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旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで

あらすじ

世界は穏やかに滅びつつあった。
「喪失症」が蔓延し、次々と人間がいなくなっていったのだ。
人々は名前を失い、色彩を失い、やがて存在自体を喪失していく・・・・。
そんな世界を一台のスーパーカブが走っていた。
乗っているのは少年と少女。
他の人たちと同様に「喪失症」に罹った彼らは、学校も家も捨てて旅に出た。
目指すのは、世界の果て。辿り着くのかわからない。
でも旅をやめようとは思わない。
いつか互いが消えてしまう日が来たとしても、後悔したくないから。
記録と記憶を失った世界で、一冊の日記帳とともに旅する少年と少女の物語。

感想

喪失病と呼ばれる謎の病気で緩やかに滅びに向かう世界で
旅をする少年少女の物語。

○喪失病

「名前」が消える。

自身も含め名前を忘れ、書籍、電子情報からも消える。

「顔」が消える。
写った写真から姿が消え、データ、絵画、記憶にも残らない。

「色」が消える。
色素を失ったようにモノクロに見えるようになる。

「影」が消える。
影が消え、光すらその人を透過するようになる。

「存在」が消える。
その人は虚空に消え、その人が遺した物も消える。

残るのはそんな人がいたという周囲の人の記憶のみ。
基本的にゆっくり症状は進むが、一気に進行する人もいる。



この病気が世界中で発症しはじめ1年半ほど経ち、場所によっては生活を
維持できなくなってしまった世界。

主人公である「少年」「少女」、そして登場人物も全てこんな感じで「名前」
でてきません。全員、喪失病が発症しています。

対抗策もなく滅びに向かう世界で旅を続ける2人とその間で出会う人々の
触れ合いが書かれています。

滅びに向かう世界なのですが結構ほのぼのとした感じがあります。
悲しい別れの話もありますがこんな世界でも一所懸命に生きる人々がいる。
野盗の存在が書かれていますが実際に出てくることはなく、登場人物は
基本的に皆いい人です。

読み終わった後、妙に満足感がある1冊でした。
おすすめの1冊ですね。

最後に一文。
滅びに向かう世界。旅の目的地を聞かれた少年と少女が答えた言葉。

「「世界の果てまで」」

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ジャンル : 小説・文学

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