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再生のパラダイムシフト Ⅳ ナイト・オブ・アイリス

あらすじ

世界に宣戦布告を果たしたレーシュ率いる潜水都市『雨燕』。

彼に対抗するため橙矢たち『特査』の面々は
『鶺鴒』の代表として北半球最大の潜水都市『羽衣』に接触する。

「―特別派遣調査室は、解散させる」

美陽の父、特立研究機構現総裁から突きつけられる厳しい現実。
解散を撤回させるため、選抜試験で力を示すことになるのだが・・・。

「なんで引けないんだよっ!?」

銃口の向ける先を見失い、葛藤する橙矢。

「―お久しぶりですね」

再会するもう一人の少年。

そして新たな残留体の出現。

「僕は、君と戦うよ」

少年が決意した先にあるものとは―。

感想

再生のパラダイムシフトの4巻

表紙は主人公、橙矢とその上司である美陽と親友であるノボル

そっちにフラグが立ったか!?

そして

橙矢、パワーアップ・・・キタ――(゚∀゚)――― !!

という感じでした・・・

今回は前回のレーシュが起した事件と潜水都市『雨燕』の建国
そして世界に対する全ての『花瞳』を破壊するという宣戦布告を経て
彼が他の潜水都市が『花瞳』に接触するのを妨害し始めたって事もあり
今回接触する事になった北半球最大の潜水都市である『羽衣』へと向かい
そこの武装研究員と合同で『羽衣』が要する『花瞳』・・・『黄金の花瞳』への
合同作戦に橙矢たちは参加する事になり、さらに自分達のトップ
特立研究機構現総裁であり美陽の父でもあるジノベルトから
今回の作戦で最優秀業績賞を取れなければ橙矢たちが所属する『特別派遣調査室』は解散だ
って事実を突きつけられ・・・って厳しい状況になるんだけど
ここにきて橙矢が・・・決定的な不調に・・・って感じで話が進むわけですが・・・

ついに・・・って感じでしたね・・・

1巻開始時点は自分のせいで・・・そして姉を直接害した『残留体』に対して
ただただ殺す・・・と憎しみを持っていて・・・だけどほのみと出会ってそれが緩和
ほのみ自信がその『残留体』だと判明しても彼女への気持ちは変わらず
最終的に自分を許す事ができるようになった

2巻では大本の敵は同じ人間であり・・・『残留体』と戦いはしたけど
知能はそんなでもなく・・・さらに顔見知りや知り合いがピンチだったから
必死に戦った・・・

3巻では1巻の彼に戻りそうになったけど仲間達のおかげで踏みとどまり
ほのみ『還元』しようとしたレーシュを殴り飛ばした

って感じだったんですが・・・ついに彼がずっと向き合ってなかった事に・・・

ほのみの同族と戦えるのか

という決定的な事実と直面する事になり・・・引き金が引けなくなる事に・・・
まぁね・・・家族になった相手と本質的に一緒である相手・・・
さらにそれに人間と同レベルの知性や人格があったとしたら・・・
ほのみと同質である『ゴスペル』が相手なら・・・って悩んでしまったわけですね。
元々、姉が自分を庇って怪我をして仕事を引退したって事で
自分の体を省みずに戦いに没頭してしまうくらい思いつめちゃう少年なんで
悩み始めると・・・ちょっと深刻になり気味って感じですね・・・

自分はほのみの側にいていいのかどうか・・・って感じで・・・
仕事はまさにほのみの同族と戦って殺すといっても過言ではないわけですし・・・

しかも今回の作戦で訪れた『羽衣』

自国の常識、他国の非常識

って言葉が示すくらい武装研究員『残留体』への扱いが『鶺鴒』とは違い

戦いはエンターテイメント

って感じであり人類の宝・・・生きるのに必要な『涙晶』を得るために
『残留体』と呼ばれる化物と戦う勇ましき武装研究員たち・・・って感じで
『羽衣』ではTV中継されるくらいであり・・・その根本的な考え方の違いも
橙矢を迷わせる原因になってしまうわけで・・・かなり追い込んでますね・・・

まぁどっちのスタンスも悪いとは思わないんですけどね・・・
『鶺鴒』では生きるために必要だから・・・って理由でありあまりオープンではない
だからこそ武装研究員は畏怖の対象でもある
一方で『羽衣』では『鶺鴒』と違って『花瞳』が都市内部にあり
その上層部はすでに制圧して拠点にすらなっていて・・・そして多くの武装研究員を抱えているので
餞別メンバーによる作戦って形で挑む事ができて・・・そういう意味でも
あんまり住民に畏怖されるのは・・・って思惑もありそうな感じ。
ある意味で大勢いればそれは軍隊に匹敵するわけで恐れられるのは逆に不利ですし
こういう風に英雄視、娯楽の対象みたいに誤魔化す事も必要な気もする・・・

まさに国が違う事による状況と文化の違いによる格差なわけですが・・・
橙矢ほのみ達からしたら・・・うーん・・・って感じなんでしょうね。

ただそんな橙矢を救ったのは・・・

仲間達の言葉

なんて・・・仲間に恵まれてるんだ・・・って感じでしたね・・・

最初は美陽

橙矢の任務とか戦う理由とかではなく彼個人が何をしたいのかを聞いた
理屈で先に納得しようとする橙矢にとっては・・・ある意味、目から鱗って感じだったのかな?

そしてわからないなら、自分が一番気になっている事を考えろと・・・

次はつばさ・・・橙矢ほのみを特別だと思っていて・・・自分はそうはなれないのかな?
それでも彼の側にいるために頑張る・・・というひたむきな思い

いや、充分特別ですよ!?

ってツッコミを入れたいけどね・・・多分つばさが浚われた・・・とかだったら
葛藤とかすっ飛ばして『残留体』とか蹴散らしそうなくらいだしね・・・

ただ彼女のそのひたむきな想いに『自分はふさわしくないのでは?』ではなく
『自分がふさわしくなる』って気持ちを持てるようになり・・・

その次がリノン

彼女は本来所属する『涙晶管理局』の人間が・・・自分がかつて『羽衣』で受けていた
『ゴスペルの監視もしくは殺害』の任務の後任が存在して・・・
今回の作戦のメンバー内にいるだろう・・・って事を明らかに秘密であろうに話してくれて
注意してくれた・・・彼女個人の橙矢への信頼から

そしてラストはノボル

美陽と連絡が取れなくなり危険とわかっていても橙矢たちに同行
ジノベルトに反対されもしたけど、かつてジノベルト美陽が言ったのと同じ言葉を放ち
そして・・・非戦闘員であり非凡な才能を持つノボルを失うわけには行かないという
彼の意見を翻させてみせ・・・そして何よりレーシュとの遭遇戦においては

能力無効化?なら物理で

という・・・当たり前のようでいて誰も考え付かなかったらしい発想の元
『思考昇華』『還元』できるレーシュ『レギナ・リリウム』に対して
普通に拳銃で・・・実弾を放つこの世界ではすでに骨董品扱いであり
『残留体』武装研究員相手にはまったく意味のないその武器を持ち出し
レーシュの足止めに成功・・・

普通の物体は『還元』できないし・・・もちろんレーシュは普通の人間の肉体なので
撃たれれば血が出て傷つくわけで・・・と

あれ?これレーシュ詰んでね?

一応、今回は逃亡成功したみたいだけど今後彼が責めてきたら
鉛弾で弾幕張ればそれだけでやばいんじゃないだろうか・・・このテロリスト・・・

こんな感じで・・・仲間達に背中を押され今回相対した『ゴスペル』に対して
たとえ違う存在であってもほのみと共に生きたいと・・・相応しい人間になると宣言し
ほのみもそれを望み・・・『ゴスペル』・・・『黄金の騎士』はそれを羨みながらも
戦いに・・・

『再生』から『創造』へ

この戦いはまぁ橙矢が胸を貫かれたところまでが前半戦だったわけですが
そこから『ほのみと共に生きる』という意志・・・そしてそこからの発想で
『残留体』が自身の肉体を『思考昇華』で生み出し強化しているなら
擬似的とはいえ彼らと似た存在である自分にも・・・って事で

自らを・・・『残留体』へ『創造』

という荒業に出て・・・見事勝利したのが後半
前回の話で彼の体が度重なる『再生』によって
ほとんど『思考昇華』によって作られている・・・って話があったけど伏線だったのかな?
1巻で戦った『ゴスペル』の姿をまとって肉体も圧倒的に強化・・・
ラストは素手だったしね・・・これは凄い・・・

人間だけど『残留体』となった橙矢

『残留体』だけど人間になったほのみ

ある意味で同じ存在になったって感じでもありますね・・・

ただ『黄金の騎士』を倒し・・・だけど殺さず、ほんとうは寂しがっていた彼女を
負けたんだから使命は果たせない、だから自分達と一緒に・・・って手を伸ばしたんだけど・・・
なんていうか・・・安易な幸せが許されない世界・・・って感じですね・・・

涙晶管理局 鈴蘭・フランツィスカ・ハーゼンクレファー

『羽衣』に来た橙矢たちを案内し、美陽とも旧知である武装研究員の女性
だけど今回の話では悩む橙矢に対して色々と助言とも諫言とも取れる言葉を残していて相手
彼女こそがリノンの後任で・・・『ゴスペル』を殺すもの・・・

最悪ですね・・・まったく罪悪感もなくただ任務だから『黄金の騎士』を殺した
すでに戦闘する意志もなにもなかった無防備な相手を・・・
さらにほのみや・・・橙矢まで狙うという・・・かなり怖い相手
一応、リノンが駆けつけたことで不利を悟って逃げたけど・・・

ラストに学園に転入

というとんでも展開が待っていたわけで・・・いや、マジどうなるんだろうか・・・
っていうかこの人・・・任務いいの?

ただ次回予告を見るとリノン中心の話みたいだけど鈴蘭のせいで
問題がおこるっぽいし・・・やっぱ碌でもなさそう。
彼女がリノンの後任として『鶺鴒』にきてリノンが飛ばされる・・・とかなのかな・・・?

それと気になる事がもう1点・・・『涙晶管理局』は基本的に任務を受けて
潜水都市に潜入捜査って感じで溶け込んでるみたいだけど
3年前にリノン『羽衣』から『鶺鴒』に移り住んだ
つまり3年前までは前任者が『鶺鴒』にいた・・・って事なんだけど・・・

これ・・・ハル姉さんじゃね!?

3年前の怪我で武装研究員を引退する事になったわけですが
それと同時に『涙晶管理局』のメンバーでもあって任務が続けられないから・・・とか
なんかそんな予感がびんびんする・・・ここまで書いていて違ったら恥ずかしいけどね・・・

次回はどうなるのか・・・楽しみのような怖いような・・・ですね。
リノンは好きなキャラなので退場とか離脱とかやめてほしいなぁ・・・

ほのみつばさに2人に相応しい人間になる・・・とか意識せずに言っちゃう橙矢だけど
リノンリノンで信頼してるし・・・いい感じなんですけどね・・・

そして恋愛面では・・・あと2グループ・・・

1つはレーシュとその妹的存在であるアイネ

お前らもう付き合っちゃえよ

もうそんな感じですね・・・なんかレーシュはすでに尻にひかれている感じ
『レーちゃん』とか呼ばれて恥ずかしい・・・だけど嫌がるとアイネが悲しむし
彼女にそう呼ばれるのは嫌じゃない・・・とか・・・お前・・・

爆発しろ

アイネレーシュが決定的な一線を越えないためのリミッターにもなってるみたいだし
いいコンビではありますね・・・このままだとろくな未来は訪れなそうなんですが・・・
レーシュのせいで・・・レーシュのせいで・・・

そしてもう1つのカップルは今回判明したカップル

ノボル&美陽

ノボル美陽が作った『特別派遣調査室』を解散するといったジノベルトに・・・
ある意味で『鶺鴒』の国王とも言える存在に食って掛かり
かなり美陽を心配するそぶりをみせ・・・美陽美陽はでまんざらでもない感じで・・・

ってかお前らもうry

エピローグでは今回の一件で無事最優秀業績賞を取った事で
『特別派遣調査室』の継続が認められジノベルト自らそれを祝いに現れ
美陽そっくりの悪戯っぽさというか・・・点ねんっぷりを発揮して
ノボル美陽の関係を聞き始め・・・美陽ノボルに家庭的アピール

あれー?なんか外堀埋められてる!?

って感じになってましたね・・・ジノベルト相手に啖呵を切ったのが
逆に好印象だったみたいだし・・・ノボル自身は美陽の事は好きみたいだし
予想外のところでカップル生まれたな・・・今後のこの2人の関係も期待したいところ

ちなみに主人公は誰か1人を選んで残り2人が悲しむようなら
次元の壁を越えて殴りに行こうかと思う・・・いや、無理だろうけどね・・・
ほのみつばさリノンもさ・・・振られる展開とか見たくないんだけどどうしたもんか・・・

最後に一文。

美陽のセリフ

悩んでいる橙矢に最初の光明を与えた言葉
姉であるハルにしろ美陽にしろ近くにいる年上の女の人が頼もしすぎるな・・・

このセリフはストンと心に響いた感じだったので採用

「だいだいやじるしのやりたいことは、なんだい?」

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(2013/12/20)
武葉 コウ

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