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強くないままニューゲーム Stage1 -怪獣物語-

あらすじ

昼休み前の平和な教室を、突然巨大怪獣が襲った。
俺は、踏みぶされて死んだ。 

――直後。
謎のコンティニュー選択の画面が現れた。

「Yes」の表示を選ぶ。

すると、昼休み前の、『死ぬ直前』の教室に戻った。
つまり、生き返った。

そして、俺と敷島さんの二人だけが気づく。
この世界が『ゲーム』だということ。
再びあの巨大怪獣が襲ってくるということに。

俺たちは、強くないままニューゲームを繰り返す。

感想

電撃文庫5月の新刊で『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の入間人間さんの新シリーズ

ゲーム小説・・・なのかな?

主人公達が理不尽ともいえる現実を舞台にしたゲームに巻き込まれていくって
感じなんですがどちらかというとそれにさらに超常現象というか・・・
ファンタジーというか・・・特撮というか・・・そんなぶっ飛んだ状況が課せられてます
なにせ・・・

巨大怪獣登場!

ですからね・・・ここまでぶっ飛んでると・・・ちょっと凄いです。

この作品の主人公はアリッサ・藤というハーフの少年と
ヒロインである敷島 弓子の2人がメイン

昼前の授業中に学校のグラウンドに巨大怪獣が現れ校舎を破壊して死ぬ
だけど死んでもこの2人だけは前の時の記憶が・・・ゲームオーバーの記憶があり
それを元に2人が何度も死にながらもゲームであろうこの状況をどうにかしようと
色々と足掻く・・・ってのがこの物語

あと1人、名前付きの女の子・・・しかもアリッサが片想いしている
麻希って女の子が結構関わってくるけど彼女に記憶の継承はなしって状況

死ぬときは容赦なく死ぬ

ってあたりがこの作者さんらしいなぁ・・・って感じで死にまくります。
しかも死ぬのはプレイヤーである2人だけではなく普通に学校なので
友人や教師なども校舎を破壊されたりしてグシャっといきます・・・
麻希だって何度だってグシャっといきます・・・

まぁ”ロード”されるんですけどね

個人的には麻希よりも弓子の方が好みなので・・・アリッサ
そっち方面の何かしらがあるといいなぁ・・・とは思いつつも麻希は面白い娘なので
グシャ・・・は流石に・・・復活するとわかっていてもアレですが・・・

アリッサは基本的にお人よしでちょっとヘタレ
結構作中でも悲鳴上げてたくらい・・・まぁ徐々に死ぬのに慣れていくせいで
度胸が付いてはいくんですけどね

一方で弓子は保険委員でありながらもかなりアグレッシブで
怪獣から逃げるために教頭から奪った鍵で車を運転したり
施錠されたドアを破壊したり、校内放送を教頭を脅して行わせたりと
かなりむちゃくちゃやる女の子

ただ弓子は自分がそういうゲームクリアの為にどんな手段でもとってしまう
人間だからこそもう一人のプレイヤーであるアリッサ
お人よしでよかったと思っているみたい。

これならお互いにお人よし過ぎて状況が停滞する事も
現実的過ぎて悪い事に行き過ぎる事もお互いがストッパーになると
弓子は考えていたみたいで意外といいベアなのかも。

この2人がどんな風にこの状況を・・・って読んでいたんですけど・・・
途中から予想外の事が起こってちょっと読んでて先がわからなくなりましたね・・・

まさかのルート分岐だと!?

とりあえず2人は制限時間72時間で死亡すると2時間減る
ロードされてから約10分後に怪獣が出現というルールと
アリッサ弓子のうち、近いほうを殺そうと動くってルールを見つけ
さらに色々と試行錯誤して2人が等間隔で怪獣に距離を取ると
近いほうを狙おうとして右往左往する、だけど一定時間たつと目の前のほうを殺す
ってルールを発見・・・そして最終的に怪獣の頭部に『かち』と書かれた旗があり
それを取りさえすれば勝利だ・・・って仮説を展開する事に

ここで分岐が発生・・・上で書いたアリッサのお人よしと
弓子の悪い子の部分で『セーブデータ2』が作成される事に。
最初はこのシーンがあった時はロードされるのがこの部分に変更になると
思っていたんですが普通に進行

Aルートは善良であるべき・・・と弓子に言われたアリッサが旗を取るための作戦を考え
最終的に麻希の力を借り、怪獣を転ばせ最終的にパンツ一丁状態だったけど
無事旗を取る事に成功してゲームクリア。新しくセーブされて
再び制限時間が72時間になり

ゲームのバージョンが1.1から1.1.1に更新
各種ステータス調整
エネミーの種類追加
『スキル』システム実装


となり『stage1 チュートリアル』をクリアして『stage2 ラットマン』
という予告で終了・・・まだ続きがあるみたいだ・・・ってなったところで

セーブデータ2がロード

2人がそれぞれ怪獣を転ばせる方法を考えていた時点から再び開始
だけどここからの物語のアリッサ弓子は1度クリアした時の記憶はない
まったく別の2人って扱いになっている。
でもゲームバージョンの更新などはどうやらシステム的な根本の更新らしく
なぜかこっちの別バージョンが始まった時点で更新されていて・・・悲惨な事に

これは・・・酷い・・・

こっちはパラレルワールドって事になるんでしょうけど、
クリアしたほうの更新が未クリアの難易度に変化を与えるとか・・・ちょっと酷いです。
エネミーの追加という事で校内で二人を襲う肉食のトカゲのような小さな化物が増え
2人はそれから逃げつつも怪獣への対抗策を考えなければいけなくなり
こっちのアリッサは転ばす方法を思いつかずトカゲの襲撃もあって一杯一杯になり
アリッサの善良さに期待していた弓子に方法を丸投げしてしまう事になり・・・

これは・・・酷い・・・

本日2度目のこれ・・・いや、それ以上かもしれない・・・
弓子が考えた怪獣を転ばせる方法はアリッサが考えた長い紐で足を引っ掛ける
というものとはまったく違う・・・怪獣を滑らせる事で転ばせるという事であり
その方法というのがよりにもよって・・・

誘導した他の生徒達を怪獣が踏み潰したさいにでた大量の血液で

というもの・・・なるほど・・・って感じです。
こんな方法を思いついてしまったらこれは最後の手段・・・
自分では無理だから他のもっと被害が少ない方法を・・・とアリッサに期待したくなる気持ちも
わかるってもんです・・・こっちのアリッサは応えられませんでしたけど・・・

しかもその誘導手順も容赦がなかったですね・・・
火災報知機を鳴らし、教頭を脅して校内放送で避難を指示させ
さらにグラウンドに避難して集まった生徒の前で服を脱ぎだす事で視線を釘付けにし
音もなく時間通りに現れた怪獣を見せないようにして自分を囮に前にいる生徒達を
踏み潰させる・・・という計算されつくしたもの。
それで旗は無事取得で・・・データはセーブされ時間は72時間になり

ゲームのバージョンが1.1.1から1.1.2に更新
エネミーの学習機能を調整追
『スキル』システムが機能していない不具合を修正


された上で『stage2 ねずみおとこ』という予告がでて終了

ここから次のゲームの内容すら変っていくみたいです。

ラストにそれぞれのルートの評価と次のゲームの予告みたいなのが載っていたんですが
総合評価的にはやっぱりというか・・・アリッサの選択の方がよかったみたい。

時間やアイデアの評価は弓子のものより低かったけど周辺被害の評価は最高のもので
それが総合評価を押し上げた結果、次のステージは『ラットマン』

時間やアイデアはいいけど周辺被害が甚大な弓子の案は総合評価が少し下がり
その結果が次のステージが『ねずみおとこ』

前者は犠牲者がでておらず、さらに怪獣を目撃した人々が多いために
次のゲーム時はその異常事態に対して何かしらの協力を得られるかもしれない
でも後者のほうはセーブされた時点で多数の生徒が死亡していて
彼らはもう・・・生き返らない。
下手したら弓子の誘導の事が問題になる可能性もあって・・・どうなるかわからない
って事で・・・今後の展開は後者のほうが難しそうだけど・・・どうなんだろうね・・・

麻希は後者の方でも弓子が連れ出すように指示してたので無事ですけど・・・
うーん・・・これはどうなんだろうか・・・

バージョン1.1.2の状態で『ラットマン』も開始されるのか・・・とか
色々な疑問もあるのでコレから先の展開が全然予想できない
でももしそうだと『ラットマン』の方の2人はトカゲという雑魚エネミーを
体験しないままでいきなり新しいゲームって事になるのでそれはそれで大変かも
これがさらに分岐を繰り返して他のルートに影響を繰り返したら・・・
結構大変な事になりそうですよね・・・
予想としてはバッドエンドルート・・・制限時間が尽きたとかもありそうな予感

そもそも『スキル』システムが不具合とか酷いですしね・・・
こんな明らかにゲーム運営側のミスとかまで考えると・・・なんだろ・・・全然わからん

後者のルートで唯一、これは・・・と思ったのは弓子が避難してきた生徒達のまえで
上着を脱いで下着姿を晒したときにアリッサが嫉妬のようなものを感じ
さらに自分がした結果を目のあたりにしてへたり込んだ彼女に
上着をかけてあげたりと・・・こっちのルートのほうがフラグが立っている感じでしょうか。

まぁ前者のルートでは最悪の手段を回避したって事で弓子アリッサに対する
評価が上がっている可能性があるので・・・トントンかもしれませんけどね・・・

それにしても・・・ゲーム小説って条件をだされたら読者もクリア方法を
考えて・・・って楽しみ物だと思っていたんですが・・・

これは結構無理ゲーだよね・・・

怪獣を転ばせる方法・・・っていうルートが分岐した部分は
読者にも考える余地があるけど最初の怪獣が出現しました。
生き延びてください・・・ってのはどうしようもないよね・・・これ・・・

転ばせる方法は読んでて逃げるのに何度か使った車を使って
出現した瞬間にガソリンで爆発させる・・・とか考えたんだけど
まさかカーテンで紐を作って濡らせて強度をつけて転ばせるって方法が
でてくるとは思わなかったですけどね・・・怪獣・・・そんなので転ぶんだ・・・って・・・

滑らせる方法については人間使わなくても別の何かで代用できた気も
するんですけどやっぱり10分って制限時間がネックなんだろうね・・・

ってかこれなんてクソゲー!?

続きが・・・妙に気になるんだけどね・・・

あとがきでもゲーム的・クソゲー的をコンセプトにって書いてあるから
マジでクソゲーっぽいけど難しい事を考えずにどうやってクリアするかを
考えながら読むタイプみたいだけど・・・クソゲーだと逆に予想しにくいよね・・・

ってか当初は女の子にやたら人気で妙に強い主人公が
最後は愛の力で凌駕して大体解決する話を書こうとしたみたいだけど・・・

どうしてこうなった!?

っていうか作者が基本的に迫り来るちょっと理不尽な敵と
あり程度まで現実的に留まっている主人公達が戦う内容で世界の謎に迫る設定や
黒幕とかはでてこない・・・って書いてあるんですけど・・・

”ちょっと”理不尽・・・?

世界の謎に迫る設定や黒幕とかはでてこない

それどんなクソゲー!?

ちょっと理不尽な敵って窓の外に巨大怪獣ってそれ
RPGで最初の街からでたら魔王が・・・ってレベルだよね!?
ちょっとじゃないだろ!?

そして世界の謎も黒幕もでてこない・・・どうやって作品に説明つけるの!?

うーん・・・やばいな・・・マジでまったく先が読めなくなってきたぞ・・・
単純にゲームを楽しむ感じで読んでくれって事なんだろうけど・・・
うーん・・・わからん・・・って事で

早急に次の巻をプリーズ!

いや・・・うん・・・なんだろ・・・めっちゃ気に入ってしまったかも・・・このシリーズ・・・

最後に一文。

アリッサ弓子の会話

善良な人間であるアリッサに期待する弓子のこの時のこのセリフは
のちのちの・・・追い詰められてどうにもならなくなった時には
自分がどんな手段でも使ってしまうと予想していたって事かな?

自分の善良さを信用していないって事なんだろうか・・・
とにかく全部読んだ上で妙に浮かび上がった会話がこれだったので採用

ちなみにカラーイラストで使われてる会話じゃね?ってツッコミは
スルーしてください。

「・・・分かった。でも期待するなよ」

「するに決まってるわ」

「あなたが主人公なんだから」


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