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ゴールデンタイム 7 I’ll Be Back

あらすじ

夏休みの終盤、実家に戻って同窓会にも参加し、
記憶を失う前の過去としっかりと向き合えた万里は、
新学期にあわせ晴れ晴れとした心で東京に帰ってくる。

一方、万里が不在の間に、香子や柳澤、
千波もそれぞれ新たなステップへと向かう気持ちを固めていた。

自作のエッフェル塔、焼肉、阿波踊り、そしてまた焼肉・・・・・・。

たくさんの出来事を経るなかで、みんなの関係も移ろっていくが、
そんな中で万里の身に思わぬ事態が起こり!?

竹宮ゆゆこ&駒都えーじが贈る青春ラブコメ、佳境に突入の第7弾!

感想

ゴールデンタイムの7巻

アニメ開始!!

とか色々と明るい話題はある・・・だけど・・・なんだろ・・・
今回の話は読んでて・・・ちょっと厳しいだろコレ・・・って感じになる話でした・・・

感想は短めで・・・

今の絡みに絡み合った人間関係である以上は必然的な事ではあるんですが

光央がリンダに惚れ

千波が光央への想いに気づき

そして万里の過去と彼とリンダの関係

さらには万里と香子の恋人関係


と・・・もはや三角どころではなく凄い歪な事になってる彼らの関係
一番の原因はいまだに香子以外は万里が記憶喪失であること
記憶を失う前はリンダと親しかったことを友人達に話せていなかったから・・・であり
今回ついにそれに焦点が当てられたんだけど・・・

うわぁ・・・これは・・・

すれ違いが・・・すれ違いを呼んでる・・・

って感じになって・・・友人関係が壊れかけそうになりますね・・・
光央が自分の気持ちをみんなに伝え、そして万里リンダの関係を疑い
嫉妬してしまっていて、そんな友人がいのない自分も嫌で・・・と万里に話してくれても
万里は・・・真実を言えない・・・

さらにそれについてリンダに相談しているところを千波に見られ・・・
千波は二人の仲を誤解・・・これまた変な感じに・・・

なんていうかこう・・・読んでいて・・・

関係が軋む音が聞こえる

って感じなのがまたね・・・合間合間の部分はいつものノリだったりしてるせいか
その部分に来ると読者でしかないんだけど・・・ドキっとするというか・・・
凄い集中して読んじゃったんだけど・・・これは・・・キツイ・・・
前回の話で万里は過去の・・・自分が知らない自分を知っている友人だった人達と
どうにか楽しく・・・そして仲良く馬鹿騒ぎも出来て・・・
リンダとの関係も落ち着いた感じになって・・・よかった・・・って感じだったけど
最後の部分で不安の種を植え付けられ・・・今回はそれが花開いた感じで
なんかもうアレですね・・・

やめて・・・万里のLPはもう0よ・・・

って感じ・・・さらに関係がそんな風になっているなかでついに訪れるのが

万里、消滅の危機

という・・・洒落にもならない状況に・・・
前回の話で『万里』・・・万里を後ろからずっと見ていた本来の彼がもういいと
谷底に落ちていって消えた・・・そして今の万里が残った・・・そんな感じで
記憶も少し戻って・・・このまま彼を軸に記憶も戻って・・・って感じになるかと思っていたんですが
『万里』ですら・・・本当の意味では

”多田 万里”ではなかった

という・・・凄いことになってますね・・・
”多田 万里”は事故直前までの記憶しかなく・・・そして彼がついに目覚めようとするんだけど
目覚めた彼は・・・いつのまにか知らない部屋で・・・知らない場所で・・・
そして知らない人間が自分の名前を呼ぶという恐怖体験をする事になり
彼の主観では直前まで待っていた相手・・・リンダを求める・・・という・・・

記憶喪失だった人間が記憶を失っていた間の事を忘却して
そのまま間が抜けたように・・・まるで時間を飛び越えたかのように戻る
そんな感じの状態で”多田 万里”が時折現れるようになり
万里『万里』も自分と同じように本体からいつの間にかずれて存在していた
別の可能性であり・・・彼をそれを悟って消えていった・・・そして今度は自分の番かも
しれないという恐怖に襲われ・・・って事に・・・

いや・・・マジきっついわー

そして当人からしたら・・・恐怖でしかないですよね・・・
前から自分が”多田 万里”ではなく事件後に生まれた別の人間だと
自覚していた万里なわけで・・・

そしてもし消えたとしても・・・例えば両親や昔の友人達は
自分達の知っている”多田 万里”が帰ってきた・・・となるわけで
彼の存在した証明が・・・なにもなくなってしまう・・・

だからこそ・・・”多田 万里”の一時的な帰還による騒ぎを目撃した
千波のカメラに・・・今まで友人達に話せなかった自分の事を全て語り
もし自分が消えた時は探してくれ・・・とメッセージを残した・・・

ここらへんは・・・うん・・・ちょっと安心できたんですよね・・・
万里がまだ自分の存在を諦めてないし・・・光央二次元くん
そして千波・・・なにより香子なら自分が消えても見つけ出してくれる・・・と
彼らを信じるって決断をようやくできたわけだから・・・

だけどラストに待っていたのは・・・それを全て粉砕する一撃・・・
田舎から戻る時に母親に渡された思い出の指輪を香子に渡して・・・
プロポーズ的な意味も込めて・・・そして自分が消えた時に戻ってくるための
最大の誘導する光として香子にそれを託そうとしたんだけど・・・結果は・・・

拒絶

香子は今回、ずっと万里がみんなに話せるように・・・と色々お膳立てしたり
田舎から帰ってきた直後には前はもっと後で・・・パリで・・・と言っていた
二人が結ばれる時を前倒ししようとしたりと・・・色々頑張っていたんですけど
どういうわけか・・・万里を拒絶し・・・置いていってしまった・・・

冒頭で・・・今回の最初の部分でその時の心情が語られていて
初見ではこれ誰の?そしてどういう意味?って感じの文章だったんですが
最後まで読んでからだと・・・意味はわかる・・・

だけど何故その結論に至ったのか・・・って点だけは

まったくわからん!

イヤ・・・これはどういう事だろうか・・・
前みたいに1人で考えて変な方向にぶっ飛んでしまっているのか・・・
それとも成長した結果、今の万里を受け入れるのは彼のためにはならないと
あえて突き放したのか・・・うーん・・・マジでどうなんだろうか・・・

というか・・・自分が自分であるための最大の要素である彼女に拒絶され
ラストでの万里は・・・もう何がなんだかわからない心理状況・・・
下手したらこのまま押しつぶされちゃうんじゃないだろうか・・・

ずっと明るい雰囲気を醸し出していた彼らのサークル・・・『おまけん』
阿波踊りの祭りに参加するもあまりの練度の低さに運営側を怒らせて
衣装などをもう貸してもらえない・・・なんて状況になったりして
彼の周りの状況も全体的に・・・色々と酷いことになってしまっていた感じだしね・・・

唯一の救いは・・・彼女はともかく友人達は・・・まだ・・・って事くらいかな?
ただ光央が真実を知って・・・どう考えるかはわからないし
千波は・・・リンダ万里の関係の誤解は解けて・・・謝ってもらい
さらに友人組では初めて万里の事情を詳しく知ったわけで・・・どうなるかわからない感じ

それにしても・・・

I’ll Be Back (また戻ってくる)

希望がある言葉なんだけど・・・こと万里に関しては・・・恐怖でしかないな・・・
そして彼自身が戻ってきて見せる・・・という決意は初っ端からくじかれるし・・・
サブタイトルを読んだ時の印象とかとは・・・予想とはだいぶ違う感じだったこともあり
気分が重くなる話でしたね・・・だからこそ面白かったんですが・・・

最初の『ロールパン』の件の時は・・・まさかこんな事になるなんて
まったく思わずに笑って読んでいられたのに・・・

そしてここから事態はどう動いていくのか・・・って点がより気になる
内容でもありましたしね・・・さて・・・次巻はいつごろになるのかな?

最後に一文。

万里のセリフ

千波が映すカメラに今存在する自分を残して友人達が
自分を探し出すきっかけにして欲しいと・・・過去を語る
その始まりの部分・・・すごく印象的だったので・・・

「・・・多田万里が、半泣きで走っている。
 深夜一時の東京の街は、東京のくせに真っ暗で、
 人気もなく、明かりのついている窓もない」


「・・・俺は、いうなれば幽霊みたいなもの」

「かつての名前は多田万里」

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(電撃文庫)

(2013/10/10)
竹宮ゆゆこ

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