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人形たちの夢 前篇

あらすじ

エオノーラは苛立っていた。

上手いこと依頼を引き受けたと思っていたら、
姉の頼みとかでとんだ厄介者がルシャまでついてきていたからだ。

お目付け役の記者兼作家のミュンを疎ましく思いながらもやってきた依頼主の屋敷で、
エオノーラは数多の不気味な人形と、自らをアルタシアと名乗った不思議な少女に会う。

こうして、彼女達は切れて漂うばかりだった幾つもの運命の糸に巻き込まれていく。

第14回電撃小説大賞“金賞”受賞者・水鏡希人が贈る期待の新作登場!

感想

同じ作者さんの『君のための物語』『そして誰もが嘘をつく』
と同じ世界を舞台とする新作

主人公はエオノーラになるのかな?

1巻では語り手であったミュン(通称)の友人となった魔術レーイ
悪の魔術として狙い一般人であるミュンに色々と危害を加えつつも敗北した彼女

『そして誰もが嘘をつく』では海外へ魔術として仕事に赴く途中で
当主である姉からミュンをお目付け役に付けられてイライラしつつも
彼の事が気になっているというところを見せてくれた彼女が中心の話

めんどくせー・・・この人、マジめんどくせー

なんていうかこう・・・素直じゃなさすぎて、なまじ腕っ節が強いせいで
色々と損をしている感じですね・・・ミュンが明らかに気になっているのに
本人は気付かないし、気にしているなんて思いたくないって感じ。

まぁ仇と狙ったレーイの友人で立場的には敵側の人間なのに
何故か姉に気に入られ自分のお目付け役に・・・さらにもしものためにと
エオノーラの家の預金からお金をある程度引き出せるようにも
してもらっていたミュンがちょっとオイオイって感じなんでしょうけどね。

あんた姉とどんな関係になってるの!?

って感じですね・・・基本家族想いではあるのでそこが気になっていることもあり
ミュンへの感情が凄く複雑な感じ。

今回の話はエオノーラが呼ばれるだけあって魔術関係
海外で商売するマルティスの依頼で館内で起こる不思議なできごとの調査を頼まれ
そこからマルティスの家で隠されるように養われていた少女・アルタシアと出会い
彼女を巡る騒動に巻き込まれていく感じ。

舞台となるルシャは王政だったのが革命で変わったけど
今はその政府も腐敗して・・・って状況であまりいい状況ではなく

アルタシア自身もあまり人に懐かず、家の中で起こっていた異変・・・
マルティスが集めた品々にあった魔力が宿った人形が動きだしたり、
使用人を操って異常行動を取らせたのも彼女を探す為だったらしく
魔術関連になにかしら素養がある少女。
なにせ喋る人形を連れていてその人形も簡単な魔術を使うくらい

そんな状況でルシャの国の今後を左右する事態に巻き込まれて・・・
って流れになる作品。

うん、なんかこう色々とぶっちゃけた事を言っちゃうと

ロマノフ王朝のアナスタシア伝説を基盤とした話

なんですねコレ・・・

ルチャ は ロシア
アルタシア は アナスタシア


まぁまんまって感じですね・・・ディズニー映画にもなった
処刑されたとされるロマノフ王朝の皇女の1人が実は・・・ってやつですね。

そこに魔術って要素が加わり、さらにアルタシアが発見された状況が
かなり・・・ってかかなり不自然な状況であった事も描かれていて
これはどうなるんだ・・・って感じで楽しい。

こういう都市伝説というか・・・実際に歴史上にあったかもしれない事を
フィクションの世界で描かれるってのは結構好きなんですよね。

アルタシアが王族の血を引くのでは?とミュンが気付き、
さらに革命を否定している元貴族の家系の政治家を狙ったテロを
エオノーラが防いだ事で政治家からお礼にと招かれ、
これ幸いにとマルティスアルタシアの事を売り込み、
その政治家・・・レクセーエフが確認した結果、王族と確定
彼女はそのまま彼に連れられてしまう事になるんだけど
たとえ他国の問題とはいえ、アルタシアの事が気になってしまったエオノーラ
彼女に会いに行き、彼女がそこに居たくない事に気付いて奪い返す事に。

次期首相候補の屋敷からその国にかつてあった王朝の血を引く娘を
連れ去る・・・たとえ娘がそう望んだとしても・・・

いや、それ国際問題だよ!?下手したら戦争ものだよ!?

エオノーラさん・・・まじ勢いで動いてますね・・・
なんていうかこう・・・考える前に動いちゃうって感じが素でしてます・・・
そりゃお目付け役を付けられて当然だわ・・・って感じ。

まぁ・・・間違ってはいないけどね!

アルタシアも最初はエオノーラの雰囲気に怖がっていたけど
一緒に行動するうちにちょっとずつ打ち解けて懐くようになっていたし
これはこれで・・・いい感じ。

ここからどうするのか・・・レクセーエフに追っ手を差し向けられてピンチだし
ラストではエオノーラアルタシアの2人とも車に轢かれそうに・・・って所で終了。

アルタシアが本当に皇女なのかまだまだ怪しいし
一緒にいる人形も色々と隠していそうだし
テロ組織に魔術関係の人間の影が見え隠れするし
そもそも国同士の問題に口だしちゃって大丈夫なのか?とか・・・
色々と気になる事がいっぱいなので後篇を早く読まなきゃ・・・

ちなみに後篇は次の更新でアップ予定です。

ところで・・・あとがきでも書いてあるけど魔術なのの
主の武装が剣と銃で魔術が完全に補助なんだが・・・それは果たして魔術なんだろうか・・・

最後に一文。

アルタシアレクセーエフに引き取られた後、
彼女についてどうすべきか悩んでいたエオノーラの背中を押した
アルタシアからの伝言の手紙の内容

ただ一言だけど・・・あぁ・・・って思ったのでこれで。

「会いたい」

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(電撃文庫)

(2012/07/10)
水鏡 希人

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