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東京レイヴンズ 9 to The DarkSky

あらすじ

「喼急如律令(オーダー)!」

信じない。死んでなどいない。まだ取り戻せるはずだ。

枯渇しかけた力をひたすらに治癒符に込め、春虎は呪を注ぎ続ける。
主を―─大切な幼なじみを呼び戻すために。

遂に夜光としての力を覚醒させた春虎。
だがその代償は大きく、暴走する『鴉羽』から春虎を庇った夏目はその命を落とす。

「泰山府君祭だ。泰山府君祭なら夏目を生き返らせられる・・・!」

一方、千年にわたりこの国を統べてきた陰陽術、
その真なる復権を掲げる双角会が姿を露わにしたことで、
大友や木暮ら『十二神将』たちもまた、
それぞれの信念のもと呪術界を巻き込んだ戦いへと身を投じていく―。

東京の夜は新たな局面へ!

感想

東京レイヴンズの9巻

第一部 完結!!

という訳で今回で第一部といわれる部分が完結します。

前回の話ではついにこのシリーズで最大の謎の1つだった

近代陰陽術の祖・・・土御門 夜光の生まれ変わりが誰なのか

という部分が判明しましたね。
まぁ予想通りというか・・・主人公である春虎こそが生まれ変わりであり
しかも実は本家の息子であると・・・

さらには影武者であった夏目夜光『呪具』であり『式神』でもあった
『鴉羽』によって強制的に覚醒させられて暴走した春虎を止めるために
夏目が重傷を負い・・・そして・・・という怒涛の展開だったのが前回

今回はその続きから・・・なんですけど・・・

これは・・・続きが気になるな・・・オイ・・・

なんていうか第一部完結ってだけあって色々あったんだけど
第二部への繋ぎって意味もあるのかかなり気になる内容になってました。

夏目はやっぱりというかなんて言うか・・・死んでしまう
春虎が治癒を試みて・・・傷は治せたけど魂は・・・という状態で

メインヒロインがガチで死亡!?

って事になり・・・ここで春虎はかつて自分が否定した選択肢を・・・
陰陽術の禁忌によって夏目を蘇生させようと思い立ち・・・
しかもよりによってかつてそれを春虎自身が否定してやめさせた
鈴鹿に頼もうとするという・・・追い込まれっぷりでした

今回の話での鈴鹿への追い込みっぷりも結構激しくて
春虎の頼みを拒絶していっぱいいっぱいのところに今度は
『夜叉丸』として・・・そして今回の一件の原因となったといってもいい
多軌子『式神』として自分の父親・至道が現れて春虎に仲間にならないか・・・
と誘いかけたわけですからね・・・

生前、死者蘇生の術である『泰山府君祭』の研究もしていて
さらには自身が蘇った実例・・・そして『泰山府君祭』を試みた鈴鹿の父親で
彼女を凌ぐ陰陽師

夏目を生き返らせたい春虎にとっては好都合すぎる人物
だけど鈴鹿やその兄を実験台に使い、
さらに冬児『生成り』として鬼を宿す原因となった事件を引き起こした男

って感じで最悪すぎる因縁がある相手・・・
鈴鹿にとっては最悪すぎるストレスの元ですよね・・・
しかも至道は娘をわざわざ仲間に誘わない・・・自分の元にいるのが当然だから

アカン・・・この父親はアカン・・・

性格もかなりアバウトで興味を持ったら即試すって感じらしく
娘や息子に対する人体実験もそのノリだったらしく最悪
まぁ・・・鈴鹿は言い返すことができるくらいは心が強くなってたみたいですが。

そこからは・・・結構熱くて・・・そして怒涛の展開

春虎は敵の巣窟と言っても差し支えのない陰陽庁に連れ去られ
仲間達とは引き離され・・・大人達はすでに取り返しの付かない状況で
ようやく事情を知ったという状態

だけど冬児鈴鹿京子天馬春虎を助けるために行動を起こし

夏目春虎の事を知ったは・・・教え子を守れなかった悔しさと
もう1人の教え子を救出するためにメル友になったかつて激闘を繰り広げた
道満の力を借りて陰陽庁を襲撃

という流れに・・・

これは・・・熱い!

とくにの凄い静かな怒りがなんとも・・・って感じです。
そしてその中で・・・もっとも重大な働きをした最大の殊勲者は・・・

天馬

この展開は読んでいて笑いつつも・・・なんかすげー感動したっていうか・・・
めっちゃ楽しく読めましたね・・・

学生とはいえ『生成り』で鬼の力が使える冬児
名門・倉敷家の娘で敵の一人である陰陽庁長官の娘である京子
現役の『十二神将』至道の娘である鈴鹿

この3人が敵に警戒され監視されるのは当然の話であり
彼らが春虎を救出するために動くのは相手の想定内

が動くのも想定内なら彼を通じて道満が動くのも予想内だった
逃げ延びた土御門の3人も想定していたみたいで
色々と準備をしていた陰陽庁長官である倉橋 源司

道満相手には腹心であり祓魔局修祓司令室室長である宮地
そして謹慎させていた伶路を動かして対抗・・・

ただ一人・・・天馬だけは・・・他の3人と比べて平凡であるがゆえにノーマークで
だからこそ彼をマークされている自分の代わりにと作戦を与えて送り込んだ
の作戦はまさに的中

職員の親戚として届け物を・・・と手続きをきちんとした上で受付を抜け
陰陽庁に進入・・・そのまま見取り図を確認して局員に道を聞きつつ進み
最後の難関・・・春虎を救う手立てとなる『鴉羽』が保管されている場所に行く時は
道満が暴れだしたのを幸いにと・・・そして自分の本質を・・・
平凡だからこそ周囲に埋没する特性を理解して苦手だと思っていた『隠行術』を成功
無事目的地へたどり着く事に成功

偶然に助けられた部分もあるとはいえ

陰陽庁の深部まで侵入したのは彼が初

という凄まじいまでの快挙・・・
その頃、外では鈴鹿天馬が合流場所に来ないと・・・一人だけ逃げたかもと
荒れたりしてたんだけど・・・実は超先行してたという・・・なんとも凄い成果

彼の行動があったからこそ・・・今回の事件は一気にひっくり返ったし
陰陽庁で大暴れしていたと道満法師の派手な術の数々や『式神』など全てより
彼のとったこの行動こそが今回における最大の効果を発揮した『乙種呪術』
万全の警護を・・・と一流の陰陽師が考えてしまったがゆえの失敗
彼らもまさか歯牙にもかけていなかった平凡に学生がこういう手段で来るとは
想定してすらいなかった・・・だからこその大失敗だったんでしょうね

そしてこの行動が楔となって源司の作戦を打ち砕いた・・・

一方で春虎も・・・夏目が死んでしまってからはずっと動揺しておかしかった
それでいながらも夏目を助けるために源司達の話に乗るべきかを一生懸命考えていた
だけどそれは前提からして間違っていて・・・

『式神』だからこそ主を正す

って事でコン春虎に説教・・・大切な事を他人に任せるなんてもってのほか
責任を感じているんなら・・・

自分でやれ!

それこそが・・・夏目の笑顔を取り戻す唯一の手段だから。
なるほど・・・って感じですよね・・・自分でやるならそれで起きる何かも
全て春虎が責任を取る事になる・・・だけど他人にやってもらって何かが起きるよりは
よっぽど春虎らしいもので・・・ここでようやく春虎は正気にって感じ

ここに天馬の行動が重なって脱出・・・冬児達と合流って流れは
とてもいい感じでしたね・・・
春虎が本当の意味で戻ってきたって感じでしたし。

そしてなんかもう色々と達観してしまった感じだった天馬の反応が笑えました・・・
彼がやらかした事に驚く全員に対して言ったセリフはもう完全にツボでしたしね・・・

そしてここからも・・・春虎が自分で『泰山府君祭』を行うと決めたけど
それは禁呪であり・・・それを聞いた祓魔官であり『十二神将』である禅次朗
止めようとして・・・その場に駆けつけたもその危険性がわかりきってるからこそ
春虎を止めるべきか、禅次朗を止めるべきか悩む事に・・・

先生・・・マジでいい先生。ってかコレもう天職じゃね?

ってくらい生徒想いでマジ感動するレベルです。
そして前回から春虎覚醒、天馬大活躍に続く・・・
ある意味で夏目の死の遠因ともなってしまい落ち込んでいた京子が・・・

”星読み”として覚醒

という訳で希代の『星読み』であった祖母と同じ力を芽生えさせました・・・
まぁこの状況になる前にもその兆候が見え隠れしていて
事体を切り開いた天馬の頭上に仄かに輝く星を見ていたんですけどね・・・

ただこの力の芽生えと・・・禁呪や禁忌なんて人が決めたもの・・・
そして今ある世界も一部でしかない・・・なによりも未来において・・・
春虎の星に寄り添う夏目の星が待っているから・・・と春虎の未来を指し示す事になり
教え子である京子のこの言葉がを動かし彼が禅次朗を足止めしてくれる事に。

そして最後は禅次朗が放った『式神』による追っては残った冬児鈴鹿が相手取り
春虎を・・・夏目の遺体の下へと向かわせた・・・

最高すぎる仲間達だな・・・

大人達は自分達が正しいと色々動いている中で子供達は子供達で動いていて
そして大人達が失ってしまっている感じの友情や絆による繋がりでその企みを妨害を打破
ってこの流れは読んでいて凄くスカッとしましたね。

もちろんそれを全部理解してそれを後押しするのような大人はめっちゃ格好いいですし。

そしてその一方ですっごい微妙な大人も一人・・・

鏡 伶路・・・『十二神将』であり凄腕の陰陽師だけど性格に難ありの彼
今回はの前に立ちふさがるも春虎から聞いた彼の術を使ってみたりしたけど
思いっきり格の違いを見せつけられて感じで撃退され・・・

そして夏目の遺体を取り返しにきた春虎の前にもシェイバを従えて現われて
春虎も成長の成果を見せるけどそれは流石に上を行き
コンを切り裂き・・・彼女を庇った春虎の片目を切り裂いたりと
あれ?これ負けた腹いせに弱いものいじめじゃね?って感じになったんですが・・・
さすがかませ犬というか当て馬というか・・・そういう命運らしい彼・・・

コン・・・飛車丸、覚醒!

夜光、覚醒・・・?

という・・・完全に無理ゲーを招く事に・・・
正確には春虎を身を挺して守ろうとする姿に夜光としての記憶が反応し
コンの本当の名前を・・・『飛車丸』と彼が口にした事で封印が解けたらしく
飛車丸春虎を・・・主を守るために自分の害すら気にせず強引に封印を解除して覚醒

成長した姿となり伶路を一蹴・・・それでも伶路は諦めず
怪我をしている春虎の方を狙ったんだけど・・・ここで駄目押し・・・

角行鬼、降臨!

って事で完全に積み・・・逃げ帰る事に・・・
なんか・・・今回の一件で小物臭が・・・

前の伶路はかなり危険な男って感じなのになんだろ・・・ちょっとアホな子になってきてる・・・

っていうか角行鬼さん!?なんか助ける義理はないとか言ってなかった?
普通に助けに来たよコイツ!?

飛車丸の事を呼び水に春虎夜光としての記憶と人格をかなり取りもどしたっぽく
自分を好きに呼ぶように伝えていたし、急に冷静になってた。
角行鬼も膝を付いて礼をしてたし・・・ここにきて揃ったって感じでした・・・

伝説の陰陽師 土御門 夜光
その2体の式神 飛車丸と角行鬼


ついに・・・って感じです。

飛車丸は何気に春虎が生まれてすぐに彼の元に表れて
記憶も力も人格も全部封じるって条件で彼の式神となる契約をしたらしく
めっちゃ忠臣って感じです・・・今回描かれた過去の回想によると
彼女は狐憑きで狐耳を持って生まれ座敷牢に入れられていたけど
夜光が彼女を自分の式神として解放
大人になってその美貌で手のひらを返したように人が寄ってきたけど
完全無視で夜光一筋だったみたい・・・

あれ?コンとあまり変らない・・・

根の部分は同じだったって事ですね・・・
だからといって春虎を蔑ろにしているわけではなくあくまで彼の魂に仕え
今の主である春虎の考えや人格も尊重している感じだしとてもいい感じ。

角行鬼が来たときも当然って反応だったし『鴉羽』には来るのが遅いと文句を言っていて
角行鬼が相変わらずだってあきれてたくらいだから昔からこんな感じの模様

ただはっきりとした描写がないからちょっとわからないんのが春虎ですね・・・
春虎夜光が混じってるのか・・・それとも夜光の方が強いのか・・・はたまた春虎なのか

その後、無事、涼と合流して『泰山府君祭』夏目の蘇生には成功
ただしばらく会えないと冬児達に電話で伝えて連絡を絶ってしまったのが謎

エピローグでの目を覚ましてボーっとしてる夏目とのやりとりは
春虎の溢れんばかりの夏目への愛情が感じられて彼の意識が残っているのはわかるんだけど
その対応や態度には大人の余裕っぽいのがあるんで夜光の部分もある感じ
やっぱり交じり合ってる感じなのかな?

何かしら代償があってこその蘇生だと思うしそこら辺の問題もあるっぽい。
最後には彼女にも別れと再会の約束をして去っていったみたいだし
今の春虎が何を考えているか全然わからない感じ。

夜光が転生しようとして術に失敗して大霊災が起きたって話は嘘で
彼がしようとしていたのはもっと別の呪術だったって話を源司が言っていたし
記憶が戻った事で何かを知ったから・・・ってのがあるのかも・・・

冬児京子鈴鹿天馬が自分達の道はこれからバラバラになるだろうけど
春虎を見つけ出して説教するという共通の目的を誓い合ってたし
もしかしたら第二部はこのうちの誰かの視点から始まるのかもしれない。
今から続きが凄い楽しみ

今回の一件で追われる立場になった道満を2年間の契約で
式神にする事を了承してしまい何かしらの動きを見せるみたいだし

源司達に囚われていた大善道満が暴れたのを切欠に脱出できて
救助されたしこっち側に協力してそうな感じ

源司達は・・・陰陽術の未来のためと信じて動いている彼らの動きも
今後は色々とありそうだし・・・第二部でどうなるのか楽しみ

多軌子は相変わらず・・・理想を猛進しすぎている感じで
自分が結果的に夏目の命を奪う原因となり本気で悲しみ責任を感じて
最後は春虎夏目の遺体を引き渡していたけど・・・
なんていうか根本的なことが理解できていない感じで
春虎は結局、彼女を嫌う事はなかったけど最後まで信用できないって評価だった。

ある意味で彼女はこの作品内で本当の意味で浮いてる・・・
自分が何をしているのか、何をしてしまったのかを知っているだけで
理解できていないというか・・・なんだか薄っぺらい・・・っていうかなんだろ・・・
実態がないっていうか・・・本当の意味で浮世離れしちゃってる感じ
これじゃ仲良くはなれないだろ・・・

さて次からは第二部・・・どうなるのか本当に楽しみ
何気にこの作者さんの作品は前作でも未来への希望はあるけど
完全無欠のハッピーエンドではなかったしね・・・ちょっと不安もあるんですが楽しみです。

最後に一文。

天馬のセリフ

今回は色々とあって格好いいセリフから気になるセリフまで色々とあった。
だけど私が個人的にツボだったのはコレ・・・

合流場所におらず、一人だけ不参加だと思っていたら先に一人で陰陽庁に向かい
さらに難攻不落と思われたそこに潜入した挙句に『鴉羽』の封印を解き
春虎が脱出する切欠を作った天馬

だけど合流した彼はに出会った事と、彼女からの伝言を春虎に伝える事を優先
天馬陰陽庁に潜入した事について質問した京子に対しての返答がこれだったんですが・・・

ねぇよ!?それめっちゃ重要だよ!?

流石のそんな場合じゃない状況の春虎ですらイヤイヤそれは違うだろって
内心でツッコミを入れていたくらいですからね・・・読んでいて吹き出しましたよ

倉橋 源司・・・凄い偉くて立場もあり万全も期する男・・・
だけど陰陽術の未来のためにと色々考えるけど主家にあたる土御門家には袖にされ
その息子にして夜光の生まれ変わりも勧誘したけど断られ
娘にも敵対行動をされ・・・自分の居城とも言うべき庁舎には凡人に侵入され
彼が色々と用意していた盤面をひっくり返された・・・

天馬が凄いのかこの人がアホなのか・・・どっちなんだろうか・・・
警戒した策とセキュリティ関係を↓呼ばわりだからな・・・

「京子ちゃん。いまはそんなの、どうでもいいよ」

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