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瞳のさがしもの

あらすじ

「あ?」

僕の乗っているバスが、交通事故に巻き込まれた。

隕石が落ちてきたような、とても大きい音がした。

それと同時に、僕の隣に偶然座っていた、とても かわいい女の子と、激しくぶつかりあう。

事故に遭ったことを瞬時に理解できず、僕の頭の中は真っ白になっていた。

唯一記憶しているのは、その衝撃によっ て、自分の『右目』を失ってしまったこと。

そして、隣に座っていたかわいい女の子と、ファーストキスを交わしたこと―。

感想

メディアワークス文庫2013年9月の新刊

短編集なんですが・・・コンセプトがなんていうか・・・

(*△*)目が・・・目がぁぁ

って感じになっていて・・・登場キャラの目に異常が起きます

ポーン!したりグシャ!となったり
右目と左目で見つめあったり、病気で徐々に・・・って感じだったりします・・・

え?作者はなんか目に恨みでもあんの!?

ってくらい目が・・・って事でタイトルがこれなんでしょうね・・・
ただそういう結果になりつつも希望が持てる終わりになってる作品の方が多いので
この作者さんの作品的には・・・まぁ案全牌なんだろうか・・・
もちろんえ?ホラー?って終わりもあるけどね・・・

ただ1つだけ言える・・・ラストの作品は傑作だ!
って事で短編ごとの感想を・・・

・ひかりの消える朝

小学3年生の少年・シンバと少女・ひかりの話

田舎が舞台で親が都市開発に関わって子供の遊び場を結果的に奪ったために
他の子供達から距離を置かれてしまい・・・ひかりの方はいじめも受けて
結果的に二人だけで潰れたパチンコ店で内緒で遊んでいたんだけど
ひかりが引越しする事になり・・・徐々に時間が・・・って感じであり
さらに言うならシンバひかりが好きだけど・・・ひかり
3年生のリーダー的存在であるクモイが好きで、
シンバは自分が一番になれない事を理解していて
ひかりひかりで・・・自分のクモイへの想いが成就しない事も理解していて・・・

お前ら・・・達観しすぎだよ!?

となんかこう・・・微妙に小学生らしくない小学生達でした・・・
二人はひかりが交換したいものがあるからとパチンコ玉を集めていて・・・
って感じで徐々に時間がなくなっていくんだけどある日、他の子供達に
秘密だったその場所がばれ・・・みんなそこで遊んで騒ぐことになり・・・
シンバクモイに怒りを感じて喧嘩・・・その最中、意外な反撃に驚き
激昂したクモイが手にしたガラスの破片によって・・・

右眼球が切り取られ

シンバは片目を失われることに・・・

怖いわ!?

え?何してんの?って感じです・・・ってか小学生・・・
この後・・・入院して・・・クモイが許されようとめっちゃ献身的に見舞いに来たりして
そりゃ罪悪感すごいだろうな・・・って感じで・・・
だけどひかりとの時間も一気に減って・・・とダメダメな感じで・・・
引越し前日にお見舞いに来て一日中一緒にいてくれたけど・・・それでも結局
二人が望んだ笑顔での別れはできずじまい・・・

だけど・・・希望はあった

ひかりはこの街での最後の思い出を作る相手としてシンバで妥協していた
クモイの事は好き・・・もちろんシンバも好き・・・だけどそういう意味では2番
だけどひかりにとってシンバが大切である事に変わりはなく
彼女がシンバの元に残したパチンコ玉・・・それで交換したかったものは

シンバとすごした時間

だった・・・という・・・先払いで貰っていたから・・・って事だったみたいで
2人でしていた行動が全部自分と過ごす時間を大切に思ってくれていたからだったという
シンバにとっては・・・2つの意味で・・・

片目の光を失った
好きな女の子であるひかりがいなくなった


という”二つのひかり”を失った・・・と絶望していたところで
光明が差し込む出来事であり・・・ラストは別れが謝罪や泣き顔なんて嫌だからと
夏休みになったら会いに行こう・・・という前向きなもの

うーん・・・あれだ・・・

やっぱり小学生っぽくないな

・静電気の季節

大学生の青年と女性の話

まったく見ず知らずの状態でバスに乗っていて事故に遭遇
隣の席同士で座っていた二人はその時の衝撃で顔面で衝突
お互い青年は右目、女性は左目を合わせ鏡のように失う事に。
ちなみに・・・生き残ったのは2人だけ

いきなり・・・スゲー展開だなオイ・・・

ただこの時、青年と女性はキスもしてしまっていて
青年はこの時からずっと失った右目が最後に見た彼女の事を好きになり
まさに片思い・・・って感じで積極的にアプローチ

女性の方は彼氏いるけど・・・こんな状況で彼氏は見舞いにも来ず
顔は痣だらけで片目を失い・・・もう彼が望むような顔はできず・・・
お互いが加害者で被害者でもある青年とは・・・慰めあえるからこそ
そういう関係になってしまうのはどうなの?って思いもあるらしく
ずっと振り続ける・・・という妙な関係に

ただ・・・なんだかんだ言って結構一緒にいるし・・・脈はある感じ。
まぁ青年は恋だと思っていて・・・女性は同情と共感だ・・・って思ってるんだけど。

終盤・・・女性が通っている大学に青年と共に訪れ彼氏が受けている講義室へ行き
扉を開けた瞬間に・・・

現実を直視

する事になってしまい・・・今まで通りでいられない事を痛感
それでも・・・やっぱり恋人同士にはなれず・・・
二人の始まりであるキスをもう一度して・・・すっきりして終わりにしようって事で
キスして・・・その後は退院までほとんど会わなかったみたい。

何気に出会ったときは会話はあまりしなくてもお菓子は奪われたらしいが・・・

どういう状況だ!?

ラストは再びバスに乗っていた青年の失った右目側の席に誰かが座り
ガラガラのバスでわざわざ自分の隣に座るような相手は・・・
そして事故のとき大学帰りに同じバスだったって事は
こういう状況も当然あるわけで・・・さて・・・って所で終了

この後・・・この二人がどうなったのかは・・・想像におまかせって事かな?
女性が彼氏とどうなったのかは謎だしね。

それと何気にこの青年は小学校時代にシンバとクラスメイトだったっぽい・・・
そういう話を看護士の人に話してたし・・・別に話をする仲ではなかったみたいだけど。

・みんなおかしい(ぼく含む)

えっと・・・うん?これは・・・

なんだ?

表面的には鏡の中でだけ見る事ができる『彼女』に恋をする『僕』の物語

6歳まではまったく体を動かせなかった・・・とか
それがある時を境に自由になったとか
鏡の中の『彼女』をずっと見ていて・・・邪魔する教師とかには暴力とか
『彼女』に似た相手を見つけて・・・結果殺してしまった経験があるとか

『僕』はかなり壊れているってか・・・怖い感じ
ただ彼曰く・・・『彼女』の姿は他の人にも見えているはずなのに
わからない・・・って状況でいまいちよくわからない状況

最終的に・・・擬態を覚えて大学でそれないの生活をしていたけど
前に殺した女の子の友人だった女性に飲みに誘われ、その帰りに『彼女』
鏡をかいさずにあう方法を思いついて・・・女性は邪魔だと殴り飛ばし
帰路についたところを・・・新人の殺し屋に刺される・・・という・・・

え?いきなり!?

という驚愕の展開・・・
ただ・・・ここからがかなり・・・あれ?って展開・・・
刺されてかなり重傷状態なのに冷静で・・・死にかけているのに
喋ろうとし・・・まるで痛覚と切り離されている感じ

そして最終的に『僕』が殺し屋に全財産で頼みをして・・・
その結果が・・・

誰もこない静かな場所で・・・

右目と左目が見詰め合うようにする


って事だったみたい・・・
最後に自己紹介があり・・・

『僕』は『ミギメ』と呼ばれ
『彼女』は『ヒダリメ』と呼ばれる


そう締めくくって終了・・・え?目に体乗っ取られてたの!?
これってつまりあれだよね・・・6歳の時点で体に宿ってた心が失われ
右目にもあった心が体を掌握・・・自身が本来は目だから
恋焦がれたのが同じ目であり・・・しかもそれが自分が動かす体の
もう片方だった・・・だから鏡ごしでしか出会えなかった・・・という・・・

ホラーなの!?これホラーなの!?

って感じで・・・最後の紹介まで全然気づかなくて・・・
このちょっと怪しい描写はなんだろう・・・って感じだったからな・・・

そして何気にこの殺し屋の使った技がシンバが使っていたものと一緒・・・

まさか・・・ね・・・

・瞳のさがしもの

主人公が子供の頃から徐々に成長していって・・・
その過程でさまざまな『ひとみ』って名前の女の子に恋をするんだけど
全て片想いで終わり・・・でも彼の原初にあるのは子供の頃・・・近所に住んでいた
女の子の事であり・・・という話

主人公は子供の頃から視野が安定しないみたいでスポーツとかもダメだったけど
大人になって仕事を始めてから・・・ようやくそれが病気だと・・・
徐々に視野狭窄になっていき、最悪の場合は失明という病気だと知り・・・
29歳にして仕事を退社・・・どうしたもんか・・・ってなるんだけど
最終的に・・・子供の頃に件の女の子と一緒に旅と行ってでかけた廃ビルへ行き
そこで・・・女性と出会い・・・お互い顔を確認してびっくりという
希望が持てる終わりかた。

主人公の行動が暢気で色々と面白いけど・・・徐々に視野がってのは
ちょっと怖い感じもありますね・・・
女性の方はなぜ廃ビルにいたのか・・・やっぱり彼女も彼を待っていたのか・・・
そういう詳しい説明は一切ないんだけど・・・再会シーンはいい感じでした

これでこの女の子・・・成長して女性になった彼女の名前も『ひとみ』だったら
なんていうか・・・凄いかも・・・わからんけどね。

他の作品と違ってじわじわと目が・・・って感じで
そこは・・・ちょっと怖いかも。

全然性質は違うけど、自分目が悪いので眼鏡が手放せないんですが
家の近所でも裸眼で出歩くとちょっと驚きますからね・・・あまりのぼやけっぷりに
ぼやけているだけでもそうなのに・・・徐々に視野が狭く見えない部分が・・・とか
想像するとめっさ怖い・・・

・にゃんと素敵にゃ

ぬこが主人公

にゃーがにゃーしてにゃー

_:(´ཀ`」 ∠):_グファ

以上・・・感想でした・・・いや、

ぬこ可愛ええええ

これしか印象にない・・・
だって

『な』が『にゃ』になって語尾も『にゃ』

こいつら・・・俺にトドメを刺しにきてやがる・・・

この話はどちらかというと目に関する何かは特になく
ペットショップで数いる中から自分を選んでくれた人間の女の子に
恋をする猫の話・・・実際こんなんだったら・・・ずっと撫でてたい・・・

最後に一文。

『にゃんと素敵にゃ』における姉のセリフ
主人公である猫(とこぶし)をペットショップで選んだ時のセリフ

この一言で彼は恋をしたらしい・・・のでこれで。
選んでもらえるってのは・・・いい事だよね。

「私は、この子がいい」

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