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ささみさん@がんばらない 8

あらすじ

子供のころと同じ歩幅でいつまでも歩いていたら、
大人の世界では置き去りにされてしまう――。

現実は私を優しく待ってくれはせずに、いつだって大事な者を奪っていく。

新しい家族・るるなちゃんとともに、
ささみさんが過ごすつかの間の日常は、あっという間に終わりを告げる。

日本の神々に迫る「世界の終末」と、その対抗策とは。

がんばらず、大人になりたくない(?)ささみさんを襲う「世代交代」。

人が祈りを捧げれば、科学でさえも神話になる──今度の神々は「宇宙人」!?

アニメ化も決定し、勢いを増すシリーズ第8弾。

感想

ささみさん@がんばらないの8巻

今回の表紙はこの作品における数少ない常識人である希美
スサノオに惚れられたり、イザナミを叱ったりと・・・なんか凄い娘ではあるけどね・・・
それに次世代神であるたまとも友達だし・・・

って何があった!?その姿は!?


と言うわけで表紙の時点で色々とツッコミどころ満載
そして前回言われていた最新の科学神話と言えるものが今回は中心・・・

宇宙人や科学が神話・・・イヤイヤ・・・ってあれ?

なんかこの本に書いてあるように

具体的な仕組みは知らなくてもそういうものだと使っている
宇宙からくる超越者って考え方は神と同じ
高度な科学技術は魔法と・・・奇跡と見分けが付かない
宇宙人が地球や世界を作ったって話は創世神話
土偶などは宇宙人がモデル
宇宙人の侵略は終末神話
宇宙にある理想郷は天国
アブダクションは神隠し
連れされれ・・・そこで過ごすという体験は臨死体験
宇宙人による未来予知や情報の提供は預言や託宣
宇宙人との交信は巫女と神の交信


ってのを並べてみると・・・まじだ!?めっちゃ神話と似てる!?

いや、詭弁やこじつけとも言えるんでしょうけど・・・それでも似てる・・・
そしてこの物語の世界で・・・ここまで類似してればそりゃ力を持つよね・・・
まぁ・・・重みも歴史も確証も無い・・・神話以上に曖昧なものなんですが・・・
その点が・・・違和感を与えて疑う原因にもなったんですけどね。

今回は最初から・・・いきなり鎖々美の妹・るるなを母である呪々が出産

彼女は前回の最後・・・完全に侵食され悪に染まった日留女に対抗するために・・・
世界中の神々を捕食し始め、いずれ最強の『唯一神』となるであろう
彼女を倒すために・・・世界中の神々が会議をして決めた対抗兵器の1人

それぞれの神話が彼女達を用意し・・・そして自らの意志で喰われ
力となり・・・相手がそれ以上捕食して強くならないように・・・
そしていずれそれらを1つに統合する事で日留女を倒し
その後に内側の神々を解放すると言う・・・
なんとも非人道的っぽい方法の結果生まれた少女

まぁ・・・神様なんで人道的もなにもないんだが・・・

しかも日本でそれを主導したのはお気楽で優しい最高神であるつるぎでもなく
次世代の最高神であるたまでもなく・・・アマテラスの父親・・・
日本神話における『創造神』イザナギ

でたーー!?って駄目だコイツ・・・

なんていうか・・・根本的に『違う』感じです・・・
考え方の根底が全然違う・・・

かがみの・・・娘であるアマテラスの意志や優しさは認めているし
これまでの頑張り・・・失敗が多いとはいえそれも含めて認めている
でも『違う』・・・彼は完全に神としての視点と立ち位置しかないために
るるなの事も・・・兵器として生み出され使われる彼女の幸せや
それによる人間達への被害についての考えが一切無い。

自分がやろうとしている事が唾棄すべき事だと理解できているくせに
いざとなったら創り直せはいいから・・・という考え・・・

さすが『創造神』ですけど・・・ねぇ?って感じ。
妻であるイザナミに・・・呪いとして1日1000の命を奪うと言われたときに
それなら1500の命を新しく生み出そうと答えたのは神話でも語られていますけど
考えようによっては命を数字でしか見ていないって事でもありますからね・・・
怖いっていうかなんていうか・・・完全にズレてますよね・・・
これが『神』か・・・って感じが逆にしましたけどね・・・

だからこそ・・・邪神三姉妹は・・・人間っぽい『神様』って感じがしますね・・・
その当のイザナギ『アラハバキ』の残党であるマサカドに襲われ
神々を回収されるのを防ぐためにあっさり逃亡・・・色々と・・・マジ駄目だ・・・

弥火『アラハバキ』『首領』がそんな想定されうる対抗手段を
彼が考えていなかったとは思えないって言っても聞く耳もたなかったし・・・
どうなんだろうね・・・

そしてそんな状況で世界が『改変』

人間が科学を手にいれなかったら・・・

宇宙人は・・・人々の願いによって・・・わからない事を・・・未知の事に遭遇した時に
まず頼る『科学』・・・そして願う・・・
それによって生まれた曖昧な存在だけど・・・現状もっとも望まれ
そして宗教が信じられることで力を得るというなら
『科学』という・・・もっとも人類に信じられる宗教であり
それゆえにもっとも新しく強い力を持った『神々』

彼らは

『自分達が人間に知識を授けた』
『子供に負けるくらい弱い』
『噂どおりの姿かたち』


といった感じでアマテラスであるつるぎや他の神々のように
伝承とは違った性格をしていたり、行動が斜め上だったり・・・
そんな感じだった神々に比べて噂どおりの・・・
違和感を感じるくらい忠実に噂話や証言された内容をトレースしていて
行動にいちいち違和感を感じる存在

それでも強力である事に変わりなくどうにか『改変』を逃れた
鎖々美希美情雨玉藻前(ついでに科学が無い世界に適応した月臣)が抵抗
途中捕まったり(るるなも)・・・宇宙生物やUFO満載だったり・・・色々とあり
さらに『改変』をキャンセルする力を持つ鎖々美にとっての『嫁』・・・かがみ
まっさきに捕獲されて・・・操られちゃう始末・・・どうするんだこれ・・・と思ったら・・・

魔法少女 → 変身ヒーロー

な、何を言ってるのか、わからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった・・・
前々回・・・魔法少女となり『徳』を集めていた鎖々美

その能力は健在だったんだけど今回はそれが進化・・・進化・・・でいいのか?

鎖々美と同じく変身できる情雨の力で上乗せ
玉藻前が力を込めたゴーレムによる装甲を装着
正気に戻ったかがみつるぎから預かっていたアメノムラクモ
さらにかがみの本体であるヤタノカガミを装備

そして・・・

最後までがんばること

鎖々美の力で宇宙人が集めた強大な力・・・
『首領』が考えていた対抗兵器を逆に取り込み悪となす作戦は
この彼女の行動によって防がれ・・・るるなは無事助け出す事に成功。

るるなの・・・魂が無い彼女を操縦する役割を持ち
黄泉帰りをやめ改めて死んだ呪々も魂だけでるるなの中から
鎖々美の・・・娘の頑張りを見た・・・このシーンは色々といい感じだった。

この母子ってすれ違ったり愛情表現が不器用だったりしたけど
本当はお互い大好き同士で・・・鎖々美呪々の役目に否定的ではあったけど
最後に娘として恥ずかしくない姿を母親に見せられたのではないかと思う。

基本的に百合百合しい作品で今回もあいもかわらず鎖々美かがみ情雨にデレデレ
かがみは口でなんと言いつつも鎖々美に甘く、情雨もめっちゃツンデレっぽく鎖々美と話して
お前らみんなちょっといい加減にしろよ・・・って感じだったけど
あいもかわらず・・・母と娘の関係性についてはいい感じだった・・・

鎖々美呪々も・・・情雨玉藻前も・・・いい母娘関係ですよね・・・

エピローグでは希美は宇宙人にかぶれてしまった幼馴染を叱り
帰り際にキュピちゃん・・・かつてたまが助けた宇宙人の王子様が登場

彼女をたまの元へ車で送り届けた・・・

何故いる!?ってかマジもん登場だよ!?

前回の最後に登場したUFO郡はたまの為に現れた本物で
今回の・・・『アラハバキ』の企てと人々の願いによって現れた宇宙人は偽者
って事らしい・・・

流石に純粋な悪である『首領』はそんな絵空事を信じられなかったゆえに・・・
本物の存在を・・・介入を予測できず・・・キュピちゃんはそこを付いて
色々と干渉して今回裏でたま達を手助けしていたみたい

宇宙人の実在を信じ、宇宙人の友達とただ純粋に会いたいと願う
次世代の最高神はまだまだ未熟だけど・・・その優しさはきっといずれ役に立つと思われる。
正直、たまイザナギのようになられるのは・・・かなり嫌だし
かといってアマテラス・・・かがみっぽくても嫌だからな・・・

そして日留女は世界で同時に引き起こしていた今回の事件で得た成功・・・
別の神話の対抗兵器を汚染する作戦で得た汚染された対抗兵器・・・
日留女『破壊神』と呼んだ少女4人

そのうちの一人を次の話では鎖々美達に差し向ける様子

そしておそらく・・・差し向けられるのは鎖々美に色々と試練を課し
その一方で色々と協力してくれた太陽神ヴィシュヌ

彼女が末世において・・・世界の終わりにおいて変化すると言う
破壊神シヴァになりそうな予感・・・

さてどうなる・・・なにせこの作品・・・ずっとシリアスとかぶっちゃけ無理だしね・・・
なにはともあれ・・・次も楽しみだ

なにせ鎖々美が頑張る事を決めた・・・タイトルに逆らったとも言える
話の転機が今回だったし・・・続きどうなるのか楽しみ

まぁ・・・次は日常に重きを置いた短編集らしいんですけどね・・

最後に一文。

今回の巻ではカラーイラストの部分が鎖々美が国語の授業で書いた
母親に関する作文になっていたんだけどその最後の部分

最初に読んだときになんとなく・・・この巻で呪々がどうなるのか予感し
実際にそうだったんだけど・・・それを知ってから読むと
なんかうるっときてしまった・・・

でも最初の頃と比べたら・・・お互いの気持ちがちゃんと伝わった上での
別れだし・・・それはそれでよかったのかなぁ・・・

お母さんは、

厳しい人だったけど。

わたしは、

不器用だけど本当は優しい、

お母さんが大好きだった。


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日日日 ささみさん@がんばらない8

 え~、昨日ようやく日日日先生の小説「ささみさん@がんばらない」第8巻を読み終わりまして、まだ他に読みかけの本があるのに今日またネットで注文した本が届きましたが、それでも紹介と感想を書くとしましょう。

日日日 「ささみさん@がんばらない8」

JUGEMテーマ:読書感想文    ◆  ささみさん@がんばらない シリーズ   ようやく主人公らしい活躍が出来た月読鎖々美。   しかし、またも...

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ナチュラルストロング

 超硬ってのは頑張りすぎで、ちょっとセンス薄。と思います。

Re: ナチュラルストロング

コメントありがとうございます。

>  超硬ってのは頑張りすぎで、ちょっとセンス薄。と思います。

超硬合金ってのがある。
超硬とだけ呼ばれる場合もある合金

それを扱う会社名に

ウォルフラムやタングステン

を使っているものもある。

だからウルフラム・タングステンを
『超硬』って現すのは別に不思議じゃないですよ。

まぁ実際は炭化タングステン+コバルトの合金の事を
超硬合金と呼ぶのでそのままではないですけど・・・
まだ彼には色々と秘密がありそうですからね。
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