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剣刻の銀乙女(ユングフラウ) 7

あらすじ

皇禍たちの王に即位したエステルを王都に迎えたエストレリャでは、
ルチルら王族を中心に会談を重ね、
人間たちと罪禍たちと不可侵協定の締結に向けて動き出 していた。

その頃、協力関係構築の一環で辺境の砦を視察していた皇禍フランの前に、
国王暗殺の嫌疑をかけられ行方をくらましていた王国最強の騎士ヒネーテ が現れる。

ヒネーテはかつての高潔かつ勇猛な騎士の姿を失い、
尋常ではない力と剣刻でフランを圧倒し・・・。

時代を超えた剣刻をめぐる戦い、ついに完全決着の とき!

感想

剣刻の銀乙女の7巻

表紙は『ユングフラウ』展開状態のエステル、そして・・・

最終巻です!!

好きなシリーズなんで終わってしまうのは寂しいのですが
終わらないってのはそれはそれで嫌なものなんでこれはこれで良かった訳ですが。

さて・・・今回の内容はとりあえず

主人公、爆発しろ!

最終決戦!総力戦!!燃える展開!!!

主人公、爆発しろ!

いつのまにか妹が女王になってた件

って感じですね・・・ええ・・・同じものが2つあるのは・・・うん間違ってない
5個とか10個でもいいよね・・・きっと・・・

前回の一件で過去の真相・・・1000年前の真相が明らかになり
『剣刻』『占刻』『円卓の騎士』、そして『罪禍』『皇禍』の秘密も明らかになり
改めて『剣刻戦争』の終結を誓ったヒース

前々回で裏で暗躍していたクラウンも倒した事で残る敵は
国をルチルに託しやすくするために前王と結託してあえて悪役を演じていたはずが
何故かその国王を殺して姿を消した王国最強の騎士であるヒネーテだけであり
どうなるのかな・・・と思っていたんですが・・・

最強の騎士の最強っぷりがわかってなかった

と読んでて思いましたね・・・

なにこのチート騎士・・・でも格好よすぎ・・・

前王を殺してしまったのはクラウンの策略によるものであり、その時にクラウン
呪いの様なものを受けてしまって徐々に理性を失いながらも
予知の力を持つ『剣刻』の力で見た未来・・・剣が”ある少女”を貫く未来を実現しようと
動き・・・『罪禍』と人間の橋渡しとしてエステルが呼び・・・
乱暴ではあるけど根が素直な性格ゆえに人間たちとうまくいきかけていたフランを襲い
その力を奪い・・・さらに同じように呪いを受けていたらしいエリナも襲い力を奪い
そしてルチルまで狙い・・・

あれ?もうこれ駄目じゃね?

って感じで・・・それでも戦いの中で最後の理性で呟いた言葉を信じて
王都で彼を向かい合った結果・・・

エステルが彼の剣で貫かれる

という結果に・・・みんなが一番注意していたのはマーリンの生まれ変わりかもしれない
ルチルマーリンと同じように命を落とすことであり、
ルチル自身もマーリンの死がトーマス達のその後を歪めてしまったからこそ
自分は死ねないと注意していたんだけど・・・ここにきて

銀乙女

って言葉がマーリンの色を指すように・・・同じ色をまとうエステルも指し示していて
彼女が貫かれる事になり・・・って展開になって

え?もしかして悲劇系なの!?

ってかなり心配になりましたね・・・
この時点でフランは魔力が消滅して死亡・・・って感じでしたから。

エリナも瀕死で・・・さらに戦いの中で彼に『剣刻』のほとんどを奪われ
五段突きまで進化させたヒースの力も怪物並みの再生能力でなんとかして・・・と
かなり絶望的な事態・・・だけど

ルチルやっぱりスゲー

って事でヒースを叱咤激励して・・・自分の力の全てを込めた『聖槍の騎士』
ヒースに託して・・・信頼関係がもう凄い事になってますからね
ここからはまさに

1対1の決闘!

って感じでヒースヒネーテがお互いの技術の限りを尽くし戦い
最後には殴りあいまでして・・・それでも最後はヒースの槍が彼を貫き終了
さすが・・・って感じだったんですが・・・

本当に称えられるべきはヒネーテ

でしたね・・・本当に・・・この人はとことんまで騎士だったわけですね・・・
彼は自分に埋め込まれた呪いを理解して・・・でもエステルが貫かれる未来が
一体誰に貫かれるかわからず・・・でも今の状況じゃ誰にも伝えられる
事情を察してくれそうなルチル達と接触してエステルとであって
それが引き金になっても困るって事でずっと隠れていたけど・・・
クラウンの消滅で少し症状が治まり、そしてルチル達も安全になった
だからこそ

自分が殺さないように貫こう

そうする事で予知を実現させつつ、エステルの命を救おうと決意し
さらに自分と同じような呪いをクラウンから受けているらしいエリナ
そして元々『魔神』によって呪われている血族である『皇禍』であるフラン
さらには莫大な呪いを受けているがゆえに強大な『魔王』であるエステル
それらを全て『毒』『剣刻』・・・かつてマーリン『魔神』の力を
反転させる事で封じたその力を使うことで呪いだけを消し去ろうとしたってのが真相

順番に襲ったのは力を得てエステルと戦えるだけの力を蓄えるため

どんだけ頑張ってんの・・・この人・・

相手の力を奪えるけどその分、相手に与えた痛みも受け入れてしまうという
副作用を受けながらも最終的には救うために行動していたわけですからね・・・
ただそんな滅私奉公な騎士である彼ももう1つの騎士の性には勝てず

ヒースと本気で戦ってみたい

って想いを消し去る事ができなかったからエステルの呪いを消し・・・
攻撃自体は急所を完全に外した事を伝えずにヒースと戦い
彼の強さと覚悟を試したのは・・・やっぱり彼も人間だったって事なんですかね。

ヒースヒネーテの戦いを見ていた多くの兵士は事情は知らなくても
二人に拍手を送り・・・そしてヒネーテは自分の覚悟を全て理解してくれた
ヒースの中で未来を託して息絶える・・・とか・・・

散り際も格好いいじゃないか・・・

って感じでした・・・『剣刻戦争』さえなければヒース達は出会えなかったわけだけど
これさえなければ・・・ヒネーテは英雄として名を残せたんじゃないかとも思うと
色々と切なくなってきますね・・・

そしてこの後はヒネーテが集めた12個の『剣刻』から復活した『魔神』との戦い
ヒネーテとの戦いでボロボロだけど意識を取り戻したエリナフラン
カタリーナも駆けつけ・・・仲間達と共に総力戦って感じで
規模も敵の強さもヒネーテと比べると強い・・・んですが

敵としては1枚・・・いや数え切れないほど落ちる

そんな相手でしたね・・・『魔神』
展開的には

燃える展開、キタ―――(゚∀゚)―――― !!

って感じで大満足なんですが唯一不足してたのがラスボスの格でしょうか・・・
ヒネーテが逆に凄すぎてしまったせいかなんかこう・・・

ああ、うん強いね、うん・・・力は

という印象が拭えませんでした・・・まぁここにきて相手が信念を持ち
事情があってとかそういうのだったら展開的におかしいし
ある意味で疑心暗鬼が続き混乱した国で起きた事件の元凶が
これだったってのは・・・ある意味では相応しい敵だったのかもって感じもありますね。

特別だけど単純な力を求めたヒトの成れの果て

だったわけですからね・・・
そしてその企みを打ち破ったのが普通の特別ではないトーマスヒースだったってのは
皮肉でしたね・・・相手は最後までそれを認めようとせずにいましたが
明らかにそれが敗因でしたからね・・・目障りだとは思っていても
優先して排除しようとはしてませんでしたから・・・

まぁそこらへんは1000年前の時点でサクヤが罠を張っていたようなもので
マーリンと同じ色を持つエステルこそを敵が気にするようになってたわけですが

ただ・・・戦いの中で起きた事はちょっと凄かったですね

エステルが一度『魔神』の中に取り込まれたけど・・・マーリンの力が彼女を守り
そしてエステルに追いすがる『魔神』の力を『魔神』が吸収した『剣刻』
かつての所有者たちの意識のようなものがさえぎってエステルを守り
最後はエステルの中にあったサクヤの魂のようなものがマーリンと共に消え

そして外ではみんながボロボロになりながら苦戦しているのをみて
マナルチルの持つ『円卓の騎士』を全て借り受け発動

オイ、妹よ!?どこまで天才なの!?

って驚くのもつかの間・・・エステルの解放と共に『魔神』の汚染を逃れた
12の『剣刻』も解放され・・・その全てがマナへ・・・

いや、どうなってんのソレ!?

マーリンが1000年前に生み出した『円卓の剣刻』
それには敵に利用され死んだ所有者たちの技と意思が宿っていた
だけど1000年後の今はそれが『剣刻』『円卓の騎士』に別れてしまっていた
ってのが真相だったみたい

そして今の『剣刻』に宿っていたのは以前の所有者の意志であり
ヒースはずっとギャレットに守られていた・・・とか・・・燃える・・・

マナ『剣刻』ヒース達にわけ、フランカタリーナも1つずつ受け取り
シルヴィエステルの助けを借りて1000年前のイリア並の『楔』を発動し

あとはみんなでフルボッコ

うん・・・なんか哀れに思えてきた・・・その状況下でもエステルに憎しみを向け
彼女を殺そうとするもラストはヒースに撃ち貫かれたわけで・・・
なんかもう・・・本当にヒネーテと比べると格下って感じでしたね
まがりなりにも『魔神』を名乗ってたのに・・・っていうかあれですね・・・

ヒースの女性関係で明確にヒースより弱いのってシルヴィだけっていう
なんか凄い状況な気がするよね・・・マナがいつのまにか最強クラスになってる
元々天才的だったけど今回のでさらにぶっ飛んだ感じでした・・・
考えてみたらトーマスの血筋にマーリンと同じ力が宿った感じなんだよね・・・
そりゃ凄いよね・・・・

こんな感じで一件落着。エステル達の呪い・・・『罪禍』『皇禍』となってしまった原因である
魔力は失われ・・・といっても全部ではないみたいだけど人に戻った感じ
ただ種として『罪禍』に生まれた存在はそのままなのでエステル『魔王』って立場は
変わらないみたい。それでも1000年前から続く呪いは解かれてめでたしめでたし・・・って終わりでした

そしてあと1つの問題点・・・

ヒースの女性関係

なんですが・・・まぁ↑で書いたとおり

bakuhatu.png

これで全部あらわせられるんですけどね・・・

ルチルとはキスを交わしてお互いの想いを伝え合い・・・

『今日、わたしの仕事は全部終わらせたの・・・』

って感じになったり・・・エステルに会いに行って『好きだ』と伝えて

思わず押し倒して一線を越えそうになったり

エリナをきちんと異性として意識していると伝えて護ると誓い

そのお礼だとキスをされたり

『シュタインボック』を失ったヒースに自身の『シュティーア』を託したシルヴィ

ほっぺにキスをされたり

なんか無自覚にカタリーナを口説いたり・・・と

も げ ろ

って感じでしたね・・・ええ・・・ただもう複数の女の子を愛するって覚悟は決めたみたいで
一度覚悟を決めてしまったせいなのかヒースもきっちりと想いを伝えてましたね
シルヴィのほっぺにキスが限界なのも笑いましたが・・・ほかの3人は口だったし

エピローグでは魔力が消えて混乱する北の国を平定するエステルヒースは付いていき
『円卓の剣刻』を全て得て『賢者の刻印』を得たマナが建国王の血筋と知れて
女王となり・・・ルチルは救国の英雄って意味でも国を離れなくて1年経って
悶々としていた所に南の国の『魔王』となったエリナからの救援要請が来て準備してたら

ウェディングドレスを用意してヒースが迎えに来る

っていう・・・ハッピーエンドで終了。
おそろいのドレスを着たエステルもいて・・・ようやく3人が望んだ形で一緒にいられそうな感じ
救援を呼んだ当人であるエリナと女王なのにちゃっかり一緒に付いてきてるマナ
そしてそのメンバーに忘れられて置いていかれそうになり涙目のシルヴィ

最後までシルヴィは残念可愛いなぁ・・・


って感じで終わりました・・・ってかやっぱあれだ

ヒース、もげて爆散しろ!

ちなみに『賢者の刻印』を得たマナは1回しか使えないその効果で
『統一言語』という魔術を生み出し、人以外とも会話できるようにしたみたい。
それのおかげで異形の『罪禍』とも交流できるようになったみたいで

理想的なドラゴンボールゲフンゲフン『賢者の刻印』の使い方でしたね・・・有能すぎる

なにはともあれこれにて完結・・・

面白かったです!

作者さんにはお疲れ様でしたって感じですね・・・まぁ6月には新シリーズである
『赫竜王の盟約騎士』という作品が同じ絵師さんとのペアで発売されるんですけどね・・・
そっちも楽しみに待とうかと思います。まぁもう一ヶ月ありませんけどね。

最後に一文。

ヒースのセリフ

『シュタインボック』を失って今なら戦わず引き返す道があるかもしれない
それでも戦うのか?とシルヴィに覚悟を試されたときの言葉

ヒースって基本ヘタレなのにどうして戦闘でも・・・そして恋愛でも
覚悟を決めてしまうとここまで凄まじいんだろうかって感じのセリフでした爆発しろ

「俺の女が傷つけられて、俺の女たちが戦ってる。

 俺が戦わなくて、誰が戦うっていうんだ」


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