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聖煉の剣姫(ソーディア)と墜ちた竜の帝国

あらすじ

魔王が60年周期で赤い月からやってくる。

人間と竜、妖精、そしてエルフやドワーフといった多種多様な種族は、
強大なちからを持つ竜を中心に戦い、都度、魔王を討ち果たした。しかし60年前、
魔王は現れず、共通の敵を失った人々は互いに争い、いくつもの国が滅びた。

それから60年。
豊かな自然に囲まれた辺境の町に住む狩人の少年グレイのもとに、
浮遊機動島ネクサス・シティにある賢者の学院から一人の少女が現れた。

少女の名はアリシア。賢者の学院に留学したグレイの妹フィーネが失踪したこと、
各地に伝わる遺跡や聖遺物を彼女が破壊している疑いがあり真偽を問うべく、
フィーネを追いこの地にやってきたという。

魔の森、その奥深くにある遺跡へ向かったというフィーネを追い、
アリシアとともに旅立ったグレイは、かつてないほど殺気立つ魔物の群れ、
そして自らの血に隠された秘密を知る―
アリシアとグレイを待つ運命とは、そして赤い月からやってくる魔王とは―

感想

一迅社文庫の2014年6月の新刊で新シリーズ
『銀閃の戦乙女と封門の姫』の作者さんの新作ですね。

イラストレーターさんも同じコンビの作品になってます
そしてなんか今までの他の作品と繋がりそうなダンジョンがあったりする世界が舞台で
そこらへんもちょっと気になるところ

今回の話は主人公とヒロイン達が出会い、そして物語が動き始めるための
導入部分って感じの話になってましたね・・・
なので感想は短めでいこうかと

世界観は典型的なファンタジー世界で魔法が存在して
魔物が存在する・・・そんな世界であり、
ここらへんは『銀閃の戦乙女と封門の姫』の亜世界と変わらない感じかな?
妖精とか小人族とかもいるみたいだし・・・

そして主人公であるグレイは一応男爵位を持っているけど
街の外壁の外にある元は砦だという屋敷に住む青年であり
その地域では

  ペ イ ル ラ イ ダ ー
『死を呼ぶ狩人』

と呼ばれる一番腕のいい狩人で普通の狩人ならそうそう手がでない
魔物すら狩ってしまうくらいの凄腕

そんな彼を訪ねて魔術を習うために留学中である妹・フィーネ
友人であるアリシアウェンディとその他がやってきて
フィーネが各地で破壊活動をしている疑いがあり
アリシアウェンディはその疑いを晴らそうとしている・・・って感じで話が始まり

そんな中で3人が徐々に仲良くなっていく感じ
ただしグレイ

重度のシスコン

であり・・・フィーネグレイの文句を言っていた・・・とか聞くだけで凹み
褒めていたって聞くだけでテンション上がるくらいシスコン

妹が犯人かどうかわからないが何かしでかしたらしい・・・

よし、助けよう

ってくらいシスコン・・・なんかもう・・・シスコン
妹に男の影があるなら始末する気満々だったりするしね・・・

ただこれ以外にもグレイはちょっと特殊・・・というか・・・なんていうか

達観している

って感じであり今の生活に満足しているのでそれ以上は望まない
唯一気になるのは留学している妹の事くらいであり
生活はフィーネが留学前に言い含めていたからある程度は街の人と交流を持ち
親の代から知り合いである領主からの依頼を受けて森で迷った人や
グレイくらいしか取りにいけない貴重な素材を取りに行ったり
新人狩人が魔物に襲われているのを助けたりするけど・・・
それでも完全に今の生活で完結してしまっていて

先を目指す

って感じが全然ない感じの主人公でしたね・・・まぁ今回が導入であり
グレイはその結果、先を目指さざるを得なくなり今までの完結した世界の外へ
踏み出していくことになる・・・ってのが今回の話なんですけどね。

その切欠となった今回の事件の関わるのが

魔王とドラゴン

この世界には60年ごとに月から『魔王』が侵攻してきて
それに対して人間と竜の連合軍が対処にあたる・・・って感じだったらしいんだけど
60年前に『魔王』は現れず・・・20年前に突如竜の帝国が滅んで
国があった浮遊島は墜落・・・今ではダンジョンになっていて・・・

『魔王』とは関係なく月から降り注ぐ光で動物が魔物化したりするにも関わらず
国によっては『魔王』の存在を否定して国同士の争いをしているところもあり
アリシアはそんな『魔王』を否定する国の王女でありながら『魔王』に対する切り札である
『聖女』の紋章がその身に浮かんだために厄介者扱いされたり暗殺されそうになったりして
結果的にフィーネが留学している『賢者の学院』に厄介払いされたらしく
出自のせいで・・・学院では『魔王』の実在を長命種である長老とかが体験として知っていて
現れたときに対抗する技術を教えているので彼女の存在は色々と複雑って事らしく
そんな事を気にしないで友達になってくれたフィーネに対しては

最初の友達 (´;ω;`)ブワッ

って事でちょっと凄い執着というか信頼というか大好きオーラというか・・・そういうのがあって
ウィンディも錬金術の実験で家を無くした彼女をフィーネが拾ってきて仲間にしたみたいで
彼女からも慕われている感じであり・・・

お前らみんなフィーネ大好きだな・・・

って感じになってますね・・・変な意味で彼らを繋いでいるのがフィーネの存在であるっていう
その中心がいないで話が進むってのがちょっと興味深かった感じでした。

そんな状況下でアリシアグレイが他のメンバーと離ればなれになり
なんとかフィーネがいるらしいって遺跡に辿り着いたら・・・

魔人の暗躍、魔王復活!

と・・・なんか凄い状況に・・・60年前に実は侵攻していた『魔王』
その時の配下からの進言で今回も負けるから自らを封印して
60年後に『魔王』2人がかりで・・・って作戦だったみたいで
6つに肉体を分けて封印し、その時に人間を何人か魔物化・・・魔人としていて
それが新しい『魔王』の到来を予期して動き出してフィーネを探す部隊に紛れ込み
どうやらフィーネが各地の封印された魔王の肉体を倒して回っているって事もあって

フィーネを誘い出す&『魔王』復活

の二段重ねの作戦が今回のものだったらしくてアリシアとかウェンディ、そしてグレイ
フィーネを誘き出しやすくするための餌だった・・・って展開だったわけですが

なんか・・・新鮮だ・・・

『魔王』にかぎらず悪役って何故かこう・・・1人に拘る奴が多い気がするんですよね
そして上層部もそれを認めている感じが・・・

特撮作品とかで敵が組織として存在していながら主人公たちを倒しに来るのは1体
多くて数体とかであり大勢でってものは後半の総力戦とかしかない
なのに自分と同格の存在である『魔王』が来るのを待った上で
一緒に・・・って発想はちょっと珍しい感じです・・・ってか

それこそ正常な判断だよ!?

って感じなんですけどね・・・毎回60年ごとに負けてるのに今回は勝てるだろって
毎回思ってるのがおかしいわけで・・・なんかこういう発想した敵がスゲーって感じ
まぁ敵であるいじょうは失敗するんだろうけど・・・・60年待った『魔王』
肉体を6分割までして自分で封印してたのにな・・・先を考えると悲惨かも・・・

復活した魔王・・・の欠片との戦いは激戦であり、フィーネが助けに駆けつけ
竜の血を引いてたらしいフィーネは母親の形見の剣を使って巨大な力を使ってたけど
魔人や魔物を喰らって肉体を再生しはじめた欠片に苦戦

ここで主人公か・・・

フィーネが竜の血を引いていて・・・グレイフィーネは実の兄妹
つまり主人公も同じであり・・・それどころか子供の頃に覚醒して力が大きすぎたせいで
死にかけて封印した・・・ってくらいのものだったらしく

真のチートは妹じゃなく兄か!

って事でその力を解放したグレイ『聖女』の力で制御を手伝ったアリシアの協力で
なんとか勝利だけど・・・まだまだどっちも力が安定してるって感じではないですね。

そしてこの事件を経てグレイは自分の出自・・・おそらく竜であったと思われる
母親の事や自分の事を知るために故郷をでて外の世界へ・・・って事に。

自己完結していて友人といえばほとんどの人が目視できない
『妖精』たちであり・・・グレイをずっと助けてくれていたスキーミーとかくらいであり
森の中の戦いなら一流も一流だけどダンジョンとかは慣れてないって感じだから
これからグレイが学ばなければならないことは多そうだし

アリシアの祖国にも魔人が入り込んでいて・・・フィーネはそれを知り
アリシアがピンチの時は必ず助けに来ると約束してまた姿を消した・・・

グレイは自分の事を知るためにアリシアたちと共に『賢者の学院』へ・・・ってところで終わり
フィーネスキーミーが2人して盛んに

グレイとアリシアをくっつけたがる

って部分もちょっと面白かったかも・・・前作は義妹がめっちゃ嫉妬しまくって
主人公はもう将来の嫁2人が決まってるようなもんだったけど
今回は主人公とメインヒロインをくっつけようと実妹と親友がプッシュしてるって感じ

一応、どっちも好ましくは思っているみたいだけど・・・まだまだ恋愛って感じではないし
ウェンディはそこそこグレイに懐いてるけどまだまだ交流が足りないし
ちょっとお馬鹿で残念っぽい・・・今回はお留守番だった
アリシアたちの仲間(一応)であるスリン(別の国の王女)とかとの交流も
今後どうなるかわからんし楽しみかも・・・

主人公は技術って部分ではすでに極めている感じもあるんだけど
そこに今回目覚めた力・・・その制御が完璧になったらどうなるんだろうか・・・
実妹は最後までヒロインレースに参戦しないのかとか・・・色々と気になるので
そういう意味でも続きが楽しみ

そして今回も変なところに笑えるネタがあって面白かった
途中登場したユニコーンが乙女であるアリシアに懐くんだけど・・・

それ完全に襲おうとしてるだろ(性的に)!?

とか殴れれても喜ぶとか

変態だろ!?

って所とか笑った・・・ユニコーンの神聖なイメージどこいった・・・
それ馬のイメージを変な方向に膨らませた別のエロ生物じゃねーかって感じでしたね。

あと色々と便利な装備とかアイテム作ってるみたいなウェンディ
だけど作中で自宅を爆破してしまったという前科が暴露されてる・・・
今回の爆発担当はコイツか・・・

小さい人×物づくり=爆破

なのか・・・この作者さんの作品は・・・
いや、あの妖精族とくらべたら大人しめだけどね・・・

最後に一文。

グレイアリシアのセリフ

今回のラスト・・・月から光が降り注ぎ・・・いつもの動物を魔物化させるだけのものでなく
アリシアの紋章が強く反応した・・・それに対しての2人の会話

よくすでに脅威にさらされていて・・・って世界の物語は見かけるけど
まさに今・・・現れたってのはなんか珍しい感じもするなぁ・・・ってことでコレ

「来るのか」

「いいえ」

「来たのよ」

「魔王が、降りてきた」


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