スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

水木しげ子さんと結ばれました

あらすじ

今日は転校初日で、もう学校に着いていなければいけないのに、
僕は今、死体を埋める穴を掘っている。

そんな僕の左手の「ある存在」―それを追って振り返ると、
僕以上に血みどろで、死体をいじくる女の子がいる。―水木しげ子さん。

まるで人形のように完璧に美しく、けれどとても恐ろしい女の子。
でも、彼女こそ僕の「運命の人」に間違いない。
だって、彼女の左手の小指は僕の左手の小指と「運命の赤い糸」で結ばれているのだから・・・。

殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」で結ばれてしまった二人に、
次々と訪れる数奇な殺し合いの「運命」の行方は―?

ただ一度の電撃小説大賞・20回記念特別賞受賞の怪作、ついに登場!!

感想

電撃文庫2月の新刊

帯に入間 人間さんの言葉があって

この作品が大賞じゃないなんて見る目がない

って趣旨の言葉が書いてあるんだけど・・・

当たり前だよ!?これ万人受けしないよ!?

という作品になってます・・・『みーまー』系ですしね・・・これ・・・

さて・・・基本的にこの作品は主人公である朝生しげ子さんの物語であり
朝生は物語の舞台となる街に引っ越してくる前に『見知らぬ人』に襲われ
頭を殴られ拘束されたうえに、彼の血を注射器で体内に入れられた・・・という
猟奇的な体験をしており、それ以来ごく少数ではあるけれど
まるで血の色のような光・・・まるで糸のようなものが人と人を繋げているのが
見えるようになり・・・自分の小指にもまたどこかに向かって伸びる糸が見えて・・・
転校先であったその糸の先・・・

運命の赤い糸で結ばれた相手

こそがしげ子さん
ちなみにしげ子さん『しげ子さん』で書いていきます・・・なんか呼び捨てで書くと
怖い・・・なぜだろう・・・って事でそうします。

だけどこの『赤い糸』は・・・確かに『運命の赤い糸』ではあるんだけど
結び合うのは・・・

殺人の加害者と被害者

という・・・とんでもない運命の相手とであり、どちらがどちらを・・・というのもわからない。

この『赤い糸』

・相手の小指から伸びているのを目視すれば先を追う事ができる

・目を離せば見えなくなってしまう

・壁を透過したりせず道なりに伸びる

・どちらが加害者で被害者かわからない


って性質であるんだけど・・・朝生は糸の意味に気づいてからは
それによって起こる悲劇をどうにか回避できないか・・・
運命を変えられないかと挑戦していく感じ。
今回の事件は全部で4つ・・・とりあえず事件ごとの感想を

ちなみに事件の内容に思いっきりツッコミ入れてるんで

ネタバレ満載です!

読む予定があるなら・・・見ないほうがいいかも

・ 落下する彼

転校早々、しげ子さんと出会い死んだ猫のお墓を作ってあげて
知り合いになった事で・・・みんなから恐れられている彼女と同類だと思われ
クラス委員で天然気味の虹子以外から距離を置かれた朝生

そんな彼にできた普通に話す事ができる友人・が中心の話。

彼には『赤い糸』があって・・・意味を『見知らぬ人』からの急の電話で
目の前でそれを見せられて知った朝生はそれをどうにかしようとするけど・・・

騙されなかったけど・・・これは・・・

は小学生のときに自分をいじめていた相手を橋から突き落として
殺してしまった・・・という過去がありその被害者の家族から恨まれていて
特に死んだ相手の妹・・・からは住所を変えて母方の姓にしても発見され
家に押しかけられていて・・・って状況であり
糸を追った場所にはちょうど家のドアをたたくとそれで外にでてきたの母親がいて
朝生を憎んで・・・と思って彼女を説得する事に

自分も犯罪者の身内であり・・・被害者でもあったから

朝生の父親は近所の女の子をめった刺しにして殺したとして逮捕
獄中で自殺・・・残された家族に非難は殺到して・・・母親は精神を病んで
怪しい宗教にはまって・・・朝生と姉の冬羽をおいて失踪

だからこそ・・・犯罪者の家族の気持ちはわかる・・・だけどその後に判明した事実

父親は冤罪だった

って事で一転・・・被害者側に回りも下ので・・・やるせない思いもある
だからこそ朝生をその事実も含めて伝えて説得したんだけど・・・

いや、復讐しましょう

しげ子さん・・・オイオイ・・・
が自殺サイトに書き込みをして飛び降り自殺しようとしてるから
書いていた時間に行けば突き落とせるよ・・・と伝える事に・・・

なにしてんのこのヒロイン・・・

そしてこの後が・・・怒涛の展開・・・
朝生の言葉をきっちり受け止めていて・・・廃墟の屋上で
を突き落とす事はなかった・・・彼と同類にはなりたくないからと・・・だけど

さらっと樹が苗を落とした

という・・・さすがに私も予想外の展開に・・・
どうやらコイツ・・・最初からぶっ壊れていたみたいで・・・何かを落として壊すのが好きであり
今までも自殺サイトに書き込んだ不特定多数の人物を・・・
書き込むからこそ逆に迷って止めて欲しいと思っている相手の背を押して
突き落とし続けていた事が判明・・・大量殺人犯でした・・・

これは予想できんかった・・・

まぁ彼は口封じしようよ襲ってきたけどしげ子さんに無力化
家に帰った後に

事情を知らされた母親に殺された

って事で事件は終了・・・・・・

後味悪ぃ・・・

『赤い糸』が繋がっていたのはではなく母親のほうだった・・・って事なんですよね
これは描写からなんとなく疑っていたんですがの性根の事はわからなかったですね
つまり朝生は結局・・・糸が示す運命を変えられなかったことに・・・

ただしげ子さんが事前に落下地点にクッションとなるものを設置していたので
ちょっとした怪我で済むことに・・・何気に死の気配とか復讐しちゃえとか言う割りに
きっちり考えて無駄な被害がでないようにしていたみたい

※ この話のしげ子さんの見所(笑)

お手製の薬を朝生に注射
この薬を試した犬は山の主と呼ばれる熊を他の犬を指揮して倒した模様

・ 出れない彼女

↑の事件でさらにクラスメイトから距離を置かれ始めた朝生
担任から教師も恐れるしげ子さんと仲良くできるんだから・・・という意味不明理論で
不登校のひきこもりである日和へプリントを届けるように頼まれる事が発端となり
日和をどうにか家からだせないか・・・って事になる話

なぜなら・・・日和の家に言った帰りに日和の部屋から見えた手には『赤い糸』があったから。

母親がモンスターペアレントであり過剰なほど過保護
父親も外に出て危険かもしれないんだし今の方が幸せかもしれないだろ?

というような家庭環境であり朝生は果たして自分の考えは正しいのだろうか?って
悩んで・・・日和の過去・・・そして日和と親しかった少女・月絵の事を知ったり
彼女の家が事実無根っぽい風評被害で失踪した事もわかったりしてたんだけど
しげ子さんとの会話でこの悩みは自分が傷つく事を悩んでるんだと気づき
しげ子さんと共に家の中へ・・・

不法侵入?なにそれ・・・

いや・・・朝生もなんかもう吹っ切れぎみでしたけどね・・・
ただ待っていた真実は・・・

うわぁ・・・

というものでした・・・部屋には日和の両親すら気づかないように
月絵が監禁されていて・・・犯人は当然日和

”彼”は月絵が引っ越す事になるのが耐えられず彼女の両親を殺して拉致
ずっと両親にも隠して彼女を脅して監禁していたらしく・・・
だけどこの時点で・・・しげ子が彼女の存在にとっくに気づき・・・
彼女を部屋の外から鼓舞・・・生きたいなら行動しろという声にしたがって

日和を殺害していた

というオチ・・・まぁ・・・日和が明らかに悪いんだけどね・・・
結果的に結局また『赤い糸』の運命は変えられなかったわけですし・・・
ただ月絵という監禁されていた少女だけは助け出せたわけですけど
この娘もこれからが・・・地獄の可能性があるんですけどね。

※ この話のしげ子さんの見所(笑)

トビラ堂ノブオさんという人から全ての家と部屋の鍵を貰い
さらに日和の部屋に入るためにプラスチック爆弾で爆破

・ 腐らせる男

『グールマン』と呼ばれる女性を誘拐して生きたまま腐らせるという方法で
連続殺人を行う犯人をTVを見ていて朝生『赤い糸』によって気づき
どうにかしようとする話

しげ子さんの過去について徐々に知りたい気もしてきて・・・と一緒に調べてたんだけど
それとは逆に知りたくない気持ちもあり・・・さらに『赤い糸』の運命を
2度も変えられなかった事で消極的になっていたんですが
虹子が巻き込まれたかもしれない・・・と思って・・・結局杞憂だったっけけど
自分は結局、割り切れないと思い知って事件を解決に動き出す事に

ぶっちゃけた話・・・虹子は最初から最後まで・・・なんか怪しいって思っていて
もしかしてこの娘が『見知らぬ人』なんじゃないだろうか・・・
もしくは何か決定的に壊れてるんじゃないか・・・とか考えてたんですよね・・・
しげ子も彼女だけは苦手にしていた感じだし・・・まぁ実際は

ただの天然

だったわけですが・・・あまりにも自然体で緩やかに生きてる感じが
逆にしげ子からしたら苦手だっただけなのかもしれない・・・結局最後まで
一切怪しい部分がなく終わったわけでこれはかなり以外でしたね・・・

犯人は『見知らぬ人』から朝生のことを聞いていて抵抗してきたけど
まぁ・・・うん・・・なんとかなった・・・主にしげ子さんのおかげで

ただ『赤い糸』は最初6本もあって・・・途中で1本減り・・・
でも残りの被害者5人は救えて運命を変えられた・・・と思ったら
その5本は死刑になるであろう彼を殺す時に絞首台のスイッチを押す人数だ
『見知らぬ人』に言われて・・・結局駄目だった事に・・・

ここまで来るとわかるんだけど・・・必ず救われる人はいて・・・希望は残ってる
ただ手遅れな部分はなんかもうどうしようもないって感じなのが厳しいかもしれない

※ この話のしげ子さんの見所(笑

犯人に問答無用でスタンガン
その後、被害者を探すために朝生に車を運転させる。

・ 決断する僕

『見知らぬ人』こと・・・水木 楽朝生が向き合う話。
実はしげ子さんの実の兄であり子供の頃に急に動物とかを殺すようになり
両親に地下に閉じ込められた少年

いや、そこでなぜ閉じ込める

というツッコミは置いておいて・・・原因は朝生のように別の人間に血を入れられ
『赤い糸』が見えるようになったため。
その相手はに23本もの糸が繋がっているのを知り、それを実感させる事で
命の貴重さを教えようとしたけど現実は・・・壊れてしまったという事みたい。

しげ子さんが誕生日なのに可哀想だからと地下からだしたら両親を殺し
そしてバラバラにして妹に料理して食べさせたくらいに・・・

いや・・・それは・・・

でも親のほうにも問題があって・・・母親がのために作った料理には
毒が仕込んであって・・・やっぱり殺そうとしていたという

しげ子さんは自分が兄を解放したせいで両親が死んだと思っていて
さらに思い出を受け継ぐために母親の名前である『しげ子』に改名したという
かなり壮絶な過去が・・・

朝生朝生を恋人だと姉である冬羽から・・・
刑事でありブラコン気味で朝生の転校先の学校を公安の人に頼んで
調査してもらうほどの人なのに明らかな偽名の彼と恋仲になり・・・さらに

妊娠

までしていたという状況で・・・さらに冬羽の小指から彼女のお腹の中に

赤い糸

が・・・最悪の状況です・・・の血を引いてるからおそらくその子も糸を見る
力はあるだろうから・・・と・・・
その状況下で朝生に糸を断ち切る方法を教えるからしげ子さんを殺せといい
朝生に毒を渡したわけなんですが・・・

糸を断ち切るんじゃない・・・運命を断ち切る!

という思いのもと・・・しげ子経由でノブオさんの元へ迎い
小指を他人のものに付け替えてもらう事でを騙し、
しげ子が彼の隙をついて攻撃・・・という凄まじい身を切る戦法で対抗

いや、まじで切ってるけどね・・・

その発想でてきてる時点で朝生もたいがい壊れてる気がする・・・
まぁそれでもしげ子さんに止めを刺そうとするのは止めて・・・
そして『赤い糸』の存在理由を・・・赤い色という警告色で人に
くるかもしれない悲劇を回避させるためのものだ・・・とに言い切り
しげ子さんが今のまま・・・道を間違えてしまわないように、
そして自分が迷わないように隣にいてくれと頼んだ・・・いつか
二人を結ぶ糸が消えるときも二人が無事である事を信じて・・・

この後、はそのセリフを馬鹿にして・・・しげ子さんが自分を殺せないのは
糸が繋がってないから・・・今誰とも繋がってない自分は誰も殺せないと叫び
歩道にでたところを車に轢かれ・・・意識不明に

朝生は姉にの本性を伝えられず・・・また彼のセリフも完全に否定できず・・・
という・・・なんとも不完全燃焼な終わり方に

ただ・・・なんとなく朝生しげ子さんは一緒にいれば大丈夫な気もする
朝生がいつも缶のおしるこを飲んでるしげ子さんにコーンポタージュを飲ませようと
自販機の違うボタンを押したら・・・切り取られた左手が落ちてきて・・・そこには糸が・・・って
終わり方でしたけどね・・・

あれ・・・これ大丈夫なのかな・・・?

朝生はまぁこんな事もあるよね・・・糸があるからまだどっちも生きてるはずだし
探しにいこう・・・と前向きだったけど・・・いや、まじそれ大丈夫なのか?


全体的にアレですね・・・最初はしげ子さんの方が危うい感じもしたんですが
何気に彼女は素はいい娘さん・・・朝生はちょっと危ないものを抱えているって感じでした。
だからこそ二人一緒なら曲がらずに・・・って終わり方はいい感じでした。

まぁ・・・左手の件をさらっと受け入れちゃうこの二人がこの時点で
曲がってないのかって言ったらそんな事ないんですけどね

それとこの作品で一番気になったのは

トビラ堂のノブオさん

でしたね・・・しげ子さん曰く

いつもキラキラした顔のノブオさん

事故で顔中にガラスが刺さっているからキラキラしてる ∑( ̄ロ ̄|||)

医者でもあり顔が修復可能な患者を首を挿げ替えて治した∑( ̄ロ ̄|||)

片目が義眼で代わりに電球が入っていて光ってる
∑( ̄ロ ̄|||)

らしいですからね・・・

イラストはないのか!?

ってくらい気になる・・・ってか普通に生活してるだけで通報される気が・・・
ノブオさん・・・いったい何者なんだ・・・

最後に一文。

しげ子さんのセリフ

彼女のキメ台詞っぽいもの。
怖いけど・・・何気にこのセリフを言う相手こそが本当に壊れていて
罪を問われるべき相手だったのが意外といい感じでしたね
なのでこれで

「呪うなら自分を呪いなさいな」

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)水木しげ子さんと結ばれました
(電撃文庫)

(2014/02/08)
真坂マサル

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

カレンダー(月別)
08 ≪│2017/09│≫ 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
FC2カウンター
カテゴリー
<< 全タイトルを表示 >>
最近の記事+コメント
最新トラックバック
その他
にほんブログ村 小説ブログへ にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
応援バナー
アオイハルノスベテ応援バナー02

BaseSon最新作『真・恋姫†英雄譚』応援中!

プロフィール

kenkenMk2

Author:kenkenMk2
FC2ブログへようこそ!

生活費を削ってでもライトノベルを買いあさる読書中毒者です。 リンクフリーです!
うりゅー
リンク
グリムス
その他
あわせ読みたい
RSSリンクの表示
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。