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葵くんとシュレーディンガーの彼女たち

あらすじ

睡眠こそ至上の喜びと豪語する少年、葵には、
幼い頃から誰にも言えない大きな秘密があった。

朝起きると、隣に住む幼なじみが変わる―葵は眠るたびに並行世界を行き来してしまうのだった。

いつも元気な真宝と、優しいお姉さんのような微笑。
二人の幼なじみがいる生活はずっと続く・・・そう思っていた。

だがある朝、葵の何気ない一言をきっかけに、
二つの世界は少しずつ「重なり合い」はじめる。

さらに、葵の秘密を知るもう一人の不思議な幼なじみ・舞花が現れ・・・
やがて世界の選択を迫られた葵が選ぶのは、真宝か、微笑か、それとも。

夏の終わりに贈る、SF青春ラブストーリー。

感想

電撃文庫9月の新刊

内容的にはランダムで平行世界を行き来してしまう高校生の物語

主人公であるは寝て起きると平行世界に移動してしまうという体質の少年
子供の頃はその平行世界も複数存在したけど今は2つ・・・

隣の家に住んでいるのが同い年で妹のような真宝が住み
父子家庭で名字が『相楽』である世界

隣の家に住んでいるのが1つ上で姉のような微笑が住み
母子家庭で名字が『江村』である世界

に落ち着いてきていて・・・毎朝、窓から見える幼馴染の部屋の
カーテンの柄の違いでどっちの世界かを判断している・・・って状況。

もちろんどっちの世界で目を覚ますかはランダムで毎日ってわけではなく
は子供の頃からそんな感じなので親しい友人も作れず
世界によって授業の進行度も違う事があるためにそれに対処するために
勉強はできる・・・って感じ

これ・・・めっちゃ不便だ・・・

友達ができない・・・ってのは遊びに誘われて予定を作っても
その日に自分がその世界にいるかどうかわからないわけで
自分が平行世界に行っている間は別の自分がいるわけだけど
そっちの自分は約束を知らないわけで・・・って感じだし
どうやら学校の間取りや所属する教室も違うみたいで
違和感を感じられないようにとクラスメイトの名前はきちんと
2世界分覚えなきゃいけない・・・とかなり面倒くさいみたい。

家族構成すら子供の頃に両親が離婚した・・・って事らしいけど
片や母親、方や父親で名字すら違うとか・・・スゲー面倒くさいっぽい。

子供の頃は自分の置かれる状況がよくわからずにおかしいと思われたみたいだし
よく普通に高校生まで成長っできたな・・・って感じですね

ただこの状況で安定していたんだけどが受身ではなく能動的な行動を・・・
2つの世界で2人の幼馴染に・・・同じように演劇部に所属する2人に
文化祭の劇のテーマに自分が体験しているような平行世界をネタに・・・
と提案した事によって状況に変化が起き・・・最近起こっていなかった
第三の世界への移動が行なわれ・・・それを契機に今まで行き来した2つの世界が近づき
は決断を迫られる事に・・・

タイトルに『シュレーディンガー』とあるように有名な思考実験のように
が存在する平行世界は彼が観測し・・・彼が望む事で徐々に固定されていくようになり
現在2つだけなのはにとって姉のような微笑と妹のような真宝が大切な存在だからこそ
移動先に選ばれている世界・・・って感じであり彼が2つの世界で同じような行動をとった為に
世界が近づき・・・徐々にその両方の存在確率が相殺しあってがより望む世界のほうに
固定されようとしていく・・・って感じになりはどっちかを選ばなきゃ・・・って事に

学生ならともかく将来を考えるならこの事は彼にとって良い事なんだけど
必然的にどちらかの幼馴染とはもう会えなくなるわけで・・・という状況
まぁ事情を知らない相手からしたらどっちにしろ『その世界の葵』
存在するわけなんですけどね・・・

そんな状況下で第三の世界で隣の家に住む幼馴染・・・舞花
全ての世界の自分とリンクしている存在で彼女の幼馴染であるがいて
その舞花の影響で平行世界へ移動する事になったから他の世界のも・・・
って事らしく彼女が元凶とも言えなくもないけど・・・彼女は
が幼馴染である世界以外の平行世界では世界への影響と
自身の情報過多を防ぐために感情もなく家もでない・・・という状況であり
幼馴染であるの影響で多少なりとも感情を持つ舞花の場合は
より一層厳重に外へでないようにしているらしいって事で・・・
彼女は彼女で・・・色々と不便というか・・・キツイ生活を送っているみたい

まぁだからこそ・・・ボッチであり・・・多くの世界において唯一
自分の友達といえるの存在は大切である・・・そのせいなのか

友達

って言葉に色々な世界の舞花はかなり敏感になっているようで
基本別の世界では自宅待機状態の舞花達なんだけど
友達の頼みだから・・・とか言われるとと知り合っていない世界の舞花達が
行動する事による情報量の増加も厭わずに協力してあげて・・・と思うらしく・・・
と・・・あれ・・・なんか涙が・・・

そんな舞花の協力を得つつ・・・能動的に動いた事で変わっていく状況
真宝との関係や微笑との関係・・・2つの世界の接近による影響
これまでほとんど動かなかったからこそ知らなかった自ら何かをする楽しみ
そして2つの世界で起こる出来事・・・それには立ち向かっていく事に

にとってはどちらも大切な幼馴染で分かれたくはない
たとえ自分がいない時は別の自分が彼女達の近くにいるんだとしても
この物語の主人公は子供の頃に真宝の言葉で救われたって思いでは彼だけのものだし
微笑だって彼にとってはとても大切な存在

だけど一番のネックは

真宝が幼馴染の世界ではほとんど交流のない学校の先輩でしかない微笑
微笑が幼馴染の世界ではほとんど交流のない同学年の生徒でしかない真宝

という今まで別の平行世界の彼女達を引きずってしまっているからこそ
あえて交流を持たなかった『幼馴染ではない2人』との事もあり・・・
と色々と・・・複雑な感じになってますね。

が幼馴染で隣の家に住んでいる・・・というのは真宝にとっても微笑にとっても
かなり重要な事であり・・・彼女達の本質をきちんと理解して一緒にいてくれる存在ってのは
どうやらだけであり・・・彼が幼馴染でない方の彼女達はある意味で
自分をもっとも理解してくれる人・・・がいない状況みたいですしね・・・

っていうかアレだ・・・

お前ら付き合っちゃえよ・・・

って言いたくなるくらい幼馴染とは仲がいいし・・・お互いを気にしてるんですよね
まぁのほうはそういうんじゃない・・・って感じみたいなんですが
真宝微笑・・・彼女達側は明らかにを意識しているわけですし。

真宝舞花がいきなり現れた時は自分の知らないの友達がいるわけない
って感じで実際に名前で呼び合う仲だと知った時はショックを受けて走り去ってしまい
さらにが救われた・・・って過去では何気に稼ぎがいいならと結婚する
とまで言っていて・・・何気に今も覚えてる
まぁさっぱりした性格だから舞花も次の会話の時には役者としてスカウトしたい
って感じの対応になってたけど・・・それでも好意は感じられた

微笑の場合は朝、基本的に眠るの大好きなので遅いが早起きして
自分と一緒に登校してくれるって時には顔を赤くして喜んでいたし
2つの世界が近づいた事で2つの世界の人間の意識がリンクし始めた時に
真宝が幼馴染の世界で知り合ったばかりの微笑舞花がおそろいのストラップを
舞花が友達の証として買ったそれを持っている事を知り
ショックのあまり大失敗をしてしまった・・・って事があったので
リンクしてそれ・・・って事は本来の微笑が幼馴染の世界での想いの強さは・・・って事に

爆発すればいいのに・・・

ちなみに・・・基本的にこの物語の主人公以外の世界の
特定の世界をすでに選んでいてほとんど移動する事はないみたい
舞花の世界のは何か動いた時に事情を知るために呼ばれる可能性がある
って感じみたいですし・・・

ちなみに舞花舞花で多世界において唯一の友人って存在である
存在はかなり大きいみたいで・・・

爆発すればいいのに・・・

って感じです・・・

まぁ最終的に重なり合おうとしていた2つの世界に干渉する事で・・・
が能動的に動いて作中での劇の結果を大きく変えることで2つの世界は
再び乖離して・・・元の2つを行き来する状況に逆戻り

結局・・・決められないのか・・・

って事で決着。
まぁ・・・うん・・・どっちになっても後悔しそうだしね・・・

何気に真宝側の世界では微笑が別の・・・舞花の世界ではの事情を知り
今回の一件で微笑側の世界でも事情を知った天馬というクラスメイトが
台本を手伝った事もあって微笑を慰め・・・いい感じの雰囲気になった模様
そうか・・・世界が乖離しはじめたから・・・
まぁ自分の幼馴染ではない微笑とは言え別のやつが・・・っては思ってましたが
そこらへんはね・・・今まで交流持たなかったのが悪いわけで・・・自業自得かな?

この作品はたぶん単発作品だと思うんですが
やろうと思えば別の確率で成り立つ別のがいる世界で
別の幼馴染や友人と・・・って感じの話を構成する事ができるわけで・・・
さて・・・続編はでるんだろうか・・・

その場合でも舞花だけはつねに同じ記憶を共有するわけですけどね・・・
感情だけは共有できないけど。

個人的にこうゆうSF色の作品も好きなので・・・続編でると嬉しいかも

最後に一文。

舞花のセリフ

※マホ界(真宝が幼馴染の世界)
※ホエ界(微笑が幼馴染の世界)


今回の一件の後のとの会話での一言
あれ?友達だよね・・・?友達だと思ってるんだよね・・・?
他の感情だったりしないよね!?ってかちょっと怖いよ!?
って思ったのでコレ・・・

確かに・・・あらゆる世界においての隣にいられる存在っていうと
彼女だけなんだけどさ・・・

「まあ、いいわ。
 あんたがマホ界にいようが、ホエ界にいようが、
 二つの世界の分岐状態が解消されようが、」


「篠崎真宝や遠藤微笑はともかく、
 私はどこの世界でも、あんたの傍に存在しているんだし」


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