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バロックナイト 2 FallenAngel:歪曲天使

あらすじ

魂を接続する幻想空間『レガシーオブタナトス』におけるバトルゲームに参戦を決めた京耶は、
自らの秘密を徐々に知っていく。

そんな中、ゲーム管理者側の一味であり
京耶の前妻―元恋人と主張する瑠璃子から協力要請があった。

ゲーム内で頻発する“大量殺人”。
人型レガシー『切り裂きジャック』に乗っ取られたプレイヤーに肉薄せよ。

世界を侵食するレガシーとはいったい何か、
セフィロト社の真の目的は?

京耶とバロックは深遠に踏み込んでいく。

因果と天命が交差する、アンノウンバトルアクション疾走する第二弾!

感想

バロックナイトの2巻

表紙は主人公である京耶と記憶と『因果』を喪失する前の彼の恋人だった瑠璃子
このスタイルは京耶が色々とした結果・・・らしい・・・

そのうえ、バロックという美少女には嫁宣言され・・・

あれ?それヤっちゃってね?

ってシーンまであったわけで・・・

京耶、爆発しろ!!

って感じでした・・・

さて前回、『レガシー・オブ・タナトス』と呼ばれるゲームの中に連れ込まれ
そこで『遺産(レガシー)』と呼ばれるものとと戦い倒す事でその力を得るという
ゲームの世界にバロックに導かれた京耶

実は前にも参加していて、主催者たる『セフィロト社』に憎悪を向け
恋人であった瑠璃子すら置いて甚大な被害をたたき出した挙句に敗北し
人々との関係性である『因果』を喪失して記憶からも抜け落ちてしまい
徐々に存在が希薄になっていた・・・本人も全て忘れた上で・・・
って状況でありバロック瑠璃子も同じチームにいた事すら忘れていた事を話され
このゲーム内で『セフィロト社』すら出し抜き暗躍する『死神』と呼ばれる存在
キョウコと邂逅したり、戦いの中で前の自分が習得していた
意識すらせずに相手を斬るという体に刻まれた邪剣と
手に入れた『遺産』の力でどうにか切り抜けたわけで・・・今回はその続き

失われつつある『因果』は前回の戦いのときの京耶の姿と
バロック達が流した噂によってプレイヤーを倒す『影男(シャドウマン)』という
噂を蔓延させる事で薄く広く存在を認知させる事で消滅を防げるようになったけど
今回はその噂と同じように・・・プレイヤーを皆殺しにするという『辻斬りジャック』という
『遺産』に意識を乗っ取られてしまったらしいプレイヤーと関わっていく事に。

それに伴い瑠璃子と同じ『セフィロト社』のバイト・・・早香と出会い・・・
同じ剣術家の共感というか・・・無意識に彼女と剣を合わせる事を考え
お互いに妙に意気投合って感じになり・・・

これどうなってもフラグ立つんじゃね?

バロック瑠璃子が心配していて・・・新ヒロイン登場か・・・って考え
さらに『辻斬りジャック』に乗っ取られた少女が彼女の妹で
会社は無理やり『遺産』を引き離す事で事体の収拾を考えているから
その前に『辻斬りジャック』の願いを叶える事で・・・自分の命を求められても
安全に妹を助けるためにという覚悟の元、京耶に手伝いを頼み・・・

掌が大きい人が好き・・・とか言ってて京耶の掌が大きいことを
確認するシーンとかあったし・・・最終的に妹を無事救ったのは京耶だし・・・

これは確実だわ・・・ヒロイン追加だわ・・・

そんな風に思っていた頃がありました

早香の妹がゲームに参加したのは優勝者に与えられる権利で
死んだ祖父を・・・『セフィロト社』の用心棒のようなものをしていて
1年前・・・『セフィロト社』『十席』と呼ばれるメンバーを襲っていた相手を発見し
自身も『十席』であったがゆえに交戦・・・一人の剣士として
命をかけて戦いあい満足した顔で亡くなった祖父を生き返らせようとした

そして『辻斬りジャック』に乗っ取られ・・・今の状況になった
その祖父を殺した相手こそが・・・

守部 京耶

一年前の・・・『因果』を失う前の彼であり、『因果』を失っていたがゆえに
殺された場面を見ていた早香もその事を忘れていた・・・

だけど『辻斬りジャック』に一人で挑み・・・京耶の本質と・・・
『死神』のような『殺人鬼』っぷりに記憶が呼び戻され・・・って事に

その後、『辻斬りジャック』にやられキョウコに救われ・・・
『辻斬りジャック』と友達になった上で自身を殺させる事で

『人を殺す事はダメだ』

って事を『辻斬りジャック』に教え・・・その存在を浄化し死に掛けた京耶の前に現れ
キョウコの頼みという事で彼に治療を施し・・・そして糾弾した

早香は明らかに京耶に惹かれはじめていた感じだったけど・・・
自分と妹が今のような事に巻き込まれたのは京耶のせいであり・・・
今の京耶が記憶を失っている事も知っていて責任がないこともわかっていた。

そしてなにより・・・早香京耶を赦したいと思っていたがゆえに言い訳を期待したけど・・・
京耶はその憎しみを受け入れてしまったがゆえに赦す機会はなく・・・
早香は妹を連れて京耶に別れを告げて去る事に・・・

これは・・・キツイわ・・・

ただでさえ記憶を失う前の自分に対して思うところがある京耶なのに
その失われた過去の罪が今になって自分に降りかかり・・・繋がりかけた絆をズタズタにした
これはキツイ・・・

そして何より問題なのは・・・京耶に対する追い込みはコレで終わりじゃない事・・・
『辻斬りジャック』キョウコと出会い、望んだのは

『京耶が自分と同類である事を理解する事』

つまり殺人鬼として自覚してくれれば自分と友達になってくれるって思った。
だけどその目的を果たすことなく『辻斬りジャック』は倫理を知り浄化されて消えた
友達を殺してしまったという罪の意識を持つことができたから。
だけどその元々の願いはキョウコがそのまま実行

『セフィロト社』のゲーム関連の力を全て奪い・・・都市そのものを・・・現実をゲーム内と
同じにして強制的に住人を全てプレイヤーに・・・2・3割は適合できず死亡
そしてその原因は『影男』だと・・・刷り込む事で住民全てに対して
京耶こそが全ての元凶であり倒すべき悪だと植えつけた・・・
自分を殺そうとする大勢を相手に・・・いつまで京耶が不殺を貫けるのか・・・と・・・
ここまで追い込まれると普通は

どんだけ!?どんだけ京耶、嫌いなの!?

って考えるんだけどこの作品のぶっ壊れ具合はそこじゃない・・・
ここまで色々と京耶を追い詰めておいて追い詰めた相手は

京耶の事が病的に好き

という・・・なんとも恐ろしい所ですね・・・

瑠璃子は今回の話で京耶に痺れ薬を盛って・・・動けない彼に自分の憎しみを・・・
1年前に自分を置いていった挙句、自分の事すら忘れた憎しみを・・・
ずっとずっと押さえ込んできた憎たらしいほどの愛を語り・・・

あれ?これヤっちゃった・・・?

ってシーンがあったし・・・『辻斬りジャック』は言うまでもなく色々と危険
そして何より今の京耶の・・・前の京耶とは無関係に京耶の味方だと公言し

京耶の嫁

を宣言して食事の準備やなにやら甲斐甲斐しく世話をしているバロックですら・・・
その内側に抱えている愛はまさに病的

彼女は自称していた通りに人間ではない『天使』であり『セフィロト社』を支配し
ゲームの開催者であった『天使・セフィロト』の同類

だけど全ての人間を守護する『天使』でありながら京耶だけを愛する事にし
『堕天使』となったのがバロックであり・・・キョウコから今回の作戦を聞かされ

全てが京耶を憎み、敵になる

自分だけは京耶の味方

京耶が自分を愛してくれる!


という思考の元、『天使』とは真逆の存在だけど互いに滅ぼす事ができないからこそ
『天使』を殺せるのは『天使』だけどバロックに協力を求めたキョウコの頼みを了承し
『セフィロト』と戦闘して・・・今回の最後の状況を作り出した

ヤンデレしかいねーじゃん!?

ごめん京耶・・・爆発しろとか言って・・・なんかもう爆発したほうが救いなレベルだよね・・・
いや、瑠璃子といたしちゃったっぽい部分は死ねばいいのにと思うけどね

っていうかまともなヒロインが誰一人いない・・・
剣術家で恋愛ごとにうつつを抜かす事は・・・って言ってた早香が唯一の常識人だったかも

街中の人間から襲われ・・・安心できる場所を求めて自宅に帰った京耶
バロックはいつも通りの態度で出迎え、京耶は思わず抱きしめてたけど・・・

そいつも犯人だからね!?

そして瑠璃子には他の女の話をするだけでも真っ黒な目で見られるし
なんか(性的に)襲われたし
『辻斬りジャック』は常識覚えたけど消えちゃうし
早香は憎しみをうまく処理できずに去っちゃうし・・・
キョウコはこんな状況になって京耶が自分を頼る事を願ってるし・・・

京耶・・・幸せになれそうにないなぁ・・・

『セフィロト』と戦ってバロックが無事って事は殺されたのか・・・
はたまた敗北したけど生きていてその場にいた瑠璃子と脱出したのか・・・
そこらへんわからないから気になるし・・・続きどうなるんだろうか

瑠璃子の存在自体、バロック『セフィロト』にとって特別であり秘密がありそうだし

キョウコの正体は『天使』とは逆・・・下方世界からきた世界を侵食する『泥』が
『何者か』に取り付いて意思を持ったものってバロックが言っていて・・・
前回の話で彼女の言動が京耶の妹に似ているってのがあった・・・とか

早香の今後の行動なんかも気になるところ・・・
彼女の理屈では納得できない憎しみがキョウコが作成した世界の影響ってのも
多少なりとも考えられるけど・・・祖父を殺されたわけで・・・本気でもありえるし・・・
彼女が今後、出番があるかわからないし敵かもしれない

うーん・・・マジ予想できないな・・・

そして京耶バロックの目論見通りって感じで彼女の存在に安堵を感じて
彼女を抱きしめていたけど・・・まだ戦う意志は失ってなかった。

だけどそんなバロックが裏で・・・って事を知ったらどうなるんだろうか・・・
確かに彼女の行動はあくまで京耶に自分を愛して貰うための行動であるけど
これを京耶が知って果たして赦すんだろうか・・・めっちゃ気になる・・・

次はいつだ!!

ってか今回も『遺産』の力で防御力を捨てる代わりに速度を・・・って事で
全裸戦士化したりしてたんだけど・・・内容の病み具合に全然笑えんかった・・・

最後に一文。

バロックのセリフ

どんな状況でも京耶の味方であり、彼の嫁であると宣言している彼女
だけどこのセリフでわかるように・・・彼女はどうしようもなく狂ってる・・・

そもそもが人間じゃなくて『天使』であり価値観が違うんだろうけど・・・
明らかにその過程がバロックの名前の通りに・・・激しく『歪んで』いる

それがよくわかるキョウコに計画への協力を求められた時の彼女の答え

なんていうか・・・『因果』を失う前の京耶が誰も・・・
恋人であった瑠璃子すら最後は置いていくほど誰かを愛さなかったゆえに
そういう興味すら向けられなかったらしいバロックが彼の愛を求めてるって事で
これもまた京耶の過去の罪なんだろうけど・・・それでもねぇ・・・

「その通りだ──」

「誰もが京耶を憎む世界ならば」

「その世界では、
 私だけが京耶の味方であり続けるということだろう」

「愛しい人よ、私はずっとキミの傍にいよう」

「だから今度は、私のことも愛してくれ!」

「良いだろう、その計画に私も乗ろう!
 セフィロトは私が殺す。
 だから作りたまえよ、
 京耶が世界の敵になる世界を!」


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