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探偵失格 愛ト謂ウ病悪ノ罹患、故ニ我々ハ人ヲ殺ス

あらすじ

黒塚音子といえば、性格奔放にして不穏分子、
ひとたび登場すればクラス内に警報が発され清めの塩が撤かれるという有様なのだければ、
僕・空野高にとっては愛の奴隷として信奉すべき「お姉ちゃん」だ。

しかしある日誘われた、ドキドキのお泊まりだったはずの旅行にて、
僕は彼女の真の姿を見る。

外法の象徴「不死姫」を擁し、狂信軍人、謎の魔女をはじめ
規格外の面子が集う時刻館―通称「地獄檻」で発生する、
館ものの必然の如き連続殺人事件。

敵地の極みで起こる阿鼻叫喚の果て、
「崇り神」と「探偵失格」とが見つけだすのは犯人か、
それとも、百鬼外法の成れ果てか―。

感想

今月2巻が発売するのでそろそろ感想を・・という事でこの作品

探偵失格

というタイトルに惹かれて買ったわけですけど・・・
たしかに・・・探偵失格ですね・・・

人里離れた洋館で起こる不可解な殺人事件
まともな人がほとんどいない館の人間と客達

その中で平凡(けっしてまともではないけど)な一般人である
主人公が事件を調べる事になるんだけどそれは同行者で恋する相手である
ヒロインのため・・・

なにせ最有力の容疑者だからね!

ってな感じの話

ちなみにヒロインである音子はその状況を楽しんですらいるし、
ぶっちゃけた話、彼女一人だけならどうとでもなったみたいだけどね・・・

主人公であるはどんなに音子が犯人でありそうな状況でも
彼女は容疑からはずして考えてるあたりが探偵として失格だし
最後の最後・・・全ての謎を明らかにする推理についても
今回の事件の流れや動機などはほぼ把握していたけど
根本的な部分・・・ソコには思いもよらなかったあたりが探偵とは言えない感じ

まぁ・・・普通は無理なんですけどね・・・思い当たるの・・・

そもそもこの本で巻き起こる事件と登場人物達はみんな一筋縄ではいかない感じ。

------------------------------------

『探偵失格』 空野 高(たかし)

本作の主人公であり『お姉ちゃん』好きな高校生
子供の頃、仲のよかった近所の『お姉ちゃん』と一緒にいた時に
通り魔に襲われて『お姉ちゃん』に助けられ、逃げのびた事がトラウマで
刃物+血が揃うと精神がガタガタになってしまう。
その為、精神安定剤と思われる錠剤を常に常備してる男の子

年上で理想の『お姉ちゃん』である音子と出会い、いきなり求婚するほど
『お姉ちゃん』っぽい人が大好き

優先順位が『お姉ちゃん』・・・音子って感じになっている。

ただしこういう過去もあり、本人もトラウマを抱えているせいか
トラウマ発生条件さえなければ、死体とかでもわりかし平気で調べられちゃうあたり
どっか壊れている印象がある。

『祟り神』 黒塚 音子

高の高校の先輩
ただしに頼まれて留年(一緒にいたいからと頼まれた)してるので同学年
初対面時にコガちゃん(喋るカラス・実際は小烏丸天國という護身刀)と話しているのを
に聞かれたので殺そう・・・と思ったけどが気絶
目覚めた彼はいきなり求婚してきた上に、ずっと自分と一緒にいると発言
気に入ったらしく以後行動を共にする事に

いや、どういう状況だよ・・・お互いに・・・

呪法庁と呼ばれるところに非公式に所属する存在で
百鬼外法を滅するという使命を持っていて、天法輪という名家の尖兵でもある。

複数の少女の死体を繋ぎ合わせて作られた、対外法用の兵器的存在らしく
右腕に関して言えば鬼の腕らしく凄まじい強さを発揮する

基本的に事態が混沌としていたりする方が好きらしいので
自分が疑われてもそれを楽しんでいるような娘

でも自分の正体をに知られた時は動揺していたし、
それでもが自分を嫌わず、そして最後には助けてくれた事をとても喜んでいて
彼の前では普通の女の子としていられるって感じで大切に思っている模様

っていうかアレだね・・・すでにこの2人の関係は完成しちゃってる感じ
高も最後は音子が自分が守れなかった『お姉ちゃん』ではない事をはっきりと自覚した上で
それでも命の危機があったのに彼女を守るために行動したので
2人の絆はかなり確かなものになった感じ。

まぁ・・・お互い変人なのですんなりいかないでしょうけどね・・・

『神々の蛮刀』 神薙 虎徹

皇国陸軍の中尉
うっかりで航空母艦をぶった切ってしまうくらいの最強軍人

強い・・・とにかく強い・・・だけどバカだ!!

とても楽しいキャラでした・・・

基本的に軍人気質で元帥の命令しか聞かず、皇族だからなんだ?
って感じの頭の硬いキャラ

音子とも立場的には敵対関係なんだけど、間にごく一般人であるがいるので
軍人として無辜の民を傷つけられない・・・と休戦

どんな敵がでてこようと、彼がそばにいれば安全だ・・・というくらいに強く
鬼の腕を持っている音子であってもその右腕のみが彼に匹敵するだけで
総合では敵わない模様

でも食事のマナーは一般人であるよりもひどい(それでもと通じ合ってた)し
変なところで融通が利かないので扱いにくいのか扱いやすいのかわからない人

最後の最後で毒を盛られて倒れてしまい、まったく役に立たなかった

軍人なんだから・・・もうちょっと警戒しろよ・・・

って感じでしたね・・・まぁ毒は5種類摂取して初めて効果を発揮する類だったので
警戒していても難しかったかもしれませんけど・・・
最強の戦闘要員が最終決戦で役立たずって・・・なんかむなしいよね・・・

死んではおらず、最後は救出されていたので今後も登場するかな?
この残念な感じで固定されたらそれはそれで楽しそうなんだけど・・・さて・・・

『魔女』 マダムバイゼン

時之宮家に匿われたいた西洋の魔女
魔法とかを使う魔女ではなく、薬剤・薬物などの知識に長けた方

その知識を使って時之宮家で行われていた実験や
時之宮家の先代当主である永近の蘇生(強烈な薬でほぼ無理やりって感じの処方)をしたりと
していた常に顔を隠した女性

こういう推理モノで常に顔を隠している時点で色々と怪しかったが
正体は通常の推理モノの範疇を超えていた・・・っていうか西洋じゃなかった

彼女の正体を知ったときに思った事におもわずソイツかよ!?
ってなってしまうくらいには有名な相手

まぁ・・・一般人が知っているかは知らないけど陰陽師とかそういうのに興味があると
聞いた事はあるかもしれない相手

被害者にして共犯者にして黒幕だった相手・・・ほぼ全部やん・・・

『最後の時之宮家当主』 時之宮零時

今回、音子が訪れた洋館の主
皇族であり、先代である永近が死んだのを機に皇族返還を行った

そして人間の不死化を目指す人体実験で地位を築いた自分の家を嫌っており、
その実験の成果である『不死姫』を深く愛している男性

とてもまともな人・・・にみえたけど実際は凄くしたたかで
愛のためなら犯罪も厭わない・・・今回の一連の事件の主犯であった人物

あくまで主犯であって黒幕では・・・ない
彼には彼なりの想いと目論見があったけど・・・

『家政婦』 茉莉夜

時之宮家に仕える家政婦
箒の刃と砲身を仕込んでいるかなり過激な人

戦闘能力は高いみたいだし、庭(山中の森だけど)に放してある
虎達も可愛がっている。

音子虎徹と比べると弱い

でも『本当の茉莉夜』という少女は悲しく・・・そして切ない事になった。
彼女の境遇は酷すぎるって言葉じゃ言い表せないなぁ・・・

『外法の象徴』 不死姫

時之宮家の実験で生み出された唯一の成功体である不死身の少女
撃たれても切られてもすぐに再生する・・・

だけど本当の彼女は・・・・・・・・・
事件の原因であり主犯であり協力者でもあった少女

彼女もただ己の幸せを求めていただけなんだけど・・・幸せにはなれなかった
その生まれ、そして想いすらも他者の手のひらの上でしたからね・・・

------------------------------------

主なキャラはこんな感じでこの他にも数人登場人物はいる。
先代当主である永近なんかはどちらかというと黒幕の共犯者って感じだったし・・・

推理モノだけど外法とか呪術とか・・・人外まで関わってきて
推理だけではどうしようもない事になってしまうので純粋な推理モノとは言えず
だからこその『探偵失格』なんでしょうけど・・・これはこれで面白い

時代背景は日本っぽいけど戦時中のような用語が使われていてちょっと違う感じ
文化的には今の現代って感じで機械もあるみたいだけど・・・はてさて・・・
これについてはもうちょっと説明が欲しかったかも

2巻も今月発売なので楽しみです。

最後に一文。

音子の知り合いの元ヤーさんであるらしい竜次のセリフ
実はこの作品最大のツンデレキャラだった彼・・・

ちなみに事件の最後・・・彼だとはっきり書かれているわけではないけど
彼こそが音子の保護者に当たる天法輪公爵っぽい描写があり
永近と会話をしているシーンがある。

最近爵位を継いだばかりの若造扱いされていたけど
音子の事も高の事も本気で心配して見守っていたようだから悪い人ではやっぱりない
口は悪いけどね・・・

でも音子を館に送ってきた時は公爵だとわかってもらえなかったらしく
門前払いをくらった・・・まぁ音子達にも知らせていないのかな?
なんかこの人・・・面白い

顔は強面で言葉遣いも乱暴だけどめっちゃ優しい人・・・
このセリフでめっちゃいい人だー!!となった
門前払いされて帰る時に音子に言ったこのセリフで・・・

まったく怖くないどころか・・・キュンとしてしまったじゃないか・・・

「んだコラァ!オメーらアレだぞ?
 寝る前にゃー歯ぁ磨けよ?
 練るときゃーポンポン冷やすなよ?
 寂しくなったらすぐ迎えに来るかんなゴラァ!」


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No title

はじめましてAAといいます。
この本買おうかどうか迷っていたのですが、紹介見て決めました。
今日買ってきます。
ありがとうございます

Re: No title

コメントありがとうございます。

> はじめましてAAといいます。
> この本買おうかどうか迷っていたのですが、紹介見て決めました。
> 今日買ってきます。
> ありがとうございます

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