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人形たちの夢 後篇

あらすじ

レクセーエフの屋敷から脱出したアルタシアとエオノーラたちに、
警察の追跡がすぐそばまで迫ってきていた。

窮地に陥った一行であったが、意外な人物の助けにより、
追っ手から逃れることに成功する。

その後どうにか大使館に逃げ込むものの、
アルタシアの存在が保護を受けることを困難にしていた。

憤るエオノーラの前に、旅の途中で知り合ったことになっている人物が現れた。
彼が手配した隠れ家に辿り着いて、やっと休息できたエオノーラたち。

しかしアルタシアを狙う勢力は一つではなく、その奥にも暗躍する存在があった・・・。

少女と人形と魔術師の物語、その結末とは―─。

感想

人形たちの夢の後篇

革命によって消えた王朝の血を引く少女と彼女を取り巻く政治的問題
そして政治的に不安定な国そのものの問題と色々な問題が重なりつつ
利用されそうになっている少女・アルタシアを政治家の館から逃げた所で
あわや車に・・・って所が前篇だったわけですが・・・

あー・・・こうなったかぁ・・・

なんとなく完膚なきまでハッピーエンドにはならないと思っていたけど・・・
最良って感じの終わり方ではあったかな?

読み終わった後にこの表紙を見るとなんともいい感じがしますしね。

展開としては前回は敵対する事はあっても積極的に関わったわけではない
次期首相候補の政治的信条に異を唱えるテロ組織

彼らも当然ながら・・・革命を起こした側の信条を信じる組織だけに
皇女となる可能性があるアルタシアを狙って動き出す事になり
さらに彼らに協力しているらしい魔術も動き出すという事に。

四面楚歌

まさにこんな感じです・・・まぁエオノーラミュンの国の大使館で保護してもらい
事情も理解してもらったのでそこだけは安全だけど・・・アルタシアの存在がネックになり
どうにか安全な場所も用意してもらったけど、それまで追われていた政治家側の追っ手は
防ぐ事が出来たけどテロ組織側は想定しておらず捕まる事になってしまったんだから
どうだろね・・・って感じでしたね。

うん・・・大使館側にも避難先を用意した相手にも予想しようがなかったわけだけどね・・・

ただテロ組織に所属していた女性と彼女の知り合いである男性・・・
エオノーラが何度か戦った男性が脱出に協力してくれる事になり事態は動く事に。

この女性・・・ナターシャはテロ組織の活動にこれ以上付いていけないし
男性・・・ウリヤエフも怪我を治してもらったけど・・・魔術に禁術を施され
エオノーラの剣とすら素手で渡りあえるくらいに右腕を変えられ、
エオノーラの見立てでは・・・長くないという事、エオノーラの姉なら救える可能性が
ある事がわかったからこそ・・・なんですけどね。

ウリヤエフ自身もエオノーラが逃走中であるに関わらず
政府側の人間に絡まれていた老婆を・・・彼の母親を助けてくれた事を聞いていて
それで・・・ってのもあったみたい。

ただ・・・

うわー・・・これは・・・

って事になるんですけどね・・・

無事脱出したけど魔術が・・・グレゴリーが待ち伏せしていて
彼との戦いで体を弄られていたウリヤエフは操られナターシャを殺し
エオノーラ達に襲い掛かるという事態に・・・
しかも最後はなんとか正気に戻ったけど・・・自分がした事を知って
グレゴリーに突っ込み、あえなく玉砕

あっさり・・・本当にあっさり死んでしまいました・・・

いや、この2人はなんだかんだで助かって・・・ってなんとなく思っていたので
ちょっとショックでしたね・・・2人とも悪い人間じゃなかったし・・・
もちろん状況に流されたとは言えテロ活動の手伝いをしていたわけで
落ち度が0って訳じゃないけど・・・ね・・・

それでも・・・ゲスだ・・・グレゴリー・・・

しかもこの魔術・・・かつてエオノーラの祖父が戦ったらしく
そういう意味でも因縁があり、アルタシアも浚われてしまったので助けに行く事に

その意味をきちんと理解しながらも・・・

アルタシアの人形はグレゴリーを見たときから態度がちょっとおかしくなり
アルタシアの身の安全よりもグレゴリーを倒す事を望むようになり
アルタシアが革命の聖女と王朝の第一王子の娘で
人形の素体は母親が、魂は父親のを一部しようしたものらしく
人形にとっては自分達を最後まで追い詰めた相手がグレゴリーで憎しみが・・・
って事みたい。

エオノーラは前にみたエオノーラの夢、そして彼の態度・・・
そしてもういい・・・と諦めたようなアルタシアの態度から予想はしていた
彼女が人間ではなく本物のアルタシアの父親が娘の病気を治そうとした過程で
作り完成前に本物のアルタシアが亡くなってしまった為に
そのまま封印されたもの・・・

だから人形は父親の魂を一部受け継いでいながらもアルタシアの事よりも
自分と本物の娘が苦しむ要因・・・娘の病気が悪化する要因を作った
グレゴリーへの復讐を優先してたわけですね・・・

それは・・・なんか・・・ね・・・

でもそれに気付きながらもエオノーラアルタシアを助けに行った。
彼女が父の仇と・・・一族の仇敵と呼ぶミュンの友人であるレーイもまた
同じように作られた生命であり、それを断じ糾弾する正義の魔術だけど・・・
それでも彼女本人がそんなの気にならないくらいアルタシアが好きだから。

ああ・・・やっぱり根は優しい娘なのね・・・

まぁレーイに対しても生まれが・・・って事よりかは
祖父と父の・・・って個人的な想いの方が強かった感じだから
なんだかんだいって1つの存在として認めてはいたみたいだしね。

人形が犠牲になってグレゴリーは倒すことに成功。
人形はアルタシアの最後の使命・・・王子が残したものを全て封じる役目を
まっとうさせてやってくれと言って機能を停止したけど
アルタシアはもちろん無視し・・・そして館に火をつけて留まっていたアルタシア
手を伸ばし・・・って場面で一度終了

この娘の行く末だけはかなり気になっていたけど、
無事”3人”で親子のふりをして帰国できたみたいでよかった・・・マジよかった・・・

この帰り道・・・親子のふりをして変装までした帰り道でも
なにか厄介ごとに巻き込まれたらしいけど・・・それは機会があったらと言うことに。

ぜひ、書いてくれ!

最後はやっぱりミュンレーイが話している場面で締め
アルタシアの事はレーイもちょっと気になっているみたいだし
二人が出会う場面とかも見てみたいかも。

まぁエオノーラの家に引き取られたみたいだし
基本活発なアルタシアがどのように成長するかも楽しみかも。

他の作品より個人的にこの一連のシリーズ作品の方が好きなので
こっちを書いてほしい所だけど・・・どうなんだろうか・・・

『ハーレムはイヤッ!!』も嫌いではないんだけど・・・
主人公の置かれている立場がいろいろと理不尽だからな・・・あの作品。

まぁどっちにしろ楽しみで面白く読めるだろうから
これからも頑張って欲しい限りです。

最後に一文。

エオノーラのセリフ

アルタシアを連れ去られ、大使館に保護されて・・・
そんな状況でもアルタシアを助けに行こうとするエオノーラ
大使がアルタシアを王位につけようとするでもなく、見返りもない
なのにほとんど成り行きなのに助けに行く。
それを何故かと聞かれたときの彼女の返答

大使に曖昧な事を言ってもわかってもらえないし、
自分がどうしたいかをきちんと言葉にしたいという事もあってのセリフ

「それぐらいの無理をしても助けたいくらいには、
 きっとあの子が好きなんです」


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(2012/11/09)
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