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銀閃の戦乙女と封門の姫 2

あらすじ

クァント=タンからカイトたちが帰還してひと月がたち、
新しい家族も増えた花梨家は賑やかな日々をすごしていた。

そんなある日、第四王女シャーロッテがこちらの世界にやってくる。

カイトが保護しているエリカを狙った陰謀が進行していると忠告しに来たのだというが、
時すでに遅く、梨花とエリカは黒鎧の男が率いる機士の一団によりクァント=タンへと連れ去られる。

二人を助けるべくカイトは再びクァント=タンへと降り立ち、
フレイそしてシャーロッテとともに誘拐犯を追うのだが、
そのとき予想外の異変が起きて・・・・・・。

瀬尾つかさが贈る剣と魔法の異世界本格ファンタジー、第二弾がついに登場!

感想

銀閃の戦乙女と封門の姫の2巻

異世界と交流がある世界で2つの世界の間で生きる主人公の物語って感じで
主人公であるカイトは異世界である『クァント=タン』の人間とのハーフであり
向こうの世界ではかなり有名な戦士で王女と幼馴染であり当人も貴族の血を引いてる

だけど自身の特異な力と国王から疎まれた事で地球で暮らしている少年

そんな彼が幼馴染である王女ソーニャともう一人の幼馴染であるフレイ
危機を告げられ再び『クァント=タン』を訪れその危機に対処し
その中で義妹・・・梨花の母親が関わっていて・・・最後はその母親、エリカが幼女化して
カイトの元へ・・・という事になったんだけど・・・

どういう状況だ!?

めっちゃ懐かれてるけど・・・これヒロインになったら
義兄であるカイトが好きっぽいわけで・・・どうなんのこれ?って感じだったわけで・・・

他にも好意を抱いているっぽいヒロイン候補がいたりと完全に

リア充、爆発しろ!

って感じだったわけですけど・・・さて今回の話で中心となるのが

第四王女・シャーロッテ

あれ?お前、第三王女の機士だったよね!?

ってくらい好意を持たれてます・・・爆発しろ、この野郎

彼女とのフラグは5年前にすでに立てていたみたいで
その内容も誘拐された彼女をたまたま居合わせたカイトが助けた・・・
その過程で負傷しながらも・・・

しかもシャーロッテは王族としては力が弱いほうで
力があるものが王として世界を統べるという『クァント=タン』の王族としては
廃嫡されかれないギリギリのランクであり自他共に認める必要のない王族だったらしく
彼女は誘拐され邪神の生贄にされるとなった時点で自分の運命を達観してしまったみたいだけど
そんなのは関係なく・・・しかも彼女の素性を知りもせずに身を挺して彼女を助け
素性を知った後も、たとえ王女じゃなくても助けたというカイトの言葉に救われ
その後は自分を高める事に従事してきたってくらい人生観を変えた相手

ガチ惚れじゃないですか・・・

なんかもうオイオイって感じです・・・
まぁカイトからすると彼女は年下の妹って感じみたいなんですけどね・・・

前回の話で世界を救うためにその身を犠牲にし、もしもの備えにフレイの体内に
細工を施して彼女の力を削ぐ要因となっていた魔術を仕込んでいた
梨花の母親には激怒って感じの怒りを容赦なく向けていたのに
今回の話で梨花エリカ、自分すら巻き込んだ彼女は同じように怒ったりはできなかったし
なんだかんだいって・・・コイツ妹相手には甘々だよね・・・

シャーロッテ当人はそれが不満みたいだけどね。
ただつねに備えを欠かさず、ソーニャと違って力がないからこそ
さまざまな手を使う彼女と梨花は相性がよかった感じで
ソーニャの事は尊敬していると言っていた梨花だったけど
シャーロッテとは友人関係になれてましたね。

何気に考える事が黒かったり、気づいて欲しくない事に容易に気づいたりと
似たところもあって・・・いいコンビだったかも。
どっちも妹扱いで・・・そして叶わないかもしれない恋を同じ相手にしているっていう
共感もあったからかもしれませんけどね

ソーニャはそういうシャーロッテをまっすぐすぎる性格だからこそ
苦手としている感じだったけど、姉妹らしい反発って感じで
なんだかんだ言って・・・エピローグでの2人のシーンはいい感じでしたけどね。
まぁ今回の事件の内容を考えると・・・父方の兄弟姉妹の仲が良いってのは
数少ない救いだったのかなぁ・・・?

そして前回もそうだったんだけどカイトの周りの華やかな女性陣と
そのモテモテっぷりに反比例するがごとく・・・家族運が

まったく笑えない・・・

って感じのキャラ達でしたね・・・

前回もちらっとでてきたカイトを追放したソーニャシャーロッテの父親である
『クァント=タン』国王

異世界同士の交流を目的として人工的に生み出された
亜世界こそが『クァント=タン』であり、その創世に関わった大魔術師の一人で
モンスターが跋扈する世界として生まれてしまい、さらにマナが歪んでいるせいで
他の世界の魔法などがうまく使えなくなったこの世界において
創世に関わった家の代表同士が戦った結果、最強であったからこそ選出された王

という感じでこれだけ見ると凄まじく立派な人・・・
ただ性格はマジ最悪って感じで『クァント=タン』で生まれた第二世代
カイトのような異世界同士のハーフや『クァント=タン』の歪んだマナを
通常として生まれた彼らは国王すら凌ぐ大きな力を持って生まれ
実の息子・娘である王子・王女になるともはや次元が違うってレベルの力を持ってる

だからこそ国王は実の子供であっても便利な兵器扱いしかしておらず
それが許せなかったカイトは嫌われたって感じだったのですが・・・

予想以上のクズ

という事が今回判明・・・正直な話・・・これはないってレベル
矮小とか卑屈とか・・・もうそういう言葉では足りない・・・ただただ・・・クズ
清々しいまでのクズっぷりに逆に感心してしまうくらいのクズ

今回の敵は国王ではなくシャーロッテの父親違いの兄で
母親が国王と結婚する前に結婚した男性との子供で才能も力もあるルドー

だけど彼の家は貴族でありながら王族に反旗を翻しクーデーターを画策したことがあり
家自体が取り潰しにあい、シャーロッテの立場をかなり危うくした存在でもある。
(捜査・取締りをシャーロッテがしたからこそ彼女だけは許された、母親は連座で・・・)

ルドーの固有スキルでモンスターを操りその合成の研究や
奴隷をつかった闇闘技場みたいなのも資金集めに使っていたらしく彼も悪党なんだけど
シャーロッテの事は多少なりとも考えていた相手ではあった・・・

まぁ自分達の一族に『クァント=タン』に適応できない人間が多く衰退するから
歪んだマナを元に戻そう・・・って思っていて国王を誘拐したんだけど
実は元に戻せばこれが正常である人々が適応できなくなる可能性があり
自分達だけが・・・っていうかなり身勝手な目的であり、その後の支配も考えていた
悪党らしい悪党だったわけなんですけど・・・国王と比べたらまだマシ

どれくらいクズかを列挙すると

① 実子である王子・王女は兵器扱い

② 王族として力がないなら廃嫡(実例あり)

③ 自分より強い王子・王女が怖いから全員に石化の呪い

④ ③はいつでも国王の意思で任意で発動。もちろん王族以外には秘密

⑤ ルドーに脅され問答無用で呪い発動(ソーニャの機転でシャーロッテだけ無事)

⑥ 『クァント=タン』の歪んだマナは創世の時に彼が細工した

⑦ ⑥は魔法より戦闘が得意な自分が王になるため。モンスターの存在も力の重要性の為

⑧ シャーロッテの誘拐も手引きはコイツ(外の世界の国に負い目を持たせようとした)

⑧ 合成モンスターの研究にも兵器として輸出するために資金をだしてた


( ̄-  ̄ ) ンー

  ・

  ・

  ・


( ̄-  ̄ ) 終わってね?コイツ・・・

ぶっちゃけかなり自分本位な目的で動き、犠牲を厭わなかったルドーだったけど
コイツをぶっ殺した事だけは評価できる気がする。
まぁそのせいで『クァント=タン』そのもののあり方が変りそうになったけど
そっちはエリカが本来の人格を一時的に取り戻した上で梨花の体を借り受けて
圧倒的な魔術技術を持って世界を構成していたドラゴンの力を押さえ込み
カイトが奥の手・・・王族しか使えない黄金の『呪式装具(ジャケット)』
自らの力で変化させた『呪式装具』の上に重ね着するという
荒業でなんとかしたんですけどね・・・

最初は今回、石化したソーニャのを借りて・・・
二度目はシャーロッテのものを借りたわけですが・・・まぁシャーロッテの場合は
戦闘中でそれを装着していたわけで・・・借りた後に残ったのは全裸という
なんともトンデモパワーアップでしたけどね・・・

まぁそんな感じで事件は終息
結果だけ見るとカイトを追放した国王は死に、クーデーター派のトップも死に
カイトは王子・王女を救った英雄であり、シャーロッテとのフラグも強化
ソーニャの命も救え・・・さらにカイトの迷い

地球と『クァント=タン』・・・どちらが自分にとって大事なのかって事について
ついに覚悟を決めて宣言する事で払拭できたし・・・万々歳って感じ?

まぁカイトを快く思わない存在はいるみたいだし、これから王位継承についても
色々とゴタゴタするだろうから一概にめでたしめでたしとは言えないけどね・・・

さらに”ルドーが利用しようとした逸材”って事で今後も
エリカ、そして娘である梨花が狙われる可能性が増えそうで問題はあるんだけどね。

梨花の母親としてのエリカ『クァント=タン』の創世にも関わってるらしく
魔術師として能力はいまだに計り知れず何者?ってレベルらしいし
記憶を失い少女になった今もその才能だけは引き継いでいた凄まじく
娘である梨花も徐々にその才能を開花させ、弓の腕もあって今回は戦闘でも活躍してた。
燃費が悪く強大だけど数が限られる兄であるカイトよりも
多数相手の戦いでは有用だったりしたわけで・・・こっち方面の今後も気になるところ。

自分やソーニャを兵器扱いした国王が死に『クァント=タン』へのわだかまりも
なくなるだろうし・・・今後はどういう展開になるのかな?

最後に一文。

カイトのセリフ

一度シャーロッテに問われて答える事ができなかった
だけど世界そのものが変えられそうな場面で・・・みんなが危機に陥り
そんな時に・・・大切なものはどこにあるのかを梨花に問われてようやくだした答え

「ここに」

「ここにある。
 おれの大切なものは、すべて、ここに。
 ・・・・・・ああ、そうだ!」


「おれは、守りたい!
 昔でも未来でもない、いまのクァント=タンを守りたい!
 みんながいる、この場所を守りたい!」


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