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バロックナイト overture:幻想接続

あらすじ

放課後の屋上に呼び出された京耶を迎えたのはバロック――【歪み】という名を持つ少女だった。

彼女と口づけを交わした瞬間、
京耶は『レガシーオブタナトス』という異空間に『幻想接続』した!!
待ち受けるのは悪魔に天使、妖精と幻獣、神々の遺跡。

バロックは、京耶と共にバトルゲームの頂点『王冠』を目指すという。

実は現世で存在が消滅していた京耶の「因果」を取り戻すため、
バロックは京耶と共に武器を手にしたのだった!

そう、全ては――、

「京耶、私はキミを、あいしているから」

剣哮と弾丸が交差する、アンノウンバトルアクション開幕!

感想

MF文庫Jの9月の新刊

『天川天音の否定公式 』『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 』
の作者さんによる新シリーズ

イラストももちろん同じ人なので楽しみにしていた1冊・・・さて内容は・・・

京耶・・・爆発しろ!

うん・・・これしかねぇ・・・

この物語の主人公である京耶はある日、クラスメイトであるバロックに呼び出され告白
さらに『レガシー・オブ・タナトス』と呼ばれるゲームの中に連れ込まれ
そこで『遺産(レガシー)』・・・伝説伝承神話・・・すでにこの世の表舞台から去ったもの
それらと戦い・・・倒す事でその力を得るというそのゲームの世界と
バロックの戦いを見せ付けられることに。

彼女の目的は最低2人のチーム・・・という条件を満たす為に京耶を・・・
自分と同じでクラスでぼっちである彼を仲間に・・・というものであるんだけど
京耶は拒否・・・だけどアクシデントで・・・キスをしてしまい・・・
彼女に責任を・・・という事で頼まれごとをされ・・・結婚してくれと言われることに。

って、おかしくね!?

そこはチームに・・・って流れなのにファーストキスを奪われたし・・・
って事で結婚・・・さらには嫁宣言・・・
最初から・・・凄まじいまでの好感度の高さを持ってますね・・・バロック・・・

翌日にはクラスメイトの前で結婚宣言、さらには京耶の家で彼の帰りを待ち
海外にいるらしい彼の両親に報告と許可を貰って同居・・・という事の進めよう。

そのいっぽいで嫁になったんだから・・・と京耶の昼の弁当や夕飯を手作りし
実はそれが料理初体験ながらきちんと勉強して・・・おいしい料理を作る

京耶・・・爆発しろ・・・

京耶はゲームをする気はない・・・って態度で基本素直じゃないんだけど
バロックは可愛いし、何気にこいつむっつりだし、ご飯はおいしいし・・・と
流されていく事に・・・
バロックがデートに行きたいと言い、京耶が拒んでも
バロックが夕飯においしそうな料理を作りと言えばそく了承ってくらいに・・・

こいつ・・・もう胃袋を握られてやがる・・・

でもこの作者さんのラノベでは珍しい感じですね・・・
なにせヒロインが最初から好意全開で宣言していて、
主人公はちゃんとその意味をわかっているという・・・

まぁ・・・それにはそれ相応の理由があったわけですけどね・・・

そして次に現れたのが瑠璃子

彼女もゲームの参加者でバロックの元チームメイト
現在は運営側の仕事をアルバイトとして手伝っていてチームは組めず
そしてバロックとチームを・・・というのは彼女達2人を繋いでい『因果』が
すでに失われたから無理・・・と意味深なセリフを・・・
ちなみに彼女・・・登場していきなり京耶にキスしてます・・・

京耶・・・爆発しろ・・・

うーん・・・この娘も・・・好感度高いな・・・オイ・・・
ただ彼女の登場したこのあたりから・・・最初の頃にあった違和感が浮き彫りになる感じ。

バロックが最初、京耶を認識できていなかった事、
瑠璃子京耶バロックが嫁宣言してから10日経ってようやく会いに来て
それまでは『見えなかった』と発言している事。
さらに京耶が自分の両親やその顔など・・・記憶が曖昧みたいな場面があり、
さらにバロック瑠璃子京耶の『思い出した』という言葉に強く反応した事・・・
その真相は・・・

因果の喪失により『記憶の喪失』『記憶からの喪失』

バロック瑠璃子が争奪戦と呼ばれるゲームで勝負しているとき
ようやく自分の違和感に気付いた京耶は謎の声に呼ばれ・・・
気付けばキョウコ京耶から名前を取った模様)と名乗る少女が目の前にいて
彼女から自分の因果・・・世界との繋がりがきれかけていて消滅しかけていて・・・
それを留めるか細い因果がバロック瑠璃子・・・

因果が失われた事で自身の記憶すら曖昧な京耶とかつて同じチームであった2人で
彼女達が求めているのが自分なのか・・・それとも前の自分なのか・・・という
悩みをキョウコに植えつけられてしまい・・・後日、瑠璃子と接したときは
彼女に結構酷い事を言っちゃったりしてます・・・

瑠璃子は彼の恋人だったのに・・・

この設定は・・・きっついわー・・・
京耶瑠璃子は恋人同士だった・・・だけど京耶はゲームを運営するセフィロト社
憎悪していて・・・彼女も、そしてバロックも置いて1人で姿を消した。
そしてセフィロト社に大損害を与え・・・だけど今は消えかけている・・・
そして前の自分と今の自分という迷いのせいで瑠璃子を拒絶してしまう。

瑠璃子からしても京耶は自分を置いていってしまった相手・・・でも好きな・・・
今でも好きな相手。だけど今の彼は何も覚えてなくて・・・という・・・
なんとも切ない状況。

なのに状況は許さず・・・キョウコが現実にも現れ、京耶と自分の右目を交換
さらに他のゲームプレイヤーを連れ去るという行動を取るように・・・
これは結構やばいんじゃ・・・って感じだったけど
その状況を払拭したのは・・・バロック

私はキミが好きだ

バロックは昔の京耶も今の京耶も関係ない・・・ただ好きだ愛す。
彼女はかなりポジティブな思考の持ち主で・・・諦めてしまった瑠璃子と違い
京耶の因果を繋ぎとめ、そして彼の為に一生懸命になる。
そして彼女の行動や想いに対して一切の見返りを求めていない。
ゆえに昔の・・・だの今の・・・だと言うのはナンセンス・・・って事かな?

自分自身の存在に疑問を持っていた京耶にとっては・・・
ある意味で救いとなった言葉で・・・メインヒロイン強し・・・って感じですね。

それでどうにか落ち着き・・・バロックとそして瑠璃子の協力も得て
キョウコから右目を取り戻す事に。
瑠璃子は今はセフィロト社のバイトとして『死神』と呼ばれるキョウコを追っているし
利害が一致した感じですし・・・なにより無理だと口にしていても・・・
京耶である彼を拒絶できないという・・・せつない話ですけどね。

戦いはキョウコから付け替えられた右目がキョウコの未来を映し出すために
待ち伏せして対処したけど・・・それは相手も同じで・・・
彼女が集め、侵食したゲームのプレイヤー12人が統一された思考と
統一された魂となり幸福そうに襲ってくるという・・・ちょっと怖い展開に・・・

相手がただ・・笑みを浮かべ・・・自分達と1つに・・・といって襲い掛かってくる
考えてみると・・・凄く怖いよね

ただそんな考え方は・・・記憶の喪失前後での存在のあり方で悩みを持つ京耶にとって
受け入れられるものではなく・・・だからこそ皮肉にも京耶のスイッチを入れてしまい
彼に因果を喪失する前の技術を・・・自分ですら意識する前のただ敵を斬るという
神速の邪剣を体現させる事に・・・まぁ意識にすらあげずに斬る・・・という
性質上、それは肉体に刻み込まれた動作でしょうからね・・・記憶は関係ない
そして京耶はそうであるからこそ・・・因果を喪失する前の自分がどれだけ壊れていたかを
こんな技術を体に刻み込んでしまうような人間であった事に驚きを感じつつも
人を斬る事に対してはまったく罪悪感をもてないという・・・歪みっぷりを発揮。

これでもまだ・・・自分の行動に疑問を持ち、
バロックとの生活で笑みを見せる・・・という感じの今の京耶
前の京耶に比べれば大分まともな模様・・・前のお前はどんだけ・・・って感じ

戦いは瑠璃子がイベントと称して集めた一般プレイヤーと
京耶と・・・そして本気をだしたバロックのおかげで無事終結

最後は約束だったデートに一緒にいき・・・そして自分を愛さなくてもいいと
バロック京耶に言ったときに外した腕章・・・『私は京耶の嫁』という腕章を
今度は京耶が彼女に渡して終了・・・

えっと・・・それって告白なんじゃ・・・

なんていうかヒロインと主人公の関係がちょっと複雑ですね・・・
ラノベにありがちな鈍くて相手の想いに気付けないや
素直になれなくて好きだといえない・・・と言ったのとも違う。
そんな話になってますね・・・これからどうなっていくのかとか楽しみかも・・・続くよね?

ちなみに途中・・・京耶の因果が消えかけて消失の危機にあって
バロックが因果を繋ぐ為になにかをしたみたいなんだけど・・・
これ読むかぎり・・・

ヤってるよね!?朝起きたら2人とも全裸だし!?

あーうん・・・確かに因果とか絆とか・・・無理やりにでも深まりそうだけど・・・
どうなんだろ・・・これ・・・いや、そうしている・・・と書いてるわけじゃないけどさ
そうとしか思えない描写な気がする・・・
つ、強すぎる・・・このメインヒロイン・・・ラノベのヒロインとしては強すぎる気がする。

ちなみに瑠璃子瑠璃子で・・・胸を揉まれたら大きくなるなんて嘘だと思っていたけど
まさか本当だったなんて・・・と自宅で考えていたんだが・・・
誰に!?ねぇ誰に!?ってか1人しかいないよね!?そこまで関係進んでたの!?
って感じでした・・・まぁ・・・何が言いたいかっていうと・・・

京 耶 爆 発 し ろ ! !

これだけです・・・いや、まじで・・・

ちなみにゲームの内容は伝承伝説神話の『遺産(レガシー)』
宝探しのように探したり、『遺産』そのものと戦ったりしてそれを取得
『遺産』のランクは1~5あって・・・プレイヤーは合計5になるように
『遺産』を道具として使用する事ができる。

さらに個人ごとに『原罪刻印』と呼ばれる刻印が体に刻まれ
それぞれ固有の特殊能力を持つという・・・

内容的にかなり楽しそう
これで実際に死んだりする事はない・・・あくまでゲームって話
ただキョウコによる侵食があるとゲーム自体が変質して危険になる
『遺産』そのものが変質して別の物になったりと・・・危ないからこそ
キョウコセフィロト社から狙われるみたい。

ただ・・・瑠璃子の回想で記憶を失う前の京耶が話していたという
病気で死んだ林檎好きの彼の妹・・・とキョウコの印象がかなりだぶる。

キョウコ自身、気付いたら『深遠の樹』という場所にいて
自分の使命とそれに必要な知識を持って存在していたらしい彼女。
彼女も林檎好きで・・・京耶をとても気にしている。
そして彼女が現れはじめたのは
京耶瑠璃子バロックの前から姿を消したのと同じ1年目らしい
この繋がりが・・・今後色々関係していきそう・・・

瑠璃子との関係も・・・なにかしらの救済が欲しいけど・・・どうなんだろうか?

最後に一文。

キョウコが連れてきた12人のプレイヤーの成れの果て
融合して巨大な黒い泥とかした怪物に自らの『原罪刻印』である『喪失者』の力で
ステータスを一部下げる事で他のステータスを上げるその力を使い
突進していった京耶に対して、周りで戦っていたプレイヤーが言った言葉

力の練習という事で現実でたまねぎを切る為のスピードアップに使ったら
スピードを上げた分、防御力が下がった。

この時も一緒で突進のスピードを得る為に防御力が下がった。
でもこの防御力が下がるというのは・・・肉体的強度が下がるのもあるけど
身につけている防具が破壊されるという効果もある・・・

つまり料理のときは・・・エプロンを残して着ていた服が・・・
バトルのときは攻撃の為の剣以外の鎧とその下の服が砕け破れた・・・
残った結果に対する周りの感想がこれ・・・

男に対してこの仕打ち・・・誰得だ!?

「何だあれ、速っ!」

「全裸?」

「突っ込んでいくぞ、あいつMVP狙いかよ!」

「全裸戦士ぱねえな」


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