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修理屋さん家の破壊神

あらすじ

祇良堂ちず。弐地高校に通う記憶喪失の家出娘。
そして・・・・・・

「おい、祇良堂。今度は何を壊したんだ」

「ぎっくう」

清楚な見た目とは裏腹に、
図々しくて面倒くさがりな彼女が"うっかり"モノを壊してしまうと、
なぜか世界の法則そのものが壊れてしまうのだった。

世界を修理することができるのは、
壊れた法則の「外」にいることができる少年・類だけで──。

「直しに行くから、何を壊したか白状しろ」

「教えてほしかったら、私を甘やかしてくださいよ。ほらほら」

「・・・・・・お前なぁ」

これは、苦労人の修理屋さんと可憐で俗っぽい破壊神(?)の
騒がしい日常を綴った物語である。

感想

『ゾディアック・ウィッチーズ』の作者さんの新作
内容的には別レーベルの『アネモイ』シリーズっぽい不思議な感じの作品になってますね。

なんとなく・・・で買ったんですがなんでしょうか・・・こう・・・

なんか・・・いい・・・

って感じの作品でしたね。
個人的にこれは当たりだって思える作品でした。

さて・・・内容は見た目は清楚なお嬢様なのにうっかり物を壊してしまうという少女ちず・・・
実はかなりものぐさで・・・ぞくにいう

働きたくないでござる

な感じの女の子で・・・なんか色々と雑なのでついつい何かを壊しちゃう
決して意図的なものではないけど、ちゃんと横着せずに行動すれば
防げるのにめんどうだから・・・と行動した結果・・・何かを壊してしまう・・・と・・・

連鎖して世界の常識・法則・概念が壊れる

トイレの鏡を割ったら人々は自分の顔を忘れてしまい

体重計を壊したら重力がなくなり

張り出された成績一覧が破ければ載ってなかった彼女が基準になる


め・・・迷惑ってレベルじゃねー!?

といった具合にその瞬間から徐々に・・・感染していくがごとく
それこそが常識であり最初からそういう世界だった・・・って認識になってしまい
大変なことになってしまう事に

ちずが基準になったのは名前を書き忘れて成績表に載らなかった事こそが素晴らしく
点数を付けてみたら48点でそれこそが至高

それより低くても高くても駄目であり、ちずが基準であるために
ものぐさである事がなによりもいいとされる世界になってしまったりします

なんだこの凄まじい世界改変能力は・・・

って感じなんですが一応は・・・意図的に壊しても無駄って救済措置はあるみたい
つまりちずが意図的に何かを壊して世界を改変してしまう事はない。

だからなんだよ

レベルの大事件なんですけどね・・・そして主人公であるは何よりも修理が好き・・・
というか壊れているものをみると我慢できない少年であり、
彼がそのもはや趣味とも言える練度で行う修理でちずが壊したものを直すと
一緒に世界も直る・・・どういう理屈かわからないけどその事実ゆえに
だけは世界改変の影響を受けない・・・という二人の物語

”類”が『修理屋』で”ちず”が『破壊神』

って事になってるわけですね・・・その他にもの幼馴染である
ユーという綽名の少女・・・生徒会長で天才的頭脳を持ちつつも
世界に飽きてしまった結果、引きこもりになり・・・さらに中二病を拗らせて
アニャトと名乗るユーの姉が主要メンバー

うん・・・あれだ・・・

美少女ばっかじゃねーか、爆発しろ類!

と言ってもいいな・・・うん・・・
一応、この2人にはちずの事情は話してあり、世界改変でユーもおかしくなるけど
改変後は記憶があいまいになるけど、聞いている分、

ああ、なんかあったのか・・・

って察して話を聞いてくれるしアニャト先輩に至っては世界改変で
常識が変わっているにも関わらず自分すら俯瞰的に見ちゃう中二病の裏・・・

自分、これ痛いなー

ってわかっていてあえて治さないタイプのほうなので大丈夫って事らしい

いや、マテ・・・それで済ませていいのか!?

他にもは理事長だった祖母が亡くなり、高校生でありながら
学園の理事長職を実は引き継いでいたり・・・両親は祖母に預けたまま会いにこなかったり
仕事に関しては祖母に仕えていた秘書の人(見た目幼い)がいたりと・・・かなり特殊な状況であり
アニャト先輩は引きこもってからとだけ・・・チャットを通して会話をするだけであり
現在は特にちずに関する話を聞くのが楽しみって状況だったりと・・・
何気に

ちょっと人間関係が重い

感じもある環境下での話ですね・・・まぁアニャト先輩も全然気にしてないんですが
アニャト先輩をどうにか引っ張り出せないだろうか・・・・と唯一の窓口として
頑張ってはいるみたいなんですけどね・・・その根底にあるのは

あー、こいつ惚れてんのね

ってバレバレの感情だしね・・・そしてユーユーで姉の引きこもりが原因で
仕事が停滞している生徒会の仕事に対する申し訳なさや
が姉に話をする時に少しでも面白くなるようにと本来の性格を
努力・・・というか無理して変えて明るく元気なキャラを見せていて・・・
その一方で・・・彼女は彼女でに・・・ってのが見える感じで・・・

幼馴染の姉妹と主人公

という絶妙な関係が展開されているところに・・・

破壊神

であるちずが加わって・・・色々起こるわけですね。
結果的に見ると今回起こった事件はちずの存在に関するもの

記憶喪失であり、記録はあるのに誰も覚えてない
記録のある実家でも彼女の存在はない


という状況が彼女が無意識に自身のプロフィールを破壊してしまった事で
彼女という存在が消滅しかかっている状況なのではないか・・・って事から始まり
彼女がはるか昔から存在する神であり・・・それに飽きてしまい
それでも能力はなくなってなくて無意識に壊してしまっていて・・・って事で
それに気づいたのような人々が対抗するために組織を作ったり
その組織が個人を特別視して彼に対する干渉を抑えようとしているいまなら
ちずを殺せる・・・とか考えて動き出したり・・・と凄い展開になったんですが・・・

ちずが扉を壊していた事の副作用

の結果であり・・・ちょうど破壊されたときにその場にいた人間の心の内面で
抱えていた悩みとか葛藤が具現化して事件の中心人物となり
その相手の立場がにとってとても自然だったために彼すら世界改変の影響を受けていて
気づかずに事件に巻き込まれ・・・その対応に追われ・・・
最終的にちずを助けるために大立ち回りをしてなんか格好いいセリフまで飛び出し
何気に無理を続けていたらしいちずの涙まで引き出したのに・・・

扉を直したら解決した

というかぶっちゃけ事件の原因は全部ちずだった・・・という・・・
笑うしかない状況だったわけですが・・・読んでいた人間として言いたいことは

やっぱり類が爆発しろ!

でしょうかね・・・ええ・・・
ユーが実は副会長であり・・・姉であるアニャト先輩が登校せず仕事もしないので
その負担が全て彼女に行ってるけど姉の責任だからそれを全部こなし
一方で↑で書いたようにを通じて姉に話題を提供するために
本来は眼鏡をつけて凄い生真面目な性格なのに明るくて楽しい性格で
生活していたユー・・・明らかに無理していたのが
ちずが扉を破壊して心の内側と外側の境界が壊れて
彼女の内面・・・本質が具現化して『譲(ゆずり)』という副会長になり
彼女本来の性格で行動していたわけであり・・・にとっては
その姿もまたユー本来の姿であるから自然と受け入れてしまっていた・・・って事みたい
ちなみに『譲(ゆずり)』ユーというあだ名の元となった彼女の苗字らしい・・・

そして副会長職から解放されたユーのほうはたちと放課後を
楽しく過ごしていたわけで・・・それもまた彼女の望み

つまり

類と一緒に日常を楽しみたかった

わけで・・・事件終結後にこの経験からユーをねぎらったに対して
とても嬉しそうな態度を見せていたわけで・・・

ああ・・・うん・・・惚れてるのね

ってバレバレな感じでした・・・女性を感じさせないキャラって紹介されてたけど
この瞬間は完全に

恋する乙女

でしたしね・・・その一方では常に気にするほど・・・わかりやすいくらいに
アニャト先輩が好きであり・・・ユーはそれゆえに遠慮してしまってる部分があったりと・・・

姉妹とその幼馴染の三角関係

という・・・なんかもう絶妙なバランスになっているわけなんですが
今回の一件でが頑張ってしまったがゆえに・・・
元から記憶もなくなにかを壊すと世界を壊してしまうことで
自分自身に恐怖を感じていたちずに対して
普通に怒って普通に対応して・・・そして学校に寝泊りしているちず
理事長としてでていけ・・・と言いながらも強制はしなかった
好意を抱いていたのに・・・今回の頑張りで完全に惚れてしまったらしく

三角関係に突入・・・四角関係に

ってところで終了。
が彼女の壊した世界を直せるのは何か『特別』であるみたいだけど
それの正確な条件というか何故か・・・ってのは謎のままでしたね。
まぁ単純に好意のせい・・・とは思えないなにかがあるのかも・・・

こんな感じで一応、話は続けることはできるし・・・
シリーズ化してくれると嬉しいんですがさて・・・どうなんだろうか・・・

これだけでも完結していると言えなくもないわけで・・・どうなんだろうか・・・
続編出るなら即買うんですが・・・とりあえず楽しみにしておこう

まぁ三角関係だの四角関係だと言ってもアニャト先輩をどう思ってるかわからない
ただ彼女にとっても唯一外と繋がってる相手としては特別みたいだし
この恋模様もどうなるのか気になるので・・・やっぱり続きがほしいな・・・

というかアニャト先輩とかユーとか・・・本名知りたいぜ・・・
本名わかるヒロインが記憶喪失なちずだけってどういうこった・・・

最後に一文。

ユーのセリフ

キャラ紹介に中性的な雰囲気の女の子って書いてあり
も作中で異性を感じない・・・尊敬する親友扱いしているんだけど
が終盤・・・彼女を・・・ユーが無理していることに気づいて
その原因・・・アニャト先輩の引きこもりをどうにかしようと一層頑張ると誓い
が自分の苦労を・・・気持ちをわかってくれたってわかった時のセリフ

なにげにクリティカルヒットをくらった気分だった・・・どこか中性的だよ・・・
頬を染めてこんなセリフとか・・・惚れるわ!!

「・・・でも、ルイがわかってくれて嬉しいな」

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アニャト先輩の類に対する感情は明言こそ無かったけど名前の由来を考えるときまりじゃないかなー。
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