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@HOME 3 長男と長女を巡る喧噪。

あらすじ

倉須家長男、高遠。
倉須家長女、礼兎。

ふたりは義理の兄妹であり、幼馴染み同士であり、
そして長年連れ添った夫婦のようでもあって―

夏休みの騒がしい日々と夏休み明けの不穏な事件を通して、
僕はそんな彼らの絆と関係を間近に見ることとなる。

一見頼りなさそうでもあるふたりは、
それでもやっぱり家族の輪っかを繋いでまとめるに相応しい芯の強さを持っていて、
僕はもちろん他のきょうだいたちにとっても、きらきら輝いて見えた―。

風変わりな七人のきょうだいたちが織りなす奇妙で素敵なファミリーゲーム、
待望の第三弾。

感想

@HOMEの3巻

サブタイトルが『長男と長女を巡る喧噪』って事で今回の話の中心は
血の繋がらない大家族・倉須家の長男である高遠と長女である礼兎

2人は倉須家に来る前からの知り合いっぽくて幼馴染でもあり
現在では倉須家の父親&母親役でもあるる2人
彼らを中心に今回の話は展開していきます。

端的に今回の話を表すと

揺るがねぇ・・・絆が・・・揺るがねぇ・・

そして・・・

高遠兄さん、カッケー!!!

こんな感じ・・・

末っ子である耶衣がくじ引きで温泉旅行のペアチケットをあて
どうせだからと家族みんなで行く事に・・・

にとっては今の家族では初だし、大きくなってからは久しい家族旅行
耶衣の運の良さや、女性の格好をしている三男・と一緒に温泉に入って
から自分の格好について嫌じゃないかと聞かれたりと
年下組との接点が多かった感じ・・・

的には一番新入りゆえに兄弟姉妹の色々なことをこれから知っていけるし
楽しみだ・・・と夜には高遠と語ったりと実りのある旅行だった感じ。

ちなみに芽々子は前回の一件で色々と過去を吹っ切ったのでテンション全開でしたけどね・・・
家族への依存、そして家族への愛情の確認などはなりをひそめ思いっきり甘えるようになり
それとは別に家族大好きっ子である事は変わらないので・・・
家族旅行とか本人にとってはハッピーなイベントでしょうしね・・・

これはまぁ・・・まったりと・・・問題もなく終わり

が家族風呂でみんなと混浴という事になりアタフタしたけどね・・・
完全に家族に・・・兄弟姉妹になったとはいえ・・・
リリィ芽々子は流石にね・・・・って展開はあったけどね・・・爆発しろ・・・

次は夏風邪・・・

最初は芽々子がなり家族で看病
基本夏休みの話で兄弟がいるゆえに一人っ子だったときと比べると
騒がしい・・・でも楽しいって感じだったけど
病人が出たらそれは静かになる・・・大切だから・・・

いや・・・マジいい家族・・・

夏風邪でウンウン言ってる兄の襖を挟んだ隣の部屋で
大音量でFPSゲームやってる我が弟とは段違いだな・・・うん・・・

芽々子に病院に行くタクシーまでお姫様だっこを・・・とねだり
は仕方なくチャレンジするも失敗・・・

後日、弁当を忘れた礼兎にそれを届けに行き、
彼女が具合が悪い事に気付き、それを察知した高遠が連絡してきて
彼が迎えに来て・・・そしてお姫様だっこで運ぶという一幕があり
高遠の格好良さを再認識・・・

昔からずっと一緒だから礼兎が限界まで無理をするのが知っている
それを止められないから病気に気付いていたけど仕事へ行かせ
そろそろ限界だな・・・と電話をかけてきたらしいけど・・・
どんだけお互いの事わかってるんだよ・・・って感じの2人ですね・・・

そして今回最大の山場が・・・『長男と長女を巡る喧噪。』

2人が喧嘩でもして家族がやばくなるのか・・・と思っていたんですが
蓋を開けてみれば・・・圧倒的なまでの2人の絆を見せ付けられた感じ・・・

そしてもう1つ・・・

倉須家一同・・・超シスコン!!

って事もわかる・・・ってかちょっと怖いよ!?

リリィ芽々子が通い、保健医として礼兎が勤める学校の
体育教師が夏休み明けの始業式に全生徒の前で礼兎に告白

人気教師だし他の生徒は応援ムードなんだけど・・・
リリィ芽々子はなんか凄い顔に・・・

リリィ『殴り倒しに行こうと思う』
芽々子『私も行く』
『姉と妹が停学はまずい』
『だから3発殴る、ってかぶっ殺してやる』

マテ・・・お前ら・・・ちょっとマテ・・・
どんだけだよ・・・・

彼らの怒りは姉を取られるかも・・・姉がいなくなるかも・・・
という不安と相手が礼兎の気持ちも考えずにみんなの前で告白したこと

確かに・・・その気がないのに大々的に告白されたら断りにくいよね・・・

そして家に帰っても怒りは収まらず・・・耶衣も不安を感じるけど
高遠だけは冷静になって、礼兎の意志にまかせようとみんなをなだめる事に・・・

オイオイ、高遠兄さん・・・本気かよ・・・

って感じですね・・・みんなその対応には不満が残る感じ・・・
そして週末、その体育教師が家を訪れる事になりみんなぴりぴりする事になり
週末を迎えたんだけど・・・

無神経で身勝手な男

それがその体育教師の本質・・・自分を常に上に見て相手を見下していて
それが自然であるがゆえに人に助言などをして優越感を感じるヤツだったらしく
彼の発言は・・・倉須家全員を激怒させる事に・・・なにせ

不幸な暮らしをしながらも
血の繋がらないきょうだいたちを支える、心優しいあなたが
僕は、そんなあなたを支えてあげたい

コイツ、死ねばいいのに・・・いや、マジでイラッっとしましたね・・・
本の中のキャラにマジで・・・

私自身が母子家庭で5歳の頃から父親がいなかったので
可哀想にだの、大丈夫?だの偉いね?だの言われたけど・・・あれって正直
言われるほうからしたら『え?』って感じなんですよね・・・

だってすでにそれが普通になっていて、普通にそれで暮らしているのに
『可哀想』だの『大丈夫?』だの『偉い』だの・・・意味がわからん・・・
普通に暮らしてるだけで同情の対象なのかコラ!って感じになります・・・
いや、マジいらつくわー・・・このキャラ・・・

ただ身勝手で人の事を考えられない奴だからこそ
礼兎が何度断っても・・・なんで自分はこんなに誠意を見せて上げてるのに
了承してくれないんだろう・・・自分と一緒になれば幸せにしてあげるのに・・・
というふざけた思考で引き下がらないという・・・悪循環

だけど・・・しかし・・・ここからが本番・・・

高遠&礼兎の絆は並じゃない・・・

達が怒りを感じ動こうとした瞬間に、無干渉を決め込んでいた高遠が登場
礼兎はそれだけで安堵し・・・そして彼女の肩に手を置き、
礼兎はその手に自分の手を重ねた状態で高遠は相手を追い詰めて行く事に・・・

礼兎と付き合って欲しくない、結婚なんて許さない
家族になりたいと思わない
そもそも礼兎とだけ家族になりたいって発想がおかしい
しかも結婚してもみんなの絆は切れないし、そもそも礼兎が望んでない

ここまで一気に圧倒され・・・相手は最後の綱と礼兎に言葉を求めるけど
礼兎はそれに対して自分の想いを伝えて両断・・・相手はすごすご帰る事に

高遠兄さんかっけー、めっちゃかっけー


っていうかあんたら兄妹してないで結婚しろよ!?

そんな関係ですね・・・高遠が学校での達の立場が悪くならないように
過剰に今回の一件に干渉する事を禁じ、礼兎が自分1人でどうにかできるなら
手を出さない予定だったみたい・・・だけど彼女の手に余ったということで
最後は登場して・・・そして一蹴した・・・マジいい兄貴・・・
そして彼を信頼する礼兎もマジでいいお姉さん・・・
めっちゃいい長男・長女ですね・・・

ただ高遠自身は・・・そう思っていなかったみたい
色々と自信がなくて、今回の一件も言葉巧みに相手を追い返しただけで・・・
とか自分はまだまだ倉須家の両親・・・そして兄であるには及ばない・・・
そうやって落ち込んでいたんだけど・・・最後の最後・・・
長男である彼を救ったのはやっぱりというかなんというか・・・

高遠の今回の行動・・・兄弟を甘やかさず、相手を信じて
そしてどうしようもなくなったら泥を被る・・・
それはにとって理想の『兄貴』の行動であり、尊敬すべきものだった
自分も芽々子耶衣の兄だし・・・兄として高遠のようでありたいと・・・

自分が憧れ追いかけた両親と兄と同じ血を引くの言葉だからこそ
高遠にとってそれは天啓で・・・なによりも嬉しい言葉だったみたいで
色々と考えていた事もその一言で払拭できたみたい・・・

何気に・・・無意識でも助け合ってる兄弟って感じでよかったですね・・・

そして礼兎・・・彼女は今回は大丈夫だったけどいずれ・・・と不安になってしまった
耶衣に自分はずっとこの家にいて・・・例え他のみんなが家を出る事があっても
高遠と共にみんなを見守り、帰ってきたら『おかえり』と言うからと慰め、
さらに芽々子にはお嫁に行く予定があるか聞かれて『ない』と即答

なぜなら・・・すでに『お嫁に行く』というのこの人だと決めた相手と
生涯をすごし、死ぬまで隣にいる・・・というのならば
礼兎はすでに『お嫁に行って』いるのだから・・・

高遠礼兎の過去・・・2人が孤児で施設にいたときに
孤児であることで馬鹿にされたり、同情されたりの毎日だったけど
礼兎はそれに対してとくになんとも思っておらず
だけど高遠だけは礼兎に対してそういう事を言う相手に突っかかって行って
騒ぎを大きくした・・・

礼兎はそれに関してだけは怒っていたんだけど・・・
高遠が暴れたのは礼兎が我慢している事に気付いていたからで・・・
そして高遠の前でだけ自分が本心を曝け出している事に気付いた頃から・・・
何度も養子の話は来ていたのに高遠と一緒でなければ嫌と言っていた事から
彼女はすでに高遠とずっと一緒にいる事を決めていたから・・・
だから礼兎がこれ以上どこかに行く事はないし・・・
高遠もおそらく彼女から離れる気はない・・・
すでにもっと深い場所で・・・二人は夫婦以上の絆ができあがっている感じですね・・・

この兄と姉・・・帯に書いてあるように・・・まさに『素敵で無敵』ですね・・・
いや、マジ羨ましいくらいだ・・・

今回の話で夏休みは終了したんだけど実は8月中に耶衣に関わる事件があって
はそれに関わり・・・耶衣の喪失感を・・・実の家族を亡くしたという
不安を一部取り除く事に成功した・・・って事があったみたいなんだけど
今回の巻では語られていないので・・・次で語られるのかな?

今後この家族がどうなっていくのか・・・楽しみです。

最後に一文。

礼兎のセリフ

相手の体育教師を撃沈した一言
高遠の手を握り、顔を俯かせつつ幸せに満ちた顔でこんな事言われたら・・・
そりゃどんなに無神経でも・・・諦めるよね・・・

「私はあなたに『付き合って欲しい』と
 言われたことなんかよりも、
 高遠くんに『付き合うなんて許さない』
 って言われたことの方が・・・百倍も千倍も嬉しいわ」


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長男と長女を巡る喧噪。
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(2012/09/07)
藤原祐

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