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ふわふわさんがふる

あらすじ

この星にはふわふわさんという存在がある。

生き物かどうかは今のところ分からない。

でも、人の形をしてこの地に立つ。

すべてのふわふわさんは、失われた者の姿を真似して、存在する。

僕としては、いわゆる『よみがえり』なんてものは信じていないけれど・・・。

目の前で、綿毛が渦を巻き、幼い少女が現れた。

『ふわふわさん773』。

僕は思考のノイズに延々、苛まれ続ける。

あれは見間違えるはずもなく。

十年前に僕の世界から失われた、ねえさんだった。

『電波女』の入間人間が描く、白く儚いセンチメタル・ストーリー。

感想

入間人間さんの新刊
感想は凄く短めで

書くかどうか迷ったんですが続きがかなり気になるって事もあってアップ
続きは・・・おそらくあると思うんですが・・・まず最初に読み終わって思ったのが

騙された・・・orz

って事でしょうか・・・叙述トリックってやつですが・・・この作品を構成する
重大要素の1つに最後の最後まで・・・それがはっきり明かされるまで気づかなかったですね
これはあれだ・・・

かなり悔しい

作品の世界観は近未来・・・なのかな?
ただちょっと・・・どうなんだろ?って感じの世界であり
そしてその中で10年前からよく晴れた夕方に綿毛が降ってきて
それが人の姿をとった

『ふわふわさん』

と呼ばれる生き物がいる星の話
『ふわふわさん』はある一定条件の死者の姿を模して人の姿を取り
だけど総じて白髪でそれぞれ番号を名乗るという感じであり

主人公、ヒフミ『ふわふわさん』を苦手にしたんだけど
その前に10年前に亡くなった彼の姉である『ナナミ』の姿をした『ふわふわさん』
誕生して・・・

同じ姿をした相手の家族が引き取る

という法律のために彼女の面倒を見なくてはならなくなり辟易しながら・・・
って感じで物語はすすんでいき

『ふわふわさん』に対する世間の反応・・・積極的に認めて崇拝すらする人々
逆に異常なものだと排斥しようとするものなどある世界の中で
最初は嫌がっていたヒフミ『ふわふわさん773』と名乗った彼女と一緒にすごし
徐々に心を許していって、姉の名前と同じナナミと言う名前を与えて
常識が微妙に危ない彼女に少しずつ色々と教えながら暮らしていく・・・って感じの話で
ほんわか風味の・・・作者さんの作風的には『電波女と青春男』みたいな感じでいきつつ
不思議な力とかが関わっていくのかな・・・

なんて思っていたんですけどね・・・

予想以上にハードな世界じゃねーか!?

ってどんでん返しをラストにくらう事になったんですよね・・・

ヒフミが両親と姉を失い、犬のリッキィとの暮らしで当人は車椅子
仕事は元レンタルビデオ屋の店舗の奥の部屋で

1日50枚の絵を描くだけ

という謎のものであり・・・別に凄い画家ってわけでもなさそうなので
そこはかとない意味不明さを不気味に思ったりもしていたり
姉の死因が交通事故で・・・しかもヒフミの目の前に首が飛んできて
思わず拾ってしまった・・・とかちょっとアレな過去があったりはしたみたいで
事故の原因がその時に振ってきた綿毛であったり・・・それ以降は綿毛が降る時間帯の
車の強制停止が義務付けられた・・・とか色々と気になる点はあり

『ふわふわさん』方面でもナナミの方も他の『ふわふわさん』と違って
巨大な綿毛に変身できたり
雪風と呼ばれる『ふわふわさん』らしくない凄く普通っぽい喋り方をする
『ふわふわさん』ヒフミが知り合ってヒフミの前に同じ仕事をしていた
相手を知っている風だったり、ヒフミ

名誉二等市民

ってものについてもなんか思う事があったりと・・・色々と気になる事は
ちりばめられていたけど、概ね

ヒフミとナナミが心を通じ合わせていく

って過程を描いている感じだったのですが・・・まさかのまさか・・・
物語の終盤で色々と・・・凄い事が起きたり判明したり・・・で読み終わった後に
もう1回、ざっと読み返すことになりましたね・・・ええ・・・

ナナミ『ナナミ』・・・ヒフミの姉の記憶を持っているっぽいって事
それを乗り越えて仲良くなった直後に綿毛が降る中で無理に走って暴走したトラックに
ナナミが轢かれヒフミがパニックになり

車椅子から立ってトラックを殴って壊して助けようとする

ってあたりから・・・

あ・・・れ・・・?

って思い始めていたんですが・・・ナナミは綿毛状態に分解したあと再構成して無事
その前には片腕をなくしたヒフミがいて・・・そこからは機械のパーツが

ヒフミはなんとロボットだったのです!

っていうか『ふわふわさん』以外全員ロボットだった!

なぜなら人間はロボットが滅ぼしたから

ってマジか!? ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

どうやらヒフミ・・・は製造番号である123から来た名前で
『名誉二等市民』は人間と共に暮らしていたロボットの事。
ヒフミの両親は人間であり姉・・・『ナナミ』は製造番号773だったと・・・

そして『ふわふわさん』が名乗る番号はこの製造番号由来であり
不完全だけど記憶も保持してるみたい。

そしてなによりあくまで破壊されたり機能停止したロボットの姿を模して
空から降ってくるのであって死んだ人間の姿にはならないとの事・・・
だから両親は条件を満たさずナナミ『ナナミ』の姿で降りてきたわけなんですね・・・

ヒフミの家の隣にすむお姉さんがクロ・・・おそらく96
ヒフミが働いている店のクロのお姉さんが無垢・・・おとらく69
なんでしょうが・・・ヒフミはなんか観察対象っぽいですね。
彼が『名誉二等市民』だかららしいけど・・・詳しい理由は不明
絵を描かせているのも記憶データをとりあえず何でもいいから描写させているみたいだし・・・

そしてここまで真実を知ってから思い返して・・・そして読み返してみると
クロが持ってきた変な料理やヒフミナナミのために作った料理の描写があるんだけど

ヒフミが食べている描写がない

序盤にリッキィの晩御飯を用意して食器を洗うシーンがあるんだけど
よく読むとヒフミが食べたって描写はなく、あくまで犬であるリッキィのために
用意したって感じであり、クロの変な料理にもツッコミはいれたりしたけど
どうせナナミが食べるからと自分自身は文句ひとつない・・・なにせ食べないから
って事だったみたい・・・ここら辺は全然気づきませんでしたね・・・

この設定の世界の中で今後この2人・・・でいいか・・・
とにかく2人がどんな風に生活していくのかとか・・・何が起こるのかとか
続きが色々と気になってしまう感じ。

さて・・・シリーズ化するんだろうか・・・そこすらわからんのだけど・・・
とりあえず楽しみにしてようかと

ここまでズバッと騙されると逆に気になってしょうがありませんし。
それにしてもこれ・・・

ラブコメ

らしいんですよね・・・あとがきによると・・・

最後に一文。

ヒフミナナミの会話

ヒフミが本当の意味で彼女を受け入れ始めた最初の部分だと思うのでコレ
ヒフミが名前を求めるナナミにそれを伝えた時の会話

「ナナミ」

「これ、なんだと思う?」

「ふわふわさん773は、それを名前だと判断する」

「・・・そうだ。これは、きみの名前だ」

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