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犬とハサミは使いよう 8

あらすじ

突然現れた、書林社副編集長を名乗るナズナと彼女が引き連れた三人の人物。

ナズナによる、紅葉の作品が平凡に堕したという指摘に愕然としていたところに、
さらに事態が急変!何と、かつて紅葉たちが住んでいた監獄島を占拠したと告げられたのだ!

って占拠って何!?

テロリストなの!?

相手の目的も分からぬまま、ともあれ島に乗り込んでいった俺たちを迎えたのは―。
大人気不条理コメディ、第8弾!!

感想

犬とハサミは使いようの8巻
感想は短めで

前回のラスト・・・書林社の副編集長であるナズナ
秋山 忍秋月 マキシ姫萩 紅葉の合同サイン会で行われていた投票を
邪魔する形で現れ・・・さらに3人に倒されてもらう・・・と
謎の3人の作家らしい女の子を連れていて・・・
そして最後には

紅葉は普通になってしまった。倒すまでもない

という・・・世間知らずだったゆえの独特の世界観が外の世界に出て
和人との触れ合いで普通を知った事で失われた・・・と言われたところで終了
今回はその続きなわけですが・・・

こう・・・きたか・・・

こっちも3人、あっちも3人なので3対3で戦うのかな?って思っていたんですが
特にそんなことなく・・・今回はその中の一人・・・水無川 真秀が相手であり
彼女の因縁の相手は・・・紅葉

と言っても彼女も作家でありその特性は霧姫・・・秋山 忍なみに本が分厚い事
本の内容のうち、主題が1割でその他が9割って感じの本らしい・・・

どんな本だ!?

って感じみたいで・・・実は因縁と言っても・・・

特にたいしたことはない

真秀は主人公である和人なみの・・・

本バカ

であり・・・彼と違う点は

執拗なまでの本の蒐集癖

であり・・・読むことではなく集める事を何よりの至上とする女の子であり
色々な兵器・・・軍艦やら飛行機やら戦車やらの中身を図書館にして
天井・床下・四方の壁・・・全部本棚にしてどこでも読めるようにし
夢は国会図書館を超えて世界図書館・・・というくらいの本を集めるのが好きな子であり
紅葉の家にあるという稀少本が欲しくて今まで何度か話をしていたみたいだけど
ああいう正確なので要領を得ず・・・って感じだったみたいで
今回はそのせいで事件が起きた感じ・・・

灯台もとくらし

だったわけですけどね・・・ナズナから本に命をかける犬がいると聞いて
和人をさらって・・・実際、会話はまったく通じてないんだけど本に関することで
和人がめっちゃ喜んだり反応したりしてる事に気づいて意思疎通ができて・・・
種類が違うとはいえ同じ本バカなので意気投合したりしてたんだけど
実は真秀が欲しがっていた本は和人が短編集3巻の話で報酬に貰ったもので
彼がずっとリュックに入れていた本だったり・・・

紅葉が無表情すぎて佐芽以外は全然気づいていなかったんだけど
サイン会を邪魔された事や、自分の作品に駄目だしされたこと
変な女に島を占拠された事や、和人が浚われた事など・・・たまりたまって・・・

キレていらっしゃった紅葉さん

ぶっちゃけ・・・普通の飛行船とか戦車では彼女の武装には勝てないよね・・・
最後には砲台を直接向けられてめっちゃ焦ってたし・・・
真秀と一緒にいた佐芽が元所属知っていた組織の後輩に当たるらしい執事・佑斗
佐芽九朗の合体技で沈んだし・・・なんかある意味で一番色物な勢力に
なりつつあるっぽい紅葉陣営なんだけどね・・・

マキシはあれでウザイくらい派手だったりするだけでまともな方だし・・・
霧姫は・・・まぁ・・・うん・・・戦車とか軍艦とかハサミで切り裂いて絶好調だったけど・・・

あれ?まともな作家がいないな・・・

でも今回のこの一件は・・・決して悪い事だけではなかったので・・・ちょっと怪しいかな?
ナズナはわざわざ挑発するような事を言って、真秀が島を占拠したことも伝えた
そしてその結果、紅葉は怒りをみせて・・・そして自分の作品について・・・
自分が色々知った事で変わったとしてもそれが今の自分の表現したいものであり
他人にとやかく言われる筋合いは無い・・・と自分の作家としての誇りを垣間見せた
ここら辺まで考えていた・・・とかありえそう・・・

和人は前回のラストで自分が紅葉を人間として普通に近づけたけど
作家として駄目にしてしまったのでは・・・と悩み、さらに霧姫にも悪影響を与えているのでは?と
悩んでグルグルしてしまっていたけど・・・彼女のこの言葉で色々吹っ切れたみたいだし

結果的には・・・色々な悩みとか問題とかいい方向に向かってるんですよね・・・
ただ・・・結果だけ見ると他にも1つ・・・

終わりへの道筋

が見えてきてしまったというのも・・・ナズナが引き起こした事・・・

九朗がカラスになってまで現世に残ったのは妹である紅葉が心配であり
彼女が作家としてではなく一人の女の子として今後も生きていけるようになるまでは・・・
というものであり・・・今回の一件はその心配を吹き飛ばすほどの安心を九朗に与えて

もう想い残す事はない

とまで言うくらい紅葉の成長が実感できた話だったわけですが
ラストに待っていたのは・・・数週間後、動かなくなった九朗を連れて
焦ったように和人たちに会いに来た紅葉の姿・・・

霧姫はなんとなくその結果を予想していたみたいだったけど・・・
やっぱりというか・・・未練がなくなれば・・・不自然な形で命を繋いでる
和人九朗みたいな存在は成仏してしまう・・・って事なのかな?
これでただ意識を失ってた・・・とかしょーもない事だったらちょっとアレだけど・・・
さすがにないよね?

こうなるとおそらく和人の場合は・・・

色欲を読む

ってのが未練なわけで・・・霧姫が・・・秋山 忍がそれを書いて読んだ時に・・・
彼の未練はなくなって・・・って事になるわけで・・・

切ない展開だなぁ・・・

霧姫は書けるのか・・・って問題もあるし、自分のことを考えて書かないとかだと
和人の悩みが再燃する・・・なんかいきなりシリアス度が増した感じです・・・
まぁ和人の場合は・・・なんかその他の本ももっと読みたいって感じで未練を繋げば
大丈夫な気もしないでもないんだけど・・・さてどうなるのかな?

残る敵の作家は二人・・・

早崎ステラ

マキシと因縁があるらしいライトな短めの小説を書く作家であり
女性に人気のある作品を書いてるらしいけど・・・印象的には一番まともそうだった
この二人の戦いがどうなるのかも・・・気になるところ
ちょっと不安なのは気づいたらいつのまにか戦いは終わっていたらしい・・・って展開だけど
マキシだと蚊帳の外で物語が終わってるとかありえそうで怖いな・・・

そして最後の1人は

穂積 雷火

真秀も詳しい人となりはあまり詳しくない・・・ただ秋山 忍に関してだけは
異常な執着を見せる・・・『色欲』に大きく関わる女の子みたい
まだ存在しない本に関わっていて・・・さらに現状まだ作家ではないみたいだけど
彼女とのあいだにどんな因縁があるのか・・・かなり気になるところ
ただ彼女の存在が・・・そろそろ霧姫に『色欲』の執筆をさせる要因となっていって・・・
って感じになる可能性が・・・この状況だと大いにありえるんですよね・・・

そしてそこらへん全部ナズナの思惑通りとか・・・まぁそうだとしても
完全に悪とは言えないわけだが・・・うーん・・・あくまで予想だけど
いったいどうなるんだろうか・・・

最後に一文。

紅葉のセリフ

ラストの九朗が動きません・・・っていうセリフもインパクトあったんですが
こっちの方がビビっときたんでコレで。

真秀に言ったセリフですが・・・なんかこう紅葉の成長がわかるセリフは
結構いい感じなんですよね・・・

「あまり、私を、姫萩紅葉という作家を舐めないで下さい」

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(2014/01/30)
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遅ればせながらただいま俺も読み終えました。

今回の展開は本当に色々と予想外でしたよね…
てっきり夏野vs映見でやった執筆戦(うろ覚え)を3vs3でやるとかだと思ってましたが、この感じだと個人ずつ撃破してく感じですかね

そして今までの展開からして、まさか九郎さん脱退とは思いませんでした…これを描いてしまったからにはもう今までのような明るさを出すのは難しいかも…これを出すか出さないかは更伊先生も苦渋の選択だったと思います

うーん…これからどうなるんですかね…全く想像出来ません……
成仏について夏野は少なからず予期していた、そして夏野は和人が好き……
それこそ今回の件で和人が苦悩したように、夏野の色欲を書くのに支障を来す可能性も…。果たして夏野は色欲を書ききるのか、続きがとても気になるところです!

拙く長文にも関わらずここまで読んで下さりありがとうございましたm(__)m

No title

何か…2巻の「鈴奈=ラスボス」発言が伏線に思えてきます…
以下は私の妄想ですが読んで頂ければ幸いです

色欲を書きたがらない夏野、しかし鈴奈の最大の目的は編集者として作家・秋山忍に本を書かせること
ここでひょっとしたら鈴奈がラスボスとして登場するのかも…?
で、いろいろあって色欲が出版される、和人はそれを読むが
「あれ…?未完……?」
みたいな流れになって「大罪」が大長編になったりとか…

…公共の場で妄想垂れ流して申し訳ありません
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