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ささみさん@がんばらない 9

あらすじ

瀕死のガルーダに誘われて、過去の世界を覗くことになった情雨と玉藻前。

そこは、ささみさんが「リア充」を目指してアルバイトを始め、
お兄ちゃんがハーレムラブコメに巻き込まれる、あってはいけない過去だった!

「破壊神」シヴァと化し、
歴史を改変して過去に介入しようとするインド神話の最高神・ヴィシュヌの本当の願いとは―。

時空を超えて活躍する情雨と玉藻前が目の当たりにする、遠い約束の物語。

そして、ささみとお兄ちゃんが掴む未来とは―?
豪華キャスト&スタッフでアニメ化も決定、注目のシリーズ第9弾。

感想

ささみさん@がんばらないの9巻

アニメも1月から始まるしコミック化も決定したこのシリーズ
表紙は破壊神シヴァとなった太陽神ヴィジュヌですね・・・

さて・・・今回のコンセプトはこの一言に集約される事になります・・・

頑張りすぎるな!適度に休め!

これです・・・ちなみにこのシリーズの主人公である鎖々美
体調不良で寝ていて、今回の一件は後から聴いた・・・って感じなんだけど
何故か視点的には鎖々美視点で進んでいきます・・・

私がでた!?とか思いっきりすでに起こった現象を聞いて知っているだけなのに
リアクションしてる地の文の鎖々美・・・お前、見てたのか?

さて・・・主人公と言いつつも今回の鎖々美は無関係であり

中心となって動くのは鎖々美のライバル・・・と言う名の親友であり
口ではなんと言おうと鎖々美にデレデレな情雨とその母親である玉藻前

そして物語的には破壊神シヴァ・・・太陽神ヴィジュヌでもある彼女と
彼女と縁が深い・・・ガルーダの物語であり・・・

その中心にいたのはやっぱり鎖々美だったという・・・
なんともメンドクサイ・・・というかややこしい事態になってます・・・

破壊神シヴァはその圧倒的な神格と力で過去に干渉し、
それによって鎖々美『頑張らせる』ことに努力を注ぎます・・・

彼女は歪んだ対抗兵器・・・破壊神として『アラハバキ』の罠で闇の存在となってしまったけど
他の対抗兵器と違いヴィジュヌ自身が赤ん坊になり、それから対抗兵器となった事で
ヴィジュヌとしての経験や記憶を受け継いだまま破壊神になっており
鎖々美情雨の事も覚えている。

だからこそ彼女は全てを破壊する・・・という意志に流されつつも抵抗をしていて
全ての元凶といえる日留女の誕生そのものを過去へ干渉して無くし
今現在の滅びに瀕している世界の存在そのものを破壊しようとしている様子で

鎖々美をがリア充になる

最高神の力を母親に託さず、責任を持って所持

やってきたシヴァと日本を守る為、正々堂々決闘

敗北するもヴィジュヌに日本の神々の保護を頼み満足して吸収


といった流れ・・・

え?頑張ったほうが・・・マズイ展開なの!?

なんか最近色々努力している鎖々美だけど・・・実は頑張らない期間があり
頼りないからこそ周りの力を借りてどうにかしてきた・・・
だけど成長して自分でできる子になると・・・単純に力の差で負ける・・・という
なんとも変な状況ですね・・・・まぁシヴァが強すぎるだけなんですが・・・

それでも・・・鎖々美をリア充に・・・ってのはシヴァにとっても
途中で投げ出してしまおうかと考えるくらいの難行だったらしい・・・

チートクラスの神が難しい・・・鎖々美って一体・・・

もはや奇跡くらすだったらしいけどね・・・どんだけ駄目なんだよ・・・

最初は鎖々美がバイトを・・・となんか前向きになってる過去で
次が彼女がすでにシヴァに敗北して・・・しかも改変で存在も忘れられ
月臣・・・忌み神ヒルコが妹であるアマテラス・・・その分身たる邪神三姉妹
ラブコメを繰り広げる世界だったりと・・・カオスだったけどね・・・

そんなシヴァの圧倒的な力による無尽蔵な過去改変に抵抗する為に
情雨は自分をシヴァに敗れて吸収されてしまった鎖々美の存在の代替とし
歴史の流れをなるべく元に戻そうとし、途中からは自分の意志を眠らせて
鎖々美として行動するようにして、シヴァの過去を・・・
太陽神ヴィジュヌがどのような生涯をすごしてきて・・・そして彼女が・・・
信者の願いを叶え続け奉られた彼女自身の本当の願いはなんなのかを知る為に
彼女の生涯を追体験する事に・・・

まぁその前に鎖々美に成り代わった自分が過去の自分と仲良くする事で
現代に戻ったときにかがみよりも自分とより仲良くなって・・・ふふふふふ
って邪な行動を起こしてたけど・・・コイツももう大概壊れてきたよね・・・

ちなみに情雨鎖々美の代わりをしているのでここから実質動くの玉藻前だけで
彼女自身の時を越える力で要所要所に抵抗を繰り広げる事になり
その過程で彼女とかがみがインド神話で『地下王国パタラ』と呼ばれる
存在を忘れられた世界に連れ去れた、大変な目にあったんだけど・・・
何気にこの話では・・・ちょっと良い感じの事態も・・・

かがみ『アラハバキ』に作られた霊的ロボット・・・
そして玉藻前も大分旧式であるとはいえ同じ霊的ロボットであり
共に『アラハバキ』製という事もあって彼女たちは姉妹だとも言える。

基本的にかがみ『アラハバキ』を憎んでいるし嫌っていて
現代では情雨とも友情を気付きつつあり、彼女からは『ぎょーちゃん』と呼ばれるくらいだけど
この過去の時点ではまだ険悪だった。

だけど事態を打開する為に協力し、
さらに玉藻前の本来の姿がふわふわの狐だという事もある
動物大好きなかがみは徐々に心を開いていって
冗談とは言え『おねえさま』と言うくらいになってたし良かったのかな?

それに忘れられ存在が消えていく世界で存在を朽ちさせる攻撃を敵に受けながらも
自分が霊的ロボットで人間とは耐久年数が違うからこそ防げるという事を・・・
裏を返せば鎖々美とは同じ時間を過ごせないという事をわかっていながら
それでも・・・自分が先に死んで鎖々美を泣かせるよりはそっちの方が良いと・・・
だからそんな攻撃は自分には意味はないと啖呵をきったかがみも良い感じだったし
この場面は・・・グッときましたね・・・

ちなみにこの世界の出来事はかがみがプールでおぼれている間に・・・って感じで処理され
目を覚まさないかがみに対してつるぎの薦めもあって鎖々美が人工呼吸を敢行
それに対して・・・ファーストキスを奪われたショックでかがみ
わりとまじで『おねえさま』と呼んで玉藻前に時間干渉を頼んでた・・・
玉藻前はすでに去った後だったけど・・・ここは笑った・・・

そして玉藻前が最後にたどり着いたのが・・・全てが滅んだ世界・・・
正確にはシヴァが全ての神々を吸収し、それで初めて使える霊的核爆弾のようなもので
全ての神々とそれを信仰する人々や関連する物を滅ぼし・・・
ごく少数の・・・神々と関わりの無い人間が新しい世界を作っていく・・・
神々がもはや干渉しない・・・そんな世界を・・・
それが破壊神であるシヴァの望み・・・

そ れ は 違 う よ !

という訳で真打・・・情雨ガルーダが登場
彼女はヴィジュヌの過去を追体験した事で彼女が何を考えているかを・・・
本当は何を望んでいるかを知った・・・それは・・・

疲れてしまった・・・そして褒めて欲しかった・・・

彼女はただ人々の願いを聞きそれを叶えてきた
かつては自分を従わせた神が信仰を失い、自分の目の前で殺され
だけど自分は人々の願いを叶え続けたゆえにその神を超える力を持ち
最終的には全ての神の頂点とも言えるほどの力を得た・・・
そしてその立場もあってずっと立派に・・・頑張ってきたけど
神様の尺度であっても彼女が頑張ってきた時間は長くて・・・
心のどこかでずっと・・・自分が信仰を失ったときに殺してくれるという
ガルーダとの約束を支えにしていて、ガルーダも何度神話が吸収され
色々な神話体系に組み込まれ改変されてもその約束だけは忘れなかった

でもヴィジュヌガルーダが殺せるレベルの神ではすでになく・・・
そしてガルーダ自身も彼女を殺したいとは思えなくなっていて・・・
最後は彼が・・・誰よりもヴィジュヌに寄り添っていたガルーダが彼女を褒め
がんばりすぎだから休めと・・・そしてたっぷり休んだら・・・
太陽と同じように再び目覚め頑張ればいいと伝え、
ヴィジュヌはようやく頑張る事をやめて・・・休む事にする。
頑張ってきた期間・・・40億と2千万年分・・・

長ぇ!?尋常じゃなく長ぇ!?頑張りすぎだよ!?

いや神様だとしてもね・・・これはね・・・どんだけ・・・
ただようやく自分の願いを・・・そして笑顔で安心して休めるという
結末が彼女に待っていた・・・ってのはとても良い事ですよね・・・
そしてガルーダは彼女が目覚めるまでちゃんと待っていると誓ったわけで・・・
もうあれだね・・・どんだけ絆凄いんだよ・・・って感じです・・・

まぁ・・・ハッピーエンドかな・・・よかったよかった・・・
鎖々美に対して行われた干渉も最後は全部元通りにできたみたい。

今回はすっきりと終わってる感じですね・・・
日留女と他の破壊神がまだ残っていて安心できる状況じゃないですけど
そこら辺は語られなかったので・・・次がどんな展開になるかは完全に未知数
さて・・・どうなるんだろうか・・・

唯一、『アラハバキ』の罠から逃れた対抗兵器であるるるなの事もあるし
次の話も楽しみです

そういえば今回の話で情雨シヴァに首を切られて、別のもの・・・象の首にすげ替えられ
それにガネーシャ・・・商売繁盛を司るインド神話の神に対応させ
鎖々美が改変された過去でバイトしようとしていた食堂を繁盛させて
彼女に自身を・・・という作戦をシヴァが実行してどうにか情雨玉藻前
防いだ場面があったんだけど・・・18日にインドの祭りで高さ約2メートルの
ガネーシャロボが練り歩いたらしい・・・偶然だろうけどこの本を読み終わった直後に
その記事を見つけて吹いたのはマジです・・・ビックリだよ・・・

最後に一文。

シヴァのセリフ

情雨に言われてようやく自分が疲れていた事に気付き
そして自分の本当の願いがもう頑張らない事だと気付いた彼女
その時に彼女が言ったセリフ

他の誰かが言ったならともかく・・・彼女が言った場合は
否と言う権利はきっと誰にも無いよね・・・ちょっと頑張りすぎ・・・
妙にずっしりと来た言葉だったのでこれで

「もう、吾は──がんばらなくてもよいか?」

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