スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

氷結鏡界のエデン 10 黄昏賛歌-オラトリオ・イヴ-

あらすじ

虚空に穿たれた小さな亀裂。
それは幽幻種を穢歌の庭へと還すために開かれた扉だった。

その身に宿す魔笛が呼応し引き寄せられるシェルティスと、
彼を救うべく手をさしのべた天結宮の巫女ユミィは穢歌の庭へと堕ちてゆく。

彼の地にみちる濃密なる魔笛と夢数の幽幻種たち。
その先にあるものは―─

「あなた次第です。このままでは二人が浮遊大陸に戻ってくる可能性はゼロなのだから」

異篇卿イグニドがモニカたちに語る、
穢歌の庭に堕ちたシェルティスとユミィを待ち受ける運命とは―─

強き決意が奇跡へと昇華する、重層世界ファンタジー。

感想

氷結鏡界のエデンの10巻

書いてなかったのでこれで・・・というか『不完全神性機関イリス』の3巻の感想を
書く前に書いとかないと・・・って事でこれで

さて・・・前回は強力な幽幻種である『セラの虚像』が攻めてきて
天結宮・統政庁・異篇卿が共同戦線を張ったりと色々起こったんですが
最後の最後・・・シェルティス『セラの虚像』が還ろうとした時に
身に宿す『魔笛』のせいで一緒に吸い込まれそうになり・・・ユミィと共に『穢歌の庭』
という事になってしまったわけですが・・・

コレは・・・コレは・・・燃える展開だ!?

熱い展開があった・・・という訳ではなく『穢歌の庭』に落ちた先・・・
『セラの虚像』が深層から来たから、シェルティスユミィの2人とも深層へ落ちていき
その過程で超巨大な幽幻種『世界喰らいの王』と出会って交戦したりしたんですけど
イリス曰く・・・

『ツァリとの死闘から再生していたなんて』

過去が気になる言葉ですね・・・
そして・・・シェルティスユミィはそれぞれ別の場所に降り立つ事になるんですが・・・

宝条軍学校:凪・一咲・ジール

来たよ!?『不完全神性機関イリス』の主人公がシェルティスと出会っちゃったよ!?
1000年前じゃなかったっけ!?

と驚愕の展開・・・どうやら1000年前に『穢歌の庭』から浮遊大陸を切り離したけど
それと平行して『穢歌の庭』『禁断水晶』の力で浄化する・・・という作戦を続けていて
や他のメンバーも時間の流れを止めてそれを見守っている・・・という事みたい。

軍学校の周辺もすでに浄化が終わった地域で十分、人間が住める状態になっていて
この世界そのものの希望とも言ってもいい状況になってるみたいですね。

シェルティスはここでの案内のもと・・・『禁断水晶』と同じ神性存在であり
『セラの虚像』の1体のオリジナルと邂逅し・・・自身の秘密と世界の秘密を聞くことに・・・
その相手は・・・

黄昏竜アマデウス・・・アーマ

ってオイ!?『黄昏色の詠使い』のキャラも来た!?
それとも似て非なる存在!?でもアーマって呼べって!?

なんかこう・・・作者さんのほかの作品とのクロスオーバーが此処にきて一気に進み
かなり気になることに・・・

ちなみにユミィは別の場所で別の人物と別の神性存在と邂逅・・・

エルマリア神教界・シャオ・巨蛇ミクヴェクス

これ似て非なる存在じゃねーよ!?まんま本人だよ!?

って訳でほぼ確定的に・・・このシリーズは『黄昏色の詠使い』とも繋がりがある模様。

セラフェノ音語の派生や『禁断水晶』アマリリスと呼ばれる存在だったりと
もしかして・・・って感じだったけど今回で確定って感じですね。

シャオも彼そのものって感じだし・・・前は喧嘩してたから今度は助けるとか
アマリリスについて言ってたしね・・・

喧嘩とかそういうレベルじゃなかったけどね・・・あれ・・・

さて・・・この2つの出会いがもたらした結果・・・なんですが・・・

離別しか残されていない?

という事で・・・世界を救うって事は・・・シェルティスユミィの別れに繋がる事が
提示されてしまう事に・・・

ユミィは世界を救う方法を2つ提示される・・・

1つめは約束の1000年を過ぎて限界が近い皇女サラの・・・
紗砂の役目をユミィが受け継ぎ今度は彼女が時間を止めて浄化が終わるまで
結界を維持し続けるというもの。

これをすると・・・ユミィは知り合いのほとんどを失う事になる。
もしかしたらシェルティスも・・・さらに巫女以上に過酷な結界の維持を
長い間続けなきゃいけないし・・・『今』を生きる人々には平穏は訪れない

それに問題として・・・『穢歌の庭』は浄化できても
すでに浮遊大陸に上った幽幻種そのものは消えないし
未だに頑張っているとはいえ、浄化が終わった後にユミィ
『禁断水晶』を解放するまでは弱った彼女も頑張り続けないといけない

そして2つ目は・・・シェルティスが聞いて口止めされたのでユミィには開示されなかった方法

シェルティスが3年まえに『穢歌の庭』の最深部に落ちた事がイレギュラーであり
彼が最深部で眠っていた存在に・・・全ての始原・全ての母であるセラの元にたどり着き
セラは死に掛けていたシェルティスを守るために『第七真言律(エデンコード)』を托した

その『第七真言律(エデンコード)』『穢歌の庭』の最深部で詠たえば・・・
全ての『魔笛』は解放され・・・この世から全て消滅する・・・幽幻種も全て・・・
もちろん・・・『魔笛』によって生かされているシェルティス自身も・・・

これは・・・究極の選択ってやつか・・・

長い時間がかかり、ユミィが孤独になり不完全な解放か・・・
シェルティス1人の命と引き換えに完全なる解放か・・・
どちらを選ぶにしろ、この2人は・・・という・・・なんとも切ない選択肢

しかもシェルティスユミィが触れることすら出来ない理由である『エルベルト共鳴』
あれはシェルティスの身を守るために発生していたもので
ユミィがよく言っている、シェルティス『魔笛』を自分が浄化してみせるってのが
もし実現した場合・・・その場でシェルティスは死ぬ事になっていたという・・・
なんとも残酷な真実

シェルティスは結局、今回の話の間にユミィにその事を話せなかったわけで・・・
これをユミィが知ったときにどうなるのか・・・気になるところ・・・

って思ったらそういえば自分こそが本物で今のユミィが虚像であると言っていた
『異篇卿』であるイグニド・・・ユミィと同じ顔を持つ彼女は
今回の話でシェルティスをもう『穢歌の庭』には行かせたくないと言ってたから・・・
その事を知っているのかもしれん・・・未だに彼女の存在が謎だけどね・・・

この後、2人はアマリリスと出会い、話を聞いて・・・そして
紗砂と彼女の協力を得て迎えに来たモニカヴァイエルと共に浮遊大陸に戻る事ができ
さらにしばらく身を隠す為・・・という事で皇女の区画で休む事に・・・
彼女から内密に話が・・・ってのもあるらしい・・・そして話がって所で終わり

色々な事がわかったけど・・・その分、これからどうなるのかがわからなくなってきた。
まぁ逆にどういう展開になるのか楽しみなんですけどね。

紗砂がエリエに頼み、華宮と共に向かった天結宮の地下
そこで彼女に修理を託された人形機械体・・・それってイリスのだよね!?とか

『穢歌の庭』で再会したイリスの会話・・・とか

アマリリス・アマデウス・ミクヴェクス・シャオなどの今後の動向

過去2作品との繋がりが表にでてきて・・・かなり楽しくなってきた感じです。
まぁシェルティスの事はまだ公に受け入れられないし
『異篇卿』の最終目的とかもまだまだわからない・・・
さらにシェルティスユミィの選択・・・色々と今後が楽しみです。

ただ・・・完全にデレてかなりアレな感じのモニカが心配・・・かな?
だって・・・シェルティスへの恋とか・・・実のらなそうだもんなぁ・・・

ユミィが皇女の地位を受け継いでシェルティスはそのまま・・・って未来があるなら
モニカと・・・って可能性もゼロじゃない・・・か?
でもその場合はシェルティス『主天』を目指すだろうしなぁ・・・

駄目だ・・・モニカの幸せな未来が見えない・・・orz

そしてそれとは逆に・・・

世界を救う重圧に苦しんでいた紗砂を激励して
宿命に苦しんでいたツァリに手を差し伸べ
イリスの製作者であり病床にあったヨミの手足となって天結宮の基礎設計を完成させ
不完全神性機関イリスの主人として幽幻種と戦い続けた少年
プロジェクト・エデンと呼ばれたそれの真の主役であった一般人

シャオが褒め称えていた存在・・・

凪・・・お前、今からなにすんの!?

『不完全神性機関イリス』の続きも・・・よけいに気になった一冊でした。
さて・・・次の更新でその3巻の感想をアップ予定・・・どうなるのかな?

最後に一文。

イリスの会話

無理しすぎていてエラーを起こしてほとんど機能を停止していたイリス
の言葉を聞いて再起動するという・・・
『不完全神性機関イリス』の2巻でも同じような事があったけど・・・

なんていうか・・・今の状況を生み出す為に
イリスがどんな時間を過ごしてきたのかが凄く気になる感じのセリフ

印象に残ったのでコレで

『・・・・・・これは・・・夢ですか?』

「ああ、そうかもしれねえな」

『・・・・・・』

「だけど前に言っただろ。
 現実にならない夢なんてねぇんだよ。
 今はまだ泡みたいな夢だって、
 お前が希望をすてないかぎりいくらでも現実に変えられる。
 忘れるんじゃねえよ、お前の名前が何だったか言ってみろ」


『・・・・・・”Ilis【希望】”・・・で、す』

「なら頑張れ。俺はここで頑張ってる。
 だからお前も向こうで頑張れ」


『・・・・・・はい。ご主人様』


にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
氷結鏡界のエデン10  黄昏讃歌‐オラトリオ・イヴ‐ (富士見ファンタジア文庫)氷結鏡界のエデン10
黄昏讃歌‐オラトリオ・イヴ‐
(富士見ファンタジア文庫)

(2012/09/20)
細音 啓

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

前に、どこの巻で
エリエの行動だか言動で
第三の選択肢が、どうとか、有りましたが、ある意味ネタばれになってますね。

No title

「黄昏色の詠使8」の44ページに、伝説の流浪詩人ユミエルの名前も出たよ。
ちなみに、イグニドの「真名」もユミエルです、それはただの偶然だろうかw

全ては愛や希望が満ちるうたの中に、ただ一つの悲しみが満ちる、「哀乙女」といううた、なにかありそうねw

カレンダー(月別)
05 ≪│2017/06│≫ 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
FC2カウンター
カテゴリー
<< 全タイトルを表示 >>
最近の記事+コメント
最新トラックバック
その他
にほんブログ村 小説ブログへ にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
応援バナー
アオイハルノスベテ応援バナー02

BaseSon最新作『真・恋姫†英雄譚』応援中!

プロフィール

kenkenMk2

Author:kenkenMk2
FC2ブログへようこそ!

生活費を削ってでもライトノベルを買いあさる読書中毒者です。 リンクフリーです!
うりゅー
リンク
グリムス
その他
あわせ読みたい
RSSリンクの表示
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。