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勇者様にいきなり求婚されたのですが 3

あらすじ

ただの侍女なのに勇者様に求婚され、婚約者となった私。
おかげで新聞記者に狙われ、外出を控える羽目に。

ですが、一生城の中にいるわけにはいきません。
街娘の格好をして、こっそり買い物に出かけました。

その帰りがけ、私が裏道で見てしまったもの。
なんと、魔法使い見習いの少年ノーウェン君が、魔族と戦っていたのです!

とはいえ、モブの私にはどうすることもできません。
逃げようとした矢先、その魔族に見つかってしまいました。

―ヤバイです!すごくヤバイです!

お約束無視の新感覚ラブコメファンタジー、急展開の第3巻!

感想

勇者様にいきなり求婚されたのですがの3巻

いきなり勇者に求婚されたモブキャラ・・・侍女Aことアーリアの物語ですが
ついに・・・ついに・・・

アーリアにデレが・・・ってか素直になった!

という事で今回の話ではアーリアが自分の気持ちにちゃんと向き合う事に。
さらにこの世界の秘密や成り立ち、そしてラストの怒涛の展開と
一気に話が進み・・・そして面白くなってきた感じです。

まず最初は世界の成り立ちと秘密について・・・

グリードの仲間でエルフであるルファーガ
彼が今後の事も考えて・・・とアーリアに真実を告げるんですが・・・

結構・・・重い内容だな・・・

この物語の舞台となっている世界は二柱の創造神が生み出した失敗作であり
他の並列する世界が滅んだりするときの余波でかなり崩れやすい



だけど創造神はせっかく作ったんだからと世界を存続・・・
危ういバランスで成り立っていたんだけど、あるとき不安定ゆえに
別の世界の住人がこの世界に取り込まれてしまった・・・それが人間



彼らはこの世界の存在でない力・・・『魔力』を大なり小なり持っていて
その力が世界に満ちる事で世界は安定し他の世界からの影響も受けなくなった



ある時、大きな戦争が起きて人間の数が激減
そのせいで『魔力』が減り創造神は焦った



さらに別の世界から強い『魔力』を持つ『魔獣』を召喚して
減った『魔力』を補填



『魔獣』の突然変異として『魔王』が生まれ、
それに伴い高い知能を持つ『魔族』が誕生。



『魔族』が増えて今度は『魔力』の増えすぎで世界ピンチ



創造神は資質のある人間に力を授け『勇者』にして『魔王』を倒させ
『魔力』の調整をさせる



それゆえに『勇者』『魔族』の殲滅はできない


というもの。

創造神からしたら『人間』『魔族』も世界を維持するための歯車であり
『勇者』が誕生するのもそのための調整のため。

『魔獣』の存在も『人間』同士が再び争って数を激減させると困るから
共通の脅威を・・・って部分もあるみたい。

ある意味で・・・まさに”神”ですね

完全に平等・・・『人間』に力を授ける・・・ってのもあくまで世界のためだし
その一方で『魔族』の存在が絶対必要だから滅びないようにしている
無慈悲なまでのシステムって感じです・・・

知能がある高位の『魔族』『魔王』からしたらたまったもんじゃないですね・・・
彼らが『人間』を襲うのは彼らが事実を知らずにいいる苛立ちと
『人間』が減った分の『魔力』の補填で存在できる『魔族』を増やすためという
ある意味で・・・切実な理由もあったみたい・・・

これは・・・厳しいわ・・・

実際、かつての『勇者』の仲間の1人は真実を知って絶望してしまったもよう
だからこそアーリアがそれを知って絶望して・・・グリードがって懸念をルファーガ
持っていたみたいなんだけど・・・

世界?モブには関係ないよ?

ア・・・アーリアさん、カッケー!?

凄い正論が飛び出しましたね・・・いや一般人にそんな事言われても
これまでと同様に精一杯生きてくしかないし・・・そもそもそんな創造神がどうだのとか
自分じゃどうしようもない事だし・・・という返答にルファーガもさすがに呆然

アーリアがここで考えてましたけど・・・変に役割がある人だからこそ
難しく考えちゃうんでしょうね・・・なにせ当事者だから・・・

現実でもおそらく一緒・・・政治家とか国政に関わっている人たちは
海外の国の動きとかそういうので右往左往する事はあるかもしれない
だけど一般庶民はぶっちゃけ・・・『へー、大変だな』って感じが大半
なにせ自分たちではどうしようもない世界の話だから・・・
無責任かもしれないけど・・・妙に納得できましたね・・・

でもこの一件でルファーガアーリアの事を認めた感じでしたね。
事実を事実として認めて、それでも精一杯生きる・・・そういう相手だと・・・
そしてだからこそグリードの相手には最良だと判断した模様で
この一件以来、彼の態度も軟化した感じでした。

彼自身もかつての友人の・・・『白き賢者』と呼ばれてレン・シロサキの目標
『魔族』『人間』が話し合いをしてお互いに魔力を調整すればいい・・・
という夢物語を叶えるための光明を見たみたいですしね・・・

『人間』であるアーリアがきちんと『魔族』をただの悪としてではなく
自分たちとは異なる1つの種族だと判断し
さらにグリードが倒した『魔王』アーリアが仕えるルイーゼ
『魔族』でありながら恋をしていた。

この変化が・・・って事みたい・・・
うーん・・・確かにもう勧善懲悪とはいけない感じだし・・・こっちに進んでいくのかな?

2つ目はアーリアの心境の変化

最初は迷惑がっていたけどグリードの生い立ちなどを知り
さらに常識はずれな部分を知って自分がなんとかしようとしていた彼女だけど
今回は他国の王女がグリードへの愛をささやき・・・わがまま全開で付きまとった結果
自分の想いに向き合う事に・・・

ルイーゼがカッケー!?

この他国の王女・・・ティアナルイーゼの姉が嫁いだ国の王女
その姉であるマリアージュは当然アーリアと顔見知りで仲がよく
アーリアが嫌味を言われた時も庇ったし、助言を与えたりといいお姉さんって感じ

だけどこのティアナの方は・・・

あ、駄目な方の姫だコレ・・・

って感じの存在で王族に生まれ、王も兄も甘やかして怒らず育てた結果
凄くわがままな性格になってしまっていて・・・もう駄目駄目ですね・・・

グリードが自分じゃなくて侍女を選ぶとかありえない
きっとアーリアが卑劣な手段で誘惑したりしたんだ
自分のほうが好きだからアーリアは引きさがるべき
グリードは今で完璧、変わる必要ない
自分は王族なんだから・・・王族なんだから・・・王族なんだから・・・

いや、マジ駄目だこれ・・・


今までわがままが全部通ってしまったがゆえに、望みがかなわないという状況を
許容できないみたいなんですよね・・・
グリードアーリアを侮辱しないようにと諌めればアーリアに対して逆ギレしたりして
なんで自分が怒られるんだ!って感じ

舞台であるシュワルゼ国の国王は王子2人のどちからの嫁に・・・と
ティアナを考えていたみたいでさらなる国同士の関係強化を考えていたみたいだけど
彼女のこういう姿を見た結果、すでに自分の娘が次期国王と結婚してるし
いらんな・・・と考えを変えたみたい・・・そりゃこんな義理の娘はいらんよね・・・

マリアージュも駄目だこりゃ・・・って感じでしたし・・・

まぁ逆説的にシュワルゼ国の王族の人達が基本的にいい人揃い・・・
って感じでもあるんでしょうがね・・・あとグリードの仲間であるリュファスの故郷
エリューシオン公国とかも・・・いい感じ。

なにせ自分を上回る才能を持つ弟がいても腐らず見守る兄王子とか
きちんと息子二人の性質を見抜いて王位継承者を決めた国王とか・・・いい国だよねたぶん。

特にルイーゼは凄くいい娘で・・・アーリアが侍女で公爵家の娘とはいえ
平凡な自分よりはティアナのようなお姫様のほうがグリードに相応しいのでは・・・
自分はモブだし・・・と悩んでいたのに対してアーリアが逃げていると・・・
傍観者になることで他者から一歩引いた位置にいて、自分をその他大勢から
引っ張り出そうとする存在から自分を守っているんだと指摘

その上できちんと話・・・アーリアは侍女Aなんかではないと・・・
自分にとっては大切な友人であるし、グリードにとってはもっとも大切な女性
そういう風に・・・人それぞれでもその人の『役割』は変わるんだと諭し
その上でアーリアにとってグリードは?という質問をして・・・アーリアから
グリードが好きなんだという言葉を引き出した・・・

すげぇ・・・この姫様マジすげぇ・・・

この自覚によってアーリアはいい感じにデレたというか・・・
グリードを意識するようになったし関係は進んだって感じ。

そしてさらに後半の舞踏会ではグリードと踊ったアーリアに怒ったティアナ
アーリアにワインを掛けようとしたときは身を挺してアーリアを守ったルイーゼ

いや、姫だよね!?

どんだけ・・・ってレベルだけど・・・本当にアーリアを大切にしているんですね・・・
なんていうか・・・アーリアが傍観者であるように無意識に動いてしまったのは
父親や兄が『あのミルフォード家の』と呼ばれる変わり者であったからこそ
自分はそうじゃない・・・っていう感じの思いではあったけど
父親や兄に対して嫌うって事はなかったし城の人達も総じて優しい
嫌味な貴族の娘とかいたけど・・・それくらい。

本当にアーリアは人に恵まれているって感じでした。
ただ・・・このルイーゼの行動が・・・最後の最後に・・・響いてしまったわけで
ルイーゼには欠片も責任ないけど・・・当人は責任感じちゃうだろうなコレ・・・

ってわけで今回のラスト・・・『魔族』の幹部で色持ちと呼ばれる3人が来襲
周到な作戦を用意して戦力を散らし・・・目的を・・・アーリアを攫う事に成功

アーリアが素直になりグリードも彼女と話す事で徐々に人間らしさを
構築していってる・・・って感じだったのにここで・・・って感じです。

それでもグリードアーリアが言った

『最後まで世界を守る勇者でいてほしい』

『私が大切に思うものを壊さないで』


という言葉を思い返して暴走せず・・・残った『魔獣』の殲滅を優先するという・・・
ある意味で成長といえる姿を見せてましたね・・・
ただやっぱり焦って・・・急いでいたためか広範囲の大魔法を使って一気に倒したために
最後は・・・膝を着くほど消耗してしまった模様・・・
こういう部分も人間らしくなってきたしいいんだけど・・・さてどうなるのか・・・

グリードは人間らしくなった・・・というよりは本来の部分が出始めたって
感じなのかもしれませんがアーリアの助言もあってこれからは他の人にも
自然な笑顔を見せるようになるかも・・・って矢先のこの事件ですからね・・・
しかも描写を見るかぎりだとアーリアを助けに行こうとしたグリードティアナ
足止めをくらったみたいで・・・描写的にそれがなきゃ間にあったっぽい・・・

アーリアルイーゼが会場から離れたのもティアナがワインをルイーゼ
ひっかけたから着替えを・・・って目的があったわけでルイーゼは自分のせいで・・・
って責めてたけど元を返せばティアナのせい・・・

こいつ・・・マジ駄目じゃね?

っていうか次巻以降、この娘がグリードに抹殺されないか心配になる駄目さ・・・
もはやアーリアにとって害にしかなってないぞ・・・オイ・・・
一応、二人の仲が進展するきっかけにはなったけど・・・マイナス部分が大きすぎる
マリアージュがめっちゃいい人なだけに・・・彼女が嫁いだ国が変な事にならなきゃいいが・・・

アーリアを浚った『翠(ヴェルデ)』フォルトゥナート
レン・シロサキが残した著書を気にしていてそれについてアーリアと話したいと
言っていた場面もあるし、勇者の婚約者としての世界の恩恵もあるので
無事だと思うけど・・・さてこの後どうなるのかな?

二人の絆は引き裂かれそうになった直前に最大・・・というか
アーリアグリードが必ず助けに来てくれると信じていたし
グリードは必ず助けると・・・だから生きる事を諦めないでくれと必死だったし
もうお似合いの二人になりつつあるわけでハッピーエンドになるといいなぁ・・・

最後に一文。

ルイーゼのセリフ

ある意味で今までのアーリアの持論を完全に否定する内容
だけどだからこそ彼女が自分の想いに向き合うきっかけになったセリフ

なんだこの姫・・・道徳とか倫理とかきっちり学んでものにしていていい人過ぎる
こんな王族がいる国なら平和でいい国だろうな・・・
自分は生まれつきの姫だからわからなかったけど、自分がもしそういう状況だったら・・・
って考えてアーリアの真意を理解できたあたりどっかの姫(笑)とは次元が違うな・・・うん・・・

「そして、アーリア。
 グリード様の物語の中で、あなたはどんな役割だと思う?」


「侍女Aなんかではないわよね?
 グリード様にとって、あなたは大切な女性
 ・・・ヒロインなのだから。
 ・・・もう、わたくうしが何を言いたいかわかるわね?
 侍女Aなどというものは存在しないのです。
 確かに、あなたとまったく縁のない人間からすれば
 その他大勢かもしれない。
 けれど、それは相対的なものにすぎなくて、
 あなたをよく知っている人たちの中では、
 決してその他大勢なんかではないの。
 あなたはアーリア。
 それ以外の何者でもありません」


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全文同意です!

いきなりコメントして申し訳ありません。
私の周りに『勇求』を知っている人がいなくて…
それでggってみたら感想書いてる方がいらっしゃって
嬉しくてコメントしちゃいました…。

言いたいことは、タイトル通りです!!
私が思っていたことをよくぞ言葉にしてくれた!って感じです。
本当にグリードの愛が重いです……。
マジ、アーリア頑張れ!って思いながら読みました。

3巻は、アーリアのデレが…可愛かったです///
姫様、カッコよすぎです///惚れそうでした///
ですが、
 ティアナがうざ…うっとうしかったです。
グリードはよく我慢した!って思ったのは私だけでしょうか?

最後の終わり方は、
 待て、ココで終わるのか!?えっ、ちょっ!?
    って感じでした…。
作者様鬼です…。

だから、12月20日に新刊が出ると聞いて
 本日最寄りの本屋に行ったら…
  えっ!?な、ない!?  orz状態です…

 早く、続き!!!(バンッバンッ


こんなバカみたいなコメント送ってごめんなさい…。
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