スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

犬とハサミは使いよう 7

あらすじ

「決着を付けましょう」

そんな言葉で、何故か決まった夏野と紅葉のサイン会対決。
何をどう勝負するのかと思いきや、

「沢山読者を倒した方が勝ちに決まってるじゃない」

って駄目ぇぇ!!

実はサイン会の経験がない二人、まず情報収集を始めるが・・・
これ本当にサイン会開けるのか!?

そして紆余曲折の末迎えた当日。

「無事に終わると、良いね」

ほくそ笑む人影の正体は!?

サイン会、そして作家たちの対決の行方は―?
大人気不条理コメディ、急展開の第7弾!!

感想

犬とハサミは使いようの7巻

なんか主人公がめっちゃ見切れてきている感じの表紙・・・
秋山 忍『大罪』シリーズの本はこれで5冊目・・・やっぱり7冊目である
『色欲』が登場したときが最後・・・なのかな?

今回の話は次に続くための準備回って感じなんですが・・・

燃える!

まさにこんな感じでした・・・と

前から話題になっている若手人気作家合同のサイン会で
和人を賭けて勝負することになった霧姫紅葉の勝負の行方・・・が今回の焦点なんですが
結局それすら前座で・・・って感じではあるんですがサイン会に初めて参加する
霧姫紅葉・・・そして何度か経験しているマキシの作家としての意識の違いと
サイン会を通じて作家として今まで以上の”何か”が芽生えていく霧姫紅葉の様子が
凄くいい感じでした。

最初は前回の続きで和人を賭けて・・・って感じの面が強くて
まずサイン会とは何をすればいいのか・・・ってところをマキシに聞きにいったわけですが・・・

ってそこから!?

そもそも・・・

君ら和人(犬)にマジで恋してるよね!?

って感じなんですけどね・・・

霧姫とか訪れたファンを撃破した数で勝敗を・・・とか言い出し
紅葉はそういうものなのか・・・と世間知らずさを発揮したりして
オイオイって感じ・・・

いや、ファン撃破してどうすんの!?

こんな感じなんで前回の感想でも書いたけどマキシ勝ったらどうするの?
ってくらいこの時点ではマキシだけが蚊帳の外
犬嫌いみたいだし彼女がヒロイン化するのはないな・・・と思っていて
実際その通りだったんですけども・・・マキシはヒロインっていうよりは・・・

ヒーロー・・・そしてアイドル!!

って感じでしたね。

サイン会はサインをした後、アンケート形式で3人のうち誰が一番よかったのか
を競うものだったんですけど鈴菜がサイン会に慣れていて、
さらに人の興味を集めることに特化したアイドルでもあるマキシがどんな手段を・・・
彼女に票を奪われるかもと仄めかした事で霧姫紅葉両名とも
自分ができる事を考えてサイン会に挑むことにし・・・
マキシは実際に

サイン会中にアイドルとしてライブを開催

という明らかにおかしい事をはじめたんだけど・・・
それはあくまでマキシがファンを楽しませるための精一杯の行動であって
他の二人を妨害する気はないまっすぐすぎるくらいまっすぐな行動
変なところで・・・妙に漢らしいですね・・・

ただ作家としての部分もマキシは素晴らしいと言えるくらいで
サインを求めてきたファンが自分にファンレターをくれた相手だと名乗る前に気づき
ファンレターをくれたことに関する感謝や手紙の内容についての言及したりして
ファンが感激してましたからね・・・

素直にすげぇ・・・

こんな彼女に対抗するように・・・霧姫紅葉も・・・
勝負云々より作家として・・・まっすぐ相対することに

霧姫はまずファンの話を・・・自分の本を読んでどんな風に感じて
どんな風に思ったのかを聞き・・・サインを書くだけではなく・・・

その場で一瞬で短編を書く

という荒業を・・・しかも内容はそのファンを主人公として
そのファンだけのたったひとつのオリジナル・・・というファン垂涎のもの
なんかもう一瞬で物語を書くとかにはツッコミ無用だよね・・・

そして一番思うところがあったのが紅葉

彼女は他の二人のように何か特別なことをしたわけじゃない・・・ただ・・・

自分が作家で読者に支えられている

それを理解して・・・そして自分の読者達を信じた
ただそれだけ・・・彼女の独特な作風を好むファンたち・・・世界中にいるファンに
サイン会のことを知らせてはいたけど・・・ただそれだけで霧姫マキシに劣らぬほど
ファンは押し寄せた・・・世界中から

でも何が一番凄いかって紅葉が・・・彼女がこういう考えに至ったって事・・・
最初は何にも興味を持たなかった彼女が和人の言葉や教わったことを通じて
自分は作家だと・・・そして自分の作品を読んでくれる読者がいると理解して
そしてここに至ってその読者を信じて・・・そして自分を信じた

めっちゃ成長したなぁ・・・

まぁ変わった原因は恋なのかもしれないし・・・これはこれで・・・

なんにしても・・・三者三様の作者としてのありかた
そして読者との関わり方を持って正々堂々勝負って感じでとてもよかった。

鈴菜マキシが・・・って意見も二人を本気にさせるためのもので
和人は途中からマキシが人のファンを振り向かせようとしたりしないって
気づいたみたいだし・・・とてもいい感じの関係

作家なんですけどねぇ!?

まぁうん・・・作家がなんでこんな勝負を・・・とか
ちょっと物理法則とか規模がおかしくね?ってのはツッコミ所満載なんですけどね・・・

ただこれはこれで3人とも楽しめた感じなんだけど・・・
霧姫紅葉和人がかかっているためにもちろん結果にも拘ってる
もちろん普通に勝負してるつもりのマキシも・・・

だけど・・・ここでそうきたか・・・

サイン会の直前に和人が見かけた怪しい人影
その相手が勝者を決める最後の票を隠した・・・と伝言を残し
みんなで探した結果・・・その票は3人の前で燃えつき・・・そして犯人が登場

ナズナ

鈴菜の上司で副編集長・・・そして紅葉の新しい担当に付くはずだった女性
だけど彼女は和人が見ているだけで不快な感覚を感じ恐怖するような雰囲気で・・・
そして3人の新人作家を引き連れて登場・・・

秋山 忍・秋月 マキシ・姫萩 紅葉を倒す

その為の作家・・・ぶっちゃけ・・・

倒すって何!?

なんですけどね・・・別に新人作家でてきたからって倒すとかなんとか・・・
それおかしいだろ!?って感じだけどこの新人たち・・・それぞれが3人の1人と
因縁があるような感じを醸し出してますね・・・知り合いではないみたいですが。

しかもラストは・・・想定外の・・・勝負するまでもない相手ができたって事に言及

姫萩 紅葉

和人との触れ合いや一般常識などを知る事によって、今まで全て想像だけで書いていた事で
生まれた独特な世界観が崩れてしまい・・・普通になっていると・・・
どうしてこんな事になったんだよ指摘・・・
そしてその原因は九朗なのか?と彼当人に・・・すでに死んでカラスになっている彼に聞き
彼が何も答えずいたら今度は・・・犬である和人にその質問を向けるという・・・
ちょっと普通ではない上にどうやら彼らの声も聞こえるらしい事が判明

まぁ鈴菜も聞こえているんで・・・その上司がそれ以上に異常でもおかしくはないけど・・・
いや、まて・・・なんか普通に受け入れてたけど・・・

おかしいよね!?

この世界に・・・ごく普通の作家とごく普通の編集者はいないんだろうか・・・
いや、もしかしたら普通じゃないからこそ面白い作品を生み出せるのか・・・
気になるな・・・実際どうなんだろうか・・・

それに和人からしたら紅葉の作風を崩してしまった事はショックだったっぽいし
さてどうなるか・・・紅葉が違うと証明するためにがんばる・・・とかだと嬉しいのだが
まだ当人は自分が前のように書けてないって自覚もないみたいだからなぁ・・・

こんな感じで・・・次はナズナが用意した3人の新人作家との勝負って事になりそう
まぁわかっちゃいたけど3人とも女の子なわけで・・・
あいかわらず男っ気がない作品ですね・・・マキシの担当である大門とその取り巻き
あとは映見の父親とかアフロ・本田書店のおっちゃん・宗像とかくらいだろうか・・・

おっさんばっかや・・・

まぁ和人が人間の状態で今の状況だったら確実に爆発しろって話だけど
犬であるせいか・・・そんなにそういう気は起きないなぁ・・・

次巻は短編集であるDog Earsの3巻みたいだから進行は止まるわけだけど
そっちはそっちで楽しみ。

あとアニメの方も開始
1話視聴しましたがいい感じでした。

円盤・・・どうしよう・・・書き下ろしって・・・

っていう悩みが新しく生まれて苦しむことにもなってますがね・・・
OP見るかぎり3巻の内容まではおそらくやるのかな?

紅葉の姿はシルエットで登場だったから・・・どうなんだろうか・・・
主人に先駆けて1話から公園で『穢殺刃(ケガレザッパー)』を振舞わす
メイドが登場してたけど・・・

こっちも期待

最後に一文。

紅葉のセリフ

凄く人間らしくなったなぁ・・・と思えたのでこれで
サイン会に来てくれたファンを前に和人と兄である九朗
自慢するように言ったセリフ

「和人さん、兄さん、見て下さい」

「私が作家で」

「彼らが、私の読者達です」


にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
犬とハサミは使いよう7 (ファミ通文庫)犬とハサミは使いよう7
(ファミ通文庫)

(2013/06/29)
更伊俊介

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

カレンダー(月別)
07 ≪│2017/08│≫ 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
FC2カウンター
カテゴリー
<< 全タイトルを表示 >>
最近の記事+コメント
最新トラックバック
その他
にほんブログ村 小説ブログへ にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
応援バナー
アオイハルノスベテ応援バナー02

BaseSon最新作『真・恋姫†英雄譚』応援中!

プロフィール

kenkenMk2

Author:kenkenMk2
FC2ブログへようこそ!

生活費を削ってでもライトノベルを買いあさる読書中毒者です。 リンクフリーです!
うりゅー
リンク
グリムス
その他
あわせ読みたい
RSSリンクの表示
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。