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マグダラで眠れ Ⅳ

あらすじ

「諸君に、帰る場所はない。故に、進む以外に道はない」

新天地を求め、クラジウス騎士団と共に、
改宗宣言のあった異教徒の町カザンに入植したクースラたち。

異教徒の技術を得るため、まずは騎士団の手が伸びる前に、
町に残る文献を読みあさることにする。

そこでクースラたちは、カザンに残る竜の伝説を知る。

そんな中クースラたちは、新たな工房を得ることに成功。
カザンの町で、仲間四人での穏やかな生活が始まるかと思われた。

だがその矢先、彼らにある過酷な運命が降りかかり―?

竜の伝説が残る町で、クースラたちは大きな決断を迫られる。シリーズ第4弾!

感想

マグダラで眠れの4巻

作者さんのアレコレについては触れません。面倒くさそうですので。
感想に影響するわけでもないですしね。

さて前回の話で無事最前線の町であるカザンの入植に付いて行けることになり
4人で部隊と共に旅を始めたわけですがその矢先に異教徒の女王が改宗を宣言
向かう先が異教徒の町ではなくなったために攻め込む大義名分が失われ
でも元の街には帰れない・・・どうしたもんか・・・って状況で終わったんですが・・・

あいかわらず落差があるなー・・・

って感じでしたね・・・問題となった入植自体は特に問題なく街まで進み
普通に街の中に入れたわけで

あれ?別に心配する必要なかった?

って感じでさらに道中で指揮官の仕事を請けていたので
町についてからの行動の自由を証明する証書も貰えて未来は上々って感じに

町についてからはさっそく調べ物に4人で突入し・・・

イリーネが文字が読めない事などが判明して
クースラに教えてもらおうとして・・・それを惚れてるのか?とからかったら
言いよどんでしまい・・・

え?マジで!?

って事に・・・もちろんフェネシスも同様する事に・・・
まぁ実際は違ったんですけど・・・ここらへんはちょっと面白かったですね

基本的に女好きでありどちらかというと嫌われそうなウェランドの方が
フェメシスもイリーネも好意的な感じなんですが
そういう意味になると・・・ウェランドよりクースラよりな感じを受けるんですよね・・・

っていうかそういう対象としてウェランドを見ずに
ウェランドの方も手を出す相手としてみずに女性に優しくって感じで扱ってるので
一般生活における友好度は彼との方が・・・って感じ
ウェランドってプレゼントとかマメだしね。

クースラは性格が歪んでるって言うか・・・意地悪なせいで
付き合っていくのがちょっと面倒くさいって感じがありますからね・・・

ただその根本は愚直に『マグダラ』を目指していて・・・
しかもその『マグダラ』が自分の大切な誰かを守りたいって想いから来ているわけで
普段表面にだしている露悪的な面とそういう部分のギャップが・・・女性陣にはたまらないのかも知れない

イリーネが言いよどんだのは別にそういう意味ではなかったみたいだけど
読んでいる印象的にはやっぱりイリーネクースラに想う部分がある気がする。

こんな感じで・・・新しい町に新しい工房を持ちちょっと問題はあっても
4人で・・・って感じでかなりいい感じだったんだけど・・・

それが全て罠

という・・・どんでん返しのせいで全てがひっくり返る事に。
どうやらクースラ達が所属する『騎士団』は異教徒討伐のためとはいえ利益をだしすぎ
そして最後である異教徒の女王の街まで落とした
あとは特に目的がない・・・だから今までそれを活用していた国々
そして襲われてきた異教徒の国は改宗を切欠に手を組んで・・・肥大しきった『騎士団』
改宗して勢力を襲った『異教徒』であると断定して襲い掛かられる事になり
クースラ達のいる街は包囲されてしまう事に

アア・・・平穏は・・・こない・・・

ここでクースラは合いも変わらず一人ひとりが生き残れる最善の可能性を考え
『古き民』と交流があったらしいこの街ならフェネシスは大丈夫だろうし
イリーネも職人だから残っても大丈夫だと二人を置いていく事にしたんだけど・・・

それが大間違い

これについてはイリーネに思いっきり怒られてましたが・・・まぁ当然ですね。
クースラは個々が生き残れる最善を考えてしまっていて
”自分達が”というグループで生き残るって考えを最初から除外してしまっているのが難点
1人1人の方が可能性が・・・って考えなんだけどフェネシスイリーネ
死ぬとしても一緒で・・・って感じみたいで・・・そりゃ怒鳴られるわ・・・

まぁはっきり言われないとわからないあたりがクースラなんですけどね・・・
自分は冷静で冷徹で最善の判断ができる・・・と思い込んでいるけど
根元には優しさがある・・・そんな彼だからこそフェネシスも心を許してるわけだし。

最終的にはイリーネが調べていた事から『古き民』がこの地に侵略者として来ていたから
残すのは逆に危険だ・・・って事もあり一緒に脱出する事にし
さらにその伝承から『古き民』が使った『竜』を模した兵器の発見につながり
それの修復と利用を持って活路を・・・って流れになるんだけど・・・

それだけじゃすまない

ってのがこの作品ですね・・・その兵器で活路を開くには量が足りない
だからそれを埋める要素を・・・『恐怖』によって補う事を上層部は提案
それこそがかつてこの地を『竜』を使って焼いた『古き民』を・・・フェネシスを矢面に
経たせるというもの・・・

異教徒の中ではまだ伝承としてその話が残っているからこそ、フェネシス
目に見える形で『竜』の兵器と共にそれを扱っているように見せれば
それによる相手の『恐怖』でより確実に活路が・・・っていう・・・ちょっと残酷なもの

ただフェネシスは常に最悪の事態を想定する生活を送ってきたからこそ
自分が利用される事に気づき・・・それに対して苦しんでくれたクースラになら
自分を頼ってくれる彼になら使われてもいい・・・という結論

お前ら・・・もう付き合っちゃえよ

もうそういうレベルの信頼関係になってましたね・・・
何気に今回の話ではクースラが額にキスとかしてましたし・・・直実に関係は進行している感じ
ラストは門を開き外で囲っていた敵兵に『竜』の兵器を・・・
石油を噴水の要領で噴射しそれに火をつけて放つ火炎放射器を発射したところで終了

5巻は阿鼻叫喚から始まりそうな予感だけど・・・さてどうなるのかな?
南側の王国も教会も・・・そして当然元異教徒側も・・・全てが敵となり『騎士団』に襲い掛かり
今度は『騎士団=異教徒』という状況下で世間は動く

この状況下で逃げ出して他の『騎士団』と合流したとして事態を打開できるのか
今回の一件の・・・『竜』の兵器の発見と利用でとりあえずは自分達の身の安全を
上層部に約束させたけど・・・それがきちんと守られるのか・・・など色々と気になるところ

まぁ・・・この状況だと定住は難しそうだよね・・・
クースラは最前線の街であり貴重な情報はあったけれども自身の常識を塗り替えるような
発見はなかったために退屈に感じていて騒ぎが起こって少し安堵していた部分があるので
彼からしたら・・・『オリハルコン』という伝説の金属を目指す彼からしたら
安定し変化のない生活よりもいいのかもしれないけど・・・今までで一番やばい状況な気もする

少なくとも4人には生き残って幸せになってもらいたいんだが・・・どうかな?

最後に一文。

クースラのセリフ

戦いの前日に眠りに付くフェネシスに言ったセリフ
彼のあだ名みたいなものですが・・・なんか安心して眠りにつこうとする彼女に
このセリフを・・・ってシーンがなんかよかったのでコレで

イリーネのセリフとか他にも色々と候補はあったんですが印象深かったので。

セリフではなくシーンに限定するなら隠し部屋を発見するために
フェネシスを怒鳴って床に伏せさせて涙でプルプル震えてるシーンなんですけどね・・・
その挿絵のフェネシスがちょっと可愛すぎる・・・このぬこが!!?

「俺は眠らない錬金術師だからな」

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No title

お久し振りです。

ウルちゃんすっごくいい娘ですよね♪

ウェランドがいかさまをしていない事をクースラに諭したり、みんなが一緒にいられるかどうかを占おうとしたり。

最初の頃はクースラにやり込められる事が多かったですが、最近はしたたかさも身につけ、とてもいい感じですね(^^♪

そりゃぁみんなからお姫様扱いされるわぁ!!!

でも、そんな彼女だからこそ不安になりますね。

占いの時も自分は入っていない感じでしたし、全員が生き残るためとはいえ、『聖なる魔女』になることもクースラのために受け入れてしまっています。
『魔女=異端』の時代に、これまた異端の象徴である『竜』を生み出し使役するという意味で、自らの身体的特徴以外でも危険な称号をクースラのために笑顔で受け入れていますからねぇ・・・

ウルちゃんはもっと自分の幸せのためにわがままになっていいと思います。

彼女が自分も含めた全員で幸せを掴み取ってほしいものです。
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