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ビブリア古書堂の事件手帖 3 栞子さんと消えない絆

あらすじ

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。

すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。

人々は懐かしい本に想いを込める。

それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。

美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。

彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?

絆はとても近いところにもあるのかもしれない―。

これは“古書と絆”の物語。

感想

ビブリア古書堂の事件手帖の3巻

徐々に仲良くなってきた主人公である大輔とヒロインである栞子
だけど栞子の姿を消した母親の一件である一定以上は近づけない
そんな状況で今回はその母親・・・篠川 智恵子栞子の間に確かにある絆の話。

まぁその絆も・・・まだまだ細いもので身近にもうちょっと深い絆を
持ってる相手がいるんだけど・・・って感じですね。

一応今回も短編ごとの感想を書いていく形で書いていきます。

プロローグ 『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・Ⅰ

栞子の妹である文香の独白って感じのプロローグ

大輔に事を最初は大丈夫かな?と思っていたけど
姉といい感じに付き合えていい人ってのがわかって安心してる感じ。

明記されてはいないけど2人の仲を応援している感じでしたね。
姉が母親の事で恋愛や結婚に否定的なのを心配していたみたいだし。

まぁ・・・姉である栞子と違って普通の価値観を持った女の子って感じですね。
まぁスレてなくて素直な女子高生ですが。

第一話 ロバート・F・ヤング 『たんぽぽ娘』(集英社文庫)

ちょっとした疑惑が生まれる話

古書会館や古書交換会や即売会など・・・めっちゃ興味引かれる話が
書いてあってちょっと県内の事情とか調べてしまった・・・

今回はその古書会館で新しい商品(古書だけど)を仕入れにいって
栞子が苦手とする・・・そして相手は彼女をひどく嫌っている感じの古書店の店主と出会い
さらに会館から帰った後に、その嫌っている店主・井上が仕入れた本が1冊紛失し
それが盗まれてと・・・栞子が犯人だと騒ぎ出し、さらにビブリア古書堂が出品してない
商品が会場にあったりと・・・ちょっとキツイ展開

井上の敵意は彼が栞子の母である智恵子を嫌っているかららしいけど・・・
ちょっと理不尽・・・ただ智恵子は2巻でもそうだったけど本のためならちょっと手段を
選ばない感じだったからそのせいもあるのかも。
栞子は容姿もその能力もそっくりみたいだし・・・違うのは性格くらいかな?

智恵子は結構押していくタイプだったみたいだけど栞子は控えめですからね・・・
本が関わるとアレですが・・・

最終的に事件は解決して犯人も判明したけど、犯人と盗まれたサブタイトルの本の関係にも
智恵子が関わっていたりと・・・どこまでも消えない母の影・・・って感じでしたね。

そして最後に大輔井上から与えられた疑惑・・・
嫌ってはいるけど古い馴染みだからと智恵子から手紙が届く
しかもその内容は古書堂の近況や大輔のことにも触れていた。

栞子智恵子が出て行ってから10年、家族とすら連絡をとっていないと言うのに・・・
だからこそ井上栞子は嘘を言っていて、なおかつ智恵子の娘だから信用しないとの事。

うーん・・・謎だ・・・謎過ぎるぞ智恵子さん!

第二話 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』

サブタイトルまんまを伝えられて本を探す事になる話
だけど中心となるのは1巻で登場した収監経験のある旦那とその奥さんの家族の話

母親が・・・娘に対してめっちゃツンデレだ!?

奥さん・・・坂口 しのぶは元気なおばちゃんって感じの人。
両親とは折り合いが悪くて全然連絡を取ってなかったけど
最近になって連絡するようになったんだけど・・・旦那である昌志
しのぶにも黙っていた事を悔やんでいたので、
ついつい自分の過去を彼女の両親に話してしまい
母親の方がそれに対して結構厳しい事を言ってしまって喧嘩別れになった感じで
その仕切りなおしって意味も含めて・・・実家にあるであろうその本の事を話題にして
実家に行く機会を作ったみたい。もちろん本自体にも必要な理由もあったんだけど。

わかんねーよ!!それはさすがに・・・わかんねーよ!?

うん・・・これだけでわかったら凄いよね・・・栞子の記憶にすら薄らと・・・って感じでした
まぁ実際は映画を書籍化したもので、だからこそ記憶に薄かったみたいで
文香が偶然借りてみたらしいDVDの話から作品名に気付き無事渡すことに成功

しのぶと両親の仲の方も彼女の無口な父親が仲介に入り
母親の本当の気持ち・・・そしてしのぶの妊娠も明かされなんとかなった感じ。

この家族・・・微妙にズレるけど・・・基本いい家族ですね・・・

ちなみに本の正式タイトルは

エドゥアルド・ニコラエヴィチ・ウスペンスキー
『チェブラーシュカとなかまたち』(新読者社)


でしたね・・・元々はロシアの児童書で画像を調べてみたら
しのぶが作中でたぬきがでてくる・・・って言ったキャラこそがチェブラーシュカ
うん・・・もろたぬきでしたね・・・尻尾の感じとか・・・

第三話 宮沢賢治 『春と修羅』(關根書店)

この話も智恵子関係の話

正確には栞子がかつて智恵子がしていたような本に関する相談事を受付始め
それを聞いた智恵子の知人が栞子に頼みごとを・・・って流れ

大輔が働き始めるまでは栞子はそういう事をしていなかった・・・って話もあって
やっぱり栞子にとって大輔の存在は大きいっぽい事がわかる。

この話の結末はちょっと意外な形で落ち着く感じですね・・・
この人怪しいなぁ・・・とかまったく思わない人が・・・っていう・・・

片側の話だけを信じるのは危ないってことですかね・・・
まぁこの場合は実は被害にあっていた相手もそれに気付いてすらいなかったのに
それを察知した栞子が凄かったって言うべきかな?

これもある意味で家族の話だったんだけど2話と違って
その間にある絆がちょっと駄目な感じの家族でしたね・・・
一部の結びつきとこれから・・・に期待って感じですが。

ただこの話の最後はちょっと気になる展開に・・・

大輔栞子智恵子ビブリア古書堂の現状を知っている事、
誰か身近に連絡を取り合っている人間がいることを話したために
かなりショックを受けた栞子が心ここに在らず状態に。

妹である文香が話しかけてなんとかなったけど・・・
姉の状態について大輔になにも聞かない彼女も・・・って感じで終了に。

嫌っていても母親のことでショックを受けるんだから
やっぱり大いに意識しているってことでもありますからね

エピローグ 『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・Ⅱ

プロローグと同じ文香の独白の続き・・・

って・・・手紙だと!?

という訳でどうやら独白ではなく文香が母親である智恵子に送っているメールだった模様
つまり彼女こそが・・・現状を知らせていた人間

って考えたら普通だ!?めっちゃ普通だ!

娘だもんね・・・しかも栞子ほど智恵子に対して思う所がないみたいだし
連絡を取るあたり抵抗が無かった感じかな?

事情を推測するに栞子が処分した・・・と言いつつも母親からのメッセージを確認したくて
探し続けている『クラクラ日記』はまだ生きていた頃に父親が回収していて
それを文香にいつか栞子に・・・と言って渡されていた模様。

そして本の中には智恵子と連絡が取れるメールアドレスがあって
そこに返信はないけど近況報告を・・・って感じだった模様。

うーん・・・この展開はこの先どうなるのかわからんなぁ・・・
栞子文香を嫌うとか怒るとかって展開はなさそうだけど・・・どうだろ?
大輔も何か気付いた感じだし・・・この先の展開がかなり気になる所。

それにしても・・・娘が連絡してきてるのに返信をせずに
知人のほうに手紙を・・・っていう智恵子の行動も謎だな・・・どんな理由があるんだろうか。
自分には資格がないとか・・・そんな感じだろうか?

今後の展開も気になる所です。

栞子大輔の関係について周りは応援している感じなんだけどね・・・
そっち方面もやっぱり智恵子の事がどうにかならないと駄目っぽいなぁ・・・

最後に一文。

大輔のセリフ

第一話で井上智恵子の娘だから栞子が自分の所の本を盗んだ・・・と言った時に
大輔栞子の無罪を証明するために叫んだ言葉

え?それで納得するの!?

っていうセリフなんですが・・・井上は思いっきり納得してた
智恵子・・・あんたその人に何したんだよ・・・

「この人が犯人だったら、被害が1冊で済むはずがない。
 めぼしい本を根こそぎ持っていったはずだ!」


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「ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆」三上延

鎌倉にある古本屋の女主人、栞子が謎を解決。 シリーズ第3弾は母親である智恵子の存在が大きい。ネタばれあり。   プロローグ「王さまのみみはロバのみみ」 栞子の妹、文香のモノローグで始まる。 今までのエピソードを補完。 そして今後の展開にとって大きな伏線とな…

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