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本日の騎士ミロク 10

あらすじ

「一緒に、戦おう」

「たりめーだ」

オウガンの鎧に身を包み、赤い羽織をまとったオウガンの将軍―元・騎士ミロクの呼びかけに、
ジュジュは力強く頷いた。

オウガンとジルサニア、軍は分かれても心は同じ。
第八国を蹴散らし、竜の聖地を奪還するんだ!

だが、第八国は“魔法を無効化する”という前代未聞の大魔法を発動。
わずか6人の魔導士たちは、圧倒的な逆襲を開始した!!

―治癒のベトが、技術のツッキーニが、そして孤高の藍山同盟までも・・・
ジュジュとミロクの想いが引き寄せた各国の軍隊は、第八国の陰謀を覆せるか。

自分を信じる仲間を率い、ミロクは竜の聖地の中核へとひた走る。
圧巻の完結編。

感想

本日の騎士ミロクの10巻

ついに・・・ついに・・・

最終巻です!!

前回、事態を解決するために自らジルサニアの騎士をやめ
オウガン皇子としてオウガン軍を率いる将軍として戦場に立ったミロク

だけど2人の距離はより一層近づき、それと比例して大陸にある国同士も
共通の敵を倒すために同盟を結び、協力して裏で暗躍していた存在・・・
魔導士の組織である『第八国』に挑んでいくという話

燃える・・・これは燃える展開だ!

今まで敵対していた国同士、そして交流があまり無かった国同士
最初から仲が良かった国同士・・・その全てが集い
その力を終結して巨悪に挑む・・・王道的展開ですけどだからこそ面白い

ジルサニア王国王子アーセージ
ホラキア王国王子ベンヤミン
ペド神聖王国王女ミーヤーとその戦士ヴィジャ
ツッキーニ王国王子ゼラと技師であるオーリャ
自分の国に被害がこないように参戦した藍山同盟
重い腰をようやく上げたエルガンディア共和国
そしてミロクオウガン帝国

王族や才能ある戦士や技師
その全ての力を持って魔法そのものを支配しようとする『第八国』と対峙

途中、『第八国』が作り出したゾンビ軍団に苦戦したり
彼らが戦場の魔法を消滅させるという手段を取ってきて苦戦もしたけど
魔法に頼らない彼ら自身の力を・・・ずっと磨いてきた人間自身の力で抵抗

ジルサニアの騎士は重い鎧を脱ぎ剣だけで
ホラキアは鍛えぬいたその体で
ペドは魔法消滅の効果範囲外で治療を続け
ツッキーニは己の技術で魔法を消去する力を消し去る装置を組み立て
藍山同盟はその狩猟技術で偵察とゲリラ戦を
エルガンディアは効果範囲外からの超長距離砲撃で
オウガンは竜と対話する事で竜の力を借り

それぞれが自分にできる事を、そして自分が今まで築き上げてきたものを使って戦い
結果的にそれが最終的な勝利に繋がった流れがよかった。

同盟軍の侵攻を止めるためにでてきて主要人物をそれぞれ狙った魔導士
自分達だけは魔法が使えるという慢心によって敗れた感じ

まぁ・・・そりゃそうだよね・・・
本来ないはずの力を使う以上は元となる肉体が
それにきちんと対応してなきゃ駄目。

付加魔法は武器や防具を強化するけど使うのはあくまで騎士
強化魔法にしても当たらなければ意味がないので肉体とそれに付随する技術が必要
変化魔法もどのように変化してどんな効果を発揮するか理解してなきゃ駄目

結局、魔導士魔法による結果だけを求めていて
それが通じなかった場合をまるで考えていなかったからこそ負けた感じです。
結局魔法しか持っていなかった彼らと魔法以外に信じられる力を持っていた同盟軍
どちらが勝つかは最初から決まっていた感じでした。

まぁエルガンディアの臆病ゆえに長距離砲撃してみたら範囲外だったから効果あり
っていうなんか棚ボタみたいな人達もいましたけどね・・・

そして最終決戦はやっぱりいつもの赤目隊メンバーと
因縁の相手である魔導士モズとの戦い

ビスマルクとも旧知の間柄である彼女の正体は
元ジルサニア王国親衛隊の騎士だった模様

彼女がどういう経緯で『第八国』に所属する事になったのかは
詳しくはわからないんですが・・・・そこはちょっと残念かな?

『第八国』魔導士の動いたり理由が魔法の追求に
国という概念や国民達が邪魔だから支配して自分たちが好きにできるように・・・
って感じだったけどなんだかなーって理由に感じました。

戦いは魔法消滅の効果がツッキーニの装置で不安定になる中で戦い
ミロク達は優勢に戦いを進めるけど戦いの場であった『竜の聖地』
活火山としての活動を開始・・・まるで魔導士の行為に怒りを感じたかのように
起きた噴火によって戦闘は中断する事に

モズは最後まで計算ではこんな事が起こるはずが・・・とか言ってたけど
結局彼女達は自然の恐ろしさや人の心が計算できるものではないと
わかってなかったって事なんでしょうね・・・

ミロクは火に包まれる中で逃げようとしないモズを見て
仲間達を非難させて彼女との決着をつけることに

ジュジュからのキス

別れ際にミロクにキスをし、帰ってくるように言い含め去っていったジュジュ達
王道的展開ですけど・・・ようやくここまで仲が進展したか・・・という気分になりましたね。
っていうかこの2人って結局戦争やらなにやらがなかったらくっつかなかったよね・・・
戦争や色々な騒ぎがあったからこそ2人の絆は深まる事になった訳だし
結果だけ見たら『第八国』が色々とやったせいでミロク達が動き
それによって個人的にではあれ各国の要人と繋がりができ
最終的に国同士の結びつきに発展したわけだから、『第八国』からしたら
自分で自分の首を絞めていたんじゃないだろうか・・・

ミロクは彼が常に身につけている付加魔法で強化されたニンジンで
モズと対峙し見事勝利

その後は脱出の為に巨大な竜が彼を体内に非難させたり
ジュジュがひたすらミロクの帰りを信じて待っていたりあったけど
ミロクは無事ジュジュの元に帰り・・・

別れ・・・そして約束

ミロクジルサニアの騎士をやめてオウガンに戻るので2人は離れ離れ
だけど一緒にいるという約束をした。
だからこそミロクオウガン王子として色々やりつつ
立派になったらジュジュを迎えに行くと約束する事に。

距離は離れる事になるかもしれないけど、
2人の心の距離はより近づいた感じでした。

でも考えてみるとこのシリーズは随分ロマンチックな話になってますね・・・

ある国の王子である主人公が兄王子の突然の死や怪しい一団の動きを察知して亡命
亡命先の国の王女と出会い、彼女の騎士になる誓いを交わし彼女を守り
時には祖国に残してきた腹違いの妹姫と戦う事になったり
他の国のピンチを救う事になったり・・・
ずっと疑ってきた新たに王となった次兄とも話し合い和解し
全ての国を脅かす戦争の中で主人公は自国の王子としての立場を表明し
自国の王族として戦いの指揮をとり王女と共に戦い
最後は離れ離れになるけど迎えに行くと約束した・・・

こうやって表面上だけを並べるともうコッテコテの話ですね・・・
主人公であるミロクがバカだったり、王女であるジュジュの性格がアレだったり
一緒に戦う仲間がそろいもそろって曲者ぞろいだったりするんですけどね・・・実際は

エピローグは結婚式の話
といってもミロクジュジュのではなくミーヤーーとヴィジャ

祝うために集まる各国の要人達
ひさびさの再会を喜ぶベンヤンミンや相変わらずのゼラオーリャなどもでてきて
にぎやかな感じだけどミロクはいない

どうやら兄であるゴウトから王位を継承しろと言われて、まだ未熟だからと逃げたらしく
分かれた後の2年間ジュジュとは連絡をとっていおらず
でも他の国々では問題が起きているところに現れて解決に尽力したりしていたみたいで
なんていうか・・・こう・・・ミロクらしい不器用さが読み取れて面白かったですね。

まだジュジュを迎えにいけるくらい立派な男になっていないから・・・っていう・・・
実際は現実主義者であるゴウトが王位を譲るといったくらいだから
十分すぎるほどなんでしょうけどね・・・きっと本人が納得できないだけで・・・

でもさすがに友人の結婚式には現れ、入り口で赤目隊の新人に職質
ビスマルクを元に戻せるかもしれない魔剣や仲間達へのおみやげ
ジュジュに渡そうと思っているダイヤの指輪などを見せたけど信用してもらえず
最後は逃げ出した調理用の巨大鳥を付加魔法で強化したニンジンで挑み
新人がミロクの正体を察し、ミロクがいつもの決め台詞を言って終了

なんていうか・・・この終わり方がこのシリーズっぽくてよかった

ミロクジュジュの結婚式(おそらくドタバタ)や
同じ流れでもミロクジュジュの再会、告白まで書いてもよかったかもしれないけど
私としてはこのミロクの決め台詞と共に終わったこの締め方はかなりいい感じでした。

この後の彼らがどうなったのか・・・は読者の想像にまかせるって感じなので
色々と考えられて面白いですしね。

きっかり10巻・・・とても楽しいシリーズでした。

最後に一文。

ミロクのセリフ

今までに何度も出てきた言葉で
1巻の感想でも最後の一文に選んだセリフ

今回の話で魔導士の最後の一人・・・モズとの戦いのとき、
そして物語の最後を飾った言葉

やっぱりこのシリーズの締めはこれだなぁ・・・と思ったのでコレで

これで本当に十分なんだからある意味で凄いよね・・・いや本当に・・・

「お前ごとき──ニンジン一本で十分だ」

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(2012/02/18)
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