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再生のパラダイムシフト Ⅱ ダブル・トリガー

あらすじ

未曾有の大災害によって大陸は海に沈み、
人類は潜水都市で暮らすことを余儀なくされた世界。

「い――一緒に暮らしてますっ!」

『――同棲!?』

冬休み明け、ほのみの学園入学により残留体を駆る少年、
風峰橙矢は遠ざけていた日常を取り戻す。

クラスメイトたちと過ごす当たり前だけど新鮮な学園生活。
けれどもそれは思考昇華適性試験を行った学生の相次ぐ失踪事件であっけなく崩壊した。

特例捜査局の少女リノン・クリスベルと事件を調査することになった橙矢たちだが・・・。

「『再生』も――あまり、大したことないのね」

第24回ファンタジア大賞“大賞”受賞作。

感想

再生のパラダイムシフトの2巻

表紙は今回登場するあらすじでも触れられている
特例捜査局の少女リノン・クリスベル

2巻を読み始めて思ったんですが主人公である橙矢の武装研究員の役目は
『花瞳』と呼ばれる塔に生息する『残留体』を調査・研究・殲滅が主な業務

前回の一件で過去のトラウマをとりあえずは乗り越え、『残留体』であった少女・ほのみ
の交流を通して成長したわけで・・・『残留体』との戦いとかこれからどうなるのか・・・
って思っていたんですが・・・

あれ?期間限定じゃね!?

って事で・・・設定を改めて見直すと実はこの『残留体』の脅威って期間限定なんですよね・・・
彼らが住まう潜水都市は半年に一回だけ『花瞳』と接続して『涙晶』と呼ばれる
動力源となる鉱石を採掘する。
そしてその接続してる期間、『残留体』と戦うのが橙矢達の役目なわけだけど
1巻の最後の時点ですでに『花瞳』を離れたわけで・・・
そして潜水も終わって地上にいるわけで・・・あれ?これどうなるんだ?
って思っていたらやっぱりというか・・・当然の流れというと・・・

人間の敵は人間

って流れになっちゃいましたね・・・うーん世知辛い
まぁ人間相手に戦う事になってしまう原因は前回の『残留体』による
都市への襲撃であったわけですから・・・無関係ではないんですけどね。

さて、前回の話で過去の事件から自暴自棄ぎみになっていた自身を改めて
さらに『残留体』への過剰ともいえる敵意などをほのみとの出会いと交流で
抑える事が出来るようになった橙矢

なんかもうすでに相思相愛じゃね?ってくらいだったんですが
今回はなんと・・・

つばさのターン!!

という事で橙矢の幼馴染であるつばさが中心となっていきますね・・・

お前ら、もう付き合っちゃえよ!?

あれ?昨日アップした感想でも同じ事を書いたけど・・・
今回はつばさ橙矢に対してのセリフ・・・

橙矢・・・爆発しろ・・・

前回の話でもつばさの存在が自暴自棄だった頃の橙矢を支える最後の一線に
なっていた・・・みたいな感じの描写があっていい感じだったんですが
今回はさらにそれを掘り下げてみた感じになっていて
親しい人間で唯一、橙矢が武装研究員をやっている事を知らされていなかった彼女は
今回の話の事件の中で橙矢が自分に隠して何かをしている事、
そして最終的に武装研究員である事を知るわけですが・・・うーん・・・

なんでこいつら・・・付き合ってないんだ?

もはやそういうレベルですね・・・この2人・・・
今回登場のリノンつばさの中学時代の友人であり今回起きた事件では
政府側の捜査官である彼女と橙矢は一緒に調査を担当する事になるんですが
その過程で彼女が学園に転校・・・橙矢つばさに武装研究員の事を話していない事を知り
作中で行われた政府主導による『思考昇華』の適正試験において
臨時に試験管に選ばれた橙矢の元につばさを送り込んで話す切欠を付くったりして
つばさはちょっとずつ・・・自分の知らない橙矢を知らされて彼のことが心配で
自分じゃ力になれないのかと不安になっていくんですが
蓋を開けてみれば・・・不安だったのは橙矢の方であり・・・
普通の人々は『残留体』を得体の知れない恐ろしいものと認識するがゆえに
それを駆除する武装研究員にも恐怖を感じることがあり、
もしつばさに距離を置かれたら・・・というのが橙矢『心配かけたくなかった』という
表向きの理由の奥に無意識に隠していて不安だったらしいのですが完全に杞憂

橙矢が怪我を負ったら心配するし、目の前でピンチになったら
橙矢の『駆動銃』を使い方も分からずに使って助けようとするし
今回の話の終盤では今回の事件を引き起こした側が解き放った研究中の『残留体』を倒すのに
最終的に彼女の力を借りて戦う事になったし・・・橙矢の事は全て知っておきたい
橙矢の助けになりたいって彼女の想いは・・・かなり強いみたい

だからお前らもう付き合っちまえよ・・・コンチクショウ

彼女の『思考昇華』は思考そのものの創造で一見何も生み出されたように見えず
相手に自身の思考を・・・神経信号を打ち込み相手の脳波と反応させて
行動を停止させたりするというかなり特殊なもので適正試験でも
無意識に『橙矢にいいところを見せなきゃ』って想いを放っていたり
エピローグのシーンでもこれを利用して自分の想いを伝えてた・・・

もうこの娘がメインヒロインでよくね?

しかも彼女は中学時代・・・自暴自棄になっていた橙矢に想いを告白していたけど
肝心の橙矢は聞き流した上に忘れていた。
今回の一件でそれを思い出し、エピローグで改めて・・・『思考昇華』を利用して
伝えられて・・・何も言ってない、空耳では?と誤魔化されて答えは求められなかったけど
それでも彼女の想いは橙矢に届いているわけで・・・

え?どうなるの?

ほのみは今回の話で学園に転校してきて橙矢としても自分の家の養子となった
彼女を保護者的な目線で見つつもやっぱり女の子として意識していて
ほのみ橙矢が他の女の子と一緒だと拗ねたりしつつも一緒にいて
今回の事件では初の『思考昇華』を成功させて橙矢が戦いに向かう手助けをして
流石メインヒロインって感じだったんですが・・・

選べないだろ・・・これ・・・

正直な話、橙矢ほのみつばさの両方がいて初めて今の彼がいるわけで
どっちがいなくても・・・いずれ壊れていた可能性がある
どっちも幸せにしろやコラ・・・って感じです。

なんか書いてて思ったけど・・・つばさとのアレコレのせいで
事件そのものへの感想がかなり希薄な感じですね・・・

内容的には『残留体』の脅威に怯えた政府が研究所には任せておけないと
都市的には役に立たない学生の・・・さらに『思考昇華』の才能がない学生を
誘拐して脳の細工をして強制的に『思考昇華』させる力を植えつけて戦力にし
さらには研究所を制圧して自分たち主導で『残留体』を退治する・・・っていう

え?馬鹿なの?

ってレベルの発想の元で行われた都市そのものを揺るがす大事件だったんだけどね・・・
リノンはそれに反対する政府の穏健派から送り込まれた潜入捜査官だったみたいで
最終的に彼女と協力して事件を解決したんですけどね。

うん・・・事件の内容的に見るとやっぱり超大事・・・だけどつばさ橙矢の話や
前回の一件を経て孤立気味だった学園内のことも橙矢が考え始め
少しずつだけど交流が生まれてきたシーンとかの方が大事に感じられる・・・不思議だ

リノンも初対面でいきなり実力を確かめると攻撃され
つばさとの一件も仕組まれたりしたけど橙矢はまったく気にしておらず
それでも自分を嫌ったりしない橙矢リノンも徐々に態度が軟化して
正体を明かす前ももう一度確かめると戦い、それでもなお彼女には
銃を向けずそれでいて自分の上をいった橙矢を認めてたし
自分の調査の妨げになるとわかっていてもつばさを助けようとしたりといい子であり
最後の最後に彼女が『涙晶管理局』と呼ばれる都市伝説で語られる組織の人間だと判明し
今回の政府による騒ぎも彼女が誘発させた事らしく、
研究所と対立し都市の発展を妨げてるのは政府のほうだと判断して
今回の一件で政府が崩れ研究所主体で舞台となる都市・・・『鶺鴒』が強くなる事を
望んでいたみたいでまだまだ謎は多いんですけどね。

何気に・・・橙矢が天然で軽くだけどフラグを立てていた感じもして
捜査官の仕事がなくなったら武装研究員にならないか?と誘っていたし・・・
これどうなるんだろうね・・・

あと彼女との戦いでわかった武装研究員は『残留体』には強いけど人間には力が強力すぎるために
殺してしまいかねないために戦いにくく弱い
逆に捜査官などの『思考昇華』に制限がかかっている方は対人になれているから強いけど
『残留体』相手だと足止めがせいぜい・・・という事もわかったりしてちょっと面白かったかも

今回の一件で橙矢が武装研究員をしている事を聞き、さらに『思考昇華』の適正もわかった
つばさがエピローグでは入隊したわけで・・・女性率多いな・・・

そういえば今回の本当の意味での原因を考えると・・・実は橙矢なんだよね・・・
しかも彼が自暴自棄となった彼の姉であるハルが彼を庇って怪我をして
武装研究員をやめる切欠になったあれが原因・・・

ハルがいた頃はまだ『涙晶管理局』が気にするほど研究所の力は弱くなく
それはハルの存在があったからだったみたいで、彼女がやめた結果
政府からの足かせも増えて・・・『鶺鴒』は弱体化していって・・・って事らしく
なんかあれだね・・・橙矢が感じていた過剰なまでの責任もわりかし間違ってなかったのかも・・・

3巻は夏発売予定らしいけど予告を見る限り前半は女性陣3人との交流
後半は・・・何か大事が起きそうな予感・・・さてどうなるのかな?

ヒロインは・・・増えないよね・・・多分・・・

前回と今回の一件でも少し触れられた今後の橙矢
『残留体』・・・特に知能が高いものへの対応がどうなっていくかも気になる。
今回の敵は人格はなかったみたいだけど学習能力が高く
死ぬ前には言葉を話して・・・どうして自分を殺すのか?と問いかけていたし・・・難しい問題です

最後に一文。

つばさのセリフ

つばさを戦わせ・・・そして『残留体』への恐怖が自分への恐怖になる事を恐れた橙矢
だからこそ彼はつばさに武装研究員の事を内緒にしていたんだけど
それを知ったときの彼女のセリフ

健気だ・・・っていうかめっちゃ愛されてるじゃん・・・橙矢
って事でこのセリフ

「橙矢の弱いところも、強いところも、私は全部知りたいから」

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再生のパラダイムシフトⅡ ダブル・トリガー レビュー

1巻で残留体の存在する純白の花瞳(エルダーアイリス)と離れたゆえ、必然的に物語の中心は学園へ。 …が残留体や花瞳の事など放置でやる事とも思えませんし、そもそも、何で残留 ...

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