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勇者様にいきなり求婚されたのですが

あらすじ

魔王に攫われた麗しの姫を救い出し、帰還した勇者様ご一行。

そんな勇者様に王様は、何でも褒美をとらせるとおっしゃいました。

勇者様はきっと姫様を妻に、と望まれるに違いありません。

人々の期待通り、勇者様は言いました。

「貴方を愛しています」と。

姫の侍女である、私の手を取りながら―。

・・・わ、私モブキャラなんですけど!?

ツッコミ体質の侍女と史上最強勇者様による、お約束無視の新感覚ラブコメファンタジー。

感想

本の刊行予定表を見ていて目に留まったので購入した1冊

物語の舞台はコテコテのファンタジー世界で魔王に浚われた国の君を
勇者が助けに行き・・・という話なんだけど正確には勇者魔王を倒して
を無事連れ帰ったところから始まる物語

王道ファンタジーのその後・・・って感じの設定ではあるんですけど・・・

これ・・・全然王道じゃねぇ!?

あらすじにも書いてある通り、城にを連れ戻り王からどんな褒美でも・・・と言われた
勇者・・・ではなく付きの侍女に求婚する所から始まります

オイオイ・・・はどうするんだよ・・・って思っていたらは熱い視線を
勇者のパーティーの1人である魔法使いに・・・

すでにカップルが成立してる!?

しかも勇者侍女を置き去りにするがのごとく、魔法使い
同じ大陸にある大きな国の第二皇子であると宣言しとの結婚の許しを求め
自身も彼の正体を知らなかったけど、彼であるなら身分なんて・・・と
自分達の世界を作り出し、国同士の関係・・・という面をとっても国にとっていい事なので
国王も王妃もその結婚に賛成するという・・・なんか別の王道展開が・・・

そちらがひと段落してさて本命の話は・・・となるんですが
ぶっちゃけ侍女・・・アーリアにとっては

『何故?私、モブキャラなんですけど?』

って感じ・・・勇者であるグリードとの会話も魔王に浚われたのを目撃した彼女が
その時の様子を彼に語り、を助けてくれるようにと頼んだ時だけ
それなのに何故・・・という状況

さて・・・そしてその理由は・・・というと

一目惚れ・・・・でいいのかな?

まぁ・・・これだけだとありえない事ではない・・・
アーリア自体はと比べれば美人って感じではないようだけど
それは個人の意見ですから・・・

だけど問題はグリード勇者であり・・・そして凄まじく歪んでいるという事

怖!コイツ・・・怖!?

彼は生まれた時から勇者に選ばれる素質がある人間でも多くて2か3と言われる
精霊の加護を全部・・・6属性持っていて、その力ゆえに両親に恐れられ
精霊が彼を育てていたために感情が凄まじく希薄であり、
なおかつ勇者に選ばれた時に両親が、彼の力は勇者として魔王を倒すためにあった
その為にグリードは生まれたんだと息子を肯定する理由を見つけて喜んだ言葉が
彼に、自分はただその為に生きる存在だという考え方を覚えさせてしまい
他者にほとんど興味を覚えない・・・それゆえに容赦を知らない人間にしてしまっている感じ

あくまで希薄なだけで感情はあるし、一般常識も知識としては知っているから
犯罪に手を染めたりは極力(あくまで極力)しないですけど
敵に対しての遠慮や容赦は一切ないし、自分に対する執着も薄く
それゆえにパーティーの仲間・・・その内3人は幼馴染で彼を心配していて
彼自身は魔王以上に脅威になりうる可能性も秘めているので扱いに困っているほど。

まぁ困っているだけで心からグリードの事を心配しているし
両親の彼への対応に関しても怒っていたので友達想いの幼馴染達なんですけどね。

そんな彼がアーリアと出会った瞬間に愛想笑いなどとは一切違う心からの笑みを見せて
親身にを心配する彼女を励まし、魔王を倒す事で自分の存在意義が失われることを
心のどこかで恐れていた事も全て払拭し、アーリアの笑顔を取り戻すために
魔王を排除することを決意

幹部全てを倒さなければ解除されない結界も数人を残した状態で強引に破り
アーリアが悲しませない為に一刻も早くを救出・・・・と動き
魔王城に入ってからは

皇子であり魔法使いであるリュファス・幼馴染で盗賊ミリー・戦士であるファラ
の3人を救出に向かわせ

自分は幼馴染で司祭であるレナスエルフルファーガと共に魔王の元へ

戦力分散!?しかも勇者が姫を助けに行かない!?

なんじゃそりゃ・・・って感じですがそれでもアーリアの為・・・
玉座にいた魔王(中年マッチョ)をあっさり討伐したグリード

今まで自分の存在意義だと思っていた相手を倒しても感慨もなく
ただただ淡々としていましたね・・・怖いよ!?

そしてその後、冒頭の求婚に至ったわけで・・・

仲間からしたらアーリアの事を話すときの笑顔や楽しそうな態度は不気味
だけど彼が人間らしい感情を取り戻しつつあるのは嬉しいという状況

まぁ笑顔を見た時点で青ざめたり怯えたり、
さらにはアーリアの今後や周りの人達や世界の事を心配したりと
色々と大変そうではありますけどね・・・

精霊の力で過去の出来事を視たり、勇者のスキルで彼女のステータスを見たりと
完全に勇者の力&精霊の力を指摘利用してプライバシー?なにそれ?おいしいの?
って感じでアーリアの事を調べまくり、彼女に行為を抱いているらしいの兄王子を
彼女に近づけないように精霊に頼んで妨害したりと
やっている事が悪質なストーカーじみてきても仲間達は止められない

王子は生まれつき隠密スキルを持っていて無自覚に発動
凄まじく存在感が薄いことを利用してアーリアの寝顔を観察したりしてたみたいなので
妨害に関しては・・・まぁ間違ってはいなかったのかもしれませんけどね・・・

危ない男に好かれる女・・・それがアーリア・・・

アーリアアーリアで国王が勇者と縁ができる事に対する国の利益や
アーリアも小さいとはいえ貴族の令嬢で自分の意思だけで結婚できる訳ではない事
さらにグリードが婚約腕輪(この世界では指輪は魔具というのがポピュラーな為)と誤解しかねない
ものを用意してしかも取り外せないように細工して渡したり
熱烈にアプローチしたりと外堀を埋められて辟易してしまった感じ

頼りのリュファスと結婚したら彼の国に行く事になるから
自分付の侍女であるアーリアにもついて来て欲しいし、グリードの妻になれば
リュファスの国は彼の故郷でもあるし今までどおり一緒にいられるから・・・と
アーリアグリードの仲に関しては応援するスタンス

まぁ・・・ルイーゼアーリアグリードを嫌ってはいないと見抜いているみたいなので
それゆえに・・・というのもあるんでしょうけどね。
城に帰るまでにグリードからアーリアの事を色々と聞かれ、
通常は秘めである自分にすらほとんど興味を向けない彼が
アーリアの事に関してだけははっきりと感じるほど感情を表に出す姿を見てきたので
彼のアーリアへの想いが本物である事がわかっているってのもあるんでしょうけどね

アーリアの・・・たとえ自分が壮大な物語の脇役・・・モブキャラであろうとも構わない
いや、むしろモブキャラの方がいい・・・というポジティブな考え方・・・
自分が特別でなくてもいい・・という強さに
生まれつき特別であり、その特別であることに存在理由を見ていた彼にとって
それゆえまぶしい存在として映ったアーリア

グリードにとってはようやく見つけたと言えるただ1つの・・・
これまで自分が特別過ぎるがゆえに誰かを特別だと思った事がない
彼がついに見つけた特別な人・・・だからこそ全力で守ろうとするんでしょうけど
それゆえに危険を孕んでいるとも言える感じ

勇者の想い人ゆえに魔族の生き残りや勇者を利用しようとする者に狙われるかもしれないし
もしそうなった時はグリードにとってはアーリア以外はその他大勢となるだろうし

勇者のパーティーが知っている残酷なこの世界の真実・・・というのがあるらしく
もしアーリアがそれを知って絶望し世界の滅びを望むような事があれば
グリードは喜んで用いる全ての力で世界を滅ぼすだろう事

こう考えるとこの2人の関係はまさに・・・

世界の命運を決めるかもしれない恋

って事になりますね・・・

ただグリードの態度からすると振られたからと言って
自暴自棄になったりはしないだろうって事くらいかな?

おそらく彼はアーリアの意思は極力叶えようとするだろうから・・・
まぁ諦めるって選択肢はないだろうけどね・・・

さて・・・これは一体どうなっていくんでしょうか・・・続きが楽しみ

でも一番気になっているのはアーリアにあるらしいスキル
その名も『ツッコミEX』

EXってなに?

確かにツッコミキャラだけど・・・なんか特殊効果でもあるんだろうか・・・

最後に一文。

グリードのセリフ

純情な性格なのかな・・・と思いながら読み始めていたんですが
彼のこのセリフが出てきた瞬間・・・

ああ・・・なるほど・・・そっち系なのね・・・

ってなんか凄い納得してしまったのでコレで
この時に思ったことは間違いなかったですしね・・・

これも一種の・・・ヤンデレってやつなんですかね・・・
病み具合がとんでもなさ過ぎますけどね・・・

っていうか別の女性との結婚をその両親に許してもらおうとしている
自分の子供の頃からの友人であるリュファス
女性でありリュファスが愛する女性であるルイーゼとセットであっても
瞳に映すなって・・・どんだけだよ・・・

「見てはダメです」

「は?」

「私を見てください。その瞳に、別の男を映してはいけません」

「──は?」

「ル、ルイーゼ姫様とセットででもですか・・・?」


「セットでもダメです。ほかの男は見ないでください。」

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