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あなたの街の都市伝鬼! 3

あらすじ

犬飼教授に連れられて、
フィールドワークと称し赤城山へとやってきた出雲と美雪、サキたちの一行。

普段はおっとり落ち着いているサキも、出雲との初めての旅行に大はしゃぎ!
だがしかし、何を隠そうこの旅の真の目的は、幻の「徳川埋蔵金」発掘だった!

しかも、みんなで泊まった温泉旅館にもとある秘密があるらしく・・・。

旅行と言えば温泉、温泉といえばもちろん―浴衣のチラリあり、
温泉での裸のお付き合いあり、果てはくんずほぐれつの大宴会まで!

可愛い伝鬼たちが見せるまさかの艶姿に、出雲ももう爆発寸前で!?
第18回電撃小説大賞“金賞”受賞のほんわか怪奇譚、絶好調の第3弾!!

感想

あなたの街の都市伝鬼!の3巻

月末の方って2巻の感想で書いたけど電撃の新刊の感想がちょっと間に合わないので
穴埋めでここで・・・

温泉回です!!

という訳で今回の舞台は温泉。
何気に遠出するって事でどうなるのかな?って思ったんですけど
今回の話では出雲サキの未来について・・・って感じですね。

何かが決まる・・・という訳ではなく二人に訪れるかもしれない未来を
別の人間と妖怪のカップルを目にする事で考える事になる話。

まぁ・・・さけられない命題ではありますね・・・
なにせ根本から存在そのものが違いますからね。

そして妖怪伝鬼『編纂』される事の大切さや
そういう存在が人間と共に暮らす事の難しさもよくわかる話になっていて
うーん・・・結構難しいのね・・・って感じでした。

2巻で舞佳の母親である『ジェット婆』がその存在と舞佳の存在を保つ為に
都市伝説を人々に刻む為に伝鬼としての活動をしなくてはならないと
家を出て行ってしまったわけですが・・・今回はそのもっと先・・・

人間と暮らす為に人間として暮らしていた妖怪『サトリ』
ずっと彼と暮らす為に彼が経営する旅館で若女将・聡璃として働いていた女性

彼の夫・・・昔は『編纂者』を目指していたけど『サトリ』以外と出会えず
ようやく神に・・・フェンリルである犬飼教授と出会い『編纂』を認められた。
だけど彼に『編纂』の理由を問われ・・・思いついたのは数多の妖怪の事ではなく
たった一人の・・・聡璃の事だけだったという彼は偏った記録に・・・
自分が『編纂者』を目指して書き留めていたものは『サトリ』に関することで
これじゃあ不公平になる・・・とその道を諦めた人

だけど人に認知される事で存在を保っている妖怪であるゆえに
『サトリ』のような有名な妖怪であっても、自分のレゾンデートル

人の心を読み、それによって相手を驚かせる

という妖怪『サトリ』としての行動をせずに人間として・・・
聡璃として暮らしていけば
徐々に衰弱して妖怪としての力を失ってしまうという事態になる模様。

その為に今回、出雲は呼ばれ彼女について『編纂』するように・・・と望まれたけど
聡璃自身は夫以外の人間に自分について書き記して欲しくない・・・というのが心情
ただ夫が書いた彼女に対する本は『編纂』を諦めた時に燃やしてしまったらしく、
さらに頼まれた出雲が自分が書いた『サトリ』に関する概要も消した為に
一気に消滅への段階が進んでしまう事になり・・・どうしようって事に。

前回の話ではマリーネが自ら消える事を望んでも・・・自分が嫌だからと
彼女の事を記す事をやめなかった出雲だけど今回は相手の気持ちが・・・
例えば自分以外がサキについて『編纂』を・・・って気持ちがわかるから了承して
そう願う聡璃の気持ちも・・・そして苦渋の選択で自分に『編纂』を頼んだ旦那の気持ちも
わかるからこそ・・・別の方法をって事に。

ある意味で聡璃とその旦那さんの関係は・・・サキ出雲に通じるものがありますからね・・・
正式な『編纂者』になる前に出会い・・・そして心奪われてしまい
彼女については他の伝鬼妖怪よりどうあっても贔屓してしまう。

そんな自分の1つの未来とも言える2人の為に出雲は諦めない事にして・・・
この温泉旅行のもう1つの目的・・・徳川埋蔵金にかけることに・・・

それ自体が都市伝説であり、望んだものが入っている可能性があるから・・・

ここからの流れはちょっといい感じでしたね

伝鬼である埋蔵金を出現させるにはそれなりに『埋まってそう』な場所を
掘らなければ条件を満たさない・・・だけど見当も付かないって状況だけど

今回の話の舞台となった赤城山に住まう妖怪
旅行にくる途中で出会った伝鬼
さらに旅行についてきたいつものメンバー&学校の一部の伝鬼妖怪

それら全てが出雲に協力して道を指し示し、ダウジング伝鬼の力を借りて
無事に発見して・・・そして聡璃を助ける為の方法にたどり着いた。

そしてこの一連の流れの最初の起点となったのが
サキ出雲に渡した『ミサンガ』
その願いが叶う時に切れるという都市伝説の力と導きだったってのが
またなんとも・・・って感じでした。

結果的に埋蔵金の中にはかつて燃やしたはずの
旦那さんが『サトリ』について『編纂』した本があり、
それが出雲の編纂ノートに合体する形で・・・寄稿って形で正式に記載され
聡璃は無事復活する事に。

この一件で出雲は自分とサキの関係や未来について考え始めたしいい感じかな?
まぁサキ出雲と最後まで添い遂げるって気があるらしいけどね・・・

クソ・・・このリア充め!

ところで・・・この添い遂げるって20歳にムラサキカガミとして
出雲を殺す・・・って事だったりしないよね?
そうだったら悲惨ってレベルじゃないんだけど。
出雲は本望だとか思うかもしれないけど・・・どうなんだろうね・・・実際。
まぁ『編纂』が終わった後の事をサキが話していたからそれはないと思うけどね。

ただうーん・・・サキから出雲への恋愛感情ってのがそれほど明確に見えない感じが
まだまだもどかしい感じなんですけどね・・・今回はスネたりしてたんで
独占欲みたいなのもあるみたいなんですが・・・

こんな感じで今回の一件は出雲にとってとてもいい経験になった感じで
いい話でしたね・・・なので後はまぁ個人的なアレコレを・・・

リア充、爆発しろ!

温泉旅行・・・いつのまにか舞佳も付いてきて(教授に呼ばれて走って追いかけてきた)
サキはもちろん、美雪も一緒だしコトリも先回り。
ベト子はベットがないと駄目だとか言っていたけど、『フトンの下の斧女』という
荒業で存在そのものを削ってるんでヘロヘロだったけど合流
学校から付いてきた伝鬼達もみんな美少女系だし・・・

温泉に入ればサキが他のみんなには秘密でと背中を流し頭を洗ってくれ
部屋に返ればコトリがみんなにお酒を飲ませてしまい
酔った勢いで舞佳は絡み、美雪は怒り、サキはスネて・・・出雲に対応し
夜は広い部屋で雑魚寝・・・朝起きたら目の前では舞佳が熟睡

リア充、爆発しろ!!

うーん・・・なんとも恨めしい・・・

作中で人を幸せにする伝鬼は珍しいという出雲に対して
そんな事はない・・・そういう伝鬼も確かに存在すると説明し

なおかつ自分達は・・・『ムラサキカガミ』『コトリバコ』『ベットの下の斧女』
悪役だけど・・・って言っていたけどもはやこの3人は出雲にとって家族同然で
一緒にいればもう幸せって感じの存在になってますしね・・・
あいも変わらず妖怪都市伝説を題材にしながらも安心して読める感じでよかったです。

やっぱりリア充だよね・・・出雲って・・・

ただ2巻でちょっと話題になった出雲の前任の『編纂者』
これはまだでてきていないし、亡くなっているとしても話題になってない。
そっち関連の伏線が今後どうなっていくかも気になる所。

あとはマリーネとかについても気になる・・・

最後に一文。

出雲のセリフ

今回の話で山で迷ってしまった出雲達

出雲『編纂者』として妖怪伝鬼に好かれるし力を貸してもらえる
だけど出雲は遭難しかけたその状況下でもその力を借りようとしない。
本当に彼らの力を借りなきゃ駄目って状況でない限りは
彼らのその力を借りる気はないって事らしい。

なんて、偉いヤツなんだ・・・

まぁそういう存在の力を利用とした人間の末路ってのは悲惨極まりないんだけどね。
今月発売の『インテリビレッジの座敷童』シリーズとかその典型ですしね・・・
あれはもう・・・凄まじく物騒な世界だしね。

って言う事でこのセリフ

「人と人の間に鬼が居るなら、
 俺は人のままじゃないと駄目だ。
 俺は人らしいままで、サキ達に会いたい。
 ちゃんとびっくりして、感動して、
 喜んで、それを皆に伝えたい」


「絶体絶命の窮地でも、絶対に人外の力が助けてくれる。
 危ない目に遭っても決して決して死んだりしない。
 そんな人間が、
 どうやって他人に気持ちを伝えられるっていうんだ。
 どんな情熱を持って本を書けるって言うんだ。
 伝鬼も妖怪も、怖くて、
 不思議で、素敵なものであって欲しい。
 便利に使えるものになんてなって欲しくない。
 俺はこれからも苦労するよ。
 幾らでも意地を張って、買ってでも苦労してやる」


「・・・でもさ、本当はそんなに苦労って訳でもないんだ。
 だってその苦労が必ず報われるってわかってるんだ。
 夜雀に会って、茶袋に教われて、
 ダイダラボッチに捕まって、道に迷った挙げ句、
 ようやく生きて帰る。
 これを書いたら、絶対に面白い一節になるよ。
 全部サキ達のお陰なんだ。もう充分助かってる。
 気に病むことなんて何もない」


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