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エスケヱプ・スピヰド 弐

あらすじ

自国の今を知るため、帝都・東京にやってきた九曜と叶葉。
復興の進む街で、九曜は機械兵を連れた不遜な少女に襲われる。
『第三皇女・鴇子』だと名乗る少女は、九曜に自らを守るように命令する。

誰から何故追われているのか記憶がないと言う鴇子。
そんな彼女を九曜は訝しむが、叶葉は彼女を放っておけないと言う。
叶葉の懇願により、九曜は鴇子の情報を求めて軍の地下施設を訪れる。

そこで彼を待ち受けていたのは、
全滅したはずの《鬼虫》シリーズの一人で──!?

最強の兵器《鬼虫》たちが繰り広げる神速アクション、
第18回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作、第2弾!

感想

エスケヱプ・スピヰドの2巻

予定を変えてここでアップ・・・
7月前半は結構いれられそうだけど同じ月に更新したほうがいい気がしたので・・・

『鬼虫』と呼ばれる最強の兵器だった九曜
彼に人間らしい感情を蘇らせた少女、叶葉

この2人が前回の舞台であった尽天を離れ、現在の日本の状況を知るために旅にでたのが
前回の話の最後

九曜『鬼虫』の兵器としての部分・・・『蜂』を失い
人間と同じ姿の(人間を改造したもの)兵器でしかなく
戦闘能力は大分落ちているけど・・・さて戦闘とかあるのかな?
と思っていたんですが・・・

これは・・・続きが楽しみになってきた・・・


1巻はこれで終わり・・・彼らの今後は読者にお任せ・・・という形で終わっても
決して無理があるものじゃなかったんですが今回は”先”を期待させてくれますね・・・

今回の舞台は『帝都・東京』
他の街とは隔絶されていた尽天と比べればかなり復興している街

そこで『鬼虫』を知る自称『第三皇女・鴇子』とその護衛の戦闘兵器である菊丸
と出会い、何者かに襲われているらしい彼女と行動を共にする事に・・・

記憶ない・・・怪しい・・・めっちゃ怪しい・・・

記憶喪失である事が怪しいんじゃなくてそんな身分の人間が
その状況でここにいるって状況が怪しい・・・
まぁ九曜もそう思っていたんですが叶葉は彼女を助ける事に。

まぁ困っている人間を見捨てられるようなキャラじゃないですからね・・・
そして叶葉が望むなら・・・そして怪しいとはいえ・・・叶葉に危険が迫る可能性があっても
彼自身も見捨てられないから・・・

九曜が・・・めっちゃ人間らしくなってる!

前回の後半で自分が兵器だ・・・という拘りを捨てて
感情とかを大切にするようになったけど、ここまでこれれば大丈夫かな?
って感じですね・・・

ただ事態は一気に・・・きな臭い方向に発展する事に・・・

鬼虫二番式『蜘蛛』・羅刹の巴
鬼虫三番式『蟷螂』・夜叉の剣菱


そして

量産型・甲虫式

前者の2人は九曜のかつての仲間・・・同じ『鬼虫』であり
前回九曜が戦い、勝利した鬼虫壱番式『蜻蛉』・四天の竜胆
もっとも長く一緒に戦った2人

といっても九曜竜胆を倒した事についてわだかまりはなく
彼が望む死を得られた事を喜んでいた感じ

最初は敵になるのかも・・・とか思ったけど最後まで味方でしたね・・・

2人とも大戦で死んだと思われていたけどは敵国で自分の本体・・・
生体部品である部分をどうにか修理し幼女の姿になったけど生き延び潜伏

剣菱の方は戦場で瀕死状態だったところをに助けられ
以後ずっと『蟷螂』の調整と自分の修理の為に潜伏していたみたい。

2人は自分達を元にしたであろう『甲虫式』の存在を知り
それを調べるために動いていて、その過程で九曜の生存を知って
接触って流れだったみたい。

剣菱には弟というか息子というか弟子というか・・・そんな風に思われているようで
2人とも九曜叶葉と出会ったことで笑うようになった事を喜んでいたので
『鬼虫』同士の絆はかなり深い感じですね・・・

九曜が・・・『鬼虫』である事に・・・戦闘兵器である事に拘っていたからこそ
前は気づかなかっただけだったのかもしれませんがね・・・

そして共通の敵・・・九曜『鬼虫』とは認めないと怒りをあらわにした『甲虫式』

彼らの狙いは鴇子であり・・・『鬼虫』の生き残りである九曜であり
そして九曜を変えた叶葉・・・

虎の尾を踏む・・・ってか『鬼虫』強っ!?

前回の竜胆もめっちゃ強かったけど・・・も・・・そして剣菱も・・・めっちゃ強い
確かに2人には竜胆九曜の機体のような空戦能力はないけど
それでも圧倒的・・・といえる力がありましたね・・・

最初の戦いでは『蜘蛛』を操りワイヤーロープとその脚で圧倒
これで元は技官で『鬼虫』開発者・・・修理などが得意な機体ってんだから凄い

次の戦いでは九曜叶葉鴇子鴇子の過去と敵の狙いを調べるために
関係あると思われる施設に潜入していたときに現れた『甲虫式』の大群とは剣菱が対応
剣の達人である彼が操る『蟷螂』は・・・竜胆の速さを目指して磨かれた斬撃は
竜胆と比べたら鈍すぎる敵を圧倒・・・やっぱり強い・・・

さすがワンオフの機体・・・量産型とは違う・・・

ただこの2人が圧倒的だからこそ・・・機体を・・・『蜂』を失った九曜の悩みが
ピックアップされた感じがありますね・・・
最初の戦いのときも、ついつい『蜂』の武装を使おうとしてあるわけもなく
隙が生まれてしまったりしてましたから・・・

ただ今現在のメインの武装である軍刀の扱い方を剣菱かアドバイス
自分のものではなく九曜自身の剣を見つけろと言われ考え・・・
そして基地内での戦いにおいて菊丸が見せた奥の手を参考に
ついに至る事に・・・
         イ ナ ズ マ
電瞬・・・戦術電刃

電磁制御能力を精密に操作し電磁を纏い、そして刀に圧縮する事で
切り裂いた相手の内部でプラズマが発生して吹き飛ばす・・・

これは燃える・・・めっちゃ燃える・・・

放射して使うには効果が薄いものを纏ったり、
圧縮して一撃に込めたり・・・こういう発想は大好きだ!!

こういう戦い方を見せられると・・・次回以降の戦いもかなり楽しみですね・・・
一応エピローグで『蜂』の機体が回収されるフラグがあったので
再び完全な『鬼虫』としての能力を手に入れられる可能性があるけど・・・
今回手に入れた技が無駄にならないと良いなぁ・・・

そして鴇子菊丸

鴇子の方は正体がクローン・・・複製人間であり
第三皇女本人でない事・・・そして彼女の失われた記憶に
『甲虫式』を操る組織が望む情報があるらしく狙われていたみたい。

彼女は真実をしってアイデンティティーが崩壊
自分なんてもう・・・という感じになってしまったんですが・・・

叶葉の想い

これが全てを解決しましたね・・・
彼女にとって鴇子は目の前にいる鴇子だけで
オリジナルの『鴇子』なんてあった事はない。

彼女とは基地に来る前に一緒に鍋を食べる約束をしていること
そして・・・友達だから・・・

その言葉で鴇子叶葉九曜と出会ってからの記憶は自分だけのものだと
オリジナルにもない・・・自分だけのものだという事を理解して
一緒に逃げる事に・・・叶葉は天然で本当に大事な事を理解している感じですね。
そして鴇子は・・・とても強い娘・・・

そしてオリジナルから鴇子を託され・・・複製人間としりながらも
彼女をずっと心配して守ってきた菊丸

鴇子の事を叶葉に託し九曜と共に『甲虫式』と戦ったんですが・・・

格好良い!めっちゃ格好良い・・・ってかロマンわかってる!!

操行をパージして圧縮空気を利用した超高速戦闘
そして切り札・・・相手に拳を叩き込み・・・その後、移動に使っていた圧縮空気を
全てその拳の肘から先を射出するのに使用・・・そうです・・・これぞまさしく・・・

零距離ロケットパンチ!!

いやぁ・・・わかってますね・・・作者さんはわかってます・・・
中・長距離を飛ばせる武装をあえて零距離で叩き込む・・・
しかもロケットパンチです・・・・これが漢のロマンです!

読んでいて思わず『うぉぉぉぉ!!』となってしまいました・・・

鴇子菊丸も無事だったし今後も行動を共にする気がするし
今後の活躍に期待・・・ってかロケットパンチまたでるといいなぁ・・・

鴇子菊丸の関係が鴇子が自分の正体を知っても変わらなかった事や
叶葉菊丸九曜の戦いを止めるために『甲種指令』を使い
叶葉がその後に九曜に謝るシーンとかもいい感じだった。

エピローグでは九曜叶葉鴇子菊丸は中央政府に接触して
保護を受けた模様・・・ただし『鬼虫』が万全な状態で生存していると
知られたくないと剣菱は姿をくらましたので2人のことは内緒って感じ

は大事な仲間である『鬼虫』を愛していて・・・何かしそうな予感・・・
もしかしたら他の『鬼虫』も復活とか・・・そういう展開になるのかも

だけど彼女の愛は・・・ちょっと怖いものを含んでいそうで
敵になりそうで怖い・・・剣菱はどうなんだろうか・・・今後が気になる所。

最後に一文。

叶葉のセリフ

菊丸のロケットパンチや九曜戦術電刃もよかったんだけど
やっぱりコレでしたね・・・

自分の正体を知り、自分の存在そのものを無意味だと感じ
死を選ぼうとしていた鴇子

だけど彼女のこの言葉が・・・鴇子に自分が自分であると・・・
『鴇子』のクローンなのかもしれないけど、オリジナルとは別の・・・
叶葉九曜との思い出を持つ自分なのだと思えるようになる切欠になった
なのでこれで・・・

「あたしは、」

「『鴇子さま』は一人しかしりませんから。
 九曜と菊丸さんと、あなたと一緒に帰りたいです」


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(2012/06/08)
九岡 望

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