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死想図書館のリヴル・ブランシェ V

あらすじ

短い間でしたが、いままでお世話になりました、イツキ様。
どうか、お元気で。 

イツキ様。 
死想図書館の蔵書であった、意志無き全知の記憶『アカシック年代記』との対決の時です。

『アカシック年代記』がパートナーに選んだのは、矢口未耶様。
イツキ様の、幼なじみでございます。

彼女はいま、全ての知識を得た全能の存在となっています。
つまりは神──邪神です。

今までで最も熾烈な戦いとなるでしょう。
そして私、『真白き本』とも、これでお別れでございます。

イツキ様。 さようなら、お元気で。

感想

死想図書館のリヴルブランシェの5巻

最終巻です!

という訳で表紙は主要登場キャラが勢ぞろい・・・全員が・・・

全員が・・・・・・・あれ?

まぁそれは置いておいて・・・今回の話は前回のそのまま続き

この世のありとあらゆる出来事を知っている『死書』である『アカシック年代記(レコード)』
そのパートナーに選ばれ、イツキを殺すと宣言した彼の幼馴染である未耶
という所から始まる話。

今回のこのラストバトル・・・簡単に表現できます・・・つまり・・・

痴話喧嘩

これに尽きます・・・

なにせ未耶イツキを殺そうと思った理由は『アカシック年代記(レコード)』によって
自分がかつて『邪神秘法書(ネクロノミコン)』によって死に、
イツキの願いで蘇ったという衝撃の事実を知った・・・からでもなんでもなく
今までの・・・1巻~4巻の事件において・・・・

ずっと別の女(リヴル)が隣にいる!?

これだからです・・・

嫉妬かよ!?

自分はイツキが大好きなのに・・・1回死ぬ前の自分がなんで諦めたか理解できないのに
なのにイツキリヴルと一緒にいる・・・たとえそれが自分を助けるためでも
みんなを救うために『死書』を封印するのに必要でも・・・そんなの関係ない・・・
イツキを一番知って、一番好きなのは自分なのに・・・なんでその女が・・・
という凄まじいまでの理論展開・・・そしてそんな醜い感情を見せる自分も嫌だし
そんな一面を見られてしまったらイツキに好かれるわけもない。
こんなに自分は苦しんでるんだから・・・イツキを殺して自分も死ぬ・・・
つまり端的に表すとこの娘・・・

ヤンデレ化してる!?

凄まじく緊迫してかなり危機感がある場面なんですけどなんでしょうか・・・
お前らいいかげんにしろ・・・って言いたくなりましたね・・・
ヒロインがめっちゃ大規模な状況で告白してますしね・・・色々と・・・

さしてこの戦いが・・・全知ともいえる存在になり未来すら見通す未耶との戦いが
痴話喧嘩だと表現される最大の理由はその決着のありかたにありましたね・・・

イツキ未耶がまさにタイマンで勝負し、イツキ未耶を殴って連れ戻すと
息巻き、未耶イツキが死ぬ未来への道筋を知っているからそれをなぞるように攻撃
イツキはそれを看破してあえて、まだ死なない地点でわざと無防備になって
未耶を動揺させ計画を乱し・・・そしてついに彼女の前までたどり着いて腕を振り上げ・・・

デコピン・・・

それで終了でした・・・ええ・・・終わりでした・・・
イツキはそれで済ませて『さっさと帰るぞ』って言い
未耶は色々とグダグダ言っていたけど『未耶が好きだ』という言葉と
イツキの本心・・・未耶への想いが家族へ向ける気持ちと似たようなもので
未耶が思うような恋愛感情ではないかもしれない・・・
それでも未耶を守りたいし、ずっと傍にいたい・・・
未耶はそこまで言われて照れまくり・・・今回のことを謝罪
イツキはもう一度デコピンしてそれを許すことで決着

イチャイチャしてんじゃねぇよ!てめぇらぁぁぁぁぁ!!

って感じで痴話喧嘩でした・・・ええ、完璧に痴話喧嘩・・・
そんなスケールじゃねぇ・・・って思うけど・・・それ以外表現できないしね・・・

さてこの痴話喧嘩の最中・・・ついに強制執行を・・・
秩序の女神らしく融通が利かないイシュタルが自分の復活を知ってしまった未耶
そしてその原因であるイツキ・・・さらにはその要因である危険な『死書』の処分を
決めて死想図書館に軍勢を率いて攻めて来ることになってしまっていて
リヴルや他の施設の主はその迎撃に当たる事に・・・

イツキが幼馴染と痴話喧嘩中に他のメンバーは神の軍勢、もしくは神と戦ってた訳です・・・

まず最初に頑張ったのが『製作者(メイカー)』であるシン

彼はイシュタルが区切った5日という猶予の間にイツキに頼まれて
イツキ用の武器・・・そして対イシュタル用のリヴルの武器を作成
無理無理・・・と言っていたけど未耶の為・・・そして才能によって選ばれた他の主達に対して
罰として・・・努力のみでそれを成さなければならない『製作者(メイカー)』の意地にかけて
それを完遂・・・しかも完全主義者ゆえに自分でどうにかしようと考えていた
『演奏家(プレイヤー)』である緑ヶ丘姉弟を足止めし、きっちりイツキが考えた作戦に参加させたり
彼の戦いは戦闘が始まる前に始まって、始まる前に終わっていたけど・・・格好よかった
小太りって感じな彼も最終的にはイツキなみのスタイルまでなっていたしルックスも変化してそう
まぁ・・・武器を作るために・・・

5日完徹してやつれたんだけどね・・・

何気に彼の矜持にイツキは敗北感を感じていたし、男キャラでは間違いなく彼が一番格好良かった
イツキは痴話喧嘩だしね・・・3巻の頃とはもはや別人でしたね・・・

『演奏家(プレイヤー)』である緑ヶ丘姉弟は軍勢の指揮で活躍

『生きている』と・・・たとえ現実では消滅したり残っていなかったり・・・
存在せずに死んでいるからこそ死想図書館に安置されている『死書』

彼らに対して自分達の居場所くらい自分達で守って見せろと・・・
この世界では確かに『生きて』いるんだから・・・と言われ奮起した『死書』

その『死書』達を指揮しイシュタルが送り込んだ軍勢を迎え撃ったのがこの姉弟

『邪神秘法書(ネクロノミコン)』『喫茶養生記』
『不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)』『英雄(エロイカ)』


今までイツキが戦った強力な『死書』が中心に・・・他の『死書』も協力し
その中に記載された幻想の力を使い迎撃・・・神の軍勢の数もさることながら
流石は本・・・記載された力ある幻想の数は伊達ではなく
そらにそれを『演奏家(プレイヤー)』が指揮する事で軍勢を圧倒する事に。

『死書』イツキ達と協力し、そしてみんなで一丸となって抵抗する・・・
この流れはかなりいい感じでしたね・・・
っていうか『邪神秘法書(ネクロノミコン)』とか準ヒロインみたいになってるしね・・・
1巻で一度未耶を殺したのコイツなんだけどね・・・

そして肝心要のイツキの・・・『筆記官(ライター)』の従者であるリヴル

彼女は今までメインで使った4つの武器、
そしてシンが作った切り札を手に単身イシュタルに挑み時間稼ぎをする事に

この戦いは・・・痴話喧嘩以上にツッコミどころ満載でした・・・
いや・・・凄まじい戦いではあったんですけどね・・・

イシュタル無双・・・でも武器の使い方が変だぞお前!?

イシュタル・・・神らしくリヴルの攻撃もなんのその・・・なんですけど
攻撃が変・・・っていうか定石を無視してましたね・・・リヴルがツッコミしまくってましたし・・・

両手剣を片手で振り回し、打撃用の武器で斬撃を繰り出し
遠距離用武器を近距離で使い・・・と基本スペックが高いんだから
とりあえず振り回してればぶっ飛ばせるとばかりに戦ってました。

この人・・・秩序の女神なのに戦い方が無秩序もいいところ・・・

流石のリヴルも苦戦するんですがイツキシンに頼んで作らせた切り札・・・
『輝く王剣(エクスカリバー)』と持ち主を癒すその鞘の力で致命傷を避けて戦い続けるのですが
イシュタルにそれがばれ鞘を破壊・・・残された『輝く王剣(エクスカリバー)』だけで戦うことに・・・

正直、ここまで読んでいて時間稼ぎが何の意味が・・・と思っていたんですが・・・
ここで真打登場でした・・・

『主賓客(イーター)』 金野 カナ 参戦!

前回の話で空腹だった為についついイシュタルを食べようと襲い掛かって返り討ちいにあい
重傷を負ったアホな娘なカナ
今回はそのリベンジマッチなんですが・・・

カナ無双・・・神すら喰らう

怖いよ!?この娘、怖いよ!?

参戦と同時にイシュタルの小指を切り裂き、それを食べたカナ
傷を治すため・・・そして神に対抗する力を得るために
イシュタルの妹であるエレキシュガルの指を食べさせてもらってから参戦したらしく
神を傷つけるほどの力を発揮

さらにイシュタルを傷つけ、その部位を食べれば食べるほど強化されていき
その一方でイシュタルは弱体化・・・援護に『輝く王剣(エクスカリバー)』を持ったリヴル

勝てるか!?そんなチートに!!

やっぱりというかなんというか・・・この作品の最凶は間違いなくこの娘なんじゃないでしょうか・・・
恩義があるからイツキの為に戦いましたけど・・・やっぱりというかなんというか・・・
『食欲』優先なんですよね・・・彼女が暴走しだしたら・・・誰が止めるんだろか・・・
まぁ戦いの後、得た神の力が大きすぎるからとエレキシュガルが受け取り
色々な事件の要因となっていた彼女の風邪も完治・・・さらに成長に繋がって
彼女は普通の人間に戻ったんですけど・・・『主賓客(イーター)』である事に変わりはない
なんていうか彼女だけ・・・他の主と一線を隔した強さですよね・・・なんじゃそりゃ・・・

2つの戦いは無事解決し・・・その結果『アカシック年代記(レコード)』も回収
ただしその瞬間にリヴルは自分の役目は終わったと本体である『真白き本』に戻り
人間としての姿を消滅させる事に。

あくまで彼女の意思なんですけどね・・・この娘も結構融通聞かない
ただこの出来事のせいで3度目の戦いが勃発することに・・・

二股か!?二股なのかこの野郎!?

イツキはあそこまで恥ずかしいセリフを未耶に言っておきながら
彼女の嫉妬の原因であるリヴルが人として自分の傍にいないのは嫌だと
彼女を迎えに行き、彼女の本に誰も読んだ事のない物語を書いて見せるから
戻って来いと伝え、リヴルは了承・・・戻ることに

ただしそれは未耶 VS リヴルの修羅場の発生を誘発

戻ってみたら未耶リヴルの元へ案内したときに
イツキの額にキスをした『邪神秘法書(ネクロノミコン)』を土下座させ
リヴルに対しても態度が硬い感じ・・・さらにイツキへの独占欲も発揮

でもリヴルはそれを軽く流し、未耶こそイツキに相応しい・・・正妻だ・・・と言い
未耶も満更じゃなかったんですが、さらっと自分は愛妾・・・愛人でいいと発言
やっぱり簡単には収まらないことに・・・

最終的にこの3度目の戦い・・・女の戦いは昼は未耶が夜はリヴルイツキと一緒に・・・
というイツキ完全無視の条約が結ばれ、なんだかんだ言いつつも
なんか仲良くなっていた2人でした。

とりあえずアレだね・・・痴話喧嘩で神の怒りをかい
仲間達に神の迎撃を任せたあげく、痴話喧嘩の相手とはより親密になり
さらには愛人まで手に入れた我等が主人公・・・イツキ

爆発しろ、てめぇ・・・・・

そう思われても仕方ないよね・・・

まぁ最終的な勝者・・・と呼べるのは今回の一連の出来事を総て誘導し
自分の居場所の安全を確保した『アカシック年代記(レコード)』なんですけどね・・・

何気に力を失いエレキシュガルのように小さくなり、
さらにそのせいで風邪を引いたイシュタルと話をしてましたけど・・・
流石全てを知っている本ですね・・・半端ない・・・

好きな作品だったので今回で終わりなのは残念ですが
キャラ達みんなに見せ場があり、終わり方もおおむねハッピーエンドなので良かったです

あとがきによると作者さんの次の作品はロボットモノらしいんですが・・・それも期待して待とうかと。

それにしても・・・やっぱり『製作者(メイカー)』の従者である黄銅さん
『演奏家(プレイヤー)』である緑ヶ丘姉弟のどちらかが表紙にいない・・・ハブられてるのが気になる
緑ヶ丘姉弟は同じ顔だからいいかもしれないけど・・・黄銅さんxは今回、足切られたりと
結構悲惨な目にあったのになぁ・・・しかも斬ったのは緑ヶ丘姉弟だし・・・

最後に一文。

最後の部分のイツキリヴルの会話

どんな服装がいいかとイツキに聞くリヴル
1巻から続いてきたコスプレをもう隠す気もなく・・・

そんな彼女にイツキが応えたセリフ

なんていうかこう・・・2人が醸し出す自然な雰囲気は
とてもいい感じですね・・・

まぁ・・・修羅場と背中合わせになってるんですけどね・・・最終的に・・・

「いつものメイド服で」

「かしこまりました」

「あと紅茶」

「イエス、マイライター」

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