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ぼくのゆうしゃ 1

あらすじ

兄さんの危篤を知り病院へ急ぐ途中、ぼくはトラックに撥ねられてしまった。

目を覚ましたぼくがいたのはファンタジーな異世界で、
目の前には謎の浮遊型毛玉生物・ルウがいて・・・。

「ルウはご主人の下僕です!そしてご主人は勇者ですぞ!」

「・・・ゆ、勇者?(声に出すと意外と恥ずかしかった!)」

勇者の役目―女神さまを眠りから覚ますため、
ルウや道中で出会った“自称”大魔導師など、
愉快な仲間を引き連れたぼくの旅路に待ち受けているものは―!?

想う強さが願いを叶える、超王道ライトファンタジー開幕!!

「おい勇者、俺の荷物持てや」

「斬新な勇者の扱いだね!」

感想

『生徒会の一存』シリーズの作者さんの新作
長編小説ですね・・・感想は短めで

内容的には主人公が異世界に『勇者』として召喚されて・・・という
異世界召喚モノのテンプレであり召喚された主人公はそれによって
強大な力を得ている・・・って設定なんですが・・・

主人公が小学四年生

目的は女神を起こしに行く事

と言った感じで普通とはちょっと違う感じです。

さて・・・主人公であるトオルは車に轢かれて・・・気づいたら
異世界にいて、目の前には彼をサポートするサーヴァントとなる魔物ルウがいて・・・
って始まりは・・・まぁ定番

なぜ魔物!?

とかツッコミどころはあるけどね・・・

その後、自称・大魔導師であるファルディオと出会い、近くの村を目指し
って流れで話は進み、トオル『勇者』として呼ばれたせいか身体能力が向上
ただ『勇者』が呼ばれる事はこの世界的には普通の事らしいんだけど
ファルディオトオルの強さについてはそれにしても・・・って考えていたから
なんか特別っぽいですね・・・トオル・・・

その後、最初の村で『勇者』である事を隠しつつ滞在
宿屋の娘であるサクヤと仲良くなり、村を襲った魔物をトオルが撃退したりと
村の人達とはいい感じになり・・・って感じなんだけど

ゴムックス!?

実は村は滅びの危機に瀕してる!?

って事で・・・ギャグを織り交ぜつつ深刻な事態に・・・

ゴムックスはこの村の特産の靴
村人全員これだし馬などもこれを履いてるくらい浸透していて
トオルも一足もらい・・・履きごごちは良好な様子・・・
ってかどんだけ誇り持ってんの!?ってくらい村全体がゴムックス大好き
っていうかおそらく村はゴムックスの生産で成り立ってる感じ・・・

こっちはよかったけどもう1つは村の危機
どうやらこの世界は見守る女神が30年周期くらいで眠りに入るらしく

女神が起きている間はこの世界で必須である魔法が豊かに使え
魔物の活動は緩やかに

女神が寝ている間は魔法の力が衰えていって魔物は活発に

そしてこの周期の境目に魔物が群れを成して大移動する現象は発生して
その進路上に村があり一部の村人はすでに避難していて
残っているのは愛着を捨てられない者達・・・という結構厳しい状態。

元々この世界の『勇者』ってのはこの女神が眠りに付くころに呼び出され
女神に会いに行き、女神を起こすのが使命であり
身体能力の向上もそれを簡単にこなす為のオプションであり

魔王を倒すとか世界を直接救う

なんて事がない・・・ってのがこの作品が他と違う部分の1つですね。

トオルはなんとかできないかな・・・と思っているんですが
たとえ勇者でも無理・・・とファルディオルウは反対
村のみんなもトオルの強さを知っても何も言わない・・・という状況

大人な判断・・・子供の考え・・・

結局はこれなんですけどね・・・

トオルは・・・そしてサクヤは感情から・・・村を守りたいと思っている
だけど大人達は理性から・・・リスクを考えて諦めを選択してしまっている

どっちが間違っているってわけじゃないけど・・・まぁこういう作品だからね・・・
サクヤが一人魔物の群れの進路を変えるためにゴムックス生成に使われる
異臭がするガスを放つ果実を大量にばら撒こうと1人群れに向かい
トオルは避難を優先させようとする大人達に怒り・・・サクヤを追い
そして圧倒的過ぎる魔物の数に絶望・・・って事になるんだけど
時に子供の純粋で素直な意見ってのは・・・的を得ているからこそ
相手に届くって事がありますね

村の大人達・・・そして反対していたファルディオルウも来てくれ
村を救うために一致団結

最終的に村にあった魔法武器の店でトオルが考えた案の通りに作られた
新型の武器の・・・衝撃を電撃に変換する手袋と風属性で簡単に振り回せるハンマーを
組み合わせたハンマーで与えた衝撃を電撃に変換する・・・

ミョルニルハンマー

トオルが勇者の身体能力全開で地面に打ちつけ・・・朝露がまだ残っていたので
それによる感電効果も合わさり魔物の群れの広範囲に影響を与え
その脅威を感じて進路変更・・・という事になり村は救われる事に。

まさか村パートで手袋をつけて殴った衝撃を電気に・・・って自分が感電するのかよ!?
とか簡単に振り回せるけど・・・使った後にその分の筋肉痛が一気に・・・とか
そんな完全にネタ武器の店でのギャグ話が最後の最後で・・・こんな風に結実するとは・・・

ちなみに村人やファルディオ達もその場にいたけど・・・もちろん感電はなし

ゴムックス

だけに・・・ゴム製で帯電効果もばっちりだったので・・・

これも伏線だったのかよ!?

ちょっと笑った・・・

トオルはこの後、村をでて・・・ファルディオと共に街で開かれる闘技大会へ出場するため
ルウファルディオと共に出発・・・本格的に冒険開始

表紙の女の子は騎士団のエース騎士らしいけどエピローグにチョロっとでてきただけ
だけど次の巻で出会い・・・そして大会で戦う事になりそうな予感

トオルの噂を聞いて他の人は今までの勇者は群れは避けていた・・・
今度の勇者は強そう・・・って感想だったのに彼女だけはそんな戦い方では
大会に出たとしても勝ち残れない・・・って言っていて何かしら思うところがあるみたい。

実際はトオルはチャンバラの全国規模の大会に出場して優勝するくらいらしく
ちゃんとした武器があればもっとちゃんと活躍できるっぽく
今回の話で見せた徒手空拳は本当に苦手らしくそれに気づいた相手いわく
トオルはこの時点で3割程度しか実力を発揮できてないみたいだし
彼女の・・・セシリアの予測は覆る可能性のほうが大きいですね・・・

2巻は今月発売なので・・・さてどうなるかな?

さて・・・ここまであえて触れてこなかったんですが
前作である『生徒会の一存』、デビュー作である『マテリアルゴースト』
この作者さんの作品はギャグ部分もあるんですがその反面
もう1つの要素があります・・・それは・・・

異常に重い主人公の過去や現状

前作はですら主人公は義妹と恋人のどちらかを優先できず・・・とか
ヒロイン勢もいじめ問題やら母親の問題などなどあり
デビュー作にいたっては重過ぎるくらい重いものでしたが・・・

今回もまたヘビーだな・・・

って事になってます。

トオルには兄がいるんですがどうやら病弱であり入院中
彼の容態が急変したと聞いて病院に向かう途中に車に轢かれて・・・って事だったらしく

さらに言えばトオルの実の両親は海難事故で死亡していて
トオルは両親がその身を賭して暖めてくれたために一命を取り留めたらしく
今の家族は義理のものみたい。
今の父親は少し似ている・・・とか言ってたから親戚なのかな?
つまり兄とは血は繋がってない

しかも今の両親は放任主義っぽく・・・あまり大切にされてない感がバリバリだし
色々と重い状況

だけどそれ以上におかしいのは他の2作もそうですけど・・・
主人公の発想というか思考が悲しい方向に突き抜けちゃっている感じ・・・

トオルは兄を尊敬して兄が大好きなんですがその兄は今死に掛けている
そしてトオル『勇者』は使命を果たせばもとの世界に帰れること
時間経過はほとんどない事・・・そして何でも1つだけ願いが叶う事をサクヤから聞き
元の世界に関する願い事は等価交換になってしまう事も聞いたんだけど
それを聞いた瞬間に覚悟を決めてしまったのが異常

自分の命を兄に与える

それがトオルが願いが叶うと聞いた瞬間に・・・等価交換だと聞いた瞬間に
思い描きそして叶えると誓った願いであり・・・
たとえ自分が死んでも兄が生きてくれるなら・・・とあっさりと決断できてしまう
小学四年生という存在がちょっと怖いです・・・

ってかせつねーよ・・・

他2作品もそうですが・・・主人公の自分に対する保身というか・・・安全というか・・・
そういうのに対する無関心さがこの物語でも展開されていきそうな感じです・・・

トオルサクヤを助けに・・・そして村を守る行動をすべきか迷う村人達に
言ったセリフの中に

「『仕方ない』と『諦める』は、
 セットの言葉なんかじゃ、ないんだってこと」


ってのがあり・・・兄が死に掛けている状況でもトオルは決して『諦めない』
んでしょうけど・・・これはなんか・・・違うよね・・・
小学四年生がこんな風に自分を犠牲にしようと考えてしまう・・・
なんか彼の過去にはまだまだ何かしたありそうな感じ・・・

読んでる限りは普通にやんちゃな子供って感じなんだけどね・・・
なんだろ・・・このぬぐいきれない不安感は・・・

最後に一文。

ルウトオルのセリフ

自称・大魔導師であるファルディオ
独学で禁忌魔法といわれる魔法を会得した天才・・・らしいけど
それ以外の魔法はまったく駄目でこの禁忌魔法自体の威力もかなり残念

一応、エピローグでたとえしょぼくても凄い事・・・って話題はでていたんだけど
彼の使える火属性最怖の禁忌魔法『ヘルファイア』は・・・マジで恐ろしいもの

それについてのメモを読み上げるルウトオルの場面

ぶっちゃけ・・・

爆笑したよ

ちなみにルウも特殊能力を持っていてその名も『鮮烈なる太陽の恵み(ビビッド・サン)』
相手の目に異物を百発百中で混入させるというもの・・・

こっちも迷惑だ!?

でも・・・地味に便利じゃね・・・?
ってか『ヘルファイア』ルウに使用してルウが魔物に・・・とか
すれば使えるんじゃないか・・・これ・・・威力がアレだが・・・

何気に作中でドラゴンと戦った時にトオルのピンチを
この『ヘルファイア』が救ったし・・・どんな魔法も使い方だよね・・・

さて・・・ではそろそろセリフを・・・

「なになに・・・禁忌魔法ヘルファイア。その効果は・・・」

「ふむふむ」

「使用者の全魔力を用いた地獄の業火が、
 森羅万象全てを燃き尽くす。」


「おお・・・」

「しかしその代償に、この炎は・・・」

「まさか・・・使用者の命をも焼き尽くすとか、そういうこと!?」

「この炎は、敵の口から出る」

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