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天翔虎(カルーディア)の軍師 2

あらすじ

ラーカス全土を支配する強大なトーレ帝国に叛旗を翻した、若き天才軍師シエル。

圧倒的な劣勢を智略で覆して拠点ラーゼンを手に入れたフレリカ軍は、
エナが内政で腕をふるい、フレイが兵を鍛え・・・と束の間の穏やかな日々を送っていた。

その矢先、帝国最強の将軍レンギル出陣の報が届く!

それはシエルの才能を警戒した、天竜姫の軍師ユミカの策だった。
恐るべき超長距離兵器を持つレンギルに対し、シエルは―!?

軍師の智と勇将の武がぶつかり合う、本格ファンタジー戦記、強敵進軍の第2巻!!

感想

天翔虎の軍師の2巻

表紙は主人公であるシエルと明らかに彼に気がある幼馴染で
新フレリカ王国尚書のエナ

それにしても・・・最近のラノベの表紙を考えると
男主人公が前面に押し出され毎回(まだ2回だけど)でるとか珍しい気が・・・

さて・・・1巻で2年の雌伏のときを経て無事フレリカ王国の王女で
幼馴染であるミオを救い出し仲間と合流
さらに追ってとしてきた敵兵や途中戦った将軍までも仲間にして
ついに故郷であるフレリカの地で砦を1つ占拠したシエル達なんですが
まだまだ帝国は強力で自分達は小さい勢力・・・って状況だったわけですが
今回は帝国の東西南北にある軍の1つ・・・帝国征西軍とそれを率いる将軍・レンギルが相手

仕方ないのかもしれないけど・・・

爺さん&おっさん多いな

前回登場しフレイとの戦いの末に仲間になった元は別の国の将軍だったザグロニア
シエルの師であり帝国大軍師であるディオラ
そして今回のレンギルも老人って感じ

まぁ経験がものをいうのが戦って一面もあるからねぇ・・・
それに比べればフレリカ軍は若手の有望株が多いわけですが・・・

まぁそもそもの発端がディオラの教え子の3人の1人である
『天翼狼(ジオード)』アレイアの裏切りから始まり

それにあわせて『天翔虎(カルーディア)』シエルも動き

そして今回の作中でディオラが亡くなりその後をシエルがもっとも警戒する
『天竜姫(テユリオン)』ユミカが継いだわけで・・・世代交代が
始まるって見方もできるのかもしれませんけどね・・・

今回からは本格的に国としての陣営作りにも取り組み始めていて
安易な任命にはシエルミオを怒ったりと・・・そのあたりはきちんとしてましたね・・・

このシーンではちょっとわざとらしさを感じつつも感心した部分もありましたね。

最初の一人はミオシエル達が顔見知りの旧フレリカ王国に元将軍であるマードック
彼は国が滅んだ後、帝国で百人長として働いていたけど今回の一件で裏切って戻ってきた・・・

ミオはこれを喜んで将軍に・・・としたけどシエルは激怒
最初からそういう気があるなら自分達が決起した時点で砦を攻めるべきだった・・・と
後から復職出来るかも・・・と考えて来たのならそれは恥ずべきものであり
今まで命をかけて戦ってくれた兵士たちに面目が立たない・・・と・・・

あー・・・なるほど・・・

これは凄く納得・・・普通に仲間に・・・って自分も思ってたんで
こういう考え方もあるんだなぁ・・・と・・・
確かに・・・後からくるなよ・・・そして実際に戦った兵士より重用すんなよ・・・って話ですね。

もう1人はフレリカの侯爵であるドリスという女性

彼女は12歳で侯爵を継ぎ・・・国が滅ぼされた後も治める2つの都市の自治権を守った人
ただし夜な夜な男性を屋敷に連れ込んでいて・・・という噂をエナが持ってきて
ミオはさすがに素行が悪いから・・・と躊躇ったんだけどシエルはそれに対して注意

その噂はなりふり構わずに領地を守ろうとして動いた結果としてそういう事が
必要であっただけで行動だけを見れば・・・フレリカの領地を帝国の支配から守り
さらにミオが国の再興を宣言したらすぐに返還すると自ら訴えてきたって事で
忠誠心の表れだ・・・と・・・

あー・・・なるほど・・・

とこれまたなりましたね・・・かなりの美人みたいだしそういう手は有効っぽいから
使えるものを全部使って・・・って事なのね・・・
ちなみに実際あったドリスは貞淑そうな女性で噂とはかけ離れているし
実際、シエルが睨んだとおりだったみたいでその苦労をミオから感謝されて
涙しそうになってたくらい・・・

前者は反省して伍長から自らやり直すことにして
後者はエナと同等の尚書の地位に付く事になり・・・

ただこれってタイミングとか思惑がちょっと狂っただけで
逆転してもおかしくないレベルのものなんだシエルがあそこまで自信満々だったのが
逆に凄いかもしれない・・・

そして今回はシエル直属部隊隊長のマギーが中心

彼女は今回の最初の戦いでシエルの忠告を無視して自分が住んでいた国を
滅ぼしたレンギルに挑みかかってしまいその結果、1200の部隊がほぼ壊滅
ザグロニアが昔の伝で兵を集めてきてくれてなかったら
ぶっちゃけた話、その時点でシエル達が詰んでいたレベルの失態

実際ミオは彼女に絞首刑を宣言した上でシエルにそれを撤回させる手立てはないのか?
と目線で訴えるという・・・王としての立場と個人としての感情の板ばさみにあう羽目に。
まぁシエルフレイが彼女の義兄弟となり自分達の褒章で相殺・・・って事でなんとかなり
この経験の結果・・・マギーは一回り成長したわけですけどね・・・

シエルがそこまで読んで・・・部隊の壊滅も予測した上で送ったみたいだから
何気に軍師として冷徹な部分もあるんだなぁ・・・って感じもありましたが。
兵のほとんどが帝国軍の降伏した兵であったあたりちょっと嫌らしいけど。

でも何気に最初はマギーが行く予定ではなくシエルだけが反対する形だったから
ミオが行くことになってから・・・そういう風に編成したって事なんだろうか・・・

まぁこういう事もあって・・・マギーは怒りに任せることなく
シエルの命令をちゃんと聞き冷静に戦えるようになり
結果、彼女はレンギルを討ち取るって結果を手繰り寄せ将軍の地位を貰うことに
なったわけなんだけど・・・これはちょっと早い気がするなぁ・・・
まぁ強い事は強いみたいなんだけどね。

ただ前回もそうだけど今回も・・・『アーティファクト』の存在がなんともね・・・
ダンジョンで見つかる不思議な力を持った道具なんですが・・・

しょぼい

ってのが正直な感想
強力な道具にはそれ相応の副作用が・・・ってのは理に適ってるんだけど
この世界では副作用が重すぎる感じがありますね。

帝国の兵士とか持ってるやつが結構出てきましたけど
大体がこの副作用を付かれて敗北してますし・・・
何気に前回の話でミオを救出するための切り札&シエルの命を救った
自身を小さいトカゲに変えるものや目視した攻撃を反らすって感じの
ちょっとした物の方が使える気がしてならない・・・

ザグロニア『アーティファクト』は巨大なハンマーになるものだけど
大きさの分だけ体力が失われて連続では厳しい・・・だから耐えさえすれば・・・だし
今回のレンギルに至っては頭上に巨大な弓を出現させ軍団すら蹴散らす
高威力の矢を遠距離から放てる代わりに自分は体から根が地面に張って
その場から動けないって反作用があり・・・
彼は専用の自走式の塔の上からそれを使って対策していたけど
シエルはそれを逆に利用して身軽なマギーを潜入させ、外壁を上らせるという
自走式なために木でできているからこそできる手段で接近させ
動けないレンギルを倒すって作戦を立案成功させたわけで・・・
副作用を知られたときの強力な『アーティファクト』ほど脆いものはない感じ。

軍事が前面に打ち出されてる作品で明確な弱点持ってるとか
もはやアホじゃね?ってレベルでした。
まぁレンギルの敗因は今までそれで買っていたからとユミカからの指示を無視して
自走式の塔を使ってしまったためなんですけどね・・・

使い手より他人である軍師の方が危なさを理解してるって・・・
帝国・・・これでよく勢力伸ばせたな・・・
いや、ディオラがきちんと考えてたって事だろうか・・・
ちゃんと考えて使えばそりゃ強力すぎるくらい強力だし・・・

ただラストでは・・・ついにユミカ当人が動き出し
彼女が指揮するフレリカ討伐軍は総勢15000

フレリカは領土拡張のために4000の兵で隣国に向かい
残り3000は守護に残したって事で7000・・・数的にかなりキツイっぽい。

ただ4000で出発したほうの軍師はシエルではないみたいで・・・
なにか作戦があるって事なんだろうか・・・

アレイアが所属する国のほうとは同盟は結べたけど不可侵条約なので
その国が旧フレリカ領を帝国から奪うと取り戻す事もできないみたいで
アレイアの策謀もまだまだありそう

ディオラが今の帝国の政策を推し進めたのは隠れた敵対勢力を浮き立たせ
それを叩くことで完全な平定を・・・ってものだったらしく
ユミカはそれを聞いていたみたい

だけどまさかディオラも・・・その浮き立った敵対勢力を指揮するのが
自分が育て称号まで与えた二人の弟子であり、
それに対するのがもう1人の弟子になるとは思わんかっただろうけどね・・・

この人・・・アレイアが裏切ったから責任が・・・って自分で軍を指揮して
討伐に向かって・・・その途中でシエルの裏切りを知って喀血して
そのまま状態がよくならず亡くなってしまったみたいだし・・・
世代交代って事なんだろうけどさ、お年寄りに優しくない作品だよね・・・

状況としてはさらに絶望的だけど・・・さて・・・3巻はどうなるのかな?

さて・・・本編はこれくらいにして恋愛面・・・

やっぱりこっちはミオが一番・・・と思いきや実はエナが一番気持ちが大きい感じ・・・
シエルが大陸一の軍師を目指すらな自分も釣り合うような宰相に・・・とか
ボソっと呟いたりしてましたしね・・・もちろんミオも実際はデレデレで
求められたら行くとこまでいっちゃいそうなんですが・・・

シエル、爆発しろ・・・

今回の話では帝国で雇っていたメイドがわざわざ追いかけてきてくれて
世話を焼いてくれることになったりと・・・オイオイってレベルでした。
一番気になるのは・・・まぁユミカとの事なんですが・・・

お互いに軍師としてこれから戦い合うわけですが・・・さて・・・

まぁメイドとか今回登場の新キャラとかマギーとかは・・・
そういう対象にはならなそうなんですけどね・・・
こっち方面での女性たちの争いがどうなるのかも楽しみかもしれない・・・

最後に一文。

シエルのセリフ

おもわず『え?』となった表紙開いてすぐのカラーイラスト部分にもあるセリフ
前回の感想で何気に一番不幸なお爺ちゃんと書いた相手が・・・
なんかこう・・・せめてもうちょっと出番とか・・・

そういう意味で衝撃だったのでこれで

「帝国軍大軍師ディオラが・・・・・・・・・死んだ」

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