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剣刻の銀乙女(ユングフラウ) 2

あらすじ

謎のクラウンとの刻印を巡る戦いからしばらくのち。

強制入学させられたエストレリャ学園での生活に慣れることができないヒースと、
慣れすぎてあちこちで騒動を起こすエステルは、今日も騎士姫ルチルの説教を浴びていた。

そんなある日、近隣の港町コスタに現れた罪禍の怪物を討伐すべく、ルチルはヒースとエステル、
そしてヒースにようやくできた友人のエリオを伴って向かうことにしたのだが、
そこに現れたのはエステルも知らない未知の罪禍だった。

その頃、ルチルたちが不在の学園でも生徒が行方不明になる事件が起こる。
消えた生徒たちにはある共通点が見つかり・・・。

王国を襲う新たな危機に、騎士姫ルチルが立ち向かう。
シリーズ待望の第二弾登場!!

感想

剣刻の銀乙女の2巻

表紙は前回と同じくメインヒロインでもあるエステル
『罪禍』と呼ばれる人とは違う存在の中の上位種『皇禍』であり
その中でも最強で次期魔王候補筆頭という・・・とんでもない娘。

今回は彼女・・・ではなく主人公であるヒースと同じく『剣刻』を持ち
竜殺しの騎士姫と呼ばれる少女・ルチルが中心の話
と言いつつも感想は・・・

ヒースさん・・・(*゚Å゚)。o○ヵ...ヵ..ヵッケ-

でしたね・・・

基本的に俺の天職は『門番』だ!と豪語し、それ以外はかなりヘタレで
ルチルに入学させられた騎士養成学園でも成績は底辺で駄目駄目
勉強をさせようとするルチルから逃げて『門番』に成りすまして
仕事してたりと・・・重度の『門番』中毒者って感じなんですけど・・・
前回もそうでしたけど・・・

覚悟を決めた時がとんでもない

って事ですね。

今回はエステルルチル、妹のマナ、そして転校生のエリオと共に小隊を組むことになり
一緒に行動していたんですが、実際は『剣刻』所持者であるエステルルチルヒース
お互いの護衛も兼ねていてもちろん小隊としての任務もあるという事に。

マナは独学で学んだにしてはかなり才能のある『占刻使い』ヒースの妹だから
エリオも剣の才能を買われてって事なんですが・・・まぁ実際にはさらに裏があったわけですが・・・

そんな状況下で調査に行った港町でエステルが見覚えが無い『罪禍』に襲われたり
ルチルの様子がおかしかったり
エステルが妙にエリオに対する態度がおかしかったりと・・・問題があったわけですが・・・

ヒースがフラグを立てまくってる!?

うん・・・女の子の問題=主人公がフラグを立てるイベントってのが
ラノベだからね・・・

最終的に学園で問題が起こって戻ることになり・・・生徒の行方不明事件を調べることになり
そしてそれにマナが巻き込まれ・・・そして・・・

犯人はエリオ・・・南の魔王候補

また魔王候補!?

まぁ読んでいて途中でわかるんだけどヒース達と行動を共にしていたエリオ
本当は女の子で名前はエリナ・・・彼女もやっぱり『皇禍』

そして事件の犯人がエリオ・・・南に住む『皇禍』であり魔王候補で・・・そしてエリナの双子の兄

彼はエステルから力を奪うための実験で学園の生徒を浚っていたみたいなんだけど・・・

『キミ、なんであたしより頭が高いのかな?』

エステルが圧勝です・・・エステル『罪禍』として力が強いものが偉いって考え方は
ちゃんともっている。その上で別の種族である『人間』の考え方も尊重していて
『人間』の社会の中で暮らすときはそっちを優先する・・・
だけど『罪禍』『人間』のどちらを・・・と言われれば魔王候補として『罪禍』を優先する。
ヒースが今回の話でルチルを気にしているのを見て、自分は彼女の事も好きだから
浮気は許すけど・・・ちゃんと自分の相方だって事も忘れないでと釘をさしてたしね・・・

その上でエリオを圧倒して格の違いを見せたんだけど・・・

『罪禍』と『ヒース達』では?

という事で隙をつかれ力を奪われてしまい・・・最強魔王パワー無くなり
さらにそれを手に入れたエリオが相手となり・・・かなりピンチに。

元々エステルが基本的に戦わず誰かを笑わせることを考えている娘で
エリオを力で押さえつけた事に関しても格好悪いって考えていたからこそ
大騒ぎにならなかったんだけど・・・今回は力を振るうことに遠慮が無く
人間を下等であると見下すエリオがそれを手に入れたことでかなりピンチって感じ。
でも・・・

ここからが・・・熱かった!

ルチルエリオを止めるために戦いを挑むことにして
さらに前回の・・・死体として操られていた従兄妹であるギャレットに襲われたことで
他人の手が怖くなっていたけどそれでも・・・勇気を持ってギャレットに言われたとおりの
『気高き華』として戦い、ヒースにはギャレットと同じように自分を支えて欲しいと願ったけど
ヒースはそれを一蹴・・・自分はギャレットではないと・・・代わりになれないと彼女に伝えることに。

ルチルギャレットの自分に向ける想いに気づいていたけど勘違いかもと思い
それに応えるようなことはしなかった・・・そして彼は死んでしまい応えることができず
無意識のうちに同じようにギャレットの死を悼むヒースとであって
彼に報いることができたなら償いに・・・と考えてしまっていた。
だけどヒースは自分は代わりじゃないし、
『気高き華』
じゃなくてもいい『手が届く野に咲く花』だったとしても
ルチル自身を・・・彼女自身を見ているからと伝えることに・・・

アカンよ・・・それストライクだよ!?

彼女はそれで他者の手への恐怖を克服し、ルチル自身として戦いに挑む気になれ
自身が使う『占刻』・・・『円卓の騎士』『剣刻』を組み合わせエリオに挑み・・・
決定的な隙を作ることに成功・・・その隙をついたヒースの一撃が彼の得たエステルの力の根源を砕き
彼にそれ以上の力の供給を得ることを防ぐことに成功・・・

そして・・・ここからがヒースのターン!

って事になり・・・まさにフルボッコでした・・・自分もボロボロになりながらでしたけど
エステルの力を得て魔王クラスとなったエリオに対して1対1で・・・
真正面から挑み・・・気迫で上回り・・・圧倒。
明らかに人間として攻撃の余波で体が傷つくヒースの方が圧倒的に不利でありながら
それでも・・・ただ突き進むのみという・・・覚悟を決めたヒースの強さがエリオを圧倒してましたね。

いつものヘタレはどこいった・・・って感じです。
でも根が優しいところはやっぱりあって・・・最後はエリオを許してと言ったエリナの願いを聞き
その隙をエリオにつかれて攻撃されたんですが・・・これを甘えととるか・・・どっちだろうね・・・

ただその攻撃はエリナが身を挺して庇い・・・エリオに心臓を貫かれたことで防がれたわけですが・・・
この後が・・・なんとも・・・本当になんとも・・・せつない話でしたね・・・

エリオエリナと双子として生まれたせいで力が割れてしまい
エリオは序列は低いけど魔王候補、だけどエリナ『皇禍』としてはかなり弱くて
力こそ絶対である『罪禍』の世界では生きにくかった。
だからこそエリオはそんな妹を助けるためにも力を・・・最強の魔王の力を手に入れようとした。

なんだかんだ言って・・・根本は妹のためだったという・・・なんとも優しい理由
力を・・・って所がまぁ『罪禍』らしいっちゃらしいんですけどね・・・

だからこそエリオに取ってエリナが死ぬなんて事は許容できるわけが無く
見下し、自分を追い詰めた相手であるヒースに頼み込んですら助力を願い
双子でよかったと言い・・・自らの心臓をエリナに移し変えることに。

『間違えなかったら、僕も仲間に、なれたのかな?』

最後はエリナに方法を間違えたと言われたことを受け入れ
間違えなければヒース達と仲間になれたのかな?と思えるくらいに素直になって
息を引き取ったわけで・・・切ない最後でした。

学園の生徒を魔力を吸収する実験に使うために誘拐したけど、全員無事ではあったし
どこか途中で止めることができれば・・・一緒にいる未来もあったかもしれないと思うと
色々と残念ですね・・・貴重な男性キャラだったのに・・・

ヒースと仲良くなったのは実はエリナで・・・女の子だったわけで・・・フラグ立てちゃいましたしね
しかも彼女・・・今回の一件でエリオの心臓を受け取ってもしかしたら強化されるかもしれないし
そう考えると・・・ちょっと凄い事に・・・
さらにルチルも今回の一件で完全にヒースへの好意を完全なものとしてしまったみたいだし
前に竜と戦ったときに自分を助けてくれた兵士がヒースであると確認することができたので
もう・・・完全に落ちた感じ・・・

最後は前回のエステルのようにヒースエステルも騎士になって自分と一緒に・・・とか言い出したし
かなり前向きに元気になったみたい・・・

さて・・・ここで問題が・・・
ルチルは現国王の弟の娘らしく・・・高めの王位継承権を持つ姫であるみたいなんですが
これでヒースがフラグを立てた相手は

エステル北に住む『罪禍』の次期魔王候補

ルチル:人間の国の姫

エリナ:南に住む『皇禍』。次期魔王候補の兄の心臓を移植

と言う事に・・・とんだプリンセスキラーです・・・なにしてんだコイツ・・・

ちなみに今回の話ではルチルの先輩で生徒会の人間でもあるカタリーナともフラグ立ててます。
最初はヒースの実力を疑って態度も硬かったけど、模擬戦をしてヒースの槍の腕を知って彼を認め
さらにエステル『皇禍』である事を知っても彼女は学園の生徒だと言い切り、
操られた時も自分を殺して止めてと懇願するくらい真面目で良い人なんですが
覚悟を決めて戦闘に赴く事にしたヒースを見て

『いいかも』

ってつい言っちゃってましたからね・・・立ってるよ・・・フラグ立ってるよ・・・
ちなみにこの人、本物の騎士すら上まる事があるらしい学園の剣術大会の前年度の優勝者
この人相手に模擬戦して・・・彼女の突きの出始めに槍を相手に剣先に合わせて
突きそのものとその後の動きを封じるという神業でヒースは勝ったわけで・・・
実はコイツの槍の腕前は・・・マジ半端ないみたい・・・

ただ槍以外は駄目で・・・勉強も駄目な結果成績が・・・って事みたいで・・・
なんだろうね・・・この変な偏りは・・・
『門番』として得た色々な地方の知識とか地理に関しては驚くほど博学みたいなのに・・・
こいつほど興味があること以外は駄目って感じのキャラはいないかもしれない・・・

だがそれを差し引いても・・・妙に格好良いと思える主人公だった・・・なんでだろ?

エリオの遺体を何者かが持ち去ったみたいで・・・それはおそらく前回登場した
死体を操るクラウンかも・・・って話や
奪われたエステルの力は戻らないとか・・・色々と不安な部分もあるけど
良い感じに面白くなってきて次回も楽しみ

最後に一文。

ヒースのセリフ

マナを誘拐し、エステルから力を奪い、カタリーナを操り
エリナを泣かせ、そしてルチルを傷つけた・・・
そんなエリオに対してヒースが言ったセリフ

格好良いわ・・・って思ったのでこれで。
いつものヘタレ門番はどこへ行ったんだろ・・・

「ひとつ、訊いていいかな」

「どうしても、わからないことがあるんだ」

「君は、俺の妹を巻き込んだ」

「足手まといの俺たちを盾に、エステルを陥れた」

「カタリーナ先輩に、ルチルを攻撃させた」

「エリナも泣かせた」

「そして、ルチルをこんな姿にした」

「だから、わからないんだ」

「お前は、俺の大切なものを、みんな傷つけて行ったんだ!」

「お前、どうしてここから帰れるように、
 ものを語るんだ?」


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