくていいと言ったらお金を受け取らず
自分が彼女の下僕になるといいだすし、
翌朝には自分で考えろと言われたからと、手作り弁当を作って家まで出迎えに
さらに宿題についてのフォローなど気配り全開な

授業のノートをとる事を頼めばわかりやすい完璧なものを作成
元々、家計が厳しいので学校でしか勉強の機会がないと
効率よく勉強するくせが付いている様子

そこでは仕事の成果に応じて点数を付けてそれを現金換算にして
借金返済にあてると提案

朝~この時点までで100点として1ポイント100円と提案
しかしはそれに異を唱える・・・

レートがおかしい・・・”高すぎる”・・・と

お出迎えとノートで1万円なんて貰いすぎだと拒否
最終的に彼が決めたレートは0.01・・・100ポイントで1円

・・・どんだけだよ!?

いや・・・これは最早生真面目とかそういうレベルじゃない気がする・・・
誠心誠意って・・・どんだけ母親の言葉を大切にしてるんだってレベル・・・

まぁそれ相応の理由があったわけですけどね・・・

そんな彼の行動に人間不信なも調子を崩され、粗探しをしようと聞き込みをしても
彼に関する悪い話は全然手に入らない結果になって、疑いきれない結果に・・・

まぁ・・・読んでいるとわかるんですけどこの娘って根が凄く優しいせいか
どうせ・・・とか思っていても目の前で困っている人がいたら助けちゃうし
自分の行動が誰かの気持ちを・・・って時にはソレはダメだ・・・と
自分で反省するタイプの女の子なのでどうも疑いきれてないんですけどね・・・

人間不信なんだけど本当は誰かを信じたいと思っているっていうか・・・そんな感じ

さらにの幼馴染で明らかに彼に気がある瑞樹が急にに構いだしたを怪しみ
彼が借金の件をごまかして話した結果、が借金を盾にを下僕に・・・と勘違い
まぁ多分に嫉妬も混じっていましたけどね・・・

それでも気持ちの良いくらい真っ直ぐな娘なので彼女に正々堂々と勝負を挑み
まぁスペック的に完璧に近いに勝てるわけもなく惨敗
だけど諦めず挑み続けるあたりポジティブな娘

最終的にが別に瑞樹を大切に思っていないわけではないという事(あいまで友達だけど)
が借金を代わりに返済していた事とが自ら下僕になった事を聞いて
自分にも相談してくれなかった事を激怒

出会ったばかりのですら瑞樹の想いはわかったみたいだけど・・・
さすがラノベ主人公・・・は鈍い・・・

そしてこの場面でも瑞樹の想いを汲んでに借金を完済できるチャンスを・・・

『 000,000,000 × 0.01円』

と書いた紙を渡したんですけど彼が記入したのは

『2000,000,000 × 0.01円』

つまり200円

借金を気にせず瑞樹の気持ちを大事にしろ・・・というのがの思いだったわけですが
からしたらすでに恩を受けたも大切な存在

恩を返すと約束したからそちらもないがしろに出来ないと・・・

どこの聖人君子だよコイツは・・・

まぁ瑞樹が相談してくれなかった事に怒りはしたけどすぐに謝り解決
瑞樹瑞樹で本当に素直でいい娘って感じです。

類は友を・・・というか・・・といるとこうなるんでしょうか・・・
まぁを気にしている事に関しては色々と思うところはある様子ですけどね。

そこにの妹である知香も追加
の登場で彼女も色々と思うところがあったらしく、
兄の好みがの様にスタイルがいい女性だと考えて下着を買いに行く事に・・・
もちろんと一緒に・・・

な・・・なんて厳しい苦行を・・・

女の子に付き添って下着売り場とか気まずいってレベルじゃないよね・・・
いや経験ないからわからんけど・・・考えただけで無理・・・

その場には瑞樹も胸が大きく見える下着を買いに来ていて
は彼女に大きな胸を強要する二股野郎だと思われて店員さんに説教
いや・・・これは・・・厳しいだろ・・・笑ったけどね。

そんな感じで達と徐々に距離を縮めていく
だけど彼女の誕生日・・・親族が集まる誕生パーティーで事件が勃発

この事件を切欠にがお金を集める目的
遺産を強引にでも集めている理由が

遺産=両親の思い出

という思いの元にされている事がわかったり・・・
(親族は価値だけ見て思い出の品とかは処分してしまう)

が小学校の頃に裏切られ路頭に迷い、
引き取ってくれたのが遠縁の中村家で知香とは義理の兄妹である事を
に語って、だからこそ誠心誠意生きる事を説いた母親の言葉を大切に生きている
という事が判明したりと2人の距離が近づく事に。

死んだ両親からの誕生日プレゼントとしてに渡すように頼まれた
プレゼントが莫大な遺産だと思い込んだ親族と2人で色々なゲームで対戦
暴力による妨害を受け、最後にはボロボロになってもの為に頑張ったの姿に
は遺産よりもの身の安全を選んだりと、結構いい感じに信頼関係が出来てきた感じ。

結局、プレゼントは純粋にプレゼント・・・がずっと大切に持っていた
母親に縁日で買ってもらったウサギのアクセサリーと似たアクセサリー

親族達は期待はずれだと一番貪欲に遺産だと煽った相手を攻め始めて泥沼
こいつら全員粛清できないんだろうか・・・ってくらい屑ばっかり・・・
両親が死んでショックを受けてるときに、こんな奴らに勝手に遺産を整理されて
両親の思い出の品を処分され、止めるために裁判とかで骨肉の争いをしてたら
そりゃ人間不信にもなるわな・・・価値観がお金に傾いてしまってもおかしくない・・・

もお金に価値を見出すタイプではあるけど、親族達と違って
あくまで一番大切なのが両親との思い出って事なので根本的に違うし、
最後にはそれよりもの身の安全を選んだりとこの娘はかなりマトモ

子供が好きなものを理解して、お金を持っているからと無理に高いものをプレゼントしない
彼女の両親の愛情と教育がよかったって事でしょうか・・・

騒動の後は改めて瑞樹知香が用意したパーティーとは比べ物にならないくらい小規模な
だけどそこに込められた想いは上っ面のパーティーより遥かに大きい誕生日パーティー

の家の使用人も伝だってくれたみたいだから味方が0って訳でもないみたいだし
両親からの物意外では自分が幸福だと感じられるプレゼントは初めてだと
涙を流して喜んだの姿はいい感じでしたけど・・・せつなくもありました・・・

物語の最後・・・会場のホテルでから両親のプレゼントである
ウサギのアクセサリーを預けられ、それを自分に仕える証にするように言い託す事に。

自分がを信じ切れなくても彼は自分を裏切らないと強く言ってくれる
だから信頼には信頼を・・・という事で自分にとって大切な両親の形見を彼に預けた

そして自分が望んだらすぐに自分の元に来て欲しいと、
そして自分を慰め、元気付け、笑わせてくれたなら人を信じる事ができるようになれるかもと
に伝える

いや・・・それすでに十分信じてるよ・・・を・・・

ってツッコミは・・・まぁ野暮ってもんなんでしょうけどね・・・

恋を信じないと言っていた
恋をまだ知らないと言っていた

の笑顔をもっと見たいと、今まで感じた事のない想いを抱いたみたいだし
も自分の信念を曲げてを信じ始めている様子

これが本格的な恋に発展していくのかどうかはまだわからないけど
シリーズが続くのであればそこら辺も楽しみにしておこうかと。

それと一つだけツッコミどころが・・・

制服の色でピンクはどうなのよ!?

女の子はいいけど・・・男もそうなのね・・・
この色は・・・実際のところどうなんだろうか・・・実在とかするんだろうか・・・
気になるところ。

では最後に一文。

のセリフ

に言った言葉なんですけど・・・これってもうすでに
の事を信じてる気がする・・・セリフですよね・・・

まぁ何はともあれ・・・可愛いな・・・この娘・・・
こう愛でたい感じの・・・

特に後半の最初の部分で恥ずかしがってる感じが特に・・・
っていうかコレ、辛いときは自分の側にいてっていう告白に近いのでは・・・

「私が寂しいと告げたら、すぐに私の元に参りなさい。
 落ち込んだ私を励まし、寂しがる私を喜ばせ、
 元気づけ、悩みを聞き、笑わせたその時は──」


「・・・わ、私も、少しは、
 人を信用できるようになるかもしれませんわ」


にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
金は彼女の回りもの (電撃文庫)金は彼女の回りもの
(電撃文庫)

(2012/01/07)
時田 唯

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

何か、泣けますねこの主人公。優しく、生真面目だなんて・・・。このお嬢様もだんだん打ち解けて、買おうかな?これ。

Re: No title

コメントありがとうございます

> 何か、泣けますねこの主人公。優しく、生真面目だなんて・・・。このお嬢様もだんだん打ち解けて、買おうかな?これ。

興味を持ったならぜひ・・・
カレンダー(月別)
05 ≪│2017/06│≫ 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
FC2カウンター
カテゴリー
<< 全タイトルを表示 >>
最近の記事+コメント
最新トラックバック
その他
にほんブログ村 小説ブログへ にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
応援バナー
アオイハルノスベテ応援バナー02

BaseSon最新作『真・恋姫†英雄譚』応援中!

プロフィール

kenkenMk2

Author:kenkenMk2
FC2ブログへようこそ!

生活費を削ってでもライトノベルを買いあさる読書中毒者です。 リンクフリーです!
うりゅー
リンク
グリムス
その他
あわせ読みたい
RSSリンクの表示
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。