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インテリビレッジの座敷童 3

あらすじ

学校のみんなと旅行という事で、バスの中で浮かれる忍。

いやーこんどこそ妖怪なんて忘れて、学生気分をエンジョイするぞ! 

座敷童や雪女は家で留守番だしね! 

・・・・・・と、美少女クラスメイト・惑歌の隣で張り切っていたら、
気づけば謎の廃村にたった一人で瞬間移動していた。 

・・・・・・オーケーおちつけ。
夢か幻か、それとも旅行先のステキなサプライズアトラクションか。 

あー。あんまり認めたくないんだが・・・・・・
これは、またしても妖怪の仕業、なんじゃないのか・・・・・・?

感想

インテリビレッジの座敷童の3巻

この作者さんのシリーズにおいてある意味で一番・・・容赦なく人が死に
その死に方も、数も・・・とんでもないという凄惨なこのシリーズ

なのになんだか穏やかな雰囲気も感じるわけなんですが・・・
さて今回は・・・

うわぉ・・・重いし凄惨だし救いがねぇ・・・

しかも・・・

解決してねぇ!?

うーん・・・これは・・・なんとも難しい事になってますね・・・

今回の話は冒頭で読者に対して100の謎が隠されているという
『青行灯』からのメッセージがあるので知ってる人は

百物語

が関わった話であるという事はわかるようになってるんですが
そこにたどり着くまで・・・性格にはこの妖怪『青行灯』が実体化するための
過程こそが今回の話になっている感じ。

今回はいつものように章ごとに別の話になっていて
それぞれ主役が違う・・・という形ではなくいつものメンバーが別々に
同じ現象に巻き込まれ・・・途中でようやく合流を果たすんだけど
そのときにはかなり手遅れ・・・って状況になってますね。

今回は章がわかれてはいないけど・・・それぞれのペアごとに状況と出来事に関して
ツッコミを入れていこうかと・・・

・忍&惑歌

今回の表紙でも登場している惑歌
不登校気味でまともに会話するクラスメイトはだけ・・・
という

なにそれ?フラグなの?

って感じの美少女なんだけどネットを通じた取引などで巨額の資金を儲ける
って一面もある変わり者・・・

スポーツブラ&パンツはない!

ってのがとりあえずこの話におけるの主張

あれ?

って感じだけどその場面の彼の本気っぽさがなんとも笑えた。

今回二人は学校の技術交流の一環で別の『インテリビレッジ』へ向かう途中に
突如として深い森の中へ転移してしまい・・・脱出するためにってのが状況

普通はパニックになるけどの場合はわりかし・・・そういう異常事態に慣れているので
驚きはするものの・・・普通ではありえないほど落ち着いてはいたと思う。
まぁ惑歌もなんか普通だったけど・・・

二人は深い霧のある森の中でシャツが透けたり転んだりした結果、下着が見えて
が↑の感想を言っていたわけだけど・・・実は状況はかなり厳しいもの
彼らを襲った事態というのは

謎の人物による襲撃

である・・・全滅村というかつて一人の殺人者によって全滅した村・・・という
噂があるその地域にはマッチしすぎた状況。

まぁ真相はその村の生き残りであり・・・ずっと全滅事件を引き起こした
今回の台となった地域一体を所有する企業に対して反抗する目的で
廃村と森の中を転々としていた事件の犯人にされた男だったわけですが・・・
そんなのに高校生カップルが襲われたら・・・そりゃ怖い

まぁ反撃に転じた挙句、フルボッコにしてましたけどね・・・・・・
何気にアグレッシブだな・・・オイ・・・

最終的にこの男からは逃げる事ができて・・・全滅した村の状態
そしてそこで明らかに妖怪である『蛇』と遭遇
さらに村で行われていた”何か”に感づき・・・と進んでいって
最終的に外部と連絡を取り残されていた古い文字をに読んでもらい
その村で行われていた習慣・風習を知り・・・唖然

食糧難による新生児の口減らし

うわぁ・・・重いわぁ・・・

それに利用していたのがこの村で掘った井戸であり・・・
村人はだからこそ基本的に蒸留器などを使って地下水を決して飲む事はなかったという
なんともおぞましい真相が・・・そんな村、滅んでよかったのでは・・・
まぁこの地下水を飲まない・・・って理由には別の真相もあったわけですが・・・

・隼人&艶美

こちらは妖怪嫌いだけど妖怪にすかれる刑事とそんな刑事が大好きな女子高生コンビ

護送中に消えた冤罪が濃厚な囚人を調べるために他県まで赴き
今回の事件に巻き込まれたってのが状況

もちろん・・・忍&惑歌と同じ地域で同じ現象

こちらは台となった土地が囚人が殺したとされる社長の会社のものであった事から
この不思議な現象はその会社が手を回してしかけたものでは・・・って考えるんだけど
途中で現れたに問答無用で気絶させられ、違うという伝言を残され
妖怪関係の・・・『パッケージ』を疑う事に。

隼人・・・強く生きろ・・・

なんかこの人・・・真面目で妖怪には関わりたくないんだろうけど
根本的なところで正義感が強い真っ当な警官なために事件に関わっちゃうから
平穏な生活とか無理そうだよね・・・

こんな状況下でも消えた護送メンバーや囚人当人すら心配してたし・・・
まぁ彼までそういうのをうっちゃったりすると艶美を止める相手がいないんだが・・・

っていうか艶美が行動を共にした時点で彼は色々と諦めるべきだったのかも

妖怪の件を調べ始めて・・・ようやくというか・・・囚人を発見
もちろん相手は襲い掛かってきたんですが・・・

冤罪・・・?いや、そうだけど・・・

どうやら全滅した村を全滅に追いやったのは彼だったらしく
元々、台となる地域を所有する企業が子飼いにしていた人間の1人だった模様。
村を全滅させ・・・謝礼も貰ったけど、社長が殺されたときにていのいい身代わりとして
さらに利用された・・・ってのが真相だったらしい。

つまり会社社長を殺した・・・って罪は確かに冤罪だけど
仲間たちと一緒に村ひとつ滅ぼすって事はしていたと・・・

屑じゃん!?ってかそっちの方が駄目だろ!?

ちなみに・・・襲ったこの囚人は危うく艶美にぶっ殺されそうに・・・
隼人・・・首絞められたりしながらもそれはアカンと自分でどうにかしようとしてたから
やっぱり真面目だよな・・・

ちなみにこの囚人・・・たちを襲った男にぶっ飛ばされました・・・

そりゃそうだ!?

ただし死ぬ事はなく・・・蛇の妖怪によって消滅
男のほうもまた・・・同じく消滅することに・・・

・舞&すねこすり

いつも通り、一番殺伐としたコンビ

まぁすねこすりは妖怪だけどこの作品ではかなり良識のあるキャラで
問題はのほうなんだけどね・・・

今回は『百鬼夜行』の命令で件の企業の施設・・・
半導体工場と言いつつも色々な会社の不穏分子を収容する収容所になっていた
それを調査に行って巻き込まれた感じ。

隼人艶美を発見して問答無用で気絶・・・ヒントを渡したのはいい・・・

自分は今回の事件に巻き込まれていた施設関係者とそこに収容されてた人間を集め
企業側から派遣された問題解決人っぽいふりをして話を聞き・・・って所までは
よかった・・・

さらに施設にいた関係者&収容されてた人8000人近くが消えた事象も
そんな大勢が巻き込まれたのではなく自分達が異界に巻き込まれたんだ・・・という
推理を展開したのも・・・まぁよかった・・・他の2組にも適用できる推理だし

だけどさ・・・黒幕の動きを見るためにって・・・

とりあえず確実に無実っぽいヤツを殺そう

って発想はどうかと思う・・・まぁ施設側の責任者だったんで
法的に見れば明らかにいいヤツではないけどさ・・・それでもねぇ・・・
まぁ実際、その後で自分も殺されたとみんなに思わせ黒幕が動き出したんで
結果オーライだったけどその時にはその場で生き残ってたのは
黒幕とすねこすりだけ・・・

どんだけ!?

まぁこの黒幕・・・妖怪『当廟』を取り込んだらしい↑で話題にした全滅した村の
神社に住み、村人を監視する側にいた人物だったんだけど・・・

え?妖怪どころか・・・それ神器じゃん!?

って事で

『蛇』→『八岐大蛇』→『草薙の剣』

という繋がりを元に・・・今回の敵は『草薙の剣』を使用。
の頑丈な体もこま切り・・・施設すら建物ごと斬断・・・とまさに出鱈目な切れ味
でも・・・

うわぁ・・・オーバーキルすぎて駄目だコレ・・・

頭は無事でさらに体を細切れにされたけどあまりに切れ味よくて
まだ破壊が追いつかず・・・脂肪や水分でくっついているので
数分ならそのまま活動可能・・・ってその数分でに逆転されたわけで・・・
なんか物悲しい性能になってましたね・・・

考えてみれば普通は人間相手に使うようなものじゃないしね・・・
しかも倒され方が自分が利用した妖怪『当廟』の特性を利用されたものとか
やっぱりというか・・・このシリーズの主要メンバーの妖怪に対する考察と
対応能力は凄まじいな・・・基本単発の敵キャラって制御しきれずお陀仏って感じ・・・

『青行灯』

今回の真の黒幕がこの『青行灯』

↑で書いた『当廟』を使っていた相手も本来はこっちを呼び出したかった。
百物語の最後に登場する・・・って部分を改変して百の謎かけを解いたら
発生するって形式に変更されていて・・・そのためにに・・・
謎かけと解答のための要因として異世界に引き込まれたのが達って事みたい

はそれに気づき、合流した達と相談・・・阻止しようとするけど失敗
だけどそれは成功するまで延々とループする・・・って感じのもので
達はまた最初から・・・って事になったみたい。
ただ一部記憶を引き継ぐらしく・・・結局、再び最初に戻った所で話は終了

まさか・・・続き物だったとは・・・

※縁(座敷童)&雪女

今回はからの電話を受けて古い文字を読んだだけという
なんともタイトルになってるわりに出番は少なかった

にクレジットカードを止める、そうしたらゲームできないぞと
言われて土下座して言うこと聞いてたけど・・・どんな座敷童だ・・・

でもこれはの責任らしい・・・

元々は障子に影だけ・・・とか用意しておいたご飯がいつのまにか・・・
って感じの座敷童らしい座敷童だったらしいんだけど
が生まれて赤ん坊の彼が縁を探して見つからず泣いてしまい
それで仕方ない・・・って感じででてくるようになり
の眠っている時に近くのものを抱きしめる癖もそこらへん関係らしい
ってか授乳もでもしないのに縁にひっついていたらしい・・・

爆発しろこの糞野郎!

いや、赤ん坊だったんですけどね・・・この頃からジゴロか・・・コイツ・・・
そして一緒に行動するうちに縁はああなったわけで・・・まぁ家族だな・・・やっぱり

そして雪女はなんか変態っぽさがさらに増した感じが・・・

ってかお前ら表紙めくって最初のカラーで何してんの!?

本屋の店員(女性)がブックカバーを付ける時に一瞬動き止ったのを
俺は忘れない・・・

・『青行灯』 2

って事で次に続くのか・・・って思ってたら実はあとがきの後に
さらなる話があって・・・とりあえず今回の事件は終了してる・・・

まさか・・・そうくるとは・・・

は無事ループをクリアして・・・100の謎を解き現実へ。
そこで発生した『青行灯』と対峙する事になり・・・伝承通りの・・・

青白い肌をした白い着物・黒髪の鬼女

なわけで・・・これまさかフラグか?って思ったりもしたけど
それどころではない様子・・・
この妖怪・・・今までの『致命誘発体』と比べてもかなり危険っぽい様子

雪女『致命誘発体』だけどあくまで彼女のその性質は種族によるもので
今、の家にいる彼女本人の性格とか個性はそれとは関係ない
あくまで『雪女』という性質で自動で人を死に至らしめるだけ。

だけど『青行灯』『心霊や怪奇現象を軽視する相手の下に現れ罰を与える』って
感じのシステムは持ってはいるけど実際はもう出会ったらとりあえず関係なく
相手を殺しちゃおう・・・ってレベルの相手。
しかも無差別じゃなくて相手を殺すのは完全に彼女の気分しだいという・・・

他の妖怪が人間が意図的に作り出した状況によって呼び寄せられる
『パッケージ』というこのシリーズに登場するシステムなんだけど
この『青行灯』はその存在がそもそも『百の物語を語る事で登場する』っていう
人工的ではない・・・存在そのものが『パッケージ』とセットな妖怪であり
その後の行動は・・・なんか制御とかむりっぽそうだよね・・・

は本能的にそんな彼女の危険性に感づいて・・・異世界に呼ばれた出題者の1人として
101個目・102個目・・・というようなさらなる謎かけと解答をする事で
『100の謎かけを解く』事によって生まれた彼女を消滅させることにし
それは無事成功・・・って事でめでたしめでたし・・・だと思われたんだけど・・・

出題者と解答者が逆

惑歌がもしかして・・・と気づいた最悪の想定が正解であり
あくまで異界に巻き込まれた面々は出題者に過ぎず解答者は『当廟』達だった。
だからが追加した問答は全部無意味であり・・・『青行灯』は無事に誕生

最後はとりあえずヒッチハイクして車に乗せてもらいいずこかへ・・・

軽いぞ!?

『青行灯』、当人もやっぱり悪人ってわけではないんだろうけど
その危険性はかなりのものなわけで・・・その彼女がどこへ向かうのかは不明
いやまじで・・・これどうなるの・・・

続くってわけではなさそうで話は終わってるんだけどね・・・
これ根本的な解決には至ってないよね・・・どうするんだろうか・・・

そして意外な事に・・・実は『青行灯』の誕生が確定した時点でループが終わり
最初に戻ったわけで・・・今回の事件で死んだ人間は全部復活

珍しいなオイ!?

ただ『青行灯』は自分とは関係なく隼人達は護送中の囚人の事件の真相を突き止めるし
は企業が用意した収容施設を壊滅させ、その過程で『青行灯』を誕生させようとしていた
『当廟』を使っていたキャラも始末されるだろう・・・って考えていたみたいで
結局・・・そっちでの被害はでそうだけど・・・今回の作中時間内での死亡者は0
これは・・・なかなかなんじゃないだろうか・・・

次が『青行灯』に関する話なのか・・・それともまったく別のごたごたなのか
わからないけど・・・なにはともあれ楽しみだ。

最後に一文。

のセリフ

大量の霧のためにシャツが塗れスケスケに・・・
どうやって偶然を装って惑歌を見るか・・・と悩んでいたところに
気づかない惑歌があっさり前に出てラッキー・・・と思ったけど
彼女が付けていたのは灰色のだっさいスポーツブラだった・・・

その時のこの男のセリフ・・・正直だなオイ・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちっ」


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