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トカゲの王Ⅲ-復讐のパーソナリティ(下)-

あらすじ

生きている間に関わることなど無いはずのカルトな闇社会。
その『会場』から、俺はどうにか逃げ出すことができた。

しかし、俺の受難はまだ続く。
再び監禁され、今度は謎の金髪少女と共に脱出経路を探る羽目に。

相変わらず俺の能力『リペイント』は全く役に立ちやしねぇ。

そんな俺の知らぬ間に、最強の能力者カワセミは巣鴨とコンビを組み、
美人殺し屋のナメクジは鹿川成美と行動を共にする。
白ヤギまで動きだし、復讐というパーソナリティは、螺旋を描いて中心点へと落ちていく。

この中で、生き残るのは誰か。
それはもちろん、俺──であって欲しい。 

俺の願いを巻き込んだその渦が行き着いた先は、
俺や巣鴨が通う学校の文化祭会場だった。

カルトな闇社会を牛耳る教祖による『儀式』が開かれる場所。 

教祖様を『神』とあがめ奉る空間で、
俺は、一生忘れられない経験をする。

『神』すら騙し、『王』となる。
その第一歩を踏み出した。

感想

トカゲの王の3巻

表紙は石竜子と前回から描写はされていた海亀 産太郎

産太郎・・・女の子だよ!ハンドルネームだよ!?

とりあえず書いておかないとね・・・うん・・・

さて前回、凄い超能力者であると相手を騙して賭けオセロの代打ちになった石竜子
だけど巣鴨石竜子をペットにしたいと思って白ヤギが行動を起こしたり
石竜子が敵と認識する『教団』のトップ・・・シラサギもそこにいたり
最強の殺し屋・カワセミもそこにいたり・・・
巣鴨を憎む殺し屋・ナメクジこと麻衣が暴走して暴れたり
代打ちの相手が石竜子がファンだったAV女優の友梨乃
彼女が相手の心を読む超能力者でクラスメイトの成実の姉である事を知ったりと・・・

なんか眼の色を変えるだけという能力しかない石竜子には
なんかもう色々と・・・無理じゃね?って状況だったわけですが・・・

巣鴨が怖い・・・この娘の全てが・・・怖い・・・

今回の・・・3巻で石竜子に降りかかった災難・・・
そのほとんど・・・っていうか全てが巣鴨が裏から手を回した結果

友梨乃と一緒に行動していたけど『ニュートラル友の会』という
組織の倉科が雇ったミミズと呼ばれる殺し屋(本名・清水)に捕まり
彼の『人差し指を操る』という・・・なんか凄まじく地味だけど
拷問には便利な能力で激痛を味わい・・・

牢で眼を覚ましたら近くには金髪の少女
名前は海亀 産太郎・・・石竜子が知っているオセロの強い少女
実は彼女も超能力者『摘んだものを伸ばす』でその能力で
痛んだ指を伸ばして感覚を鈍らせ一緒に脱出

完全に彼女の能力だよりで石竜子は彼女の能力を利用して
追っ手を無力化する作戦を考えるという・・・
相変わらずの機転を見せ、最終的にはミミズと取引して脱出

もうなんか色々と限界だから最後の手段・・・巣鴨の保護を得ようと
自分達の街に戻ってきて学校の学園祭に潜り込んだら
そこでも大騒ぎ・・・

最強の殺し屋(しかも全員能力者)と名高い
カワセミ白ヤギミミズの三人に囲まれ・・・プロデュースを受ける事に。

プロデュースってなんぞ・・・?

って思っていたら・・・なんと石竜子『王』になる為に・・・
『教団』『神様』へ・・・シラサギ対抗するための力を与えるための・・・
彼の『超能力』によって恐れ敬らせて組織を与えるようとする。

その為に白ヤギが彼の事前に録音した声を周りの人間の内側から響かせ
ミミズ石竜子に近づく人間の人差し指を捻り
さらにカワセミがその能力で照明を落として演出し
それに合せて『眼の色を変える』というだけの彼の力を使うことで
多種多様な力を持っているように周りに思わせた・・・

結果的に倉科の持つ『ニュートラル友の会』を媒体に
自分の組織を・・・という所まで持っていったんだけど・・・

これ、全部が巣鴨の作戦通り・・・((((;゚Д゚)))ガクブル

ミミズには石竜子が好きそうな展開・・・
危機に陥ったときに秘められた力が・・・って展開を与えるために
少々痛めつけさせたし、痛がったり必死な石竜子の写真も何気に撮影させてた。

さらにカワセミ白ヤギミミズを全員集めて石竜子のフォローにまわして
彼の目的を・・・まだまだ勇気が持てていなかった彼を後押しした・・・

完全に手のひらの上で踊らされてますね・・・石竜子・・・

なんか彼を囲んだときの殺し屋3人の態度も面白そうではあったけど
なんとなく優しかった感じ・・・同情だよね・・・きっと・・・

なんかこう・・・巣鴨をよく知っている人間からすると
石竜子はこう・・・優しくしてあげなきゃ・・・どうせ苦しむんだから・・・
ってキャラになりつつあるのかもしれない・・・

石竜子石竜子巣鴨の影を感じつつも・・・巣鴨を怖がりつつも・・・
エピローグでは彼女に抱きつかれて胸に顔をうずめてあたふたしてたし
色々な意味で特別に思っているみたいなんだけどね・・・
なんかもうコイツ・・・駄目なんじゃないだろうか・・・
一生、巣鴨のおもちゃなんじゃ・・・そう思えてくるな・・・頑張れ

石竜子も巣鴨だけは敵にまわしたくないと思っているみたいだし・・・
この2人の関係はどうなっていくんだろうね・・・

ちなみに一緒に脱出した産太郎とはいずれ自分がシラサギと戦うときに
仲間になってくれと勧誘したりしてたけど・・・今後も接点があるのかな?
表紙の2人や今回の行動を見ると結構いいコンビだったけど・・・

そして前回に続き、もう1人の主人公ともいえる殺し屋・ナメクジこと麻衣

彼女の場合は石竜子と違って完全に超能力がない人間
ただし殺しの技術だけは凄まじいものがある女性

そんな彼女が前回巣鴨を見て暴走した騒ぎで恨みを買って
殺し屋を差し向けられたり・・・シラサギから逃げてきたを連れて行くことになり
さらには友梨乃の妹で石竜子の友人でもある成実と知り合い
彼女が姉に対する人質にと連れ去られそうになるのを助けたいと大活躍

まぁ・・・人殺しだけどね!

実際、追ってきた殺し屋・トンボと戦い、成実の前で別の殺し屋を殺したりと
相変わらず凄まじい技量を見せていた彼女。

トンボ超能力を持っておらず、その代わり凄まじい腕力で襲い掛かってきたんだけど
バイトのたこ焼屋の仕事&その場所が巣鴨の通っている学校の文化祭だったことで
学校に現れ、彼女を追ってきたトンボと対決

途中合流した友梨乃『心を読む力』を借りて彼女に口にださずに作戦を伝え
その手伝いによってトンボを撃破と結構な大金星っぽいです。

まぁ作中で白ヤギトンボと別の殺し屋とお互いの目的について語るシーンがあって
その場面ではあっさりと白ヤギの力にやられてを連れて行かれたんですけどね・・・
超能力が絡まなきゃ強い・・・だけど超能力者には勝てない・・・そんなレベルっぽい。

巣鴨・・・殺せるんだろうか・・・彼女を標的にしているかぎり不幸になりそうな予感しかない・・・

何気に最終的に友梨乃と暮らす事になっていたから・・・面倒見はいいし
成実とかの事も何気に心配してたから・・・根っから悪い娘ではないんだけどね・・・・

最後にはミミズに彼女への殺人の依頼が舞い込んできて・・・さてどうなるか・・・
残った右腕の人差し指さえ切り落としてしまえばミミズに勝てるとは思うが・・・

彼女の行く末も・・・このシリーズの気になる点の1つですね。

友梨乃麻衣巣鴨への復讐を手伝うといい
石竜子『ニュートラル友の会』を母体に組織を作り上げると言って
それぞれ1歩(?)を踏み出したわけですが・・・さて次はどうなるんだろうか・・・

この作品の場合は1歩踏み出した瞬間に穴に落ちるって展開があっても
おかしくないくらい悲惨だからなぁ・・・特に巣鴨が怖いし・・・
なによりこの娘・・・

悪気が欠片もない!

それが怖い・・・笑顔で色々命令してますからね・・・
それに自分に復讐心を燃やす麻衣の事なんか眼中にない感じだし・・・
本当にもう・・・マジで『考えない』娘ですね・・・色々な事を・・・

読んでいて彼女に不幸になってもらいたいのか・・・幸福になってもらいたいのか
まともになってもらいたいのか、もっと壊れてもらいたいのか・・・
イマイチ自分がどう思っているかがわからないですね・・・

なんか巣鴨が普通の行動をしだしたら・・・それはもう巣鴨じゃないって感じ?
なにはともあれ・・・不思議ちゃんです・・・恐怖の・・・

さてここからはこの作品とはちょっと関係ないんですが
作者である入間 人間さんの新プロジェクト・・・『アラタなるセカイ』についても触れておこうかと

滅びかけている現代がメインで
滅びの原因があるであろう過去
滅びを回避した?・・・未来


過去と未来・・・そして現代に残ったキャラ達による物語で

過去は漫画
現代は小説
未来はアニメ


といった形で展開するらしくかなり楽しみ

さらに入間 人間さんの作品のキャラがクロスオーバーする

ハイパーイルマ大戦

なんか・・・すごい事になってきたぞ・・・この作者さんの作品・・・

最後に一文。

今回はセリフじゃなくてあとがきの一文

石竜子は今回結構ピンチだったけど・・・結局、真なる力は目覚めなかった。
でも最後に巣鴨が超能力の研究所で1巻で奪った石竜子の右目を・・・
他に能力が隠されていないか調べて欲しいと頼んだシーンがあって
まだ一応は希望があるのか・・・と思っていた矢先にあとがきでコレ・・・ひでぇ・・・

そのうえ、石竜子が自分の組織の母体にしようとしている『ニュートラル友の会』
そのトップだった倉科石竜子の演説の後に白ヤギがあっさり始末したんですが
実は構成員のほとんどもビルごとすでに彼女が始末済み

つまり彼が基盤にしようとしている団体はほとんど壊滅状態
もちろん石竜子はその事を知らないわけで・・・不憫すぎる・・・

この子は最後までハッタリと根性だけでやってくんだろうか・・・
根性っていうほど根性ないのに・・・

では石竜子が聞いたら絶望しかねない・・・あとがきの一文です・・・

”はたしてトカゲくんに真の能力が目覚めるときはくるのか!
 →きません。”


”今作の主人公は最初から最後まで、
 これ以上の能力は芽生えません”


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(2012/06/08)
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今回もリンクさせていただきました

こんにちは。

本当、巣鴨が恐ろしいですね。
石竜子も麻衣もどこまでいっても彼女の手のひらの上で、一矢報いるビジョンが見えてこないです。
そもそも、石竜子は怖いと思いつつも頼らざるを得ない状況に置かれているのがまた……。

>さらに入間 人間さんの作品のキャラがクロスオーバーする
>ハイパーイルマ大戦

電撃文庫MAGAZINEに「File.01 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」が掲載されていました。
これの場合みーまーの後日談的な短編でしたので、必ずしもキャラがクロスオーバーする企画ではないみたいですね。

追記(7/8)
仰るとおり「家に帰らせてもらいます」に繋がっていますね。
一つの物語の中に全キャラが勢揃いするお祭り企画とはちょっと違うということが言いたかったのですが、そういう意味では「クロスオーバーする企画ではない」という言い方は適切ではありませんでした。

Re: 今回もリンクさせていただきました

コメントありがとうございます

> 本当、巣鴨が恐ろしいですね。
> 石竜子も麻衣もどこまでいっても彼女の手のひらの上で、一矢報いるビジョンが見えてこないです。
> そもそも、石竜子は怖いと思いつつも頼らざるを得ない状況に置かれているのがまた……。

全て彼女の手のひらの上・・・って感じがまた・・・怖いですね

> >さらに入間 人間さんの作品のキャラがクロスオーバーする
> >ハイパーイルマ大戦
>
> 電撃文庫MAGAZINEに「File.01 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」が掲載されていました。
> これの場合みーまーの後日談的な短編でしたので、必ずしもキャラがクロスオーバーする企画ではないみたいですね。

これは電波女と青春男のDVD特典の小説
『家に帰らせてもらいます』に繋がってるんですよね・・・
あれは遠江に会いに愛が向かってそこでエリオと会って・・・って話だと思われるので。
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