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神さまのいない日曜日 Ⅶ

あらすじ

アイやディーたちの活躍により封印都市は復活を果たす。

けれど、アリスの断罪に失敗した魔女旅団―マダムは暴走、
鉄虫に襲われた封印都市は、戦火に包まれる。

アリスは、封印都市を救う為、“我が侭”になったマダムに対抗する為に、その力を解放する。

「―俺が止める」

その異能で。すべてを燃やし尽くす。

一方、アリスと共に戦うと決めたアイは、
一度は手放した墓守のショベルを、再びその手にとる。

大切なものを、誰かを。もう一度、守りたいから。

「アリスさん―私と一緒に、生きてください」

世界の終わりを守る少女と少年の、果てない夢の行方は─!?

感想

神さまのいない日曜日の7巻

夢を裏切ってしまいはしたけど生き続ける事を決めたアイ
そして偽物の・・・本来ありえない命だけど捨てない事にしたアリス

2人は生きることを決意して、魔女旅団マダム・エクスプレス・レギオンズ・ヘイヴ
に街の人々と共に挑む事にして・・・というのが前回

今回は前回のエピローグ・・・異常な行動を見せていたマダム
なぜそうなったかが描かれ・・・それは『堕ちた』から・・・
他の死者達と同様に『我侭に』なってしまったから・・・

彼女はアリスアイを問答無用で罰しようとしたんだけど
それに対して、それこそ法律に反している・・・ちゃんと話し合うべきだ・・・と言われ
なによりも『法律』を・・・生前、『法律』によって救われた彼女にとってなによりも許しがたい事を
自分が『法律』を破った事を指摘されたことが原因で暴走に繋がった感じ

彼女にとっては『法律』こそが『神』であり・・・自らそれを破ったと言われる事は
どうにか保ってきた理性を吹き飛ばすのに十分だったって事かな?

狂った彼女が生み出す鉄虫の猛攻から逃げる為にアリスが自分の能力・・・
狙ったものに確実に当てる『拳銃喰らい(ブザービーター)』の本当の力
確率操作のその異能を・・・

『終わりの笛(ブザービーター)』

を使い火炎瓶の炎をマダムだけを狙って焼き尽くすように放つという技も披露
っていうかこの世界の異能って・・・もはや凄すぎるよね・・・

そんな中、自分に負担を強いるその力の発動をアイが咎めて
アリスも善処すると発言したけど・・・これがのちのちアリスに返ってくることに。

アリスは自分の身を犠牲にするのを生きる事にした今でも厭わない感じだけど
今回の物語中・・・街の住人がマダムに対抗する為に死すら恐れずに戦い
そして死者になることで・・・不死の体になることで敵の攻勢を食い止め
逆に反撃に出る姿を見て自分がやっていた事が他人にどう映るかを理解

因果応報というか・・・色々とアレですね・・・

最初は死者になること前提の作戦に反対していた街の代表者も
一部が既に死者になっていた時点で妥協
さらに彼自身も死者になり・・・そして反撃に転じるようになってからは
ちょっとずつ態度が歪んでいってしまった感じもありましたしね・・・

それでも事が全て終わったらアイに埋葬してほしいと言っていたので
理性を失ったわけじゃないですが・・・死者がいない世界で・・・
封印都市オスティアで長く暮らしていたせいで外の感覚がわかりにくかったんでしょうけど
やっぱりというかなんというか・・・その根本にあるのはディー『囁き』

彼女はオスティアに現れた『黒面』・・・オスティアに住んでいたディーアリスの知人
イソラが生み出した別の世界に通じていると思われるそれを守る事が
世界を救う道だと信じているからこそそれを守ることを最優先し
他者の犠牲すら厭わない・・・それが彼女

まぁそれは別として・・・実際は優しい娘なので
人が死んでしまうのは悲しいと思ってはいるみたいですけどね・・・
それでも・・・彼女は『囁き』をやめない・・・

ある意味で一番覚悟を持って事に挑んでいるのは彼女なんですけどね・・・
一方で相変わらずアリスの事は大好きみたい。
アイアリスの事をからかったら逆に返されて真っ赤になってたし・・・
魔女としての怖さ・・・普通の女の子としての可愛さ・・・両立してるなぁ・・・

ちなみにこの時の恋バナでは傷持ち(スカー)ユリーへの気持ちが
恋ではない(アイディーの話を聞いて)と言っていてんだけど
それは愛だね・・・という結論に落ち着くことに。

今回の傷持ち(スカー)は色々と強かったし・・・まさに母は強しを地でいっていて凄かった

事態の方はマダムの義理の息子であるショーンの頼み
アリスが生む出した炎がマダムと共に変質して見せた彼女の過去

それら全てを見たアイ達と墓守であり、母でもある傷持ち(スカー)の優しさ
それらによってマダムは正気を・・・死者として・・・魔女旅団としてよりもっと前の
本来の彼女の正気を取り戻し、子供を求める心に・・・セリカを見て癒され
そして全てを取り戻した

だけど・・・そう簡単に終われないのが人間・・・

マダムに街を焼かれ、襲われ、殺された・・・
そんなオスティアの住人は彼女を埋めて安らぎを与えるなんて持っての他・・・
彼女を殺さなければおさまらない・・・

そんな彼らを前にアイアリスディーユリー傷持ち(スカー)セリカ
立ちふさがり・・・彼らを止め・・・そして住人と取引して『黒面』を貰い受けようとしていた

死者の国オルタスの独立大使『塵(ダストビリーバー)』
生者の国フェルミゴーラの貴族ノイレフェーン

この2人とも戦うことになり・・・さてどうなる・・・と思っていたら・・・

イソラ帰還・・・世界は救われた・・・

なんか名前だけはでていたけど今回初登場のキャラが世界を救っちゃいました・・・ええ・・・

彼女が生み出した『黒面』の向こう側の世界
ディーが送り出した人々は全て向こうに到着しており、みんな無事
そして向こうの世界では歩く死者も・・・墓守もいない・・・
そして妊娠も確認された正常な世界・・・

『黒面』は生者だけが通過する事ができ、生涯で1度だけしか通過できない
だから現状では世界を創造して最初から向こうにいたイソラだけが
向こうからこっちに移動が可能だった・・・という事みたい。

新しい子供が生まれることがなく・・・いずれ全て死者になってしまうこの物語の世界
だからこそ人々は自分達に続くものがいない事に絶望したり、足掻いたりしていたわけですけど
そしてこの世界がおそらく今後もそうである事は違いないんだろうけど・・・

それでも自分達に続く者達が・・・『黒面』の向こう側の世界で生まれ育っていく
そして彼や彼女が・・・向こう側の世界で死を悟った時に『黒面』を越え
こちらの世界にやってくる・・・

この世界こそが彼らにとっての『天国』

なにせ死んでも・・・動けますからね・・・
向こう側の感覚から言えば死後の世界って感覚でもいいのかも・・・

色々な不安がこれで世界から消えるんだろうけど・・・
さて・・・どうなるんだろう・・・

イソラは生来の病気が限界に達したから連絡も含めて戻ってきて
そしてアイが見守る中で息を引き取った。
彼女が最後に考えたことはおそらくアイと友達に・・・って事なんだろうけど
この世界では死後でもそれが可能だし・・・友達になったであろうことは書いてある

この世界の根本から覆す状態を踏まえて今後アイ達がどう過ごしていくのか・・・気になるところ。

生者の・・・とくに若い人間はおそらく『黒面』を超えて向こうの世界へ行くのかな?
その場合は自分達は戻ってはこれないけど・・・子孫を残すことはできるし・・・

まだ赤ん坊であるセリカは・・・とか色々と考えることはあるしね・・・
どうなるのか・・・今後が楽しみ

って『東京編』・・・なに・・・これ・・・?

なんか最後に次回予告風に書いてあったんですが・・・

東京
人の”死”が奪われた世界
異能の力に目覚める者達
暗躍する幽霊
始まりと終わり
世界に絶望し世界を嫌う少女『風星 愛』


えっと・・・パラレルワールドとか?
それとも『黒面』の向こう側の世界とか・・・?

今回の話が最終回っぽい話であり、あとがきでわざわざ『まだ続く』と
書いてあるくらい最終回ぽかったんで嬉しくはあるんですが・・・
これは一体どうなるんでしょうか・・・

正式には『神さまのいない日曜日 Ⅷ 東京編』らしいので
番号が続いている以上は正当な続きなんでしょうけど・・・これは・・・どうなる・・・

予告に書いてあるキャラ達はみんなこの物語のキャラではあるけど・・・
似て非なる者って感じなんだろうか・・・果たして・・・どうなる・・・

最後に一文。

アイディーのセリフ

アイが夢を失っても生きている理由・・・
ディーはそれはアイに別の夢があるからだと指摘し
アイはそう言われて初めてその事に気づき、そして口にして初めて
自分の夢に気づいた・・・その時の会話

「アイはいま、なにになりたい?」

「私は、私になりたいです」

「私は、ちゃんと、アイ・アスティンに、なりたいです・・・」

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(2012/04/20)
入江 君人

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