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デーゲンメイデン 2 池袋、穿孔

あらすじ

Dアーム。

それは、長い時を経て異能と人格を得た伝説の武器たちの総称。
彼等は気まぐれに人と契約し、力を発揮する。

池袋で休日を満喫する練司たちの前に、またもロキの伝承者とDアームが現れた。
彼等の目的は、サンシャイン60の地下に眠る日本最古のDアーム。
そしてその中には、なぜか練司の探し求める少女の姿があって―─。

阻止に動く練司たちに対し、ロキの伝承者の口から驚くべき事実が語られる。

「僕たちはグングニルを破壊するために活動しているんだ」

ヒトと剣がしのぎを削る古今東西名武器バトル、加速!

感想

デーゲンメイデンの2巻

伝説の武器や歴史上の武器が意思を持ち、さらに実体化しDアームと呼ばれる世界の物語
主人公のDアームが源義経の刀である『薄緑』

うん、ぶっちゃけ知らんかった・・・

って作品で1巻を読んだあとに色々と調べる切欠になった作品。
探そうと思うと・・・逸話ありの刀とか多いんだな・・・って感じですね。

さて・・・今回の話は一気に展開が動いてます・・・

主人公・錬司が所属するDアームを管理する組織『弁慶機関』
そしてそれと敵対する『秘密結社ロキ』

『弁慶機関』Dアームやその使い手に選ばれた『伝承者』を保護するのに対して
『秘密結社ロキ』『伝承者』を集めなにかを企んでいる・・・だからこその対立
とてもわかりやすい正義と悪・・・と思ったんですが・・・

あれ?全然違ったのね・・・

錬司Dアームが起こした事故で死んだと思っていた幼馴染の少女いすか
『クラウ・ソラス』『伝承者』として『秘密結社ロキ』にいる事は
読者には1巻の時点でわかったんだけど理由がわからなかった。

だけど今回の話でわかった『秘密結社ロキ』の行動理念・・・それはただ1つ

世界を救いたいから

もちろん個々の事情・・・たとえば愛する人と離れ離れになりたくないからとか
愛する人を守りたいから・・・って感じで多少の違いはあってもその為の目的は同じ

どうやらいすかが巻き込まれた事故を起こしたDアーム『グングニル』
世界を滅ぼしかねない危険なもので・・・たとえ犠牲を払い強引な手段を使わざるを得なくても
戦力を集め・・・これに対抗する・・・それが『秘密結社ロキ』の目的っぽいですね。

『弁慶機関』も危険性は知っているらしいけど、末端の構成員には・・・
たとえば錬司や同僚であるライラにも・・・『弁慶機関』の総長の娘にも伝えず
他国との交渉などで徐々に体勢を整えているらしいけど・・・
それでは間に合わない・・・というのがあっち側の主張みたい・・・

オイオイ・・・こいつら悪人じゃねーぞ!?

まぁ手段を選ばないあたりがテロリスト扱いされる理由だけど・・・
その想いだけは間違っていない感じですね・・・

もちろん『弁慶機関』の主張・・・世界の危機だからといって
他者に迷惑や危害を加えていいわけじゃないってのも間違ってない。

最終的には・・・和解できるんじゃないかな・・・って感じです。
前回登場した幹部っぽい女性『J』
『ミョルニル』『伝承者』なんですけど・・・『弁慶機関』の総長である剛善の娘でした。
つまりは・・・ライラの実姉です・・・複雑な家族構成だな・・・オイ・・・

まぁお互い自分の信念の元・・・って感じで譲らないあたり父娘っぽいですけど。

今回はこの2人の娘&妹であるライラが・・・『正義』の為に剣を振るう
という信念に迷いをもってしまい本調子じゃなく、最終的にそれを克服するという
話でもあったので・・・なんだかんだといってこの父娘達は似てるのかも。

理由を『正義』という外に由来するものではなく
自分自身の為に・・・自分が許せないからという・・・美意識に反するから
それに抗い剣を振るう・・・ってのはある意味でいい事なのかもしれません。

正義の味方は私は結構好きですが・・・正義・正義と連呼するのはちょっと・・・って
感じなので。ぶっちゃけ『正義の味方』って他称で呼ばれるのがいいですよね。
自分で名乗るとちょっと・・・って感じがありますし。

ただライラが自分の剣を振るうべき理由に向き合えたのは仲間達の・・・
錬司やそのDアームである『薄緑』、その別人格で今回初登場である
超戦い嫌いという・・・ある意味で別人格である『膝丸』と真逆である『吠丸』
さらにはライラDアームである『八丁念仏団子刺し』
そして前回保護して仲間になった『クトネシリカ』
みんなの言葉があったからだし・・・いいチームだよね・・・

まぁライラ以外は結構個人的な理由で戦っている奴ばかりだったしね・・・
主人公組は復讐だし、は自衛・・・その中で助けられる人は助けるって感じですしね。

今回登場の敵・・・いすかも事前に一般人は避難させてと『弁慶機関』の人間の前に
姿を現して要求してその場で対峙していたし蒼太を他人を気遣い
自らのDアームを愛する男性だったし・・・みんな個人の想いを大事にしつつ・・・
って感じでしたね・・・

ライラは自分自身の剣を振るう理由を得てからは前以上に強くなったみたいだし
これからが楽しみって感じなのかな?

ただ日本最古のDアーム・・・三種の神器である

八咫鏡
草薙剣
八尺瓊勾玉


が今回登場し『草薙剣』は太平洋戦争に参加しようと暴れたので封印
1年に1回姉と妹である残りの神器が会いに来る・・・という状況が今回の話の中核であり
『秘密結社ロキ』は日本最強のDアームである『草薙剣』を狙って動いた。

彼自身は日本を守るという強い意志を持ったDアームで悪人ではない。
戦争の愚かさも知っている・・・だからおとなしく封印されていたけど
『グングニル』の事と、それによる日本の危機を知らされ封印から解き放たれ
ライラが交戦して足止めしたけど・・・結局逃げられてしまった感じ。

いきなり大物が登場して・・・ラスボスっぽい相手が判明

そして終盤・・・蒼太と交戦した錬司が前回決めた己の道・・・
人ではなくDアームを斬るというその信念にそって彼のDアーム『ゲイ・ボルグ』
破壊しようとしたけど・・・蒼太にとっては愛する女性
彼は身を挺して彼女を庇い、錬司はとっさに止めるけど斬ってしまう事に。
もちろん殺してはいませんが・・・これが悲劇の始まりで・・・

『薄緑』に斬られて力が弱まった『ゲイ・ボルグ』の気配を感じたいすかが駆けつけ
事態に気付いた『クラウ・ソラス』の静止も聞かずに蒼太を助けようと剣を振るい
刺し貫いた相手は・・・彼女がずっと会いたくて、守りたかった錬司・・・という結果に・・・

これは・・・お互いにキツイわー

錬司は死んだと思っていた幼馴染が生きていて嬉しいだろうけど・・・
その相手に刺されて、いすかの方は気付かなかったとはいえ・・・刺してしまった・・・
これはなんとも・・・悲劇です・・・

『薄緑』は激怒するし、いすかは錯乱しちゃうし・・・大変な事に。
結局『J』が駆けつけいすかを気絶させ、蒼太も一緒に回収して今回は退却
錬司も病院へ・・・という事に。

相手側もこの結果は流石に・・・って事で薬作りに特化したDアームの力で
精製した薬を『弁慶機関』に送ってきて錬司の治療へって感じだったし
想定外だったんだろうけどね・・・錬司の存在自体は知っていたみたいだけど・・・

ただ錬司当人にとってはいすかが生存している事は希望そのものだし
あとは事情がわかれば・・・と言う事に。
そっちについても『クラウ・ソラス』が説明の為に訪ねてきてくれて
説明って所で今回は終了・・・

色々と展開が進みすぎて・・・逆にすぐに終わっちゃいそうで怖いなぁ・・・

主人公である錬司が新しい力を・・・『吠丸』の力を・・・

戦いが嫌いで誰かを傷つけるのが嫌いという刀としては矛盾する彼女の意志だけど
それゆえに『相手を傷つけず』という条件をつけるなら有用に使え
その能力は戦闘に転用すれば凄まじいまでの威力を発する
相手の認識から自分を消すステルス性、
そして自身と持ち主を軟体化して移動できるというもの・・・

なにそれ・・・チート?


って感じの力を攻撃するときは『薄緑』『膝丸』に切り替えることで
うまく利用して戦って・・・一段階強くなった感じがあるし
『薄緑』の人格はもう1個・・・おそらく『蜘蛛切』があるから
もう1段階上・・・そして組み合わせによってはさらに上がありそうだけど・・・
どこまでいくのかな?

それに錬司に好きな人がいると聞いてショックを受けていた感じがあって
恋愛面でも気になる所があるし、いすかとの関係もどうなるか気になる。

まぁ『薄緑』が狙うDアーム『イマ』・・・おそらく『今剣』の事もあるし
次で終わりって事はないだろうけど・・・ちょっと怖いかも。
ネタ的にはかなり好きなんで・・・5巻位は続いて欲しいところ・・・

最後に一文。

『弁慶機関』の総長である剛善のセリフ

今回の序盤・・・彼に稽古をつけてもらっていた錬司
錬司はボコボコ、も防具をつけているとはいえボロボロ状態
もはや限界・・・って感じのに彼は痛いかどうかを聞き、
さらにが感じている痛み、辛さ、苦しさ・・・
そして逃げ出したいという思いや、誰かに変わってもらいたいという思い
について代弁し・・・その最後に一言付け加えた言葉がこれ。

あぁ・・・なるほど・・・って凄い思っちゃったんでこれで・・・

「それをそっくりそのまま誰かに与える事
 ──それが我々の仕事なのだ」


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